JPH05261174A - 上面の幅に変化のあるスキー板 - Google Patents

上面の幅に変化のあるスキー板

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JPH05261174A
JPH05261174A JP4330142A JP33014292A JPH05261174A JP H05261174 A JPH05261174 A JP H05261174A JP 4330142 A JP4330142 A JP 4330142A JP 33014292 A JP33014292 A JP 33014292A JP H05261174 A JPH05261174 A JP H05261174A
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ski
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ridges
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ラクロア ジャック
Herve Andrevon
アンドレヴォン エルヴェ
Dominique Deville
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/04Structure of the surface thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/04Structure of the surface thereof
    • A63C5/048Structure of the surface thereof of the edges

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製造が容易で、かつ所望のスキー滑走性能、
快適性、および強度特性を備えた、改良型スキー板を提
供する。 【構成】 前部分18は、前方連結用中間部分26を介
して中央部分17に接続された前方部分25から成り、
これに対して、後部分20は後方連結用中間部分24を
介して前記中央部分17に接続された後方部分22から
成ること、および上面6の2の上方稜部7c、8cが中
央部分17において平行であるのに対し、2の前後部分
22、25のうちの1が、この区域において、一方で
は、前記側面9、10が傾斜して上方へ向けて収斂し、
また、他方では、前記上面6は中央部分におけるよりも
幅が狭く、かつ一定の幅1a、1rを有するスキー板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、アルペンスキー板、クロスカン
トリースキー板、モノスキー板、または雪上サーフ用の
板に関するものである。更に詳しく述べると、本発明は
これら各種のスキー板の改良に関するものである。
【0002】とりわけ、アルペンスキーをするに当って
使用されるスキー板は、前方がアップターンで、また後
方がテールで終端する細長いビーム状になっている。ス
キー板の厚みは、スキー板が特定の撓みを有するいわば
ビームを形成するよう、一般に中央部分が厚く、両端に
向かって漸減する。
【0003】現行のスキー板は一般に複合構造を採用し
ている。このような複合構造においては、スキー板を使
用する際の機械的応力の分布を考慮に入れて、各種材料
の各々が最適状態で関与するように組み合わされる。し
たがって、この構造は、一般に、周辺保護部材と、撓み
応力と捩じれ応力に抵抗するための内部強度部材と、芯
部と、滑走部材と、引っ掛け部材とを含む。これら諸部
材は接着または射出によって組み立てられ、この組立作
業は、一般に、顕著に引き上げられてアップターン部と
なっている前部分と、僅かに引き上げられてテール部と
なっている後部分と、反りの付いている中央部分とを有
する、スキー板の最終形状を呈する鋳型内で加熱して行
われる。
【0004】良質のスキー板を製造することに対する製
造者の苦労にも拘わらず、製造者は、今日に至るまで、
あらゆる使用条件を満たす高性能のスキー板を見いだし
ていない。
【0005】スキー板の寸法ならびに構造特性がスキー
