JPH0524815Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0524815Y2 JPH0524815Y2 JP1987191945U JP19194587U JPH0524815Y2 JP H0524815 Y2 JPH0524815 Y2 JP H0524815Y2 JP 1987191945 U JP1987191945 U JP 1987191945U JP 19194587 U JP19194587 U JP 19194587U JP H0524815 Y2 JPH0524815 Y2 JP H0524815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- ball seat
- dimple
- spherical surface
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はボールジヨイントのボールシートに関
するものである。
するものである。
従来の技術
従来のボールシートとしては、例えば第4図に
示すようなものがある。
示すようなものがある。
考案が解決しようとする問題点
しかしながらこのようなボールシートにあつて
は、ボールシート肉厚のスプリング作用によりボ
ールスタツドの揺動及び摺動トルクを維持するタ
イプでスプリングを使用していない構造となつて
いたため、実車及び台上の耐久試験においてボー
ルシートの摩耗が進行するとボールスタツドのト
ルク低下が激しく、時に揺動及び摺動トルクがな
くなる恐れがあるという問題点があつた。
は、ボールシート肉厚のスプリング作用によりボ
ールスタツドの揺動及び摺動トルクを維持するタ
イプでスプリングを使用していない構造となつて
いたため、実車及び台上の耐久試験においてボー
ルシートの摩耗が進行するとボールスタツドのト
ルク低下が激しく、時に揺動及び摺動トルクがな
くなる恐れがあるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、ボールシートの内球面の赤道面の
上下位置または片側位置に、外周面側が内方へ引
つ込み内球面側に突出するデインプル状の内方突
起を形成し、該デインプル状の内方突起がボール
スタツドのボール部にて外周側に押圧弾性変形さ
れた状態で組付けられることによりスプリング効
果を発生させ、これにより摩耗によるボールスタ
ツドの作動トルク低下と言う上記問題点を解決し
たことを特徴とするものである。
されたもので、ボールシートの内球面の赤道面の
上下位置または片側位置に、外周面側が内方へ引
つ込み内球面側に突出するデインプル状の内方突
起を形成し、該デインプル状の内方突起がボール
スタツドのボール部にて外周側に押圧弾性変形さ
れた状態で組付けられることによりスプリング効
果を発生させ、これにより摩耗によるボールスタ
ツドの作動トルク低下と言う上記問題点を解決し
たことを特徴とするものである。
実施例
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、10はボールシート本
体、11は内球面、12は外周面側が内方へ引つ
込み内球面側に突出するデインプル状の内方突起
を示し、ボールシートの単品状態では該デインプ
ル状の内方突起12は内球面11よりtの高さだ
け内方へ突出している。
体、11は内球面、12は外周面側が内方へ引つ
込み内球面側に突出するデインプル状の内方突起
を示し、ボールシートの単品状態では該デインプ
ル状の内方突起12は内球面11よりtの高さだ
け内方へ突出している。
ボールジヨイント組付時には第2図イ,ロのよ
うにボールスタツド13のボール部14によりデ
インプル状の内方突起12は外周側に押圧弾性変
形された状態で組付られる。組付時該デインプル
状内方突起12は使用目的により第2図イのよう
にカバー15と密着ta又は第2図ロのように隙間
tbが得られるようボールシートを設計することが
できる。16はソケツトである。
うにボールスタツド13のボール部14によりデ
インプル状の内方突起12は外周側に押圧弾性変
形された状態で組付られる。組付時該デインプル
状内方突起12は使用目的により第2図イのよう
にカバー15と密着ta又は第2図ロのように隙間
tbが得られるようボールシートを設計することが
できる。16はソケツトである。
なおデインプル状の内方突起12の配置は、目
的によつて中心を通る赤道面に対し上方又は下方
或は片側に片寄つたり対称的に設けたりすること
ができ、その数も任意である。例えば第1図イ,
ロは赤道面に対し下方で片寄つて配置した場合、
第1図ハは上側方に設けた場合を示す。又第3図
は下方に前後又は左右対称に配置した場合で、こ
のようにデインプル状内方突起12の形成位置を
180°対称位置に配列すると、ボールスタツドの揺
動トルクをデインプル状内方突起配置方向Aでは
重く、Aと直交する方向(B方向)では軽くする
ことができ、用途に応じ使い分けることができ
る。
的によつて中心を通る赤道面に対し上方又は下方
或は片側に片寄つたり対称的に設けたりすること
ができ、その数も任意である。例えば第1図イ,
ロは赤道面に対し下方で片寄つて配置した場合、
第1図ハは上側方に設けた場合を示す。又第3図
は下方に前後又は左右対称に配置した場合で、こ
のようにデインプル状内方突起12の形成位置を
180°対称位置に配列すると、ボールスタツドの揺
動トルクをデインプル状内方突起配置方向Aでは
重く、Aと直交する方向(B方向)では軽くする
ことができ、用途に応じ使い分けることができ
る。
考案の効果
以上説明してきたように、本考案によれば、ボ
ールシートの内球面に、外周面側が内方へ引つ込
み内球面側に突出するデインプル状の内方突起を
設け、ボールスタツドのボール部にて該デインプ
ル状内方突起が外周面側に押圧弾性変形された状
態で組付けられるようにしたことにより、ボール
シート内球面が摩耗しても外周面側に弾性変形し
たデインプル状内方突起のスプリング効果にてボ
ールスタツドの揺動及び摺動トルクを長期間維持
できるという効果が得られ、ボールジヨイントの
耐久性の向上をはかることができるものである。
ールシートの内球面に、外周面側が内方へ引つ込
み内球面側に突出するデインプル状の内方突起を
設け、ボールスタツドのボール部にて該デインプ
ル状内方突起が外周面側に押圧弾性変形された状
態で組付けられるようにしたことにより、ボール
シート内球面が摩耗しても外周面側に弾性変形し
たデインプル状内方突起のスプリング効果にてボ
ールスタツドの揺動及び摺動トルクを長期間維持
できるという効果が得られ、ボールジヨイントの
耐久性の向上をはかることができるものである。
第1図イ,ロは本考案の第1の実施例の平面図
及びX−X断面図、第1図ハは第2の実施例の縦
断面図であり、第2図イ,ロはそれぞれ本考案品
の取付時の状態例を説明する縦断面図である。第
3図イ,ロは本考案の他の実施例の平面図及び縦
断面図であり、第4図イ,ロは従来例の平面図及
び縦断面図である。 10……ボールシート本体、11……内球面、
12……デインプル状の内方突起。
及びX−X断面図、第1図ハは第2の実施例の縦
断面図であり、第2図イ,ロはそれぞれ本考案品
の取付時の状態例を説明する縦断面図である。第
3図イ,ロは本考案の他の実施例の平面図及び縦
断面図であり、第4図イ,ロは従来例の平面図及
び縦断面図である。 10……ボールシート本体、11……内球面、
12……デインプル状の内方突起。
Claims (1)
- ソケツトと、該ソケツトに嵌着されるボールシ
ートと、該ボールシートの内球面に嵌装抱持され
るボール部をもつたボールスタツドからなるボー
ルジヨイントにおいて、上記ボールシートに、外
周面側が内方へ引つ込み内球面側に突出するデイ
ンプル状の内方突起を形成し、該ボールシートの
内球面にボールスタツドのボール部を嵌装するこ
とにより上記内方突起が外周面側に押圧弾性変形
された状態で組付けられるようにしたことを特徴
とするボールジヨイントのボールシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987191945U JPH0524815Y2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987191945U JPH0524815Y2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0196520U JPH0196520U (ja) | 1989-06-27 |
JPH0524815Y2 true JPH0524815Y2 (ja) | 1993-06-23 |
Family
ID=31482828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987191945U Expired - Lifetime JPH0524815Y2 (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524815Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5333781A (en) * | 1976-09-07 | 1978-03-29 | Toshi Kawai | Tissue paper box |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP1987191945U patent/JPH0524815Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5333781A (en) * | 1976-09-07 | 1978-03-29 | Toshi Kawai | Tissue paper box |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0196520U (ja) | 1989-06-27 |