JPH05256893A - 電力ケーブルの部分放電測定方法および装置 - Google Patents

電力ケーブルの部分放電測定方法および装置

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JPH05256893A
JPH05256893A JP5501892A JP5501892A JPH05256893A JP H05256893 A JPH05256893 A JP H05256893A JP 5501892 A JP5501892 A JP 5501892A JP 5501892 A JP5501892 A JP 5501892A JP H05256893 A JPH05256893 A JP H05256893A
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power cable
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Masaki Matsuki
正基 松木
Yoshio Maruyama
義雄 丸山
Hideo Tanaka
秀郎 田中
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Furukawa Electric Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズ等に影響されることなく、電力ケーブ
ルの部分放電を精度良く、自動的に監視すること。 【構成】 電力ケーブルに取り付けられた部分放電検出
手段より検出パルスが入力端Pに入力される。また、電
力ケーブルに印加される交流電圧が電圧検出器16によ
り検出される。判定器24は、入力端Pより入力される
パルス信号と、電圧検出器16が出力する交流電圧に基
づき、交流電圧のゼロ・クロス点から最初の正極性のピ
ーク点までの1/4サイクル、もしくは、ゼロ・クロス
点から最初の負極性のピーク点までの1/4サイクルの
範囲内で検出されたパルス信号により部分放電の発生を
判定する。判定結果は表示器19などに表示されるとと
もに、ローカル・ステーション22を介してマスター・
ステーション23に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高電圧電力ケーブルの絶
縁性能及び劣化状態の評価をするための部分放電測定方
法及び装置に関し、特に、ケーブル布設後の交流電圧印
加による現地竣工試験時へ適用したり、あるいは、活線
状態での絶縁劣化監視システムの一部として適用するに
好適な部分放電測定方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブル等の部分放電の測定におい
ては、ノイズの識別が重要な要素となる。部分放電測定
において、従来から、ノイズの影響を除去する種々の手
法が検討されてきている。ノイズの影響を除去する部分
放電の測定方法として、一般的には、何らかの手段でノ
イズの発生を検出し、ノイズが侵入してきた場合には、
遅延回路などにより、一定時間ゲートを閉じ、ノイズの
侵入を阻止する手法が用いられる。
【0003】例えば、部分放電測定回路とは別にノイズ
を検出するアンテナ回路を設け、アンテナに気中伝播ノ
イズが侵入してきた場合に、これと同時に測定された信
号はノイズであると判定し、一定時間ゲートを閉じて、
検出された信号を測定系に送信しない方法や、あるい
は、電力ケーブルの終端部にカップリング・コンデンサ
を介して第1のインピーダンス素子を接続するととも
に、測定対象の電力ケーブルのしゃへい層に第2のイン
ピーダンス素子を接続し、第1および第2のインピーダ
ンス素子の両方に同一極性の信号が入力された場合に
は、ノイズであるとして、ゲート等を閉じることによ
り、ノイズを除去する方法などが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の手法は、部分放電をオッシロ・スコープより観
察し、人間が最終判定を下さねばならない等の問題があ
り、竣工試験時のように、同時に数多くの箇所を測定
し、判定していく場合には、その作業が大変であり、ま
た、熟練が必要であった。
【0005】まして、電力ケーブルを常時監視するシス
テムを作るには、その測定装置およびシステムは相当大
がかりなものとなる。本発明は、上記した従来技術の欠
点を改善するためになされたものであって、ノイズ等に
影響されることなく、電力ケーブルの部分放電を精度良
く、自動的に監視することができるとともに、部分放電
の発生箇所を標定することができる部分放電測定方法お
よび装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1の発明は、部分放電の発生により生ず
る部分放電パルスを検出し、検出された部分放電パルス
に基づき部分放電の発生を判定する電力ケーブルの部分
放電測定方法において、電力ケーブルに印加される交流
電圧を検出し、検出された交流電圧のゼロ・クロス点か
ら最初の正極性のピーク点までの1/4サイクル、もし
くは、ゼロ・クロス点から最初の負極性のピーク点まで
の1/4サイクルの少なくとも一方の範囲内で検出され
たパルス信号を部分放電パルスとして識別することによ
り、部分放電の発生を判定するようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、検出された交流電圧の正極性のピーク点から最初の
ゼロ・クロス点までの1/4サイクル、もしくは、負極
性のピーク点から最初のゼロ・クロス点までの1/4サ
イクルの少なくとも一方の範囲内で検出されたパルス信
号を部分放電パルスでないと識別することにより、部分
放電の発生を判定するようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、検出された交流電圧のゼロ・クロス
点から最初の正極性のピーク点までの1/4サイクル、
および、ゼロ・クロス点から最初の負極性のピーク点ま
での1/4サイクルの両方でパルス信号が検出された場
合にのみ、部分放電パルスであると識別することによ
り、部分放電の発生を判定するようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1,2または請
求項3の発明において、電力ケーブルに印加される交流
電圧の各サイクルごとに識別された部分放電パルスを予
め定められた設定値と比較し、予め定められた設定値よ
り大きなパルスが上記交流電圧の各サイクルごとに連続
して一定回数もしくは一定割合以上生じた場合に、部分
放電が発生したと判定するようにしたものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、予め定められた設定値より大きなパルスの数もしく
はパルスの大きさが時間とともに漸増していくことを検
出することにより、部分放電の発生を判定するようにし
たものである。請求項6の発明は、請求項1,2,3,
4または請求項5の発明において、検出された部分放電
パルスから2以上の異なる周波数成分を取り出し、2以
上の異なる周波数成分の部分放電パルスを比較すること
により、部分放電の発生箇所を標定するようにしたもの
である。
【0011】請求項7の発明は、電力ケーブルに取り付
けられた部分放電パルス検出手段と、電力ケーブルに印
加される交流電圧を検出する電圧検出手段と、部分放電
検出手段が出力するパルス信号と、電圧検出手段が出力
する交流電圧信号に基づき、電力ケーブルに部分放電が
発生したことを判定する判定手段を備えており、上記判
定手段により、検出された交流電圧のゼロ・クロス点か
ら最初の正極性のピーク点までの1/4サイクル、もし
くは、ゼロ・クロス点から最初の負極性のピーク点まで
の1/4サイクルの少なくとも一方の範囲内で検出され
たパルス信号により部分放電の発生を判定するように構
成したものである。
【0012】
【作用】電力ケーブルに部分放電が発生した場合、部分
放電パルスは、図5に示すように、電力ケーブルに印加
される交流電圧のゼロ・クロス点から最初の正極性のピ
ーク点までの1/4サイクル、もしくは、ゼロ・クロス
点から最初の負極性のピーク点までの1/4サイクルの
範囲内に発生し、反対に、交流電圧の正極性のピーク点
から最初のゼロ・クロス点までの1/4サイクル、もし
くは、負極性のピーク点から最初のゼロ・クロス点まで
の1/4サイクル範囲内に発生する確率は極めて少ない
ことが過去の調査例により判明した。
【0013】一方、外部から侵入してくるノイズは比較
的ランダムであり、上記のような顕著な傾向は見られな
い。また、部分放電が発生した際、各サイクルにおける
部分放電パルス信号のピーク値を比較すると、図6に示
すように、その値は常に一定ではなく、多少変動しなが
ら、全体的には漸増現象を示す。そして、破壊直前には
急速にその大きさが大きくなり破壊に至る。
【0014】本発明は上記した部分放電パルスの特徴に
着目して、ノイズと部分放電パルスを弁別し、電力ケー
ブルの部分放電の発生を判定するようにしたものであ
り、電力ケーブルに印加される交流電圧を検出し、検出
された交流電圧のゼロ・クロス点から最初の正極性のピ
ーク点までの1/4サイクル、もしくは、ゼロ・クロス
点から最初の負極性のピーク点までの1/4サイクルの
少なくとも一方の範囲内で検出されたパルス信号を部分
放電パルスとして識別し、検出された部分放電パルスの
累算値あるいは図6に示される部分放電特性などを利用
して部分放電の発生を判定することにより、ノイズ等に
影響されることなく、電力ケーブルの部分放電を精度良
く、自動的に監視することができる。
【0015】さらに、部分放電により生じた部分放電パ
ルスは電力ケーブル上を伝播する間に高周波成分が減衰
する特性を利用し、部分放電の発生箇所を標定すること
もできる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の1実施例である判定器の構成
を示す図である。同図において、Pは部分放電検出パル
スの入力端、Qは波形チェック用信号出力端、11は増
幅器、12は第1のフィルタ、13は第2のフィルタ、
14−1は第1の比較/計数部、14aは第1の高速コ
ンパレータ、14bは第2の高速コンパレータ、14c
は第3の高速コンパレータ、14dは第1のカウンタ、
14eは第2のカウンタ、14fは第3のカウンタ、1
4gはゼネラル・パーパス・インタフェース(以下、イ
ンタフェースと記す)、14−2は第2の比較/計数
部、15はプロセッサ、16は電圧検出器、17は位相
調整器、18は零クロス/正負検出器、19は表示器、
20はレコーダ、21は警報器、22はローカル・ステ
ーション、23はマスター・ステーションであり、増幅
器11、第1および第2のフィルタ12,13、第1お
よび第2の比較/計数部14−1、14−2、プロセッ
サ15、位相調整器17、零クロス/正負検出器18、
表示器19、レコーダ20、警報器21により判定器2
4を構成する。
【0017】同図における、部分放電検出パルス入力端
Pには、ケーブル接続部に設けられた箔電極により検出
される部分放電検出パルスが入力される。また、波形チ
ェック用信号出力端Qには波形チェック時に測定器など
が接続される。部分放電検出パルス入力端Pは増幅器1
1に接続されており、増幅器11は部分放電検出パルス
入力端Pより与えられる信号を増幅する。また、増幅器
11の出力側には第1のフィルタ12および第2のフィ
ルタ13が設けられている。
【0018】第1のフィルタ12および第2のフィルタ
13は所定の周波数帯域の部分放電検出パルスを通過さ
せるバンドパス・フィルタであり、本実施例において
は、それぞれ、1MHz から10MHz および10MH
z から30MHz に選定されている。なお、上記バンド
パス・フィルタの通過周波数帯域は上記した値より狭く
することもできるが、その下限は1MHz 以上であるこ
とが望ましい。
【0019】第1の比較/計数部14−1に設けられた
第1ないし第3の高速コンパレータ14a,14b,1
4cはフィルタ12の出力信号と所定の設定値を比較し
て、フィルタ12の出力信号が、第1ないし第3の高速
コンパレータ14a,14b,14cにそれぞれ設定さ
れた設定値を越えたとき出力を発生する手段であり、第
1ないし第3の高速コンパレータ14a,14b,14
cが出力するパルス信号は第1ないし第3のカウンタ1
4d,14e,14fにより1/4サイクルごとにカウ
ントされる。
【0020】インタフェース14gは第1ないし第3の
カウンタ14d,14e,14fとプロセッサ15の間
のインタフェースをとる手段であり、第1ないし第3の
カウンタ14d,14e,14fの出力はインタフェー
ス14gを介してプロセッサ15に与えられ、プロセッ
サ15はその入力信号を分析して、部分放電の発生およ
びその発生箇所を判定する。
【0021】第2の比較/計数部14−2は第1の比較
/計数部14−1と同一の構成を持ち、第2のフィルタ
13の出力について、上記した第1の比較/計数部14
−1と同様の処理を行う。電圧検出器16は電力ケーブ
ルの電圧を検出する手段であり、その出力は位相調整器
17により、伝送遅れ等により生ずる位相遅れが調整さ
れ、零クロス/正負検出器18により零クロス点、電圧
の正負が検出され、プロセッサ15に割込み信号として
与えられる。
【0022】表示器19には赤、黄、青のランプ19a
ないし19fが設けられており、ランプ19aないし1
9cはフィルタ12の出力により部分放電を判定した場
合に点灯もしくは点滅するランプであり、また、ランプ
19dないし19fはフィルタ13の出力により部分放
電を判定した場合に点灯もしくは点滅するランプであ
る。そして、後述するように、ランプ19aないし19
cとランプ19dないし19fの点灯状態により部分放
電の発生箇所を判断することができる。
【0023】また、表示器19の出力にはレコーダ2
0、警報器21が接続されており、レコーダ20はプロ
セッサにより分析された、部分放電の発生状態を記録
し、また、警報器21は電力ケーブルの破壊に至るよう
な部分放電が発生した場合に警報を発する。ローカル・
