JPH05265843A - 入出力独立メモリのアクセス制御方式 - Google Patents

入出力独立メモリのアクセス制御方式

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JPH05265843A
JPH05265843A JP6402292A JP6402292A JPH05265843A JP H05265843 A JPH05265843 A JP H05265843A JP 6402292 A JP6402292 A JP 6402292A JP 6402292 A JP6402292 A JP 6402292A JP H05265843 A JPH05265843 A JP H05265843A
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JP
Japan
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output
input
circuit
memory
access control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6402292A
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English (en)
Inventor
Yuzo Sasaki
雄三 佐々木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05265843A publication Critical patent/JPH05265843A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力が独立したエラスティックメモリ(E
S)等のメモリのアクセス制御に関し、書込および読出
のアクセス制御を確実に行いその入出力動作を保証す
る。 【構成】 入出力独立型のメモリに対して、入力側と出
力側とで位相の比較を行うために位相比較回路2を設
け、この位相比較回路2からの比較結果に基づいて選択
回路4を制御し、遅延回路3からの出力を選択的にメモ
リ1の入力側にに与えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力が独立したエラ
スティックメモリ(ES)等のメモリのアクセス制御に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】装置間でデータ転送を行う場合、一般的
には受信装置側の位相に送信装置側の位相が乗り込むた
めに、データを一次蓄積するためのに書込動作と読込動
作とを同時に行うことの可能なエラスティックメモリ
(ES:エラスティックストア)を用いることが知られ
ている。
【0003】しかし、エラスティックメモリ(ES)は
同一のアドレスに対して読出と書込とを同時に行った場
合にはその動作は保証されなくなる。すなわち、読み出
したデータが書込動作により更新されたものなのか以前
のままのものであるかが不確定となるからである。
【0004】したがって、何らかの同時アクセスを回避
する手段を講じる必要が出てくる。この解決手段とし
て、図2に示すように、たとえばシステムに単一のクロ
ッック供給装置(DCS)を設け、ここからの基準位相
を基にして各装置(同図では第1装置と第2装置)の入
出力タイミングを統一的に制御する技術が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
にクロック供給装置(DCS)を用いた場合において
も、図3に示すように、光ケーブル等を用いて前記クロ
ック供給装置(DCS)に対して対向装置(RT:遠隔
端末)が遠隔位置に設置されている場合、遠隔端末(R
T)から端末装置までの信号の伝播遅延が生じるため、
エラスティックメモリ(ES)(ES)への書込側(W
R)と読出側(RR)の位相変化は不定となり、クロッ
ク供給装置(DCS)による位相管理が不可能となる。
すなわち、伝播遅延があまりにも大きい場合、クロック
供給装置(DCS)に基づく位相差吸収範囲を超えて書
込データの到着が遅れてしまい、結果的にメモリ1に対
する双方向からの同時アクセスが生じてしまう等の問題
を生じていた。
【0006】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、入出力独立型のメモリにおいて書込
および読出のアクセス制御を確実に行いその入出力動作
を保証できる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力独立型
のメモリ1に対して、入力側と出力側とで位相の比較を