板のスキー滑走性能の特徴を決定することが知られてお
り、スキー板の寸法線が旋回時にそのカーブ保持を助け
てスキー板の旋回を可能にし、かつスキー板の厚みの線
が撓みを良好に調節できるようにする。捩じれの調節は
スキー板の最小側面の線によって行われる。
【0006】フランス国特許第2522978号は、旋
回を実施する際、側面の摩擦を減少させるために、側面
が一定または可変の傾斜を有するスキー板の使用を教示
している。傾斜は、中央区域付近において曲線が狭くな
る方向に、スキー板の上面の幅の変化するのに特に適合
するよう変化する。いわゆる「締め具領域」では、図1
で示すように、スキー板の幅は締め具を収容するのに適
したプラットフォームを作りだすために一定である。こ
のスキー板の形状は、上方稜部がスキー板の長さの大部
分で曲線状である事実を考慮に入れると、製造が複雑で
ある。この困難は、予め含浸した繊維補強材を利用する
現代的なスキー板の構造において特に顕著に現われる。
該稜部の箇所における折り曲げが難しく、かつ繊維が上
方稜部のレベルにおいて規則正しく配設できないからで
ある。その結果、該稜部は少なくとも機械的強度が減少
している。更に、上面の非直線状縁部は、例えば昇華手
段による上面の装飾を実現するための単純かつ効果的な
目印にならない。本出願人のフランス国特許第2598
930号は、上部プラットフォームがスキー板の全長に
亘って一定の幅を有し、かつ最小側面がスキー板の滑走
面の幅または側線の変化に適合するよう可変傾斜部を有
するスキー板に関する。この種のスキー板は今日知られ
ているスキー板に比べて幾つかの利点を有するが、ある
種の雪やスキーの実施に未だ或る程度の改善を必要とす
るある種のスキーヤーにとって完全に満足すべきもので
はない。
【0007】本発明は、一方では、スキー板の製造を容
易にする目的でこのスキー板に加えられた改良に関する
ものであり、他方では、所望のスキー滑走性能、快適
さ、および強度の諸特性を得ることを可能にするもので
ある。
【0008】したがって、本発明によるスキー板は、2
の下方稜部で側方が限定された滑走用下面と、2の上方
稜部で側方が限定された上面と、2の側面とを含む細長
いビームの形状をしており、かつアップターンにより前
端が終わっている前部分を介して前方に延びるととも
に、テールにより後端が終わっている後部分を介して後
方に延び出ている中央部分で構成される。この前部分は
前方連結用中間部分を介して中央部分に連結された前方
部分で構成されるのに対し、後部分は後方連結用中間部
分を介して中央部分に連結された後方部分で構成され
る。また、上面の2の上方稜部は中央部分で平行である
のに対し、前方部分または後方部分の内の1つは、この
区域において、一方では、側面が上方へ収斂するよう傾
斜し、また他方では、上面が中央部分の幅よりも狭く、
かつ一定の幅を有する。
【0009】スキー板が一定幅の諸部分を有するという
こと、あるいはその上方稜部が平行であるということ
は、スキー板の製造(とりわけ、上方補足補強材の裁断
と配置)を容易にし、かつこれら諸部分における上方稜
部の強度を向上させることを特に目的としている。前方
または後方の2部分の内の少なくとも一方の上面が中央
部分の幅よりも狭い幅を有するということは、前述の利
点を保ちながら、一方では、締め具用の十分な空間を準
備可能にし、また他方では、捩じれと撓みの値を、対象
とする長手方向位置に応じて、既知のスキー板の捩じれ
と撓みの値よりももっと加減できるスキー板を準備可能
にする。
【0010】特定の一配置構成によれば、前方部分はそ
の上面が中央部分におけるよりも狭く、かつ平行な2の
側方稜部で限定される。
【0011】別の一補足的配置構成によれば、後方部分
はその上面が中央部分におけるよりも狭く、かつ平行な
2の側方稜部で限定される。
【0012】特定の他の配置構成によれば、前方部分の
上面の幅は後方部分の上面の幅に等しい。これに対し
て、別の一配置構成によれば、前方部分の上面の幅は後
方部分の上面の幅と異なっている。
【0013】好ましい一配置構成によれば、側面もま
た、スキー板の中央部分において傾斜し、スキー板の中
央長手方向軸に対して対称的に上方へ向けて収斂する。
【0014】有利な一配置構成によれば、側面の傾斜角
は連続的に変化し、その結果、この傾斜角は中央部から
両端へ向けて次第に減少する。
【0015】本発明は、スキー板の厚みも側線をも変更
することなく、捩じれ剛性を最適にできる。実際、スキ
ー板の上面の幅を変えることによって、スキー板の捩じ
れ挙動に望まれる特性を得ることができる。
【0016】本発明のその他の特徴と利点は、添付図を
参照して、以下の説明を読むことにより明らかとなろ
う。ただし、この説明は例示に過ぎず、本発明の範囲を
限定するものではない。
【0017】それ自体公知となっているように、また諸
図が示すように、本発明によるスキー板1は、2の下方
稜部4、5により側方が画定された滑走用下面3を含む
細長いビームの形を取る。とりわけ、このスキー板は2
の上方稜部7、8により側方が画定された上面6と、下
方稜部4、5を前述の上方稜部7、8に連結する2の側
面9、10とを含む。いわゆる「スキー板本体」は、前
方接触線11と後方接触線12との間に延在し、アップ
ターン14を形成する。持ち上がった前方部分13を介
して前方へ向けて延び出ており、またテール16を形成
する、より短く、かつ持ち上がりの僅かな後方部分15
を介して後方へ向けて延び出ている。
【0018】図1で、前方接触線11と後方接触線12
との間で対象となるスキー板本体170は、それ自体公
知のように、負荷のない休止状態において軽く反ってお
り、かつその固有の厚み分布を有する。したがって、厚
みeは中央区域において最大であり、例えば前方AVと
後方ARへ向けて漸減する。
【0019】本発明によるスキー板は中央部分17と前
部分18と、後部分20とを含む。すなわち、中央部分
はその前端19から前方接触線11まで延在する前部分
18を介して前方へ伸び出ており、またその後端21か
ら後方接触線12まで延在する後部分20を介して後方
へ伸び出ている。スキー板の中央部分17は締め具の取
り付け用中央区域に当たり、その長さLCは、例えば4
00mmないし700mm、より好ましくは600mmに亙
る。
【0020】本発明の一特徴によれば、中央部分17に
おけるスキー板の上面6は一定の幅1cを有する。した
がって、該中央部分17の上面6は、それぞれ、一定の
間隔1cで互に隔てられた2の直線状でかつ平行なセグ
メントAB、CDから成る、2の直線状でかつ平行な側
方稜部7c、8cで側方が限定される。
【0021】補足的な一特徴によれば、後部分20は2
の部分22、24、すなわち、中央部分17に接続され
る第一の中間部分24と、それに続く第二の後方部分2
2とから成り、この後方部分22では、スキー板の上面
6が、一方では、幅lrが中央部分の幅lcよりも狭
く、また他方では、2の直線状でかつ互に平行して延在
する側方稜部7r、8rにより側方が限定される。した
がって、前述の幅lrはスキー板の後部分20の第二の
後方部分22において一定である。前述の第二の後方部
分は、後方接触線12の付近から、様々な長短のある長
さLrに亙って前方へ延在する。したがって、長さLr
は全長の5%ないし30%を占めることができ、例えば
長さLが2メートルのスキー板では、18%である。し
たがって、第二の後方部分22の上面6は、間隔lcよ
りも狭い間隔lrで互に隔てられている、2の直線状で
かつ平行なセグメントEF、GHから成る2の稜部で側
方が限定される。上面の幅が一定である後方部分22が
異なる長さに亙って延在するので、この後方部分は、上
面が後方へ向けて収斂する2のセグメントBE、DGで
形成された、前方へ向けて散開する2の側方稜部7i
r、8irによって側方が限定される第一の連結用後方
中間部分24を介して中央部分に連結される。
【0022】別の補足的な一特徴によれば、前部分18
は、中央部分17に接続される第一の中間部分26と、
それに続く第二の前方部分25とから成り、該第二の前
方部分25では、スキー板の上面が、一方では、幅la
が中央部分17の幅lcよりも狭く、また他方では、2
の直線状でかつ互に平行して延在する側方稜部7a、8
aによって側方が限定される。したがって、前述の幅l
aはスキー板の前部分18の前方部分25において一定
である。前述した第二の前方部分25は、前方接触線1
1の付近から、様々な長短のある長さLaに亙って、後
方へ延在する。したがって、長さLaは全長の8%ない
し45%を占めることがてき、長さLが例えば2メート
ルのスキー板では、22%である。したがって、第二の
前方部分25の上面6は、間隔lcよりも狭い一定の間
隔laで互に隔てられた、2の直線状でかつ平行なセグ
メントIJ、HLから成る2の稜部で側方が限定され
る。上面の幅が一定である前方部分25が異なる長さに
亙って延在するので、この前方部分は、上面が前方へ向
けて収斂する2のセグメントJA、LCで形成された、
前方へ向けて散開する2の側方稜部7ir、8irによ
って側方が限定される第一の連結用前方中間部分26を
介して中央部分に連結される。
【0023】他の補足的な一特徴によれば、そしてま
た、上面6の厚みeと幅lの変化を考慮にいれて、下面
3を上面6に接続できるようにするためには、側面9、
10を傾斜させて、少なくとも前部分18と後部分20
において、上方へ向けて収斂するようにし、それにより
スキー板の上面ならびに下面の幅lの変化に適合させる
べく鋭角Aを形成する。
【0024】好ましい配置構成によれば、下面の幅lは
スキー板の全長において対象となるどの箇所ででも上面
の幅より広いので、該側面9、10もまた中央区域で傾
斜し、この傾斜はスキー板に沿って変化する。実際、傾
斜角Aの値は、図3ないし図9、更に詳細には図10に
示されるように、対象となる部分の長手方向位置に応じ
て変化する。また、角度Aが前部と後部におけるよりも
中央部分においてより大きいと有利であることを指摘し
ておく。その上、傾斜の変化は連続的で、かつスキー板
の中央から両端へ向けて一定角度Aが徐々に減少するの
に伴なって減少するのが有利である。図1から図9まで
に示される好ましい実施態様において、側面9、10
は、スキー板の長手方向中央垂直対称面Pに対して互い
に対称であるが、もちろん対称でなくてもよい。
【0025】中央部分17において、角度Aは、例えば
55°ないし90°の間にあるのに対して、前部分と後
部分においては、例えば15°ないし90°の間にあ
る。側面9、10は図3ないし図9に示されるように平
坦であるが、図11と図12に示されるように凹状また
は凸状の曲線輪郭を有してもよい。もちろん、該側面は
スキー板の一部分において平坦で、他のいずれかの部分
では曲線状を呈してもよく、またはその逆であってもよ
い。
【0026】スキー板1上の位置に応じた傾斜角Aの変
化曲線の一例を図10に示す。角度Aの値を縦軸に示
し、スキー板1に沿った対象位置を横軸に示す。
【0027】図13はスキー板の一変形実施態様を示す
横断面図である。この態様によると、前方部分25と後
方部分22の上面6の側縁部は、その長さの少なくとも
一部分に亙って、上面6(例えばエッジの衝撃によりこ
れらの箇所にとりわけ衝撃が加わる上面)を特に保護す
るための長手方向突起部70、80を含む。
【0028】図14の例において、長手方向突起部は前
部分18の全長および後部分20の全長に亙って延在す
る。図15の例において、長さLaとLrの突起部は、
それぞれ、前方部分25と後方部分22の長さの一部L
DとLEにのみ延在する。
【0029】更に、スキー板の構造はサンドイッチ型、
またはケーソン型、あるいはその他の型であってもよ
い。図16、図17、および図18は、例として、上部
壁31と2の側壁32、33から成り、芯34を覆う逆
U字形の断面をしたシェル状の第一上方硬質補強材30
を含み、全体が、その下方部分において、金属製エッジ
36、37、通常ポリエチレン製の滑走用層38、なら
びに下方補強材39、40を含む下方部材35で閉鎖さ
れる。上部表層41は、装飾を形成するために上部補強
材を覆い、かつスキー板の美観側面で終っている。第2
の上方補強材層42を第一層の下に設けると有利であ
る。前述の第二層42は、例えば、締め具を収容するた
め、少なくとも長さL′cの中央部分17に延在する一
定幅l′bの帯状部材で構成される。
【0030】スキー板の前部分18におけるスキー板の
断面構造を示す図16は、第二層42が一定の幅を保ち
ながら中央部分17の下を越えて延在することを示す。
この場合、幅l′bはスキー板の上面幅laよりも広
く、第2層42の縁取り部420、421は長手方向突
起部70、80で形成され、それにより該突起部を補強
する溝部の内側で上方に向かって軽く湾曲している。
【0031】補強材層30、39、40はエポキシ樹脂
またはポリエステルを含浸させたガラス繊維、炭素繊維
のような複合材料、あるいは合金からなる、各種の材料
層であってもよい。芯34は、充填材を加えたあるいは
加えない発泡樹脂、木製、またはアルミニウム製ハニカ
ムであってもよい。装飾を確保する表層41はポリアミ
ド製、あるいは他の熱可塑性プラスチック材料製であっ
てもよい。該表層は単層または複数層で構成してもよ
い。
【0032】図1から図10までに示した実施態様によ
れば、前方部分25の上面6の幅laは、後方部分22
の上面6の幅lrに等しいが、そうでなくてもよく、2
つの幅laとlrは幅lcよりも狭いと同時に、一方が
他方と異なっていてもよい。したがって、前方部分25
の上面6の幅laは、後方部分22の上面6の幅lrよ
りも狭いか、または広くてもよい。
【0033】上記の実施態様では、スキー板の上面6は
平坦な面の形で示されているが、この上面が他の形状、
とりわけ曲面状であってもよいことは言うを待たない。
この場合、該上面は凸状又は凹状であるか、あるいはま
た適宜なタイプの一連の面で構成されてもよい。
【0034】同じく、上記の諸実施態様において、前方
部分25と後方部分22を中央部分17に連結し、かつ
スキー板に沿って連続的に延在する顕著な2つの側方稜
部7、8で具体化される連結用中間部分24、26が示
されている。本発明の範囲を逸脱しない限り、それとは
異なるものであってよく、側方稜部7、8が連結用中間
部分24、26の箇所で不連続性を有するようにしても
よい。
【0035】「不連続性」とは、側方稜部の前方部分が
連結用中間部分において側方稜部の後方部分に直接接続
されていないことを指す。例えば、側方稜部は、側面
9、10を上面6に連結する連結用接線状区域が設けら
れていれば、この連結用中間部分でぼやける可能性があ
り、あるいは上面6との割線状区域が設けられていれ
ば、偏向する可能性がある。
【0036】もちろん、本発明は例として記載され、か
つ図示された諸実施態様に限定されるものではなく、あ
らゆる技術的均等物ならびにそれらの組み合わせをも含
み、また本発明の範囲を逸脱しない限り、その他の変形
実施態様も同じく可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスキー板の側面図である。
【図2】図1のスキー板の上面図である。
【図3】図2のスキー板を III− III線に沿って見た横
断面図である。
【図4】図2のスキー板をIV−IV線に沿って見た横断面
図である。
【図5】図2のスキー板をV−V線に沿って見た横断面
図である。
【図6】図2のスキー板をVI−VI線に沿って見た横断面
図である。
【図7】図2のスキー板をVII −VII 線に沿って見た横
断面図である。
【図8】図2のスキー板をVIII−VIII線に沿って見た横
断面図である。
【図9】図2のスキー板をIX−IX線に沿って見た横断面
図である。
【図10】スキー板の側面における傾斜角の変化を示す
グラフである。
【図11】一変形実施態様を示す図4に類似の横断面図
である。
【図12】一変形実施態様を示す図4に類似の横断面図
である。
【図13】一変形実施態様を示す図4に類似の横断面図
である。
【図14】図13のスキー板の一例を示す上面図であ
る。
【図15】図13のスキー板の別例を示す上面図であ
る。
【図16】図14のスキー板の構造をN−N線に沿って
見た横断面図である。
【図17】図14および図18のM−M線に沿って見た
横断面図である。
【図18】補強層(42)を特に破線で示すスキー板の
上面図である。
【符号の説明】
2 細長いビーム 3 滑走用下面 4、5 下方稜部 6 上面 7、8 上方稜部 7a、8a、7r、8r 側方稜部 7c、8c 上方稜部 9、10 側面 13 前端 14 アップターン 15 後端 16 テール部 17 中央部分 18 前部分 20 後部分 22 後方部分 24 後方連結用中間部分 25 前方部分 26 前方連結用中間部分 31 上部(補強)壁 34 芯部 40 下部(補強)壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドミニク デヴィル フランス国.74940 アネシー ル ヴィ ウ,パルク デ レセ 11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2の下方稜部(4、5)により側方を限