ステーション22は、電力ケーブル上の各監視箇所ごと
に設けられており、各監視箇所の設けられた複数の判定
器の出力信号を受け、ローカル・ステーション設置箇所
において検出された部分放電を総合的に判定するととも
に、判定結果を中央に設けられたマスター・ステーショ
ン23に伝送する。
【0024】図2は本実施例における監視システムの全
体構成を示す図であり、図1に示したものと同一のもの
には同一の符号が付されている。同図において、16は
電圧検出器、22はローカル・ステーション、23はマ
スター・ステーション、24は図1に示した判定部、3
1は電力ケーブル、32は中間接続部(NJ部)、33
は絶縁中間接続部(IJ部)、34は部分放電検出用の
箔電極、35は検出インピーダンス、36は光ファイバ
・ケーブル、37は警報器、38は表示装置である。
【0025】同図において、電圧検出器16は電力ケー
ブル31の終端部に接続されており、電力ケーブル31
に印加される電圧を検出し、各判定器24に伝送する。
箔電極34は絶縁中間接続部(IJ部)33の近傍の電
力ケーブル31上に設けられており、箔電極34は検出
インピーダンス35に接続されている。そして、電力ケ
ーブル31に部分放電が発生すると、検出インピーダン
ス35の両端に部分放電パルスが発生し、この検出パル
スは各判定器24に与えられる。
【0026】判定器24、ローカル・ステーション22
およびマスター・ステーション23は図1に示したもの
と同一のものであり、ローカル・ステーション22とマ
スター・ステーション23は光ファイバ・ケーブル36
により接続されており、ローカル・ステーション22の
出力は光ファイバ・ケーブル36を介してマスター・ス
テーション23に送られる。
【0027】次に、図1および図2により本実施例にお
ける部分放電の監視動作について説明する。図2におい
て、電力ケーブル31に部分放電が発生すると、電力ケ
ーブル31上に設けられた箔電極34、検出インピーダ
ンス35により部分放電パルスが検出され、図1に示す
判定器24に送られる。
【0028】箔電極34、検出インピーダンス35によ
り検出されたノイズ信号を含む部分放電パルスは、図1
に示す判定器24の部分放電検出パルスの入力端Pに与
えられ、増幅器11で増幅され、第1のフィルタ12、
第2のフィルタ13に入力される。第1のフィルタ12
は検出されたパルス信号の内、1MHz から10MHz
の周波数成分の信号を通過させ、また、第2のフィルタ
13は10MHz から30MHz の周波数成分の信号を
通過させる。
【0029】第1のフィルタ12を通過したパルス信号
は、第1の比較/計数部14−1に与えられ、第1ない
し第3の高速コンパレータ14a,14b,14cにお
いて、設定値q1 ,q2 ,q3 (q1 <q2 <q3 )と
比較され、設定値q1 ,q2,q3 を越えるパルス信号
が検出された場合、カウンタ14d,14e,14fに
出力される。
【0030】カウンタ14d,14e,14fは第1な
いし第3の高速コンパレータ14a,14b,14cよ
りパルス信号が入力されると、そのパルス数を電力ケー
ブルに印加される電圧の各1/4サイクル毎にカウント
し、そのカウント値をインタフェース14gを介してプ
ロセッサ15に送る。また、第2の比較/計数部14−
2も第1の比較/計数部14−1と同一の構成をもち、
第2の比較/計数部14−2は第2のフィルタ13の出
力について、同様に処理を行い、プロセッサ15にカウ
ント値を出力する。
【0031】一方、図2の電力ケーブル終端部に設けら
れた電圧検出器16により検出された電圧は図1に示す
位相調整器17により伝送遅れによる位相ずれを調整さ
れ、零クロス/正負検出器18において、ゼロ・クロス
点および電圧の正負が検出され、割込み信号としてプロ
セッサ15に入力される。ここで、電力ケーブルに部分
放電が発生した場合、部分放電パルスの発生位相は、図
5に示すように、電力ケーブルに印加した電圧のゼロ・
クロス点から正負それぞれのピーク値までの間であり、
反対に、正負それぞれのピーク値からゼロ・クロス点ま
でに部分放電パルスが発生する確率は極めて低く、この
傾向はEMJ(押出型接続部)あるいはPJ(プレハブ
型接続部)などについても変わらないことが過去の調査
例から判明している。
【0032】また、電力ケーブルの破壊直前ではEMJ
(押出型接続部)においては、ピーク値近傍でパルス数
が増加し、PJ(プレハブ型接続部)においては、ゼロ
・クロス近傍でパルス数が増加するとともに、一般に、
電力ケーブルの破壊直前においては、部分放電パルスの
増加することが過去の調査例から判明している。図3は
電力ケーブルに印加される電圧vと部分放電パルスsと
設定値q1 ,q 2 ,q3 の関係を示す図であり、同図に
