JPH05264611A - 電源切断検出方法及び電源切断検出回路 - Google Patents
電源切断検出方法及び電源切断検出回路Info
- Publication number
- JPH05264611A JPH05264611A JP6288992A JP6288992A JPH05264611A JP H05264611 A JPH05264611 A JP H05264611A JP 6288992 A JP6288992 A JP 6288992A JP 6288992 A JP6288992 A JP 6288992A JP H05264611 A JPH05264611 A JP H05264611A
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- Japan
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- power
- plug
- electric power
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器に対する供給電力が断になったと
き，その原因が電源スイッチによる切断又はプラグ・コ
ンセントの抜けなどによるものか、それとも停電のよう
な電源断によるものか等を識別できるようにした電源切
断検出方法及び回路を提供することである。 【構成】 接地端子付きプラグ３とコンセント２を経由
して給電される電源トランス５を電源とする二次回路７
において、前記電源トランス５に接続される第１のダイ
オードＤ1 と、応動手段８とを接続するトランジスタ
と、前記トランジスタのベース回路に接続される第２の
ダイオードＤ2 と、前記第１のダイオードＤ 1 と第２の
ダイオードＤ2 とそれぞれ接続される抵抗Ｒと、前記ト
ランジスタのエミッタ側を前記プラグ３の接地端子に接
続し、またこの接地端子を前記電源トランス５の２次側
に接続する。
き，その原因が電源スイッチによる切断又はプラグ・コ
ンセントの抜けなどによるものか、それとも停電のよう
な電源断によるものか等を識別できるようにした電源切
断検出方法及び回路を提供することである。 【構成】 接地端子付きプラグ３とコンセント２を経由
して給電される電源トランス５を電源とする二次回路７
において、前記電源トランス５に接続される第１のダイ
オードＤ1 と、応動手段８とを接続するトランジスタ
と、前記トランジスタのベース回路に接続される第２の
ダイオードＤ2 と、前記第１のダイオードＤ 1 と第２の
ダイオードＤ2 とそれぞれ接続される抵抗Ｒと、前記ト
ランジスタのエミッタ側を前記プラグ３の接地端子に接
続し、またこの接地端子を前記電源トランス５の２次側
に接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の電子
機器に対する供給電力が断になったとき、この原因が意
図的に電源スイッチを切断したりまたプラグ・コンセン
トの抜いたものかなどによるものかそれとも停電のよう
な電源断によるものか等を識別できるようにした電源切
断検出方法及び回路に関する。
機器に対する供給電力が断になったとき、この原因が意
図的に電源スイッチを切断したりまたプラグ・コンセン
トの抜いたものかなどによるものかそれとも停電のよう
な電源断によるものか等を識別できるようにした電源切
断検出方法及び回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子機器への供給電力が切断され
たことを検出する電源切断検出は、電源回路の電圧低下
状態を検知して、電源回路電圧が予め定めた値より低下
したとき、電源切断状態と判定することが一般的であっ
た。
たことを検出する電源切断検出は、電源回路の電圧低下
状態を検知して、電源回路電圧が予め定めた値より低下
したとき、電源切断状態と判定することが一般的であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
源回路電圧の低下を検出する場合には、電圧低下が停電
にもとづくものか、あるいはプラグとコンセントの接続
が事故又は他の操作により外れたり意図的に電源スイッ
チを切断したことにもとづくものかの区別ができない。
源回路電圧の低下を検出する場合には、電圧低下が停電
にもとづくものか、あるいはプラグとコンセントの接続
が事故又は他の操作により外れたり意図的に電源スイッ
チを切断したことにもとづくものかの区別ができない。
【０００４】例えば停電ならバッテリ等の予備電源に切
替えて電子機器の継続使用を図るが、緊急停止スイッチ
の如き電源スイッチ断又はプラグがコンセントから抜け
た場合には、いずれも何等かの異常発生によるものであ
って、動作を中断してこのプラグ抜けをなおしたり、緊
急停止しなければならなかった原因を解明するなど停電
