JPH05247403A - 硬化性バインダーおよびその製造方法 - Google Patents
硬化性バインダーおよびその製造方法Info
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- JPH05247403A JPH05247403A JP4336263A JP33626392A JPH05247403A JP H05247403 A JPH05247403 A JP H05247403A JP 4336263 A JP4336263 A JP 4336263A JP 33626392 A JP33626392 A JP 33626392A JP H05247403 A JPH05247403 A JP H05247403A
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- JP
- Japan
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- acid
- curable binder
- binder according
- mixture
- polycarboxylic acid
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D167/00—Coating compositions based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/182—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing using pre-adducts of epoxy compounds with curing agents
- C08G59/186—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing using pre-adducts of epoxy compounds with curing agents with acids
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬化性バインダーおよびその製造法
【構成】 下記のもの、すなわち:
A.ポリエポキシドおよび
B.カルボキシ官能性ポリエステルb1を化学量論的量
以下の量のエポキシ化合物b2との反応によって得られ
たカルボキシル基含有重合体、よりなる硬化性バインダ
ー。 【効果】 本発明によるバインダーは、すぐれた貯蔵安
定性と組合された高い反応性を示す。
以下の量のエポキシ化合物b2との反応によって得られ
たカルボキシル基含有重合体、よりなる硬化性バインダ
ー。 【効果】 本発明によるバインダーは、すぐれた貯蔵安
定性と組合された高い反応性を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エポキシド基を含有し
そして高められた温度において硬化しうる硬化性合成樹
脂、その製造方法および焼付けコーテイング、特に包装
用コーテイングそして全く特に缶類の内部のコーテイン
グ用のバインダーとしての使用方法に関する。
そして高められた温度において硬化しうる硬化性合成樹
脂、その製造方法および焼付けコーテイング、特に包装
用コーテイングそして全く特に缶類の内部のコーテイン
グ用のバインダーとしての使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は、150〜200℃の範
囲内の温度において酸ポリエステルによって硬化して耐
滅菌処理性コーテイングが得られることは知られてい
る。
囲内の温度において酸ポリエステルによって硬化して耐
滅菌処理性コーテイングが得られることは知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】不利な点は、長い焼付
時間およびポリエステルとエポキシ樹脂との時折生ずる
乏しい融和性であり、それはコーテイングにおける表面
の欠陥および耐滅菌性の消失をもたらすことがある。他
方、1成分焼付系は、室温における極めて限られた貯蔵
安定性を示し、それは粘度の急速な上昇によって示され
る。
時間およびポリエステルとエポキシ樹脂との時折生ずる
乏しい融和性であり、それはコーテイングにおける表面
の欠陥および耐滅菌性の消失をもたらすことがある。他
方、1成分焼付系は、室温における極めて限られた貯蔵
安定性を示し、それは粘度の急速な上昇によって示され
る。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】ポリエポキシドAおよ
びカルボキシル基含有重合体Bより構成され、成分Bが
カルボキシ官能性ポリエステルb1をエポキシ化合物b
2の化学量論的量以下の量と反応させことによって得ら
れたものである硬化性バインダーがこの度見出された。
びカルボキシル基含有重合体Bより構成され、成分Bが
カルボキシ官能性ポリエステルb1をエポキシ化合物b
2の化学量論的量以下の量と反応させことによって得ら
れたものである硬化性バインダーがこの度見出された。
【0005】驚くべきことには、本発明によるバインダ
ーを含有するコーテイング混合物は、数ケ月の期間にわ
たって室温において混合物の粘度を著しく上昇せしめる
ことなく、各成分のよりすぐれた融和性およびより高い
反応性を有することが見出された。
ーを含有するコーテイング混合物は、数ケ月の期間にわ
たって室温において混合物の粘度を著しく上昇せしめる
ことなく、各成分のよりすぐれた融和性およびより高い
反応性を有することが見出された。
【0006】本発明によるバインダーは、それらの高い
反応性、貯蔵性および可溶性のゆえに、種々の用途に使
用されうる。それらは、下塗り、仕上塗り、単一被覆コ
ーテイング、コイル被覆用および保存用の缶類のコーテ
イングのための衝撃乾燥系のようなコーテイングの分野
において100℃以上(好ましくは140℃以上)の焼
付温度が使用される場合に使用されうる。
反応性、貯蔵性および可溶性のゆえに、種々の用途に使
用されうる。それらは、下塗り、仕上塗り、単一被覆コ
ーテイング、コイル被覆用および保存用の缶類のコーテ
イングのための衝撃乾燥系のようなコーテイングの分野
において100℃以上(好ましくは140℃以上)の焼
