JPH05250377A - スケジューリング方式 - Google Patents

スケジューリング方式

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JPH05250377A
JPH05250377A JP4046895A JP4689592A JPH05250377A JP H05250377 A JPH05250377 A JP H05250377A JP 4046895 A JP4046895 A JP 4046895A JP 4689592 A JP4689592 A JP 4689592A JP H05250377 A JPH05250377 A JP H05250377A
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JP
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constraint
condition
start time
time
procedure
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JP4046895A
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Fumihiro Maruyama
文宏 丸山
Yoriko Minoda
依子 箕田
Hideho Sawada
秀穂 澤田
Yuka Takizawa
ユカ 滝沢
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
    • G06F9/4881Scheduling strategies for dispatcher, e.g. round robin, multi-level priority queues
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】処理の途中時点までに得られた失敗情報を利用
し、効率的に生産計画問題等のスケジューリング問題を
解決する。 【構成】手順の開始可能時刻締め切り時刻、及び手順の
先行関係に関する制約条件、並びに手順を処理する機械
等の個々の資源に対して複数の手順が同時に割り当てら
れないという制約条件を入力する。これら制約条件から
制約違反条件を設定する初期制約違反条件設定部1、違
反しないように開始時刻を変更する開始時刻変更部2、
違反しないように未定の開始時刻に対し開始時刻を決定
する開始時刻決定部3、さらに違反しないように開始時
刻を変更又は決定できない場合に、新たな制約違反条件
を生成する制約違反条件生成部4を設ける。初期制約違
反条件設定部1及び制約違反条件生成部4で生成した制
約違反条件が格納された制約違反条件格納部5の条件に
従って、スケジュールを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産計画問題等のスケ
ジューリング問題に関する。更に詳しくは、スケジュー
リング処理中に生成した制約違反条件または制約充足条
件をその後の処理でも有効に利用し、効率よくスケジュ
ールを作成することを可能とするスケジューリング方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】生産計画等のスケジューリング問題に
は、例えば、ジョブショップスケジューリング問題があ
る。
【0003】ジョブショップスケジューリング問題で
は、n個の仕事がそれぞれm個の手順で構成されてお
り、各手順はm台の機械のいずれか一つによって処理さ
れる。各機械は同時に二つ以上の手順を実行することは
できず、各手順には、所要時間、開始可能時刻、締め切
り時刻がある。また、一つの仕事を構成する手順の間に
は先行関係がある。このとき、総所要時間が最も短くな
るように手順の開始時刻を決定することが問題である。
【0004】このようなスケジューリング問題は、潜在
的な解空間が組合せ的に大きくなり、単純な探索方式は
適用できない。ところが、見かけ上の解空間のなかで求
める解が存在しない部分が識別できるケースがあり、こ
のような構造を有効に利用することにより効率的に解を
求めることが可能になる場合がある。
【0005】従来の技術としては、(a) 整数計画法、
(b) 分枝限定法、(c) ATMSがある。ジョブスケジュ
ーリング問題において総所要時間を最短にする例で説明
する。 (a) 整数計画法 各仕事の各手順の開始時刻または終了時刻に対応する変
数に加えて、二つの手順が同時に同一機械で処理される
ことがないという条件を表現するために、同一機械で実
行される手順の間の前後関係に対応する0−1変数を導
入する。ところが、この処理により変数の数が増え、整
数計画法の計算時間は変数の数について指数的に増加す
る傾向があるため、計算時間が大幅に延びてしまう。 (b) 分枝限定法 一部の手順だけの開始時刻が決定されている状態(部分
スケジュール)において、まだスケジュールされていな
い手順の処理時間の総和(個々の仕事に注目した総和お
よび個々の機械に注目した総和)から総所要時間の下界
値を求め、既に求まっている完全スケジューリングの総
所要時間より長い場合には、その部分スケジュールを含
むスケジュールは探索対象から除く。ところが、この方
法では、総所要時間の下界値を見積もるのに、個々の仕
事に注目するか個々の機械に注目してまだスケジュール
されていない手順の所要時間を計算するため、複数の仕
事の絡みを考慮に入れることができない。従って、下界
値が実際より小さく見積もられることになり、探索範囲