行うために位相比較回路2を設け、この位相比較回路2
からの比較結果に基づいて選択回路4を制御し、遅延回
路3からの出力を選択的にメモリ1の入力側にに与える
ようにした。
【0008】
【作用】本発明によれば、図1に示したように入力側と
出力側との位相を常に監視し、両位相が接近した場合に
は選択回路4に対して遅延回路3のより遅い側の遅デー
タ出力をメモリ1に与えるように制御する。
【0009】これによって、長い伝送路を有する遠隔端
末(RT)等のように伝播遅延が大きく、クロック供給
装置(DCS)では位相差を吸収できないような場合に
も、位相の接近による入力側と出力側との同時アクセス
が回避され、メモリ1へのアクセス動作が保証される。
【0010】
【実施例】図4は、本発明のメモリの制御機構を示すブ
ロック図である。同図に示すように、エラスティックメ
モリ(ES)は双方向の一方に書込ポ−ト、他方に読出
ポートを有する入出力独立型のメモリ(1)であり、書
込ポートはフレーム信号を入力するためのWR端子,デ
ータを入力するためのWD端子およびクロックを入力す
るためのWCK端子とで構成され、読出ポートは読出デ
ータの位置を規定するRR端子,データを読み出すRD
端子,読出クロックRCK端子とで構成されている。
【0011】エラスティックメモリ(ES)の前段(書
込側)にはシフトレジスタ(SFR)からなる遅延回路
3と、選択回路4とが配置されており、後段(読出側)
には位相比較回路2とタイミング発生回路10とが配置
されている。
【0012】次に、図5を用いてエラスティックメモリ
(ES)の書込制御機構についてさらに詳しく説明す
る。入力信号の”D”はデータ信号、”F”はフレ−ム
信号、”C”はクロック信号である。これらの信号はレ
シーバ7を通じてラッチ回路8に入力される。フレーム
信号”F”は、ES内のライトアクセス発生回路のリセ
ット信号に使用されるものであり、入力データの先頭、
すなわち0番地(D0)に書き込まれるデータの位相を
示す信号である。
【0013】前記ラッチ回路8により1クロック分ラッ
チされたデータ信号”D”とフレーム信号”F”は、遅
延回路3としてのシフトレジスタ(SFR)に入力され
る。シフトレジスタ(SFR)は、本実施例の場合、8
ビット構成のシフトレジスタ(SFR)であり、選択回
路4であるセレクタ(SEL)に対してその”0”ビッ
ト目と”7”ビット目とが出力される構成となってい
る。すなわち、”0”ビット目を選択するか”7”ビッ
ト目を選択するかによって7クロック分の位相が異なる
データ信号を得ることが可能となっている。
【0014】セレクタ(SEL)は位相比較回路2から
の制御信号”S”により前記シフトレジスタ(SFR)
からの二つの出力(”0”ビット目または”7”ビット
目)を選択的にエラスティックメモリ(ES)に出力す
る機能を有している。
【0015】位相比較回路2は、比較素子5である論理
積ゲート(AND)と、選択制御装置6を構成する第1
フリップフロップ(FF1)および第2フリップフロッ
プ(FF2)とで構成されている。
【0016】2入力の前記論理積ゲート(AND)の一
方の入力は比較パルスであり、この比較パルスはエラス
ティックメモリ(ES)の読出側のRR端子、すなわち
読出側のフレーム信号に基づいて図4に示したタイミン
グ発生回路10によって生成される。
【0017】論理積ゲート(AND)の他方の入力は書
込側のフレ−ム信号をリタイミングした信号の逆極性信
号である。したがって、比較パルスが入力されている間
にフレ−ム信号”F”の入力があった場合、すなわち位
相接近があった場合には、第1フリップフロップ(FF
1)にセット信号(−S)が入力され、そのQ出力よ
り”H”信号(エラFF信号)が出力される。この”
H”信号は第2フリップフロップ(FF2)のD入力に
入力される。そして第2フリップフロップ(FF2)で
は、チェッククロック信号の立ち上がりエッジに同期し
てセレクタ(SEL)への入力信号を出力する。すなわ
ち、この第2フリップフロップ(FF2)からのQ出力
がセレクタ(SEL)の選択制御信号Sとして機能す
る。
【0018】なお、前記第2フリップフロップ(FF
2)のCK端子に入力されるチェッククロック信号も図
4に示したタイミング発生回路10によって生成され
る。図6は、本実施例の制御タイミングを示している。
【0019】まず、禁止領域の前縁で位相接近を検出し
た場合について説明する。読出側のフレ−ム信号(R
R)に基づいて生成された比較パルスが”H”の状態に
おいて、図中T1のタイミングで入力データ(D0)が
本装置に入力された場合、この信号はラッチ回路8で1
クロック分ラッチされたされた後(T1+1)、シフト
レジスタ(SFR)のデータ入力(Di)に送出され
