JPH05231929A - 紫外線照度測定器 - Google Patents
紫外線照度測定器Info
- Publication number
- JPH05231929A JPH05231929A JP3803592A JP3803592A JPH05231929A JP H05231929 A JPH05231929 A JP H05231929A JP 3803592 A JP3803592 A JP 3803592A JP 3803592 A JP3803592 A JP 3803592A JP H05231929 A JPH05231929 A JP H05231929A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultraviolet
- visible light
- ultraviolet ray
- illuminance
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紫外線出力の変化を直接検出する。
【構成】 例えば波長254nmの殺菌紫外線を発生す
る紫外線ランプ1からの紫外線が照射される位置に、紫
外線を可視光に変換する変換手段2が設けられる。この
変換手段2としては、例えば紫外線に感受性を持つ蛍光
物質が用いられる。この蛍光物質によって、例えば波長
254nmの紫外線が波長400〜800nmの可視光
に変換される。この蛍光物質(変換手段2)からの可視
光が、例えば波長600nmの光のみを取り出す光学手
段3に供給される。そしてこの光学手段3を通過された
光が、例えば波長600nmに感度を持つ可視光の照度
を測定するセンサー4に供給される。
る紫外線ランプ1からの紫外線が照射される位置に、紫
外線を可視光に変換する変換手段2が設けられる。この
変換手段2としては、例えば紫外線に感受性を持つ蛍光
物質が用いられる。この蛍光物質によって、例えば波長
254nmの紫外線が波長400〜800nmの可視光
に変換される。この蛍光物質(変換手段2)からの可視
光が、例えば波長600nmの光のみを取り出す光学手
段3に供給される。そしてこの光学手段3を通過された
光が、例えば波長600nmに感度を持つ可視光の照度
を測定するセンサー4に供給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線ランプにより殺
菌を行う浄水器等に用いられる紫外線照度測定器に関す
るものである。
菌を行う浄水器等に用いられる紫外線照度測定器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線ランプにより殺菌を行う浄水器等
において、経年変化等による紫外線出力の低下は、殺菌
が必要充分に行われなくなるなどの問題を生じる。そこ
で紫外線ランプの紫外線出力を測定し、この出力が低下
したときに警報を発するなどの処置が必要になる。
において、経年変化等による紫外線出力の低下は、殺菌
が必要充分に行われなくなるなどの問題を生じる。そこ
で紫外線ランプの紫外線出力を測定し、この出力が低下
したときに警報を発するなどの処置が必要になる。
【0003】ところが従来、紫外線殺菌に用いられる例
えば254nmの紫外線に感受性を持つ光電管やフォト
ダイオード等のセンサーは用途が少ないために高価であ
る。またセンサー自体の劣化や、センサーの特性から過
大なエネルギーの測定ができないなど、その取扱が極め
て困難なものであった。
えば254nmの紫外線に感受性を持つ光電管やフォト
ダイオード等のセンサーは用途が少ないために高価であ
る。またセンサー自体の劣化や、センサーの特性から過
大なエネルギーの測定ができないなど、その取扱が極め
て困難なものであった。
【0004】これに対して、例えば特開平3−5268
6号公報に示されるような紫外線照度の測定手段が提案
されている。この文献においては、紫外線出力を安価で
取扱の容易な可視光の照度を測定するセンサーで検出す
るようにしたものである。
6号公報に示されるような紫外線照度の測定手段が提案
されている。この文献においては、紫外線出力を安価で
取扱の容易な可視光の照度を測定するセンサーで検出す
るようにしたものである。
【0005】すなわちこの文献においては、紫外線ラン
プが副次的に出力する可視光が、経年変化等による紫外
線出力の低下と同様に低下するものと考え、この副次的
に出力する可視光を可視光の照度を測定するセンサーで
検出して、紫外線出力の低下の検出としているものであ
る。
プが副次的に出力する可視光が、経年変化等による紫外
線出力の低下と同様に低下するものと考え、この副次的
に出力する可視光を可視光の照度を測定するセンサーで
検出して、紫外線出力の低下の検出としているものであ
る。
【0006】ところが実際には、副次的に出力する可視
光は経年変化等による紫外線出力の低下と同様に低下す
るとは限らない。このため上述の装置では、可視光出力
がセンサーで検出されているにも拘わらず、紫外線出力
が低下してしまっているという恐れも生じる。この発明
はこのような点に鑑みて成されたものである。
光は経年変化等による紫外線出力の低下と同様に低下す
るとは限らない。このため上述の装置では、可視光出力
がセンサーで検出されているにも拘わらず、紫外線出力
が低下してしまっているという恐れも生じる。この発明
はこのような点に鑑みて成されたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、副次的に出力する可視光を検出する装置では、紫
外線出力の低下を正確に検出できるとは限らないという
ものである。
点は、副次的に出力する可視光を検出する装置では、紫
外線出力の低下を正確に検出できるとは限らないという
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、紫外線ランプ1からの紫外線が照射される位置に上
記紫外線を可視光に変換する変換手段2を設け、この変
換手段で変換された可視光を可視光の照度を測定するセ
ンサー4で検出するようにした紫外線照度測定器であ
る。
は、紫外線ランプ1からの紫外線が照射される位置に上
記紫外線を可視光に変換する変換手段2を設け、この変
換手段で変換された可視光を可視光の照度を測定するセ
ンサー4で検出するようにした紫外線照度測定器であ
る。
【0009】本発明による第2の手段は、上記変換手段
2は紫外線に感受性を持つ蛍光物質であることを特徴と
する第1の手段に記載の紫外線照度測定器である。
2は紫外線に感受性を持つ蛍光物質であることを特徴と
する第1の手段に記載の紫外線照度測定器である。
【0010】
【作用】これによれば、紫外線を可視光に変換して測定
するので、紫外線出力の変化を直接検出することがで
き、紫外線出力の低下を正確に検出することができると
共に、安価で取扱の容易な可視光の照度を測定するセン
サーで検出することができる。
するので、紫外線出力の変化を直接検出することがで
き、紫外線出力の低下を正確に検出することができると
共に、安価で取扱の容易な可視光の照度を測定するセン
サーで検出することができる。
【0011】
【実施例】図1において、1は例えば波長254nmの
殺菌紫外線を発生する紫外線ランプである。この紫外線
ランプ1からの紫外線が照射される位置に、紫外線を可
視光に変換する変換手段2が設けられる。この変換手段
2としては、例えば紫外線に感受性を持つ蛍光物質が用
いられる。
殺菌紫外線を発生する紫外線ランプである。この紫外線
ランプ1からの紫外線が照射される位置に、紫外線を可
視光に変換する変換手段2が設けられる。この変換手段
2としては、例えば紫外線に感受性を持つ蛍光物質が用
いられる。
【0012】すなわち例えばナフタレン、アントラセン
等の芳香族化合物、あるいはタングステン酸マグネシウ
ム等のタングステン酸塩などの蛍光物質が用いられる。
この蛍光物質によって、例えば波長254nmの紫外線
が波長400〜800nmの可視光に変換される。
等の芳香族化合物、あるいはタングステン酸マグネシウ
ム等のタングステン酸塩などの蛍光物質が用いられる。
この蛍光物質によって、例えば波長254nmの紫外線
が波長400〜800nmの可視光に変換される。
【0013】この蛍光物質(変換手段2)からの可視光
が、例えば波長600nmの光のみを取り出す光学手段
3に供給される。そしてこの光学手段3を通過された例
えば波長600nmの光が、波長600nmに感度を持
つ可視光の照度を測定するセンサー4に供給される。
が、例えば波長600nmの光のみを取り出す光学手段
3に供給される。そしてこの光学手段3を通過された例
えば波長600nmの光が、波長600nmに感度を持
つ可視光の照度を測定するセンサー4に供給される。
【0014】従ってこの装置において、紫外線ランプ1
からの紫外線出力が低下されると、蛍光物質(変換手段
2)からの可視光出力が低下され、この可視光出力の低
下がセンサー4で検出される。
からの紫外線出力が低下されると、蛍光物質(変換手段
2)からの可視光出力が低下され、この可視光出力の低
下がセンサー4で検出される。
【0015】こうして上述の装置によれば、紫外線を可
視光に変換(手段2)して測定するので、紫外線出力の
変化を直接検出することができ、紫外線出力の低下を正
確に検出することができると共に、安価で取扱の容易な
可視光の照度を測定するセンサー4で検出することがで
きるものである。
視光に変換(手段2)して測定するので、紫外線出力の
変化を直接検出することができ、紫外線出力の低下を正
確に検出することができると共に、安価で取扱の容易な
可視光の照度を測定するセンサー4で検出することがで
きるものである。
【0016】なお上述の装置において、蛍光物質(変換
手段2)として例えばナフタレンを用いる場合には、ナ
フタレンは励起物質であるため紫外線を受けると可視光
に変換するが、紫外線を照射しないときはもとの基底状
態に戻り、半永久的に使用が可能である。
手段2)として例えばナフタレンを用いる場合には、ナ
フタレンは励起物質であるため紫外線を受けると可視光
に変換するが、紫外線を照射しないときはもとの基底状
態に戻り、半永久的に使用が可能である。
【0017】また上述の光学手段3としては、光学フィ
ルターあるいはスリット等の波長を選別する手段が用い
られる。この場合に選別される波長は可視光の照度を測
定するセンサー4の感度特性に応じて任意の波長にされ
るものである。さらにこの光学手段3によって不用なエ
ネルギーが遮断され、センサー4の劣化等の防止が図ら
れる。
ルターあるいはスリット等の波長を選別する手段が用い
られる。この場合に選別される波長は可視光の照度を測
定するセンサー4の感度特性に応じて任意の波長にされ
るものである。さらにこの光学手段3によって不用なエ
ネルギーが遮断され、センサー4の劣化等の防止が図ら
れる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、紫外線を可視光に変
換して測定するので、紫外線出力の変化を直接検出する
ことができ、紫外線出力の低下を正確に検出することが
できると共に、安価で取扱の容易な可視光の照度を測定
するセンサーで検出することができるようになった。