付温度が使用される場合に使用されうる。
【0007】これらのバインダーの高い反応性は、焼付
けが極めて短時間内に例えば1ないし3分間および比較
的高い温度、例えば200〜250℃(物品の温度)に
おいて行われる場合に特に明らかである。
けが極めて短時間内に例えば1ないし3分間および比較
的高い温度、例えば200〜250℃(物品の温度)に
おいて行われる場合に特に明らかである。
【0008】或る場合には反応性は、触媒の添加によっ
て更にかなり増加する。このことは、必要とされる焼付
時間に特に有利な効果をもたらすのみならずまた必要な
焼付温度にも有利な影響を及ぼす。全固形分に関して
0.01ないし5重量%、好ましくは0.05ないし
1.5重量%の割合で存在しうる適当な触媒は、なかん
ずく弱有機および無機酸(酢酸、安息香酸、ホウ酸、2
- エチル- ヘキサン酸および他の脂肪族カルボン酸)の
リチウム、ナトリウムまたはカリウム塩のような無機ま
たは有機型のアルカリ金属塩、塩基性触媒、チタニウム
化合物、スズ化合物、例えばオクタン酸スズ(II)、
ジブチルスズオキシド、ジブチルスズジクロリド、およ
びジブチルスズジラウレート、有機塩基、例えばトリア
ルキルアミン、例えばトリブチルアミン、トリエタノー
ルアミンまたはベンジルメチルアミン、環状塩基、例え
ばジアザビシクロオクタン、イミダゾール、アリール-
およびアルキル- イミダゾール、イミダゾリン、有機お
よび無機リン化合物、例えばトリフエニルホスフアイ
ト、脂肪アルコールのリン酸モノエステル、酸、例えば
p- トリエンスルホン酸および1,5- ナフタレンジス
ルホン酸、およびヘテロポリ酸をそれぞれ単独にまたは
例えば上記の触媒のうちの他のものとアルカリ性反応を
もたらす上記の化合物の組合せである。
て更にかなり増加する。このことは、必要とされる焼付
時間に特に有利な効果をもたらすのみならずまた必要な
焼付温度にも有利な影響を及ぼす。全固形分に関して
0.01ないし5重量%、好ましくは0.05ないし
1.5重量%の割合で存在しうる適当な触媒は、なかん
ずく弱有機および無機酸(酢酸、安息香酸、ホウ酸、2
- エチル- ヘキサン酸および他の脂肪族カルボン酸)の
リチウム、ナトリウムまたはカリウム塩のような無機ま
たは有機型のアルカリ金属塩、塩基性触媒、チタニウム
化合物、スズ化合物、例えばオクタン酸スズ(II)、
ジブチルスズオキシド、ジブチルスズジクロリド、およ
びジブチルスズジラウレート、有機塩基、例えばトリア
ルキルアミン、例えばトリブチルアミン、トリエタノー
ルアミンまたはベンジルメチルアミン、環状塩基、例え
ばジアザビシクロオクタン、イミダゾール、アリール-
およびアルキル- イミダゾール、イミダゾリン、有機お
よび無機リン化合物、例えばトリフエニルホスフアイ
ト、脂肪アルコールのリン酸モノエステル、酸、例えば
p- トリエンスルホン酸および1,5- ナフタレンジス
ルホン酸、およびヘテロポリ酸をそれぞれ単独にまたは
例えば上記の触媒のうちの他のものとアルカリ性反応を
もたらす上記の化合物の組合せである。
【0009】コーテイングは、複数の基体がコーテイン
グの硬化温度に耐える限り適用されうる。適当な基体
は、例えば、セラミック、木材、ガラス、コンクリー
ト、プラスチックおよび好ましくは金属または合金、例
えば鉄、亜鉛、スズ、チタン、銅、アルミニウム、鋼、
マグネシウム、黄銅、または青銅であり、これらの基体
(金属)はそれら自身または複合体として前処理されま
たは前処理されないことが可能である。適当な前処理
は、例えば:接着性および耐食性を増大させるための適
当な熱的、機械的または化学的方法である。しかしなが
ら本発明によるバインダーは、また前処理されていなか
った金属基体に対する顕著な付着力によって特徴づけら
れる。
グの硬化温度に耐える限り適用されうる。適当な基体
は、例えば、セラミック、木材、ガラス、コンクリー
ト、プラスチックおよび好ましくは金属または合金、例
えば鉄、亜鉛、スズ、チタン、銅、アルミニウム、鋼、
マグネシウム、黄銅、または青銅であり、これらの基体
(金属)はそれら自身または複合体として前処理されま
たは前処理されないことが可能である。適当な前処理
は、例えば:接着性および耐食性を増大させるための適
当な熱的、機械的または化学的方法である。しかしなが
ら本発明によるバインダーは、また前処理されていなか
った金属基体に対する顕著な付着力によって特徴づけら
れる。
【0010】本発明によるバインダーは、特に腐食防止
性、耐薬品性、耐滅菌処理性のコーテイングおよび類似
のコーテイングおよび極めて多岐にわたる応用分野、例
えば、噴射薬、溶剤または食品のような腐食性媒質と接
触する(長期間にわたる場合も)内張り物品のような適
用分野における中間コーテイングに殊に好適である。
性、耐薬品性、耐滅菌処理性のコーテイングおよび類似
のコーテイングおよび極めて多岐にわたる応用分野、例
えば、噴射薬、溶剤または食品のような腐食性媒質と接
触する(長期間にわたる場合も)内張り物品のような適
用分野における中間コーテイングに殊に好適である。
【0011】特に好ましい応用分野には、次の深絞り、
面取り、成形、しぼ押し仕上げその他類似方法によって
その使用の形状にされる金属シート上へのワン- コート
コーテイングが包含される。
面取り、成形、しぼ押し仕上げその他類似方法によって
その使用の形状にされる金属シート上へのワン- コート
コーテイングが包含される。
【0012】本発明によるバインダーは、特に、顕著な
耐滅菌法性が、例えば深絞りによって、薄い層(0.5
〜20μm、好ましくは2〜10μm、特に好ましくは
3〜8μm)で達成されなければならない用途のため
に、成分AおよびBが適当に選択された場合に、特に好
適である。
耐滅菌法性が、例えば深絞りによって、薄い層(0.5
〜20μm、好ましくは2〜10μm、特に好ましくは
3〜8μm)で達成されなければならない用途のため
に、成分AおよびBが適当に選択された場合に、特に好
適である。
【0013】これらのバインダーは、それら自体で、ま
たは当業者にとって公知の目的でそして/又は重合体ま
たは流動剤、接着剤、触媒または類似の添加物との混合
物として使用されうる。
たは当業者にとって公知の目的でそして/又は重合体ま
たは流動剤、接着剤、触媒または類似の添加物との混合
物として使用されうる。
【0014】組合せに適したバインダーは、OH基を含
