JPH05250453A - データの保護機能を持つ編集装置 - Google Patents

データの保護機能を持つ編集装置

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JPH05250453A
JPH05250453A JP4725992A JP4725992A JPH05250453A JP H05250453 A JPH05250453 A JP H05250453A JP 4725992 A JP4725992 A JP 4725992A JP 4725992 A JP4725992 A JP 4725992A JP H05250453 A JPH05250453 A JP H05250453A
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貴代和 山中
Tomoyuki Nonomura
知之 野々村
Mariko Takenouchi
磨理子 竹之内
Kazuo Kajimoto
一夫 梶本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字、図形等を編集操作するオペレータの誤
操作や悪意によるデータの変換、消去、盗用等を保護す
るため削除や移動や変形することのできないデータと、
複写等のために選択することができないデータを本装置
の貸与者が作成可能のデータの保護機能を持つ編集装置
を提供することによりその用途を広げる。 【構成】 データテーブル部101のデータの保護属性
として、自由に編集することのできる標準属性と、削除
や移動や変形はできないが複写はできる固定属性と、選
択することのできない背景属性を作成し、各々の属性に
応じた編集が可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの保護機能を持
つ編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年小型コンピュータの急速な高性能化
と普及にともない、文字データのみならず図形データも
扱う、図形エディタと呼ばれる編集装置が教育、産業等
の分野で広く用いられるようになってきた。ところで、
従来の図形エディタ式の編集装置においては、使用され
だしてからの経験が浅いこともあり個々のデータの保護
機能についてあまり深い考慮がなされておらず、このた
め、編集材料として使用するデータの保護機能について
は、保護するか否かの二者択一の属性しか有していな
い。
【0003】次に、従来のデータの保護機能を持つ編集
装置の例としてダイナウェア社製デスクUP2を取り上
げこれを説明する。図45に本願出願人が推定したその
構成図を示す。本図において、201は、編集するデー
タおよび、保護属性、すなわち、保有するデータに対し
て持ち得る利用、使用態様の内容として、すべての編集
操作のできるデータであることを示す標準属性と、選択
および複写はできるが削除、移動および変形のできない
データであることを示す固定属性を持つデータテーブル
部である。202は、データテーブル部201より任意
のデータ群を選択するデータ選択部である。203は、
データ選択部202により選択されたデータ群に対し
て、データテーブル部201の保護属性を標準属性に設
定する標準属性設定部である。204は、データ選択部
202により選択されたデータ群に対して、データテー
ブル部201の保護属性を固定属性に設定する固定属性
設定部である。
【0004】207は、データ選択部202によって選
択されているデータ群のなかで、その保護属性が標準属
性であるデータ群を前記データテーブル部201から削
除する削除処理部である。208は、データテーブル部
201のデータ群を保存することができるデータを一時
保存する一時トレー部である。209は、データ選択部
202によって選択されているデータ群のなかで、その
保護属性が標準属性であるデータ群を一時トレー部20
8に移動し、しかる後該一時トレー部208に移動した
データ群をデータテーブル部201または別のデータテ
ーブル部に保護属性を標準属性として追加する移動処理
部である。211は、データテーブル部201のデータ
群を保存することができるトレー部である。212は、
データ選択部202によって選択されているデータ群の
なかで、その保護属性が標準属性であるデータ群をトレ
ー部211に移動するトレー移動処理部である。213
は、トレー部211に保存されているデータ群をデータ
テーブル部201または別のデータテーブル部に保護属
性を標準属性として追加するデータ追加処理部である。
214は、データ選択部202によって選択されている
データ群を複製してトレー部211に移動するトレー複
写処理部である。
【0005】217は、オペレータの指示により新規の
データを作成し、データテーブル部201に追加するデ
ータ作成部である。218は、マウスなどの入力機器か
らのオペレータの操作により、データ選択部202、移
動処理部209、データ作成部217、メニュー制御部
219に各処理を実行させるポインティングデバイス制
御部である。219は、ポインティングデバイス制御部
218によりメニュー選択を要求されたときに、選択さ
れたメニューによって、標準属性設定部203、固定属
性設定部204、削除処理部207、トレー移動処理部
212、データ追加処理部213、トレー複写処理部2
14を実行状態にするメニュー制御部である。220
は、データテーブル部201に登録されているデータお
よびポインティングデバイス制御部218の示すポイン
ト位置、メニュー制御部219からのポップアップメニ
ューおよびプルダウンメニューをCRT等の表示装置2
21に表示する表示部である。221は、CRT等を有
する表示装置である。また222はポインティングデバ
イスであり、マウスなどのオペレータが用いる入力装置
よりなり、223は選択ボタンであり、ポインティング
デバイス222の一部である。224は、ポインティン
グデバイス222の一部をなすメニューボタンである。
その他、マルチウィンドウの管理処理等のため種々の機
器を有しているが、本発明の要旨には直結しないのでそ
の説明は省略する。
【0006】以上のように構成された従来例のデータの
保護機能を持つ編集装置について、その具体的な動作を
図46から図54を参照しながら説明する。図46から
図54までの図は、この従来技術に係るデータの保護機
能を有する編集装置の画面表示の変化、様子を具体的に
示すものである。(本来、これらの図は同一図番で
(a)、(b)…と表示するのが好ましいが、電子出願
の都合でわざわざ番号を付する。そして、この件は図
1、45、55〜58を除く図においても同様であ
る。)なお、この例においては、オーバーラップ型のマ
ルチウィンドウシステムを採用している。図46から図
54において、表示装置221はCRTであり、図46
におけるウィンドウA、Bはデータの保護機能を持つ編
集装置の管理のもとにあるウィンドウである。なお、ウ
ィンドウの会話権、すなわちマウス等の対象はウィンド
ウAにある。また、ウィンドウA内に矢印で示されてい
るポインタは、ポインティングデバイス222たるマウ
スの指示する場所を示している。さて、本図46では、
前記データ作成部217によって新規に作成された3つ
のデータたる図形a、b、cが表示されている。そし
て、上下関係は図形aがもっとも下、図形cがもっとも
上になっている。
【0007】次に、この状態からデータ選択部202に
よって図形bが選択されるとCRT上の表示は図47に
示すようになる。なお、この選択は、オペレータが前記
ポインティングデバイス222を操作して図形上にポイ
ンタを移動した上で、クリック操作をなす(マウス等の
選択ボタン223を短時間押す)ことによりなされる。
また、選択されたデータは点線の矩形選択枠で囲んで示
している。ただし、図47以降図54までは図46に示
したウィンドウA、Bと表示装置221の図示は煩雑と
なるため省略する。
【0008】次に、オペレータの指示のもと、ポインテ
ィングデバイス制御部218からメニュー選択が要求さ
れて、メニュー制御部219によりプルダウン型のメニ
ューが表示された上で、固定属性設定部204が選択さ
れた状態を図48に示す。更に、選択されたデータが固
定属性設定部204によって固定属性になると図49の
状態となる。なお、本図49以降図54までは、固定属
性が設定された場合には、当該データを固定属性が設定
されていないデータと容易に見分けられるように線幅を
太くして示すこととするが、実際のCRTでの表示にお
いては線幅は太くなるとは限らない。ところでこの際、
従来技術に係る編集装置では、本願発明に係る背景属性
のように編集装置の被貸与者、ユーザとしてのオペレー
タが選択することのできないデータを作ることができな
い。
【0009】次に、図49の状態に引き続いて、オペレ
ータが図形a、bを選択すると図50に示す状態とな
る。更に、オペレータが図形a、bをトレーへ移動させ