示すように部分放電パルスsは電力ケーブルに印加され
る電圧位相の0から90度および180度から270度
の間に発生し、その他の期間には発生しない。
【0033】図1のプロセッサ15は上記した原理に基
づき、インタフエース14gを介して読み込まれる部分
放電のパルスのカウント値および零クロス/正負検出器
18より読み込まれる電力ケーブルに印加される電圧位
相により、電力ケーブルにおける部分放電の発生を次の
ようにして判定する。プロセッサ15は、図3に示した
電圧位相の内、θn2 、θn4 の区間において検出され
るパルス信号はノイズ信号として無視し、位相区間θn
1 、θn3 の区間において検出されたパルス信号のカウ
ント値のみを部分放電発生の判定処理に用いる。
【0034】この場合、前述したように、電力ケーブル
の破壊直前ではEMJ(押出型接続部)においては、部
分放電パルスがピーク値近傍でパルス数が増加し、ま
た、PJ(2プレハブ型接続部)においては、ゼロ・ク
ロス近傍でパルス数が増加すること、および、電圧検出
器16により検出した電圧位相は伝送遅れなどによりず
れること等を考慮して、電圧位相区間θn2 、θn
4 は、ピーク値およびゼロ・クロス点より両側に約10
度づつ広げることが望ましい。
【0035】図4はプロセッサ15における部分放電発
生の判定原理を示す図であり、同図において、q1 ,q
2 ,q3 は高速コンパレータ14a,14b,14cに
おける設定値、θn1 ないしθn4 は電力ケーブルの電
圧位相である。プロセッサ15は図4に示すように、高
速コンパレータ14a,14b,14cの各設定値
1 ,q2 ,q3 を越えたパルス信号のカウント値のそ
れぞれについて、θn1 区間のカウント値θn1qおよび
θn3 区間のカウント値θn3qの積θnq =θn1q×θ
3qを求め、その値により部分放電の発生を判定する。
【0036】その際、プロセッサ15は第1の比較/計
数部14−1の出力、および第2の比較/計数部14−
2の出力について上記処理を行い、部分放電の発生の判
定を行う。プロセッサ15における部分放電の発生の具
体的な判定手法としては、次の手法を用いることができ
る。 (A)設定値q1 を越えたパルス信号のθn1 区間およ
びθn3 区間におけるカウント値の積をθnq1 、設定
値q2 を越えたパルス信号のθn1 区間およびθn3
間におけるカウント値の積をθnq2 、設定値q3 を越
えたパルス信号のθn1 区間およびθn3 区間における
カウント値の積をθnq3 としたとき、そのmサイクル
分(m≧1)の累算値Σθnq1 ,Σθnq2 ,Σθn
3 を次のように求める。
【0037】 Σθnq1 =θ1 1 +θ2 1 +…+θmq1 Σθnq2 =θ1 2 +θ2 2 +…+θmq2 Σθnq3 =θ1 3 +θ2 3 +…+θmq3 ついで、下式によりQ1,Q2,Q3を算出し、この値
に基づき部分放電の発生を判定する。
【0038】 Q1=(Σθnq1 /m)×100% Q2=(Σθnq2 /m)×100% Q3=(Σθnq3 /m)×100% また、上記Q1、Q2、Q3の値に応じて、例えば、Q
1、Q2、Q3の値が70%ないし80%を越えたと
き、表示器19のランプ19aないし19fの黄あるい
は赤のランプを点灯もしくは点滅させ、部分放電の発生
状況を表示したり、重度の部分放電が発生した場合に警
報器21により報知することもできる。
【0039】なお、上記累算値を求めるサイクル数mは
外部より設定可能とすることもでき、mを「1」に設定
し、1サイクル分の検出パルスにより部分放電の判定を
行うことも可能である。 (B)外部より設定される総合パルス・カウント数の上
限値Qtlmtと上記Σθnq1 、Σθnq2 、Σθnq3
を下式により比較して部分放電を判定する。 Σθnq1 ≦Qtlmt ……部分放電検出
されず Σθnq2 <Qtlmt≦Σθnq1 ……軽度の部分放
電発生 Σθnq3 <Qtlmt≦Σθnq2 ……中度の部分放
電発生 Qtlmt≦Σθnq3 ……重度の部分放
電発生 また、上記の場合に表示器19の青色のランプ19c
を点灯させ、の場合に黄色のランプ19b点灯させ、
の場合には赤色のランプ19a点灯させ、の場合に
は赤色のランプ19a点滅させるとともに警報器21に
より電力ケーブルの破壊に至るような部分放電が発生し
たことを報知するようにすることもできる。 (C)部分放電が発生した際、各サイクルにおける部分
放電パルス信号のピーク値を比較すると、その値は常に
一定ではなく、多少変動しながら、全体的には漸増現象
を示す。そして、破壊直前には急速にその大きさが大き
くなり破壊に至ることが知られている。
【0040】図6は絶縁体に針を挿入した絶縁厚17.
