JPH0526062U - ワンタツチ式隅切り用箆付きカツター - Google Patents

ワンタツチ式隅切り用箆付きカツター

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JPH0526062U
JPH0526062U JP9597691U JP9597691U JPH0526062U JP H0526062 U JPH0526062 U JP H0526062U JP 9597691 U JP9597691 U JP 9597691U JP 9597691 U JP9597691 U JP 9597691U JP H0526062 U JPH0526062 U JP H0526062U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
cutter
tip
long groove
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP9597691U
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English (en)
Inventor
健 村山
Original Assignee
健 村山
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロス張り等における隅切り作業において、
従来のように竹箆、地箆、ナイフ、鋏等多くの道具を用
いることなく、一個のコンパクトにまとめられた利器を
もって足場の悪い場所でも、又未熟練者でも容易に、か
つ正確に隅押さえ及び隅切り作業をワンタッチで短時間
になし得るワンタッチ式隅切り用箆付きカッターを安価
に提供することを目的とする。 【構成】 木、ステンレス等の硬質素材により、その前
後両端を平面円錐状に形成した箆の横手のほぼ中央より
左側にその前端部より後端部に至る長溝を穿設し、箆の
前端部を半円錐状のナイフ前端部被覆板で覆い、上記長
溝内に任意のカッターナイフを、そのナイフの刃先が箆
先より繰出し繰入れ自在に嵌装して成ることを特徴とす
るワンタッチ式隅切り用箆付きカッター。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋内の壁及び床のクロス張り、戸襖、障子等の紙貼りなどにおけ る隅(縁)切りに有効かつ簡易に使用し得るワンタッチ式隅切り用箆付きカッタ ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の室内の壁及び床のクロス張り、戸襖、障子等の建具の紙貼り等において は、図3に示すような竹箆ならびに幾種類もの地箆及びナイフ更には定規等の多 くの利器を使用し、切り張り作業の際、まづ隅切り対象物の隅(縁)を竹箆で押 えて條をつけ、その條に地箆を当てがい、別のナイフをもって條に沿って隅切り を行っていた。
【0003】 従って、このような多くの利器を使っての隅切り作業には手間が掛り、これを 手際よく行なうためには相当の熟練を要した。殊に隅切り対象物の隅部(縁部) が曲線である場合には、竹箆で隅部に條をつけた上、捲り上げて鋏で切る必要が あり、これにはかなりの手数と熟練を要し、狭隘な場所や足場の悪い場所では作 業が仕難く、特に未熟者にあっては手際よく奇麗に隅切りを施すことが困難であ った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は竹箆、地箆、ナイフ、更には鋏等多くの利器を用意する必要がなく、 一個の利器をもって隅切り対象物にワンタッチで條をつけると共に隅切りを行な い得るコンパクトな隅切り用箆付きカッターを開発提供することにより、上記従 来のものによる隅切り作業の難欠点を解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案においては、竹、木又はステンレス或いはプラスチック等の硬 質素材からなり、その前後両端を平面円錐状に形成した箆(1)の横手のほぼ中 央より左側にその前端部より後端部に至る適宜幅(後記カッターナイフが内接し て堅固に嵌装され得る幅)の長溝(2)を穿設し、箆の前端部を半円錐筒状のナ イフ前端部被覆板(1c)で覆い、箆の前記長溝内に任意のカッターナイフ(3 )を嵌装し、該カッターナイフのナイフ先端(5)が上記箆の前端部先端(1a ’)(以下箆先という)と前記ナイフ前端部被覆板(1c)との間に設けられた ナイフ先端繰出口(0)から自在に繰出し繰入れできるように構成し、未熟者で もワンタッチで手間を掛けず容易かつ奇麗に隅切り作業のできるワンタッチ式隅 切り用箆付きカッターを開発するに至り、上記課題を解決するに至った。
【0006】
【作用】
箆(1)の長溝(2)内に嵌装されたカッターナイフ(3)のナイフ先端(5 )は箆先(1a’)より繰出し、繰入自在とし、かつその刃先(7)が箆先(1 a’)のセンターに沿うて繰出されるように形成されている一方、箆先を平面円 錐状に形成しているので、隅切り作業に当っては、箆先の腹部(1d)にて隅切 り対象物例えばクロスの隅を押さえながら、箆先よりカッターナイフの先端(5 )を繰出してその刃先(7)をクロスの隅に臨ましめてカットするものである。
【0007】 従って本考案においては、クロス等の隅の押えとカットとを一つの利器(箆付 きカッター)を片手で持ってワンタッチで作業し得られ、即ち隅押さえをしなが ら自動的に隅切りが手早くでき、かつ隅の切口は隙間なく奇麗に切断できる効果 がある。
【0008】 本考案においては、従来の竹箆、地箆、鋏等は要せず、クロス等の曲部も捲り 上げることなく奇麗にカットし得る。
【0009】 なお、本考案の箆付きカッターは細長い一個に形成された利器であるので狭隘 な場所或いは足場の悪い個所における隅切り作業も片手で難なく利用できる。
【0010】 カッターナイフの刃先は、作業しないときは箆の長溝内に繰入れられ、ナイフ 先端部被覆板(1c)で覆われいるので安全である。
【0011】 平面円錐状に形成された箆の後端部先端(1b’)は必要に応じて隅切り対象 物に豫め條をつけるために用いられる。
【0012】 ナイフ(4)が消耗したときは自在に取換えができ、又カッターナイフ(3) 自体が破損したときは、これを箆の長溝内より簡単に取出して代品と取換えでき 、箆は堅丈であるので長期使用に耐えられる。
【0013】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は本考案の一実施例であって、竹、木又はステンレス或いはプラスチック 等の硬質素材によりその前後両端部を平面円錐状に形成した箆(1)を作り、箆 (1)の横手のほぼ中央より左側にその前端部より後端部まで長手方向に貫通す る長溝(2)を穿設し、箆の前端部(1a)を半円錐筒状のナイフ前端部被覆板 (1c)で覆い、該長溝内に、任意のカッターナイフ(3)を、そのナイフ(4 )の先端(5)が箆の前端部先端(箆先)(1a’)と上記ナイフ前端部被覆板 (1c)先端中央との隙間〔ナイフ先端繰出口(0)〕から繰出し、繰入れ自在 に摺動するようにして嵌装することにより完成される。
【0014】 上記長溝(2)の幅はカッターナイフ(3)が堅固に嵌装し得られ、かつナイ フの刃先(7)が箆先(1a’)のセンターに沿うて繰出されるように形成され る。
【0015】 なお、本考案におけるカッターナイフを、箆とは別体のものによらず、箆と一 体に構成し得ることはいうまでもない。
【0016】
【考案の効果】 この考案は、屋内の壁及び床のクロス張り、戸襖、障子等の建具の紙貼り等に おける隅切り作業において、従来のように竹箆、地箆、鋏等多くの道具を要せず 、一個のコンパクトにまとめられた簡素な箆付きカッターを用いて片手で條つけ 作業と隅切り作業をワンタッチで手早く、しかも奇麗に実施し得られ、更に狭隘 な場所や足場の悪い場所でも難なく作業でき、かつ格別の技術を要せず、未熟練 者でも容易に所望の作業ができるので、その作業時間の短縮化、省力的効果顕著 なものがあり、又その構成は簡素で省資源による経済的効果も大であって、しか も構成簡素のため抵コストで生産できるので安価に提供し得られるなど便益多大 なワンタッチ式隅切り用箆付きカッターということができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の組立経過図である。
【図3】従来の技術における隅切り用具の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 箆 1a 箆の前端部 1a’ 箆の前端部先端(箆先) 1b 箆の後端部 1b’ 箆の後端部先端 1c ナイフ前端部被覆板 1d 箆先腹部 2 長溝 3 カッターナイフ 4 ナイフ 5 ナイフ先端 6 刃 7 刃先 0 ナイフ先端繰出口 8 スライダー 9 従来技術におけるナイフ 10 従来技術における竹箆 11 従来技術における地箆 12 従来技術における鋏