の絞り込みが効率的に行なえない。 (c) ATMS 同一の機械で実行される手順の間の前後関係を仮説と
し、制約条件を満たすことができなかった仮説の組合せ
を格納しておき、それを含むような組合せは捨てる。と
ころが、仮説の組合せの数が膨大となるため、扱える規
模が限られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
3種類の従来方式には、前述したようにそれぞれ問題が
あった。
【0007】すなわち、整数計画法では、変数の数が増
えるために計算時間が指数的に増加するという問題があ
り、また、分枝限定法では、下界値の見積もりが問題と
なる。さらに、ATMSでは、仮説の組合せ数の増加に
よる計算時間の増大が問題である。
【0008】本発明は、開始可能時刻に関する制約条
件、締め切り時刻に関する制約条件、および、先行関係
に関する制約条件を与えられた複数の手順について、こ
れらの制約条件、および、手順を処理する機械等の個々
の資源に対して複数の手順が同時に割り当てられること
がないという制約条件を満たすように、それぞれの開始
時刻を決定するスケジューリング問題を対象とし、処理
の途中時点までに得られた失敗情報をそれ以降の処理で
最大限に利用し、効率的にスケジューリング問題を解決
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の原
理構成図を図1に示す。本発明は、開始可能時刻に関す
る制約条件、締め切り時刻に関する制約条件、および、
先行関係に関する制約条件を与えられた複数の手順につ
いて、これらの制約条件、および、手順を処理する機械
等の個々の資源に対して複数の手順が同時に割り当てら
れることがないという制約条件を満たすように、それぞ
れの開始時刻を決定するスケジューリング問題を対象と
することを前提とする。
【0010】まず、初期制約違反条件設定部1は、制約
条件から制約違反の十分条件となる初期制約違反条件を
設定する。設定した初期制約違反条件は、後述する制約
違反条件格納部5に格納する。
【0011】次に、開始時刻変更部2は、既に開始時刻
が決まっている手順の開始時刻を変更する。このとき、
制約違反条件格納部5に格納されている制約違反条件を
どれも成立させないように変更する。開始時刻が未定の
手順に対応する値が未定の変数を含む制約違反条件は不
成立と見なす。
【0012】開始時刻決定部3は、開始時刻が未定の手
順についてその開始時刻を決定する。このとき、制約違
反条件格納部5に格納されている制約違反条件をどれも
成立させないように決定する。開始時刻が未定の手順に
対応する値が未定の変数を含む制約違反条件は不成立と
見なす。
【0013】制約違反条件生成部4は、前記開始時刻変
更部2および前記開始時刻決定部3において制約違反条
件が成立してしまう場合に、新しい制約違反条件を生成
する。生成した制約違反条件は後述する制約違反条件格
納部5に格納する。
【0014】制約違反条件格納部5は、処理の開始直後
には前記初期制約違反条件設定部1が設定した初期制約
違反条件のみを格納し、その後、前記制約違反条件生成
部4が生成した制約違反条件を順次格納する。
【0015】本発明(請求項4)の原理構成図を図2に
示す。まず、初期制約充足条件設定部6は、制約条件か
ら制約充足の必要条件となる初期制約充足条件を設定す
る。設定した初期制約充足条件は、後述する制約充足条
件格納部10に格納する。
【0016】次に、開始時刻変更部7は、既に開始時刻
が決まっている手順の開始時刻を変更する。このとき、
制約充足条件格納部10に格納されている制約充足条件
をすべて満たすように変更する。開始時刻が未定の手順
に対応する値が未定の変数を含む制約充足条件は成立し
ていると見なす。
【0017】開始時刻決定部8は、開始時刻が未定の手
順についてその開始時刻を決定する。このとき、制約充
足条件格納部5に格納されている制約充足条件をすべて
満たすように決定する。開始時刻が未定の手順に対応す
る値が未定の変数を含む制約充足条件は成立していると
見なす。
【0018】制約充足条件生成部9は、前記開始時刻変
更部7および前記開始時刻決定部8において制約充足条
件が不成立の場合に、新しい制約充足条件を生成する。
生成した制約充足条件は後述する制約充足条件格納部1
0に格納する。
【0019】制約充足条件格納部10は、処理の開始直
後には前記初期制約充足条件設定部6が設定した初期制
約充足条件のみを格納し、その後、前記制約充足条件生
成部10が生成した制約充足条件を順次格納する。
【0020】
【作用】次に、図1に示した請求項1の原理構成の作用
を説明する。本原理構成では、開始可能時刻に関する制
約条件、締め切り時刻に関する制約条件、および、先行
関係に関する制約条件を与えられた複数の手順につい
て、これらの制約条件、および、手順を処理する機械等
の個々の資源に対して複数の手順が同時に割り当てられ
ることがないという制約条件を満たすように、それぞれ
の開始時刻を決定するスケジューリング問題を対象とす
る。
【0021】まず、初期制約違反条件設定部1は、与え
られた制約条件の否定を取ることにより、初期の制約違
反条件を設定する。そして、設定した初期制約違反条件
は制約違反条件格納部5に格納する。
【0022】次に、制約違反条件格納部5に格納されて
いる制約違反条件を探索し、成立している制約違反条件
がある場合には開始時刻変更部2を起動する。開始時刻
変更部2は、制約違反条件を成立させないように開始時
刻を変更する。ここで、制約違反条件を成立させないよ
うな開始時刻が存在しないときには制約違反条件生成部