有するアミン、尿素、メラミン、グアナミン、ノボラッ
クおよび特にフエノール樹脂ならびにOH基を含有する
ポリエステルまたは単独重合体および/または共重合体
である。もし適当に選択されるならば、組合せの相手
は、合計50重量%まで、好ましくは30重量%までそ
して殊に特に好ましくは10重量%までの量で添加され
うる。
有するアミン、尿素、メラミン、グアナミン、ノボラッ
クおよび特にフエノール樹脂ならびにOH基を含有する
ポリエステルまたは単独重合体および/または共重合体
である。もし適当に選択されるならば、組合せの相手
は、合計50重量%まで、好ましくは30重量%までそ
して殊に特に好ましくは10重量%までの量で添加され
うる。
【0015】これらのバインダーは、クリヤーワニス、
粉体被覆の形態でそして/または適当な(耐酸性)顔料
および充填剤を使用して塗布(吹付け、ロール塗り、浸
漬)されうる。顔料および充填剤の例として下記のもの
が挙げられる:二酸化チタン、グラフアイト、カーボン
ブラック、クロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、ク
ロム酸バリウム、クロム酸鉛、鉛シアナミド、シリコク
ロム酸鉛、モリブデン酸カルシウム、リン酸マンガン、
酸化亜鉛、硫化カドミウム、酸化クロム、硫化亜鉛、ニ
ッケルチタンエロー、クロムチタンエロー、酸化鉄ブラ
ック、酸化鉄レッド、ウルトラマリーン・ブルー、フタ
ロシアニン錯体、ナフトール・レッドその他。これに関
連して、驚くべきことは、色彩付与顔料が無機系のもの
かまたは有機系のものであるか否かは重要なことではな
いということである。いわゆる「金属粉塗料」用に使用
されうる、アルミニウム、種々の色合いのアルミニウム
金、銅、タングステン銅およびアンチモンおよび硫化ヒ
素銅合金のような金属顔料または金属様の外観を有する
ものもまた好適である。適当な充填剤は、例えば、タル
ク、雲母、カオリン、チョーク、粉末石英、粉末アスベ
スト、粉砕スレート、硫酸バリウム、ケイ酸塩、ガラス
繊維、有機繊維その他類似物である。
粉体被覆の形態でそして/または適当な(耐酸性)顔料
および充填剤を使用して塗布(吹付け、ロール塗り、浸
漬)されうる。顔料および充填剤の例として下記のもの
が挙げられる:二酸化チタン、グラフアイト、カーボン
ブラック、クロム酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、ク
ロム酸バリウム、クロム酸鉛、鉛シアナミド、シリコク
ロム酸鉛、モリブデン酸カルシウム、リン酸マンガン、
酸化亜鉛、硫化カドミウム、酸化クロム、硫化亜鉛、ニ
ッケルチタンエロー、クロムチタンエロー、酸化鉄ブラ
ック、酸化鉄レッド、ウルトラマリーン・ブルー、フタ
ロシアニン錯体、ナフトール・レッドその他。これに関
連して、驚くべきことは、色彩付与顔料が無機系のもの
かまたは有機系のものであるか否かは重要なことではな
いということである。いわゆる「金属粉塗料」用に使用
されうる、アルミニウム、種々の色合いのアルミニウム
金、銅、タングステン銅およびアンチモンおよび硫化ヒ
素銅合金のような金属顔料または金属様の外観を有する
ものもまた好適である。適当な充填剤は、例えば、タル
ク、雲母、カオリン、チョーク、粉末石英、粉末アスベ
スト、粉砕スレート、硫酸バリウム、ケイ酸塩、ガラス
繊維、有機繊維その他類似物である。
【0016】下記のものは、ポリエポキシドAの例とし
て挙げられる:多価フエノール(レゾルシノール、ヒド
ロキノン、ビス(4- ヒドロキシフエニル)メタン、ビ
ス(2- ヒドロキシフエニル)メタン、4- ヒドロキシ
フエニル(2- ヒドロキシフエニル)メタン、ビス(4
- ヒドロキシ -3- メチルフエニル)メタン、ビス(4
- ヒドロキシ -3,5- ジブロモフエニル)メタン、
2,2- ビス(4- ヒドロキシフエニル)プロパン、
1,1- ビス(4- ヒドロキシフエニル)シクロヘキサ
ンそしてまたフエノール- ホルムアルデヒド縮合生成
物)および多価アルコール(ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、グリセロール、ペンタエリトリトール、糖ア
ルコールその他)のエポキシエーテル。上記のエポキシ
樹脂のオリゴマーもまた使用されうる。適当なエポキシ
化合物の詳細なリストは、パキン(A. M.Paquin) 編の便
覧「エポキシ化合物およびエポキシ樹脂(Epoxidverbind
ungenund Epoxidharze, Springer Verlag, Berlin19
58)第IV章およびリー,ネビル(Lee, Neville) 編
「エポキシ樹脂ハンドブック(Handbook of EpoxyResin
s, 1967)第2章に記載されている。340〜80
00の平均分子量を有する2,2- ビス(4- ヒドロキ
シフエニル)プロパン(ビスフエノールA)に基づくエ
ポキシ樹脂が特に好ましい。上記のポリエポキシドは、
単独で、あるいは混合物として使用されうる。それら
は、場合によってはモノエポキシドとの混合物中におい
ても使用されうる。
て挙げられる:多価フエノール(レゾルシノール、ヒド
ロキノン、ビス(4- ヒドロキシフエニル)メタン、ビ
ス(2- ヒドロキシフエニル)メタン、4- ヒドロキシ
フエニル(2- ヒドロキシフエニル)メタン、ビス(4
- ヒドロキシ -3- メチルフエニル)メタン、ビス(4
- ヒドロキシ -3,5- ジブロモフエニル)メタン、
2,2- ビス(4- ヒドロキシフエニル)プロパン、
1,1- ビス(4- ヒドロキシフエニル)シクロヘキサ
ンそしてまたフエノール- ホルムアルデヒド縮合生成
物)および多価アルコール(ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、グリセロール、ペンタエリトリトール、糖ア
ルコールその他)のエポキシエーテル。上記のエポキシ
樹脂のオリゴマーもまた使用されうる。適当なエポキシ
化合物の詳細なリストは、パキン(A. M.Paquin) 編の便
覧「エポキシ化合物およびエポキシ樹脂(Epoxidverbind
ungenund Epoxidharze, Springer Verlag, Berlin19
58)第IV章およびリー,ネビル(Lee, Neville) 編
「エポキシ樹脂ハンドブック(Handbook of EpoxyResin
