JPH0523182Y2 - - Google Patents

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JPH0523182Y2
JPH0523182Y2 JP1988118255U JP11825588U JPH0523182Y2 JP H0523182 Y2 JPH0523182 Y2 JP H0523182Y2 JP 1988118255 U JP1988118255 U JP 1988118255U JP 11825588 U JP11825588 U JP 11825588U JP H0523182 Y2 JPH0523182 Y2 JP H0523182Y2
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container
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cutting member
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、被加工物の収納部としての容器と、
薄切り用、おろし用、つま切り用等の種々の切断
加工部材とからなる調理器セツトに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、この種の調理器セツトにおいては、例え
ば実開昭51−86255号公報に示されるように、使
用時各種切断加工部材のうち一つの切断加工部材
を調理の必要に応じて選び、これを容器上に載置
して使用することができるようになつている。一
方、不使用時には各種切断加工部材を容器上に積
み重ねて保管することができるようになつてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、各種切断加工部材を容器上に積
み重ねるので、各種切断加工部材の積み重ね高さ
だけかさばる問題があつた。
そこで、本考案は不使用時に切断加工部材を容
器内に収納可能にすることにより、不使用時にか
さばることのない調理器セツトを提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案は被加工物の
収納部としての容器と複数種類の切断加工部材と
からなる調理器セツトにおいて、前記容器には上
方が開放され、かつ前記複数種類の切断加工部材
を互いに積み重ねて収納可能な収納空間を設ける
とともに、同収納空間の内壁面には前記複数種類
の切断加工部材の個別使用時に当該各個の切断加
工部材を載置支持するための複数の支持部を内向
きに突設し、一方、前記各切断加工部材は、その
平面形状を前記各支持部により形成される収納空
間内の載置平面上において位置ずらし操作可能な
形状とし、さらに、各切断加工部材の外周縁には
前記各支持部上に載置支持された状態からその載
置平面上において所定方向へ位置をずらしたとき
各支持部と対応する部位に当該各支持部による載
置支持状態を解除するための回避部を形成したこ
とを要旨としている。
〔作用〕
即ち、各切断加工部材を収納空間内から全て取
出した状態において、切断加工部材を使用すると
きには、各切断加工部材のうちから一つの切断加
工部材を選び、当該一つの切断加工部材を収納空
間内の支持部上に載置する。すると、前記一つの
切断加工部材は収納空間内において支持部上に載
置支持され、使用可能な状態とされる。
一方、切断加工部材の不使用時には、各切断加
工部材を支持部により形成される載置平面上にお
いて所定方向へ位置ずれさせる。すると、各切断
加工部材の回避部が前記支持部と対応し、各切断
加工部材は前記支持部による載置支持状態が解除
される。そして、この載置支持状態の解除により
各切断加工部材は収納空間内への積み重ね収納が
許容される。
〔実施例〕
以下、本考案を具体化した一実施例の調理器セ
ツトにつき図面を参照して説明する。
この調理器セツトは第1図に示す容器1及びそ
の蓋16と、第4図に示す薄切り用切断加工部材
6と、第5図に示すおろし用切断加工部材7と、
第6図に示すつま切り用切断加工部材8からなつ
ている。
第2,3図に示すようにプラスチツク製の容器
1は、底壁1aとその外周において上方へ突設さ
れている前後左右各側壁1b,1c,1dとから
なり、これらの各側壁1b,1c,1dに囲まれ
る収納空間Sが上方に開放されている。
前記後側壁1cの内面左右方向中央部には前方
へ向けて支持部としての突起2が突設されてい
る。この突起2は後側壁1cの上端よりやや下が
つた位置から底壁1aに至るまで設けられてお
り、この突起2の上端部には後壁1cに連続する
載置面2aと、この載置面2aから上方へ立ち上
がつて段差状をなす係止凸部3とが形成されてい
る。
左右両側壁1dの内面には各々3個の支持部と
して突起4が前後に間隔をおいて、かつ、左右方
向で互いに向き合うように形成されている。これ
らの突起4は左右両側壁1dよりやや下がつた位
置から底壁1aに至るまで設けられており、その
上面が載置面4aとなつている。
容器1の側壁1b,1c,1dの上端周縁部の
外側には段差部1eが形成されている。
また、底壁1aの外面にはその前端部及び後端
部においてそれぞれ左右方向へ延びる足台5が突
設されており、その内部にすべり止め用ゴム材が
嵌め込まれている。
一方、切断加工部材6,7,8においては、第
4〜8図に示すように、プラスチツク製のフレー
ム部9が把持部10と、この把持部10に一体形
成されている支持枠11とからなつており、フレ
ーム部9の表面側において支持枠11の内側には
板状の刃部12が嵌着されている。フレーム部9
の裏面側において同フレーム部9の周縁部13に
は前後左右各壁部9a,9b,9cが連なつて形
成されており、支持枠11部分の左右両壁部9c
にはそれぞれ前後一対の凹部14が形成されてい
る。また、各切断加工部材6,7,8は第1図に
示すように容器1の前後両側壁1b,1c間の間
隔よりも短く形成されており、容器1内に収納保
管されるときにはフレーム部9の後壁部9bと容
器1の後側壁1c内面との間に前記突起2を収納
配置可能な空間が形成されるようになつている。
また、前記フレーム部9の左右両壁部9cは把持
部10部分が後端側ほど互いに接近するように切
込み形成されている。従つて、第1図に示すよう
に各切断加工部材6,7,8は容器1内に収納保
管されるとき把持部10部分の左右両壁部9cと
容器1の左右両側壁1d内面との間にそれぞれ突
起4を収納配置可能な空間が形成されるようにな
つている。そして、この実施例ではフレーム部9
の周縁部13のうち、前記凹部14とフレーム部
9の後壁部9b及び把持部10部分の左右両壁部
9cにより各切断加工部材6,7,8を前方へス
ライド移動させたとき前記載置面2a,4aによ
る載置支持状態を解除するための回避部が構成さ
れている。さらに、前記把持部10には孔15が
形成され、孔15の周縁には把持部10の裏面へ
突出する突壁15aが形成されている。
なお、第1,10図に示すように前記容器1上
には蓋16が上端周縁の段差部1eに嵌合されて
被せられるようになつている。
このように構成された調理器セツトにおいて
は、例えば第9図に示すように各切断加工部材
6,7,8のうち使用時調理の必要に応じて一つ
の切断面加工部材6を選択し、その後壁部9b及
び左右両壁部9cを容器1の後側壁1c及び左右
両側壁1dの内面上端に当てがうように切断加工
部材6を容器1上に載置する。この場合、切断加
工部材6のフレーム部9裏面が周縁部13におい
て前記突起2,4の載置面2a,4aに載せられ
るとともに、切断加工部材6の後壁部9bと突壁
15aとの間に前記突起2の係止凸部3が挿入さ
れ、容器1の前側壁1bと切断加工部材6の前壁
部9aとの間は離間している。この載置状態で、
切断加工部材6の後壁部9b及び左右両壁部9c
が容器1の後側壁1c及び左右両側壁1dに当て
がわれるとともに、切断加工部材6の後壁部9b
と突壁15aとの間に突起2の係止凸部3が係止
されるため、切断加工部材6の移動が阻止され
る。
そして、素材を刃部12上で移動させて加工し
た被加工物は、容器1内に収納されるようになつ
ている。
なお、前記実施例では容器1上に薄切り用切断
加工部材6を載置したが、これに代えておろし用
切断加工部材7、つま切り用切断加工部材8を載
置するようにしてもよい。
不使用時には、前記切断加工部材6を載置面2
a,4aに沿つて容器1の前側壁1b方向へ同前
側壁1bに切断加工部材6の前壁部9aが当接す
るまで位置ずれさせる。すると、前記した七つの
突起2,4のうち前側の四つの突起4に切断加工
部材6の凹部14が対応するので、それぞれ対応
する突起4を凹部14に挿入して、各切断加工部
材6,7,8を重ねた状態で第1図に示すように
収納する。この場合、切断加工部材6,7,8の
把持部10における後壁部9b及び左右両壁部9
cと、容器1の後側壁1c及び左右両側壁1dと
の間に空間ができ、その空間内に各突起4のうち
後側の二つの突起4と後側壁1cの突起2とが位
置する。そして、容器1上には蓋16が被せられ
る。
特に本実施例の調理器セツトは、被加工物の収
納部となる容器1内に切断加工部材6,7,8を
収納することができるので、不使用時にかさばる
ことがない。
収納された切断加工部材6,7,8は容器1の
各突起4のうち前側の四つの突起4が凹部14内
に挿入係止されるとともに、後側の三つの突起
2,4が容器1の後側壁1c及び左右両側壁1d
との間の空間に収納配置されるので、容器1内で