    定された滑走用下面(3)と、2の上方稜部(7、8)
    により側方を限定された上面(6)と、2の側面(9、
    10)とを含み、かつアップターン(14)によってそ
    の前端(13)が終っている前部分(18)を介して前
    方(AV)へ伸びるとともに、テール(16)によって
    その後端(15)が終っている後部分(20)を介して
    後方(AR)へ伸びた中央部分(17)から成る細長い
    ビーム(2)の形をスキー板において、 前記前部分(18)は、前方連結用中間部分(26)を
    介して前記中央部分(17)に接続された前方部分(2
    5)から成り、これに対して、前記後部分(20)は後
    方連結用中間部分(24)を介して前記中央部分(1
    7)に接続された後方部分(22)から成ること、およ
    び前記上面(6)の2の上方稜部(7c、8c)が中央
    部分(17)において平行であるのに対し、2の前後部
    分(22、25)のうちの1が、この区域において、一
    方では、前記側面(9、10)が傾斜して上方へ向けて
    収斂し、また、他方では、前記上面(6)は中央部分に
    おけるよりも幅が狭く、かつ一定の幅(1a、1r)を
    有することを特徴とするスキー板。
  2. 【請求項2】 前記前方部分(25)の上面(6)が前
    記中央部分(17)の幅よりも狭く、かつ平行な2の側
    方稜部(7a、8a;7r、8r)により限定されるこ
    とを特徴とする請求項1によるスキー板。
  3. 【請求項3】 前記後部分(22)の上面(6)が前記
    中央部分(17)の幅よりも狭く、かつ平行な2の側方
    稜部(7a、8a;7r、8r)により限定されること
    を特徴とする請求項1または2によるスキー板。
  4. 【請求項4】 前記前部分(25)の上面(6)の幅
    (la)と前記後部分(22)の上面(6)の幅(1
    r)が同じであることを特徴とする請求項3によるスキ
    ー板。
  5. 【請求項5】 前記前部分(25)の上面(6)の幅
    (la)と前記後部分(22)の上面(6)の幅(l
    r)が異なることを特徴とする請求項3によるスキー
    板。
  6. 【請求項6】 前記前部分(25)の上面(6)の幅
    (la)が前記後部分(22)の上面(6)の幅(l
    r)より広いことを特徴とする請求項5によるスキー
    板。
  7. 【請求項7】 前記前部分(25)の上面(6)の幅
    (la)が前記後部分(22)の上面(6)の幅(l
    r)より狭いことを特徴とする請求項5によるスキー
    板。
  8. 【請求項8】 前記後部分(20)と前部分(18)に
    おいて、前記側面(9、10)が傾斜し、上方へ向けて
    収斂することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    1によるスキー板。
  9. 【請求項9】 傾斜角(A)が、中央部から両端部へ向
    けて徐々に減少するよう、連続して変化することを特徴
    とする請求項8によるスキー板。
  10. 【請求項10】 少なくとも1の上部壁(31)と少な
    くとも1の下部壁(40)からなる2の補強部材間に配
    設された芯部(34)から成ることを特徴とする請求項
    1ないし9のいずれか1によるスキー板。
  11. 【請求項11】 前記上部補強部材が逆U字状をしてお
    り、かつ、下方へ向けて延在する側壁を介して、両側か
    ら下方へ伸び出た上部壁を含むことを特徴とする請求項
    10によるスキー板。
JP4330142A 1991-12-13 1992-12-10 上面の幅に変化のあるスキー板 Expired - Lifetime JPH0698209B2 (ja)

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