JPH05238470A - 多胴船 - Google Patents

多胴船

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JPH05238470A
JPH05238470A JP4327030A JP32703092A JPH05238470A JP H05238470 A JPH05238470 A JP H05238470A JP 4327030 A JP4327030 A JP 4327030A JP 32703092 A JP32703092 A JP 32703092A JP H05238470 A JPH05238470 A JP H05238470A
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JP
Japan
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hull
ship
wing
multihull
water
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JP4327030A
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Jens Herman Jorde
− ヘルマン ヨルデ イエンス
Eilev Instanes
インスタネス エイレブ
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Kvaerner Fjellstrand AS
Original Assignee
Kvaerner Fjellstrand AS
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Publication date
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    • B63B1/02Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement
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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航行特性を改善した胴船を提供すること、 【構成】 2つの細い、対称配置の船体(1,2)を有
した多胴船であって2つの水中における横方向の翼
(4,5,11)を設けている。前記翼(4,5,1
1)は下方へ突出した支柱(6,7,12,13)によ
ってキール面より下に位置しており、各々の船体は前部
においては枢軸運動可能な支柱(6,7)によって分離
的な前翼(4,5)を、後部においては支柱(12,1
3)によって共通の後翼(11)を取付けられている。
これらの翼はアクチュエータ作動のフラップ(9)を有
している。後部支柱(12,13)の下部にはウォータ
ージェットの入口(14)が設けられている。前記後部
支柱は水中で前方かつ下方へ傾斜した形状を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つの細い、対称配置に
なる船体を有し、前記船体には水中の横方向の翼あるい
はフォイルが設けられ、前記翼は、通常の走行速度時に
は、船の喫水と、船の釣合いと、移動とを全て6つの自
由度において画定するのに寄与している多胴船に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速船、即ち、単胴船、水中翼船、双胴
船、空気クッション船、空気クッション双胴船などの全
領域における非常に速い開発ペースの中では、民事およ
び軍事利用の両方において、より速い速度に対するニー
ズが強調され、航行特性が改善されてきた。
【0003】上述してきた型の高速船は少なくとも25
ノット(時速46.3km)の速度と、少なくとも20m
の長さとを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水中と移動する船は水
線より下の濡れ面において摩擦抵抗を受ける。船の速度
が増加すると、船体の水中移動によって生じる摩擦力は
限界に到達するまで増加し続け、この限界点においては
その摩擦力はより速い速度を達成する実質的な制限要素
となる。従って、船の推進のためのエネルギーも増加す
る。
【0005】速度に加えて、船の効率に影響を与える第
2の重要な要素は、船のいわゆる釣合いを維持すること
の可能性である。釣合いは船が静止している場合を想定
して設計される上での条件である。排水型の船の場合に
は、この釣合いは船の水中速度に応じて大きく変化する
であろう。実際的な理由から、甲板や、装備等は、船が
静止している時でも航行している時でも、水平方向に関
してほぼ同一の関係を維持していなければならないとい
う点が好都合である。
【0006】またさらに大型の船に関してもさらに速い
速度を要求することが着実に増加していることが、多か
れ少なかれプレーニング向きの船体の開発につながって
きている。しかしながら実際的には、プレーニング向き
の船体は比較的小さな船にしか適していない。船の速度
が増加したときに、船体のプレーニング表面が船を水中
で浮上させることになる。
【0007】濡れ面積が減少し、従ってまた摩擦抵抗が
減少する。このことによって抵抗が極めて大きく減少す
る。しかしながら、常にかなりの面積の濡れ面が存在
し、付随的な抵抗が伴うので、この場合でも釣合いの制
限でマイナス要素として作用してくる。速度が増加して
くると、極めて流線的になっているプレーニング表面に
沿って流れてくる水ですら摩擦を受けることになるであ
ろう。この摩擦力は速度と共に増加し、達成可能な速度
レベルを制限することになるであろう。しかしながら、
プレーニング向きの船にとって最大の欠点は、海中にお
ける船の底より下にかかる圧力であり、この圧力は非常
に大きくて、船の中での動力的な機械装置に影響してく
ることがある。特に好ましくない条件の下では、それは
また船体自身の損傷に到ることもある。
【0008】最近の10年間で水中翼船と双胴船の開発
が特に急速に加速されてきている。水中翼船の特性とし
て、それらには飛行機と同じように支持翼が設けられて
おり、その支持翼が水中を移動するときに浮上力を与
え、これによって最終的には船体自身が水面から浮上さ
れ、その航行速度においては水中翼船は水面上を飛行す
ることになるであろう。
【0009】多胴船、例えば、双胴船は、各々の船体が
重要な流体動力学的な条件を考慮にいれて設計されてい
て、流体静力学的な条件は船体を適当に分割することに
よって対応することができるという概念に基づいてい
る。この可能性は単胴船の場合には存在せず、その理由
は流体動力学上の条件と、流体静力学上の条件とを同一
の船体で吸収しなければならず、従って主なパラメータ
を選択する場合に矛盾が生じるからである。またある種
の浮上力を得るために双胴船の間にトンネルを利用しよ
うという試みもあり、この場合は双胴船が走行するとき
にトンネル内を貫通する空気の流れを利用するものであ
る。多胴船のおもな利点はその大きな安定性にある。
【0010】さらに開発する過程の中で水中翼船と双胴
船との各種の組合わせがあることが示唆されてきている
のは単に自然の理であり、即ち、水中において前後の横
方向の翼を設けた双胴船体を有した船が、走行速度にお
いて船の浮上力と釣合いとを画定することになる。本発
明は個々では双胴船の優れた安定性と水中翼船の技術と
を組合わせることを可能にしており、従って高速走行時
に双胴船体は水から浮上され、水中翼船の双胴船は水面
の上を飛行することになり、また速度が低下、あるいは
完全停止すると、それは従来型の双胴船のような振舞い
をするであろう。
【0011】しかしながら、水中翼船の双胴船が操作す
ることのできるより高速度になると、操作特性的にも構
造特性的にも幾つかの問題が生じることになるが、この
ことは後で説明することにする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、2つの
細い、対称配置になる船体を有し、前記船体には水中の
横方向の翼あるいはフォイルが設けられており、前記翼
が、通常の走行速度時には、垂直方向におけると同様に
縦方向軸線および横方向軸線の周りでの船の動きを制御
している、そのような多胴船が提案されており、前記翼
は下方に突出した支柱によってキール面よりも下に、か
つキール面から離れて位置し、各々の前記船体には垂直
軸線の周りでの枢軸運動を制限するために船体から下方
へ突出したそれぞれの制御支柱によって、分離的な前翼
が設けられており、また各々の船体は、船尾において、
各々の船体から下方へ突出した後部支柱によって支持さ
れた共通の後翼に連結されている。
【0013】理論と試行とを通じて、前部の支持表面に
関してより小さなアスペクト比(翼の長さと弦との比)
を有していることが都合良いということがわかってお
り、このことは与えられたトリム角が前翼よりも後翼に
より大きな浮上力をつくり出す事を意味しているので、
従って上記のことはこのトリム角を減少することに寄与
している。前部の支持表面を2つの部分に分割すること
により、この利点はさらに強調される。これらの部分は
2つの独立的な支持表面あるいは翼として認識され、そ
れらの各々はそれ自身の制限された枢軸運動可能な支柱
によって支持されている。関連する支持翼を備えた分離
的な支柱は浮遊物体との衝突から生じるのみならず海か
らの衝撃や加速力によっても生じる荷重/伸びを都合よ
