JPH05236385A - ビデオ装置 - Google Patents

ビデオ装置

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JPH05236385A
JPH05236385A JP4262666A JP26266692A JPH05236385A JP H05236385 A JPH05236385 A JP H05236385A JP 4262666 A JP4262666 A JP 4262666A JP 26266692 A JP26266692 A JP 26266692A JP H05236385 A JPH05236385 A JP H05236385A
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JP
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contrast
signal
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user
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Pending
Application number
JP4262666A
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English (en)
Inventor
William A Lagoni
アダムソン ラゴーニ ウイリアム
Robert Lawrence O'brien
ローレンス オブライエン ロバート
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Technicolor USA Inc
Original Assignee
Thomson Consumer Electronics Inc
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Publication date
Application filed by Thomson Consumer Electronics Inc filed Critical Thomson Consumer Electronics Inc
Publication of JPH05236385A publication Critical patent/JPH05236385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/57Control of contrast or brightness

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 コントラスト部9は、利用者用コントラスト
制御ユニット15およびコントラスト自動制御ユニット
39により制御される。利用者が、最大コントラスト制
御レベルに相当する一定の閾値レベルよりも高くコント
ラスト制御レベルを設定すると、コントラスト自動不能
化ユニット41はコントラスト自動制御ユニット39の
動作を非作動化する。 【効果】 白スポットのブルーミングが抑制され、一定
の閾値レベル以下のコントラスト制御範囲について鮮鋭
な画像が得られると共に、利用者の好みにより、コント
ラスト制御レベルが閾値レベル以上に設定されるとき最
大白画像成分が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンシステム
に用いられる自動制御回路の動作を打消す装置に関し、
特に、利用者による制御設定値に応じて自動制御回路の
動作を打消すビデオ装置に関する。
【0002】
【発明の背景】最近のテレビジョン受像機では、例え
ば、再生画像のコントラストを自動的に制御することに
より“白色スポットのブルーミング(焦点ぼけ)”を防
止することが望ましい。典型的には、受像管が引き込む
ビーム電流を感知してビーム電流が予め定められたレベ
ルを超えるとコントラストを減少させるビーム電流自動
制限システムによりコントラストを制御する。このよう
なシステムは、1979年9月4日にディー・エイチ・
ウィリス氏に付与された米国特許第4,167,026
号に述べられている。またコントラストは、ルミナンス
信号のようなビデオ信号の最大振幅を感知してビデオ信
号の振幅が予め定められた閾値レベルを超えた時にコン
トラストを減少させる白ピーク自動制御システムによっ
ても制御される。白ピークに応答するコントラスト自動
制御装置は、テレビ・スタジオあるいは“オンスクリー
ン”表示を備えたVCRから供給される、例えば、文字
