JPH05264405A - Knocking detector - Google Patents
Knocking detectorInfo
- Publication number
- JPH05264405A JPH05264405A JP120293A JP120293A JPH05264405A JP H05264405 A JPH05264405 A JP H05264405A JP 120293 A JP120293 A JP 120293A JP 120293 A JP120293 A JP 120293A JP H05264405 A JPH05264405 A JP H05264405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knocking
- signal
- amplification
- unit
- input port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のノッキングを
検出するためのノッキング検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノックセンサとA−D変換器とマ
イクロコンピュータとを使用してノッキングを検出する
装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ノックセン
サ出力信号をA−D変換器に入力する場合に、内燃機関
の回転速度の低速域においてはノックセンサ出力信号が
極めて小さいために、ノッキングの検出が困難であっ
た。また、内燃機関の回転速度の高速域においては、ノ
ックセンサ出力信号が極めて大きくなるために、A−D
変換器の最大入力電圧を越えて飽和を起こし、誤った検
出が行われるという問題点があった。また、例えば特開
昭56−77558号公報には、機関速度に応じてノッ
クセンサ出力信号の増幅度を変更させることにより、ノ
ックセンサ出力信号を機関回転速度に関係なく均質化す
る技術を開示しているが、そのダイナミックレンジを広
範囲にとらなければならないという問題点があった。
【0004】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたものであり、内燃機関の回転速度の低速域から高
速域まで正確なノックキングの検出ができるノッキング
検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
好適には、内燃機関のノッキングにより生じる信号を検
出するノッキング検出手段と、該ノック検出手段の検出
信号より雑音を除去するフィルタ手段と、該フィルタ手
段の出力するアナログ信号をデイジタル信号に変換する
A−D変換手段と、を用いることにより内燃機関のノッ
キング検出装置において、前記フィルタ手段により得ら
れる信号を増幅又は減衰させる増幅率が異なる複数の増
幅手段と、該各増幅手段よりの信号を、各入力ポートを
介して前記A−D変換手段により変換し演算処理する演
算処理手段と、該演算処理処理の演算処理の結果に基づ
いてノッキングの有無の判定をするノック判定手段と、
前記ノッキング検出手段の検出信号が小さいときには増
幅率が高い側の増幅手段の信号を取込み、ノッキング検
出信号が大きいときには増幅率が小さい側の増幅手段の
信号を取込む増幅率決定手段とを備えることを特徴とす
るノッキング検出装置によって達成できる。
【0006】
【実施例】以下本発明を添附図面に示す実施例について
説明する。図1は、発明に係るノッキング検出装置の機
能ブロック図である。10は内燃機関のノッキングによ
り生じる信号を検出する電圧素子等のノッキング検出手
段であり、20はノッキング検出手段10によって検出
された信号の雑音を除去するためのフィルタ手段であ
り、30A、30Bは増幅率が異なる複数の増幅手段で
ある。40はA−D変換手段であり、各増幅手段30
A,30Bよりのアナログ信号を各入力ポートを介して
取込んでデイジタル信号に変換する。A−D変換手段4
0と、増幅率決定60、演算処理70と、ノッキング判
定手段80はマイクロコンピュータ90の演算処理機能
を実施するための手段を示している。
【0007】増幅率決定手段60はノックセンサ出力信
号が小さいときには増幅率が高い側の増幅手段の信号を
入力ポートを介してA−D変換手段に取込み、ノックセ
ンサ出力信号が大きいときには増幅率が低い側の増幅手
段の信号を入力を入力ポートを介してA−D変換手段に
取込む。ノッキング判定手段80は、演算処理手段70
により得られた処理信号よりノッキングの有無を判定し
判定結果を示す信号を出力する。
【0008】図2は、マイクロコンピュータを用いた本
発明の一実施例を示すブロック図であり、90はA−D
変換器をチップ内に含み、CPU、I−Oポート、RO
M、RAMを包含するマイクロコンピュータである。1
はノッキング検出手段をなすノックセンサ、2はバツフ
アで、ノックセンサ1により得られるノックセンサ出力
信号をインピーダンス変換し、フィルタ手段をなすフィ
ルタ3への入力信号とするものである。4は増幅手段を
なす増幅器、5は増幅手段をなす減衰器であり、機関回
転速度に対応し、高速域では減衰器5より入力ポートA
を通し、低速域では増幅器4より入力ポートBを通して
マイクロコンピータ90に入力し、その中のA−D変換
器による変換処理を受ける。
【0009】CPUは、増幅器4及び減衰器5の増幅率
を補正し、ノックセンサ信号を演算処理し、ノッキング
の検出を行ない、ノッキングの有無を判定し、判定結果
を示す信号を出力する。この実施例は、ノックセンサ信
号の大きい高速域とノックセンサ信号の小さい低速域と
で入力ポートを切替えてノックセンサ出力信号の直線性
を広範囲に保つノックセンサ信号の大きい高速域でのA
−D変換値の飽和を防ぐ構成を示している。
【0010】図3は、マイクロコンピータのソフトウェ
アを示すフローチャートの第1の例を示している。内燃
機関の始動によりROM及びRAMに記憶されたプログ
ラムが実行され、ステップ100において初期値設定が
行われ、入力ポート切替回転速度(例えば3000r.p.
