JPH05246397A - 人工衛星 - Google Patents
人工衛星Info
- Publication number
- JPH05246397A JPH05246397A JP4049109A JP4910992A JPH05246397A JP H05246397 A JPH05246397 A JP H05246397A JP 4049109 A JP4049109 A JP 4049109A JP 4910992 A JP4910992 A JP 4910992A JP H05246397 A JPH05246397 A JP H05246397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thruster
- spin axis
- thrust
- theta
- accelerating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】スピン型人工衛星に取り付けられた複数個の動
径方向スラスタを有する人工衛星において、少なくとも
1個の動径方向スラスタの推力方向をスピン軸とスラス
タ取り付け位置を含む平面内で調整できる推力方向調整
装置を備え、スピン軸と垂直な方向の増速を行う際に生
ずる姿勢変動を抑える。 【効果】スピン型衛星のスピン軸に直角な方向の増速時
に必要だった複雑なスラスタ制御則を用いることなく、
容易に高精度の軌道制御を行うことが可能となる。
径方向スラスタを有する人工衛星において、少なくとも
1個の動径方向スラスタの推力方向をスピン軸とスラス
タ取り付け位置を含む平面内で調整できる推力方向調整
装置を備え、スピン軸と垂直な方向の増速を行う際に生
ずる姿勢変動を抑える。 【効果】スピン型衛星のスピン軸に直角な方向の増速時
に必要だった複雑なスラスタ制御則を用いることなく、
容易に高精度の軌道制御を行うことが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピン型人工衛星の姿
勢制御用として改良されたスラスタを備えた人工衛星に
関する。
勢制御用として改良されたスラスタを備えた人工衛星に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピン型人工衛星において、ス
ピン軸と直角方向の増速を行うための複数個のスラスタ
は、衛星本体のスピン軸に直角で重心を通る面から等距
離に取り付けられていて、同時に噴射した時に衛星本体
の重心点を中心として衛星に与えるトルクがゼロとなる
ように設計されている。しかしながら、燃料の消費に伴
う衛星の重心位置の移動等により2つのスラスタが発生
するトルクに差異が生ずるので、噴射方向と直角方向に
姿勢が変動する事になる。従来、この種の姿勢変動を抑
えるためには、発生するトルクが大きい方のスラスタを
トルク差に相当する割合で休止させることで、噴射開始
時の姿勢に戻す制御が行われてきた。
ピン軸と直角方向の増速を行うための複数個のスラスタ
は、衛星本体のスピン軸に直角で重心を通る面から等距
離に取り付けられていて、同時に噴射した時に衛星本体
の重心点を中心として衛星に与えるトルクがゼロとなる
ように設計されている。しかしながら、燃料の消費に伴
う衛星の重心位置の移動等により2つのスラスタが発生
するトルクに差異が生ずるので、噴射方向と直角方向に
姿勢が変動する事になる。従来、この種の姿勢変動を抑
えるためには、発生するトルクが大きい方のスラスタを
トルク差に相当する割合で休止させることで、噴射開始
時の姿勢に戻す制御が行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の人工衛
星の姿勢制御方式では、上下2個の動径方向スラスタの
内、片方を休止させるタイミングが、上下2個のスラス
タによって発生するトルクの比とニューテーションの周
期によってきびしく制限されているが、条件によっては
ニューテーショが増大して、指定した増速方向から大き
くずれる欠点がある。
星の姿勢制御方式では、上下2個の動径方向スラスタの
内、片方を休止させるタイミングが、上下2個のスラス
タによって発生するトルクの比とニューテーションの周
期によってきびしく制限されているが、条件によっては
ニューテーショが増大して、指定した増速方向から大き
くずれる欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の人工衛星はスピ
ン型人工衛星に取り付けられた複数個の動径方向スラス
タを有する人工衛星において、少なくとも1個の動径方
向スラスタの推力方向をスピン軸とスラスタ取り付け位
置を含む平面内で調整できる推力方向調整装置を備え、
スピン軸と垂直な方向の増速を行う際に生ずる姿勢変動
を抑える。
ン型人工衛星に取り付けられた複数個の動径方向スラス
タを有する人工衛星において、少なくとも1個の動径方
向スラスタの推力方向をスピン軸とスラスタ取り付け位
置を含む平面内で調整できる推力方向調整装置を備え、
スピン軸と垂直な方向の増速を行う際に生ずる姿勢変動
を抑える。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は
本実施例の説明図である。図1において、4は人工衛星
本体、1,2はスピン軸と垂直な方向に推力を発生する
スラスタ、3はスラスタ1の推力方向調整装置である。
7は衛星本体4の重心位置、8はスピン軸である。また
スラスタ1,2と180度対称な位置に同一目的のスラ
スタ5,6を備えている。
本実施例の説明図である。図1において、4は人工衛星