4を起動する。制約違反条件生成部4は、成立してしま
う制約違反条件の論理積をとることにより新しい制約違
反条件を生成し、制約違反条件格納部5に格納する。
【0023】一方、開始時刻変更部2の処理において制
約違反条件を成立させないように開始時刻を変更でき、
しかも開始時刻が未定の手順がない場合にはそのスケジ
ューリングは成功である。これによって条件を満たすス
ケジュールが生成されたことになる。
【0024】まだ開始時刻が未定の手順が残っている場
合には開始時刻決定部3を起動する。開始時刻決定部3
は制約違反条件を成立させないように開始時刻を決定す
る。ここで制約違反条件を成立させないように開始時刻
を決定でき、しかも開始時刻が未定の手順が残っていな
い場合にはそのスケジューリングは成功である。制約違
反条件を成立させないように開始時刻を決定できない場
合には制約違反条件生成部4を起動する。制約違反条件
生成部4は、前述と同様に、成立してしまう制約違反条
件の論理積をとることにより新しい制約違反条件を生成
し、制約違反条件格納部5に格納する。
【0025】制約違反条件格納部5に新たな制約違反条
件を格納した後、再び、開始時刻変更部2および開始時
刻決定部3を起動するが、このとき、変更あるいは決定
するような開始時刻の変数がのこっていない場合には、
スケジューリングは失敗したことになる。
【0026】以上の作用のように、生成した制約違反条
件は、必ず制約違反が起きてしまう、制約違反の十分条
件となる。一つの手順について開始時刻をどのように設
定しても少なくとも一つの制約違反条件が成立してしま
うとき、当該手順に対応する変数が数値化された制約違
反条件を生成することにより、開始時刻を変更すべき手
順を絞り込むとともに、その開始時刻の範囲を絞り込
む。また、複数の不等式の論理積を取ることで、複数の
仕事の絡みにより生じる制約違反のための十分条件が表
現できる。
【0027】次に、図2に示した請求項4の原理構成の
作用を説明する。まず、初期制約充足条件設定部6は、
与えられた制約条件から制約充足の必要条件となる初期
の制約充足条件を設定する。そして、設定した初期制約
充足条件は制約充足条件格納部10に格納する。
【0028】次に、制約充足条件格納部10に格納され
ている制約充足条件を探索し、成立していない制約充足
条件がある場合には開始時刻変更部7を起動する。開始
時刻変更部7は、制約充足条件をすべて満たすように開
始時刻を変更する。ここで、制約充足条件を満たすよう
な開始時刻が存在しないときには制約充足条件生成部9
を起動する。制約充足条件生成部9は、成立しない制約
充足条件の論理和をとることにより新しい制約充足条件
を生成し、制約充足条件格納部10に格納する。
【0029】一方、開始時刻変更部7の処理において制
約充足条件をすべて満たすように開始時刻を変更でき、
しかも開始時刻が未定の手順がない場合にはそのスケジ
ューリングは成功である。これによって条件を満たすス
ケジュールが生成されたことになる。
【0030】まだ開始時刻が未定の手順が残っている場
合には開始時刻決定部8を起動する。開始時刻決定部8
は制約充足条件をすべて満たすように開始時刻を決定す
る。ここで制約充足条件を満たすように開始時刻を決定
でき、しかも開始時刻が未定の手順が残っていない場合
にはそのスケジューリングは成功である。制約充足条件
を満たすように開始時刻を決定できない場合には制約充
足条件生成部9を起動する。制約充足条件生成部9は、
前述と同様に、成立してしまう制約充足条件の論理和を
とることにより新しい制約充足条件を生成し、制約充足
条件格納部10に格納する。
【0031】制約充足条件格納部10に新たな制約充足
条件を格納した後、再び、開始時刻変更部7および開始
時刻決定部8を起動するが、このとき、変更あるいは決
定するような開始時刻の変数が残っていない場合には、
スケジューリングは失敗したことになる。
【0032】以上の作用のように、生成した制約充足条
件は、制約条件を満たすスケジュールが存在するために
は満たされなくてはならない制約充足の必要条件とな
る。一つの手順について開始時刻をどのように設定して
も少なくとも一つの制約充足条件が成立しないとき、当
該手順に対応する変数が数値化された制約充足条件を生
成することにより、開始時刻を変更すべき手順を絞り込
むとともに、その開始時刻の範囲を絞り込む。また、複
数の不等式の論理和を取ることで、複数の仕事の絡みに
より生じる制約違反が起きないための必要条件が表現で
きる。
【0033】図1に示した請求項1の原理構成におい
て、制約違反条件中に現れる各手順の開始可能時刻およ
び締め切り時刻を変数として同様の作用を実行すること
により、開始可能時刻または締め切り時刻の変更が起き
た場合でも、値が変更された変数の値を代えるだけで変
更以前に生成した制約違反条件をそのまま適用すること
ができる(請求項2)。
【0034】図1に示した請求項1の原理構成の作用に
おいて、一つのスケジュールが得られる度に開始可能時
刻を示す変数または締め切り時刻を示す変数の値をより
厳しい値に更新し、スケジューリング処理を繰り返す。
最終的にスケジュール不能となって開始可能時刻を示す
変数または締め切り時刻を示す変数の他には変数を含ま
ない制約違反条件を生成することにより、必ず制約違反
が起こるような開始可能時刻や締め切り時刻の関係が表
現され、最短総所要時間スケジュール等の最適スケジュ
ールが求まる(請求項3)。
【0035】図2に示した請求項4の原理構成におい
て、制約充足条件中に現れる各手順の開始可能時刻およ
び締め切り時刻を変数として同様の作用を実行すること
により、開始可能時刻または締め切り時刻の変更が起き