s, 1967)第2章に記載されている。340〜80
00の平均分子量を有する2,2- ビス(4- ヒドロキ
シフエニル)プロパン(ビスフエノールA)に基づくエ
ポキシ樹脂が特に好ましい。上記のポリエポキシドは、
単独で、あるいは混合物として使用されうる。それら
は、場合によってはモノエポキシドとの混合物中におい
ても使用されうる。
【0017】カルボキシル基含有重合体(B)を製造す
るために、最初の反応工程は、溶融物中での縮合反応に
より、または適当な共留剤との共沸蒸留によって、すで
に公知の方法で実施されうる。ポリエステルb1は、遊
離酸またはそれらの無水物とアルコールとを140〜2
30℃の温度において触媒を使用して製造されうる。こ
の反応に芳香族、脂肪族または環状脂肪族カルボン酸が
使用される。
るために、最初の反応工程は、溶融物中での縮合反応に
より、または適当な共留剤との共沸蒸留によって、すで
に公知の方法で実施されうる。ポリエステルb1は、遊
離酸またはそれらの無水物とアルコールとを140〜2
30℃の温度において触媒を使用して製造されうる。こ
の反応に芳香族、脂肪族または環状脂肪族カルボン酸が
使用される。
【0018】好ましい芳香族ポリカルボン酸は、ベンゼ
ンおよび/またはナフタレンおよび/またはベンゾフエ
ノンの誘導体、例えば、テトラフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、トリメシン酸、トリメリト酸、ベンゼン
-1,2,3- トリカルボン酸、ピロメリト酸、ナフタ
レン -1,4- ジカルボン酸、ナフタレン -2,6- ジ
カルボン酸、ナフタレン -1,8- ジカルボン酸、ナフ
タレン -1,4,5,8- テトラカルボン酸、ベンゾフ
エノン -4,4- ジカルボン酸、ベンゾフエノン-3,
3'-ジカルボン酸またはベンゾフエノン -3,3',4,
4'-テトラカルボン酸、またはこれらが入手されうる限
りにおいてそれらの無水物である。
ンおよび/またはナフタレンおよび/またはベンゾフエ
ノンの誘導体、例えば、テトラフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、トリメシン酸、トリメリト酸、ベンゼン
-1,2,3- トリカルボン酸、ピロメリト酸、ナフタ
レン -1,4- ジカルボン酸、ナフタレン -2,6- ジ
カルボン酸、ナフタレン -1,8- ジカルボン酸、ナフ
タレン -1,4,5,8- テトラカルボン酸、ベンゾフ
エノン -4,4- ジカルボン酸、ベンゾフエノン-3,
3'-ジカルボン酸またはベンゾフエノン -3,3',4,
4'-テトラカルボン酸、またはこれらが入手されうる限
りにおいてそれらの無水物である。
【0019】好ましい脂肪族ポリカルボン酸は、コハク
酸、ドデセニルコハク酸、アジピン酸、2,2,4- ト
リメチルアジピン酸、グルタール酸、ブタン -1,2,
3,4- テトラカルボン酸、クエン酸、ピメリン酸、セ
バシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸またはいわゆる
脂肪酸二量体である。
酸、ドデセニルコハク酸、アジピン酸、2,2,4- ト
リメチルアジピン酸、グルタール酸、ブタン -1,2,
3,4- テトラカルボン酸、クエン酸、ピメリン酸、セ
バシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸またはいわゆる
脂肪酸二量体である。
【0020】好ましい環状脂肪族ポリカルボン酸は、ヘ
キサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプタ -5- エン -2,3- ジカルボン
酸、テトラヒドロフラン -2,3,4,5- テトラカル
ボン酸、シクロペンタン -1,2,3,4- テトラカル
ボン酸またはメチルヘキサヒドロフタル酸、またはこれ
らが入手しうる限りそれらの無水物である。
キサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプタ -5- エン -2,3- ジカルボン
酸、テトラヒドロフラン -2,3,4,5- テトラカル
ボン酸、シクロペンタン -1,2,3,4- テトラカル
ボン酸またはメチルヘキサヒドロフタル酸、またはこれ
らが入手しうる限りそれらの無水物である。
【0021】上記の多官能性カルボン酸は、単独でまた
は混合物として使用されうる。それらは、場合によって
はまたモノカルボン酸との混合物においても使用されう
る。挙げうるポリエステルの合成のためのアルコール
は、下記のとおりである:例えば、エタン -1,2- ジ
オール、プロパン -1,2- ジオール、プロパン -1,
3- ジオール、2,2- ジメチルプロパン -1,3- ジ
オール、2- エチル -2- メチル- プロパン -1,3-
ジオール、ブタン -1,4- ジオール、ヘキサン -1,
6- ジオール、ドデカン -1,12- ジオール、ビス
(4- ヒドロキシシクロヘキシル) メタン、2,2- ビ
ス(4- (2- ヒドロキシエトキシ)フエニル)プロパ
ン、3(4),8(9)-ビス(ヒドロキシメチル)トリ
シクロ〔5.2.1.02,6 〕デカン、1,1,1- ト
リメチロールエタン、1,1,1-トリメチロールプロ
パン、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトー
ル、ビス(2,2- ビス-(ヒドロキシメチル)-ブチル)
エーテル、1,4- ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘ
キサン、2,2- ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン
酸、グリセロールおよびジグリセロール、場合によって
はブタノール、オクタノール、ラウリルアルコール、エ
トキシル化またはプロポキシル化フエノールまたはアル
キルフエノール、エトキシル化またはプロポキシル化フ
エノールまたはアルキルフエノールまたは脂肪アルコー
ルのような一価アルコールと共に、それぞれ単独でまた
は混合物として使用される。
は混合物として使用されうる。それらは、場合によって
はまたモノカルボン酸との混合物においても使用されう
る。挙げうるポリエステルの合成のためのアルコール