移動することがない。
このように容器1内に切断加工部材6,7,8
を収納して容器1に蓋16を被せた調理器セツト
は、容器1の底壁1aを下にして置いてもよい
し、第10図に示すように容器1の後側壁1cを
下にして置いてもよい。
また、前記実施例の構成によると、各切断加工
部材6,7,8の使用時において同切断加工部材
の前壁部9aと容器1の前側壁1bとの間には空
間が形成されるので、使用者はこの空間を通して
収納空間S内における被加工物の溜まり具合を視
認しながら加工作業を行うことができる一方、各
切断加工部材6,7,8の収納保管時には同切断
加工部材の後壁部9bと容器1の後側壁1cとの
間に同じく空間が形成されるので、使用者はこの
空間に指先を差し込めば容器1を逆さまにする必
要もなく容易に各切断加工部材6,7,8を取り
出すことができる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、この考案の趣旨を逸脱しない範
囲内ならば任意に変更することも可能である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば複数種類
の切断加工部材をその個別使用時には収納空間内
に支持部上に使用状態にして載置支持できる一
方、不使用時には各切断加工部材を支持部により
形成される載置平面上において位置ずれさせる
と、その回避部が各支持部に対応して前記支持部
による載置支持状態が解除されるので、各切断加
工部材を容器の収納空間内に積み重ねて収納で
き、保管時において容器の上下方向へ嵩張ること
がないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の調理器セツトにおいてその
蓋を外して切断加工部材を容器に収納した不使用
状態を示す斜視図、第2図は同調理器セツトの容
器を示す平面図、第3図は同じく容器のA−A線
断面図、第4図は同調理器セツトの薄切り用切断
加工部材の平面図、第5図は同じくおろし用切断
加工部材の平面図、第6図は同じくつま切り用切
断加工部材の平面図、第7図は第4〜6図に示す
切断加工部材の側面図、第8図は薄切り用切断加
工部材の裏面側を示す斜視図、第9図は同調理器
セツトの使用状態を示す斜視図、第10図は同調
理器セツトをたてて置いた状態を示す斜視図であ
る。 容器1、支持部材としての突起2,4、切断加
工部材6,7,8、回避部を構成する後壁部9b
と左右両壁部9c及び凹部14。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被加工物の収納部としての容器と複数種類の切
    断加工部材とからなる調理器セツトにおいて、 前記容器1には上方が開放され、かつ前記複数
    種類の切断加工部材6,7,8を互いに積み重ね
    て収納可能な収納空間Sを設けるとともに、 同収納空間Sの内壁面には前記複数種類の切断
    加工部材6,7,8の個別使用時に当該各個の切
    断加工部材を載置支持するための複数の支持部
    2,4を内向きに突設し、 一方、前記各切断加工部材6,7,8は、その
    平面形状を前記各支持部2,4により形成される
    収納空間S内の載置平面上において位置ずらし操
    作可能な形状とし、さらに、各切断加工部材6,
    7,8の外周縁には前記各支持部2,4上に載置
    支持された状態からその載置平面上において所定
    方向へ位置をずらしたとき各支持部2,4と対応
    する部位に当該各支持部2,4による載置支持状
    態を解除するための回避部9b,9c,14を形
    成したことを特徴とする調理器セツト。
JP1988118255U 1988-09-08 1988-09-08 Expired - Lifetime JPH0523182Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335599B2 (ja) * 1985-07-31 1988-07-15 Iwao Kishi

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186255U (ja) * 1974-12-27 1976-07-10
JPH0214955Y2 (ja) * 1986-08-27 1990-04-23

Patent Citations (1)

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JPS6335599B2 (ja) * 1985-07-31 1988-07-15 Iwao Kishi

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