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竹、木又はステンレス等の硬質素材より
    なり、その前後両端を平面円錐状に形成した箆の横手の
    ほぼ中央より左側に、その前端部より後端部に至る長溝
    を穿設し、箆の前端部を半円錐筒状のナイフ前端部被覆
    板で覆い、前記長溝内に任意のカッターナイフを、その
    ナイフの先端が箆の前端部先端と上記ナイフ前端部被覆
    板との間に設けたナイフ先端繰出口より自在に繰出し繰
    入られるように嵌装して成ることを特徴とするワンタッ
    チ式隅切り用箆付きカッター。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の箆の前端部より後端部に
    至り設けられた長溝の幅が所望のカッターナイフを堅固
    に内接して嵌装されるように形成され、かつナイフ先端
    の刃先が箆の前端部先端のセンターに沿うて繰出される
    ように形成されたことを特徴とする請求項1記載のワン
    タッチ式隅切り用箆付きカッター。
JP9597691U 1991-09-10 1991-09-10 ワンタツチ式隅切り用箆付きカツター Pending JPH0526062U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9597691U JPH0526062U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 ワンタツチ式隅切り用箆付きカツター

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JP9597691U JPH0526062U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 ワンタツチ式隅切り用箆付きカツター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526062U true JPH0526062U (ja) 1993-04-06

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ID=14152202

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JP9597691U Pending JPH0526062U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 ワンタツチ式隅切り用箆付きカツター

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236888A (ja) * 1988-07-27 1990-02-06 Kiyobumi Yokoyama シートのトリミング兼コーナ折り用工具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236888A (ja) * 1988-07-27 1990-02-06 Kiyobumi Yokoyama シートのトリミング兼コーナ折り用工具

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