は、下記のとおりである:例えば、エタン -1,2- ジ
オール、プロパン -1,2- ジオール、プロパン -1,
3- ジオール、2,2- ジメチルプロパン -1,3- ジ
オール、2- エチル -2- メチル- プロパン -1,3-
ジオール、ブタン -1,4- ジオール、ヘキサン -1,
6- ジオール、ドデカン -1,12- ジオール、ビス
(4- ヒドロキシシクロヘキシル) メタン、2,2- ビ
ス(4- (2- ヒドロキシエトキシ)フエニル)プロパ
ン、3(4),8(9)-ビス(ヒドロキシメチル)トリ
シクロ〔5.2.1.02,6 〕デカン、1,1,1- ト
リメチロールエタン、1,1,1-トリメチロールプロ
パン、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトー
ル、ビス(2,2- ビス-(ヒドロキシメチル)-ブチル)
エーテル、1,4- ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘ
キサン、2,2- ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン
酸、グリセロールおよびジグリセロール、場合によって
はブタノール、オクタノール、ラウリルアルコール、エ
トキシル化またはプロポキシル化フエノールまたはアル
キルフエノール、エトキシル化またはプロポキシル化フ
エノールまたはアルキルフエノールまたは脂肪アルコー
ルのような一価アルコールと共に、それぞれ単独でまた
は混合物として使用される。
【0022】ポリエステルb1は、40〜800、好ま
しくは80〜650の酸価を有する。第二の反応工程に
おいては、ポリエステルb1は、溶媒中でまたは溶融物
中でエポキシ化合物b2との化学量論的不足量において
反応せしめられる。酸群対エポキシ群の比は、100:
1ないし1.1:1、好ましくは40:1ないし2:1
そして特に好ましくは30:1ないし10:1である。
しくは80〜650の酸価を有する。第二の反応工程に
おいては、ポリエステルb1は、溶媒中でまたは溶融物
中でエポキシ化合物b2との化学量論的不足量において
反応せしめられる。酸群対エポキシ群の比は、100:
1ないし1.1:1、好ましくは40:1ないし2:1
そして特に好ましくは30:1ないし10:1である。
【0023】ポリエステルb1との反応のための好まし
いエポキシドb2は、主として1分子当り1個以上のエ
ポキシ基を有するエポキシ化合物である。(A)におい
て挙げられたものと本質的に同じエポキシ化合物が使用
されうる。340〜8000の平均分子量を有する2,
2- ビス(4- ヒドロキシフエニル)プロパン(ビスフ
エノールA)を基礎にしたエポキシ樹脂が特に好まし
い。上記の多官能性エポキシドは、単独でまたは混合物
として使用されうる。それらは、場合によってはモノエ
ポキシドとの混合物中でも使用されうる。
いエポキシドb2は、主として1分子当り1個以上のエ
ポキシ基を有するエポキシ化合物である。(A)におい
て挙げられたものと本質的に同じエポキシ化合物が使用
されうる。340〜8000の平均分子量を有する2,
2- ビス(4- ヒドロキシフエニル)プロパン(ビスフ
エノールA)を基礎にしたエポキシ樹脂が特に好まし
い。上記の多官能性エポキシドは、単独でまたは混合物
として使用されうる。それらは、場合によってはモノエ
ポキシドとの混合物中でも使用されうる。
【0024】使用される溶媒は、非プロトン性の、極性
溶媒、例えば、ケトン:ブタノン、4- メチルペンタン
-2- オン、イソホロン、3,3,5- トリメチルシク
ロヘキサノン、2,6- ジメチルヘプタン -4- オン、
2,4- ジメチルペンタン -3- オンまたは2- メトキ
シ -2- メチルペンタン -4- オンまたはエーテル:
1,2- ジメトキシエタン、ジエチレン、グリコールジ
メチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエー
テルまたはプロピレングリコールジブチルエーテル、ま
たはエステル:ピバリン酸エチル、1- エトキシプロピ
ル2- アセテート、1- メトキシプロピル2- アセテー
ト、エチル3- エトキシプロピオネートまたは1,2-
プロピレンジアセテート。上記の溶媒の混合物もまた使
用されうる。
溶媒、例えば、ケトン:ブタノン、4- メチルペンタン
-2- オン、イソホロン、3,3,5- トリメチルシク
ロヘキサノン、2,6- ジメチルヘプタン -4- オン、
2,4- ジメチルペンタン -3- オンまたは2- メトキ
シ -2- メチルペンタン -4- オンまたはエーテル:
1,2- ジメトキシエタン、ジエチレン、グリコールジ
メチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエー
テルまたはプロピレングリコールジブチルエーテル、ま
たはエステル:ピバリン酸エチル、1- エトキシプロピ
ル2- アセテート、1- メトキシプロピル2- アセテー
ト、エチル3- エトキシプロピオネートまたは1,2-
プロピレンジアセテート。上記の溶媒の混合物もまた使
用されうる。
【0025】使用されうる触媒は、焼付用に上記したも
のである。ポリエポキシドAおよびカルボキシル基含有
重合体Bは、95:5ないし40:60、好ましくは1
5:1ないし3:1の比で(固体の樹脂に関して)50
℃〜120℃において均質に混合される。
のである。ポリエポキシドAおよびカルボキシル基含有
重合体Bは、95:5ないし40:60、好ましくは1
5:1ないし3:1の比で(固体の樹脂に関して)50
℃〜120℃において均質に混合される。
【0026】これらのバインダーは、次にそのまま使用
される。
される。
【0027】
例(1) 成分A:915のEV(エポキシド当量)を有するベコ
ポックス(Beckopox)EP304〔ヘキスト社(Hoechst A
G)製〕を酢酸1- エトキシプロピル中に1:1の比率で
溶解する。 成分B:1,2,3,4- ブタンテトラカルボン酸二無
水物338g(1.71mol)および2,2- ビス
(4-(2- ヒドロキシエトキシ)-フエニル) プロパン3
16g(1.00mol)を溶融物中でエステル化す
る。5時間後に下記の酸価が見出される:アルコール
性:130、水性:415。このポリエステルを、80