る。
【0020】シフトレジスタ(SFR)は8ビット構成
であるので、前述のように出力Q0とQ7とでは7ビッ
トの位相差がある。通常の状態ではセレクタ(SEL)
は前記シフトレジスタ(SFR)の出力Q0側を選択し
ており、この出力Q0(T1+1)がそのままデータと
してエラスティックメモリ(ES)に入力される。この
とき、フレーム信号”F”は前記入力データの先頭デー
タD0に同期してエラスティックメモリ(ES)に入力
される。
【0021】しかし、本実施例の場合、位相比較回路2
からの制御信号によりセレクタ(SEL)は前記シフト
レジスタ(SFR)の出力Q1側を選択しているため、
前記通常の場合のエラスティックメモリ(ES)へのデ
ータ出力Q0よりも7ビット分遅れて(T1+8のタイ
ミング)でメモリ1に出力される(Q1)。
【0022】一方、位相接近が禁止領域の後縁で(T2
のタイミング)検出された場合、ラッチ回路8からの出
力はT2+1のタイミングとなり、セレクタ(SEL)
からの出力はT2+8のタイミングとなる。
【0023】本実施例では、8ビット構成のシフトレジ
スタ(SFR)の先頭ビットQ0と末尾ビットQ7とを
選択的に出力することでエラスティックメモリ(ES)
へのデ−タ入力タイミングをシフトさせているが、シフ
ト量はかならずしも前記7ビット(7クロック分)であ
る必要はなく、禁止領域を回避できるシフト量であれば
これよりも大きくても少なくてもよい。
【0024】また、遅延回路4を構成する手段として
は、前記シフトレジスタ(SFR)に限らず、カウンタ
およびメモリで構成してもよい。以上のように、本実施
例では、複雑なハードウエアを追加することなく、この
種のメモリにおける確実なアクセス制御を実現できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、入出力独立型のメモリ
において書込および読出のアクセス制御を確実に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】エラスティックメモリ(ES)を説明するため
のシステム構成図
【図3】エラスティックメモリ(ES)を説明するため
のシステム構成図
【図4】本実施例のメモリ制御機構の全体を示すブロッ
ク図
【図5】実施例のメモリ制御機構の要部を示すブロック
【図6】実施例の制御動作を示すタイミング図
【符号の説明】
1・・メモリ 2・・位相比較回路 3・・遅延回路 4・・選択回路 5・・比較素子 6・・選択制御装置 7・・レシーバ 8・・ラッチ回路 10・・タイミング発生回路 SFR・・シフトレジスタ SEL・・セレクタ DCS・・クロック供給装置 AND・・論理積ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ読込ポートと、このデータ読込ポ
    ートとは独立してアクセスが可能なデータ出力ポートと
    を備えたメモリ(1)において、 入力側と出力側とで位相の比較を行う位相比較回路
    (2)と、 データ入力のサイクルを遅延させる遅延回路(3)と、 遅延回路(3)からの遅延度の異なる信号を選択的に前
    記メモリ(1)に与える選択回路(4)とからなり、 前記位相比較回路(2)により入力側と出力側との位相
    の接近が検出された場合には、前記選択回路(4)は前
    記遅延回路(3)からの遅延度の異なる信号を出力し
    て、データ入力のタイミングをずらして前記メモリ
    (1)への書込を行うことを特徴とする入出力独立メモ
    リのアクセス制御方式。
  2. 【請求項2】 前記位相比較回路(2)は、出力側のフ
    レーム信号から生成した比較パルスと入力側のクロック
    とを比較する比較素子(5)と、比較素子(5)の出力
    に基づいて前記選択回路(4)への選択制御信号を出力
    する選択制御装置(6)とからなることを特徴とする請
    求項1記載の入出力独立メモリのアクセス制御方式。
  3. 【請求項3】 前記遅延回路(3)はシフトレジスタ
    (SFR)であり、前記選択回路(4)は前記シフトレ
    ジスタ(SFR)からの先頭近傍のビットからの出力
    と、後尾近傍のビットからの出力とを選択的に出力する
    セレクタ(SEL)であることを特徴とする請求項1記
    載の入出力独立メモリのアクセス制御方式。
JP6402292A 1992-03-19 1992-03-19 入出力独立メモリのアクセス制御方式 Withdrawn JPH05265843A (ja)

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Effective date: 19990608