情報に対応する過大な白ピークが画像の小面積の中に含
まれている時に、スポットブルーミングの発生を抑え
る。このようなシステムは、1990年12月25日に
ダブリュ.エイ・ラゴーニ氏に付与された米国特許第
4,980,756号に述べられている。
【0003】コントラストの減少は再生画像の主観的輝
度を減少させることが認識される。特に、例えば、文字
に対応する予め定められたレベルを超える白ピークが再
生画像に含まれているとき、ルミナンス信号の振幅を減
らすためにコントラスト自動制御を行うことは望ましい
が、中間範囲のルミナンス振幅も減じられる。その結
果、コントラストおよび主観的輝度が減少する。この問
題を解決するために、非線形振幅制御部を使用すること
が知られており、これはコントラスト制御ユニットと縦
続結合され、ルミナンス信号の平均値の関数として、高
振幅のルミナンスレベルに比べて中間範囲の振幅のルミ
ナンスレベルをダイナミックに強調する。その結果、過
大な白方向ピークを有するが平均ルミナンスレベルの低
い画像の場合、白方向ピークの振幅が減少するのと同時
に、中間範囲のルミナンスレベルの振幅は増加する。こ
のようにして、“白スポットブルーミング”(および受
像管の蛍光体とドライバの飽和)は最小限度にされると
共に、主観的に鮮鋭な明るい画像が得られる。このよう
なシステムは、1990年12月25日にダブリュ・エ
イ・ラゴーニ氏に付与された米国特許第5,003,3
94号に詳しく述べられている。
【0004】
【発明の概要】上述したダイナミック・ビデオシステム
は過大なピーク白信号によるスポットブルーミングを、
中間レベルのルミナンス信号に不当な影響を及ぼさず
に、抑止するのに効果的であるが、コントラスト自動制
御装置はシステムの最大達成可能な動作を制限するよう
に働らくこともある。例えば、投射型テレビジョンシス
テムでは、コントラストを自動的に減少させる回路は、
或る状況の下では、最大光出力を最大コントラスト設定
値で発生させたいという利用者の希望に反するように働
らくことがある。別の見方をすると、投射型テレビジョ
ンシステムを購入する利用者は、スポットブルーミング
には特に関心を持っていないが、投射型テレビジョンシ
ステムが最大コントラスト設定値で最大光出力を供給す
るように動作することには関心を持っていることがあ
る。
【0005】本発明の特徴によれば、利用者の好みに従
ってテレビジョンシステムを動作させるために、コント
ラスト制御設定値を感知し、設定値が、例えば、最大コ
ントラスト設定値に相当する、予め定められるレベルに
ある時またはこのレベルを超えた時、コントラスト自動
制御装置の動作を不能にする装置が設けられる。このよ
うにして、表示装置の最大光出力がコントラスト自動制
御部により制限されることはない。
【0006】本発明のもう1つの特徴によれば、コント
ラスト自動制御装置のような自動制御装置を動作不能に
する回路が設けられる。この回路には、利用者用コント
ラスト制御装置と自動制御装置との相互作用で発生され
る信号とは無関係に、コントラスト制御レベルのような
利用者による実際の制御レベルを表わす信号を発生する
感知要素と、利用者による制御レベルを表わす信号が予
め定められる閾値に達した時を判定する比較要素とを含
んでいる。
【0007】本発明のこれらの特徴は添付した図面と関
連して以下に詳しく説明する。
【0008】これらの図面で、同一のまたは類似した要
素には同じ参照番号を付けてある。
【0009】
【実施例】図1に示すテレビジョンシステムにおいて、
例えば、くし型フィルタ(図示せず)により複合ビデオ
信号から得られる、分離されたルミナンス(YIN)信
号成分とクロミナンス信号成分は、ビデオ信号処理部の
それぞれの入力端子1および3に結合され、ここで画像
を再生するために処理される。
【0010】ルミナンス入力信号成分(YIN)は、
“白伸長”部5、ピーキング部7、コントラスト部9お
よび輝度部11を含んでいる、直列のルミナンス信号処
理部で処理され、処理済みルミナンス出力信号(Y
OUT)を発生する。簡単に言うと、白伸長部5は非線
形利得制御機能を行い、ルミナンス信号の比較的振幅の
高い部分よりも比較的振幅の低い部分をより多く増幅す
る。図1に示すテレビジョンシステムでは、白伸長機能
は、処理済みルミナンス出力信号(YOUT)の平均レ
ベルに応答してダイナミックに制御される。これを行う
目的で、白伸長部5のための白伸長制御電圧は、処理済
みルミナンス出力信号YOUTに応答して白伸長制御ユ
ニット6から発生される。白伸長部5および白伸長制御
ユニット6の機能と動作は、前述の米国特許第5,00
3,394号に詳しく説明されている。ピーキング部
7、コントラスト部9および輝度部11は、テレビジョ
ン業界で知られている従来の設計と機能を有するもの
で、それぞれ、画像の変移すなわちエッジの鋭さに相当
するルミナンス出力信号(YOUT)の高周波成分、画
像のコントラストに相当するYOUTの振幅、および画
像の輝度に相当するYOUTの直流分を制御する。
【0011】利用者用のピーキング制御ユニット13、
コントラスト制御ユニット15および輝度制御ユニット
17は、利用者が画像のそれぞれの特性を手動で調節で
きるように設けられている。利用者用制御ユニット1
3、15および17は、各々、それぞれのルミナンス信
号処理部のための直流制御電圧を発生し、その目的のた
めに、それぞれのポテンシオメータを含んでいる場合も
ある。あるいは、最近のテレビジョンシステムで普通に
行われているように、各利用者は、図2と図3に示すよ
うに、マイクロプロセッサにより制御されるそれぞれの
ディジタル/アナログ変換器を含んでいることもある。
マイクロプロセッサは、画像の特性に対応する、利用者
により開始されるコマンドをキーボードから受け取る。
キーボードはリモートコントロール送信機に取り付けら
れる。
【0012】クロミナンス入力信号成分(CIN)は、
色復調器と、飽和(振幅)処理ユニット(図示せず)
と、色相処理ユニット(図示せず)とを含んでいるカラ
ー信号処理部19で処理され、低レベルの赤、緑および
青の色差信号(r−Y、g−Yおよびb−Y)を発生す
る。色差信号はI信号とQ信号であることもある。飽和
および色相処理は、ここに図示されていない要素により
手動および/または自動的に制御される。色差信号(r
−Y、b−Y、g−Y)および処理済みルミナンス出力
信号(YOUT)はマトリックス21に結合されここで
合成されて、低レベルの赤、緑および青のカラー信号
(r、g、b)を発生する。
【0013】テレビジョンシステムの一部(例えば、コ
ントラスト9、輝度部11、カラー信号処理部19およ
びマトリックス21)は、ブロック23で表わされる単
一の集積回路(IC)の中に含まれる。種々の信号入力
および出力端子は小さい丸で表わされている。
【0014】低レベルのr、gおよびbカラー信号は、
それぞれのドライブ増幅器(DR)25r、25g、2
5bにより増幅され、赤、緑、青の別個の受像管29
R、29G、29Bと投射光学系(図示せず)とスクリ
ーン(図示せず)とを含んでいる投射型装置のような表
示装置27を駆動するのに適する、高レベルのR、G、
Bカラー信号を発生する。本発明は、投射型テレビジョ
ンシステムに関して説明されているが、直視型テレビジ
ョンシステムにも利用できる。直視型の場合、高レベル
のR、G、Bカラー信号は共通の受像管のそれぞれのカ
ソードに結合される。
【0015】簡略化のために図示されていないが、この
テレビジョンシステムは、ルミナンス入力信号
(YIN)中に含まれている水平/垂直同期パルスを取
り出す、同期信号処理部を含んでいる。同期パルスは、
偏向/高電圧部31で処理され、受像管29R、29G
および29Bのための偏向信号を発生すると共に、必要
なアルタ動作電圧を発生する。また同期パルスを処理し
て、水平/垂直帰線消去パルスを得る。水平/垂直帰線
消去パルスは、例えばマトリックス21内で、低レベル
のr、g、b信号のそれぞれの帰線期間の中に挿入さ
れ、表示装置27は、水平/垂直帰線期間の間、帰線が
目に見えないように“ブランク”にされる。
【0016】先に述べたように、“白スポットのブルー
ミング”を避けるために、電子ビーム電流を制限するこ
とが望ましい。典型的には、これを達成するためには、
受像管が高圧電源から引き出す平均電流を感知し、ビー
ム電流制御電圧を発生して、再生画像のコントラストと
輝度のうちの1つまたはこの両方を減少させる。これ
は、図1に示すテレビジョンシステムでは、ビーム電流
自動制限ユニット33により行われる。ビーム電流自動
制限ユニット33は、前述の1979年9月4日に付与
されたディー・エイチ・ウィリス氏による米国特許第
4,167,025号に開示されているように構成され
る。ビーム電流制限動作は、典型的には、順次動作であ
って、最初にコントラストが減じられてから、輝度がコ
ントラストと共に減じられるか、または輝度だけが減じ
られる。コントラストと輝度が減じられるレベルは、ビ
ーム電流自動制限ユニット33とIC23のコントラス
トおよび輝度制御入力との間にそれぞれ結合されている
閾値デバイス(図1においてはダイオード35と37で
表わされる)により決定される。ダイオード35と37
は通常は非導通であるが、ビーム電流自動制限ユニット
33が発生するビーム電流制御電圧が、約0.7ボルト
下がって、コントラスト制御電圧と輝度制御電圧以下に
なると導通する。ダイオード35と37のうちの1つが
導通すると、画像特性はビーム電流制御信号に応答して
低下する。
【0017】ビーム電流制限ユニット33が行うビーム
電流制限機能に加えて、受像管29R、29Gおよび2
9Bの最大駆動レベルは予め定められた値に制限され
る。これは、ビーム電流の振幅が大きいと電子ビーム・
スポットが非線形に広がるからである。これは、特に図
3に関して以下に詳しく述べるように、コントラスト自
動制御ユニット39により行われる。ユニット39は、
ピーキング部7、コントラスト部9および輝度処理部お
よび11の縦続接続により発生される、処理済みルミナ
ンス出力信号YOUTの瞬時最大振幅を感知し、コント
ラスト自動制御電圧を発生する。YOUTは、利用者に
よるピーキング、コントラストおよび輝度制御手段によ
り影響されるので、未処理のルミナンス入力信号YIN
よりもむしろ処理済みルミナンス出力信号YOUTが利
用される。この形式のコントラスト自動制御手段(“オ
ートピックス”、“ピックス”は“ピクチャー”の省略
形)は、ブルーミングによるハイライト(白い部分)に
おける細部の鮮鋭度の喪失を防止すると同時に、信号の
最大値がブルーミング閾値以下である時コントラストの
高い(従って、主観的に明るい)画像が得られるように
する。この形式のコントラスト自動制御装置は、前述の
1990年12月25日にダブリュ.エイ・ラゴーニ氏
に付与された米国特許第4,980,756号に詳しく
述べられている。
【0018】本発明の特徴によれば、利用者によるコン
トラスト制御設定値を最大コントラストに相当する閾値
を超えて増加させた時、“オートピックス”機能を不能
にする装置も設けられる。更に明確に言えば、図1に示
すテレビジョンシステムは、利用者用コントラスト制御
ユニット15とコントラスト自動制御ユニット39との
間に結合され、利用者がこのテレビジョンシステムを最
大光出力で動作させるようにコントラスト制御手段を設
定したい時、コントラスト自動制御機能すなわち“オー
トピックス”機能を不能にするユニット41を含んでい
る。上述のように、例えば、図1に示すような投射型テ
レビジョンシステムの場合、利用者は、スポットブルー
ミングによる焦点ぼけの可能性があるにもかかわらず、
利用者用コントラスト制御の最大設定値で投射型テレビ
ジョンシステムが最大光出力を供給するのが望ましいと
思うかも知れない。しかしながら、これでは、コントラ
スト自動制御装置のスポットブルーミング防止の利点が
いかなるコントラスト制御の設定値でも得られないこと
になる。従って、通常のコントラスト設定値で画像の鮮
鋭度を維持するためには、利用者用コントラスト制御設
定値を読み取り、利用者用制御設定値に対応してコント
ラスト自動制御機能を選択的に不能にすることが望まし
い。当業者には理解されるように、コントラスト自動制
御機能を無効にする方法は多数あり、そのうちのいくつ
かを図2と図3に関連して説明する。
【0019】図2に示す構成では、コントラスト制御ユ
ニット15は、ディジタル/アナログ(D/A)変換器
を含んでおり、このD/A変換器はディジタル制御語に
応答してアナログ直流制御信号を発生する。D/A変換
器は共通制御用マイクロプロセッサ43を含んでおり、
マイクロプロセッサ43は、ピーキング、コントラスト
および輝度のような種々の機能を制御するのに用いられ
る。コントラスト制御設定値を表わすためにパルス幅変
調または2進レート変調法で符号化されるパルスを含ん
でいるパルス信号は、マイクロプロセッサ43の制御下
で、スイッチ45で表わされるスイッチング要素により
発生され、緩衝増幅器47の入力に結合される。緩衝増
幅器47の出力は、直列抵抗51と並列コンデンサ53
で表わされる低域フィルタ49に結合される。フィルタ
49は増幅器47により発生されるパルス信号を濾波
し、利用者用直流コントラスト制御電圧を発生する。図
示した実施例に関して、処理済みルミナンス出力信号Y
OUTの白方向は正の方向であり、直流コントラスト制
御信号を増加すると利得が増加し、従ってコントラスト
が増加し、コントラスト制御信号を減じると、利得とコ
ントラストが減少するものと仮定している。
【0020】図2に示すように、コントラスト自動制御
ユニット39は白ピーク検出器55を含んでおり、白ピ
ーク検出器55は処理済みルミナンス出力信号YOUT
の白方向の最大値を検出する。白ピーク検出器55の直
流出力電圧は、増幅器/比較器57の1つの入力に結合
される。それを超えるとブルーミングが起こりそうなピ
ークレベルに相当する基準電圧VRPは、増幅器/比較
器57の他方の入力に結合される。白ピーク検出器55
と増幅器/比較器57は、ルミナンス出力信号の最大振
幅が基準電圧VRPを超えると、この最大振幅に応じて
コントラスト制御電圧を減じるように構成されている。
【0021】図2に示す構成では、図1に示すものと全
く同様に、ビーム電流自動制限ユニット33はダイオー
ド35を介してコントラスト部9に結合される。
【0022】低域フィルタ49のコンデンサ53は、利
用者用コントラスト制御ユニット15、ビーム電流自動
制限ユニット33およびコントラスト自動制御ユニット
39により発生されるそれぞれの制御電圧を濾波し蓄積
するために共用される。コンデンサ53に発生される制
御電圧は、制御ユニット15、33および39により発
生される個々の制御電圧の組み合わされたものである。
【0023】図2に示すように、コントラスト自動制御
不能化ユニット41は、緩衝増幅器47の出力に結合さ
れる直列抵抗61と並列コンデンサ63から成る、もう
1つの低域フィルタ59を含んでおり、利用者が設定す
る実際の手動コントラスト制御設定値に相当する直流電
圧を得る。低域フィルタ49のコンデンサ53に発生さ
れるコントラスト制御電圧は、利用者用コントラスト制
御ユニット15とコントラスト自動制御ユニット39お
よびビーム電流自動制限ユニット33との相互作用の結
果として発生されるので、利用者が設定する実際の手動
コントラスト制御設定値と一致しない。低域フィルタ5
9を低減フィルタ49から絶縁するために、緩衝増幅器
47は、エミッターホロワ増幅器のような、出力インピ
ーダンスの低い増幅器であることが望ましい。フィルタ
59から発生される直流電圧は比較器65の1つの入力
に結合される。基準電圧VRCは、コントラスト自動制
御ユニット39が動作不能にされるコントラスト制御設
定値に一致し、比較器65の他方の入力に結合される。
本発明の好ましい実施例では、基準電圧VRCは最大コ
ントラスト設定値と一致する。比較器65の出力はコン
トラスト自動制御ユニット39に結合される。図2に破
線で示すように、比較器65の出力はコントラスト自動
制御ユニット39の種々の部分に結合され、制御ユニッ
ト39の動作を不能にする。従って、例えば、比較器6
5の出力は白ピーク検出器55または増幅器/比較器5
7に結合される。
【0024】低域フィルタ59の出力に発生される直流
電圧(利用者の希望するコントラスト制御設定値を表わ
す)が基準電圧VRCを超えると、比較器65はコント
ラスト自動制御ユニット39を不能にする信号を発生す
る。基準電圧VRCが最大コントラスト設定値に一致す
ると、コントラスト自動制御ユニット39は最大コント
ラスト設定値において不能になる。基準電圧VRCが最
大コントラスト設定値よりも低いコントラスト設定値と
一致すると、コントラスト自動制御ユニット39はその
低い設定値で不能になり、コントラスト制御は、コント
ラスト自動制御ユニット39から干渉されずに、基準電
圧VRCと利用者用最大コントラスト制御電圧との差に
相当する範囲内で得られる。このようにして、このテレ
ビジョンシステムは、第1のコントラスト制御範囲にわ
たりコントラスト自動制御ユニット39の作用でピーク
白スポットブルーミングを生じることなく動作し、コン
トラストが第1のコントラスト制御範囲を超える第2の
制御範囲で調節されるならば(コントラスト自動制御ユ
ニット39による制約を受けずに)このテレビジョンシ
ステムは劇的なピーク白画像成分を生じるように動作す
ることができる。
【0025】先に述べたように、コントラスト自動制御
機能は様々な方法で不能にすることができる。1つの方
法は、処理済みルミナンス出力信号(YOUT)が白ピ
ーク検出器55に結合されないようにすることである。
もう1つの方法は、コントラスト自動制御比較器/増幅
器57のための基準電圧VRPを変更する(高める)こ
とである。更に別の方法は、比較器/増幅器57の出力
に発生される制御電圧がIC23のコントラスト部9に
結合されないようにすることである。更に別の方法は、
白ピーク検出器55の出力信号が比較器/増幅器57に
結合されないようにすることである。図3はこの技術を
実施する構成の概略図を示す。
【0026】図3に示す構成で、エミッタ−ホロワ増幅
器として形成されるPNPトランジスタ67と69は緩
衝器として、コントラスト自動制御ユニット39の白ピ
ーク検出器55と比較器/増幅器57のそれぞれの出力
に結合される。コントラスト自動不能化ユニット41の
比較器65はPNPトランジスタ71を含んでおり、ト
ランジスタ71のベース電極は低域フィルタ59の出力
に結合され、エミッタ電極は動作電圧(+VCC)源に
接続され、コレクタ電極は抵抗73の一方の端に接続さ
れる。抵抗73の他方の端は、エミッタ−ホロワPNP
トランジスタ67のエミッタ電極に接続され、トランジ
スタ67はコントラスト自動制御ユニット39の白ピー
ク検出器55の出力に接続される。抵抗73とトランジ
スタ71のコレクタ/エミッタ導通路は、エミッタ−ホ
ロワPNPトランジスタ67のエミッタ負荷インピーダ
ンスとなる。
【0027】動作において、トランジスタ71は通常は
導通しており、従って、エミッタ−ホロワトランジスタ
67のエミッタ電流に通路を供給する。従って、トラン
ジスタ67は導通しており、白ピーク検出器55の出力
信号は比較器57に結合される。トランジスタ71のペ
ース電極における電圧がエミッタ電極における電圧にほ
ぼ等しくなると、トランジスタ71は非導通となる。図
3に示す実施例において、供給電圧+VCCは最大コン
トラスト制御設定値にほぼ一致する。トランジスタ71
が非導通になると、エミッタ−ホロワPNPトランジス
タ67のエミッタ電流の通路は中断され、白ピーク検出
器55の出力は、比較器/増幅器57の入力から減結合
される。従って、コントラスト自動制御ユニット39の
動作は不能となる。
【0028】ここで述べた実施例に関する種々の変更は
上記の適当な個所に示されている。この他にも種々の変
更が当業者によって行われ得ることを理解すべきであ
る。例えば、利用者によるコントラスト制御設定値は、
マイクロプロセッサに記憶されたコントラスト設定値を
表わすディジタル語から決定することができる。更に、
ここで述べた実施例におけるコントラスト自動制御回路
はビデオ信号の最大振幅に応答するが、本発明は他のコ
ントラスト自動制御回路にも使用できる。更に、図1に
示すテレビジョンシステムのビデオ信号処理部は、白伸
長、ピーキング、コントラストおよび輝度制御機能をル
ミナンス信号で実行するように構成されているが、これ
らの機能のうち1つまたはそれ以上を赤、緑および青色
の信号で個々に行うこともできる。(株)東芝から入手
できるTA7730型ICは、赤、緑および青色の信号
でコントラストおよび輝度制御機能を行うので、この目
的に適している。また、TA7730型ICは、処理済
み赤、緑および青色信号を組み合わせることにより、コ
ントラスト自動制御機能並びに白伸長制御機能に適す
る、ルミナンスを表わす信号を発生する。これらおよび
その他の変更は特許請求の範囲内にあるものと考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が使用されている典型的な投射型テレビ
ジョンシステムのブロック図である。
【図2】本発明と特に関係のある、図1に示すテレビジ
ョンシステムの或る部分の回路の実施例を示す概略図で
ある。
【図3】本発明と特に関係のある、図1に示すテレビジ
ョン受像機の追加的部分の回路の実施例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
5 白伸長部 6 白伸長制御ユニット 7 ピーキング部 9 コントラスト部 11 輝度部 13 利用者用ピーキング制御ユニット 15 利用者用コントラスト制御ユニット 17 利用者用輝度制御ユニット 19 カラー信号処理部 23 単一の集積回路 33 ビーム電流自動制限ユニット 39 コントラスト自動制御ユニット 41 コントラスト自動不能化ユニット 43 マイクロブロセッサ 47 緩衝増幅器 55 白ピーク検出器 57 増幅器/比較器 65 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム アダムソン ラゴーニ アメリカ合衆国 インデイアナ州 インデ イアナポリス ウエスト・エイテイフアー スト・プレイス 4704 (72)発明者 ロバート ローレンス オブライエン アメリカ合衆国 インデイアナ州 インデ イアナポリス イースト・エイテイシツク スス・ストリート 10021

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号に応答して情報を伝達する信号
    の特性を連続的に制御する手段を含んでいる、前記情報
    伝達信号を処理するチャネルと、 利用者の手動調節に応答して手動制御信号を発生する手
    段と、 前記情報を伝達する信号に応答して自動制御信号を発生
    する自動制御信号発生手段と、 前記制御手段が前記手動制御信号と自動制御信号の組み
    合わせに応答して前記情報を伝達する信号の前記特性を
    制御するように、前記手動制御信号と自動制御信号を前
    記制御手段に結合させる手段と、 前記手動制御信号に応答し、前記手動制御信号が予め定
    められる手動制御レベルに一致する時、前記自動制御信
    号を発生する前記自動制御信号発生手段の動作を変更す
    る手段とを含んでいる、ビデオ装置。
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