く吸収することができるようになっている。通常の角度
的なたわみは±5度の範囲内にあり、最大で±10度
で、これは緩衝効果をもたらし、正確には変化する荷重
を支えることを目的としている。通常の操作においては
これらの5度という値は越えてはならない。実際的には
前部支柱は前部のかじとして機能するであろう。そのよ
うな前部のかじはそれ自身で不安定性を系統内にもちこ
むことになるが、それらが制御可能であり、枢軸運動可
能であるという事実によって、これらの前部のかじを船
の全体的なバランス装置の中へ組込むことが可能とな
り、それによって効果的な操縦機能を達成することがで
きる。
【0014】前部支柱の制御された、制限的な枢軸運動
はまたカーブを切った際の速度に関してもうまく利用さ
れ、利点となるのは直線コースにおける船のバランスの
問題だけではない。新しい船をカーブを切る際にうまく
運転するために、ローリングとかじとを組み合わせる、
即ち、船に縦揺れを与えるために船を横揺れさせる。
【0015】前部支柱が枢軸運動可能であるので縦揺れ
の半径はかなり減少されるであろう。各々がそれ自身の
船体に連結された分離的な前翼を用いると、全方向のね
じり力が細い、流体動学的に設計された支柱と翼とには
伝達されないので、強度に関係する問題が解決される。
2つの分離的な支柱と翼とを有していることの特別な利
点は、1つの支柱/翼装置が壊れても、船をその位置に
維持できて、3点支持状態で飛行することができるとい
う点にある。さらに、短い支柱が荷重/伸びを減少させ
ることに役立つことがある。
【0016】ここで参考にしているような、高速で操作
される型の船に関しては、垂直方向の運動を制御するこ
とができるということが重要である。このことは、後部
における浮上力に影響を与えかつ調節する作用をする後
部共通支持表面あるいは翼によってうまく達成すること
ができる。支柱翼におけるアクチュエータ作動の翼フラ
ップが翼の操作モードを改良するであろう。同時に共通
の後部支持表面は、おおげさにいえば、船体が壊れてし
まうという恐ろしい危険性、後部において最も明らかに
なっている危険性に対する安全防護装置を効果的に提供
することになるであろう。
【0017】本発明によると、各々の分離的な前翼がア
クチュエータ作動(操縦)のフラップを有していること
が特に有利である。この装置によって、前翼の浮上効果
に対して有利に影響を与えることが可能となり、また流
体動学的な抵抗を減らし、ローリングとピッチングの安
全性も増大させることが可能となる。前部と後部とに翼
フラップを設けることは、海における船の動きを大きく
改善するであろう。前記アクチュエータは支柱と翼との
間の移行部分にうまく設けても良い。(力に対するより
短くてより効率的な移行路)
【0018】航行速度においては、船の船体は浮上さ
れ、乱れていない水面の丁度上に位置するようになる。
この状態における推進力は高い効率を有したウォーター
ジェット集合体によってうまく与えられており、本発明
においては、この関係で、ウォータージェットの入口を
後部支柱のそれぞれの最下部における水中部分に設ける
ことが示唆されている。後部支柱は前方に向かっている
こと、即ち、それらが水中において下方かつ前方に傾斜
していると特に有利である。支柱内での水の流路と流れ
やすくした支柱の形状との組合わせは、上述した特別な
特徴を有した船が水面上力低く走行することができると
いう事実によって可能となる。従って、水の入口が海中
でできるだけ深く位置しているので海中での操作中に空
気を内部へ吸引するという危険性はほぼ零にまで減少
し、同時に、支柱が前方へ向かった形状になっているこ
とによって、水は入口からウォータージェットの出口に
まで流速変化を最少にして流れるようになる。
【0019】本発明によると、各々の後部支柱を、関連
する船体の中でアダプター枠によって取付けている点が
利点である。これは船体がアルミニウム、あるいは弾性
の低い材料でできている場合には特に有利な構造的な解
決策であり、その理由は、例えば鋼でできたアダプター
枠がそれぞれの後部支柱を船体に対して有効な力を組込
みながら固定的に取付けることを可能にするからであ
る。
【0020】さらに、本発明によると、各々の船体は船
尾の底部にいわゆるステップ部を有していることが利点
である。そのようなステップ部は圧力勾配に関してゆる
やかな移行を提供することになるが、この圧力勾配はよ
り従来的な船体になると、船体の後部が部分的に水中、
部分的に水上にある場合には、負の圧力効果と垂直力と
を発生させる結果となる。ステップ部が存在すると、浮
力をステップ毎に減少させたり、あるいは後部を緩やか
にステップ毎に上昇させたりすることができる。知られ
ているように、支柱は、速度が増加すると、プレーニン
グ速度に到達するまで、それ自身で水の中へ下降しよう
とする固有的な傾向を有している。
【0021】
【実施例】本発明とその利点を添付図面を参照しながら
さらに詳細に説明する。
【0022】図1から図3に示した双胴船は、2つの双
胴船体1,2を有し、これらは中心部の共通の船体ブリ
ッジ部材3から下方へ延在している。各々の双胴船体
1,2は鋭い点状の船首を有した設計になっており、水
線は非常に細くなっていて、底部の立上がり角度は大き
く特に各々の双胴船体の最先端部分ではそうなってい
る。
【0023】各々の船体1,2の前部には、それぞれの
下方へ突出した支柱6,7に支えられた、分理的な、横
方向の対称的な前翼4,5が設けられている。各々のそ
のような支柱6,7は垂直軸線の周りで枢軸的に適当な
方法(図示せず)で取付けられており、各々の支柱は、
この点に関して、それ自身のアクチュエータ8に連結さ
れている。このアクチュエータは、通常操作時におい
て、関連する支持6あるいは7を、前記垂直軸線の周り
で案内的に±5度の枢軸運動をさせることができ、同時
に、外部的な要因で生じる支柱の枢軸運動を±10度の
角度範囲に亘って減衰させることができる設計になって
いる。
【0024】各々の前部支柱翼4,5はその後部エッジ
に設けられたトリムフラップ9を有している。フラップ
9を制御的に駆動するために、支柱の下部の中にはそれ
ぞれの支柱6,7の下部を構成しているハウジング10
の中に、アクチュエータ(あまり詳細には図示していな
い)が位置している。各々の支柱翼4,5は、各々の設
けられた支柱6,7における縦方向の中心面の周りにお
いて横方向に対称になっており、幅Bの広がりを有して
いる。
【0025】各々の船体1,2の船尾には、各々の船体
1,2から下方へ突出した支柱12,13によって支え
られた共通の後翼11が設けられており、これもまた前
翼に関して上述したような制御された翼フラップを有し
ている。これら2つの後部支柱12,13は、図示した
ように、下方前方へ傾斜した設計になっている。この形
状は、各々の後部支柱12,13が、その支柱としての
機能に加えて、ウォータージェットの取入れ口として都
合よく利用できるようにと言う理由から選ばれた。従っ
て、各々の後部支柱12,13のそれぞれの最下部の水
中部分においては、ウォータージェットの入口14が形
成され、この入口を通って水が支柱内の均等に曲がった
導入管15の中へ流入し、後端にあるそれぞれのウォー
タージェット集合体16にまで流れる。このウォーター
ジェット集合体16は、それ自身よく知られた方法で設
計され、この点に関して、動力源17に連結されたイン
ペラを有している。
【0026】各々の後部支柱12,13は、アダプター
枠18を介して、関連する船体1,2にそれぞれ固定的
に締め付けられている。この実施例においては、双胴船
体1,2はアルミニウムでできている。後部支柱12,
13は(前部の分離的な支柱翼支柱6,7と同様に)鋼
でできており、それぞれの船体に対する後部支柱の取付
けは、そのようなアダプター枠を使用することによって
かなり容易になっており、このことは図1に加えて図4
および図5を参照すると良い。前記アダプター枠は鋼で
できており、適当な内張/平滑化材料でできた中間層1
9とともに、船体1の中に固定的に取付けられている
(図5)。後部支柱13もまた鋼でできており、アダプ
ター枠に取付けられている。このアダプター枠が、船体
と後部支柱との間の取付け/適応という問題を優れた方
法で解決するであろう。前記アダプター枠は、もちろ
ん、後部支柱13における水流管15に適用される適当
な開口20を有した設計になっており、ウォータージェ
ット推進装置を通して水を導入するようになっている。
【0027】図1には双胴線の水線(VL)と基線(B
L)が引かれている。双胴船が静止している時には、そ
の水線は(VL)であろうことは明らかである。船が出
発して、徐々に速度を増していくと、双胴船体1,2は
浮上し、最終的には全体的に自由に走行、即ち、それら
はその基線(BL)が乱されてない水線より上へくるよ
うに浮上されるであろう。各々の船体1,2の船尾部に
はステップ部21,22が設けられており、これらは排
水中の位置と、浮上中の位置との間の船体の必要な移行
に関して有利になるであろうし、また、従って、制御力
をより正確に用いることを可能にするであろう。上昇中
と下降中との両方において、前記ステップ21,22は
浮力/浮上に関する穏やかな移行に役立つであろう。
【0028】本発明は双胴船として今まで図示、記述さ
れている。双胴船の実施例が最も実際的な実施例と考え
られるが、本発明は、もちろん、例えば、3胴船、即
ち、中央部の第3の船体を有した船にも適用できるであ
ろう。図3の点線で示したように、後翼には追加の中央
支柱を設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による双胴船の側面図。
【図2】図1の双胴船の前面図。
【図3】双胴船の後面図。
【図4】アダプター枠の底面図。
【図5】図4に示したアダプター枠を配置した後部船体
部分の概略断面図。
【符号の説明】
1,2 船体 4,5,11 翼 6,7,12,13 支柱 8 アクチュエータ 9 フラップ 14 ウォータージェット入口 15 導入路 16 ウォータージェット集合体 18 アダプター枠 19 中間層 21,22 ステップ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多胴船であって、細い、対称配置になる
    船体(1,2)を有し、前記船体には水中の横方向の翼
    あるいはフォイル(4,5,11)が設けられ、前記翼
    は、通常の走行速度時には、船の喫水と、船の釣合い
    と、移動とを全て6つの自由度において画定するのに寄
    与し、前記翼(4,5,11)は下方に突出した支柱
    (6,7,12,13)によってキール面(BL)より
    も下に、かつキール面から離れて位置し、前記船体
    (1,2)は、船尾において、各々の船体から下方へ突
    出した後部支柱(12,13)によって支持された共通
    の後部翼(11)に連結されているその多胴船におい
    て、各々の前記船体(1,2)には、垂直軸線周りの枢
    軸運動を制限するために、船体から下方へ突出するそれ
    ぞれの制御された支柱(6,7)によって、分離的な前
    翼(4,5)が設けられていることを特徴とする多胴
    船。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多胴船において、各々の
    分離的な前翼(4,5)はアクチュエータ(8)操作に
    よるフラップ(9)を有している多胴船。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多胴船において、前記後
    翼はアクチュエータ操作によるフラップを有している多
    胴船。
  4. 【請求項4】 請求項2あるいは3記載の多胴船におい
    て、前記アクチュエータ(8)は支柱と翼との間の移行
    部に位置している多胴船。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3あるいは4記載の多胴
    船において、ウォータージェット(16)操作を有し、
    後部支柱(12,13)のそれぞれの最下部の水中部分
    におけるウォータージェット入口(14)が設けられて
    いる多胴船。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の多胴船において、各々の
    後部支柱(12,13)は水中で下方かつ前方へ傾斜し
    ており、ウォータージェット入口(14)からその上方
    に設けられたウォータージェット集合体(16)までの
    びた水流の導入路(15)を有している多胴船。
  7. 【請求項7】 請求項5あるいは6記載の多胴船におい
    て、各々の後部支柱(12,13)はアクチュエータ
    (18)によって関連する船体(2,1)に取付けられ
    ている胴船。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の多胴船において、アクチ
    ュエータ(18)と関連する船体(1,2)との間に
    は、中間の層/円滑化材料(19)が設けられている多
    胴船。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか1項記載
    の多胴船において、1あるいはそれ以上の船体(1,
    2)は、船尾部分の底部においてステップ部(21,2
    2)を有している多胴船。
JP4327030A 1991-12-05 1992-12-07 多胴船 Pending JPH05238470A (ja)

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NO914789A NO175199C (no) 1991-12-05 1991-12-05 Flerskrogfartöy

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EP (1) EP0545878B1 (ja)
JP (1) JPH05238470A (ja)
KR (1) KR100216452B1 (ja)
CN (1) CN1040308C (ja)
AU (1) AU656247B2 (ja)
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