た場合でも、値が変更された変数の値を代えるだけで変
更以前に生成した制約充足条件をそのまま適用すること
ができる(請求項5)。
【0036】図2に示した請求項4の原理構成の作用に
おいて、一つのスケジュールが得られる度に開始可能時
刻を示す変数または締め切り時刻を示す変数の値をより
厳しい値に更新し、スケジューリング処理を繰り返す。
最終的にスケジュール不能となって開始可能時刻を示す
変数または締め切り時刻を示す変数の他には変数を含ま
ない制約充足条件を生成することにより、制約充足を満
たすスケジューリングが可能なための開始可能時刻や締
め切り時刻の関係が表現され、最短総所要時間スケジュ
ール等の最適スケジュールが求まる(請求項6)。
【0037】
【実施例】図3は、本発明の一実施例のシステム構成図
である。本実施例は、図1に示した原理構成の実施例を
示している。CPU310 、I/Oインタフェース320 、
主記憶330 、入出力装置340 、記憶装置350 等を備えた
計算機システム300 で構成することが可能である。図2
に示した原理構成の場合でも同様のシステム構成で実現
できる。
【0038】主記憶330 内には、原理構成で示した各
部、すなわち、初期制約違反条件設定部331 、変数値変
更部332 、変数値決定部333 、制約違反条件生成部334
に対応するソフトウエアを置き、そのソフトウエアに従
ってCPU310 によりスケジューリング処理を実行す
る。記憶装置350 内には制約違反条件格納部351 を置
き、初期制約違反条件設定部331 や制約違反条件生成部
334 で生成した制約違反条件を格納する。制約違反条件
格納部351 は主記憶330 内に置くことも可能である。次
に、このシステムの動作を図4の動作フローチャートに
沿って説明する。
【0039】ジョブショップスケジューリング問題を解
こうとするユーザは、まず、問題となる制約条件を入出
力装置340 から入力する。ここで、主記憶330 内の初期
制約違反条件設定部331 が起動され、初期制約違反条件
設定部331 は入力された全制約条件から制約違反条件を
生成し、制約違反条件格納部351 に格納する(S1)。
【0040】次に、初期スケジュールを生成する(S2)。
初期スケジュールは、入力された制約条件を一応満たす
スケジュールであり、最適なスケジュールか否かは不明
である。この初期スケジュールは、自明のスケジューリ
ング手法、例えばGiffler-Thompsonの手法等で求めるこ
とができる(『整数計画法と組合せ最適化』、日科技連
合、1982年、 291ページ)。
【0041】本実施例では、この初期スケジュールと初
期制約違反条件をもとにスケジューリングを実行する。
まず、制約違反条件格納部351 のなかの制約違反条件を
探索し、成立している制約違反条件NJがあるか否かを判
定する(S3)。成立しているNJが存在する場合(Y) には、
変数値変更部332 を起動する。変数値変更部332 では、
すべての制約違反条件が成立しないように開始時刻を変
更する(S4)。そして、この変更処理において制約違反条
件が成立しないような開始時刻が存在したか否かを次に
判定する(S5)。存在しない、すなわち、どのように開始
時刻を変更してもいずれかの制約違反条件を満たしてし
まう場合(開始時刻がすべて禁止(Y))の場合には制約違
反条件生成部334 を起動する(S9 〜S10)。この処理につ
いては後述する。
【0042】一方、開始時刻変更処理(S4)において制約
違反条件が成立しないような開始時刻が存在した場合(S
5 のN)には、次に、開始時刻未定の手順があるか否かを
判定する(S6)。未定の手順がない場合(N) には、すべて
の手順の開始時刻が制約違反条件が成立しないように決
定できたことになり、スケジューリング成功として処理
を終了する。
【0043】一方、未定の手順がある場合(Y) には変数
値決定部333 を起動する。変数値決定部333 は、未定の
開始時刻を、制約違反条件が成立しないように決定する
(S7)。そして、そのような開始時刻が決定できたか否か
をS5に戻り判定する。
【0044】開始時刻変更処理S4および開始時刻決定処
理S5において制約違反条件を成立させないような変数値
設定ができない場合(S5 のY)には、制約違反条件生成部
334を起動する。
【0045】制約違反条件生成部334 は開始時刻変更処
理S4あるいは開始時刻決定処理S5において成立してまう
制約違反条件について論理積をとり、新たな制約違反条
件を生成する(S8)。そして、生成した制約違反条件の左
辺に変数が残っているか否かを次に判定する(S9)。残っ
ていない場合(N) には、もうこれ以上スケジューリング
処理は続けられず、スケジューリング失敗となる。一
方、変数が残っている場合(Y) には生成した制約違反条
件を制約違反条件格納部351 に格納し、S4に戻り、スケ
ジューリング処理を繰り返す。
【0046】以上の処理により、スケジューリング処理
が実行され、最適なスケジューリングが行われる。以
下、実際のジョブショップスケジューリング問題を対象
に本実施例のスケジューリング方式を説明する。
【0047】問題として、3仕事2機械のジョブショッ
プスケジューリング問題を取り上げる。この問題は、本
実施例の処理の流れを説明するための小規模な問題例で
ある。図5〜図7の〔問題1〕に問題の内容を示す。
【0048】3種類の仕事のそれぞれが2つの機械によ
って処理を行なう場合の最適スケジュール(総所要時間
最小)を求める。まず、仕事1は1番目の手順として機
械1を使用し(仕事1の手順1が機械1という意味で1
11とする)、2番目の手順として機械2を使用する