%の濃度の溶液が形成されるような量のビス(メトキシ
エチル)エーテル中に吸収せしめ、そしてゲナポール(G
enapol) T- 080〔平均して酸化エチレン8molと
反応せしめられたC16- C18基準の脂肪アルコール、ヘ
キスト社(HoechstAG) 製〕9.1gおよび化学量論量の
水が次に残りの無水物環を開裂させるために添加され
る。ビスフエノールAを基礎にそして1200のEVを
有するエポキシ樹脂601gが次に80℃において添加
される。この反応混合物は、EV値が20,000以上
に上昇するまでこの温度に保たれる。この混合物を次い
で酢酸1- エトキシプロピルを用いて50%の固形分含
量にまで希釈される。
ポックス(Beckopox)EP304〔ヘキスト社(Hoechst A
G)製〕を酢酸1- エトキシプロピル中に1:1の比率で
溶解する。 成分B:1,2,3,4- ブタンテトラカルボン酸二無
水物338g(1.71mol)および2,2- ビス
(4-(2- ヒドロキシエトキシ)-フエニル) プロパン3
16g(1.00mol)を溶融物中でエステル化す
る。5時間後に下記の酸価が見出される:アルコール
性:130、水性:415。このポリエステルを、80
%の濃度の溶液が形成されるような量のビス(メトキシ
エチル)エーテル中に吸収せしめ、そしてゲナポール(G
enapol) T- 080〔平均して酸化エチレン8molと
反応せしめられたC16- C18基準の脂肪アルコール、ヘ
キスト社(HoechstAG) 製〕9.1gおよび化学量論量の
水が次に残りの無水物環を開裂させるために添加され
る。ビスフエノールAを基礎にそして1200のEVを
有するエポキシ樹脂601gが次に80℃において添加
される。この反応混合物は、EV値が20,000以上
に上昇するまでこの温度に保たれる。この混合物を次い
で酢酸1- エトキシプロピルを用いて50%の固形分含
量にまで希釈される。
【0028】成分AおよびBの溶液は、最後に5.2:
1.0の比において混合される。 例(2) 成分A:1730のEV(エポキシド当量)を有するベ
コポックス(Beckopox)EP307〔ヘキスト社(Hoechst
AG)製、をエチル3- エトキシプロピオネート中に溶解
する。 成分B:トリメリト酸無水物351g(1.83mo
l)およびプロピレングリコール76g(1.00mo
l)を共沸的にキシレンによってエステル化する。9時
間後に、以下の酸価が得られる:アルコール性:23
1、水性:460。このポリエステルを、75%の濃度
の溶液が形成されるような量の4- メトキシ -4- メチ
ルペンタン -2- オン中に吸収せしめそしてゲナポール
(Genapol)T- 050〔平均して酸化エチレン5mol
と反応せしめられたC16- C18を基礎とした脂肪アルコ
ール、ヘキスト社(Hoechst AG)製〕および化学量論的量
の水を次に残りの無水物環を開裂させるために添加す
る。ビスフエノールAを基礎にしそして1600のEV
を有するエポキシ樹脂427gを次に80℃において添
加する。反応混合物をEVが20,000以上に上昇す
るまでこの温度に保つ。次いでこの混合物を3- エトキ
シプロピオン酸エチルを使用して50%の固形分含量ま
で希釈する。
1.0の比において混合される。 例(2) 成分A:1730のEV(エポキシド当量)を有するベ
コポックス(Beckopox)EP307〔ヘキスト社(Hoechst
AG)製、をエチル3- エトキシプロピオネート中に溶解
する。 成分B:トリメリト酸無水物351g(1.83mo
l)およびプロピレングリコール76g(1.00mo
l)を共沸的にキシレンによってエステル化する。9時
間後に、以下の酸価が得られる:アルコール性:23
1、水性:460。このポリエステルを、75%の濃度
の溶液が形成されるような量の4- メトキシ -4- メチ
ルペンタン -2- オン中に吸収せしめそしてゲナポール
(Genapol)T- 050〔平均して酸化エチレン5mol
と反応せしめられたC16- C18を基礎とした脂肪アルコ
ール、ヘキスト社(Hoechst AG)製〕および化学量論的量
の水を次に残りの無水物環を開裂させるために添加す
る。ビスフエノールAを基礎にしそして1600のEV
を有するエポキシ樹脂427gを次に80℃において添
加する。反応混合物をEVが20,000以上に上昇す
るまでこの温度に保つ。次いでこの混合物を3- エトキ
シプロピオン酸エチルを使用して50%の固形分含量ま
で希釈する。
【0029】成分AおよびBの溶液を最後に4.2:
1.0の比率で混合する。 例(3) 成分A:2515のEV(エポキシド当量)を有するエ
ピコート(Epikote) 1008〔シエル社(Shell AG)製〕
を酢酸2- エトキシエチル中に1:1の比率で溶解す
る。 成分B:トリメリト酸無水物373g(1.94mo
l)およびエチレングリコール62g(1.00mo
l)をキシレンを用いて共沸的にエステル化する。9時
間後に、下記の酸価が得られる:アルコール性:24
3、水性:495。このポリエステルを75%の濃度の
溶液が形成されるような量のビス(メトキシエチル)エ
ーテルに吸収せしめそしてアルコパール(Arcopal) N0
90〔酸化エチレン平均9molと反応せしめられたノ
ニルフエノール、ヘキスト社製〕および化学量論的量の
水を次に残りの無水物環を開裂せしめるために添加す
る。ビスフエノールAを基礎とし1600のEVを有す
るエポキシ樹脂435gを次に80℃において添加す
る。反応混合物をEVが20,000以上に上昇するま
でこの温度に保つ。次にこの混合物を酢酸2- エトキシ
エチルを使用して50%の固形分含量まで希釈する。
1.0の比率で混合する。 例(3) 成分A:2515のEV(エポキシド当量)を有するエ
ピコート(Epikote) 1008〔シエル社(Shell AG)製〕
を酢酸2- エトキシエチル中に1:1の比率で溶解す
る。 成分B:トリメリト酸無水物373g(1.94mo
l)およびエチレングリコール62g(1.00mo
l)をキシレンを用いて共沸的にエステル化する。9時
間後に、下記の酸価が得られる:アルコール性:24
3、水性:495。このポリエステルを75%の濃度の
溶液が形成されるような量のビス(メトキシエチル)エ
ーテルに吸収せしめそしてアルコパール(Arcopal) N0