m.)の初期設定が行われる。次にステップ110で機関
の回転速度Neが検出され、ステップ120で設定入力
ポート切替回転速度と比較される。設定入力ポート切替
回転速度を3000r.p.m.とし、機関の回転速度が高速
域にあるときは、ステップ130に進み、入力ポートA
よりノックセンサ出力信号をA−D変換器の中に取込
む。
【0011】そして、ステップ140においてはノック
センサ出力信号に対し各ピークごとの平均処理を行い、
ピークの平均値VAD及びピーク最大値Vmax を算出し、
同時にノックセンサ出力信号のピークの平均値VAD及び
最大値Vmax に対し、それぞれ減衰率Aと増幅率Bとの
比α=B/Aを掛け合わせることにより増幅率の補正を
行う。他方、ステップ120における判断結果として機
関回転速度Neが入力ポート切替回転速度として設定し
た3000r.p.m.より低速域にあるときは、ステップ1
50に進み入力ポートBよりノックセンサ出力信号をA
−D変換器の中に取込む。
【0012】そして、ステップ160で各ピークごとの
平均処理を行い、ノックセンサのピークの平均VAD及び
ピークの最大値Vmax の算出を行う。ステップ170に
おいては、ステップ140とステップ160とで算出さ
れたピークの平均値VADは、過去のノックセンサの出力
信号の平均値Vmeanと重みつき加算の平均処理を行い、
新しいノックセンサ出力信号平均値Vmeanを算出する。
【0013】次に、ステップ180では、算出した新し
いノックセンサ出力信号平均値Vmeanに定数Kを乗算
し、オフセットVoff を加え、判定レベルVref の演算
を行う。ステップ190では、判定レベルVref とノッ
クセンサ出力信号の最大値Vmex との大小の比較が行わ
れる。
【0014】ノックセンサ出力信号の最大値Vmax が判
定レベルより大きいとき(Vmax >Vref )には、ノッ
ク有りと判定され、ステップ200に進み、ノックセン
サ出力信号が判定レベルを越えた回数のノックパルス信
号が出力される。ノックパルス信号の出力後は、再びノ
ック検出を開始するためにステップ110にもどる。ス
テップ190において、ノックセンサ出力信号の最大値
Vmax が判定レベルより小さいとき(Vmax <Vref )
には、ノック無しと判定され、ステップ110にもど
る。
【0015】そして、ステップ120、130、150
が本発明の増幅率決定手段に相当し、ステップ140、
160、170、180が本発明の演算処理手段に相当
し、ステップ190、200が本発明のノッキング判定
手段に相当する。
【0016】図4は、マイクロコンピータのソフトウェ
アを示すフローチャートの第2の例を示す。この第2の
例においては、入力ポート切替回転速度にヒステリシス
特性を持たせてあり、ステップ300の初期設定段階に
おいて、ヒステリシス特性に対応する入力ポート切替え
回転速度(例えば3500r.p.m.、2900r.p.m.)の
初期設定を行う。ステップ310における機関の回転速
度の検出は第1例と同様である。ステップ320におい
て、機関の回転速度が上昇時であるかあるいは下降時で
あるかの判定のための処理を行いステップ330におい
て、機関の回転速度が上昇時か下降時かの判断がなされ
る。
【0017】図5は、上記の第2の例において、ヒステ
リシス特性を持たせたノックセンサ出力電圧と機関の回
転速度との関係を示した特性図であり、機関の回転速度
が上昇時であり1で示す回転速度を越えると、入力ポー
トはポートAからポートBに切替えられる。同様に、機
関の回転速度が下降時であって2で示す回転速度を下回
ると、入力ポートはポートBからポートAに切替えられ
る。なお、図5中の点線Cは従来のノックセンサ出力特
性を示す。
【0018】次に、ステップ330の判断結果として機
関の回転速度が上昇時であるとステップ400に進み、
機関の回転速度と、ヒステリシス特性が与えられた入力
ポート切替回転速度(3500r.p.m.)との大小が比較
され、機関の回転速度Neが入力ポート切替回転速度よ
り大きいとき(Ne>3500r.p.m.)には、ステップ
410でノックセンサ出力信号は入力ポートAを通して
入力され、ステップ420において、図3のステップ1
40と同様にノックセンサ出力信号の平均処理を行い、
ピークの平均値VADとピークの最大値Vmax とに対し増
幅率補正が施され、以下第1例と同様に、ステップ43
0からステップ460へと処理が進む。
【0019】ステップ400で機関の回転速度Neが入
力ポート切替回転速度Neより小さいとき(Ne<35
00r.p.m.)には、第3図と同様な処理が行われ、ステ
ップ470からステップ480へと進む。ステップ33
0において、機関の回転速度Neが下降時であると、ス
テップ500に進み、機関の回転速度と、ヒステリシス
特性が与えられた入力ポート切替回転速度(2900r.
p.m.)との大小が比較され、両者の間の大小関係に従っ
て、ステップ510又はステップ570に進み、以下そ
れぞれのステップにおける処理が実行されステップ56
0へと進む。
【0020】この第2の例の演算処理によれば、機関の
回転速度の上昇時と下降時とにおいてノックセンサ出力
電圧と入力ポート切替回転速度との関係にヒステリシス
を持たせることにより、ノックセンサ信号の出力特性が
多少変化することがあっても、ノックセンサ出力信号に
対する増幅率の補正を行うことができるのでノック判定
が確実にされる。
【0021】
【発明の作用及び効果】以上述べたように本発明によれ
ば、内燃機関の回転速度が低速域から高速域の広範囲に
わたって変化してそれに伴ってノックセンサ信号の大き
さが大きく変化しても、ノンクセンサ信号が小さいとき
には大きな増幅率の増幅手段で増幅し、ノックセンサ信
号が大きなときには小さな増幅率の増幅器手段で増幅し
た後A−D変換することにより、A−D変換手段のA−
D変換値が飽和することなくノック判定ができるので正
確にノッキングの有無を判定できるというすぐれた効果
が得られる。 また、各増幅手段は常時ノッキング信号
を別々の増幅率で増幅しており、各入力ポートの選択に
よりノッキング信号の増幅率が決定されて、A−D変換
手段によりA−D変換されるため、増幅率切換え時のノ
イズが発生しにくく、直ちに所定の増幅率のノッキング
信号をA−D変換することができるという優れた効果が
ある。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a knocking detection device for detecting knocking of an internal combustion engine. 2. Description of the Related Art Conventionally, a device for detecting knock using a knock sensor, an AD converter, and a microcomputer is known. However, when the knock sensor output signal is input to the A / D converter, the knock sensor output signal is extremely small in the low speed range of the internal combustion engine. It was difficult to detect knocking. Further, in the high speed range of the internal combustion engine, the knock sensor output signal becomes extremely large, so
There is a problem that the maximum input voltage of the converter is exceeded and saturation occurs, resulting in incorrect detection. Further, for example, Japanese Unexamined Patent Publication No. 56-77558 discloses a technique of homogenizing the knock sensor output signal regardless of the engine speed by changing the amplification degree of the knock sensor output signal according to the engine speed. However, there was a problem that the dynamic range had to be wide. The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a knocking detection device capable of accurately detecting knocking from a low speed region to a high speed region of the internal combustion engine. And The above objects of the present invention are as follows:
Preferably, knocking detection means for detecting a signal generated by knocking of the internal combustion engine, filter means for removing noise from the detection signal of the knock detection means, and A for converting an analog signal output by the filter means into a digital signal In the knocking detection device for an internal combustion engine by using the -D conversion means, a plurality of amplification means having different amplification factors for amplifying or attenuating the signal obtained by the filter means and a signal from each of the amplification means are provided. Arithmetic processing means for performing arithmetic processing by performing conversion by the A-D conversion means via an input port; knock determination means for determining presence or absence of knocking based on a result of arithmetic processing of the arithmetic processing processing;
Amplification factor deciding means for taking in the signal of the amplifying device on the side of high amplification factor when the detection signal of the knocking detecting device is small, and for taking in the signal of the amplification device on the side of small amplification factor when the knocking detection signal is large. Can be achieved by a knocking detection device. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a functional block diagram of a knocking detection device according to the invention. Reference numeral 10 is a knocking detection means such as a voltage element for detecting a signal generated by knocking of the internal combustion engine, 20 is a filter means for removing noise of the signal detected by the knocking detection means 10, and 30A and 30B are amplifications. Multiple amplification means with different rates. Reference numeral 40 denotes A-D conversion means, and each amplification means 30.
