JPH0524197A - インクジエツトヘツド - Google Patents

インクジエツトヘツド

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JPH0524197A
JPH0524197A JP18099391A JP18099391A JPH0524197A JP H0524197 A JPH0524197 A JP H0524197A JP 18099391 A JP18099391 A JP 18099391A JP 18099391 A JP18099391 A JP 18099391A JP H0524197 A JPH0524197 A JP H0524197A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
light emitting
nozzle
ink jet
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP18099391A
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English (en)
Inventor
Kohei Kitahara
公平 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0524197A publication Critical patent/JPH0524197A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッジエミッタ方式の固体発光素子で構成さ
れた発光ユニットを用いることにより、シンプルなイン
クジェットヘッドを実現する。 【構成】 端面方向から光を取り出すEL素子アレイの
複数の固体発光素子51で構成されたエッジエミッタ方
式の発光ユニットから、光60をインクジェットヘッド
1に照射し、記録用紙3に印字させる。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインパクト記録方
式であるインクジェットプリンタにおいて、記録媒体に
インク滴を噴射し、文字・図形等をドットにより形成す
るインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図1はレーザユニット4、インクカート
リッジ2、インクジェットヘッド1の印字要素で構成さ
れた従来技術によるインクジェットプリンタの概要が示
されている。つまり、インクカートリッジ2から供給さ
れるインクは毛管現象によってヘッド1に到達する一
方、レーザユニット4から発するレーザ光6は画像信号
に応じて変調されたのち、反射鏡5で反射しヘッド1に
照射される構成になっている。このレーザユニット4は
レーザ発振器31、ポリゴンミラー32、モータ33、
光学レンズ34等で構成され、出力が数十ミリワット以
下程度の半導体レーザによるものであり周知のレーザビ
ームプリンタに使用されるものと同等のものである。
【0003】入力情報に応じて複数のノズルからインク
滴を噴射し、文字・図形等をドットにより形成するイン
クジェットプリンタは、高印字速度、低騒音、低ランニ
ングコストで普通紙上に高印字品質の記録書き込みがで
きる点で他の方式のものに比べて優れており、例えば、
レーザ光を用いてインクあるいは発熱体を発熱させ、気
化して体積膨張をおこした気泡によってインクを噴射さ
せるものが特開昭55ー132282、特開昭62ー1
84859等に開示されている。しかし、これらの場合
においては、レーザユニットとしてレーザ発振器、反射
鏡、ポリゴンミラー、およびモータ等が必要であり大が
かりであった。またレーザエネルギーによる発熱によっ
てインクを気化させインクジェットとして飛翔させるに
は1〜10ワット程度のエネルギーが必要であり1ミリ
〜10ミリワット程度の半導体レーザクラスでは実用上
において実現不可能であるため、ガスレーザクラスのレ
ーザが必要であり、かなり高価なものになっていた。
【0004】さらに、特開平2ー196661のように
インクに与える噴射力は各ノズル毎に設けたピエゾ素子
による振動で同時に行い、記録紙へ到達させるか否かは
レーザによってインクに電荷をあたえるか否かで制御す
るものがある。この場合には、インクはいずれにせよ噴
射され、ガターで捕獲された後インク層に戻されるが、
インクの劣化、汚れは免れずまた蒸発等によるインクの
無駄な消費も発生するといった問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
エッジエミッタ方式の固体発光素子で構成された発光ユ
ニットを用いたシンプルなインクジェットヘッドを実現
することにより、耐久性に優れ、高速で低価格なインク
ジェットプリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するために、ノズル、圧力室、インク供給
路、インクリザーバ、および発光ユニットにより構成さ
れ、ノズル先端に導かれたインク滴を記録媒体上に噴射
し、文字・図形をドットにより形成するインクジェット
ヘッドにおいて、前記発光ユニットがエッジエミッタ方