(122)。仕事1の手順1の処理時間は6、手順2の
処理時間は4である。
【0049】また、仕事2は1番目の手順として機械2
を使用し(212)、2番目の手順として機械1を使用
し(221)、手順の処理時間は、それぞれ、手順1が
4、手順2が3である。さらに、仕事3の1番目の手順
は機械1(311)、2番目の手順は機械2(322)
で行ない、処理時間はそれぞれ、手順1が2、手順2が
5である。
【0050】さらに、一つの機械をでは同時に2つ以上
の手順は実行できない。このような制約条件をもとに各
手順の開始時間を最適スケジューリングする。以下では
仕事iの手順j(機械k)の開始時刻の変数をxijk
表す。
【0051】まず、初期制約違反条件設定S1を実行す
る。すなわち、図5の〔問題1〕に示した表のような条
件から初期の制約違反条件を生成する。この問題に関す
る初期制約違反条件は図5の〔1〕に示すものである。
初期制約違反条件には、開始可能時刻に関するもの(同
図〔1〕(a))、締め切り時刻に関するもの(同図
〔1〕(b))、手順の後先の制約を表す先行関係に関
するもの(同図〔1〕(c))、複数の手順を同一機械
で同時処理できないことについてのもの(同図〔1〕
(d))がある。
【0052】開始可能時刻に関しては、例えば、111
や212、311の処理は時刻0以降に開始可能なの
で、この条件の否定を示すx111 <0、x212 <0、x
311 <0が制約違反条件になる。また、各仕事の2手順
目は1手順目の処理が完了しないと開始できないので、
122に関しては1手順目の処理時間6以降に開始可能
となる。そこで、この条件の否定を示すx122 <6が制
約違反条件となる。同様にして、各仕事の各処理開始可
能時間について制約違反条件が設定される(同図〔1〕
(a))。
【0053】次に、締め切り時刻に関しては、締め切り
時刻を示す変数Eを導入する。そして、仕事1について
は手順1と手順2が終了した後に締め切り時間Eがくる
はずであるから、手順1と手順2の処理時間6と4を足
した時刻10以降に締め切り時刻がくるはずである。よ
って、制約違反条件としては否定をとりx111 +10>
Eを生成する。同様に、各仕事の各手順について締め切
り時刻に関する初期制約違反条件を設定することが可能
である。(同図〔1〕(b))。
【0054】また、先行関係に関しては、仕事1の手順
2は手順1が完了しないと開始できないから、仕事1の
手順2は、手順1の開始時刻x111 に処理時間6を加え
た時刻以降に開始可能である。この条件の否定をとりx
111 +6>x122 という制約違反条件が生成される。同
様に、各仕事の手順の先行関係について制約違反条件が
設定できる(同図〔1〕(c))。
【0055】最後に、複数の手順の同時処理不可に関し
ては、同一機械で複数の手順を同時に実行できないこと
を制約条件として示す。すなわち、111を実行してい
る間(時刻をtとし、x111 <t<x111 +6)には同
じ機械で処理する手順221は実行できないことにな
り、x111 +6≦x211 ()が制約条件となる。一
方、手順221の実行中に111を実行することもでき
ないことから、これを表す制約条件としてx221 +3≦
111 ()という制約条件がなりたつ。∨(あ
るいは)という制約条件から制約違反条件を生成する
と、x111 +6>x 211 ∧x221 +3>x111 となる。
同様にして、同一の機械で行なう全ての手順について
(機械1の111と311、機械1の311と221、
機械2の122と212、機械2の122と322、機
械2の212と322)、同時実行不可に関する初期制
約違反条件が生成できる(同図〔1〕(d))。
【0056】以上の初期制約違反条件を設定後、スケジ
ューリング処理を開始する。スケジューリングは初期ス
ケジュール(図8)をもとに実行する(図4のS
2)。初期スケジュールは、先に設定した制約違反条件
を一応満たすように作成されたスケジュールである。こ
の初期スケジュールによると、締め切り時刻Eは15と
なる。
【0057】そこで、スケジューリング処理ではE=1
4と、締め切り時刻Eを早めて処理を実行する。まず、
初期スケジュール(図8)をもとに、成立している制
約違反条件があるか否かを初期制約違反条件を探索する
ことにより判定する(S3)。例えば、締め切り時刻に
関する初期制約違反条件x111 +10>Eについては、
111 =0、E=14なので制約違反条件を満たさな
い。このようにして成立している制約違反条件を探して
いくと、x322 +5>Eの制約違反条件が成立している
ことが分かる(x322 =10、E=14であるから上記
条件は成立する)(図6〔2〕(1))。
【0058】そこで、次に、開始時刻変更処理S4を実
行する。すなわち、成立した制約違反条件に含まれる手
順の開始時刻を順に変更してみる。すると、x322 =0
〜1では開始可能時刻についての制約違反条件x322
2を満たし、x322 =2〜7ではx311 +2>x322
満たし(x311 =6だから)、x322 =8〜9ではx
122 +4>x322 ∧x322 +5>x122 を満たし(x
122 =6だから)、x322=10〜ではx322 +5>E
を満たすことが分かる(図6〔2〕(1))。
【0059】このことは図4のS5の処理ですべての開
始時刻が禁止されたことを意味し(Y)、次に、制約違
反条件を新たに生成する処理を実行する(S8)。すな
わち、成立してしまった制約違反条件のx322 に各開始
時刻を代入し、その論理積を求める。例えば、x311
2>x322 については、x322 =2〜7の数値をそれぞ
