JPH05262295A - 飛行装置 - Google Patents

飛行装置

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JPH05262295A
JPH05262295A JP5013267A JP1326793A JPH05262295A JP H05262295 A JPH05262295 A JP H05262295A JP 5013267 A JP5013267 A JP 5013267A JP 1326793 A JP1326793 A JP 1326793A JP H05262295 A JPH05262295 A JP H05262295A
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JP
Japan
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flight
rotor
flight device
propulsion
control
Prior art date
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JP5013267A
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English (en)
Inventor
Franz Bucher
ブーヒャー フランツ
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Sky Disc Holding SA
Original Assignee
Sky Disc Holding SA
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05262295A publication Critical patent/JPH05262295A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C29/00Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft
    • B64C29/0008Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft having its flight directional axis horizontal when grounded
    • B64C29/0016Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft having its flight directional axis horizontal when grounded the lift during taking-off being created by free or ducted propellers or by blowers
    • B64C29/0025Aircraft capable of landing or taking-off vertically, e.g. vertical take-off and landing [VTOL] aircraft having its flight directional axis horizontal when grounded the lift during taking-off being created by free or ducted propellers or by blowers the propellers being fixed relative to the fuselage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C39/00Aircraft not otherwise provided for
    • B64C39/001Flying saucers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C39/00Aircraft not otherwise provided for
    • B64C39/06Aircraft not otherwise provided for having disc- or ring-shaped wings

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Details Of Aerials (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御された浮遊飛行に加え、ラウンドエーロ
フォイルの動的揚力を利用して高速度の滑空飛行を可能
にする飛行装置を提供する。 【構成】 この飛行装置は、ハウジング2内に配置さ
れ、飛行装置の重量を越える揚力を発生するロータを備
える。ハウジング2は、おおむねラウンドエーロフォイ
ルとして形成される。ロータ領域には、ロータ噴流を調
節する空気案内手段が設けられ、それにより浮遊飛行で
