JPH0526530Y2 - - Google Patents

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JPH0526530Y2
JPH0526530Y2 JP1988080583U JP8058388U JPH0526530Y2 JP H0526530 Y2 JPH0526530 Y2 JP H0526530Y2 JP 1988080583 U JP1988080583 U JP 1988080583U JP 8058388 U JP8058388 U JP 8058388U JP H0526530 Y2 JPH0526530 Y2 JP H0526530Y2
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JP
Japan
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blood collection
collection tube
pediatric
main body
diameter portion
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JP1988080583U
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JPH023706U (ja
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、径や長さの異なる各種採血管を同
じ大きさにセツトすることができる採血管ホルダ
に関する。
〔従来技術とその問題点〕
周知のように、採血管は、一般用採血管や小児
検体用採血管等、種々の大きさのものが存在する
ため、これらをそのままの状態で、血球計数装置
のオートサンプラー装置にセツトすることができ
ない。
因に、一般用採血管は、内径が15.3mmで長さが
82mmの大きさに形成されており、採血後には、上
部開口部に栓を嵌装し、内部を密封して用いてい
る。
一方、小児検体用採血管は、採取する血液量が
一般検体に比べて少量であるため、採血管も上記
一般検体に比べて、内径が約7mm程度細く、か
つ、長さも約13mm程度短く形成されている。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、径や大きさ
の異なる各種採血管を、血球計数装置のオートサ
ンプラー装置にセツトする場合には、その大きさ
をほぼ一定化することで、血球計数装置による検
査を容易に行なうことができる構成簡易で取り扱
いも容易な採血管ホルダを提供しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案に係る採血
管ホルダにあつては、断面逆凹状に形成された本
体と、この本体の天蓋部分に開設されたピペツト
挿通孔と、栓が嵌装された小児検体用採血管が下
方から挿入される内空部と、から構成されてな
り、上記内空部を、上記天蓋部分の下方に形成さ
れた細径部と、該細径部の下方に連設されてなる
太径部と、から構成すると共に、上記細径部は、
上記小児検体用採血管の外径と略同一の直径を有
し、上記太径部は、上記小児検体用採血管の外径
よりも太径に形成されていることを特徴とするも
のである。
〔作用〕 それ故、この考案に係る採血管ホルダにあつて
は、極めて簡便な作業で径や大きさの異なる採血
管を、ほぼ一定の大きさにセツトするため、上部
開口部に栓が嵌装された各種採血管を、そのまま
本体の下方から本体内空部に圧入するように構成
し、また、採血管内からの血液採取作業を確実に
行なうため、上記本体の天蓋部分にピペツト挿通
孔を開設したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基きこの考案
を詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、この考案を小児検体用採
血管ホルダ1に適用した場合を示しており、この
実施例に係る小児検体用採血管ホルダ1は、断面
逆凹状に形成された本体2と、この本体2の天蓋
部分3に開設されたピペツト挿通孔4と、小児検
体用採血管5(第2図参照)が下方から挿入され
る内空部6と、から構成されている。
本体2は、適宜の合成樹脂材または金属材で筒
状に形成されており、例えば、その内径寸法が12
mm、外径寸法が15.5mm、長さdが58mmの大きさに
形成されている。
天蓋部分3に開設されたピペツト挿通孔4は、
血球計数装置(図示せず)などの各種検査装置に
一端が連通接続されてなるピペツトpが挿通され
るもので、その内径は、上記ピペツトの外径より
も大きく、例えば、8.0mmに形成されている。ま
た、このピペツト挿通孔4からエアー抜きができ
るので、上記小児検体用採血管5への小児検体用
採血管ホルダ1の嵌装作業を容易に行うことがで
きる。
内空部6は、本体底部から天蓋方向に開設され
た太径部6aと、この太径部6aの上端から天蓋
方向に開設された細径部6bと、から構成されて
おり、この細径部6bの上端に上記天蓋部分3が
位置するように形成されている。
尚、この内空部6は、例えば、小児検体用採血
管5が内径9mmで長さが65mm(栓を嵌装したとき
の全長が69mm)で形成されている場合には、太径
部6aの内径が12mmで細径部6bの内径が11.2mm
位に形成されている。
このように太径部6aの内径が細径部6bの内
径よりも太径に形成されているのは、小児検体用
採血管5を内空部6に挿入するとき、この挿入を
より円滑にするための『にげ』として作用させる
ためである。
次に、以上のように構成された小児検体用採血
管ホルダ1に小児検体用採血管5を挿入する場合
について説明すると、採血後の小児検体用採血管
5に栓を嵌装して内部を密封し、この状態で、上
記小児検体用採血管5を、本体2の内空部6内へ
と、本体2の下方から押し入れる。そして、上記
小児検体用採血管5の栓7の上面が細径部6の天
井部分に当接すると、上記小児検体用採血管5の
下の部分が本体2の下端より下方へ露出した状態
となり、結局、上記小児検体用採血管5の底部か
ら本体上面までの長さD1が、第3図に示すよう
に、一般用採血管8の長さD2とほぼ同一となる。
また、上記小児検体用採血管5が、以上のよう
に、小児検体用採血管ホルダ1に保持されていて
も、血液のピペツトpによる採取は、本体2の天
蓋部分3に開設されたピペツト挿通孔4を通して
行なわれるため、ピペツトpの折損などが発生す
ることがなく、確実に上記血液採取を行なうこと
ができる。
尚、上記実施例では、内空部6を太径部6aと
細径部6bとで構成した場合を例にとり説明した
が、この考案にあつてはこれに限定されるもので
はなく、例えば、小児検体用採血管より若干太径
の逆凹状孔で形成してもよく、また、この考案は
上記小児検体用採血管ホルダに限定されるもので
はなく、各種サイズの採血管ホルダにも適用する
ことができること勿論である。
〔考案の効果〕
この考案に係る採血管ホルダにあつては、以上
説明したように、上記開口部に栓が嵌装された採
血管を、そのまま本体の下方から本体内空部に圧
入するように構成したので、極めて簡易な作業
で、各種サイズの採血管を同じ大きさにセツトす
ることができ、しかも、上記本体の天蓋部分に
は、ピペツト挿通孔を開設されているため、採血
管内からの血液採取作業も確実に行なうことがで
き、さらには、構成が極めて簡易であるため廉価
に提供することができる等、幾多の優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は小児検体用採血管の断面図、第2図は
この考案の一実施例に係る小児検体用採血管ホル
ダの構成を示す断面図、第3図は上記小児検体用
採血管が装着された小児検体用採血管ホルダと一
般用採血管とを対比して示す説明図である。 符号の説明、1……採血管ホルダ、2……本
体、3……天蓋部分、4……ピペツト挿通孔、5
……採血管、p……ピペツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面逆凹状に形成された本体と、この本体の天
    蓋部分に開設されたピペツト挿通孔と、栓が嵌装
    された小児検体用採血管が下方から挿入される内
    空部と、から構成されてなり、上記内空部を、上
    記天蓋部分の下方に形成された細径部と、該細径
    部の下方に連設されてなる太径部と、から構成す
    ると共に、上記細径部は、上記小児検体用採血管
    の外径と略同一の直径を有し、上記太径部は、上
    記小児検体用採血管の外径よりも太径に形成され
    ていることを特徴とする採血管ホルダ。
JP1988080583U 1988-06-20 1988-06-20 Expired - Lifetime JPH0526530Y2 (ja)

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JPH023706U JPH023706U (ja) 1990-01-11
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JPH023706U (ja) 1990-01-11

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