換して測定するので、紫外線出力の変化を直接検出する
ことができ、紫外線出力の低下を正確に検出することが
できると共に、安価で取扱の容易な可視光の照度を測定
するセンサーで検出することができるようになった。
【図1】本発明による紫外線照度測定器の一例の構成図
である。
である。
1 紫外線ランプ 2 紫外線を可視光に変換する変換手段 3 光学手段 4 可視光の照度を測定するセンサー
Claims (2)
- 【請求項1】 紫外線ランプからの紫外線が照射される
位置に上記紫外線を可視光に変換する変換手段を設け、
この変換手段で変換された可視光を可視光の照度を測定
するセンサーで検出するようにした紫外線照度測定器。 - 【請求項2】 上記変換手段は紫外線に感受性を持つ蛍
光物質であることを特徴とする請求項1に記載の紫外線
照度測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3803592A JPH05231929A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 紫外線照度測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3803592A JPH05231929A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 紫外線照度測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05231929A true JPH05231929A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12514294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3803592A Pending JPH05231929A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 紫外線照度測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05231929A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011440A1 (fr) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Omron Corporation | Detecteur ultraviolet |
JP2008519263A (ja) * | 2004-10-28 | 2008-06-05 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 集光ビームを測定する為の方法および装置 |
JP2014133216A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Stanley Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
CN108760650A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-11-06 | 北京海光仪器有限公司 | 一种多灯位旋转灯塔对光系统 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3803592A patent/JPH05231929A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011440A1 (fr) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Omron Corporation | Detecteur ultraviolet |
US6335529B1 (en) | 1998-08-20 | 2002-01-01 | Omron Corporation | Ultraviolet detector |
JP2008519263A (ja) * | 2004-10-28 | 2008-06-05 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 集光ビームを測定する為の方法および装置 |
JP4777995B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2011-09-21 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 集光ビームを測定する為の方法および装置 |
JP2014133216A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Stanley Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
CN108760650A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-11-06 | 北京海光仪器有限公司 | 一种多灯位旋转灯塔对光系统 |
CN108760650B (zh) * | 2018-05-25 | 2023-10-13 | 北京海光仪器有限公司 | 一种多灯位旋转灯塔对光系统 |
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