の高度及び移動が制御される。この飛行装置は浮遊飛行
から滑空飛行へ移行可能である。この移行と滑空につい
て、制御力を動的に発生させるために尾翼8,8′及び
安定翼11,11′が設けられる。尾翼8,8′及び安
定翼11,11′はロータ噴流の作用領域の外側で、ハ
ウジングの側方又は内部に配置される。滑空飛行におい
ては、推進はプロペラ5によって、揚力はラウンドエー
ロフォイルプロフィールによって引き継がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジング内に配置さ
れ、飛行装置の重量を越える揚力を発生することのでき
る少なくとも1つの駆動されるロータと、主飛行方向に
推進力を発生させる推進手段とを有する飛行装置に関す
る。この場合、ハウジングは大体においてラウンドエー
ロフォイル(丸型の翼)として形成され、かつロータの
領域にロータの噴流を調節して、飛行装置の浮遊飛行に
おける高度と位置とを制御可能にする空気案内手段を有
し、そしてラウンドエーロフォイルは、空気流が到着す
ると動的な揚力を発生する。
【0002】
【従来の技術】この種の飛行装置は欧州特許公開公報第
0393410号に記載されている。実験によって、こ
の種の飛行装置では、主飛行方向における飛行速度が比
較的低い値に制限されていることが明らかにされてい
る。飛行速度が高くなると、ロータ流とハウジングによ
って形成されたラウンドエーロフォイルの到着流とがマ
イナスの影響を受けて、所定の速度から飛行装置が不安
定な飛行高度になる場合がある。ラウンドエーロフォイ
ルにおける流れ特性は今日でも余り知られていない。こ
のことは、ラウンドエーロフォイルの中心をロータ流が
貫流する場合に、より一層言えることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭
に述べた種類の飛行装置において、制御された浮遊飛行
に加え、ラウンドエーロフォイルの動的揚力を利用して
高速度で駆動される滑空飛行を可能にする飛行装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、上記の飛行装
置の制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ハウジング内に配置され、飛行装置の重
量を越える揚力を発生可能な少なくとも1つの駆動され
るロータと、主飛行方向の推進力を発生する推進手段と
を有し、ハウジングはおおむねラウンドエーロフォイル
として形成され、かつロータの領域にロータの噴流を調
節して、浮遊飛行における高度と位置を制御可能にする
空気案内手段を有し、ラウンドエーロフォイルは空気流
が到着すると動的な揚力を発生するように構成される飛
行装置において、主飛行方向における飛行装置の縦の傾
斜を調節する制御力を動的に発生させるために、ロータ
噴流の外側に尾翼手段を配置したことを特徴とする飛行
装置を提供する。
【0005】さらに本発明によれば、浮遊飛行モードと
滑空飛行モードと移行モードとを備えた上記の飛行装置
を制御する方法において、浮遊飛行モードにおいては、
浮揚はロータによって発生され、高度及び移動は大体に
おいて空気案内手段によるロータ噴流の操舵によって行
われ、滑空飛行モードにおいては、推進は推進手段によ
って、浮揚はラウンドエーロフォイル状のハウジングの
到着流によって、かつ制御は尾翼手段によって行われ、
移行モードにおいては、制御は空気案内手段と尾翼手段
とによって重畳して行われることを特徴とする飛行装置
の制御方法が提供される。
【0006】
【作用】貫流されるラウンドエーロフォイルを用いる本
願出願人の試みによって、ロータ流によって動的な揚力
が影響を受けて、所定の速度から揚力が飛行方向前方領
域において著しく増加し、かつラウンドエーロフォイル
の後方領域において著しく減少することが明らかにされ
た。ロータ噴流を適当に方向転換させることによってこ
の効果を補償することは、この速度からはもはや不可能
である。また、浮遊飛行における制御に使用できるのは
ロータ噴流のこの方向転換のみである。
【0007】驚くべきことに、ロータ噴流の方向転換に
よる制御と浮揚及び推進が主としてロータによって行わ
れる速度領域が、尾翼の到着流によって、貫流されるラ
ウンドエーロフォイルへの上述の効果を補償するのに充
分な動的制御力を発生させることができる速度領域と交
差することが明らかにされた。この移行領域によって、
ラウンドエーロフォイルだけで充分な動的揚力を発生す
るより大きな速度領域へ進入することが可能になったの
で、ロータの寄与が不必要になり、それによってラウン
ドエーロフォイルの貫流を行わなくて済む。
【0008】低い速度領域においては浮揚と推進及び制
御はロータ噴流によってのみ行われ、高い速度領域にお
いては浮揚は閉鎖されたラウンドエーロフォイルの到着
流によって動的に行われるが、移行領域においては「混
合された」状態が存在し、そこではロータ噴流も尾翼な
いしラウンドエーロフォイルの到着流も制御と揚力発生
に寄与する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を2つの実施例を用いて説明す
