JPH05262079A - 情報データ記録媒体 - Google Patents

情報データ記録媒体

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JPH05262079A
JPH05262079A JP4063521A JP6352192A JPH05262079A JP H05262079 A JPH05262079 A JP H05262079A JP 4063521 A JP4063521 A JP 4063521A JP 6352192 A JP6352192 A JP 6352192A JP H05262079 A JPH05262079 A JP H05262079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
black
information data
data recording
black line
Prior art date
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Pending
Application number
JP4063521A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Yamamoto
雅充 山本
Manabu Suzuki
学 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP4063521A priority Critical patent/JPH05262079A/ja
Publication of JPH05262079A publication Critical patent/JPH05262079A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、情報データ記録媒体における黒線の
加筆補修や複写による偽造、改ざんがされにくく、万一
不正がなされても読み取り装置で完全に判別できるとと
もに、一つの情報データ記録媒体によって大量のデータ
を記録することができる情報データ記録媒体を提供する
ことを目的とする。 【構成】本発明の情報データ記録媒体(20)は、多様な幅
間隔を有する黒線を、線幅方向に多数配列表示して2進
数値データを記録した情報記録媒体であって、前記情報
データ記録媒体における墨インキによる黒線(10)と磁性
インキによる黒線(12)乃至螢光を発する黒線(14)のいず
れか一方又は両方の黒線とが、並列に交わって配列され
た構成によりデータが記録されていることを特徴とする
情報データ記録媒体(20)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカードや有
価証券等に表示してなる情報データ記録媒体であって、
前記情報データ記録媒体における墨インキによる黒線
と、磁性インキによる黒線乃至螢光を発する黒線のいず
れか一方又は両方の黒線とによって、構成された情報デ
ータ記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2進数データを印刷体上に表示す
るデータの記録方法としてはバーコードによって記録す
る方法がある(図4を参照)。
【0003】このバーコードによるデータ記録方法は、
多様な幅間隔を有する黒線を線の幅方向に多数配列して
データを記録するようになっている。このデータを読み
取る際には、読み取り装置によって黒線の配列方向に光
ビームを走査して黒線を印刷した台紙からの反射光を時
系列的に検出し、光電変換することによって記録データ
を読み取るが、このように情報データを記録したバーコ
ードが、最近広く使用されるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バーコードにおいてはデータを読み取る際には、黒線の
配列方向に光ビームを走査し黒線を印刷した台紙からの
反射光により、黒線の線幅間隔を読み取り数値データと
しているが、目視による数値データの解読が可能なた
め、黒線を加えたり、消すことによる加筆補修による改
ざんが可能である。また、このバーコードを複写するこ
とにより、大量に複製ができ偽造、改ざんがなされて
も、前述した現在の読み取り方法や装置では、判別する
ことができない等の偽造や改ざんに対する真偽判定上の
問題が残されている。更に、大量のデータを一つのバー
コードによって記録するとバーコードの配列方向の長さ
が長くなり読み取りミスが発生するおそれがある。
【0005】そこで本発明は、情報データ記録媒体にお
ける黒線の加筆補修や複写による偽造や改ざんがなされ
にくく、且つ、前記の不正行為がなされても、真偽の判
定が容易にできるとともに、一つの記録媒体によって大
量の情報データを記録することができる情報データ記録
媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の情報データ記録媒体は、多様な幅間隔を有
する黒線を、線の幅方向に多数配列表示して2進数値デ
ータを記録した情報記録媒体であって、前記情報データ
記録媒体における墨インキによる黒線(10)と、磁性イン
キによる黒線(12)乃至螢光を発する黒線(14)のいずれか
一方又は両方の黒線とが、並列に交えて配列された構成
によりデータが記録されていることを特徴とする情報デ
ータ記録媒体(20)である。
【0007】
【作用】本発明の情報データ記録媒体(20)は、図1に示
すように、多様な幅間隔を有する黒線を線幅方向に多数
配列表示した2進数値を記録した情報データ記録媒体で
あって、前記情報データ記録媒体における墨インキによ
る黒線と、磁性インキによる黒線乃至螢光を発する黒線
のいずれか一方又は両方の黒線とが、並列に交えて配列
された構成になっているので、目視によりバーコードと
しての数値データの情報は得ることができるが、磁性イ
ンキによる黒線、螢光を発する黒線が入っているので複
写や加筆補修を行なっても、真のデータの読み取りがで
きない。また、光学的読み取りや機械的読み取りにより
偽造や改ざんの発見が容易になるのでこれらの不正を防
止することができる。即ち、目視によるバーコード読み
取りパターンの数値データは解読できるが、磁性インキ
による黒線、螢光を発する黒線により情報データは専用
の読み取り装置でないと解読ができないため、偽造や改
ざんによる不正が難しい。
【0008】
【実施例】本発明の情報データ記録媒体を図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の一実施例による情報デー
タ記録媒体における墨インキによる黒線と磁性インキに
よる黒線と螢光を発する黒線により構成された情報デー
タ記録媒体を示す説明図である。また図2は、図1に示
した情報データ記録媒体の読み取りパターンを示す説明
図である。
【0009】本発明は図1に示すように、情報データ記
録媒体における黒線(10)の幅方向の配列を、例えば通常
の印刷用墨インキの太線(10a) 、螢光を発する墨インキ
による太線(14a) 、磁性インキによる細黒線(12b) 、墨
インキの細線(10b) (以下図1に示す順に配列構成)等
バーコードの記録方式よる構成であるとともに、規定さ
れている線幅及び間隔にしたがって、配列された構成に
よりデータを記録した情報データ記録媒体である。
【0010】本発明の情報データ記録媒体(20)に使用さ