The analog signals from A and 30B are taken in through the respective input ports and converted into digital signals. A-D conversion means 4
0, amplification factor determination 60, arithmetic processing 70, and knocking determination means 80 represent means for implementing the arithmetic processing function of the microcomputer 90. When the knock sensor output signal is small, the amplification factor determining means 60 takes in the signal of the amplification means on the high amplification side into the A-D conversion means through the input port, and when the knock sensor output signal is large, the amplification factor is high. The input of the signal of the amplification means on the lower side is taken into the AD conversion means via the input port. The knocking determination means 80 is the arithmetic processing means 70.
The presence or absence of knocking is determined from the processed signal obtained by the above, and a signal indicating the determination result is output. FIG. 2 is a block diagram showing an embodiment of the present invention using a microcomputer, and 90 is an AD.
Includes converter in chip, CPU, IO port, RO
It is a microcomputer including M and RAM. 1
Is a knock sensor that serves as knocking detection means, and 2 is a buffer that impedance-converts the knock sensor output signal obtained by the knock sensor 1 into an input signal to the filter 3 that serves as filter means. Reference numeral 4 is an amplifier which constitutes an amplifying means, and 5 is an attenuator which constitutes an amplifying means and corresponds to the engine rotation speed.
In the low speed region, the signal is input from the amplifier 4 to the micro computer 90 through the input port B, and undergoes conversion processing by the AD converter therein. The CPU corrects the amplification factors of the amplifier 4 and the attenuator 5, arithmetically processes the knock sensor signal, detects knocking, determines the presence or absence of knocking, and outputs a signal indicating the determination result. In this embodiment, the input port is switched between a high speed range where the knock sensor signal is large and a low speed range where the knock sensor signal is small to keep the linearity of the knock sensor output signal in a wide range.
The structure which prevents saturation of the -D conversion value is shown. FIG. 3 shows a first example of a flow chart showing the software of the micro computer. When the internal combustion engine is started, the programs stored in the ROM and the RAM are executed, initial values are set in step 100, and the input port switching rotation speed (for example, 3000 r.p.