る。図1〜図3は、第1実施例による6人乗り飛行装置
のハウジング及び尾翼の外側形状を示す。ロータハウジ
ング2の中央にはキャビン1が配置され、キャビンの上
方及び下方はロータハウジングを越えて突出する。キャ
ビン内には、2つのパイロット席を含む6人用の座席
と、駆動タービン3とが配置される(図5も参照)。
【0010】駆動タービン3は、横たわって配置された
ロータ4(図4及び図5を参照)、又は垂直に作用する
プロペラ5を選択的に駆動する。ロータハウジング2に
は、浮遊飛行においてロータ噴流が貫通する環状の空気
案内領域6と、その外側に連続するハウジング部分7と
が設けられ、ハウジング部分7は、揚力発生プロフィー
ルを有する楕円形のラウンドエーロフォイルを形成す
る。「ラウンドエーロフォイル(丸型の翼)」という概
念は羽根の形状にも関するものであって、その翼幅は大
体においてその長さに相当する。ハウジング部分7の外
側には、分割された後方の尾翼8,8′が配置される。
これらの尾翼は、浮遊飛行においてラウンドエーロフォ
イルを貫通し、かつ前方へ移動する場合にラウンドエー
ロフォイルを覆うロータ噴流の作用の外側に位置する。
後方の尾翼8,8′は、昇降舵9,9′と横方向舵1
0,10′とを有し、これらは後述するように滑空飛行
並びに浮遊飛行と滑空飛行間の移行領域において飛行装
置の制御に用いられる。さらに前方の安定翼11,1
1′を設けることもできる。尾翼は、(拡大された)ラ
ウンドエーロフォイルに内蔵することもできる。
【0011】ハウジングはさらに、折畳み収容可能な走
行輪12を備える。本実施例のロータとその駆動装置と
の機械的構造を、図4及び図5に示す。環状のボックス
プロフィール20の外側にはロータブレード21が固定
され、ロータブレードの制御用の迎え角は固定的に調節
される。それぞれブレードの配置とロータの回転数とに
従って、さらに多くの、又は場合によりさらに少ないロ
ータブレードを設けることも可能である。ボックスプロ
フィールには内歯を有するころ軸受22が配置され、こ
ろ軸受内に、差動歯車装置26の従動軸25上に取り付
けられた駆動ピニオン23が嵌入する。差動歯車装置2
6の他の従動軸(図示せず)は、水平に作用するプロペ
ラ5を駆動する。ロータ用の従動軸25の制動によっ
て、ロータ回転数を静止状態まで減少させることがで
き、それによって駆動装置のトルクの一部又は全部を差
動歯車装置を介してプロペラ5へ伝達し、かつその逆を
遂行することができる。浮遊飛行において、駆動タービ
ン3は専らロータ4に作用するが、ロータは駆動される
滑空飛行において停止され、駆動トルクは全てプロペラ
5に伝達される。
【0012】ロータ4の下方の第1平面には、静的な流
れ案内システムのやや傾斜された案内羽根14が配置さ
れる。案内羽根14は、キャビン1とロータハウジング
の外側ハウジング部分7との間に半径方向に延設され
る。案内羽根の機能は、ロータ噴流の回転する成分を吸
収して、圧力の高い領域を構成することにあり、この領
域はその下に揺動可能な薄板15を配置することによっ
て解消される。案内羽根14はさらに、支持を行うハウ
ジング構造の一部でもある。本実施例においては全体で
36個のこの種の案内羽根14が設けられており、それ
によってラウンドエーロフォイルが良好に支持される。
【0013】ロータ4の下方の第2平面には、ロータ噴
流の排出方向と排出速度とを制御するために揺動可能な
薄板15が配置される。本実施例において、この薄板は
大部分が主飛行方向に対して横に向けられる。後述する
ように、薄板配置は個々の区画に分割され、その区画内
で薄板が、サーボ駆動される操作ロッド16によって集
団的に平行に、又は対で反対方向に揺動することができ
る(図6参照)。
【0014】ロータ4の上側は、主飛行方向に平行に延
びる支柱17を有するカバー格子によって支持される。
既に冒頭で述べたように、本発明の飛行装置は区別すべ
き多数の飛行状態を有し、これら飛行状態は互いに重な
り合って移行し合う。このことは、より確実な駆動にと
って不可欠である。
【0015】第1の飛行状態を構成するのは浮遊飛行で
ある。浮揚、移動及び高度制御は、ロータ噴流、すなわ
ち薄板配置の個々の区画内でロータ噴流を絞り又は方向
転換することによってもたらされる。図6は、薄板配置
の第1の実施例を概略的に示す。ここでは各区画をギリ
シャ数字で示す。
【0016】区画内で薄板が垂直位置から集団的に平行
に揺動される場合は、それによってロータ噴流の一部が
非常に強く、又は余り強くなく方向転換される。対応す
る反動ベクトルによって水平の力成分が発生し、それを
推進力又は制御力として使用することができる。薄板を
対で反対方向に揺動させる場合は、この種の水平の力成
分は発生しないが、該当する区画における浮揚力が減少
される。
【0017】この原則に従って、浮遊飛行においては然
るべく薄板を調節することによって飛行装置の高度と移
動とを調節することができる。その場合、平行に揺動す
る薄板を有する区画XII 及び区画VIは、主飛行方向に、
又は主飛行方向と反対に推進力を発生するために用いら