90〔酸化エチレン平均9molと反応せしめられたノ
ニルフエノール、ヘキスト社製〕および化学量論的量の
水を次に残りの無水物環を開裂せしめるために添加す
る。ビスフエノールAを基礎とし1600のEVを有す
るエポキシ樹脂435gを次に80℃において添加す
る。反応混合物をEVが20,000以上に上昇するま
でこの温度に保つ。次にこの混合物を酢酸2- エトキシ
エチルを使用して50%の固形分含量まで希釈する。
【0030】成分AおよびBの溶液を最後に4.2:
1.0の比率で混合する。 例(4) 成分A:ベコポックス(Beckopox)EP140 0.83
当量、1,6- ヘキサンジオールジグリシジルエーテル
0. 17当量およびビスフエノールA0.91当量から
公知の方法によって製造された、3200のEV(エポ
キシ当量)を有するエポキシ樹脂を酢酸3- メトキシブ
チル中に45:55の比率で溶解する。 成分B:1,2,3,4- シクロペンタンテトラカルボ
ン酸ビス無水物393g(1.87mol)および2,
2- ビス(4-(2- ヒドロキシエトキシ)フエニル)プ
ロパン3.16g(1.00mol)を溶融物中でエス
テル化する。5時間後に、下記の酸価が得られる:アル
コール性:148、水性:435。このポリエステル
は、80%の濃度の溶液が形成されるような量の4- メ
チルペンタン -2-オン中に吸収せしめ、そしてサポゲ
ナート(Sapogenat) T- 080 9.8g(酸化エチレ
ン平均8molと反応せしめられたトリス- 第三- ブチ
ルフエノール、ヘキスト社製)および化学量論的量の水
を次に残りの無水物環を開裂せしめるために添加する。
ビスフエノールAを基礎にし1200のEVを有するエ
ポキシ樹脂709gを次に80℃において添加する。こ
の反応混合物をEVが20,000以上に上昇するまで
保つ。この混合物を次に酢酸3- メトキシブチルを使用
して45%の固形分含量まで希釈する。
1.0の比率で混合する。 例(4) 成分A:ベコポックス(Beckopox)EP140 0.83
当量、1,6- ヘキサンジオールジグリシジルエーテル
0. 17当量およびビスフエノールA0.91当量から
公知の方法によって製造された、3200のEV(エポ
キシ当量)を有するエポキシ樹脂を酢酸3- メトキシブ
チル中に45:55の比率で溶解する。 成分B:1,2,3,4- シクロペンタンテトラカルボ
ン酸ビス無水物393g(1.87mol)および2,
2- ビス(4-(2- ヒドロキシエトキシ)フエニル)プ
ロパン3.16g(1.00mol)を溶融物中でエス
テル化する。5時間後に、下記の酸価が得られる:アル
コール性:148、水性:435。このポリエステル
は、80%の濃度の溶液が形成されるような量の4- メ
チルペンタン -2-オン中に吸収せしめ、そしてサポゲ
ナート(Sapogenat) T- 080 9.8g(酸化エチレ
ン平均8molと反応せしめられたトリス- 第三- ブチ
ルフエノール、ヘキスト社製)および化学量論的量の水
を次に残りの無水物環を開裂せしめるために添加する。
ビスフエノールAを基礎にし1200のEVを有するエ
ポキシ樹脂709gを次に80℃において添加する。こ
の反応混合物をEVが20,000以上に上昇するまで
保つ。この混合物を次に酢酸3- メトキシブチルを使用
して45%の固形分含量まで希釈する。
【0031】成分AおよびBの溶液を最後に5.7:
1.0の比率で混合する。 例(5) 成分A:2650のEV(エポキシド当量)を有するエ
ピコート(Epikote) 1008〔シエル(Shell AG)社製〕
を酢酸3- メトキシブチル中に45:55の比率で溶解
する。 成分B:テトラヒドロフタル酸無水物464g(3.0
5mol)および1,1,1-トリメチロールプロパン
134g(1.00mol)を溶融物中でエステル化す
る。5時間後に、下記の酸価が得られる:アルコール
性:286、水性:291。このポリエステルを、80
%濃度の溶液が形成されるような量の4- メチルペンタ
ン -2- オン中に吸収せしめ、アルコパール(Arcopal)
N090(酸化エチレン平均9molと反応せしめられ
たノニルフエノール、ヘキスト社製)6.1gを次に添
加する。ベコポックス(Beckopox)EP140 183g
を次に80℃において添加する。この反応混合物をEV
が20,000以上まで上昇するまでこの温度に保つ。
次にこの混合物を酢酸3- メトキシブチルを使用して4
5%の固形分含量まで希釈する。
1.0の比率で混合する。 例(5) 成分A:2650のEV(エポキシド当量)を有するエ
ピコート(Epikote) 1008〔シエル(Shell AG)社製〕
を酢酸3- メトキシブチル中に45:55の比率で溶解
する。 成分B:テトラヒドロフタル酸無水物464g(3.0
5mol)および1,1,1-トリメチロールプロパン
134g(1.00mol)を溶融物中でエステル化す
る。5時間後に、下記の酸価が得られる:アルコール
性:286、水性:291。このポリエステルを、80
%濃度の溶液が形成されるような量の4- メチルペンタ
ン -2- オン中に吸収せしめ、アルコパール(Arcopal)
N090(酸化エチレン平均9molと反応せしめられ
たノニルフエノール、ヘキスト社製)6.1gを次に添
加する。ベコポックス(Beckopox)EP140 183g
を次に80℃において添加する。この反応混合物をEV
が20,000以上まで上昇するまでこの温度に保つ。
次にこの混合物を酢酸3- メトキシブチルを使用して4
5%の固形分含量まで希釈する。
【0032】成分AおよびBの溶液を最後に5.7:
1.0の比率で混合する。 塗布試験 上記のバインダーを使用して白色の被覆用組成物を製造
し、そしてスズ板上に190℃において12分間にわた
って5〜6μmの厚さで焼付けする。白色の被覆組成物
は、下記の組成を有する(部=重量部): バインダー 100部 二酸化チタンCL23−10(クロノス) 50部 酢酸エトキシプロピル 40部 40%の濃度のリン酸 0.5部 比較例(V)は、先行技術に相当するバインダー系に基
いている。それは、エトキシエタノール中の40%の濃
度の溶液中のチバ社(Ciba)製の硬化剤(XB3380、
15部)およびシエル社(Shell AG)製のエポキシ樹脂