式の固体発光素子で構成されていることを特徴とするも
のである。
【0007】
【実施例】そこで以下に、本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0008】図2は本発明の一実施例の構成を示した概
要図、図3は発光ユニットの一部を示した図、図4はイ
ンクジェットヘッドの断面を示した図、図5はその一部
分の詳細を示した断面図、図6から図8はその他の実施
例を示した図である。
【0009】図2は本発明によるインクジェットプリン
タの概要を示したものであり、エッジエミッタ方式の固
体発光素子で構成された発光ユニット50、インクカー
トリッジ2、インクジェットヘッド1の印字要素で構成
され、シンプルな構造になっている。発光ユニット50
はエッジエミッタ方式の固体発光素子51をライン状に
2400から9600程度の数を1列あるいはそれ以上
の列に並べたものであり、それと対応して2400から
9600程度のノズルをライン状に構成したインクジェ
ットヘッド1と隣接して組立てられている。発光ユニッ
ト50は具体的にはEL素子アレイと呼ばれる複数の固
体発光素子で構成されている。ここでいうEL素子アレ
イとはガラス基盤上に薄膜状の発光素子をライン状に一
列に並べ、硫化亜鉛の薄膜の端面方向から光を取り出す
もので、平面方向の百倍以上の明るさの光を発するもの
である。また用紙3は図示しない給紙方法により矢印f
の方向に給送され、印字された後、排紙される。
【0010】図3は図2におけるC部を拡大したもので
あり、固体発光素子51は発光層52を誘電体53、電
極54で挟み込む構造であり、図のように光60が垂直
下方向に発するように配置されている。固体発光素子5
1から発した光60はレンズ55で集光されてヘッド1
のノズル毎に照射される構成となっている。
【0011】次に図4において、インクカートリッジ2
からフィルタ12を通過したインクはインクリザーバ2
2に溜められる。インクが消費されてなくなった場合に
は新たなインクカートリッジが装填されるが、その際に
気泡が混入したり保存中の温度変化等の何らかの原因で
気泡23が発生してもエアートラップ24によって外部
に放出される。光60は透明部材7を透過して図4のよ
うに照射される。
【0012】図4におけるB部を拡大したものが図5で
あり、インクリザーバ22から毛管現象によってインク
流路8に導かれたインクは光60が照射される近傍のノ
ズル11まで到達する構造になっている。透明部材7は
光60が絞り部14に照射されるための通り道であり保
護も兼ねている。ノズルプレート10はニッケル電鋳等
でつくられたものであり、吐出側の表面には共析メッキ
等の処理を施してあり、インクの噴射が安定して行われ
るように、インクとの接触角が所定の値になっている。
以上のような断面構造のものがノズル数2400から9
600程度のラインヘッドとして1列あるいはそれ以上
の列により構成されている。図5の構成はまた図6ある
いは図7のような構成でも可能である。
【0013】かかる構成において、インクカートリッジ
2から導かれたインクは図4、図5に示すようにフィル
タ12、インクリザーバ22、インク供給路8を通って
ノズル11の先端まで毛管現象によって導かれる。一
方、発光ユニット50から画像信号に応じて変調されて
発射された光60はヘッド1内のノズル部と対向する側
に照射される。光60が照射されたインクは加熱される
ことにより気化し体積膨張をおこし気泡20を発生す
る。気泡20がインクを移動させることによりノズル1
1からインクを噴射させる。インクが噴射した後はあら
たなインクがインクリザーバより供給される。インク噴
射においては、発光ユニット50の出力を適当に変化さ
せることにより、インクの噴射速度や重量をコントロー
ルすることが可能である。
【0014】図8は第2の実施例を示したものであり、
インクリザーバ22から毛管現象によってインク流路8
に導かれたインクは絞り部14、圧力室13を通りノズ
ル11まで到達する構造になっている。また圧力発生路
9を通り図示しない圧力発生手段までインクが導かれ、
圧力発生手段で発生した圧力が圧力室13に伝播する構
造になっている。絞り部14の流路抵抗はノズル11の
流路抵抗よりも小さくつくられており、光60により発
生した気泡20が流路を十分満してインクの移動を妨げ
られる程度の断面積になっている。
【0015】透明部材7は光60が絞り部14に照射さ
れるための通り道であり保護も兼ねている。ノズルプレ
ート10はニッケル電鋳等でつくられたものであり、吐
出側の表面には共析メッキ等の処理を施してありインク
の噴射が安定して行われるようにインクとの接触角が所
定の値になっている。以上のような断面構造のものがノ
ズル数2400から9600程度のラインヘッドとして
1列あるいはそれ以上の列により構成されている。
【0016】かかる構成において、インクカートリッジ
2から導かれたインクはインクリザーバ22、インク供
給路8を通って圧力室13に毛管現象によって到達し、
さらにノズル11の先端まで導かれる。また図示しない
圧力発生手段にまでもインクは到達している。圧力発生
手段は一定の駆動周波数でパルス状の圧力を発生し、そ
れぞれの圧力室に圧力発生路9を通して同時に圧力Pを