れる。それぞれ異なる方向に平行に揺動される薄板を有
する区画III 及び区画IXは、垂直軸を中心とする回転の
ために設けられており、かつ薄板が同一方向に平行に揺
動される場合には同様に推進を発生する際に一緒に作用
する。
【0018】8つの区画I, II, IV, V, VII, VIII,
X, XIは、飛行装置の垂直移動を制御するために集合的
に用いられ、そのために薄板は対で反対方向に揺動され
るので、水平成分なしの浮揚力が調節される。その場
合、横軸を中心にして傾斜を重ね合わせるために、区画
I及び区画XI、並びに区画V及び区画VII が対立するよ
うに共働する。例えば区画I及び区画XIにおいて薄板が
閉鎖される場合には、飛行装置は揚力が減少するので横
軸を中心として前へ傾斜する。縦軸を中心とする傾斜の
制御を重ね合わせるために、区画II及び区画IV、並びに
区画X及び区画VIIIが対立するように制御される。
【0019】さらに区画XIV 及び区画XIIIは、薄板が平
行に揺動される場合に、横方向のスライド移動を発生さ
せるのに用いられる。原則的に薄板の制御方向転換は開
放された位置から行われ、その場合に高度制御が垂直及
び水平移動の制御に重ねられる。それによってロータ噴
流は全周面にわたって有効であり、ロータブレードへの
衝撃をもたらす激しい局部的な圧力変動は発生しない。
【0020】浮遊飛行においては、このようにして約5
5km/hまでの速度が得られる。既に説明したように、ロ
ータ噴流に貫通されるラウンドエーロフォイルの到着流
が増加し、その場合にラウンドエーロフォイルの前側に
おける浮揚はその後ろ側における浮揚よりずっと大幅に
増大する。約35km/hからは、このモーメントを補償す
るために尾翼8,8′が有効になる。
【0021】約55km/hと約90km/hとの間において移
行状態が発生する。遅くともこの速度領域において、推
進の少なくとも一部はプロペラ5によって行われ、プロ
ペラはロータ噴流とは無関係の推進手段を形成する。こ
の飛行状態において薄板の制御調節は減少し、徐々に尾
翼の作用にとって代わられる。尾翼はロータ噴流の外側
の側方に配置されており、したがって流出するロータ噴
流による影響を受けない。それにより、ロータ噴流及び
ラウンドエーロフォイルの到着流とは無関係に、ラウン
ドエーロフォイルに不均一に分配された揚力を補償する
制御力が得られる。
【0022】約90km/hから約400km/hの最大速度
(SLSC、すなわち海抜標準状態での)まで、推進は
完全にプロペラ5によって発生され、揚力はラウンドエ
ーロフォイル2によって発生される。薄板は閉鎖され、
ロータは無効になる。それによってラウンドエーロフォ
イルはもはや貫流されない。制御は尾翼8,8′によっ
て従来のように引き継がれる。推進力は、プロペラ5に
よる代わりに他の方法で発生させることもできる。駆動
装置としていわゆるコンバーティブルなタービンが使用
される場合には、タービンは滑空飛行において直接逆推
進駆動装置として作用することができる。
【0023】尾翼8,8′又は安定翼11,11′によ
って、既に冒頭で説明したように、浮遊飛行においてラ
ウンドエーロフォイルが貫流される際に増加する横軸を
中心とするトルクを補償して、ロータ噴流の作用なしで
充分に動的な駆動が存在することが可能になり、その
後、最適な方法で高い飛行速度が得られる駆動滑空飛行
への移行が行われる。
【0024】飛行装置は、滑空飛行においては最も小さ
い駆動出力しか必要としないので、装置に過負荷がかか
ると場合によっては「浮遊飛行」と「移行飛行」という
種類の駆動を利用できなくなることがあるが、滑空飛行
とプロペラ力による従来の始動とは常に可能である。す
なわち、満タンに給油され重い荷物を積んだ飛行装置を
いつでも滑空飛行で始動させることができ、かつ比較的
長く飛行した後に、燃料の重量が充分に減少した後では
浮遊飛行へ移行することができる。
【0025】図7〜図11は、飛行装置の第2の好まし
い実施例を示す。図1〜図6に示す第1実施例と比較し
て、本第2実施例は若干の相違を有し、それが特に図7
〜図10に明らかにされている。図7に示すように、本
実施例においてプロペラ5′は飛行装置の鼻部分に設け
られる。飛行装置は2つのタービン3′,3″によって
駆動される。タービンの駆動力は、トランスミッション
27において合体され、プロペラ5′へ与えられる。こ
れは例えば直接に、又は適当な減速トランスミッション
を介して行うことができる。本実施例では、11個のロ
ータブレード21を有するロータの駆動装置は駆動軸を
介して回転し、駆動軸は例えば適当なクラッチを介して
トランスミッション27と結合される。ロータは、ター
ビンによって駆動される滑空飛行において、例えばオイ
ルクラッチ又はマグネットクラッチからなる上記クラッ
チと減結合される。プロペラ5′の推進を制御するため
に、例えばプロペラのブレードの迎え角を変化させるこ
とができる。したがって、動力伝達のこのような実施例
においては、上述の差動歯車装置を省略することができ
る。
【0026】駆動タービン3′,3″を飛行装置の先端
に配置することによって、飛行装置の重心Sが前方へ移
