JPH0523262B2 - - Google Patents

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JPH0523262B2
JPH0523262B2 JP17835785A JP17835785A JPH0523262B2 JP H0523262 B2 JPH0523262 B2 JP H0523262B2 JP 17835785 A JP17835785 A JP 17835785A JP 17835785 A JP17835785 A JP 17835785A JP H0523262 B2 JPH0523262 B2 JP H0523262B2
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butyrolactam
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Yoshio Shimada
Yoshihide Fuse
Naohiro Imai
Katsuji Yamashita
Toshiaki Yamashita
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、抗菌作用及びチロシンキナーゼ阻害
作用を有し、また多くの有機化合物の中間体とし
て有用なα−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン
またはγ−ブチロラクタム誘導体並びにその造塩
可能なものの塩及びこれを有効成分とする抗菌剤
並びにチロシンキナーゼ阻害剤に関するものであ
る。 (従来の技術) 本発明による化合物は文献未記載の新規化合物
であり本発明者らにより初めて合成されたもので
ある。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、本発明による新規α−ベンジリ
デン−γ−ブチロラクトンまたはγ−ブチロラク
タム誘導体が、多く有機化合物の中間体として有
用であり、かつそれ自体が抗菌作用並びにチロシ
ンキナーゼ阻害作用を有することを見出し、本発
明を完成した。 (問題点を解決するための手段及び作用効果) 本発明による新規化合物は下記の一般式(1)で表
わされるα−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン
またはγ−ブチロラクタム誘導体およびその造塩
可能なものの塩である。 〔式中Arは
【式】(R3,R4は C1〜C4のアルキル基を示す)または で示される置換フエニル基を表わし、Xは−
(CH22−を表わすか、または
【式】を表 わし、Yは酸素原子またはNHを表わす。〕 本発明による一般式(1)で表わされる化合物のう
ち、フエノール性水酸基をもつ化合物は塩基と塩
を形成することが可能であり、本発明による化合
物の塩としては本発明の化合物と塩基から造塩可
能な任意のものが対象となる。具体的には例えば
(1)金属塩、特にアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アルミニウムとの塩、(2)アンモニウム塩、(3)
アミン塩、特にメチルアミン、エチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、ピロリジン、
ピペリジン、モルホリン、ヘキサメチレンイミ
ン、アニリン、ピリジン等との塩がある。これら
の塩を抗菌剤またはチロシンキナーゼ阻害剤とし
て使用する場合には生理的に許容されるものを選
ぶべきである。 本発明による化合物の代表例をあげれば表1の
様になる。
【表】 本発明の一般式(1)で表わされる化合物を合成す
る方法には次の様なものが挙げられる。例えば、 (a) 一般式(1) (Ar,X,Yは、いづれも前記に同じ)で
表わされる化合物は、O.Isterらの方法{ヘル
ベテイカ・キミカ・アクタ(Helv.Chim.
Acta),40,1242(1957)},G,A.Howieらの
方法{ジヤーナル・オブ・メデイシナル・ケミ
ストリー(J.Med.Chem.)17,840(1974),}
H.Wamhoffらの方法{シンセシス
(Synthesis),331(1976)}等に従つて、一般式
(2) Ar−CHO (2) (Arは前記に同じ)で表わされるベンズア
ルデヒドと、一般式(3) (ここでAryはアリール基、X,Yは前記に
同じ)で表わされるイリドとを反応させる事に
より合成することができる。本合成法は、いわ
ゆるウイツテイヒ反応を用いるものであるが、
上記一般式(2)と反応させるイリドとしては上記
の一般式(3)で表わされる化合物以外にトリアル
キルホスフイン、トリアリールアルシンから誘
導されるイリドも同様用いる事ができる。 (b) 前述の一般式(1)で表わされる化合物は、H.