る目的で、ポインティングデバイス制御部218により
メニュー選択を要求し、メニュー制御部219によりポ
ップアップ型のメニューが表示され、トレー移動処理が
選択された状態を図51にしめす。本メニューにおいて
は、トレーへの移動を示す「切り取り」、トレーへの複
写を示す「写し取り」、トレーからの複写を示す「貼り
込み」及び「移動/変形」が選択肢として表示されてい
る。さて、トレー移動処理部212により選択中の標準
属性の図形aのみがトレー部211に移動された状態
が、図52である。そして、このように、オペレータが
トレーに移動しようとした図形bは、固定属性であるた
め実際にはトレーに移動されない。
【0010】更に、オペレータがトレーに保存されてい
るデータを利用しようとして、ポインティングデバイス
制御部218を介してメニュー選択を要求し、メニュー
制御部219の作用によりデータ追加処理部213が選
択された状態が図53である。データ追加処理部213
によりトレー部211に保存されている図形aが、前記
データテーブル部201に標準属性として追加され図5
4の状態になる。この時、追加される位置はポインタの
位置で示され、図形の上下関係としては追加された図形
aがもっとも上になる。
【0011】図54の状態から、図形bの他の図形との
上下関係が一番上となるようにするには、本装置の貸与
側のオペレータがいったん図形bの固定属性を標準属性
に変更した後、トレーを経由して移動させなくてはなら
ない。また同じく、図形aの上下関係を他の図形の一番
下となるようにするには、図形a以外のデータを以上の
操作により図形aより上に持ってきて、その結果として
図形aが一番下にくるようにするしか方法がない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく従来技術
に係るデータの保護機能を持つ編集装置では、選択する
ことのできないデータを作ることができない、固定属性
のデータと標準属性のデータを同時に選択したときに
は、オペレータの意思に反して標準データしかトレーに
移動できない、簡単にデータの上下関係を変更する手段
がない等の多くの機能上の制約を有している。
【0013】ところで、企業における所掌を分担しての
資料や報告書の作成、教育における学生の与えられた問
題に対する解答の作成等に採用されるにあたっては、他
部門が作成したデータや教師の作成した一定のデータは
誤操作により変換消去されることから防止される必要が
あるのは勿論利用者が勝手に記載内容はもとより記載位
置を変更したり、記載内容を消去等なし得ないこと、同
じく企業秘密や教育のノウハウの保持のため全ての初期
データが利用者に自由に複写等されえるのは妥当でない
こと、その一方で企業人や学生はもとより初心者や素人
にも操作が簡単しかも可能な限り自由に素材のデータの
新規作成もふまえた編集が可能であること等の要求が強
い。
【0014】このため、結果的には、編集装置に対する
ユーザの各種要求、要望への調査、検討が不充分なまま
となっている。そしてこれら機能に各種の制約があるの
は、図形エディタのより一層の普及を図る面からは大き
な障害となりかねない。本発明は、以上の課題に鑑みな
されたものであり、本装置の製作者、貸与者であるオペ
レータが保護属性として新たに選択不能のデータである
背景属性を設けることを可能とし、本装置の被貸与者で
あるオペレータが標準属性のデータと固定属性のデータ
を同時にトレーに移動するに際しては後者は複製してト
レーに移動可能とし、また併せて選択したデータの上下
関係をメニュー一つで変更可能とする等各種の編集機能
を有するデータの編集装置を現在のプログラミング技
術、記憶素子等を有効に利用した上で安価に提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、保護属性としてすべて
の編集操作のできるデータであることを示す標準属性
と、選択および複写はできるが削除、移動および変形の
できないデータであることを示す固定属性と、選択する
ことのできないデータであることを示す背景属性とから
なるデータとこれらのデータの存在をふまえてオペレー
タにより編集されるデータを持つデータテーブル部と、
前記データテーブル部より任意のデータ群を選択するデ
ータ選択部と、前記データ選択部により選択されたデー
タ群に対して前記データテーブル部の保護属性を標準属
性に設定する標準属性設定部と、前記データ選択部によ
り選択されたデータ群に対して前記データテーブル部の
保護属性を固定属性に設定する固定属性設定部と、前記
データ選択部により選択されたデータ群に対して前記デ
ータテーブル部の保護属性を背景属性に設定し併せてデ
ータ選択部のデータの選択を解除する背景属性設定部
と、前記データテーブル部の保護属性が背景属性である
データ群の保護属性を標準属性にする背景属性解除部と
を有することを特徴とするデータの保護機能を持つ編集
装置としている。
【0016】請求項2の発明においては、前記データテ
ーブル部の保護属性が背景属性であるデータ群の保護属
性を標準属性にして選択可能状態にする背景属性解除部
を有することを特徴とする請求項1記載のデータの保護
機能を持つ編集装置としている。請求項3の発明におい
ては、前記データ選択部によって選択されているデータ
群のなかから、その保護属性が標準属性であるデータ群
を前記データテーブル部から削除可能とする削除処理部
を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
データの保護機能を持つ編集装置としている。
【0017】請求項4の発明においては、前記データテ
ーブル部のデータ群を保存することのできる一時トレー
部と、前記データ選択部によって選択されているデータ
群のなかで、前記データテーブル部の保護属性が標準属
性であるデータ群を一時トレー部に移動し、併せて一時
トレー部に移動したデータ群を前記データテーブル部ま
たは別のデータテーブル部に保護属性を標準属性として
追加可能とする移動処理部を有すること特徴とする請求
項1又は請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装
置としている。
【0018】請求項5の発明においては、前記データテ
ーブル部のデータ群を保存することのできる一時トレー
部と、前記データ選択部によって選択されているデータ
群を複製して前記一時トレー部に移動し、併せて前記一
時トレー部に移動したデータ群を前記データテーブル部
または別のデータテーブル部に保護属性を標準属性とし
て追加可能とする複写処理部を有することを特徴とする
請求項1又は請求項2記載のデータの保護機能を持つ編
集装置としている。
【0019】請求項6の発明においては、前記データテ
ーブル部のデータ群を保存することのできるトレー部
と、前記データ選択部によって選択されているデータ群
のなかでデータテーブル部の保護属性が標準属性である
データ群をトレー部に移動し、併せて前記データテーブ
ル部の保護属性が固定属性であるデータ群の複製を前記
トレー部に追加可能とするトレー移動処理部と、前記ト
レー部に保存されているデータ群を前記データテーブル
部または別のデータテーブル部に保護属性を標準属性と
した上で追加可能とするデータ追加処理部とを有するこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデータの保
護機能を持つ編集装置としている。
【0020】請求項7の発明においては、前記データテ
ーブル部のデータ群を保存することのできるトレー部
と、前記データ選択部によって選択されているデータ群
を複製して前記トレー部に移動するトレー複写処理部
と、前記トレー部に保存されているデータ群を前記デー
タテーブル部または別のデータテーブル部に保護属性を
標準属性として追加可能とするデータ追加処理部を有す
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデータ
の保護機能を持つ編集装置としている。
【0021】請求項8の発明においては、選択中のデー
タ群をデータの上下関係が、既存の標準属性および固定
属性が設定されたデータ群のもっとも下かつ、既存の背
景属性が設定されたデータ群のもっとも上になるように
変更可能とするデータ並び換え部を有することを特徴と
する請求項1又は請求項2記載のデータの保護機能を持
つ編集装置としている。
【0022】請求項9の発明においては、前記データ並
び換え部がデータ群の選択中に前記背景属性設定部によ
り背景属性が設定されたときに背景属性が設定されたデ
ータ群をデータの上下関係が既存の標準属性および固定
属性が設定されたデータ群のもっとも下かつ、既存の背
景属性が設定されたデータ群のもっとも上になるように
変更可能であることを特徴とする請求項8記載のデータ
の保護機能を持つ編集装置としている。
【0023】請求項10の発明においては、前記データ
テーブル部のデータに対して起動するアプリケーション
