JPH0526617Y2 - - Google Patents

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JPH0526617Y2
JPH0526617Y2 JP9582889U JP9582889U JPH0526617Y2 JP H0526617 Y2 JPH0526617 Y2 JP H0526617Y2 JP 9582889 U JP9582889 U JP 9582889U JP 9582889 U JP9582889 U JP 9582889U JP H0526617 Y2 JPH0526617 Y2 JP H0526617Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、一面を黒板、他面を掲示板、又は一面
を黒板、他面を映写スクリーン等に形成した両面
使用板を固定壁、間仕切パネル壁等の壁面に支持
する支持装置に関する。
(従来の技術) 従来、講習会等の教室において、一面を黒板
に、他面を磁石吸着板の掲示板にそれぞれ形成し
てなる両面使用板を架台に回転自在に支持させ、
一面を使用後他面を使用するときは板を180度回
転させるようにした回転式架台つき両面使用板が
一般に用いられている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この従来の回転式架台つき両面使用板
は、黒板にチヨークで文字を書く際黒板が振動し
て書きにくい欠点があり、これを改善すべく架台
を大型にすると、架台部分が出張つて歩行の障害
となる難点を招くこととなり、これに対する有効
な対策が要望されていた。
本案は、上記の要望に応えることを課題とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を達成する手段として、本案は、両面
使用板の壁面支持装置を提案するものであつて、
その構成は、 壁面に両面使用板を出し入れ自在に収納する収
納凹部を形成し、 上記収納凹部内の左右両側部に該収納凹部内か
ら前方へ進退自在のリンク機構をそれぞれ設け、
該左右のリンク機構の前端部に上記両面使用板の
左右両側部をそれぞれ回転自在に支持させ、 上記進退リンク機構の前端部は、上記両面使用
板が回転可能となる前方位置まで前進可能であ
る、ことを特徴とする。以下図面を参照して本案
の実施例について説明する。
(実施例) 第1図において、間仕切パネル1……を接続し
て形成されたパネル壁Wの壁面に矩形の両面使用
板収納凹部2を形成し、この収納凹部2内の左右
両側部に、進退リンク機構4,4を取付け、両リ
ンク機構4,4の前端部に矩形の両面使用板5の
左右両側部を回転自在に支持させてある。
本例の進退リンク機構4,4は6リンク連鎖で
あつて、第2図示のように上記収納凹部2の内側
面を固定後部リンクとして、その中央部に同長の
リンク6,6の各一端を互に適宜上下間隔をあけ
てピン7,7により回転自在に支持すると共に、
両リンク6,6の他端に上記リンク6と同長のリ
ンク8,8の各一端をピン9,9により回転自在
に連結し、両リンク8,8の他端を前部リンク1
0に、上記ピン7,7の間隔と等しい間隔をあけ
て、ピン11,11により回転自在に連結して連
鎖を形成し、このような左右のリンク機構4,4
の前部リンク10,10の中間部に固定したピン
12,12に、上記両面使用板5の左右側面中間
部をそれぞれ回転自在に支持させてある。13は
上記前部リンク10の外側面に固定した台形状の
角度規制板で、両面使用板5を収納凹部2から回
転可能となる前方位置まで引き出したとき、なお
リンク6,8,6,8がピン9,9の点で屈曲状
態を維持するように、リンク8,8のピン11,
11についての回転を台形斜辺14,14で規制
する。
なお、上記収納凹部2の上、下端部にロツク装
置15,15をそれぞれ設け、そのハンドル16
の回し操作によりロツク爪17を、収納された両
面使用板5の上、下端面の係止溝に係脱させるよ
うにし、係合時には該板5を収納凹部2内にロツ
クする。
本例の両面使用板5は、一面を黒板に、他面を
磁石吸着用鋼板からなる掲示板としてある。
使用において、第1,2図示のように黒板を前
面にして前方に引き出されている両面使用板5を
黒板として使用する場合は、該板5を持つて左右
のリンク機構4,4を案内枠として壁Wがわへ移
動させ、収納凹部2内に収納すると、左右のリン
ク機構4,4がピン9,9の点で屈曲し、上記両
面使用板5と収納凹部2の左右両側面との間に格
納される。収納後ロツク装置15,15で両面使
用板5をロツクし、その状態で板5前面の黒板を
使用する。黒板は収納凹部2内に保持されるか
ら、振動が少なく、書き易い。
裏面の掲示板を使用する場合は、ロツク装置1
5,15を外し、両面使用板5を持つて左右のリ
ンク機構4,4を案内枠として前方へ引き出す
と、リンク機構4,4がピン9,9点の屈曲角度
を開きつつ前方へ進出していき、角度規制板13
の斜辺に両リンク8,8が当接してそれ以上の角
度開きが不能になつたら、板5をピン12,12
について180度回転させて掲示板を前面に向け、
次に前述と同様に両面使用板5を収納凹部2内に
収納し、掲示板として使用する。掲示板は振動が
少なく、掲示作業が確実に行える。
第3図の他の実施例は、平行運動リンク機構か
らなる進退リンク機構4a,4aを使用した例
で、両面使用板収納凹部2aの内底面の上下中間
部に、該収納凹部2aより上下幅が狹く且つ左右
幅の等しい補助凹部20aを凹設してあり、進退
リンク機構4a,4aは、それぞれ中央位置でピ
ン23aにより交差連結された1組の同長リンク
21a,22aの2組をリンク先端においてピン
24a,25aにより伸縮自在のパンタグラフ状
に連結し、このパンタグラフの伸縮方向の一端が
わのリンク21a,22a先端を、一方の平行バ
ー26aに対し、リンク21a先端はバー長手方
向の長溝27aにピン28aにより摺動自在に係
合すると共にリンク22a先端はピン29aによ
り回転自在に連結し、又パンタグラフの伸縮方向
他端がわのリンク22a,21a先端を、他方の
平行バー30aに対し、リンク22a先端はバー
長手方向の長溝31aにピン32aにより摺動自
在に係合すると共にリンク21a先端はピン33
aにより回転自在に連結したもので、その一方の
平行バー30a,30aを上記補助凹部20aの
内側面にネジ34a,34aによりそれぞれ垂直
に固定すると共に、他方の平行バー26a,26
aの中間部に固定したピン12a,12aに上記
両面使用板5aの左右側面中間部をそれぞれ回転
自在に支持させてあり、他の構成は第1,2図と
実質的に同一である。
第4図のさらに他の実施例は、進退リンク機構
4b,4bとして、長いリンク40bの中央位置
に、該リンク40bの2分の1の長さの短いリン
ク41bの一端部をピン42bにより連結し、上
記リンク41bの他端部を両面使用板収納凹部2
bにピン43bにより回転自在に支持すると共
に、上記リンク40bの一端部を、上記収納凹部
2bの下位に連設された補助凹部20bに設けた
垂直長溝44bにピン45bにより摺動自在に係
合してなるスコツトラツセル直線運動リンク機構
を使用し、そのリンク40b,40bの他端部に
ピン12b,12bにより両面使用板5bの左右
両側部を回転自在に支持させ、他の構造は第1,
2図と実質的に同一の例である。
(考案の効果) 本案の両面使用板の壁面支持装置によれば、両
面使用板が壁面の収納凹部内に納められるから、
両面使用板の使用において振動が少なく、使用が
確実になり、しかも出張り部分がないので歩行の
障害となることもなく、又使用面を変更したい場
合は、両面使用板を収納凹部から前方へ引き出し
て回転させることにより容易に行うことができる
利点もあり、実用上きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は両面使用
板を引き出した状態のパネル壁の一部の斜面図、
第2図は第1図の−線一部省略拡大断面図、
第3図は他の実施例の同上拡大断面図、第4図は
さらに他の実施例の略線同上拡大断面図である。 W,Wa,Wb……パネル壁、2,2a,2a
……収納凹部、4,4a,4b……進退リンク機
構、5,5a,5b……両面使用板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁面に両面使用板を出し入れ自在に収納する収
    納凹部を形成し、 上記収納凹部の左右両側部に該収納凹部内から
    前方へ進退自在のリンク機構をそれぞれ設け、該
    左右のリンク機構の前端部に上記両面使用板の左
    右両側部をそれぞれ回転自在に支持させ、 上記進退リンク機構の前端部は、上記両面使用
    板が回転可能となる前方位置まで前進可能であ
    る、 両面使用板の壁面支持装置。
JP9582889U 1989-08-17 1989-08-17 Expired - Lifetime JPH0526617Y2 (ja)

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JP9582889U JPH0526617Y2 (ja) 1989-08-17 1989-08-17

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JP9582889U JPH0526617Y2 (ja) 1989-08-17 1989-08-17

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JPH0335582U JPH0335582U (ja) 1991-04-08
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ID=31645073

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JP9582889U Expired - Lifetime JPH0526617Y2 (ja) 1989-08-17 1989-08-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4547570B2 (ja) * 2005-03-28 2010-09-22 コクヨ株式会社 壁構造体
JP6455814B2 (ja) * 2014-08-29 2019-01-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 映像表示機器取付構造及び映像表示機器取付装置

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JPH0335582U (ja) 1991-04-08

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