Zimmerらの方法{ジヤーナル・オブ・オルガ
ニツク・ケミストリー(J.Or9.Chem.)24,28
(1959);ジヤーナル・オブ・ヘテロサイクリツ
ク・ケミストリー(J.Het.Chem.),171
(1965)}等に従つて、一般式(4) Ar′−CHO (4) 〔Arは
【式】{R3,R4は前 記に同じ、R5はC1〜C3のアルキル基、ベンジ
ル基、COR6(R6は水素またはC1〜C3のアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基、またはト
リアルキルシリル基を示す}で示されるか、ま
たは で示される置換フエニル基を表わす〕で表わさ
れるベンズアルデヒド類と、式(5) {Xは前記に同じ、Zは酸素原子または
NH,NH(COR7)(R7は水素またはC1〜C4
アルキル基を示す)を示す}で表わされる化合
物とを無触媒下に、或は酸または塩基を触媒と
して縮合することにより合成することができ
る。 触媒として用いる酸としては硫酸、ベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等のプロ
トン酸類、三フツ化ホウ素等のルイス酸類を挙
げることができる。触媒として用いることがで
きる塩基としてはモノエタノールアミン、ピリ
ジン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウン
デカ−7−エン等の有機塩基;酢酸ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化
物;リチウムジイソプロピルアミド等のアルカ
リ金属アミド;ナトリウムメチラート、ナトリ
ウムエチラート等のアルカリ金属アルコラー
ト;水素化ナトリウム、水素化カリウム等のア
ルカリ金属水素化物が挙げられる。無触媒下或
は使用した触媒によりR5のアルキル基、ベン
ジル基、アジル基またはトリアルキルシリル基
が反応生成物内に残つている場合には、これら
R5を脱離する事により目的物を得ることがで
きる。R5の脱離法としては、R5がアルキル基
である場合には、塩化アルミニウム等のハロゲ
ン化アルミニウム、三臭化ホウ素、臭化水素等
のハロゲン化水素等の酸を用いる開裂法、ある
いはその他のエーテル開裂法がある。またR5
がベンジル基である場合には、前述のエーテル
開裂法に加えてパラジウム炭素等の貴金属触媒
を用いる接触還元法等により脱離することがで
きる。R5がアシル基である場合には、水酸化
ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、あるい
は水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化
物等の塩基を用いて加水分解する事により脱離
することができる。R5がトリアルキルシリル
基である場合には、水、メタノール、酸または
フツ素イオン等により脱離することができる。
またN−アシルラクタムを使用して反応させた
場合、そのアシル基が生成物内に残つていると
きには、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水
酸化物等の塩基を用いて加水分解する事により
脱離させ目的物を得る事ができる。 (c) 一般式(6) (Ar,Yは前記に同じ) で表わされる化合物は、前述の一般式(2)で表わ
されるベンズアルデヒドと、一般式(7) (Yは前記に同じ) で表わされる化合物とを塩基触媒を用いて反応
させる事により合成される。この反応は、いわ
ゆるクネーフエナーゲル反応として知られてい
る反応を用いるものであり、触媒として用いる
事が出来る塩基としてはアンモニア、一級また
は二級アミンまたはそれらの塩がある。用いる
ことができる塩基およびその塩の具体例を挙げ
れば、ピペリジン、ピロリジン、酢酸アニモニ
ウム、酢酸ピペリジニウム等がある。 (d) 一般式(8) (X,Yは前記に同じ) で表わされる化合物は次の様な方法により合成
される。即ち、2,5−ジヒドロキシベンズア
ルデヒドを前述の一般式(3)で表わされるイリド
と前項(a)の様なウイツテイヒ反応を用い反応さ
せて得られる一般式(9) で表わされる化合物、あるいは一般式(10) {R8,R9はC1〜C3のアルキル基、ベンジル
基、COR10(R10は水素またはC1〜C3のアルキ
ル基を示す)で表わされるアシル基またはトリ
アルキルシリル基を示す}で表わされるベンズ
アルデヒド類と前述の一般式(5)で表わされる化
合物とを前項(b)の様な方法を用い反応し、次い
でR8,R9の脱離を行う事によつて得られる前
述の一般式(9)で表わされる化合物、或は2,5
−ジヒドロキシベンズアルデヒドと前述の一般
式(7)で表わされる化合物とを前項(c)の様なクネ
ーフエナーゲル反応を用い反応させる事により
得られる一般式(11) (Yは前記に同じ) で表わされる化合物、以上これら一般式(9),(11)
で表わされる化合物とフエニルイソシアナート
とを無触媒下、酸又は塩基触媒下で反応させる
方法である。触媒として用いる酸としては塩酸
等のプロトン酸類、三フツ化ホウ素、塩化アル
ミニウム等のルイス酸類を挙げることができ
る。触媒として用いる事ができる塩基として
