JPH0524744A - 給糸の異常検知装置 - Google Patents
給糸の異常検知装置Info
- Publication number
- JPH0524744A JPH0524744A JP20643591A JP20643591A JPH0524744A JP H0524744 A JPH0524744 A JP H0524744A JP 20643591 A JP20643591 A JP 20643591A JP 20643591 A JP20643591 A JP 20643591A JP H0524744 A JPH0524744 A JP H0524744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- frequency
- voltage
- control circuit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 給糸の解舒時に於ける給糸の異常を、糸切れ
発生前に検知し機械を停止する。 【構成】 ワッシャテンサー7と第2ガイド8間に検出
器2を設置し、検出器2を通過する給糸1の振動を検出
する。検出した振動を検出回路3で、電圧信号又は周波
数信号に変換して、制御回路4へ送信する。制御回路4
では、予めキーボード5で設定した比較電圧又は比較周
波数と、送信された電圧信号又は周波数信号とを照合
し、設定範囲外であるとディスプレイ6に該当場所を表
示すると同時に、異常信号を出力し、機械を停止する。
発生前に検知し機械を停止する。 【構成】 ワッシャテンサー7と第2ガイド8間に検出
器2を設置し、検出器2を通過する給糸1の振動を検出
する。検出した振動を検出回路3で、電圧信号又は周波
数信号に変換して、制御回路4へ送信する。制御回路4
では、予めキーボード5で設定した比較電圧又は比較周
波数と、送信された電圧信号又は周波数信号とを照合
し、設定範囲外であるとディスプレイ6に該当場所を表
示すると同時に、異常信号を出力し、機械を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸解舒時に於ける糸張
力の適性の可否を検知する給糸の異常検知装置に関す
る。
力の適性の可否を検知する給糸の異常検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の給糸に於ける糸の異常を察知し、
機械を停止する装置は種々工夫されている。そして、糸
の異常を察知する手段として、糸道にセンサーを配置
し、糸が正常に走行しているかを確認し、もし、何かの
故障等で糸が切断されたりし、糸道の糸が確認できない
と、電気的又は機械的に機械を停止するものが多く存在
する。
機械を停止する装置は種々工夫されている。そして、糸
の異常を察知する手段として、糸道にセンサーを配置
し、糸が正常に走行しているかを確認し、もし、何かの
故障等で糸が切断されたりし、糸道の糸が確認できない
と、電気的又は機械的に機械を停止するものが多く存在
する。
【0003】これ等は、糸切れの発生を検知して機械を
停止するものであり、糸切れの発生前に機械を停止し、
未然に障害を防止することを目的とするものではない。
停止するものであり、糸切れの発生前に機械を停止し、
未然に障害を防止することを目的とするものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の点に鑑み本発明
は糸切れの発生する前に糸の異常を察知し、機械を停止
せんとするものである。
は糸切れの発生する前に糸の異常を察知し、機械を停止
せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は給糸の糸道に配
置される糸の振動を検出する検出器、検出した糸の振幅
を電圧信号に変換する検出回路、正常値を設定した比較
電圧により検出電圧の異常を検知し、機械を停止する制
御回路とから成るものである。又、糸の振幅を周波数信
号に変換し、正常値を設定した比較周波数により検出周
波数の異常を検知することとしてもよく、更に制御回路
にマイクロコンピュータを用い、比較電圧又は比較周波
数の上・下限を設定するキーボード及びディスプレイを
接続してもよい。
置される糸の振動を検出する検出器、検出した糸の振幅
を電圧信号に変換する検出回路、正常値を設定した比較
電圧により検出電圧の異常を検知し、機械を停止する制
御回路とから成るものである。又、糸の振幅を周波数信
号に変換し、正常値を設定した比較周波数により検出周
波数の異常を検知することとしてもよく、更に制御回路
にマイクロコンピュータを用い、比較電圧又は比較周波
数の上・下限を設定するキーボード及びディスプレイを
接続してもよい。
【0006】
【作用】給糸される糸には適度の張力が与えられ走行す
るのであり、同時に振動しながら走行している。そし
て、例えば糸の結び玉、リボンラップ、毛羽等原因で張
力に変化が生じると、振動にも影響を与え、その振幅に
変化が見られるのである。
るのであり、同時に振動しながら走行している。そし
て、例えば糸の結び玉、リボンラップ、毛羽等原因で張
力に変化が生じると、振動にも影響を与え、その振幅に
変化が見られるのである。
【0007】したがって、糸道に配置された検出器が走
行する糸の振幅を検出し、検出した振幅を検出回路で電
圧信号又は周波数信号に変換し、予め正常な振幅の範囲
を設定した比較電圧又は比較周波数と、張力の適合を制
御回路で判別し、異常レベルであれば機械を停止し、製
品むらや糸の切断を防止するのである。
行する糸の振幅を検出し、検出した振幅を検出回路で電
圧信号又は周波数信号に変換し、予め正常な振幅の範囲
を設定した比較電圧又は比較周波数と、張力の適合を制
御回路で判別し、異常レベルであれば機械を停止し、製
品むらや糸の切断を防止するのである。
【0008】
【実施例】本発明を実施例により詳述する。図1は本発
明装置の構成図を示すものであって、多数の給糸を一時
に管理するため、各給糸1,1…に対し検出器2,2…
を配置し、検出器2より検出回路3へ信号を送り、検出
回路3で電圧信号又は周波数信号に変換され、更に制御
回路4に入力される。制御回路4はマイクロコンピュー
タを用いキーボード5により比較電圧又は比較周波数の
範囲を決定し、各個別系統はディスプレイ5に表示され
る。
明装置の構成図を示すものであって、多数の給糸を一時
に管理するため、各給糸1,1…に対し検出器2,2…
を配置し、検出器2より検出回路3へ信号を送り、検出