れ代入した式(x311 +2>2、x311 +2>3、・・
・、x311+2>7)の論理積としてx311 >5が得ら
れる。同様の処理を成立した残りの各式(x122 +4>
322 ∧x322 +5>x122 、x322 +5>E)でも実
行し、それぞれ、x122 >5∧x122 <13、15>E
という論理積を得る。次に、これらの論理積の式の論理
積として新たな制約違反条件が生成される(図6〔2)
(1)中の下線付きの式)。
【0060】この新たな制約違反条件の左辺は変数を含
むので(S9のY)、該制約違反条件を制約違反条件格
納部351 に格納する(S10)。以上の処理によって、
初期制約違反条件に新たに一つ制約違反条件が加わった
ことになる。
【0061】以下、以上の処理(S4〜S10)を繰り
返すことになる。S4において開始時刻を変更する変数
としてどれを選ぶかには様々な方法があるが、ここで
は、最後の制約違反条件の最後の変数について変更する
ことにする。すなわち、次には、変数x122 を変更する
(図6〔2〕(2))。この処理において、開始時刻を
どのように変更しても何らかの制約違反条件が成立する
ので(S5のY)、新たな制約違反条件を生成する(S
8)。この結果、図6〔2〕(2)中の下線付きの制約
違反条件が生成される。
【0062】次には、x311 について変数値を変更する
(図6〔2〕(3))。この場合も開始時間x311 をど
のような値に取っても何らかの制約違反条件が成立する
ので(S5のY)、新たな制約違反条件を生成する(S
8)。そして、図6の〔2〕(3)中の下線付きの制約
違反条件が生成される。
【0063】次には、x111 について変数値変更を試み
る。すると、x111 =2としたとき、制約違反条件をど
れも成立させない(S5のN)(図6〔2〕(4))。
S6では、開始時刻未定の手順がある(Y)ので、開始
時刻決定処理(S7)を実行する。
【0064】開始時刻決定処理(S7)では、まず、図
6の〔2〕(2)で生成された制約違反条件中にあるx
311 について決定する。全制約違反条件を成立させない
ように変数を決定すると、x311 =0となる(図6
〔2〕(5))。さらに、同様に、x122 の値を決定
し、8とする(図6〔2〕(6))。
【0065】次に、x322 の値を決定する。すると、全
制約違反条件を成立させないようにx322 を決定するこ
とができない(S5のN)。そこで、新たに制約違反条
件を生成する(S8)。すると、図6〔2〕(7)中の
下線付きの制約違反条件が得られる。そして、この制約
違反条件を制約違反条件格納部351 に格納した後、開始
時刻変更処理S4に戻る。
【0066】まず、x122 の値を変更する(S4)。す
ると、x122 =9あるいは10のとき全ての制約違反条
件を成立させない。そこでx122 =9とし(図7〔2〕
(8))、未定の開始時刻を決定する(S7)。x221
=8、x212 =0、x322 =4が決まる。以上ですべて
の手順の開始時刻が決定したので(S6のN)、スケジ
ューリングは成功したことになる(図7〔2〕
(9))。スケジュールは図8のに示すようになる。
このとき、E=13である。最適スケジュールを求める
ためには、次に、E=12としてS3からの処理を行な
う。この処理では、まず、x122 +4>Eとなるので、
122 について開始時刻変更を行ない(S4)、制約違
反条件を成立しないように変数変更ができず、S8で新
たな制約違反条件を生成し(図7〔2〕(10)の下線
付き制約違反条件)、制約違反条件格納部351 に格納す
る。そして、またx111 の開始時刻変更処理を行なう。
この場合も制約違反条件を成立しないように変数変更が
できず、S8で新たな制約違反条件を生成し(図7
〔2〕(11)の下線付き制約違反条件)、制約違反条
件格納部351 に格納する。そして、またx212 について
開始時刻変更を行なう(S4)。この場合も制約違反条
件を成立しないように変数変更ができず、S8で新たな
制約違反条件を生成する(図7〔2〕(12)の下線付
き制約違反条件)。
【0067】すると、この制約違反条件の左辺に変数が
なく(S9のN)、スケジューリングは失敗となる。従
って、先に得られたスケジュール(図8の)が最適ス
ケジュールとなる。この結果、総所要時間は13であ
る。
【0068】以上のように、すべての制約違反条件を満
たさないように変数値を設定していき、設定できない場
合には新たな制約違反条件を生成し、これも加えて変数
値の設定処理を繰り返すことにより、制約条件を満たす
スケジュールを得ることができる。また、一端求まった
スケジュールについて、さらに締め切り時刻の制約を厳
しくして処理を繰り返すことにより、最適スケジュール
を得ることができる。
【0069】以上に説明した問題(〔問題1〕)は、説
明を簡単化するために仕事、手順、ともに最小限に小さ
なものにした。以下に、少し規模の大きな問題について
説明する。図9〜図13にこの問題(〔問題2〕)につ
いての処理を説明する。この問題は、『整数計画法と組
合せ最適化』(日科技連、1982年)の289 ページの
ジョブショップスケジューリング問題と同一のものであ
る。そして、本実施例では、本発明の請求項1、請求項
2、請求項3のスケジューリング方式によるもので、制
約違反条件を使用して最適スケジュールを求める。以下
では、変数xijk は仕事iの手順j(機械kで処理す
る)の開始時刻を表し、li は手順iの所要時間を表
す。
【0070】問題は4仕事、3機械による3手順の仕事
の総所要時間を最小にする最適スケジュールを求めるも
のである。図9の〔問題2〕に示すように、各仕事の各