5mmの110kV150mm2 CVケーブルの部分放
電特性を示したものであり、同図に示すように、最初の
短時間に10pc(ピコ・クーロン、以下同じ)以上に
なり、数10から数100pcの状態が数分から数時間
持続し、破壊直前には数100pcになる。そこで、上
記の部分放電特性を用い、mサイクル毎の上記累算値Σ
θnq1 、Σθnq2 、Σθnq3 などを記憶し、その
変化率(dq/dt)を求めることにより、部分放電の
進行状況を把握することが可能であり、その変化率が大
になったとき、部分放電が進み、電力ケーブルが破壊直
前に至ったと判定することができる。
【0041】この判定は、プロセッサ15内で自動的に
判定することもできるし、また、レコーダ20により記
録させ、記録結果により判定することもできる。さら
に、前記したように、電力ケーブルの破壊直前ではポリ
エチレンを用いたEMJ(押出型接続部)においては、
ピーク値近傍でパルス数が増加し、エポキシを用いたP
J(プレハブ型接続部)においては、ゼロ・クロス近傍
でパルス数が増加することが知られている。
【0042】そこで、部分放電パルスの原波形を観察
し、ピーク値近傍でパルス数、あるいは、ゼロ・クロス
近傍でパルス数をカウントし部分放電の進行状況を判定
する手法を上記手法と併用することにより、さらに、精
度良く部分放電を検出することができる。 (D)第1の比較/計数部14−1の出力より得られた
上記Σθnq1 、Σθnq2 、Σθnq3 あるいはQ1
ないしQ3の値および第2の比較/計数部14−2の出
力より得られた上記Σθnq1 、Σθnq2 、Σθnq
3 あるいはQ1ないしQ3の値により部分放電の発生箇
所を標定することができる。
【0043】すなわち、一般に、部分放電により生じた
部分放電パルスは電力ケーブル上を伝播する間に高周波
成分が減衰する。このため、部分放電が部分放電検出器
が設置されている場所から離れた箇所で発生した場合、
周波数帯域の比較的高いフィルタ13の出力が与えられ
る第2の比較/計数部14−2の出力に比べて、周波数
帯域の比較的低いフィルタ12の出力が与えられる第1
の比較/計数部14−1の出力の方がパルスのカウント
値が多くなる。
【0044】この原理を利用して、第1の比較/計数部
14−1におけるカウント値と第2の比較/計数部14
−2におけるカウント値に基づき部分放電の発生箇所を
標定することが可能である(なお、この点については、
特願平3−129632号参照)。また、部分放電の発
生箇所に応じて、第1の比較/計数部14−1の出力に
より点灯する表示器19のランプ19aないし19cの
点灯状態と、第2の比較/計数部14−2の出力により
点灯するランプ19dないし19fの点灯状態が変わる
ので(部分放電が近くで発生した場合には、ランプ19
aないし19cとランプ19dないし19fの両方が点
灯し、部分放電が離れた所で発生した場合にはランプ1
9aないし19cのみが点灯する)、ランプ19aない
し19fの点灯状態により部分放電が近くで発生したの
か、離れた所で発生したのかを判定することも可能であ
る。
【0045】以上示した(A),(B),(C)の部分
放電の判定手法は、単独で用いることもできるし、いく
つかの手法を組み合わせて用いることもできる。また、
上記判定手法の、判定器24、ローカル・ステーション
22、マスター・ステーション23における機能分担
は、その状況に応じて適宜定めることができる。例え
ば、判定器24において、判定手法(A)もしくは
(B)により部分放電の予備判定を行うとともに、表示
器19により部分放電発生箇所の大まかな表示をおこな
い、マスター・ステーション23において、(C)の判
定手法により最終判定を行うとともに、判定手法(D)
により部分放電の発生箇所の標定を行い、位置を表示す
ることもできる。
【0046】さらに、上記判定手法においては、θn1
区間およびθn3 区間のカウント値の積θnq =θn1q
×θn3qを求めることにより、部分放電の判定を行う例
について説明したが、θn1 区間あるいはθn3 区間の
いずれか一方のカウント値により部分放電の発生を判定
したり、θn1 区間のカウント値の数サイクル分の累算
値とθn3 区間のカウント値の数サイクル分の累算値の
各々を求め、その積を求めて部分放電の判定を行うこと
ができる。
【0047】またさらに、上記のように累算値を求める
代わりにカウント値θnq1 ,θnq2 ,θnq3 等が
「0」でないサイクルが連続して一定回数生じた場合
に、部分放電が発生したと判定することもでき、要は、
θn1 区間のカウント値、θn 3 区間のカウント値を用
いて部分放電の判定をおこなえばよい。上記のようにし
て、プロセッサ15は部分放電の発生を判定し、その結
果はローカル・ステーション22に送られる。
【0048】ローカル・ステーション22は、同一の検
出箇所における複数の判定結果(例えば、3回線、3相
布設の場合には9ケ所となる)を総合して、部分放電の
発生を判定し、部分放電が発生した場合、その判定結果
を光ファイバ36を介して、マスター・ステーション2
3に伝送する。また、その際、異常箇所が判定された場
合には、その部分放電パルス原波形を検出して、光ファ
イバ36を介してマスター・ステーション23に伝送す
る。
【0049】マスター・ステーション23はローカル・
ステーション22により伝送された部分放電パルス原波
形などにより、部分放電電荷量の時間的変化、あるい
は、部分放電パルス最大値の位相特性変化を求め、表示
装置38等にその結果38a,38bを表示したり、部
分放電の最終判定を行い、最終警報を警報器37により
報知する。
【0050】なお、上記実施例においては、マスター・
ステーション23に部分放電パルス原波形を伝送するよ
うに構成したが、ローカル・ステーション22におい
て、最終的な部分放電発生のモニタを行うことが出来る
場合には、マスター・ステーション23にローカル・ス
テーションにおける判定結果のみを伝送するように構成
することもできる。
【0051】マスター・ステーション23にローカル・
ステーションにおける判定結果のみを伝送するように構
成する場合には、各ローカル・ステーション22ごと
に、光ファイバ36に圧電素子を取り付け、各ローカル
・ステーション22ごとに異なった周波数で光ファイバ
に機械的振動を与えることより光ファイバ36に偏波面
変動を発生させ、マスター・ステーション23に部分放
電の発生およびその発生箇所を伝送することができる。
【0052】このように構成すれば、光ファイバ36を
切断することなく各ローカル・ステーション22とマス
ター・ステーション23を接続し、部分放電の発生をマ
スター・ステーション23に伝送することができる。ま
た、部分放電の検出箇所が少ない場合には、E/O変換
器(電気ー光変換器)と光ファイバにより各測定箇所に
光信号を伝送し、部分放電検出箇所においてO/E変換
(光ー電気変換)を行うように構成することにより判定
器、ローカル・ステーション、マスター・ステーション
を一か所に集めることもできる。
【0053】さらに、上記実施例においては、ケーブル
終端部に電圧検出器を設け、電力ケーブルに印加される
電圧を検出するように構成しているが、例えば、各部分
放電検出箇所に磁界センサなどを取り付けて電力ケーブ
ルに流れる電流を検出し、検出された電流位相を位相調
整器により調整するこにより、電力ケーブルに印加され
る電圧の零点などを検出することもできる。
【0054】またさらに、上記実施例においては、電力
ケーブルの絶縁中間接続部(IJ部)に部分放電検出器
を設ける例を示したが、接続部としてPJ(プレハブ型
接続部)などを用いることにより、接続部における部分
放電の検出感度を高めることができる場合には、中間接
続部(NJ部)に部分放電検出器を設置することもでき
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、電力ケーブルに印加される交流電圧
を検出し、検出された交流電圧のゼロ・クロス点から最
初の正極性のピーク点までの1/4サイクル、もしく
は、ゼロ・クロス点から最初の負極性のピーク点までの
1/4サイクルの少なくとも一方の範囲内で検出された
パルス信号を部分放電パルスとして識別し、部分放電の
発生を判定するようにしたので、電力ケーブルおける部
分放電の測定を精度良く、かつ自動的に行うことができ
る。
【0056】また、部分放電の測定を人間が介在するこ
となく自動的に行うことができるので、電力ケーブルを
常時監視するシステムを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における判定部の構成を示す図
である。
【図2】本発明の実施例におけるシステムの全体構成を
示す図である。
【図3】交流電圧の各1/4サイクルにおける部分放電
パルスを示す図である。
【図4】プロセッサにおける判定処理を説明する図であ