れる記録用の印刷インキは、通常の印刷用の墨インキに
よる黒線(10)と、磁性インキによる黒線(12)はMICR
(磁性インキ文字認識)用磁性インキを使用することが
好ましい。また、螢光を発する黒線(14)は、印刷用墨イ
ンキに有機又は無機の螢光顔料を混練したものを使用し
たものである。
【0011】前記情報データ記録媒体の読み取り方法
は、図2(a),(b),(c) に示すように、情報データ記録媒
体を読み取る際には、先ず、配列方向に光ビームを走査
して、黒線を印刷記録した台紙からの反射光により黒線
の線幅、間隔を読み取り、数値データとするバーコード
の読み取り方式による読み取りパターンであり、螢光を
発する黒線(14)はブラックランプ等の紫外光の照射によ
る螢光発色読み取りパターンであり、また、磁性インキ
による黒線(12)部分は磁性体の読み取り波形パターンを
示したものである。前述したように、一つの情報データ
記録媒体から、3種類の情報データが記録できる。ま
た、読み取り方法を変えることで、マイクロコンピュー
ターに入力してマイクロコンピューターの制御によっ
て、従来のバーコードでは得られない多くの情報データ
が得られる情報データ記録媒体である。
【0012】尚、情報データ記録媒体の印刷方法として
は、前記情報データ記録媒体を構成する黒線の幅間隔の
調整が難しいこともあるので、各種印刷方式の中で印刷
精度のよいオフセット印刷方法による印刷が好ましい。
【0013】<実施例1>図3(a) に示したバーコード
の黒線のうち「○」をつけた黒線をMICR用磁性イン
キで印刷し、「×」印をつけた黒線を螢光を発する墨イ
ンキで印刷を行なった情報データ記録媒体である(尚バ
ーコードはNW−7タイプである)。この媒体を光学的
に光ビームで走査して読み取るとデータキャラクターは
「A37859B」を示す。
【0014】磁性インキによる黒線(12)を磁気読み取り
装置で読むと、黒線のパターンは図3(b) に示すように
なり、太い黒線(12a) を「1」細い黒線(12b) を「0」
とするとデータは「1001001」となりキャラクタ
ーとの対応を決めておくことにより、データキャラクタ
ーを表わすことができる。
【0015】螢光を発する黒線(14)の読み取りパターン
は、図3(c) のようになり、磁性インキによる黒線同様
に、太い黒線(14a) を「1」細い黒線(14b) を「0」と
するとデータは「0100110」と表わされて螢光を
発するだけでなく、キャラクター化も可能になる。
【0016】以上、前述したように、光学的には「A3
7859B」のキャラクターしか読み取れないが、磁性
インキによる黒線(12)や、螢光を発する黒線(14)を読む
ことによって別な2種類の情報データを盛り込むことが
できた。
【0017】
【発明の効果】本発明の情報データ記録媒体は、前記情
報データ記録媒体における墨インキによる黒線と、磁性
インキによる黒線乃至螢光を発する黒線のいずれか一方
又は両方の黒線とが、並列に交えて配列されている構成
になっていてデータが記録されているので、この情報デ
ータ記録媒体を複写して不正に使用しても、光学的読み
取りはできても磁気出力、螢光発色の読み取りができ
ず、容易に偽造や改ざんの判定や発見をすることができ
るので不正ができない情報データ記録媒体である。ま
た、MICR用磁性インキや螢光顔料は入手しにくいの
で加筆補修等の偽造が容易にできない。
【0018】更に、磁性インキによる黒線のパターンや
螢光を発する黒線のパターンに情報データを盛り込むこ
とにより、通常のバーコードデータの記録方式による記
録の他に、2種類の情報データを記録することができる
ので大量の情報データを記録することができる。しか
も、これらの情報データを相互にスクランブルさせるこ
とにより、更に複雑な情報データを記録することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報データ記録媒体に
おける墨インキによる黒線と磁性インキによる黒線と螢
光を発する黒線により構成された情報データ記録媒体を
示す説明図である。
【図2】(a)前記の情報データ記録媒体を光学的に読
み取りした場合のバーコード読み取り方式による読み取
りパターンターンを示す説明図である。 (b)紫外光の照射による螢光を発する黒線の読み取り
パターンを示す説明図である。 (c)磁性インキによる黒線の磁気記録読み取りパター
ンの波形を示す説明図である。
【図3】(a)本発明の一実施例による情報データ記録
媒体を示す説明図である。 (b)磁性インキによる黒線の読み取りパターンを示す
説明図である。 (c)螢光を発する黒線の読み取りパターンを示す説明
図である。
【図4】従来のバーコードの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 …バーコードの黒線 10a …バーコードの太い黒線 10b …バーコードの細い黒線 12 …磁性インキによる黒線 12a …磁性インキによる太い黒線 12b …磁性インキによる細い黒線 14 …螢光を発する黒線 14a …螢光を発する太い黒線 14b …螢光を発する細い黒線 20 …情報データ記録媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多様な幅間隔を有する黒線を、線の幅方向
    に多数配列表示した2進数値データを記録した情報デー
    タ記録媒体であって、前記情報データ記録媒体における
    墨インキによる黒線と、磁性インキによる黒線乃至螢光
    を発する黒線のいずれか一方又は両方の黒線とが、並列
    に交えて配列された構成によりデータが記録されている
    ことを特徴とする情報データ記録媒体。
JP4063521A 1992-03-19 1992-03-19 情報データ記録媒体 Pending JPH05262079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063521A JPH05262079A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 情報データ記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063521A JPH05262079A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 情報データ記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05262079A true JPH05262079A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13231609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063521A Pending JPH05262079A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 情報データ記録媒体

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JP (1) JPH05262079A (ja)

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