(エピコート(Epikote) 1007、85部)よりなる。 ──────────────────────────────────── バインダー例 1 2 3 4 5 V ──────────────────────────────────── 光沢(%) 60o 角(a) 95 96 94 90 94 60 付着力(クロス 0 0 0-1 0-1 0-1 0 ハッチ)(b) 衝撃押込み(イン チ- ポンド)(c) >40 >40 >40 >40 >40 >40 アセトン試験 (二重混合物) >100 >100 >100 >100 >100 10 耐滅菌処理性(d) 耐性 耐性 耐性 耐性 耐性 ふくれ形成 ──────────────────────────────────── (a)ランゲ(Lange) による (b)DIN 53 151 (c)DIN 55 669 (d)2%の濃度の乳酸中で、129℃において1時間
(=1.5bar)
1.0の比率で混合する。 塗布試験 上記のバインダーを使用して白色の被覆用組成物を製造
し、そしてスズ板上に190℃において12分間にわた
って5〜6μmの厚さで焼付けする。白色の被覆組成物
は、下記の組成を有する(部=重量部): バインダー 100部 二酸化チタンCL23−10(クロノス) 50部 酢酸エトキシプロピル 40部 40%の濃度のリン酸 0.5部 比較例(V)は、先行技術に相当するバインダー系に基
いている。それは、エトキシエタノール中の40%の濃
度の溶液中のチバ社(Ciba)製の硬化剤(XB3380、
15部)およびシエル社(Shell AG)製のエポキシ樹脂
(エピコート(Epikote) 1007、85部)よりなる。 ──────────────────────────────────── バインダー例 1 2 3 4 5 V ──────────────────────────────────── 光沢(%) 60o 角(a) 95 96 94 90 94 60 付着力(クロス 0 0 0-1 0-1 0-1 0 ハッチ)(b) 衝撃押込み(イン チ- ポンド)(c) >40 >40 >40 >40 >40 >40 アセトン試験 (二重混合物) >100 >100 >100 >100 >100 10 耐滅菌処理性(d) 耐性 耐性 耐性 耐性 耐性 ふくれ形成 ──────────────────────────────────── (a)ランゲ(Lange) による (b)DIN 53 151 (c)DIN 55 669 (d)2%の濃度の乳酸中で、129℃において1時間
(=1.5bar)
フロントページの続き (72)発明者 パウル・オーバーレッセル ドイツ連邦共和国、ウイースバーデン、フ ムボルトストラーセ、18 (72)発明者 マリオン・ケラー ドイツ連邦共和国、ウイースバーデン、コ ペルニックスストラーセ、18アー
Claims (13)
- 【請求項1】 A.ポリエポキシドおよび B.カルボキシ- 官能性ポリエステルb1をエポキシ化
合物b2の化学量論的量以下の量と反応させることによ
って得られるカルボキシル基含有重合体よりなる硬化性
バインダー。 - 【請求項2】 成分AおよびBが95:5ないし40:
60、好ましくは15:1ないし3:1の比率で存在す
る請求項1に記載の硬化性バインダー。 - 【請求項3】 成分Aが 1.多価アルコールまたは多価フエノールのエポキシド
エーテル、 2.群1の代表例のオリゴマーまたは重合体、および 3.群1および/または2よりの少なくとも1種の代表
例とモノエポキシドとの混合物、よりなる群から選択さ
れた少なくとも1種の代表例よりなっている請求項1ま
たは2に記載の硬化性バインダー。 - 【請求項4】 カルボキシ官能性ポリエステル(b1)
が、 a)芳香族ポリカルボン酸、 b)脂肪族ポリカルボン酸、 c)環状脂肪族ポリカルボン酸、および d)群a−cより選択された少なくとも1種のポリカル
ボン酸と少なくとも1種のモノカルボン酸との混合物、 よりなる群から選択された少なくとも1種のポリカルボ
ン酸と少なくとも1種のポリヒドロキシ化合物との、ま
たは少なくとも1種のポリヒドロキシ化合物と少なくと
も1種のモノカルボン酸との混合物との縮合生成物であ
る、請求項1〜3のうちのいずれかに記載の硬化性バイ
ンダー。 - 【請求項5】 カルボキシ- 官能性ポリエステル(b
1)が40〜800、好ましくは80〜650の酸価を
有する請求項1〜4のうちのいずれかに記載の硬化性バ
インダー。 - 【請求項6】 b1を製造するために使用されるモノヒ
ドロキシ化合物が脂肪アルコール、アルキルフエノール
またはエトキシル化またはプロポキシル化フエノールで
ある請求項1〜5のうちのいずれかに記載の硬化性バイ
ンダー。 - 【請求項7】 化合物b2がビスフエノールA、ビスフ
エノールF、1,6- ヘキサンジオールまたは1,4-
ブタンジオールまたはそれらの混合物およびエピクロル
ヒドリンに基づいた、340〜8000の平均分子量を
有するエポキシ樹脂である請求項1〜6のうちのいずれ
かに記載の硬化性バインダー。 - 【請求項8】 化合物b1およびb2が100:1ない
し1.1:1、好ましくは40:1ないし2:1そして
特に好ましくは30:1ないし10:1の比率(エポキ
シ基に関して酸基に基づく比率)で使用される請求項1
〜7のうちのいずれかに記載の硬化性バインダー。 - 【請求項9】 少なくとも1種の触媒0.01〜5重量
%(全固固形分に関して)含有する請求項1〜8のうち
のいずれかに記載の硬化性バインダー。 - 【請求項10】 更にもう1つのバインダーを50重量
%までを含有する請求項1〜9のうちのいずれかに記載
の硬化性バインダー。 - 【請求項11】 酸ポリエステルb1を、場合によって
は極性の非プロトン溶媒の存在下に、エポキシ化合物b
2の化学量論的量よりも低い量で反応せしめ、反応生成
物BをポリエポキシドAと50〜120℃において混合
せしめ、そして更に市販の添加剤を場合によっては添加
することを特徴とする請求項1〜10のうちのいずれか
に記載の硬化性バインダーの製造方法。 - 【請求項12】 請求項1〜10のうちのいずれかに記
載の硬化性バインダーを焼付けコーテイングにおいて使
用する方法。 - 【請求項13】 食品工業におけるコーテイングのため
に焼付け用組成物に使用する請求項12に記載の使用方
法。
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