は、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩
基、酢酸ナトリウム等のカルボン酸アルカリ金
属塩等が挙げられる。 本発明による一般式(1) (Ar,X,Yは前記に同じ) で表わされるα−ベンジリデン−γ−ブチロラク
トンまたはγ−ブチロラクタム誘導体及びその造
塩可能なものの塩は、抗菌剤並びにチロシンキナ
ーゼ阻害剤として有効である。 化合物の抗菌活性をペーパーデイスク法で測
定した。即ち各微生物105個/mlを接種したミユ
ラー・ヒントン・アガー平板培地を調製し、その
上に化合物のエタノール溶液(10mM)を添加
後、風乾したペーパーデイスク(8mm)を置き、
33℃で20時間培養し、形成された生育阻止円の径
を測定した。その結果バチラス・サブチリス
(Bacillus subtilis)PCI 219に対し14mm、スタフ
イロコツカス・アウレウス(Staphylococcus
aureus)に対し15mm、キヤンデイダ・アルビキ
ヤンス(Candida albicans)に対し12mmの阻止
円を示し、本発明による化合物はグラム陽性菌及
び酵母に対して有効である事がわたつた。 チロシンキナーゼは発癌機構に関与しているこ
とが知られており、チロシンキナーゼ阻害剤は制
癌剤あるいは発癌防止剤として有用である可能性
を示唆している。本発明の化合物によるチロシン
キナーゼ阻害作用はS.Cohenらのチロシンキナー
ゼ活性測定法〔ザ・ジヤーナル・オブ・バイオロ
ジカルケミストリー(J.Biol.Chem.),257,1523
(1982)〕を参考として測定した。 ヒト癌細胞由来樹立株A−431を牛胎児血清10
%ストレプトマイシン(50μg/ml),ペニシリ
ンG(50国際単位/ml)及びカナマイシン(50μ
g/ml)を含有するダルベツコ変法イーグル培地
〔日水製薬(株)〕中、37℃5%CO2条件下で培養し
た。得られた細胞を上記のS.Cohenらの方法に準
じて処理し、上皮細胞増殖因子受容体−チロシン
キナーゼ複合体を含有する膜標品(以下、膜標品
と略記する)を得た。この膜標品を可溶化するこ
となく以下の測定に用いた。 N−2−ハイドロキシエチルピベラジノ−
N′−2−エタンスルホン酸緩衝液(20mM,
pH7.4),MnCl2(1mM),牛血清アルブミン
(7.5μg),膜標品(蛋白として10μg)にジメチ
ルスルホキシドに溶解した試料を加え、0℃で5
分間インキユベーシヨン後、上皮細胞増殖因子
(以下、EGFと略記する)100ngを加え、0℃で
15分間インキユベーシヨンした。次いで〔γ−32
p〕ATP(3000Ci/mmol,0.1μCi)を添加し、
最終70μとし、更に0℃で15分間インキユベー
シヨン後、反応液50μとをワツトマン3MM
紙に染みこませた後、直ちに10%トリクロロ酢酸
−10mMピロリン酸ナトリウム水溶液で反応を停
止した。紙を同液で充分に洗浄し、次いでエタ
ノールで洗浄後、乾燥し、液体シンチレーシヨ
ン・カウンターを用いて紙に残存する放射能を
測定しこの値をAとした。同時に対照として、
EGFを添加しない反応、試料を添加しない反応、
及びEGFと試料とを添加しない反応を行い同様
の測定を行い各B,C及びDとした。 チロシンキナーゼ阻害率は下記の式により求め
た。 阻害率(%)=(1−A−B/C−D)×100 表2に本発明による化合物のチロシンキナーゼ
阻害作用を示す。この結果から本発明による化合
物はチロシンキナーゼを強く阻害する事が分る。
【表】 急性毒性 ICR系雌性マウス(体重23〜26g)を用い、1
群6匹とした。化合物()〜()を0.2%ツ
イーン80を含む2.5%アラビアゴム水溶液に懸濁
したものを0.1ml/10g体重の割合で経口投与し
た。投与後2週間にわたり、一般症状を観察して
死亡例/供試例数を求め50%致死量LD50(mg/
Kg)を推定した。その結果、本発明の化合物
()〜()は1000mg/Kg投与でも死亡例が観
察されず化合物()〜()のLD50は1000
mg/Kg以上であると推察され、低毒性であること
がわかつた。 調剤および投与量 本発明による抗菌剤またはチロシンキナーデ阻
害剤としては経口経腸または非経口的投与による
製剤のいずれをも選ぶことができる。具体的製剤
としては錠剤、カプセル剤、細粒剤、シロツプ
剤、坐薬、軟膏剤、注射剤等を挙げる事ができ
る。本発明による抗菌剤またはチロシンキナーゼ
阻害剤の製剤の担体としては、経口、経腸、その
他非経口的に投与するために適した有機または無
機の固体または液体の、通常は不活性な薬学的担
体材料が用いられる。具体的には、例えば結晶性
セルロース、ゼラチン、乳糖、澱粉、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、植物性および動物性脂
肪および油、ガム、ポリアルキレングリコールが
ある。製剤中の担体に対する本発明抗菌剤または
チロシンキナーゼ阻害剤の割合は0.2〜100%の間
で変化させることができる。又、本発明による抗
菌剤またはチロシンキナーゼ阻害剤は、これと両
立性の他の抗菌剤またはチロシンキナーゼ阻害剤
その他の医薬を含むことができる。この場合、本
発明の抗菌剤またはチロシンキナーゼ阻害剤がそ
の製剤中の主成分でなくてもよいことはいうまで
もない。 本発明による抗菌剤またはチロシンキナーゼ阻
害剤は一般に所望の作用が副作用を伴うことなく
達成される投与量で投与される。その具体的な値
は医師の判断で決定されるべきであるが、一般に
成人1日当り10mg〜10g、好ましくは20mg〜5g
程度で投与されるのが普通であろう。なお、本発
明の抗菌剤またはチロシンキナーゼ阻害剤は有効
成分として1mg〜5g、好ましくは3mg〜1gの
単位の薬学的製剤として投与することができる。 (実施例) 次に本発明化合物の製造例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、これらの実施例は本発明を制
限するものではない。 実施例1 化合物の合成 水素化ナトリウム(油性、含有量60%)1.80g
に窒素下、乾燥テトラヒドロフラン(THF)15
mlを加え懸濁し、この懸濁液に4−ターシヤリー
ブチルジメチルシリルオキシ−3.5−ジメチルチ
オメチルベンズアルデヒド5.35gと1−アセチル
−2−ピロリドン1.91gとを乾燥THF15mlに溶
解したものを、氷浴上で攪拌しながら加え、ゆつ
くり室温まで昇温後、4時間反応させた。反応終
了後、冷却した反応液にメタノール5mlを加え、
この混合物を冷水80mlに注ぎ入れた。これを6N
硫酸でPH2に調整し、クロロホルム30mlで4回抽
出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒
を減圧留去した。残渣に酢酸エチルを加え、晶析
を行ない目的とする化合物を1.18g得た。 実施例2 化合物の合成 3.5−ジメチルチオメチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド3.64gとオキシインドール2.00g
とをエタノール80mlに溶解し、エタノールアミン
0.2mlを加え、攪拌しながら16時間加熱還流した。
室温に冷却後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカ
ゲルを担体とし、クロロホルムを溶出液とするカ
ラムクロマトグラフイーにより精製した。目的物
質を含む画分を集めて溶媒を留去し、残渣に酢酸
エチルを加えて晶析を行ない目的とする化合物
を3.04g得た。 実施例3 化合物の合成 α−(2.5−ジヒドロキシベンジリデン)−γ−
ブチロラクトン1.99gをジオキサン100mlに懸濁
し、ピリジン5滴を加えた後、フエニルイソシア
ナート3.32gをジオキサン30mlに溶解した溶液を
加え、7時間加熱還流した。冷却後、反応混合液
に水を加えた後、エーテルにて抽出した。エーテ
ルを留去した後、残渣をエタノールより晶析し、
化合物を1.35g得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式(1)で表わされるα−ベンジリデ
    ン−γ−ブチロラクトンまたはγ−ブチロラクタ
    ムおよびその造塩可能なものの塩。 〔式中、Arは【式】(R3,R4は C1〜C4のアルキル基を示す)または で示される置換フエニル基を表わし、Xは−
    (CH22−を表わすか、または【式】を表 わし、Yは酸素原子またはNHを表わす。〕 2 Arが【式】(R3,R4は前記 に同じ)で表わされる置換フエニル基である特許
    請求の範囲第1項記載のα−ベンジリデン−γ−
    ブチロラクトンまたはγ−ブチロラクタム誘導体
    および造塩可能なものの塩。 3 Arが で表わされる置換フエニル基である特許請求の範
    囲第1項記載のα−ベンジリデン−γ−ブチロラ
    クトンまたはγ−ブチロラクタム誘導体。 4 Xが(−CH2)−2で表わされるか、又は
    【式】で表わされる特許請求の範囲第1項 記載のα−ベンジリデン−γ−ブチロラクトンま
    たはγ−ブチロラクタム誘導体およびその造塩可
    能なものの塩。 5 Yが酸素原子で表わされる特許請求の範囲第
    1項記載のα−ベンジリデン−γ−ブチロラクタ
    ム誘導体およびその造塩可能なものの塩。 6 YがNHで表わされる特許請求の範囲第1項
    に記載のα−ベンジリデン−γ−ブチロラクタム
    誘導体およびその造塩可能なものの塩。 7 式 で表わされる特許請求の範囲第1項,第2項,第
    4項または第6項記載のα−ベンジリデン−γ−
    ブチロラクタム誘導体及びその塩。 8 式 で表わされる特許請求の範囲第1項,第2項、第
    4項または第6項記載のα−ベンジリデン−γ−
    ブチロラクタム誘導体及びその塩。 9 式 で表わされる特許請求の範囲第1項,第3項,第
    4項または第5項記載のα−ベンジリデン−γ−
    ブチロラクトン誘導体。
JP17835785A 1985-08-13 1985-08-13 α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトンまたはγ−ブチロラクタム誘導体 Granted JPS6239564A (ja)

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