手順に使用する機械と、その処理時間が条件として与え
られている。前述の問題と同様に、同一機械で同時に複
数の手順を実行することはできない。
【0071】最初に、以上の条件から初期制約違反条件
を求め(S1)、制約違反条件格納部351 に格納する
(図9〔1〕)。そして、次に、上記の条件を満たすよ
うな初期スケジュールを求め(S2)、これをもとにス
ケジューリング処理を開始する(図14の初期スケジュ
ール)。初期スケジュールでは締め切り時間E=43な
ので、それよりも厳しいE=42として処理を開始す
る。
【0072】まず、成立してしまう制約違反条件を探索
し(S3)、その制約違反条件に含まれている変数につ
いて開始時刻変更処理(S4)を実行する(図10
〔2〕(1))。しかし、すべての制約違反条件を成立
させないような変数値は存在しないので、制約違反条件
生成処理(S8)を実行し、制約違反条件格納部351 に
格納する(図10〔2〕(1)中の下線付き制約違反条
件)。
【0073】次に、開始時刻が未定の変数について変数
値決定処理(S7)を行なう(図10〔2〕(2)〜
(6))。このとき、すべての制約違反条件を成立させ
ないような変数値が存在しない場合には新たな制約違反
条件を生成し(S8)、格納する(S10)。この処理
で、制約違反条件をすべて成立させないように開始時刻
を設定でき、新たなスケジュールを得る(図15のスケ
ジュール)。
【0074】このスケジュールでは締め切り時刻E=4
0なので、次にE=39としてスケジューリング処理を
繰り返す(図11〔2〕(7)〜(14))。まず、成
立してしまう制約違反条件を探し(S3)、その制約違
反条件に含まれる変数値を変更し(S4)、その他の変
数値を決定する(S7)。いずれかの制約違反条件が成
立する場合には、新たな制約違反条件を生成し(S
8)、S4に戻りスケジューリングを繰り返す。
【0075】以上の処理(図11〔2〕(7)〜(1
4))で、すべての手順の開始時刻が決定でき、新たな
スケジュールが作成される(図16のスケジュール)。
このスケジュールの締め切り時刻E=34であり、次に
E=33としてスケジューリング処理を繰り返す(図1
2〔2〕(15)〜(18))。そして、また、新たな
スケジュールが得られる(図17のスケジュール)。
【0076】このスケジュールの締め切り時刻E=32
なので、次にE=31としてスケジューリング処理を繰
り返す(図12〔2〕(19)〜(21)及び図13
〔2〕(22)〜(29))。処理をしていくと、新た
な制約違反条件を生成した際、新たな制約違反条件の左
辺に変数がない状態が起こる(図13〔2〕(29)の
32>E)。これによってS9のNとなりスケジューリ
ングは失敗する。
【0077】以上の処理により、スケジューリングが失
敗する前に得られたスケジュール(図17のスケジュー
ル)が最適スケジュールとなる。総所要時間は32であ
る。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、一つの手順の開始時刻
に対応する変数が数値化された制約違反条件を生成する
ことにより、開始時刻を変更すべき手順を絞り込むとと
もに、その開始時刻の範囲を絞り込むことが可能にな
り、さらに、複数の不等式の論理積を取ることで、複数
の仕事の絡みにより生じる制約違反のための十分条件が
表現可能となる。この結果、無駄な探索が省略でき、効
率的なスケジューリングを実行することが可能となる。
【0079】以上に述べた発明の効果は、制約充足条件
を使用する場合にも同様に得られることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図(その1)である。
【図2】本発明の原理構成図(その2)である。
【図3】一実施例のシステム構成図である。
【図4】一実施例の動作フローチャートである。
【図5】一実施例の処理説明図(その1)である。
【図6】一実施例の処理説明図(その2)である。
【図7】一実施例の処理説明図(その3)である。
【図8】一実施例のスケジューリング例(問題1につい
て)である。
【図9】4仕事3機械のジョブショップスケジューリン
グ処理の説明図(その1)である。
【図10】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理の説明図(その2)である。
【図11】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理の説明図(その3)である。
【図12】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理の説明図(その4)である。
【図13】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理の説明図(その5)である。
【図14】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理のスケジューリング例である(その1)。
【図15】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理のスケジューリング例である(その2)。
【図16】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理のスケジューリング例である(その3)。
【図17】4仕事3機械のジョブショップスケジューリ
ング処理のスケジューリング例である(その4)。
【符号の説明】