回路3で電圧信号又は周波数信号に変換され、更に制御
回路4に入力される。制御回路4はマイクロコンピュー
タを用いキーボード5により比較電圧又は比較周波数の
範囲を決定し、各個別系統はディスプレイ5に表示され
る。
【0009】検出器2は給糸1の走行途中のワッシャー
テンサー7と第2ガイド8の間に設置し、給糸1の振動
を検出する。検出回路3から電圧信号又は周波数信号を
判別する比較電圧又は比較周波数は、正常時の給糸の電
圧レベル又は周波数レベルをサンプリングして、その電
圧レベル又は周波数レベルの%をパラメーターから振り
わけ、上限コンパレーターと下限コンパレーターに分離
しパラメーター化する。そして、この設定した上限、下
限の範囲外になった時、ディスプレイ6に該当位置を異
常表示すると同時に、異常信号(リレー)を出力し機械
を停止する。
テンサー7と第2ガイド8の間に設置し、給糸1の振動
を検出する。検出回路3から電圧信号又は周波数信号を
判別する比較電圧又は比較周波数は、正常時の給糸の電
圧レベル又は周波数レベルをサンプリングして、その電
圧レベル又は周波数レベルの%をパラメーターから振り
わけ、上限コンパレーターと下限コンパレーターに分離
しパラメーター化する。そして、この設定した上限、下
限の範囲外になった時、ディスプレイ6に該当位置を異
常表示すると同時に、異常信号(リレー)を出力し機械
を停止する。
【0010】給糸の解舒時の張力は糸種によって当然異
なり、それぞれ上限コンパレータ及び下限コンパレータ
も変化する。したがって、各糸種のサンプリングを行っ
て、各パラメーターを設定しておき、キーボードからの
入力により比較電圧又は比較周波数の設定変更を行うも
のである。
なり、それぞれ上限コンパレータ及び下限コンパレータ
も変化する。したがって、各糸種のサンプリングを行っ
て、各パラメーターを設定しておき、キーボードからの
入力により比較電圧又は比較周波数の設定変更を行うも
のである。
【0011】
【発明の効果】以上の様に本発明は、給糸の振動による
振幅に着目し、その変化を検出することで、異常を察知
し、即座に機械を停止するものであるから、糸の切断以
前に、その原因を取り除くことが可能となり、製品への
影響を最小限とし、又再起動も容易となる効果を有す
る。
振幅に着目し、その変化を検出することで、異常を察知
し、即座に機械を停止するものであるから、糸の切断以
前に、その原因を取り除くことが可能となり、製品への
影響を最小限とし、又再起動も容易となる効果を有す
る。
【0012】そして、制御回路にマイコンを利用するこ
とにより、比較電圧又は比較周波数の上限コンパレータ
ーと下限コンパレーターをキーボードから簡単正確に入
力して設定及び変更ができ、又、ディスプレイに表示す
ことで異常発生の位置を確認でき、多数の給糸管理が容
易となる効果も有するのである。
とにより、比較電圧又は比較周波数の上限コンパレータ
ーと下限コンパレーターをキーボードから簡単正確に入
力して設定及び変更ができ、又、ディスプレイに表示す
ことで異常発生の位置を確認でき、多数の給糸管理が容
易となる効果も有するのである。
【図1】複数の給糸の異常を検知する本発明装置の一実
施例を示す構成図である。
施例を示す構成図である。
【図2】個別の本発明装置の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
1 給糸
2 検出器
3 検出回路
4 制御回路
5 キーボード
6 ディスプレイ
7 ワッシャーテンサー
8 第2ガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 給糸の糸道に配置される糸の振動を検出
する検出器、検出した糸の振幅を電圧信号に変換する検
出回路、正常値を設定した比較電圧により検出電圧の異
常を検知し、機械を停止する制御回路とから成る、給糸
の異常検知装置。 - 【請求項2】 糸の振幅を周波数信号に変換し、正常値
を設定した比較周波数により検出周波数の異常を検知す
ることを特徴とする請求項1記載の給糸の異常検知装
置。 - 【請求項3】 制御回路にマイクロコンピューターを用
い、比較電圧又は比較周波数の上・下限を設定するキー
ボード及びディスプレイを接続して成る請求項1又は請
求項2記載の給糸の異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20643591A JPH0524744A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 給糸の異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20643591A JPH0524744A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 給糸の異常検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524744A true JPH0524744A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16523331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20643591A Pending JPH0524744A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 給糸の異常検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01160348A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-23 | Tokyo Electric Co Ltd | リニアパルスモータ |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP20643591A patent/JPH0524744A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01160348A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-23 | Tokyo Electric Co Ltd | リニアパルスモータ |
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