JPH0524441Y2 - - Google Patents

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JPH0524441Y2
JPH0524441Y2 JP1985045345U JP4534585U JPH0524441Y2 JP H0524441 Y2 JPH0524441 Y2 JP H0524441Y2 JP 1985045345 U JP1985045345 U JP 1985045345U JP 4534585 U JP4534585 U JP 4534585U JP H0524441 Y2 JPH0524441 Y2 JP H0524441Y2
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tank
dish
shaped rotating
valve
discharge port
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は円筒状固定槽と、該円筒状固定槽の
下端を塞ぐ皿状回転槽とで構成された円筒形バレ
ル槽内に、工作物とメデイアと要すれば水、コン
パウンド(これらの混合物をマスと称する)を装
入し、皿状回転槽を回転してマスに螺旋流動を与
え、工作物を加工する全自動渦流バレル加工機に
関する。
(従来の技術) 従来の全自動渦流バレル加工機は、特開昭58−
51069号公報に開示されているように、互いに分
離できる環状固定槽と皿状回転槽とで構成される
円筒形バレル槽のまわりに環状の選別装置を設置
し、その外側へ投入装置を設置したものであつ
た。
(考案により解決すべき課題) 前記従来の全自動渦流バレル加工機は、環状固
定槽と皿状回転槽を上下に分離する必要があり、
前記構成による円筒形バレル槽のまわりに環状の
選別装置を設置し、その外側へ投入装置を設置し
たものであるので、装置が大型化するばかりでな
く、極めて複雑化すると共に、大変高価となる欠
点があつた。
(課題を解決する為の手段) この考案は、皿状回転槽の中心部に排出口及
び、該排出口を開閉する弁を設け、前記排出口の
下方に前後に移動できる振動選別装置を設置し、
該振動選別装置の排出端より環状固定槽の上端ま
で搬送されるバケツトコンベアーとを設置するこ
とにより、前記従来の問題点を解決したのであ
る。
即ちこの考案は、円筒状固定槽と、中央部に排
出口を有し前記円筒状固定槽の下端部を塞ぐ大き
さの皿状回転槽と、前記皿状回転槽の中央部に設
けられた排出口に開閉自在に被冠される弁とで構
成された円筒形バレル槽と、前記皿状回転槽の排
出口の下方に退避可能に設置される振動選別装置
と、該振動選別装置の排出端と前記円筒状固定槽
の上端部との間に敷設されるバケツトコンベアー
とで構成されたことを特徴とする全自動渦流バレ
ル加工機である。また弁は、昇降により開閉する
構成としたものである。
(作用) 上記のように皿状回転槽の中心部に排出口及び
開閉自在の弁を設け、該排出口の下方の空間に振
動選別装置を設置したので、弁を上昇することに
より円筒形バレル槽内のマスを自重により容易に
振動選別装置上へ排出できる。また振動選別装置
を前後に移動自在に設置したので、バケツトコン
ベアーのバケツト搬送時には、振動選別装置を後
退させ、邪魔にならないようにすることができ
る。
(実施例) この考案の実施例を第1図乃至第4図によつて
説明すれば次の通りである。
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
同じく平面図、第3図は同じく円筒形バレル槽の
駆動部の断面図、第4図は同じく円筒形バレル槽
の弁の断面図である。
基台1上に円筒状固定槽2と皿状回転槽3とで
構成される円筒形バレル槽4が設置されている。
前記基台1上に外底板5が固定されており、該外
底板5に皿状回転槽3の中央下部に連設された円
筒部7が軸受8を介して回転可能に保持されてい
る。前記円筒部7は内部が空洞となつており、そ
の上端は前記皿状回転槽3の排出口9となり、下
端部にはタイミングプーリー10が固着されてい
る。前記タイミングプーリー10は、基台1にブ