る。
【図5】電圧位相と部分放電パルスの関係を示す図であ
る。
【図6】部分放電電荷量の変化を示す図である。
【符号の説明】
11 増幅器 12、13 フィルタ 14−1、14−2 比較/計数部 14a、14b、14c 高速コンパレータ 14d、14e、14f カウンタ 14g ゼネラル・パーパス・インタ
フェース 15 プロセッサ 16 電圧検出器 17 位相調整器 18 零クロス/正負検出器 19 表示器 20 レコーダ 21 警報器 22 ローカル・ステーション 23 マスター・ステーション 31 電力ケーブル 32 中間接続部(NJ部) 33 絶縁中間接続部(IJ部) 34 部分放電検出用の箔電極 35 検出インピーダンス 36 光ファイバ・ケーブル 37 警報器 38 表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分放電の発生により生ずる部分放電パ
    ルスを検出し、検出された部分放電パルスに基づき部分
    放電の発生を判定する電力ケーブルの部分放電測定方法
    において、 電力ケーブルに印加される交流電圧を検出し、 検出された交流電圧のゼロ・クロス点から最初の正極性
    のピーク点までの1/4サイクル、もしくは、ゼロ・ク
    ロス点から最初の負極性のピーク点までの1/4サイク
    ルの少なくとも一方の範囲内で検出されたパルス信号を
    部分放電パルスとして識別することにより、部分放電の
    発生を判定することを特徴とする電力ケーブルの部分放
    電測定方法。
  2. 【請求項2】 検出された交流電圧の正極性のピーク点
    から最初のゼロ・クロス点までの1/4サイクル、もし
    くは、負極性のピーク点から最初のゼロ・クロス点まで
    の1/4サイクルの少なくとも一方の範囲内で検出され
    たパルス信号を部分放電パルスでないと識別することを
    特徴とする請求項1の電力ケーブルの部分放電測定方
    法。
  3. 【請求項3】 検出された交流電圧のゼロ・クロス点か
    ら最初の正極性のピーク点までの1/4サイクル、およ
    び、ゼロ・クロス点から最初の負極性のピーク点までの
    1/4サイクルの両方でパルス信号が検出された場合に
    のみ、部分放電パルスであると識別することを特徴とす
    る請求項1または請求項2の電力ケーブルの部分放電測
    定方法。
  4. 【請求項4】 電力ケーブルに印加される交流電圧の各
    サイクルごとに識別された部分放電パルスを予め定めら
    れた設定値と比較し、 予め定められた設定値より大きなパルスが上記交流電圧
    の各サイクルごとに連続して一定回数もしくは一定割合
    以上生じた場合に、部分放電が発生したと判定すること
    を特徴とする請求項1,2または請求項3の電力ケーブ
    ルの部分放電測定方法。
  5. 【請求項5】 予め定められた設定値より大きなパルス
    の数もしくはパルスの大きさが時間とともに漸増してい
    くことを検出することにより、部分放電の発生を判定す
    ることを特徴とする請求項4の電力ケーブルの部分放電
    測定方法。
  6. 【請求項6】 検出された部分放電パルスから2以上の
    異なる周波数成分を取り出し、2以上の異なる周波数成
    分の部分放電パルスを比較することにより、部分放電の
    発生箇所を標定することを特徴とする請求項1,2,
    3,4または請求項5の電力ケーブルの部分放電測定方
    法。
  7. 【請求項7】 電力ケーブルに取り付けられた部分放電
    パルス検出手段と、 電力ケーブルに印加される交流電圧を検出する電圧検出
    手段と、 部分放電検出手段が出力するパルス信号と、電圧検出手
    段が出力する交流電圧信号に基づき、電力ケーブルに部
    分放電が発生したことを判定する判定手段を備え、 上記判定手段は、検出された交流電圧のゼロ・クロス点
    から最初の正極性のピーク点までの1/4サイクル、も
    しくは、ゼロ・クロス点から最初の負極性のピーク点ま
    での1/4サイクルの少なくとも一方の範囲内で検出さ
    れたパルス信号により部分放電の発生を判定することを
    特徴とする電力ケーブルの部分放電測定装置。
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