動する。それによって図11に示すように、移行モード
における飛行特性が改良される。既に説明したように、
この飛行モードにおいてロータ噴流が飛行装置の周りを
流れる空気と共働することにより、浮揚力はラウンドエ
ーロフォイルの前方領域で増大し、後方領域で減少す
る。それにより、図11に矢印Pで示す回転トルク
(「ピッチ」)が発生する。前方安定翼11,11′及
び昇降舵9,9′の迎え角を適当にすることにより、こ
の回転トルクに拮抗する。飛行装置の重心Sが飛行装置
の浮揚中心より前にある場合には、操作作用Pに抗して
安定翼11,11′又は昇降舵9,9′の作用を支持す
る他の回転トルクが発生する。
【0027】飛行装置の第2実施例における薄板配置を
図10に示す。第1実施例とは異なり、この実施例にお
いては全ての薄板が半径方向に配置される。ここでも各
薄板は独立した区画(制御区画I′〜 XII′)に分割さ
れ、それらは個々に制御される。全部で12個の区画は
ほぼ同一に構成される。このモジュラー構造によって、
構造及び予備部品の保管及び保守が容易になる。すなわ
ち、例えばある単独の故障した区画を取り除き、正しく
機能する区画に交換することができる。
【0028】浮遊飛行における推進の微細な制御は、こ
の実施例においては特に区画 III′及び区画IX′におけ
る薄板迎え角の調節によって行われ、側方の移動は主に
区画XII′及び区画VI′を介して制御される。浮揚力を
制御するために、第1実施例と同様に薄板を対で互いに
反対方向に調節することができる。推進の大まかな制御
は、プロペラ5′のブレードの迎え角の調節を介して行
われる。
【0029】上述の2つの実施例は、新しい飛行装置の
実施方法のいくつかを示すものである。しかし、その他
の変形例も可能である。すなわち、例えば安定翼及び尾
翼の形状と配置とを、広範な領域で変化させることがで
きる。その場合に重要なことは、特に移行飛行において
良好な制御可能性を保証するために、案内あるいは安定
化手段の少なくとも一部をロータ噴流の作用の外側に配
置することである。
【0030】飛行装置のすべての実施例において、ヘリ
コプタの利点が面飛行装置の利点と結び付いており、そ
の場合にこれらの飛行状態間の移行が確実な方法で得ら
れる。図1、図2及び図5から明らかなように、飛行装
置のこの6人乗りの実施例の長さと「翼幅」とは、大体
において従来の6人乗りの飛行機の値に相当し、それぞ
れ例えば10〜15メートルの範囲にある。達成可能な
最高速度は、この飛行機カテゴリーで一般的な値に相当
する。したがってこの飛行装置は、駆動される滑空飛行
においては面飛行装置と同様であるが、さらに浮遊飛行
の利点を有するので、ヘリコプタに相当する飛行操作を
実施することができる。上述の構造は特に、航路サービ
スで使用することができる中型の旅客機に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】飛行装置の第1実施例の側面図である。
【図2】図1に示す飛行装置の正面図である。
【図3】図1に示す飛行装置の上面図である。
【図4】ロータ領域と中央キャビンの一部の上面図であ
る。
【図5】該当する領域の中心軸の断面図である。
【図6】薄板区画の概略図である。
【図7】飛行装置の第2実施例の上面図である。
【図8】図7に示す飛行装置の正面図である。
【図9】図8に示す飛行装置の側面図である。
【図10】薄板区画の第2実施例の概略図である。
【図11】移行領域におけるパワー特性の説明図であ
る。
【符号の説明】
2…ハウジング 4…ロータ 5…プロペラ 8,8′…尾翼 11,11′…安定翼 14,15…空気案内手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(2)内に配置され、飛行装
    置の重量を越える揚力を発生可能な少なくとも1つの駆
    動されるロータ(4)と、主飛行方向の推進力を発生す
    る推進手段とを有し、該ハウジング(2)はおおむねラ
    ウンドエーロフォイルとして形成され、かつロータの領
    域にロータの噴流を調節して、浮遊飛行における高度と
    位置を制御可能にする空気案内手段(14,15)を有
    し、該ラウンドエーロフォイルは空気流が到着すると動
    的な揚力を発生するように構成される飛行装置におい
    て、 主飛行方向における飛行装置の縦の傾斜を調節する制御
    力を動的に発生させるために、ロータ噴流の外側に尾翼
    手段(8,8′;11,11′)を配置したことを特徴
    とする飛行装置。
  2. 【請求項2】 尾翼手段(8,8′;11,11′)
    が、主飛行方向に関してロータ噴流の外側の側方に配置
    されることを特徴とする請求項1に記載の飛行装置。
  3. 【請求項3】 尾翼手段(8,8′;11,11′)
    が、ハウジング(2)のロータ(4)の側方後方及び/
    又は前方に配置されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の飛行装置。
  4. 【請求項4】 推進手段が、飛行装置の該当する動的な