ラケツト11を介して固定されたモーター12、
タイミングプーリー13、タイミングベルト14
を介して回転される。前記外底板5の上端には円
筒状固定槽2の下端が、前記皿状回転槽3の上端
と摺接するように設置されている。前記円筒状固
定槽2及び皿状回転槽3の内面には、必要に応じ
て合成樹脂(例えばポリウレタン)又はゴム等の
ライニング部材2a,3aが施されている。
前記皿状回転槽3の排出口9には、弁15が昇
降により開閉自在に設置されている。前記円筒状
固定槽2の上には開口部のほぼ半分を塞ぐ上板1
6が設置されている。前記上板16上には、上端
部に流体圧シリンダー17が、下端部にハウジン
グ18が取り付けられた円筒ブラケツト19が、
防振ゴム等の弾性部材20を介して固定されてい
る。前記弾性部材20は、前記弁15のセンター
が前記排出口9のセンターより多少ずれていて
も、その弾性変形により確実に排出口を密閉する
ことができる。前記ハウジング18内には、弁軸
21を軸受22によつて回転可能に軸承するハウ
ジング6が、スライドベアリング6aによつて昇
降可能に支持されている。前記弁軸21の上端
は、前記流体圧シリンダー17のピストンロツド
23の先端に固着され、その下端は前記弁15が
固着されている。該弁15の表面にも必要に応じ
て合成樹脂(例えばポリウレタン)又はゴム等の
ライニング部材15aが施されている。前記弁1
5及び皿状回転槽3の半径方向の断面形状は、互
いにほぼ連続する曲面を形成している。尚、24
は前記上板16の先端に取り付けられた投入防御
用のカバーである。
前記皿状回転槽3の円筒部7の下方には、第1
図及び第2図に示すように、振動モーター25、
選別網26、受台27、工作物排出口28、メデ
イア排出口29、フレーム30で構成される公知
の振動選別装置31が前後に移動自在に設置され
ている。即ち、フレーム30の下部は車輪32が
取り付けられており、該フレーム30の底部は基
台1に取り付けた流体圧シリンダー33のピスト
ンロツド34の先端に固着されている。
次に前記振動選別装置31のメデイア排出口2
9の前方には、第1図及び第2図に示すように、
公知のバケツトコンベアー35が設置されてい
る。前記バケツトコンベアー35は、バケツト3
6の両側面の2ケ所に設けられたローラー37,
37a,38,38aを支持し、案内する一対の
ガイド39,39aが、前記バケツト36を挾ん
で立設されている。前記ガイド39,39aは上
方で分かれる2つのガイド部を有しており、前記
バケツト36が上昇位置で転倒する構造となつて
いる。前記ローラー38,38aの軸には、ワイ
ヤー40,40aが取り付けられたリング41,
41aが嵌挿されている。前記上板16上には、
前記ワイヤー40,40aを巻き取るローラー4
2,42aが回転可能に設置されており、該ロー
ラー42,42aは、前記上板16上に設置した
ギヤードモーター43によつて回転される。
次に前記実施例の動作を説明する。先ず、バケ
ツト36を第1図の1点鎖線に示す下方位置にセ
ツトし、該バケツト36内へ工作物とメデイア
(本実施例では研磨石を使用)等を含むマスを手
動、若しくは自動にて投入し、ギヤードモーター
43を駆動して前記バケツト36を上昇する。該
バケツト36は、円筒状固定槽2の上端に近づく
に従つて傾斜しだし、上昇端で完全に転倒するの
で、マスは円筒形バレル槽4内に装入される。マ
スの装入が完了したならモーター12を駆動して
皿状回転槽3を回転する(周速100m/分〜
500m/分)と共に、前記バケツト36を下降す
る。前記皿状回転槽3の回転により弁15も同時
に回転し、マスは第3図に示す矢示aのように流
動する。この際、前記弁15と皿状回転槽3の表
面形状は湾曲し、互いにほぼ連続する曲面を形成
しているので、マスの流動は極めて円滑となり、
b部での停滞は全くない。一方、バケツト36が
第1図中に示す1点鎖線の元の位置に戻つたなら
ば、流体圧シリンダー33のピストン側に圧力流
体を導入し、振動選別装置31を第1図中に示す
1点鎖線の位置より矢示cの方向へ、メデイア排
出口29の先端が前記バケツト36の上方となる
位置、即ち実線の位置まで移動させる。
前記のようにしてこの実施例の渦流バレル加工
機による加工が終了したなら、前記振動選別装置
31の振動モーター25を駆動すると共に、流体
圧シリンダー17のピストンロツド側に圧力流体
を導入する。これにより前記弁15は、第4図中
の1点鎖線の位置まで上昇し、排出口9は開口さ
れるので、マスは円筒部7内を通つて、前記振動
選別装置31の選別網26上に排出される。この
際、前記皿状回転槽3は回転し続けているので、
マスは、一度には排出されない。また前記皿状回
転槽3の回転速度を公知のインバーターにより
徐々に低下させると共に、円筒形バレル槽の内面
及び弁15の表面にシヤワーを噴射させると、マ
スが円滑に排出される。尚、弁15の表面にマス
が残るのを防止する為に、一旦、前記弁15を下
降し、再び前記皿状回転槽3を高速回転させ、前
記操作を繰り返すようにすれば、マスをより確実
に排出することができる。
一方、選別網26上に排出されたマスは選別さ
れ、工作物は工作物排出口28より排出されて、
次工程へ送られ、メデイアはメデイア排出口29
よりバケツト36内へ排出される。マスの選別作
業が終了したならば、振動選別装置31を第1図
中1点鎖線の位置まで後退させると共に、前記弁
15を下降し、次の工作物をバケツト36内へ投
入して、1サイクルが終了する。
尚、前記弁15の上昇速度をコントロールして
排出量を更に細かく調整することもできる。また
上記実施例の自動化について必要な電気系及びこ
れに使用する機器は、公知のマイクロプロセツサ
ー、シーケンスプログラマー、リミツトスイツ
チ、タイマー、電磁リレー等の組合せを使用す
る。
(考案の効果) 以上のようにこの考案は、皿状回転槽の中心部
に排出口及び該排出口を開閉する弁を設け、前記
排出口の下方に退避可能の振動選別装置を設置
し、該振動選別装置の排出端より円筒状固定槽の
上端まで搬送されるバケツトコンベアーを設置し
たので、極めて簡単な構造で、かつ安価であり、
しかも設置スペースの小さな全自動渦流バレル加
工機を完成したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
同じく平面図、第3図は同じく円筒形バレル槽及
びその駆動部の断面拡大図、第4図は同じく円筒
形バレル槽及びその弁の断面拡大図である。 1……基台、2……円筒状固定槽、3……皿状
回転槽、4……円筒形バレル槽、5……外底板、
7……円筒部、9……排出口、15……弁、16
……上板、17……流体圧シリンダー、19……
円筒ブラケツト、26……選別網、27……受
台、31……振動選別装置、35……バケツトコ
ンベアー、39……バケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 円筒状固定槽と、中央部に排出口を有し前記
    円筒状固定槽の下端部を塞ぐ大きさの皿状回転
    槽と、前記皿状回転槽の中央部に設けられた排
    出口に開閉自在に被冠される弁とで構成された
    円筒形バレル槽と、前記皿状回転槽の排出口の
    下方に退避可能に設置される振動選別装置と、
    該振動選別装置の排出端と前記円筒状固定槽の
    上端部との間に敷設されるバケツトコンベアー
    とで構成されたことを特徴とする全自動渦流バ
    レル加工機。 2 弁は、昇降により開閉する構成とした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の全自動渦流バレ
    ル加工機。
JP1985045345U 1985-03-28 1985-03-28 Expired - Lifetime JPH0524441Y2 (ja)

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JP1985045345U JPH0524441Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JPS61163150U JPS61163150U (ja) 1986-10-09
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