プログラムが指定されているときに、オペレータの指示
によって対象のデータを指定すると該データの保護属性
の設定の如何に寄らず前記対応するアプリケーションプ
ログラムの実行を可能とするデータ実行部を有すること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載のデータの保護
機能を持つ編集装置としている。
【0024】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
データテーブル部が保護属性としてすべての編集操作の
できるデータであることを示す標準属性と、選択および
複写はできるが削除、移動および変形のできないデータ
であることを示す固定属性と、選択することのできない
データであることを示す背景属性とからなるデータとこ
れらのデータをふまえてオペレータにより編集されるデ
ータを持つ。
【0025】データ選択部が前記データテーブル部より
任意のデータ群を選択する。標準属性設定部が前記デー
タ選択部により選択されたデータ群に対してデータテー
ブル部の保護属性を標準属性に設定する。固定属性設定
部が前記データ選択部により選択されたデータ群に対し
てデータテーブル部の保護属性を固定属性に設定する。
【0026】背景属性設定部が前記データ選択部により
選択されたデータ群に対してデータテーブル部の保護属
性を背景属性に設定し併せてデータ選択部のデータの選
択を解除する。背景属性解除部がデータテーブル部の保
護属性が背景属性であるデータ群の保護属性を標準属性
にする。
【0027】請求項2の発明においては、請求項1記載
のデータの保護機能を持つ編集装置において、背景属性
解除部が前記データテーブル部の保護属性が背景属性で
あるデータ群の保護属性を標準属性にして選択可能状態
にする。請求項3の発明においては、請求項1又は請求
項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置において、
削除処理部が前記データ選択部によって選択されている
データ群のなかから、データテーブル部の保護属性が標
準属性である任意のデータを削除可能とする。
【0028】請求項4の発明においては、請求項1又は
請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置におい
て、移動処理部が前記データテーブル部のデータ群を保
存することのできる一時トレー部と、前記データ選択部
によって選択されているデータ群のなかで、前記データ
テーブル部の保護属性が標準属性であるデータ群を一時
トレー部に移動可能また一時トレー部に移動したデータ
群を前記データテーブル部または別のデータテーブル部
に保護属性を標準属性として追加可能とする。
【0029】請求項5の発明においては、請求項1又は
請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置におい
て、複写処理部が前記データテーブル部のデータ群を保
存することのできる一時トレー部を有し、前記データ選
択部によって選択されているデータ群を複製して前記一
時トレー部に移動可能また前記一時トレー部に移動した
データ群を前記データテーブル部または別のデータテー
ブル部に保護属性を標準属性として追加可能とする。
【0030】請求項6の発明においては、請求項1又は
請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置におい
て、トレー部が前記データテーブル部のデータ群を保存
する。トレー移動処理部が前記データ選択部によって選
択されているデータ群のなかでデータテーブル部の保護
属性が標準属性である任意のデータをトレー部に移動可
能かつ前記データテーブル部の保護属性が固定属性であ
る任意のデータの複製を前記トレー部に追加可能とす
る。データ追加処理部が前記トレー部に保存されている
任意のデータを前記データテーブル部または別のデータ
テーブル部に保護属性を標準属性とした上で追加可能と
する。
【0031】請求項7の発明においては、請求項1又は
請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置におい
て、トレー部が前記データテーブル部のデータ群を保存
する。トレー複写処理部が前記データ選択部によって選
択されているデータ群を複製して前記トレー部に移動す
る。データ追加処理部が前記トレー部に保存されている
データ群を前記データテーブル部または別のデータテー
ブル部に保護属性を標準属性として追加可能とする。
【0032】請求項8の発明においては、請求項1又は
請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置におい
て、データ並び換え部が選択中のデータ群をデータの上
下関係が、既存の標準属性および固定属性が設定された
データ群のもっとも下かつ、既存の背景属性が設定され
たデータ群のもっとも上になるように変更可能とする。
【0033】請求項9の発明においては、請求項1又は
請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置におい
て、前記データ並び換え部がデータ群の選択中に前記背
景属性設定部により背景属性が設定されたときに背景属
性が設定されたデータ群をデータの上下関係が既存の標
準属性および固定属性が設定されたデータ群のもっとも
下かつ、既存の背景属性が設定されたデータ群のもっと
も上になるように変更可能とする。
【0034】請求項10の発明においては、請求項1又
は請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置にお
いて、データ実行部が前記データテーブル部のデータに
対して起動するアプリケーションプログラムが指定され
ているときに、オペレータの指示によって対象のデータ
を指定すると該データの保護属性の設定の如何に寄らず
前記対応するアプリケーションプログラムの実行を可能
とする。
【0035】
【実施例】以下、各請求項の発明に係る装備を一体に組
み込んだデータの保護機能を持つ編集装置の実施例を基
に各請求項の発明を順に説明する。図1は、本発明に係
るデータの保護機能を持つ編集装置の一実施例の構成図
である。本図において、101は、保護属性として、す
べての編集操作すなわち削除、移動、変形、選択、複写
のできるデータであることを示す標準属性と、選択およ
び複写という画面上での再利用は可能であるが削除、移
動および変形のできないデータであることを示す固定属
性と、選択することのできないすなわち、複写されない
データであることを示す背景属性とからなるデータとこ
れらのデータをふまえてオペレータにより新規作成を含
む編集されたデータを持つ、すなわち記憶しているデー
タテーブル部である。102は、データテーブル部10
1より任意のデータ群を選択するデータ選択部である。
103はデータ選択部102により選択されたデータ群
に対して、データテーブル部101の保護属性を標準属
性に設定する標準属性設定部である。104は、データ
選択部102により選択されたデータ群に対して、デー
タテーブル部101の保護属性を固定属性に設定する固
定属性設定部である。105は、データ選択部102に
より選択されたデータ群に対して、データテーブル部1
01の保護属性を背景属性に設定し、データ選択部10
2のデータの選択を解除する背景属性設定部である。1
06は、データテーブル部101の保護属性が背景属性
であるデータ群の保護属性を標準属性にし、データ選択
部102により選択状態にする背景属性解除部である。
そして、上記標準属性設定部103、固定属性設定部1
04、背景属性設定部105、背景属性解除部106へ
の設定、設定解除操作は、原則としてデータの保護機能
を持つ編集装置の貸与、教師側のみがなす。
【0036】次に、107は、データ選択部102によ
って選択されているデータ群のなかで、データテーブル
部101の保護属性が標準属性であるデータ群をデータ
テーブル部101から削除する削除処理部である。10
8は、データテーブル部101のデータ群を保存するこ
とができる一時トレー部である。109は、データ選択
部102によって選択されているデータ群のなかで、デ
ータテーブル部101の保護属性が標準属性であるデー
タ群を一時トレー部108に移動し、一時トレー部10
8に移動したデータ群をデータテーブル部101または
別のデータテーブル部に保護属性を標準属性として追加
する移動処理部である。110は、データ選択部102
によって選択されているデータ群を複製して一時トレー
部108に移動し、一時トレー部108に移動したデー
タ群をデータテーブル部101または別のデータテーブ
ル部に保護属性を標準属性として追加する複写処理部で
ある。111は、データテーブル部101のデータ群を
保存することができるトレー部である。112は、デー
タ選択部102によって選択されているデータ群のなか