    駆動が飛行装置の重量を越える水平速度を得られるよう
    に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1つに記載の飛行装置。
  5. 【請求項5】 空気案内手段が、主飛行方向への力を発
    生させるようにロータ噴流を調節でき、それにより推進
    手段の少なくとも一部が空気案内手段によって形成され
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載
    の飛行装置。
  6. 【請求項6】 主飛行方向への力を発生させるために少
    なくとも1つの推進装置(5;5′)が設けられ、その
    推進装置がロータ噴流とはほぼ無関係であり、それによ
    って推進手段の少なくとも一部が少なくとも1つの推進
    装置によって形成されることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1つに記載の飛行装置。
  7. 【請求項7】 空気案内手段が、ロータの領域において
    揺動可能な薄板(15)の配置を有し、薄板が、ロータ
    噴流を調節するために個々に操作可能な制御区画(I〜
    XIV;I′〜XIII′)に分割され、浮遊飛行において薄
    板(15)全体がロータ噴流を通過させるために多く又
    は少なく開放されることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1つに記載の飛行装置。
  8. 【請求項8】 制御区画(I〜 XIV;I′〜 XII′)の
    少なくとも一部において薄板(15)が対で互いに反対
    方向に揺動可能であり、以てロータ噴流に、ロータ軸に
    対して横方向の成分が与えられないことを特徴とする請
    求項7に記載の飛行装置。
  9. 【請求項9】 すべての制御区画(I′〜 XII′)がほ
    ぼ同一に形成されることを特徴とする請求項7に記載の
    飛行装置。
  10. 【請求項10】 揺動可能な薄板(15)が半径方向に
    延びることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに
    記載の飛行装置。
  11. 【請求項11】 揺動可能な薄板(15)が、多数の制
    御区画(I〜 XII)において主飛行方向に対して横方向
    に延びることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1つ
    に記載の飛行装置。
  12. 【請求項12】 駆動される唯一のロータを有する請求
    項7〜11のいずれか1つに記載の飛行装置において、 空気案内手段に静的な流れ案内システム(14)が設け
    られ、この流れ案内システムは、ロータ噴流の回転する
    成分を吸収するために、ロータ平面と揺動可能な薄板の
    配置の間に配置されることを特徴とする飛行装置。
  13. 【請求項13】 流れ案内システム(14)が、半径方
    向に延びる多数の案内羽根によって形成されることを特
    徴とする請求項12に記載の飛行装置。
  14. 【請求項14】 半径方向に延びる案内羽根(14)が
    ハウジングの支持構造の一部であることを特徴とする請
    求項13に記載の飛行装置。
  15. 【請求項15】 浮遊飛行モードと滑空飛行モードと移
    行モードとが設けられる請求項1〜13のいずれか1つ
    に記載の飛行装置を制御する方法において、 浮遊飛行モードにおいては、浮揚はロータによって発生
    され、高度及び移動は大体において空気案内手段による
    ロータ噴流の操舵によって行われ、 滑空飛行モードにおいては、推進は推進手段によって、
    浮揚はラウンドエーロフォイル状のハウジングの到着流
    によって、かつ制御は尾翼手段によって行われ、 移行モードにおいては、制御は空気案内手段と尾翼手段
    とによって重畳して行われること、を特徴とする飛行装
    置の制御方法。
  16. 【請求項16】 移行モードにおいては、尾翼手段によ
    って大体において縦の傾斜を調節するロータ噴流の力が
    補償されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 移行モードにおいては、ロータ噴流を
    方向変換させる空気案内手段が主飛行方向と反対に調節
    されることを特徴とする請求項15又は16に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 空気案内手段のロータの領域に揺動可
    能な薄板の配置が設けられる請求項15〜17のいずれ
    か1つに記載の方法において、 滑空飛行モードにおいて、揺動可能な薄板が閉鎖され、
    かつ全体としてほぼ閉鎖された面を形成することを特徴
    とする方法。
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