JPH0523408Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523408Y2 JPH0523408Y2 JP1989104715U JP10471589U JPH0523408Y2 JP H0523408 Y2 JPH0523408 Y2 JP H0523408Y2 JP 1989104715 U JP1989104715 U JP 1989104715U JP 10471589 U JP10471589 U JP 10471589U JP H0523408 Y2 JPH0523408 Y2 JP H0523408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- headlamp
- adjustment
- bubble tube
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Description
本考案はヘツドランプに一体に組込まれる照準
装置用の水準器に関するものである。
装置用の水準器に関するものである。
従来の水準器３１の例を示すものが第７図であ
り、適宜な基台３２に気泡管３３を取付けたもの
であり、前記気泡管３３には目盛３３ａが付され
ていて前記基台３２の底面３２ａを測定する面に
載置することで水平を測定するものである。
り、適宜な基台３２に気泡管３３を取付けたもの
であり、前記気泡管３３には目盛３３ａが付され
ていて前記基台３２の底面３２ａを測定する面に
載置することで水平を測定するものである。
しかしながら、前記した従来の構成の水準器３
１をヘツドランプの照準装置用として使用を図る
ときには、 前記照準装置は例えばヘツドランプのハウジ
ングに取付られて地表面の水平度を測定するな
ど必ずしも密接する面の水平度を測定するもの
でなく、それ故に例えば前記ハウジングの製造
精度、或は組立誤差などに左右されるものとな
り、その調整機構が不可欠であること、 単に水平でないことを告知するのみでは機能
的に不満足であり、例えば水平からの変位量も
測定可能であることが望まれること、 等の要望が成されるものであり、従来の水準器３
１においては全くにこの要望に答えることが不可
能である問題点を生じ、この点の解決が課題とさ
れるものであつた。
１をヘツドランプの照準装置用として使用を図る
ときには、 前記照準装置は例えばヘツドランプのハウジ
ングに取付られて地表面の水平度を測定するな
ど必ずしも密接する面の水平度を測定するもの
でなく、それ故に例えば前記ハウジングの製造
精度、或は組立誤差などに左右されるものとな
り、その調整機構が不可欠であること、 単に水平でないことを告知するのみでは機能
的に不満足であり、例えば水平からの変位量も
測定可能であることが望まれること、 等の要望が成されるものであり、従来の水準器３
１においては全くにこの要望に答えることが不可
能である問題点を生じ、この点の解決が課題とさ
れるものであつた。
本考案は、前記した従来の課題を解決するため
の具体的手段として、ヘツドランプに組込まれる
垂直照準器用の水準器であり、前記水準器の気泡
管の一方端が傾斜を自在とするように軸支され、
他の一方端に傾斜を調整する調整用昇降部が設け
られ、且つ該調整用昇降部には調整の度合いを表
示する表示部が零点設定を自在として取付けられ
ていることを特徴とするヘツドランプ垂直照準器
用水準器を提供することで要望に答えられる水準
器として、前記した従来の課題を解決するもので
ある。
の具体的手段として、ヘツドランプに組込まれる
垂直照準器用の水準器であり、前記水準器の気泡
管の一方端が傾斜を自在とするように軸支され、
他の一方端に傾斜を調整する調整用昇降部が設け
られ、且つ該調整用昇降部には調整の度合いを表
示する表示部が零点設定を自在として取付けられ
ていることを特徴とするヘツドランプ垂直照準器
用水準器を提供することで要望に答えられる水準
器として、前記した従来の課題を解決するもので
ある。
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 第１図、第２図に符号１で示すものはヘツドラ
ンプ垂直照準器用水準器（以下に水準器１と略称
する）であり、この水準器１は気泡管２により水
平を測定するものであることは従来例のものと同
様であるが、本考案により前記気泡管２は副基台
３に取付られ、更に前記副基台３は設定用昇降部
４と調整用昇降部５を介して主基台６に取付けら
れるものとなつている。 ここで、前記設定用昇降部４は、前記副基台３
に取付けられた気泡管２の検知側の一方端を昇降
させるように設けられるものであり、前記副基台
３を貫通し主基台６に螺着する調整螺子４ａと、
前記副基台３と主基台６との間に挟持された圧縮
された状態のコイルバネ４ｂとで構成されるもの
である。 これに対する調整用昇降部５は略同様な構成で
前記気泡管２の検知側の他の一方端に設けられる
ものであるが、調整螺子５ａには例えば頭部を円
盤状に拡大し更に目盛が付されるなどして表示部
７が設けられている。 以上の構成とした水準器１の作用効果を示すも
のが第３図であり、前記水準器１が自動車が置か
れた地表面の水平度を測定する目的で使用され、
且つ前記主基台６が取付けられる位置、例えばヘ
ツドランプのハウジングが水平でないときには、
先ず前記調整用昇降部５の調整螺子５ａを適宜方
向に回転させ前記表示部７を“０”に合致させる
ものとする。 この状態においては前記気泡管２は当然に水平
を表示しないものであるので、前記設定用昇降部
４の調整螺子４ａを前記気泡管２が水平を指示す
るまで適宜方向に回転させる。 以上のようにすることで水準器１は主基台６が
取付けられた場所の傾斜の如何を問わず地表面の
水平度を指示するものとなり、目的を達するもの
となる。 第４図に示すものは同じく本考案の第二実施例