伝播しインク噴射のエネルギーを供給している。圧力発
生手段はノズル毎に設ける必要はなく一括して圧力の発
生を行うものであり、ピエゾ素子等によるものであるが
これに限定されるものではない。かかる圧力Pはノズル
11の方向への圧力Pfと絞り部14の方向への圧力Pb
として作用する。しかし、ノズル11の流路抵抗と絞り
部14の流路抵抗ではノズル11の流路抵抗のほうが大
きいためインクはインク供給路8の方向へしか移動せ
ず、ノズル11からインクが噴射するにはいたらない。
【0017】一方、発光ユニット50から画像信号に応
じて変調されて発射された光60はヘッド1内の絞り部
14に照射される。光60が照射された絞り部14のイ
ンクは加熱されることにより気化し体積膨張をおこし気
泡20を発生する。この気泡20はインクを噴射させる
程の大きなものではなく、絞り部14の内部を満たすこ
とができ、絞り部14の流路抵抗をノズル11の流路抵
抗よりも十分に大きくする程度のものである。かくし
て、圧力発生手段で発生した圧力と同期して光60がト
リガー的に照射された場合には、発生した気泡によって
流路抵抗がノズル部よりも大きくなりインク供給路8の
方向へはインクは移動せず、ノズル方向のみに移動し噴
射される。インクが噴射した後はあらたなインクがイン
クリザーバより供給される。インク噴射においては、発
光ユニット50の出力を適当に変化させることにより、
インクの噴射速度や重量をコントロールすることが可能
である。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
クの気化によってインクを噴射させるオンデマンド型イ
ンクジェットヘッドにおいて、熱源の発光ユニットがエ
ッジエミッタ方式の固体発光素子で構成されていること
により、レーザ発振器、反射鏡、ポリゴンミラー、およ
びモータ等で構成された大がかりなレーザユニットと比
較してシンプルなインクジェットヘッドを実現できる。
また光を発熱体等に照射して加熱することによりインク
を噴射するわけではないため耐久性に優れている。さら
に、第2の実施例のようにトリガー的に使用する場合は
低エネルギー化が図れる。以上の他にも、ガター等でイ
ンクを捕獲する必要がないため、インクの劣化、汚れ等
が発生せず、インクの節約にもなるといった利点を有し
ている。
【0019】よって、本発明によるインクジェットヘッ
ドにより高速で耐久性のあるインクジェットプリンタを
低価格で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザを用いたインクジェットプリンタの従来
例を示した図である。
【図2】本発明のインクジェットプリンタの構成を示し
た概要図である。
【図3】発光ユニットの一部を示した図である。
【図4】インクジェットヘッドを示した断面図である。
【図5】インクジェットヘッドの一部の詳細を示した断
面図である。
【図6】その他の実施例を示した図である。
【図7】その他の実施例を示した図である。
【図8】その他の実施例を示した図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 インクカートリッジ 8 インク供給路 9 圧力発生路 10 ノズルプレート 11 ノズル 13 圧力室 20 気泡 21 インク粒 22 インクリザーバ 50 発光ユニット 51 固体発光素子 60 光

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ノズル、圧力室、インク供給路、インク
    リザーバ、および発光ユニットにより構成され、ノズル
    先端に導かれたインク滴を記録媒体上に噴射し、文字・
    図形をドットにより形成するインクジェットヘッドにお
    いて、前記発光ユニットがエッジエミッタ方式の固体発
    光素子で構成されていることを特徴とするインクジェッ
    トヘッド。
JP18099391A 1991-07-22 1991-07-22 インクジエツトヘツド Pending JPH0524197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3495148A1 (en) * 2017-12-08 2019-06-12 HP Scitex Ltd Print heads comprising light emitting diodes

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3495148A1 (en) * 2017-12-08 2019-06-12 HP Scitex Ltd Print heads comprising light emitting diodes
CN109895503A (zh) * 2017-12-08 2019-06-18 惠普赛天使公司 包括发光二极管的打印头
US10596835B2 (en) 2017-12-08 2020-03-24 Hp Scitex Ltd. Print heads comprising light emitting diodes

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