時とは区別した処理を必要とする。従ってこれらを区別
することが必要であるのに、従来ではこれらの区別がで
きなかった。
替えて電子機器の継続使用を図るが、緊急停止スイッチ
の如き電源スイッチ断又はプラグがコンセントから抜け
た場合には、いずれも何等かの異常発生によるものであ
って、動作を中断してこのプラグ抜けをなおしたり、緊
急停止しなければならなかった原因を解明するなど停電
時とは区別した処理を必要とする。従ってこれらを区別
することが必要であるのに、従来ではこれらの区別がで
きなかった。
【０００５】従って本発明の目的は、これらを識別する
ことができる電源切断検出装置を提供することである。
ことができる電源切断検出装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図１に示す如く、トランジスタＴｒの
ベース回路にダイオードＤ1 、Ｄ2 、Ｄ3 を接続し、ダ
イオードＤ1 を電子機器用の電源トランス５の１次側に
接続する。またトランジスタＴｒのエミッタ側を前記電
源トランス５の２次側接地回路及びプラグ３の接地回路
に接続する。そしてトランジスタＴｒの電源Ｖｃｃを電
子機器７側と接続する。なお、図１のコンセント２とプ
ラグ３は通常接続されている。
め、本発明では、図１に示す如く、トランジスタＴｒの
ベース回路にダイオードＤ1 、Ｄ2 、Ｄ3 を接続し、ダ
イオードＤ1 を電子機器用の電源トランス５の１次側に
接続する。またトランジスタＴｒのエミッタ側を前記電
源トランス５の２次側接地回路及びプラグ３の接地回路
に接続する。そしてトランジスタＴｒの電源Ｖｃｃを電
子機器７側と接続する。なお、図１のコンセント２とプ
ラグ３は通常接続されている。
【０００７】
【作用】通常の状態では、トランジスタ電源Ｖｃｃ−抵
抗Ｒ−ダイオードＤ1 −緊急停止スイッチ４−プラグ３
−コンセント２−接地のルートで微小電流が流れ、トラ
ンジスタＴｒはオフである。
抗Ｒ−ダイオードＤ1 −緊急停止スイッチ４−プラグ３
−コンセント２−接地のルートで微小電流が流れ、トラ
ンジスタＴｒはオフである。
【０００８】この状態で、何らかの理由によりプラグ３
がコンセント２から外れると、トランジスタ電源Ｖｃｃ
−抵抗Ｒ−ダイオードＤ2 、Ｄ3 −トランジスタのエミ
ッタ−電源トランス５の２次側接地回路−二次回路７−
Ｖｃｃのルートにより電流が流れ、トランジスタＴｒが
オンになるので、リレー８が動作し、異常発生を報知す
る。
がコンセント２から外れると、トランジスタ電源Ｖｃｃ
−抵抗Ｒ−ダイオードＤ2 、Ｄ3 −トランジスタのエミ
ッタ−電源トランス５の２次側接地回路−二次回路７−
Ｖｃｃのルートにより電流が流れ、トランジスタＴｒが
オンになるので、リレー８が動作し、異常発生を報知す
る。
【０００９】従ってこのとき電源電圧が低下して停電状
態が検出されても、異常発生のため、予備電源の切替制
御は行われない。
態が検出されても、異常発生のため、予備電源の切替制
御は行われない。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例を図１により更に詳述す
る。図１において、１は給電用の電源トランス、２はコ
ンセント、３はプラグ、４は緊急停止スイッチ、５は電
子機器用の電源トランス、６は整流回路、７は電子機器
本来の動作を行う二次回路、８はリレー、９は電子機器
のケースである。
る。図１において、１は給電用の電源トランス、２はコ
ンセント、３はプラグ、４は緊急停止スイッチ、５は電
子機器用の電源トランス、６は整流回路、７は電子機器
本来の動作を行う二次回路、８はリレー、９は電子機器
のケースである。
【００１１】給電用の電源トランス１は高圧電源を１０
０Ｖ又は２００Ｖに降圧するものである。コンセント２
はプラグと接続されるものであり、これらは接地端子付
きのものが使用される。緊急停止スイッチ４は、例えば
二次回路７に異常が発生してその原因究明のためその電
源をオフにする場合等のように、二次回路７を緊急に停
止するときに使用するものである。
０Ｖ又は２００Ｖに降圧するものである。コンセント２
はプラグと接続されるものであり、これらは接地端子付
きのものが使用される。緊急停止スイッチ４は、例えば
二次回路７に異常が発生してその原因究明のためその電
源をオフにする場合等のように、二次回路７を緊急に停
止するときに使用するものである。
【００１２】電子機器用の電源トランス５は、前記給電
用の電源トランス１から供給された１００Ｖ或いは２０
０Ｖの電圧を電子機器用の電圧に、例えば５Ｖに降圧す
るものである。整流回路６は、前記電源トランス５の２
次出力を、例えば全波整流して直流を出力し、二次回路
７に供給するものである。二次回路７は、例えばコンピ
ュータ本体の如きものである。
用の電源トランス１から供給された１００Ｖ或いは２０
０Ｖの電圧を電子機器用の電圧に、例えば５Ｖに降圧す
るものである。整流回路６は、前記電源トランス５の２
次出力を、例えば全波整流して直流を出力し、二次回路
７に供給するものである。二次回路７は、例えばコンピ
ュータ本体の如きものである。
【００１３】リレー８は、例えばプラグ抜けとか、緊急
停止スイッチ４のオフ操作による意図的な電源切断等が
発生したとき動作するものである。リレー８の代わりに
フォトダイオードのような他の応動手段を使用してもよ
い。
停止スイッチ４のオフ操作による意図的な電源切断等が
発生したとき動作するものである。リレー８の代わりに
フォトダイオードのような他の応動手段を使用してもよ
い。
【００１４】電子機器のケース９は二次回路７を保護す
るものであり、接地されている。ダイオードＤ1 は電源
トランス５の１次側の交流電流がトランジスタＴｒに流
入することを防止する機能を有するものである。またダ
イオードＤ2 、Ｄ3 は通常状態のとき直流がダイオード
Ｄ1 を流れるように作用し、ダイオードＤ2 、Ｄ 3 を流
れることによりトランジスタＴｒがオンになることを防
止する機能を有するものである。
るものであり、接地されている。ダイオードＤ1 は電源
トランス５の１次側の交流電流がトランジスタＴｒに流
入することを防止する機能を有するものである。またダ
イオードＤ2 、Ｄ3 は通常状態のとき直流がダイオード
Ｄ1 を流れるように作用し、ダイオードＤ2 、Ｄ 3 を流
れることによりトランジスタＴｒがオンになることを防
止する機能を有するものである。
【００１５】なおトランジスタの電源Ｖｃｃは二次回路
７の電源と接続され、またバックアップされている。次
に本発明の動作を説明する。
７の電源と接続され、またバックアップされている。次
に本発明の動作を説明する。
【００１６】正常の場合 プラグ３はコンセント２に接続されているので、Ｖｃｃ
−抵抗Ｒ−Ｄ1 −電源トランス５の１次側−緊急停止ス
イッチ４−プラグ３−コンセント２−電源トランス１の
２次側−接地−コンセント２−プラグ３−電源トランス
５の２次側−二次回路７−Ｖｃｃのルートで、正常時に
は微小電流が流れ、トランジスタＴｒはオフとなる。従
ってリレー８はは動作しない。
−抵抗Ｒ−Ｄ1 −電源トランス５の１次側−緊急停止ス
イッチ４−プラグ３−コンセント２−電源トランス１の
２次側−接地−コンセント２−プラグ３−電源トランス
５の２次側−二次回路７−Ｖｃｃのルートで、正常時に
は微小電流が流れ、トランジスタＴｒはオフとなる。従
ってリレー８はは動作しない。
【００１７】コンセント２からプラグ３が抜けたとき 何らかの原因によりプラグ３がコンセント２から外れた
とき、ダイオードＤ1側はオープンになるので、今度は
下記の回路に電流が流れる。
とき、ダイオードＤ1側はオープンになるので、今度は
下記の回路に電流が流れる。
【００１８】Ｖｃｃ−抵抗Ｒ−Ｄ2 −Ｄ3 −Ｔｒのエミ
ッタ−電源トランス５の２次側−二次回路７−Ｖｃｃの
ルートで電流が流れ、トランジスタＴｒはオンになる。
これによりリレー８が動作して異常状態の発生を報知す
る。そして、電源電圧低下により停電状態が検出されて
も、異常発生状態のため、予備電源への切替制御は行わ
ず、異常原因をチェックし、プラグ３の外れを検出し、
接続することになる。
ッタ−電源トランス５の２次側−二次回路７−Ｖｃｃの
ルートで電流が流れ、トランジスタＴｒはオンになる。
これによりリレー８が動作して異常状態の発生を報知す
る。そして、電源電圧低下により停電状態が検出されて
も、異常発生状態のため、予備電源への切替制御は行わ
ず、異常原因をチェックし、プラグ３の外れを検出し、
接続することになる。
【００１９】緊急停止スイッチをオフにしたとき 何らかの原因により電子機器に異常が発生したとき、オ
ペレータはその原因をチェックするため、緊急停止スイ
ッチ４をオフにする。これにより前記と同様にダイオ
ードＤ1 側はオープンになり、同様にトランジスタＴｒ
がオンとなり、リレー８が動作し、異常状態の発生を報
告し、また予備電源への切替制御は行わない。これによ
り電子機器の異常原因をチェックすることができる。
ペレータはその原因をチェックするため、緊急停止スイ
ッチ４をオフにする。これにより前記と同様にダイオ
ードＤ1 側はオープンになり、同様にトランジスタＴｒ
がオンとなり、リレー８が動作し、異常状態の発生を報
告し、また予備電源への切替制御は行わない。これによ
り電子機器の異常原因をチェックすることができる。
【００２０】プラグ３がオン、緊急停止スイッチ４が
オンのとき電源電圧が低下したとき いわゆる正常に接続しているときに電源電圧が低下すれ
ば、前記と同様にトランジスタＴｒはオフであり、リ
レー８は動作しない。この状態で電源電圧が低下が検出
されれば停電による電源断であるので、予備電源への切
替制御が行われる。このとき、前記のようにリレー８は
動作しないので、前記、のときのように、予備電源
の切替制御が阻止されることはない。
オンのとき電源電圧が低下したとき いわゆる正常に接続しているときに電源電圧が低下すれ
ば、前記と同様にトランジスタＴｒはオフであり、リ
レー８は動作しない。この状態で電源電圧が低下が検出
されれば停電による電源断であるので、予備電源への切
替制御が行われる。このとき、前記のようにリレー８は
動作しないので、前記、のときのように、予備電源
の切替制御が阻止されることはない。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば停電等による電源断と、
プラグとコンセントとの接続外れとか緊急停止スイッチ
による電源断とを正確に識別することができるので、そ
れぞれの状態に適切に対処することができる。
プラグとコンセントとの接続外れとか緊急停止スイッチ
による電源断とを正確に識別することができるので、そ
れぞれの状態に適切に対処することができる。
【図１】本発明の一実施例構成図である。
１ 給電用の電源トランス ２ コンセント ３ プラグ ４ 緊急停止スイッチ ５ 電子機器用の電源トランス
Claims (2)
- 【請求項１】 接地端子付きプラグ（３）とコンセント
（２）を経由して給電される電源トランス（５）により
二次回路（７）に電源を供給する構成において、電力源
と接地間に微小の電流を供給すると共に、この電流が切
断されたことを検出して、電源断を検出することを特徴
とする電源切断検出方法。 - 【請求項２】 接地端子付きプラグ（３）とコンセント
（２）を経由して給電される電源トランス（５）を電源
とする二次回路（７）において、 前記電源トランス（５）に接続される第１のダイオード
Ｄ1 と、 応動手段（８）と接続するトランジスタと、 前記トランジスタのベース回路に接続される第２のダイ
オードＤ2 と、前記第１のダイオードＤ1 と第２のダイ
オードＤ2 とそれぞれ接続される抵抗Ｒと、 前記トランジスタのエミッタ側を前記プラグ（３）の接
地端子に接続し、またこの接地端子を前記電源トランス
（５）の２次側に接続したことを特徴とする電子機器に
対する電源切断検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6288992A JPH05264611A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 電源切断検出方法及び電源切断検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6288992A JPH05264611A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 電源切断検出方法及び電源切断検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05264611A true JPH05264611A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13213270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6288992A Withdrawn JPH05264611A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 電源切断検出方法及び電源切断検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05264611A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102866286A (zh) * | 2012-08-09 | 2013-01-09 | 黄勇 | 市电停电来电告知器 |
| CN104977456A (zh) * | 2015-07-02 | 2015-10-14 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种试电笔 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP6288992A patent/JPH05264611A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102866286A (zh) * | 2012-08-09 | 2013-01-09 | 黄勇 | 市电停电来电告知器 |
| CN104977456A (zh) * | 2015-07-02 | 2015-10-14 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种试电笔 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |