JPH05236154A - 伝送入出力回路 - Google Patents

伝送入出力回路

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JPH05236154A
JPH05236154A JP3681292A JP3681292A JPH05236154A JP H05236154 A JPH05236154 A JP H05236154A JP 3681292 A JP3681292 A JP 3681292A JP 3681292 A JP3681292 A JP 3681292A JP H05236154 A JPH05236154 A JP H05236154A
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resistance
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Ryoji Maruyama
亮司 丸山
Tetsuya Yamashita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信回路をパワーダウン状態から起動した場
合に発生する雑音の出力を防止し、小型化、低価格化を
達成した伝送入出力回路を提供する。 【構成】 トランジスタTr1のベースに所定のツェナ
ー電圧を有するツェナーダイオードZD1を接続するこ
とにより、トランジスタTr1に供給される所定ツェナ
ー電圧以上の雑音、すなわち送信回路2がパワーダウン
状態から起動された時に発生する雑音を低減し、これに
よりトランジスタTr1のオン抵抗が所定値以下に低下
し、雑音として伝送線に送出されることを防止してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電話回線等の伝
送線に接続される伝送端末装置に使用され、DTMFダ
イアラやFSKモデム等の伝送信号を伝送線に送信した
り、伝送線からの伝送信号を受信する伝送入出力回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の伝送入出力回路は、図5に示す
ように、電話回線等の伝送線に接続される端子T1およ
びT2を有し、該端子を介して伝送線から受信した信号
を供給する例えばDTMFレシーバやFSK復調器等を
有する受信回路3が接続されるとともに、DTMFダイ
アラやFSK変調器等を有する送信回路2が接続され、
該送信回路2からのアナログ伝送信号を処理し、端子T
1,2を介して伝送線に送信するようになっている。
【0003】このような伝送入出力回路は、従来トラン
スを使用して構成されたり、または演算増幅器を使用し
て構成されるものもあるが、消費電力を極力低減し、低
価格で小型であるとともに、入出力交流インピーダンス
が一定で必要な伝送信号以外の雑音成分を出力しないこ
とが重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように構成さ
れる従来の伝送入出力回路においては、伝送信号を出力
する場合に、DTMFダイアラやFSK変調器等の送信
回路2をパワーダウン状態から起動した時に、送信回路
2の出力信号が急激に変化するため、この信号の変化が
雑音信号として出力され、これにより装置が誤動作する
という問題がある。
【0005】また、従来の伝送入出力回路では、電源の
リップル等の影響で技術基準中の「不要送出レベル」、
すなわち伝送アナログ波形の基本波に対する不要雑音成
分を除去することが困難であるという問題がある。
【0006】更に、従来の伝送入出力回路でトランスを
使用したものは小型化、低価格化が困難であり、内部に
使用されている増幅器や演算増幅器の消費電力が大き
く、更に技術基準を満たすには振幅が不足し、5Vや3
Vの電源電圧で動作させることができない等の問題もあ
る。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、送信回路をパワーダウン状態
から起動した場合に発生する雑音の出力を防止し、小型
化、低価格化を達成した伝送入出力回路を提供すること
にある。また、本発明の他の目的は、電源リップル等の
影響による不要雑音成分を除去し、小型化、低価格化を
達成した伝送入出力回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の伝送入出力回路は、伝送線に対する伝送信
号の送受信を行うべく伝送端末装置に接続される伝送入
出力回路であって、伝送線に送信すべきアナログ伝送信
号を非反転入力端子に供給され、該伝送信号を増幅する
演算増幅器と、該演算増幅器の出力信号の交流成分を伝
送線に出力すべく前記演算増幅器の出力側に接続された
交流結合手段と、伝送線に対する交流入出力インピーダ
ンスを決定すべく一端が伝送線に接続された抵抗手段
と、伝送線の線間インピーダンスを可変するオン抵抗を
有するように前記抵抗手段の他端と前記交流結合手段と
の間に接続され、伝送線のインピーダンス、前記抵抗手
段および前記オン抵抗による抵抗分圧回路を構成し、送
信時には伝送信号により前記オン抵抗を変化し、該オン
抵抗の変化により伝送信号を伝送線に送信し、受信時に
は受信交流インピーダンスを決定し、送受信時において
一定の交流入出力インピーダンスを形成する抵抗可変手
段と、該抵抗可変手段と前記抵抗手段との間に一端が接
続され、他端が前記演算増幅器の入力に接続され、交流
量を前記演算増幅器にフィードバックする交流量フィー
ドバック手段と、前記演算増幅器の出力と反転入力端子
との間に接続され、前記演算増幅器の出力信号の直流量
を前記演算増幅器にフィードバックする直流量フィード
バック手段と、前記交流結合手段と前記抵抗可変手段と
の間に接続され、所定電圧値以上の雑音が前記可変抵抗
手段に供給され、該抵抗可変手段のオン抵抗が所定値以
下に低下し、雑音として伝送線に送出されることを阻止
するように制御する制御手段と、伝送線からの受信信号
を交流的に取り出す受信手段とを有することを要旨とす
る。
【0009】また、本発明の伝送入出力回路は、伝送線
に対する伝送信号の送受信を行うべく伝送端末装置に接
続される伝送入出力回路であって、伝送線に送信すべき
アナログ伝送信号を非反転入力端子に供給され、該伝送
信号を増幅する演算増幅器と、該演算増幅器の出力信号
の交流成分を伝送線に出力すべく前記演算増幅器の出力
側に接続された交流結合手段と、伝送線に対する交流入
出力インピーダンスを決定すべく一端が伝送線に接続さ
れた抵抗手段と、伝送線の線間インピーダンスを可変す
るオン抵抗を有するように前記抵抗手段の他端と前記交
流結合手段との間に接続され、伝送線のインピーダン
ス、前記抵抗手段および前記オン抵抗による抵抗分圧回
路を構成し、送信時には伝送信号により前記オン抵抗を
変化し、該オン抵抗の変化により伝送信号を伝送線に送
信し、受信時には受信交流インピーダンスを決定し、送
受信時において一定の交流入出力インピーダンスを形成
する抵抗可変手段と、該抵抗可変手段と前記抵抗手段と
の間に一端が接続され、他端が前記演算増幅器の入力に
接続され、交流量を前記演算増幅器にフィードバックす
る交流量フィードバック手段と、前記演算増幅器の出力
と反転入力端子との間に接続され、前記演算増幅器の出
力信号の直流量を前記演算増幅器にフィードバックする
直流量フィードバック手段と、前記演算増幅器の非反転
入力端子に供給される不要雑音成分を除去すべく前記伝
送信号が供給される前記演算増幅器の非反転入力端子に
接続された第1のフィルタ手段と、前記交流量フィード
バック手段内に設けられ、不要雑音成分が前記演算増幅
器に供給されることを防止する第2のフィルタ手段と、
伝送線からの受信信号を交流的に取り出す受信手段とを
有することを要旨とする。
【0010】
【作用】本発明の伝送入出力回路では、交流結合手段と
抵抗可変手段との間に接続された例えばツェナーダイオ
ード等からなる制御手段によって、可変抵抗手段に供給
される所定電圧値以上の雑音を低減し、これにより抵抗
可変手段のオン抵抗が所定値以下に低下し、雑音として
伝送線に送出されることを防止している。
【0011】また、本発明の伝送入出力回路では、伝送
信号が供給される演算増幅器の非反転入力端子に第1の
フィルタ手段を接続するとともに、交流量フィードバッ
ク手段内に第2のフィルタ手段を設け、不要雑音成分が
演算増幅器に供給されることを防止している。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係わる伝送入
出力回路の回路図である。同図に示す伝送入出力回路
は、電話回線等の伝送線が接続される端子T1,2を有
し、端子T2からコンデンサC1を介して受信回路3が
接続されるとともに、伝送線に送出すべきアナログ伝送
信号を発生する例えばDTMFダイアラやFSK変調器
等の送信回路2が接続され、該送信回路2からの伝送信
号を供給される信号注入回路1および該信号注入回路1
と端子T2との間に接続され、伝送線に対する交流入出
力インピーダンスを決定する抵抗R1を有する。前記信
号注入回路1は、送信回路2からの伝送信号を増幅する
とともに、抵抗R1とともに受信時における交流入出力
インピーダンスを決定している。この抵抗R1は伝送線
が例えば電話回線である場合には電話回線のインピーダ
ンスに整合した600Ωとすることが望ましい。また、
前記受信回路3はFSK復調器やDTMFレシーバ等で
構成される。
【0014】前記信号注入回路1は、送信回路2からの
送信すべき伝送信号を抵抗R4およびコンデンサC5を
介して非反転入力端子に供給され、該伝送信号を増幅す
る演算増幅器OP1を有する。この演算増幅器OP1の
非反転入力端子は電源電圧とアースとの間に直列接続さ
れた抵抗R8,R9の接続点に接続され、直流バイアス
電圧を供給されている。また、演算増幅器OP1の出力
と反転入力端子との間にはフィードバック抵抗R2が接
続され、該反転入力端子はコンデンサC3を介してアー
スに接続され、これにより演算増幅器OP1の出力信号
を該抵抗R2とコンデンサC3とにより平滑し、直流分
のみを演算増幅器OP1の反転入力端子に供給し、平衡
状態に設定している。
【0015】更に、演算増幅器OP1の出力信号はコン
デンサC2を介して交流分のみが取り出され、トランジ
スタTr1のベースに供給されている。トランジスタT
r1のベースは電源電圧とアースとの間に直列接続され
た抵抗R6,R7の接続点に接続されて、直流バイアス
電圧を供給されるとともに、所定のツェナー電圧を有す
るツェナーダイオードZD1のカソードが接続され、該
ツェナーダイオードZD1のアノードはアースに接続さ
れている。また、トランジスタTr1のエミッタは抵抗
R5を介してアースに接続され、抵抗R5,R6,R7
の抵抗値を適当に選択することによりトランジスタTr
1のバイアス点が決定される。
【0016】前記ツェナーダイオードZD1は、トラン
ジスタTr1のベースに供給される電圧を該ツェナーダ
イオードZD1のツェナー電圧以上にならないように設
けられているものである。
【0017】また、トランジスタTr1のコレクタと前
記抵抗R1との接続点は抵抗R3およびコンデンサC4
を介して演算増幅器OP1の非反転入力端子に接続さ
れ、これによりトランジスタTr1のコレクタに現れ、
抵抗R1を介して伝送線に送信される伝送信号の交流分
が該抵抗R3、コンデンサC4を介して演算増幅器OP
1の非反転入力端子にフィードバックされるが、この場
合トランジスタTr1において交流分は位相が180°
反転されるので負帰還ループを形成し、この系は平衡す
ることになる。なお、交流増幅率は抵抗R4とコンデン
サC5のインピーダンスの和および抵抗R3とコンデン
サC4のインピーダンスの和の比で決定される。また、
トランジスタTr1と抵抗R1との接続点の直流バイア
ス点はトランジスタTr1の増幅率hfe、抵抗R5,R
6,R7、伝送線のインピーダンスの和で決まる。
【0018】前記トランジスタTr1は、伝送線の線間
インピーダンスを可変するものであり、該トランジスタ
Tr1のコレクタ−エミッタ間抵抗、抵抗R5、抵抗R
1、伝送線、すなわち電話回線のインピーダンスは分圧
回路を構成し、これによりトランジスタTr1のコレク
タ側に電圧を発生するようになっている。
【0019】以上のように構成される伝送入出力回路に
おいて、伝送信号を出力するために、FSK変調器やD
TMFなどのダイアラ等の送信回路2をパワーダウン状
態から起動させた時に、送信回路2の出力信号は、図2
(b)に示すように、起動点Aにおいて急激に立ち上が
るように変化するため、この信号変化は抵抗R4および
コンデンサC5を介して演算増幅器OP1の非反転入力
端子に供給されて増幅され、信号変化の微分波形がコン
デンサC2を介してトランジスタTr1に供給される。
このトランジスタTr1に供給されようとする信号波形
は、図2(c)において点線で示すような高い振幅を有
する尖頭波形であるが、トランジスタTr1のベースに
はツェナーダイオードZD1が接続されているため、該
ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧VZD1 によっ
て該尖頭波形の高い電圧振幅はカットされ、図2(c)
の実線で示すような比較的小さな電圧に抑えられた信号
がトランジスタTr1に供給される。従って、トランジ
スタTr1のコレクタから抵抗R1を介して電話回線等
の伝送線に送出される信号は図2(a)のように点線部
分がカットされた比較的小さな電圧の信号となり、これ
により送信回路2のパワーダウン時の雑音が伝送線に送
出されることが防止される。なお、図2(a)に示す電
圧波形は抵抗R1とトランジスタTr1のコレクタとの
接続点の電圧波形である。
【0020】また、信号受信時には、送信回路2は直流
成分のみを出力するものであり、演算増幅器OP1は図
2(a)に示す波形の信号を直流にするようにトランジ
スタTr1を制御するので、端子T2に伝送線から入力
された信号は交流的に抵抗R1で終端されることにな
る。
【0021】図3は、本発明の他の実施例に係わる伝送
入出力回路の回路図である。同図に示す伝送入出力回路
は、図1に示した回路において抵抗R4とコンデンサC
5の直列回路および抵抗R3とコンデンサC4の直列回
路の代わりに第1のフィルタ回路5および第2のフィル
タ回路4をそれぞれ設けるとともに、前記トランジスタ
Tr1のベースに接続されていたツェナーダイオードZ
D1を除去した点が異なるのみである。なお、ツェナー
ダイオードZD1は図1のように接続されていてもよい
が、説明を簡単にするために省略して説明する。
【0022】第1のフィルタ回路5は、送信回路2とコ
ンデンサC5との間に抵抗R12,R13が直列に接続
され、これらの抵抗R12,R13の接続点とアースと
の間にコンデンサC8が接続された構成である。また、
受信回路3は、抵抗R1の一端とコンデンサC4の一端
との間にコンデンサC6,C7が直列に接続されるとと
もに、この直列接続されたコンデンサC6,C7に並列
に抵抗R10が接続され、更に直列接続されたコンデン
サC6,C7の接続点とアースとの間に抵抗R11が接
続された構成である。
【0023】このように構成される第1のフィルタ回路
5および第2のフィルタ回路4はローパスフィルタを構
成し、これにより伝送線に送出すべき伝送アナログ信号
の基本波に対する不要雑音成分を除去しようとするもの
である。なお、このフィルタ回路4,5は一例としてロ
ーパスフィルタを構成しているが、これに限定されるも
のでなく、例えばバンドパスフィルタを使用してもよ
い。
【0024】なお、図4は前記第1のフィルタ回路5お
よび第2のフィルタ回路4を使用した一般的なTブリッ
ジローパスフィルタの構成を示している。このように構
成されるフィルタ回路を図3に示すように伝送入出力回
路に使用することにより上述したように不要雑音成分、
すなわち伝送信号出力波形基本波に対する雑音成分を低
減することができる。
【0025】なお、上記各実施例では、トランジスタT
r1を使用しているが、この代わりに例えばフォトカプ
ラ等の可変抵抗素子を使用することもできる。また、コ
ンデンサC5を使用して交流結合を行っているが、該コ
ンデンサC5を短絡し、抵抗R8,R9を除去し、直流
結合とすることもできる。更に、トランジスタTr1を
簡易バイアスし、抵抗R7を除去することも可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交流結合手段と抵抗可変手段との間に接続された例えば
ツェナーダイオード等からなる制御手段によって、可変
抵抗手段に供給される所定電圧値以上の雑音を低減し、
これにより抵抗可変手段のオン抵抗が所定値以下に低下
し、雑音として伝送線に送出されることを防止している
ので、例えばFSK変調器やDTMFダイアラ等の送信
回路をパワーダウン状態から起動する時に送信回路の出
力が急激に変化して発生する雑音が伝送線に出力される
ことを防止することができ、これによる装置の誤動作も
防止することができる。
【0027】また、本発明によれば、伝送信号が供給さ
れる演算増幅器の非反転入力端子に第1のフィルタ手段
を接続するとともに、交流量フィードバック手段内に第
2のフィルタ手段を設けているので、不要雑音成分が演
算増幅器に供給されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる伝送入出力回路の回
路図である。
【図2】図1に示す伝送入出力回路の各部の信号波形図
である。
【図3】本発明の他の実施例に係わる伝送入出力回路の
回路図である。
【図4】図3に示す伝送入出力回路に使用されるフィル
タ回路を使用した一般的なTブリッジローパスフィルタ
の構成を示す回路図である。
【図5】従来の伝送入出力回路の構成図である。
【符号の説明】
2 送信回路 3 受信回路 4 第2のフィルタ回路 5 第1のフィルタ回路 OP1 演算増幅器 Tr1 トランジスタ(可変抵抗素子) ZD1 ツェナーダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送線に対する伝送信号の送受信を行う
    べく伝送端末装置に接続される伝送入出力回路であっ
    て、伝送線に送信すべきアナログ伝送信号を非反転入力
    端子に供給され、該伝送信号を増幅する演算増幅器と、
    該演算増幅器の出力信号の交流成分を伝送線に出力すべ
    く前記演算増幅器の出力側に接続された交流結合手段
    と、伝送線に対する交流入出力インピーダンスを決定す
    べく一端が伝送線に接続された抵抗手段と、伝送線の線
    間インピーダンスを可変するオン抵抗を有するように前
    記抵抗手段の他端と前記交流結合手段との間に接続さ
    れ、伝送線のインピーダンス、前記抵抗手段および前記
    オン抵抗による抵抗分圧回路を構成し、送信時には伝送
    信号により前記オン抵抗を変化し、該オン抵抗の変化に
    より伝送信号を伝送線に送信し、受信時には受信交流イ
    ンピーダンスを決定し、送受信時において一定の交流入
    出力インピーダンスを形成する抵抗可変手段と、該抵抗
    可変手段と前記抵抗手段との間に一端が接続され、他端
    が前記演算増幅器の入力に接続され、交流量を前記演算
    増幅器にフィードバックする交流量フィードバック手段
    と、前記演算増幅器の出力と反転入力端子との間に接続
    され、前記演算増幅器の出力信号の直流量を前記演算増
    幅器にフィードバックする直流量フィードバック手段
    と、前記交流結合手段と前記抵抗可変手段との間に接続
    され、所定電圧値以上の雑音が前記可変抵抗手段に供給
    され、該抵抗可変手段のオン抵抗が所定値以下に低下
    し、雑音として伝送線に送出されることを阻止するよう
    に制御する制御手段と、伝送線からの受信信号を交流的
    に取り出す受信手段とを有することを特徴とする伝送入
    出力回路。
  2. 【請求項2】 伝送線に対する伝送信号の送受信を行う
    べく伝送端末装置に接続される伝送入出力回路であっ
    て、伝送線に送信すべきアナログ伝送信号を非反転入力
    端子に供給され、該伝送信号を増幅する演算増幅器と、
    該演算増幅器の出力信号の交流成分を伝送線に出力すべ
    く前記演算増幅器の出力側に接続された交流結合手段
    と、伝送線に対する交流入出力インピーダンスを決定す
    べく一端が伝送線に接続された抵抗手段と、伝送線の線
    間インピーダンスを可変するオン抵抗を有するように前
    記抵抗手段の他端と前記交流結合手段との間に接続さ
    れ、伝送線のインピーダンス、前記抵抗手段および前記
    オン抵抗による抵抗分圧回路を構成し、送信時には伝送
    信号により前記オン抵抗を変化し、該オン抵抗の変化に
    より伝送信号を伝送線に送信し、受信時には受信交流イ
    ンピーダンスを決定し、送受信時において一定の交流入
    出力インピーダンスを形成する抵抗可変手段と、該抵抗
    可変手段と前記抵抗手段との間に一端が接続され、他端
    が前記演算増幅器の入力に接続され、交流量を前記演算
    増幅器にフィードバックする交流量フィードバック手段
    と、前記演算増幅器の出力と反転入力端子との間に接続
    され、前記演算増幅器の出力信号の直流量を前記演算増
    幅器にフィードバックする直流量フィードバック手段
    と、前記演算増幅器の非反転入力端子に供給される不要
    雑音成分を除去すべく前記伝送信号が供給される前記演
    算増幅器の非反転入力端子に接続された第1のフィルタ
    手段と、前記交流量フィードバック手段内に設けられ、
    不要雑音成分が前記演算増幅器に供給されることを防止
    する第2のフィルタ手段と、伝送線からの受信信号を交
    流的に取り出す受信手段とを有することを特徴とする伝
    送入出力回路。
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