本体、1,2はスピン軸と垂直な方向に推力を発生する
スラスタ、3はスラスタ1の推力方向調整装置である。
7は衛星本体4の重心位置、8はスピン軸である。また
スラスタ1,2と180度対称な位置に同一目的のスラ
スタ5,6を備えている。
【0007】次に本実施例の動作を図2により説明す
る。例えば、衛星本体4をスピン軸8と垂直方向に移動
させる場合に、重心位置7が正常位置から変位している
と、スラスタ1,2をスピン軸8と垂直方向のままで推
力を発生すると、誤った増速方向に衛星本体4を移動さ
せることになる。この増速方向を正常にするためには、
スラスタ1の調整角度をθだけずらすことにより、推力
はスラスタ1,2ともに同じ推力で所望の増速方向に衛
星本体4を移動させることができる。このθ角度は重心
位置Aから等距離AC,ABをおきABと直角な線の延
長上にスラスタ1が来る線BDを定めると、スラスタ1
の中心軸とスピン軸8と直角の線DEと線BDとのなす
角がθとなる。すなわち、スラスタ1の推力方向をスラ
スタ2によって発生するトルクと等しくなるように方向
を調整して増速制御を行う。これにより、軌道制御によ
り生ずる姿勢変動を抑え、軌道制御の精度を高くするこ
とができる。
る。例えば、衛星本体4をスピン軸8と垂直方向に移動
させる場合に、重心位置7が正常位置から変位している
と、スラスタ1,2をスピン軸8と垂直方向のままで推
力を発生すると、誤った増速方向に衛星本体4を移動さ
せることになる。この増速方向を正常にするためには、
スラスタ1の調整角度をθだけずらすことにより、推力
はスラスタ1,2ともに同じ推力で所望の増速方向に衛
星本体4を移動させることができる。このθ角度は重心
位置Aから等距離AC,ABをおきABと直角な線の延
長上にスラスタ1が来る線BDを定めると、スラスタ1
の中心軸とスピン軸8と直角の線DEと線BDとのなす
角がθとなる。すなわち、スラスタ1の推力方向をスラ
スタ2によって発生するトルクと等しくなるように方向
を調整して増速制御を行う。これにより、軌道制御によ
り生ずる姿勢変動を抑え、軌道制御の精度を高くするこ
とができる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スラスタ
に推力調整機構を備えることにより、スピン型衛星のス
ピン軸に直角な方向の増速時に必要だった複雑なスラス
タ制御則を用いることなく、容易に高精度の軌道制御を
行うことが可能となる効果がある。
に推力調整機構を備えることにより、スピン型衛星のス
ピン軸に直角な方向の増速時に必要だった複雑なスラス
タ制御則を用いることなく、容易に高精度の軌道制御を
行うことが可能となる効果がある。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の推力方向の説明図である。
1,2,5,6 スラスタ 3 推力方向調整装置 4 人工衛星本体 7 重心位置 8 スピン軸
Claims (1)
- 【請求項1】 スピン型人工衛星に取り付けられた複数
個の動径方向スラスタを有する人工衛星において、少な
くとも1個の動径方向スラスタの推力方向をスピン軸と
スラスタ取り付け位置を含む平面内で調整できる推力方
向調整装置を備え、スピン軸と垂直な方向の増速を行う
際に生ずる姿勢変動を抑えることを特徴とする人工衛
星。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049109A JPH05246397A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 人工衛星 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049109A JPH05246397A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 人工衛星 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05246397A true JPH05246397A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12821909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4049109A Withdrawn JPH05246397A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 人工衛星 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05246397A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102466429A (zh) * | 2011-07-04 | 2012-05-23 | 北京科实医学图像技术研究所 | 宇宙火箭推力装置的改进方案 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4049109A patent/JPH05246397A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102466429A (zh) * | 2011-07-04 | 2012-05-23 | 北京科实医学图像技术研究所 | 宇宙火箭推力装置的改进方案 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |