JPH0523913Y2 - - Google Patents

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JPH0523913Y2
JPH0523913Y2 JP1988015765U JP1576588U JPH0523913Y2 JP H0523913 Y2 JPH0523913 Y2 JP H0523913Y2 JP 1988015765 U JP1988015765 U JP 1988015765U JP 1576588 U JP1576588 U JP 1576588U JP H0523913 Y2 JPH0523913 Y2 JP H0523913Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、多角形断面を有するパイプを互いに
継ぎ合わせ接続するためのクランプに関し、特
に、接続用端部に角形フランジを有する2本のパ
イプを緊密に接続するクランプに関するものであ
る。
【従来の技術】
内部を流体が流れるパイプ類を継ぎ合わせ接続
する構造としては、パイプの接続用端部の外周に
フランジを一体的に形成し、このフランジ同士を
ボルト、ナツト等の締結部材で連結固定するのが
一般的である。 第6図を参照して説明すれば、四角断面のパイ
プ01,02の端部に、矩形のフランジ03,0
4が形成され、これ等はボルト06、ナツト07
で締め付けられ、そのフランジ03,04の間の
ガスケツト05が圧縮されて漏れを防止するよう
になつている。 また、円形断面のパイプについては、円形のフ
ランジを形成し、対峙したフランジを締結するこ
とが広く行われているが、その際の取付もしくは
着脱作業の簡易化、効率化を図つて、第7図及び
第8図に示すようにVバンド形式としたものもあ
る。 このバンド形式のものについて説明すると、第
7図及び第8図において、円形パイプ021,0
22の端部の傾斜し円形フランジ023,024
の間にパツキン025が挟まれている。V形断面
をしたほゞ円形のバンド012の端部にある締付
金具013に取り付けられたボルト015は、他
の締付金具014に通されており、それに螺合し
たナツト016を回すと、バンド012は矢印a
又はbの方向に動く。これにより、矢印cの方向
に力が作用して、フランジ023,024を楔作
用によつて接近させる。パツキン025はこのよ
うにして圧縮され、十分なシール性を発揮する。
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、従来の技術において、対向した
フランジに多数のボルトを通す方式は、確実で信
頼性も高いが、取り付け、取り外しが不便であつ
た。 また、前述したVバンド方式は、1本又は2本
のボルトを締め付ければ、シール性のよい接続を
達成できるのであるが、形状的に円形のパイプに
限定され、多角形断面のパイプの接続には適用で
きなかつた。 従つて、本考案の目的は、着脱操作が容易かつ
短時間で行えるだけでなく、高いシール性能が得
られる多角形断面パイプの接続クランプを提供す
るである。
【課題を解決するための手段】
かかる目的から、本考案は、2本の多角形断面
パイプの隣接する端面にある1対の角形フランジ
を互いに対峙させて継ぎ合わせ接続するための接
続クランプにおいて、前記各角形フランジの外面
の一つに摺動自在に接触し締結部材を介して互い
に接近及び離反自在に配置される接近・離反部材
と、前記角形フランジの他の複数の外面にそれぞ
れ接する複数の当て部材と、隣り合う前記当て部
材同士、並びに前記当て部材及び前記接近・離反
部材を相互に連結して全体をバンド状に構成する
複数の屈曲連結部材とを備え、該屈曲連結部材は
隣り合う前記当て部材の隣接する端にあるループ
状端部と、前記接近・離反部材の互いに離間した
端にあるループ状端部と、隣接するループ状端部
同士に遊動自在に結合されるリング状部とからな
ることを特徴とするものである。 接続クランプに緊縛力を与える締結部材である
ボルトが貫通、螺合する接近・離反部材は、当て
部材としての機能も有するように角形フランジの
同一外面上に接するように配置され、これ等の接
近・離反部材、当て部材は、好ましくはV形断面
を有する。この場合,接近・離反部材、当て部材
のV形形状の内面は、パイプの端部傾斜フランジ
の外面に接する。
【作用】
ボルトを回すと、接近・離反部材は、角形フラ
ンジの同一外面上を滑つて互いに接近し、屈曲連
結部材を介して摺動力を当て部材に伝える。これ
により、当て部材は、パイプに内向き力を与え
る。屈曲連結部材は遊動自在であり、当て部材の
摺動を許容するので、当て部材は均等に角形フラ
ンジ外面に接触し、適切な締結力が得られる。
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。 第1図及び第2図に示された接続クランプ10
において、接近・離反部材即ちエンドスライダー
3,5は、対峙する2つの角形フランジ7(パイ
プ本体は図示しない)の外周部の一辺を跨ぐよう
に離間して配設されている。これ等のエンドスラ
イダー3,5には、L形端部3a,5a及びルー
プ状端部3b,5bをそれぞれ有する金具(屈曲
連結部材)3′,5′が取り付けられており、L形
端部3a,5a同士は締付ボルト(締結部材)1
によつて結合されている。また、角形フランジ7
の他の各辺をそれぞれ両側から挟むように接触し
て取り付けられる複数の当て部材、即ちクランプ
スライダー9a,9b,9cには、図示のように
ループ状の端部を両端に有する金具9a′,9b′,
9c′(屈曲連結部材)がそれぞれ設けられている。
これ等のスライダー3,5,9a〜9cは上述し
た金具3′,5′,9a′〜9c′とチエーンリング
(リング部)11a,11b,12a,12bと
を介してチエーン状もしくは蝶番状に連結されて
いる。 図示しないが、2つの角形フランジ7は、外周
端が互いに接近するように傾斜して、全体として
山形をなし、クランプスライダー9a,9b,9
cは、角形フランジ7の外側に接するように全体
として山形もしくはV形に形成されている。 エンドスライダー3のL形端部3aを貫通した
締付ボルト1は、エンドスライダー5に固定され
たナツト(締結部材)14に螺合しており、これ
を回すと、スライダー3,5は相互に接近し、そ
の結果、矢印に示す方向の力を角形フランジ7又
は角パイプに作用させる。即ち、スライダー9
a,9b,9cのV形面には楔作用の力が発生す
るが、剛性が小さく曲がりやすいときには、第3
図a,b,cに略示するようにリブを一体的に形
成し、ステイツフナーとしてもよい。 第4図は、第1図の接続クランプ10を矩形の
角形フランジ7とは長短辺比が異なる別の角形フ
ランジに適用した場合の概念図を示すもので、リ
ング11a,11b,12a,12cの取付角度
が異なつている。このように、角形フランジの大
きさ、形状が似たものについては同一の接続クラ
ンプ10が使用できる。 本考案によるクランプ10の使用状態を説明す
ると、第5図において、オーガ式製氷機20の冷
凍ケーシング21の上端に連結した角形断面の放
出口23と、氷放出シユート25とが接続クラン
プ10で接続されている。 断熱材で囲まれた冷凍ケーシング21内で、回
転刃をもつオーガ22が回転し、ケーシング21
の内壁面に氷結した氷を掻き取り、氷放出口23
へ氷が押し出される。冷凍ケーシング21内の製
氷水は水分のみが凍結するので、冷凍ケーシング
に残つた不凍残水は不純物濃度が徐々に高くなる
ことが知られている。そのため、氷放出口23に
送られた氷には、不凍残水が含まれていて、不純
物濃度も高いので、これが漏出し析出すると腐食
を生じさせる。しかし、パツキン27を挟んで、
クランプ10によつて連結された氷放出口23と
シユート25とは、ボルト及びナツトを締め付け
ることにより水密に連結し、不凍残水の漏出を完
全に防止する。 従来、不純物濃度の高い残水の漏出及びこれに
よる周辺各部への悪影響の不安があつたが、前記
クランプ10の使用により、それ等が完全に解消
した。
【考案の効果】 本考案によれば、ループ状端部に遊動自在に結
合されたリング部を含み自由度の大きい屈曲連結
部材により力が伝えられ、且つ接近・離反部材及
び当て部材が多角形断面のパイプの角形フランジ
外面に接し、摺動するので、適切、十分な連結力
が得られる。更に、一つ又は二つの少ない締結部
材のみを緊緩すればよいので、接続作業が容易に
できる。加えて、パイプの角形フランジに合わせ
て当て部材、接近・離反部材をV断面に形成すれ
ば、更に優れた水密連結機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の全体図、第2図
は、第1図の矢印の方向からみた部分側面図、
第3図a,b,cは、第1図のものの部分改変
図、第4図は、第1実施例の異なる取付状態を示
す説明図、第5図は、本考案による接続クランプ
の使用説明図、第6図は、従来装置の一例を示す
全体斜視図、第7図は、従来装置の他の例を示す
全体図、第8図は、第7図の従来装置の部分断面
図である。 1……締付ボルト(締結部材)、3,5……エ
ンドスライダー(接近・離反部材)、3′,5′…
…金具(接近・離反部材)、3b,5b……ルー
プ状端部、7……角形フランジ、9a,9b,9
c……クランプスライダー(当て部材)、9a′,
9b′,9c′……金具(屈曲連結部材)、10……
接続クランプ、11a,11b……チエーンリン
グ(リング部)、12a,12b……チエーンリ
ング(リング部)、14……ナツト(締結部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の多角形断面パイプの隣接する端面にある
    1対の角形フランジを互いに対峙させて継ぎ合わ
    せ接続するための接続クランプにおいて、前記各
    角形フランジの外面の一つに摺動自在に接触し締
    結部材を介して互いに接近及び離反自在に配置さ
    れる接近・離反部材と、前記角形フランジの他の
    複数の外面にそれぞれ接する複数の当て部材と、
    隣り合う前記当て部材同士、並びに前記当て部材
    及び前記接近・離反部材を相互に連結して全体を
    バンド状に構成する複数の屈曲連結部材とを備
    え、該屈曲連結部材は、隣り合う前記当て部材の
    隣接する端にあるループ状端部と、前記接近・離
    反部材の互いに離間した端にあるループ状端部
    と、隣接するループ状端部同士に遊動自在に結合
    されるリング状部とからなることを特徴とする多
    角形断面パイプの接続クランプ。
JP1988015765U 1988-02-10 1988-02-10 Expired - Lifetime JPH0523913Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102971503A (zh) * 2011-07-05 2013-03-13 株式会社小松制作所 废气净化装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5663182A (en) * 1979-10-15 1981-05-29 Commissariat Energie Atomique Pipe coupling having chain collar
JPS6212950U (ja) * 1985-07-05 1987-01-26

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