1 初期制約違反条件設定部 2 開始時刻変更部 3 開始時刻決定部 4 制約違反条件生成部 5 制約違反条件格納部 6 初期制約充足条件設定部 7 開始時刻変更部 8 開始時刻決定部 9 制約充足条件生成部 10 制約充足条件格納部
フロントページの続き (72)発明者 滝沢 ユカ 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ要所要時間を持ち、開始可能時
    刻に関する制約条件、締め切り時刻に関する制約条件、
    および、先行関係に関する制約条件が与えられた複数の
    手順について、これらの制約条件、および手順を処理す
    る機械等の個々の資源に対して複数の手順が同時に割り
    当てられることがないという制約条件を満たすように、
    それぞれの開始時刻を決定するスケジューリング方式に
    おいて、 該制約条件から制約違反の十分条件となる制約違反条件
    を最初に設定する初期制約違反条件設定部1と、 既に開始時刻が決まっている手順の開始時刻を変更する
    開始時刻変更部2と、 開始時刻が未定の手順についてその開始時刻を決定する
    開始時刻決定部3と、 前記開始時刻変更部2および前記開始時刻決定部3にお
    いて、当該手順の開始時刻をどのように設定しても少な
    くとも1つの制約違反条件が成立する場合に、それぞれ
    の開始時刻に関して成立する制約違反条件中の当該手順
    の開始時刻に対応する変数に当該開始時刻を代入した条
    件の論理積として新しい制約違反条件を生成する制約違
    反条件生成部4と、 前記初期制約違反条件設定部1および前記制約違反条件
    生成部4が生成した制約違反条件を蓄積する制約違反条
    件格納部5と、 を備え、手順の開始時刻を変更/決定する際には前記制
    約違反条件格納部5に格納されている制約違反条件をど
    れも成立させないように行なうことを特徴とするスケジ
    ューリング方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスケジューリング方式で
    あって、制約違反条件中に現れる各手順の開始可能時刻
    および締め切り時刻を変数とすることにより、開始可能
    時刻や締め切り時刻の変更があった場合にも変更前に生
    成した制約違反条件を有効とするスケジューリング方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2記載のスケジュ
    ーリング方式であって、一つのスケジュールが得られる
    度に開始可能時刻を示す変数または締め切り時刻を示す
    変数の値をより厳しい値に更新し、最終的にスケジュー
    ル不能となって開始可能時刻を示す変数または締め切り
    時刻を示す変数の他には変数を含まない制約違反条件を
    生成することにより、最短総所要時間スケジュール等の
    最適スケジュールを求めるスケジューリング方式。
  4. 【請求項4】 それぞれ要所要時間を持ち、開始可能時
    刻に関する制約条件、締め切り時刻に関する制約条件、
    および、先行関係に関する制約条件が与えられた複数の
    手順について、これらの制約条件、および手順を処理す
    る機械等の個々の資源に対して複数の手順が同時に割り
    当てられることがないという制約条件を満たすように、
    それぞれの開始時刻を決定するスケジューリング方式に
    おいて、 該制約条件から制約充足の必要条件となる制約充足条件
    を最初に設定する初期制約充足条件設定部6と、 既に開始時刻が決まっている手順の開始時刻を変更する
    開始時刻変更部7と、 開始時刻が未定の手順についてその開始時刻を決定する
    開始時刻決定部8と、 前記開始時刻変更部7および前記開始時刻決定部8にお
    いて、当該手順の開始時刻をどのように設定しても少な
    くとも1つの制約充足条件が成立しない場合に、それぞ
    れの開始時刻に関して成立しない制約充足条件中の当該
    手順の開始時刻に対応する変数に当該開始時刻を代入し
    た条件の論理和として新しい制約充足条件を生成する制
    約充足条件生成部9と、 前記初期制約充足条件設定部6および前記制約充足条件
    生成部9が生成した制約充足条件を蓄積する制約違反条
    件格納部10と、 を備え、手順の開始時刻を変更/決定する際には前記制
    約充足条件格納部10に格納されている制約充足条件を
    すべて満たすように行なうことを特徴とするスケジュー
    リング方式。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスケジューリング方式で
    あって、制約充足条件中に現れる各手順の開始可能時刻
    および締め切り時刻を変数とすることにより、開始可能
    時刻や締め切り時刻の変更があった場合にも変更前に生
    成した制約充足条件を有効とするスケジューリング方
    式。
  6. 【請求項6】 請求項4および請求項5記載のスケジュ
    ーリング方式であって、一つのスケジュールが得られる
    度に開始可能時刻を示す変数または締め切り時刻を示す
    変数の値をより厳しい値に更新し、最終的にスケジュー
    ル不能となって開始可能時刻を示す変数または締め切り
    時刻を示す変数の他には変数を含まない制約充足条件を
    生成することにより、最短総所要時間スケジュール等の
    最適スケジュールを求めるスケジューリング方式。
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