であり、前の実施例が設定用昇降部４と調整用昇
降部５との二箇所の昇降部により副基台３と主基
台６とを取付けるものであつたのに対し、この実
施例では水準器１１の副基台３の前記気泡管２の
一方の端部側をこの気泡管２の感度方向に傾斜を
変えるように例えばシヤフト８で軸支するもので
あり、これに対応し他の一方に設けられる調整用
昇降部５では調整螺子１５ａと円盤状の表示部１
７とが分割して形成され、調整螺子１５ａに対す
る表示部１７の回転と固定とを自在なものとして
ある。 以上のように構成された水準器１１は前の実施
例で説明したのと同様な取付け条件においては、
先ず調整螺子１５ａと表示部１７との固定を解い
ておき、この状態で前記気泡管２に水平を指示す
るように調整螺子１５ａの調整を行い、その後に
前記表示部１７が“０”を指示するように表示部
１７を固定する。 第５図、第６図に示すものは本考案の別の要旨
である前記水準器１或は１１に傾斜の度合いを表
示させる手段を示すもので、第５図に示すものは
前記気泡管２に水平を示す目盛の他に正負方向に
例えば0.2°刻みで目盛を付したものであり、前記
気泡管２を観視するだけで傾斜の度合いが読み取
れるものとなり、第６図は前記気泡管２は水平を
示す目盛のみとし、前記表示部７，１７に例えば
0.2°刻みで目盛を付したものであり、前記調整螺
子５ａ，１５ａを適宜方向に回転させて前記気泡
管２に水平を指示させ、このときの前記表示部
７，１７の“０”位置からの変位量を読み取るこ
とで傾斜の度合いが読み取れるものとなり、この
水準器１をヘツドランプの照準装置として使用し
たときにずれ量の判定、或は調整の量、方向など
の決定を容易とし作業性を向上させるものであ
る。 尚、上記第５図、第６図に示した表示の手段は
前記した第一実施例或は第二実施例の何れと組合
せて実施することも自在である。
詳細に説明する。 第１図、第２図に符号１で示すものはヘツドラ
ンプ垂直照準器用水準器（以下に水準器１と略称
する）であり、この水準器１は気泡管２により水
平を測定するものであることは従来例のものと同
様であるが、本考案により前記気泡管２は副基台
３に取付られ、更に前記副基台３は設定用昇降部
４と調整用昇降部５を介して主基台６に取付けら
れるものとなつている。 ここで、前記設定用昇降部４は、前記副基台３
に取付けられた気泡管２の検知側の一方端を昇降
させるように設けられるものであり、前記副基台
３を貫通し主基台６に螺着する調整螺子４ａと、
前記副基台３と主基台６との間に挟持された圧縮
された状態のコイルバネ４ｂとで構成されるもの
である。 これに対する調整用昇降部５は略同様な構成で
前記気泡管２の検知側の他の一方端に設けられる
ものであるが、調整螺子５ａには例えば頭部を円
盤状に拡大し更に目盛が付されるなどして表示部
７が設けられている。 以上の構成とした水準器１の作用効果を示すも
のが第３図であり、前記水準器１が自動車が置か
れた地表面の水平度を測定する目的で使用され、
且つ前記主基台６が取付けられる位置、例えばヘ
ツドランプのハウジングが水平でないときには、
先ず前記調整用昇降部５の調整螺子５ａを適宜方
向に回転させ前記表示部７を“０”に合致させる
ものとする。 この状態においては前記気泡管２は当然に水平
を表示しないものであるので、前記設定用昇降部
４の調整螺子４ａを前記気泡管２が水平を指示す
るまで適宜方向に回転させる。 以上のようにすることで水準器１は主基台６が
取付けられた場所の傾斜の如何を問わず地表面の
水平度を指示するものとなり、目的を達するもの
となる。 第４図に示すものは同じく本考案の第二実施例
であり、前の実施例が設定用昇降部４と調整用昇
降部５との二箇所の昇降部により副基台３と主基
台６とを取付けるものであつたのに対し、この実
施例では水準器１１の副基台３の前記気泡管２の
一方の端部側をこの気泡管２の感度方向に傾斜を
変えるように例えばシヤフト８で軸支するもので
あり、これに対応し他の一方に設けられる調整用
昇降部５では調整螺子１５ａと円盤状の表示部１
７とが分割して形成され、調整螺子１５ａに対す
る表示部１７の回転と固定とを自在なものとして
ある。 以上のように構成された水準器１１は前の実施
例で説明したのと同様な取付け条件においては、
先ず調整螺子１５ａと表示部１７との固定を解い
ておき、この状態で前記気泡管２に水平を指示す
るように調整螺子１５ａの調整を行い、その後に
前記表示部１７が“０”を指示するように表示部
１７を固定する。 第５図、第６図に示すものは本考案の別の要旨
である前記水準器１或は１１に傾斜の度合いを表
示させる手段を示すもので、第５図に示すものは
前記気泡管２に水平を示す目盛の他に正負方向に
例えば0.2°刻みで目盛を付したものであり、前記
気泡管２を観視するだけで傾斜の度合いが読み取
れるものとなり、第６図は前記気泡管２は水平を
示す目盛のみとし、前記表示部７，１７に例えば
0.2°刻みで目盛を付したものであり、前記調整螺
子５ａ，１５ａを適宜方向に回転させて前記気泡
管２に水平を指示させ、このときの前記表示部
７，１７の“０”位置からの変位量を読み取るこ
とで傾斜の度合いが読み取れるものとなり、この
水準器１をヘツドランプの照準装置として使用し
たときにずれ量の判定、或は調整の量、方向など
の決定を容易とし作業性を向上させるものであ
る。 尚、上記第５図、第６図に示した表示の手段は
前記した第一実施例或は第二実施例の何れと組合
せて実施することも自在である。
以上に説明したように水準器の気泡管を副基台
に取付け、この副基台と主基台とを表示部の所定
値の表示において自在な傾斜とすることが可能な
構成としたことで、ヘツドランプのハウジングに
取付けられた水準器に依つても自動車の置かれた
地表面の水平度を計測可能とし、以てヘツドラン
プと一体化した照準装置の実現を可能とすると云
う極めて優れた効果を奏するものである。
に取付け、この副基台と主基台とを表示部の所定
値の表示において自在な傾斜とすることが可能な
構成としたことで、ヘツドランプのハウジングに
取付けられた水準器に依つても自動車の置かれた
地表面の水平度を計測可能とし、以てヘツドラン
プと一体化した照準装置の実現を可能とすると云
う極めて優れた効果を奏するものである。
第１図は本考案に係るヘツドランプ垂直照準器
用水準器の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図の−線に沿う断面図、第３図は同じく本考
案の作用を示す説明図、第４図は同じく本考案の
第二実施例を示す断面図、第５図、第６図は同じ
く本考案の別の要旨の部分を夫々示す平面図、第
７図は従来例を示す断面図である。 １……ヘツドランプ垂直照準器用水準器、２…
…気泡管、３……副基台、４……設定用昇降部、
４ａ……調整螺子、４ｂ……コイルバネ、５……
調整用昇降部、５ａ，１５ａ……調整螺子、６…
…主基台、７，１７……表示部。
用水準器の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図の−線に沿う断面図、第３図は同じく本考
案の作用を示す説明図、第４図は同じく本考案の
第二実施例を示す断面図、第５図、第６図は同じ
く本考案の別の要旨の部分を夫々示す平面図、第
７図は従来例を示す断面図である。 １……ヘツドランプ垂直照準器用水準器、２…
…気泡管、３……副基台、４……設定用昇降部、
４ａ……調整螺子、４ｂ……コイルバネ、５……
調整用昇降部、５ａ，１５ａ……調整螺子、６…
…主基台、７，１７……表示部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヘツドランプに組込まれる垂直照準器用の水
準器であり、前記水準器の気泡管の一方端が傾
斜を自在とするように軸支され、他の一方端に
傾斜を調整する調整用昇降部が設けられ、且つ
該調整用昇降部には調整の度合いを表示する表
示部が零点設定を自在として取付けられている
ことを特徴とするヘツドランプ垂直照準器用水
準器。 (2) 前記気泡管には前記水準器の傾斜角を表示す
る目盛が付されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載のヘツドランプ垂
直照準器用水準器。 (3) 前記表示部には前記水準器の傾斜角を表示す
る目盛が付されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載のヘツドランプ垂
直照準器用水準器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989104715U JPH0523408Y2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | |
| CA 2024561 CA2024561A1 (en) | 1989-09-06 | 1990-09-04 | Level for vertical collimator for head lamp |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989104715U JPH0523408Y2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0344611U JPH0344611U (ja) | 1991-04-25 |
| JPH0523408Y2 true JPH0523408Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=14388182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989104715U Expired - Lifetime JPH0523408Y2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523408Y2 (ja) |
| CA (1) | CA2024561A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4313089B2 (ja) * | 2003-05-23 | 2009-08-12 | 富士通テン株式会社 | 自動車用レーダ装置およびその取付方向調整方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350042A (ja) * | 1989-04-21 | 1991-03-04 | Stanley Electric Co Ltd | ヘッドランプの垂直照準方法及び装置 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP1989104715U patent/JPH0523408Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-04 CA CA 2024561 patent/CA2024561A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350042A (ja) * | 1989-04-21 | 1991-03-04 | Stanley Electric Co Ltd | ヘッドランプの垂直照準方法及び装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0344611U (ja) | 1991-04-25 |
| CA2024561A1 (en) | 1991-03-07 |
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