m.) is initialized. Next, in step 110, the engine rotation speed Ne is detected, and in step 120 it is compared with the set input port switching rotation speed. When the set input port switching rotation speed is 3000 rpm and the engine rotation speed is in the high speed range, the routine proceeds to step 130, where the input port A
The knock sensor output signal is taken into the AD converter. In step 140, the knock sensor output signal is averaged for each peak,
Calculate the average value VAD of peaks and the maximum value Vmax of peaks,
At the same time, the amplification factor is corrected by multiplying the average value VAD and the maximum value Vmax of the peak of the knock sensor output signal by the ratio α = B / A of the attenuation factor A and the amplification factor B, respectively. On the other hand, if the engine speed Ne is lower than 3000 rpm set as the input port switching speed as a result of the determination in step 120, step 1
50, the knock sensor output signal from the input port B to A
-Incorporate into D converter. Then, in step 160, the averaging process is performed for each peak, and the average VAD of the peaks of the knock sensor and the maximum value Vmax of the peaks are calculated. In step 170, the average value VAD of the peaks calculated in steps 140 and 160 is averaged with the average value Vmean of the output signals of the past knock sensors and the weighted addition,
A new knock sensor output signal average value Vmean is calculated. Next, at step 180, the calculated new knock sensor output signal average value Vmean is multiplied by a constant K, an offset Voff is added, and a judgment level Vref is calculated. In step 190, the determination level Vref and the maximum value Vmex of the knock sensor output signal are compared in magnitude. When the maximum value Vmax of the knock sensor output signal is larger than the judgment level (Vmax> Vref), it is judged that there is a knock, and the routine proceeds to step 200, where knock pulses of the number of times when the knock sensor output signal exceeds the judgment level. The signal is output. After the output of the knock pulse signal, the process returns to step 110 to start knock detection again. In step 190, when the maximum value Vmax of the knock sensor output signal is smaller than the determination level (Vmax <Vref)
It is determined that there is no knock, and the process returns to step 110. Then, steps 120, 130 and 150
Corresponds to the amplification factor determining means of the present invention, and the step 140,
160, 170 and 180 correspond to the arithmetic processing means of the present invention, and steps 190 and 200 correspond to the knocking determination means of the present invention. FIG. 4 shows a second example of a flow chart showing the software of the micro computer. In this second example, the input port switching rotational speed has a hysteresis characteristic, and in the initial setting stage of step 300, the input port switching rotational speed corresponding to the hysteresis characteristic (for example, 3500r.pm, 2900r.pm). Perform the initial setting of. The detection of the engine speed in step 310 is the same as in the first example. In step 320, a process for determining whether the engine speed is increasing or decreasing is performed, and in step 330, it is determined whether the engine speed is increasing or decreasing. FIG. 5 is a characteristic diagram showing the relationship between the knock sensor output voltage having the hysteresis characteristic and the engine rotation speed in the above-mentioned second example, when the engine rotation speed rises. When the rotation speed indicated by 1 is exceeded, the input port is switched from port A to port B. Similarly, when the rotation speed of the engine is decreasing and falls below the rotation speed indicated by 2, the input port is switched from the port B to the port A. The dotted line C in FIG. 5 shows the conventional knock sensor output characteristic. Next, if it is determined in step 330 that the engine speed is increasing, the process proceeds to step 400,
When the engine speed and the input port switching speed (3500 rpm) with hysteresis characteristics are compared, the engine speed Ne is higher than the input port switching speed (Ne> 3500 rpm). In step 410, the knock sensor output signal is input through the input port A, and in step 420, step 1 of FIG.
Similar to 40, the knock sensor output signal is averaged,
The amplification factor correction is performed on the average value VAD of the peaks and the maximum value Vmax of the peaks.
The process proceeds from 0 to step 460. At step 400, when the engine rotation speed Ne is lower than the input port switching rotation speed Ne (Ne <35
00r.pm), the same processing as in FIG. 3 is performed, and the process proceeds from step 470 to step 480. Step 33
0, when the engine speed Ne is decreasing, the routine proceeds to step 500, where the engine speed and the input port switching speed (2900r.
pm) is compared, and in accordance with the magnitude relationship between the two, the process proceeds to step 510 or step 570, and the processing in each step is executed and step 56
Go to 0. According to the arithmetic processing of the second example, the knock sensor has a hysteresis in the relationship between the knock sensor output voltage and the input port switching rotation speed when the engine speed increases and decreases. Even if the output characteristics of the signal may change to some extent, the amplification factor can be corrected with respect to the knock sensor output signal, so that knock determination is ensured. As described above, according to the present invention, the rotation speed of the internal combustion engine changes over a wide range from the low speed region to the high speed region, and the magnitude of the knock sensor signal changes greatly accordingly. However, when the nonk sensor signal is small, it is amplified by the amplifying means having a large amplification factor, and when the knock sensor signal is large, it is amplified by the amplifying means having a small amplification factor, and then A-D converted, whereby A of the A-D converting means is obtained. −
Since knock determination can be performed without the D-converted value being saturated, an excellent effect that the presence or absence of knock can be accurately determined is obtained. Further, since each amplification means always amplifies the knocking signal with a different amplification rate, the amplification rate of the knocking signal is determined by the selection of each input port, and the A-D conversion means performs the A-D conversion. There is an excellent effect that noise at the time of switching the amplification factor is unlikely to occur, and that a knocking signal having a predetermined amplification factor can be AD-converted immediately.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノッキング検出装置の機能ブロッ
ク図である。
【図2】マイクロコンピュータを使用した、本発明の一
実施例を示すブロック図でである。
【図3】図2のマイクロコンピュータの演算処理の第1
例を示すフローチャートである。
【図4】図2のマイクロコンピュータの演算処理の第2
例を示すフローチャートである。
【図5】本発明によるヒステリシス特性を持たせたノッ
キング検出装置のノックセンサ出力電圧と機関回転速度
との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ノックセンサ
3 フィルタ
4 増幅器
5 減衰器
10 ノッキング検出手段
20 フィルタ手段
30A 増幅手段
30B 増幅手段
40 A−D変換手段
60 増幅率決定手段
70 演算処理手段
80 ノッキング判定手段
90 マイクロコンピュータBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a functional block diagram of a knocking detection device according to the present invention. FIG. 2 is a block diagram showing an embodiment of the present invention using a microcomputer. FIG. 3 is a first arithmetic process of the microcomputer of FIG.
It is a flowchart which shows an example. FIG. 4 is a second arithmetic processing of the microcomputer of FIG.
It is a flowchart which shows an example. FIG. 5 is a characteristic diagram showing a relationship between a knock sensor output voltage and an engine rotation speed of a knocking detection device having a hysteresis characteristic according to the present invention. [Description of Reference Signs] 1 knock sensor 3 filter 4 amplifier 5 attenuator 10 knocking detection means 20 filter means 30A amplification means 30B amplification means 40 AD conversion means 60 amplification factor determination means 70 arithmetic processing means 80 knocking determination means 90 microcomputer
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F02P 5/15 D ─────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (51) Int.Cl. 5 Identification code Internal reference number FI technical display part // F02P 5/15 D
Claims (1)
キング検出手段と、 該ノッキング検出手段の検出信号により雑音を除去する
フィルタ手段と、 該フィルタ手段の出力するアナログ信号をデイジタル信
号に変換するA−D変換手段と、を用いることにより内
燃機関のノッキングを検出するノッキング検出装置にお
いて、 前記フィルタ手段により得られる信号を増幅又は減衰さ
せる増幅率が異なる複数の増幅手段と、 該各幅手段よりの信号を、各入力ポートを介して前記A
−D変換手段により変換し演算処理する演算処理手段
と、 該演算処理手段の演算処理の結果に基づいてノッキング
の有無の判定をするノッキング判定手段と、 前記ノッキング検出手段の検出信号が小さいときには増
幅率が高い側の増幅手段の信号を取込み、ノッキング検
出手段の検出信号が大きいときには増幅率が小さい側の
増幅手段の信号を取込む増幅率決定手段と、を備えるこ
とを特徴とするノッキング検出装置。Claims: Knocking detection means for detecting a signal generated by knocking of an internal combustion engine; filter means for removing noise by a detection signal of the knocking detection means; and an analog signal output by the filter means converted to a digital signal. In the knocking detection device for detecting knocking of an internal combustion engine by using the A-D converting means, a plurality of amplifying means having different amplification factors for amplifying or attenuating the signal obtained by the filter means, and the width means. Signal from the above-mentioned A through each input port
An arithmetic processing unit that converts by the -D conversion unit and performs arithmetic processing, a knocking determination unit that determines the presence or absence of knocking based on the result of the arithmetic processing of the arithmetic processing unit, and an amplification when the detection signal of the knocking detection unit is small. A knocking detection device, comprising: an amplification factor determining unit that takes in a signal from the amplification unit having a high amplification factor and that receives a signal from the amplification unit having a small amplification factor when the detection signal from the knocking detection unit is large. ..
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5001202A JP2546065B2 (en) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | Knocking detection device |
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JP5001202A JP2546065B2 (en) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | Knocking detection device |
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JP58142656A Division JPH0715424B2 (en) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | Knocking detection device |
Publications (2)
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JP2546065B2 JP2546065B2 (en) | 1996-10-23 |
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Family Applications (1)
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JP5001202A Expired - Lifetime JP2546065B2 (en) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | Knocking detection device |
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JP2546065B2 (en) | 1996-10-23 |
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