で、データテーブル部101の保護属性が標準属性であ
るデータ群をトレー部111に移動して、データテーブ
ル部101の保護属性が固定属性であるデータ群を複製
したものをトレー部111に追加するトレー移動処理部
である。113は、トレー部111に保存されているデ
ータ群をデータテーブル部101または別のデータテー
ブル部に保護属性を標準属性として追加するデータ追加
処理部である。114は、データ選択部102によって
選択されているデータ群を複製してトレー部111に移
動するトレー複写処理部である。115は、選択中のデ
ータ群をデータの上下関係が、既存の標準属性および固
定属性が設定されたデータ群のもっとも下かつ、既存の
背景属性が設定されたデータ群のもっとも上になるよう
に変更するデータ並び換え部である。116は、データ
テーブル部101のデータに対し、パスワードの設定、
拡大、一方向への縮小等のため作動するアプリケーショ
ンプログラムが指定されているとき、オペレータの指示
によって被作動のデータを指定すると、該データの保護
属性の設定の如何に寄らず対応するアプリケーションプ
ログラムを実行するデータ実行部である。そして、これ
らの機器の操作は主に被貸与側、生徒側がその業務、学
習のための編集作業になす。
【0037】更に、117は、オペレータの指示により
新規のデータを作成し、データテーブル部101に追加
するデータ作成部である。118は、マウスなどの入力
機器からのオペレータの操作により、データ選択部10
2、データ実行部116、移動処理部109、複写処理
部110、データ作成部117、メニュー制御部119
の各処理部を実行状態とするポインティングデバイス制
御部である。119は、ポインティングデバイス制御部
118よりメニュー選択を要求されたときに、選択され
たメニューによって、標準属性設定部103、固定属性
設定部104、背景属性設定部105、背景属性解除部
106、削除処理部107、トレー移動処理部112、
データ追加処理部113、トレー複写処理部114、デ
ータ並び換え部115を実行するメニュー制御部であ
る。120は、データテーブル部101に登録されてい
るデータおよびポインティングデバイス制御部118の
示すポイント位置、メニュー制御部119からのポップ
アップメニューをCRTなどの表示装置121に表示す
る表示部である。121は、CRTなどから構成される
表示装置である。122はポインティングデバイスであ
り、具体的にはタッチパネル、電子ペン、キーボード、
マウスなどのオペレータが用いる入力装置である。12
3は選択ボタンであり、ポインティングデバイス122
の一部である。124はメニューボタンであり、ポイン
ティングデバイス122の一部である。そして、これら
の機器は、貸与側、被貸与側とも使用するものである。
そして特に、表示装置121とポインティングデバイス
122と選択ボタンは、本装置の貸与後は被貸与側、生
徒側のデータ編集にあたっての新規なデータの作成、例
えば与えられた問題に対する解答の作成に使用される。
その他、マルチウィンドウを管理するための処理、貸与
側、教師側の貸与にあたっての背景属性解除部106等
が被貸与者により勝手に作動されないための鍵、パスワ
ードの設定等のために種々の構成要素を必要とするが、
本発明の要旨そのものではないので省略する。 次に、
以上の各構成要素のハード面、ソフト面における具体的
内容につき概略説明する。
【0038】データテーブル部101、一時トレー部1
08、トレー部111等の記憶素子としては主に半導体
メモリが使用されており、基本的にはRAMである。移
動処理部109、メニュー制御部119等の各種処理の
基本的なプログラムは半導体メモリ、磁気ディスク等の
記憶素子より構成されたROMに主に組み込まれ、一部
プログラムはRAMに記憶され若しくは記憶可能となっ
ている。また、これらの処理は本データの保護機能を持
つ編集装置に内蔵されているマイクロコンピュータの制
御によりなされる。オペレータによる新たなデータの追
加、作成同じく一定の処理の指示等はCRT等よりなる
表示装置121の表示を参照しつつ、マウス、キーボー
ド等よりなるポインティングデバイス122、選択ボタ
ン123等を操作することによりなされる。
【0039】更にデータ編集の便宜及びデータそのもの
として辞書を有し、学習機能やウィンドウの選択表示機
能や会話権の変更機能も付加されている。次に、データ
の管理であるが、データテーブル部101内に記憶され
ている各種のデータ類は、データテーブル部101内の
データの属性欄、データの種類欄、上下関係欄及びデー
タ番号欄を有するデータ登録部(特に図示せず)に登録
されている。本データ登録部においては、データの属性
欄にはデータが背景属性なら1、固定属性なら2、標準
属性なら3、そして、オペレータ(特に本装置を貸与さ
れて使用する者、例えば教育における学生、生徒)が作
成したものなら必ず3の番号が付され、データの種類欄
はウィンドウならW、図形ならD、その他ならCの文字
番号が付され、上下関係欄には各データ類をCRTに表
示するに際しての上下関係が数字にて登録され、1、
2、3と数字が大きいほど上(CRTへの表示に際して
優先)とされ、その性質上同一数字が複数のデータに付
されることもありうる。データ番号欄にはデータがウィ
ンドウならA、B、Cと大文字のアルファベットが、図
形及びその他のデータならa、b、cと小文字のアルフ
ァベットが順に付される構成となっている。
【0040】図55にこの概念を示す(なお、上下関係
欄の( )については後に説明する。)。そして、本デ
ータ登録部は本装置の被貸与者のデータの操作にあたり
関門、鍵的役割を担うものである。すなわち、例えば記
憶されているデータの属性を変更する場合には、オペレ
ータ(この場合、原則として本装置を貸与する側、教育
でいうなら教師)がCRT121に表示された特定の図
形をマウス等122により指示すると、データ選択部1
02の作用のもとデータ登録部に記憶されている当該図
形のデータ属性欄における記載が変更可能となる。しか
る後、オペレータの指示する属性に相応した新番号が付
される。図56に、この動作の一例として標準属性から
固定属性に変更される場合の基本的なフローを示す。
【0041】次に、図形の削除、移動、複写等である
が、被貸与者たるオペレータが例えばCRT121に表
示されている図形を削除する場合には、削除処理部10
7がオペレータがマウス122等により指示した図形を
削除するに先立ち、データ登録部のデータ属性欄の数値
を検査する。そして、当該図形の番号が1ならば削除等
をせず、3ならばデータ登録部の登録を抹消し、併せて
データの記憶そのものをも消去する。図57に、この動
作の基本的フローを示す。なお、本実施例においては、
このフローは後に説明するパスワードの照合にも準用さ
れる。そして、この場合には削除処理部による指定図形
のデータ属性番号の検査に替えて、パスワード照合部が
被貸与側オペレータ等の入力したパスワードと貸与側の
オペレータがあらかじめ入力しているパスワードとの照
合を行った後、所定の処理を当該処理担当部に指示等す
る。
【0042】次に、複数の図形等のCRT121等への
表示にあたっての優先度の選択であるが、表示部120
は表示指定のあるデータのデータ登録部における上下関
係を参照し、その数値が最も大きいデータはそのまま表
示する。しかる後、次に大きいデータは表示するにあた
り最優先のデータとの表示範囲の重複の有無が判断さ
れ、非重複部のみが表示される。それ以下の優先度のデ
ータも順にこの作業、すなわち優先するデータとの表示
重複部を判断し、当該を除いた部分のみの表示をなすこ
とが繰り返される。図58にこの基本的なフローを示
す。なお、このフロー図においては、同一高さのデータ
の存在、保護属性に応じた処理の内容、データ相互の重
複部の調査の手法、すなわち、データのCRT平面にお
ける幾何学的形状の把握、認識等、またCRT表示面基
準であれデータを基準にするのであれこれらに基づく下
位のデータの重複部のCRTへの表示に際しての削除処
理等は繁雑となること、ウインドウシステムはもとより
テレビゲーム等にまで採用されている周知技術であるこ
とのため示していない。
【0043】また、データの上下関係の変更は、データ
登録部の上下関係欄の数値の変更をなすことによりなさ
れる。この際、例えば図55に示すデータにおいて、第
2行目4−D−13−dで示される図形が、第3行目2
−D−C−eで示される図形よりも下部にくるようオペ
レータにより操作がなされた場合には、第2行目のデー
タの上下関係欄は7となり、第3行目のデータのそれは
8となるだけでなく他に上下関係欄の値が13のデータ
が存在しないなら更に上下関係欄の番号が7以上12以
下の図形の番号も図55で( )内に示すごとく1つず
つ増大する。もし、他に上下関係欄の値が13のデータ
が存在するならば、欄が7以上のデータの番号は全て1
つずつ増大する。
【0044】ただし、これらの各構成要素毎の各動作に
対してのより具体的な説明、例えばCRTに表示された
データの複写処理やデータの移動メニューの表示や選択
の処理、図形相互の上下関係を逆にしてCRTに表示す
る処理、一定の記憶したデータの消去の防止処理やパス
ワードの設定処理等にあたって、各記憶素子、回路、ス
イッチ等の部品等が如何に動き、作用し、また通電状態
や回路が変化するのか、またこれらのためのアセンブラ
ーの内容や各属性に応じてのより具体的なプログラムは
どのようにしているか等は、パスワードについては銀行
の自動現金払出し機における利用者番号による出入等や
企業や学校の計算機システム、複数の図形の表示につい
ては大型テレビジョン片隅への裏番組の表示、転写、複
写等についてはVTRにおける一定の静止画面の持続表
示や転写はもとよりワードプロセッサーにおける印字、
図形の移動についてはテレビゲーム機等家庭内にて日常
見られる機器類にまで広く採用されており、また原理や
個々のケースにおけるより詳細な動作の内容にいたって
は例えば渡辺茂他著 オーム社刊「マイクロコンピュー
タハンドブック」、情報処理学会編 オーム社刊「情報
処理ハンドブック」、パーソナルメディア社刊「TRO
NWARE」等ハンドブックや雑誌類にまで記載されて
いる周知技術であるため、その説明は省略する。
【0045】このため、本実施例については図2から図
44を参照しつつ上記構成に基づく、すなわち本願発明
の主目的たるユーザの様々の要望に充分沿えることが可
能となる動作、機能の内容及び直接的な効果を中心に説
明する。まず、基本的な動作、機能、直接的な効果であ
る請求項1及び請求項2の発明について図2から図15
をもとに説明する。
【0046】図2は、本実施例のデータの保護機能を持
つ編集装置の具体的な画面表示例である。なお、本実施
例では、オーバーラップ型のマルチウィンドウシステム
を採用している。図2の表示装置121はCRTであ
り、ウィンドウA、Bはデータの保護機能を持つ編集装
置の動作しているウィンドウである。また、ウィンドウ
の会話権はウィンドウAにある。ポインタはトロン方式
(TRON Operating System)を採
用しており、本図2における手首の形状は「選択指」と
言い、指先がマウスなどのポインティングデバイス12
2の指示している場所を示していることを意味する。図
2では、データ作成部117によって新規に作成された
3つのデータたる図形a、b、cが表示されている。そ
して、データの上下関係は図形aがもっとも下、図形c
がもっとも上となっている。
【0047】次に、この状態からデータ選択部102に
よって図形bが選択されるとCRT上の表示は図3に示
すようになる。なお、この選択は、オペレータがポイン
ティングデバイス122を操作して図形上にポインタを
移動し、クリックする(選択ボタン123を短時間押
す)ことで行なわれる。選択された図形は点線の矩形選
択枠で囲まれる。また、本図2における図形b内の「折
れた矢印」は、ボタンを押したことを示す。ただし、図
3以降図15までは先に示した図46から図54までと
同じく、図2に示したウィンドウA、Bと表示装置12
1は省略している。
【0048】オペレータの指示により、ポインティング
デバイス制御部118からメニュー選択が要求されて、
メニュー制御部119により、ポップアップ型のメニュ
ーが表示され、固定属性設定部104が選択されると図
4の状態となる。選択されたデータが固定属性設定部1
04によって固定属性になると図5の状態になる。ただ
し、図5以降では、従来技術に係る図46から図54ま
でと同じく固定属性が設定された場合には、設定されて
いないデータと区別するよう線幅を太く表示している
が、実際のCRT表示においては必ずしも線幅を太くす
るとは限らず、オペレータの好み、配慮等により色彩の
付された枠で示す、特に表示がなされない等他の手段が
採用される。なお、本図における図形b内の開いた手首
の形状は「移動手」と言い、現在指している図形を移動
等のためつかみ得る(次にプレスしてドラッグによる移
動が可能である)ことを示す。
【0049】図3から図5と同様の手順を用いて、左上
の図形aを固定属性にすると図6に示す状態となる。更
に、データ選択部102によって図形a、cを選択する
と図7の状態となる。なお、本図における図形c内の二
本の指が開いた手首の形状は「修正選択指」と言い、修
正選択を行うことを示す。ポインティングデバイス制御
部118からメニュー選択が要求されて、メニュー制御
部119により、標準属性設定部103が選択されると
図8の状態となる。更に、選択された図形a、cの保護
属性が標準属性設定部103によって標準属性になるよ
う処理されると図9の状態となる。
【0050】データ選択部102によって図形cを選択
すると図10の状態となる。ここで、ポインティングデ
バイス制御部118からメニュー選択が要求されて、メ
ニュー制御部119により、背景属性設定部105が選
択されると図11の状態となる。選択された図形cが背
景属性設定部105の処理によって背景属性になり、更
に背景属性設定部105によってデータ並び換え部11
5が実行され、標準属性および固定属性が設定されてい
る図形a、bの下になるように変更され、選択状態が解
除されると図12の状態となる。なお、図12以降で
は、背景属性が設定された図形には、背景属性が設定さ
れていない図形と区別ができるように一点鎖線で示して
いるが、実際のCRT表示では必ずしも一点鎖線で表示
されるとは限らず、特に表示なし、特別の色彩の枠がつ
く等他の手段が採用されるのは図5の固定属性の場合と
同様である。
【0051】ポインティングデバイス制御部118から
メニュー選択が要求されて、メニュー制御部119によ
り、背景属性解除部106が選択されると図13の状態
となる。背景属性設定部105によって、背景属性を持
つ図形cが標準属性になり、データ選択部102によっ
て選択されると図14の状態となる。図12に引き続い
て、図形bを選択した上で背景属性設定部105によっ
て背景化すると図15の状態となる。ここで、背景属性
設定部105によってデータ並び換え部115の処理が
実行され、図形bは標準属性が設定されている図形aの
下かつ、背景属性が設定されている図形cの上になるよ
うに変更され、選択状態が解除された状態になる。
【0052】次に、請求項3、請求項4及び請求項5の
発明に係る動作等を図3をもとに説明する。図12から
引き続いて、図形a、bを選択すると、図16の状態に
なる。オペレータが図形a、bを削除するためポインテ
ィングデバイス制御部118からメニュー選択を要求
し、このためメニュー制御部119により削除処理部1
07が選択された状態を図17にしめす。削除処理部1
07により選択中の標準属性の図形aが削除され、固定
属性の図形bがそのまま残り図18の状態となる。
【0053】図16から引き続いて、オペレータが図形
a、bを移動させるため選択中のデータ群の矩形選択枠
内でドラッグする(前記選択ボタン123を押し続ける
と図19のように矩形選択枠が標準属性を持つ図形aだ
けを囲むようになる。なお、本図において図形b内の物
をつかんだ状態の手首を「握り」と言い、ドラッグで移
動可能なことを示す。)。この時、移動処理部109は
データテーブル部101の図形aのデータを一時トレー
部108に移動させる。図20のように、オペレータが
ドラッグしたまま前記ポインティングデバイス122を
移動させると、ポインタと矩形選択枠が移動する。オペ
レータがドラッグを終了すると、移動処理部109が一
時トレー部108に保存されている図形aのデータを、
その時、矩形選択枠の表示されている位置になるように
データテーブル部101へ追加し、図形a、bを再び選
択枠状態にもどし、図21の状態となる。
【0054】図16より引き続いて、オペレータが図形
a、bを複写するため選択中のデータ群の矩形選択枠内
でコピードラッグする(選択ボタン123とメニューボ
タン124を押し続ける)と図22に示すように矩形選
択枠が標準属性および固定属性を持つ図形a、bを囲む
ようになる。この時、複写処理部110はデータテーブ
ル部101の図形a、bのデータを一時トレー部108
に複製する。図23のように、オペレータがコピードラ
ッグしたままポインティングデバイス122を移動させ
ると、ポインタと矩形選択枠が移動する。オペレータが
コピードラッグを終了すると、複写処理部110が一時
トレー部108に保存されている図形a、bのデータ
を、その時矩形選択枠の表示されている位置になるよう
にデータテーブル部101へ追加し、図24の状態にな
る。この時には、データの上下関係は追加された図形a
のコピーa2、同bのコピーb2がもっとも上になる。
【0055】次に、主に学生等被貸与側の操作に伴う動
作である請求項3及び請求項4の発明に係る動作等につ
いて図16から図30を参照しつつ説明する。図16に
引き続いて、図19と同様にオペレータが図形a、bを
移動させるため選択中のデータ群の矩形選択枠内でドラ
ッグすると図25の状態となる。この時、移動処理部1
09はデータテーブル部101の図形aのデータを前記
一時トレー部108に移動させる。オペレータがドラッ
グしたままポインティングデバイス122を移動させる
と、ポインタと矩形選択枠が移動し、ポインタと矩形選
択枠は図26のように、ウィンドウBの領域にも移動で
きる。オペレータがドラッグを終了すると、ウィンドウ
の会話権はウィンドウAからウィンドウBに切り替わ
る。この時、ウィンドウAの一時トレー部108の内容
は、ウィンドウBの一時トレー部108に移動する。ウ
ィンドウBの移動処理部109がウィンドウBの一時ト
レー部108に保存されている図形aのデータを、その
時矩形選択枠の表示されている位置になるようにウィン
ドウBのデータテーブル部101へ追加し、図27の状
態になる。なお、ウィンドウの切替動作は本発明の主旨
ではなく、また既述のごとく周知の技術であるためその
詳細は省略する。
【0056】図16に引き続いて、図22と同様にオペ
レータが図形a、bを複写しようとして選択中のデータ
群の矩形選択枠内でコピードラッグした状態を図28に
示す。この時、複写処理部110はデータテーブル部1
01の図形aのデータを一時トレー部108に複製す
る。この際、オペレータがコピードラッグしたままポイ
ンティングデバイス122を移動させると、ポインタと
矩形選択枠が移動し、ポインタと矩形選択枠は図29の
ようにウィンドウBの領域にも移動できる。オペレータ
がコピードラッグを終了すると、ウィンドウの会話権は
ウィンドウAからウィンドウBに切り替わる。この時、
ウィンドウAの一時トレー部108の内容は、ウィンド
ウBの一時トレー部108に移動する。ウィンドウBに
対し作用する複写処理部110がウィンドウBの一時ト
レー部108に保存されている図形aのデータを、その
時矩形選択枠の表示されている位置になるようにウィン
ドウBのデータテーブル部101へ追加し、図30の状
態になる。
【0057】次に、請求項6及び請求項7の発明に係る
動作等を図31から図37を参照しつつ説明する。図1
6に引き続いて、オペレータが図形a、bをトレーへ移
動しようとして、ポインティングデバイス制御部118
からメニュー選択を要求し、メニュー制御部119によ
り、トレー移動処理部112が選択された状態を図31
にしめす。トレー移動処理部112により選択中の標準
属性の図形aがトレー部111に移動され、固定属性の
図形bがトレー部111に複製され図32の状態とな
る。オペレータがトレーに保存されているデータを利用
しようとして、ポインティングデバイス制御部118か
らメニュー選択を要求し、メニュー制御部119によ
り、データ追加処理部113が選択された状態を図33
にしめす。データ追加処理部113によりトレー部11
1に保存されている図形a、b2が、データテーブル部
101に標準属性として追加され図34の状態になる。
この時、追加される位置はポインタの位置で、上下関係
としては追加された図形a、b2がもっとも上になる。
ただし、図31以降では図3以降図15までの場合と同
じく図2のウィンドウA、Bと前記表示装置121を省
略している。
【0058】図16に引き続いて、オペレータが図形
a、bをトレーへ複写するためポインティングデバイス
制御部118からメニュー選択を要求し、メニュー制御
部119により、トレー複写処理部114が選択された
状態を図35にしめす。トレー複写処理部114により
選択中の図形a、bがトレー部111に複製されても、
画面上の変化はなく図16のままである。オペレータが
トレーに保存されているデータを利用するため、ポイン
ティングデバイス制御部118からメニュー選択を要求
し、メニュー制御部119により、データ追加処理部1
13が選択された状態を図36にしめす。データ追加処
理部113によりトレー部111に保存されている図形
a、bが、データテーブル部101に標準属性として追
加され図37の状態になる。この際に、追加される位置
はポインタの位置であり、また上下関係としては追加さ
れた図形a2、同b2がもっとも上になる。なお、図1
6と図20とでは選択したメニューが異なっているが、
これはトレー部からデータテーブル部に追加する際に、
トレーの内容を削除(トレーから移動)するかそのまま
残す(トレーから複写)かの違いによるものであり、本
発明の主旨ではないためこの説明は省略する。
【0059】次に、請求項8及び請求項9の発明に係る
動作等を図38から図40を参照しつつ説明する。図1
2に引き続いて、オペレータがポインティングデバイス
122を用いて図形bを選択すると図38のようにな
る。オペレータがデータの上下関係を図形bが一番下に
なるようにしようとして、ポインティングデバイス制御
部118からメニュー選択を要求し、メニュー制御部1
19により、データ並び換え部115が選択された状態
を図39にしめす。データ並び換え部115によって、
図形bが、標準属性の設定されている図形aの下かつ背
景属性の設定されている図形cの上になるように変更さ
れ、図40の状態になる。
【0060】次に、請求項10の発明に係る動作等を図
41から図44を参照しつつ説明する。図41では、デ
ータ作成部117によって新規に作成されたアプリケー
ションを実行できる3つのデータa、b、cが存在して
いる。これらは例えばアイコンのようなものである。ま
たこのため、その基本的構成はハード、ソフト両面とも
アイコンシステムと原理的に異ならない。このためその
説明は省略する。なお、その保護属性はデータaは標準
属性、データbは固定属性、データcは背景属性とされ
ている。オペレータがデータaに対応するアプリケーシ
ョンを実行するために、ポインティングデバイス122
を用いてデータaの上にポインタを移動させ、ダブルク
リック(選択ボタン123を短時間に2度押すこと)を
行なうと、データaはデータ選択部102によって選択
状態になり、データ実行部116はデータaに対応した
アプリケーションを起動させ、図42に一例として示す
ように新たなウィンドウCを生成する。オペレータがデ
ータbを実行する場合も同様に動作する。オペレータが
データcに対応するアプリケーションを実行するため
に、ポインティングデバイス122を用いてデータcの
上にポインタを移動させ、図43のようにダブルクリッ
クを行なうと、データ実行部116はデータcに対応し
たアプリケーションを起動させ、図44に一例として示
すように新たなウィンドウDを生成する。この時、背景
属性を持つデータcは選択状態とはならない。
【0061】以上のように、本データの保護機能を持つ
編集装置では、既存の技術を有効に組み合わせることに
より選択することのできるデータの保護属性をメニュー
選択のみで変更することが可能となる。その際、背景属
性のデータは選択できないため誤操作等で削除されたり
移動したりすることはない。選択したデータを削除する
際にも、固定属性のデータは削除されないため誤操作に
よる削除を防止することが可能となる。選択したデータ
を移動する際は、固定属性のデータは移動しないため誤
操作等を防止することが可能となる。選択したデータを
複写する際は、固定属性のデータは標準属性のデータと
して複写されるため簡単な操作で固定属性のデータの複
製が可能となる。ウィンドウ間での移動、複製の場合も
同様に簡単に行なえる。トレーに移動する際は、標準属
性のデータと固定属性のデータのいずれもが標準属性の
データとして移動するため、オペレータの意思に反して
選択されていたデータがトレー内に入っていないという
ことも防止できる。標準属性または固定属性によらずメ
ニューの選択のみでデータの並び換えを行なうことも可
能となる。データの上下関係を並び換える際には、選択
したデータを一番下に並び換えようとすると、既存の標
準属性および固定属性が設定されたデータ群のもっとも
下かつ既存の背景属性が設定されたデータ群のもっとも
上になるように変更し、選択可能なデータ(標準属性及
び固定属性のデータ)が選択不可能なデータ(背景属性
のデータ)の下に並び換わり、これにより最終的には選
択のできない背景属性のデータだけが上に集まることを
防止することが可能となる。背景化したデータを並び換
えることにより、選択不可能なデータが選択可能なデー
タの上に残ることもなく、選択可能なデータを選択する
際に邪魔になることはない。また、背景属性を標準属性
にすると同時に、背景属性を標準属性にしたデータ群を
選択状態にすることが可能であるため、背景属性を標準
属性にしたデータがオペレータに容易にわかり、誤操作
を防ぎ、またオペレータが背景属性を標準属性にしたデ
ータを選択する操作を省くことができる。
【0062】また、データ並び換え部は、選択中のデー
タを一番下へ並び換えるのではなく、1段階づつ下へ並
び換えることにより、細かい並び換え処理が実現可能と
なる。また、個々のデータにパスワードをつけることに
より、パスワードを知るオペレータ以外の当該データの
保護属性の変更を防止することが可能となる。そして、
これにより、一定のデータの盗用防止等も確実になしえ
る。なお、パスワードの設定に係る処理については既述
のごとく計算機システムは勿論、銀行の自動預貯金シス
テムにおける口座番号等日常的なものにまで広く採用さ
れているため、ハード、ソフト両面における説明は省略
する。
【0063】また、移動はできるが削除はできない削除
不可属性など、保護属性を新規に拡張することにより、
多くの保護属性を持つことができる。更にまた、例えば
ダブルクリックを用いて指示されたデータの背景属性を
解除することにより、複数ある背景属性を持つデータの
中から任意の背景属性を持つデータだけを標準データに
戻すことも可能となる。
【0064】以上、本願発明を実施例に基づきその動
作、機能を中心に説明してきたが、本願発明は何も上記
実施例に限定されないのは勿論である。すなわち、上記
実施例における構成要素、フローチャートはあくまでも
一例であり、他の構成要素を採用する、複数の構成要素
が一の部品に合体される、一の構成要素が複数の部品に
て製造される、フローチャートは別のフローによる、各
属性等に応じてより適切な作用、効果を呈すべくより複
雑なものとなっていてもよい。更にまた、例えば本願発
明の要旨を含むかぎり以下のものが包含されるのは勿論
である。
【0065】印字手段が付加されている。 CRTは複数装備する。 既存の編集装置にハード面、ソフト面から改造、追加
処理を行って本願発明に係る機能を付加する。 フロッピーディスクの追加装備等により、データの追
加が可能な機能を有する。
【0066】図形にその保護属性の種類に応じた印、
色彩等が付加表示される。 オペレータの操作ミスに対して、学習効果を高めるべ
くその旨の表示機能が付加されている。 語学教育用等のため、発声、発音手段が付加されてい
る。 指定した図形の一方向のみの拡大、縮小、任意の角度
変更、色彩の付加変更機能が付加されている。
【0067】生徒の作成したデータには別の属性が付
与される等である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るデータ
の保護機能を持つ編集装置では、従来技術に係るものに
比較した場合に、従来の技術を有効に組み合わせること
により直接的効果としては一定のデータは悪意は勿論誤
操作や恣意によるデータの変換、消去の防止が可能、重
要なデータの盗用防止が可能等データの属性が多様、し
かも操作は容易な上に図形の上下関係の変更等編集内容
も豊富なものとなる。しかも、現存のプログラミング技
術、マイコン技術等を有効に組み込んでいるため、安価
に実現可能である。
【0069】このため、最終の、そして究極的効果とし
て企業における所掌を分担しての資料や報告書の作成、
出版社、新聞社における印刷中の紙面の配置変更の検討
しかる後の印刷機と連動してのこれから新しく印刷する
紙面用の活版類製造への応用、教育における教材として
の使用、特に絵画や美学あるいは数学における図形教育
やレポートの作成、テレビゲーム等の玩具としての使用
等において充分有効に活用することが可能となり、しか
も安価、ひいてはより一層の採用が期待しえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータの保護機能を持つ編集装置
の一実施例の構成図である。
【図2】本図を含み図2より図15までは上記実施例の
表示の変化を示す図である。
【図3】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図4】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図5】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図6】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図7】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図8】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図9】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図10】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図11】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図12】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図13】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図14】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図15】同じく上記実施例の表示の変化を示す図であ
る。
【図16】本図を含み図16より図30まではデータの
保護機能を持つ編集装置の表示の一例を示す説明図であ
る。
【図17】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図18】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図19】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図20】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図21】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図22】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図23】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図24】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図25】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図26】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図27】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図28】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図29】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図30】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図31】本図を含み図31より図37まではデータの
保護機能を持つ編集装置の表示の一例を示す説明図であ
る。
【図32】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図33】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図34】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図35】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図36】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図37】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図38】本図を含み図38より図40まではデータの
保護機能を持つ編集装置の表示の一例を示す説明図であ
る。
【図39】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図40】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図41】本図を含み図41より図44まではデータの
保護機能を持つ編集装置の表示の一例を示す説明図であ
る。
【図42】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図43】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図44】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図45】従来のデータの保護機能を持つ編集装置の構
成図である。
【図46】本図を含み図46より図54まではデータの
保護機能を持つ編集装置の表示の一例を示す説明図であ
る。
【図47】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図48】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図49】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図50】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図51】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図52】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図53】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図54】同じくデータの保護機能を持つ編集装置の表
示の一例を示す説明図である。
【図55】データテーブル部内のデータ登録部の登録の
概念図である。
【図56】データの属性変更のフロー図である。
【図57】データの削除処理のフロー図である。
【図58】上下関係のある複数のデータのCRTへの表
示のフロー図である。
【符号の説明】
101 データテーブル部 102 データ選択部 103 標準属性設定部 104 固定属性設定部 105 背景属性設定部 106 背景属性解除部 107 削除処理部 108 一時トレー部 109 移動処理部 110 複写処理部 111 トレー部 112 トレー移動処理部 113 データ追加処理部 114 トレー複写処理部 115 データ並び換え部 116 データ実行部 117 データ作成部 118 ポインティングデバイス制御部 119 メニュー制御部 120 表示部 121 表示装置 122 ポインティングデバイス 123 選択ボタン 124 メニューボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶本 一夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護属性としてすべての編集操作のでき
    るデータであることを示す標準属性と、選択および複写
    はできるが削除、移動および変形のできないデータであ
    ることを示す固定属性と、選択することのできないデー
    タであることを示す背景属性とからなるデータとこれら
    のデータの存在をふまえてオペレータにより編集される
    データを持つデータテーブル部と、 前記データテーブル部より任意のデータ群を選択するデ
    ータ選択部と、 前記データ選択部により選択されたデータ群に対して前
    記データテーブル部の保護属性を標準属性に設定する標
    準属性設定部と、 前記データ選択部により選択されたデータ群に対して前
    記データテーブル部の保護属性を固定属性に設定する固
    定属性設定部と、 前記データ選択部により選択されたデータ群に対して前
    記データテーブル部の保護属性を背景属性に設定し併せ
    てデータ選択部のデータの選択を解除する背景属性設定
    部と、 前記データテーブル部の保護属性が背景属性であるデー
    タ群の保護属性を標準属性にする背景属性解除部とを有
    することを特徴とするデータの保護機能を持つ編集装
    置。
  2. 【請求項2】 前記データテーブル部の保護属性が背景
    属性であるデータ群の保護属性を標準属性にし、併せて
    選択可能状態にする背景属性解除部を有することを特徴
    とする請求項1記載のデータの保護機能を持つ編集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記データ選択部によって選択されてい
    るデータ群のなかから、データテーブル部の保護属性が
    標準属性であるデータ群を前記データテーブル部から削
    除可能とする削除処理部を有することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装
    置。
  4. 【請求項4】 前記データテーブル部のデータ群を保存
    することのできる一時トレー部と、 前記データ選択部によって選択されているデータ群のな
    かで、前記データテーブル部の保護属性が標準属性であ
    るデータ群を一時トレー部に移動し、併せて一時トレー
    部に移動したデータ群を前記データテーブル部または別
    のデータテーブル部に保護属性を標準属性として追加可
    能とする移動処理部を有することを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置。
  5. 【請求項5】 前記データテーブル部のデータ群を保存
    することのできる一時トレー部と、 前記データ選択部によって選択されているデータ群を複
    製して前記一時トレー部に移動し、併せて前記一時トレ
    ー部に移動したデータ群を前記データテーブル部または
    別のデータテーブル部に保護属性を標準属性として追加
    可能とする複写処理部を有することを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装
    置。
  6. 【請求項6】 前記データテーブル部のデータ群を保存
    することのできるトレー部と、 前記データ選択部によって選択されているデータ群のな
    かでデータテーブル部の保護属性が標準属性であるデー
    タ群をトレー部に移動し、併せて前記データテーブル部
    の保護属性が固定属性であるデータ群の複製を前記トレ
    ー部に追加可能とするトレー移動処理部と、 前記トレー部に保存されているデータ群を前記データテ
    ーブル部または別のデータテーブル部に保護属性を標準
    属性とした上で追加可能とするデータ追加処理部とを有
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデー
    タの保護機能を持つ編集装置。
  7. 【請求項7】 前記データテーブル部のデータ群を保存
    することのできるトレー部と、 前記データ選択部によって選択されているデータ群を複
    製して前記トレー部に移動するトレー複写処理部と、 前記トレー部に保存されているデータ群を前記データテ
    ーブル部または別のデータテーブル部に保護属性を標準
    属性として追加可能とするデータ追加処理部を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデータの保
    護機能を持つ編集装置。
  8. 【請求項8】 選択中のデータ群をデータの上下関係
    が、既存の標準属性および固定属性が設定されたデータ
    群のもっとも下かつ、既存の背景属性が設定されたデー
    タ群のもっとも上になるように変更可能とするデータ並
    び換え部を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のデータの保護機能を持つ編集装置。
  9. 【請求項9】 前記データ並び換え部がデータ群の選択
    中に前記背景属性設定部により背景属性が設定されたと
    きに背景属性が設定されたデータ群をデータの上下関係
    が既存の標準属性および固定属性が設定されたデータ群
    のもっとも下かつ、既存の背景属性が設定されたデータ
    群のもっとも上になるように変更可能であることを特徴
    とする請求項8記載のデータの保護機能を持つ編集装
    置。
  10. 【請求項10】 前記データテーブル部のデータに対し
    て起動するアプリケーションプログラムが指定されてい
    るときに、オペレータの指示によって対象のデータを指
    定すると該データの保護属性の設定の如何に寄らず前記
    対応するアプリケーションプログラムの実行を可能とす
    るデータ実行部を有することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のデータの保護機能を持つ編集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006185336A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Canon Inc 画像処理装置、方法、及びコンピュータプログラム
US8407586B2 (en) 2006-12-07 2013-03-26 Canon Kabushiki Kaisha Editing apparatus, editing method, and program
CN112035869A (zh) * 2019-06-04 2020-12-04 珠海金山办公软件有限公司 图形组合形态的保护方法、装置、电子设备及存储介质

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