JPH05228841A - 管内面ブラスト装置 - Google Patents
管内面ブラスト装置Info
- Publication number
- JPH05228841A JPH05228841A JP2694192A JP2694192A JPH05228841A JP H05228841 A JPH05228841 A JP H05228841A JP 2694192 A JP2694192 A JP 2694192A JP 2694192 A JP2694192 A JP 2694192A JP H05228841 A JPH05228841 A JP H05228841A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- air flow
- nozzle
- blasting device
- blast material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一端部を中央部と同様にブラスト処理できる管
内面ブラスト装置を提供する。 【構成】タンク8に蓄えられたブラスト材を気流中に挿
入し、このブラスト材を含む気流をノズル4から処理対
象となる管3の一端に吹き込み他端から吹き出させるこ
とによって管3内面をブラスト処理する管内面ブラスト
装置において、前記加圧タンク8を処理対象となる管3
の一端が配される箇所の前方側に配置した。
内面ブラスト装置を提供する。 【構成】タンク8に蓄えられたブラスト材を気流中に挿
入し、このブラスト材を含む気流をノズル4から処理対
象となる管3の一端に吹き込み他端から吹き出させるこ
とによって管3内面をブラスト処理する管内面ブラスト
装置において、前記加圧タンク8を処理対象となる管3
の一端が配される箇所の前方側に配置した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の内面をブラスト処
理するための装置に関する。
理するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、長尺の金属管の内面をブラスト
処理するために用いられていた従来の管内面ブラスト装
置を示すものである。この管内面ブラスト装置は、V受
け1とチャック2によって保持した管3の一端をノズル
4の先端に設けられたゴム板5に突き当て、ついでV受
け1を蓋18で閉じ、この後ノズル4から管3にブラス
ト材を吹き込むものである。管3を通過したブラスト材
は管3の他端から外に吹き出して、V受け1の末端部を
通過したあと管3の他端の後方に設けられた本体6に流
入する。本体6にはさらにサイクロンタンク7が接続さ
れており、前記ブラスト材はこのタンク7に回収され
る。そして回収されたブラスト材は加圧タンク8に送ら
れたあとエジェクタ9から加圧空気の気流中に挿入され
る。そして、このブラスト材が混入された気流は再びノ
ズル4に送られて使用に供される。このような従来のブ
ラスト装置では、本体6から加圧タンク8へのブラスト
材の流れを第一に考慮し、サイクロンタンク7および加
圧タンク8を本体10の近く、すなわち管3の他端が配
される箇所の後方側に配置していた。
処理するために用いられていた従来の管内面ブラスト装
置を示すものである。この管内面ブラスト装置は、V受
け1とチャック2によって保持した管3の一端をノズル
4の先端に設けられたゴム板5に突き当て、ついでV受
け1を蓋18で閉じ、この後ノズル4から管3にブラス
ト材を吹き込むものである。管3を通過したブラスト材
は管3の他端から外に吹き出して、V受け1の末端部を
通過したあと管3の他端の後方に設けられた本体6に流
入する。本体6にはさらにサイクロンタンク7が接続さ
れており、前記ブラスト材はこのタンク7に回収され
る。そして回収されたブラスト材は加圧タンク8に送ら
れたあとエジェクタ9から加圧空気の気流中に挿入され
る。そして、このブラスト材が混入された気流は再びノ
ズル4に送られて使用に供される。このような従来のブ
ラスト装置では、本体6から加圧タンク8へのブラスト
材の流れを第一に考慮し、サイクロンタンク7および加
圧タンク8を本体10の近く、すなわち管3の他端が配
される箇所の後方側に配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の管内
面ブラスト装置で管3の内面をブラスト処理すると、ブ
ラスト材を含む気流がノズル4から管3に流入する箇所
で流れの状態が乱れ易く、管3の一端部の摩耗が中央部
に比較して激しくこの部分が多く削られてしまう問題が
あった。
面ブラスト装置で管3の内面をブラスト処理すると、ブ
ラスト材を含む気流がノズル4から管3に流入する箇所
で流れの状態が乱れ易く、管3の一端部の摩耗が中央部
に比較して激しくこの部分が多く削られてしまう問題が
あった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、管の一端部を中央部と同様にブラスト処理できる管
内面ブラスト装置を提供することを目的とする。
で、管の一端部を中央部と同様にブラスト処理できる管
内面ブラスト装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管内面ブラスト
装置では、加圧タンクを処理対象となる管の一端が配さ
れる箇所の前方側に配置することによって前記課題を解
決した。
装置では、加圧タンクを処理対象となる管の一端が配さ
れる箇所の前方側に配置することによって前記課題を解
決した。
【0006】
【作用】本発明の管内面ブラスト装置では、加圧タンク
が処理対象となる管の一端が配される箇所の前方側に配
置されているので、加圧タンクからノズルに至るブラス
ト材を含む気流の流路を屈曲させずに設けることができ
る。ブラスト材を含む気流をエジェクタからノズルまで
屈曲させずに真っ直ぐに流すと、ノズルから管へ流入す
る際のブラスト材を含む気流の流れが安定する。
が処理対象となる管の一端が配される箇所の前方側に配
置されているので、加圧タンクからノズルに至るブラス
ト材を含む気流の流路を屈曲させずに設けることができ
る。ブラスト材を含む気流をエジェクタからノズルまで
屈曲させずに真っ直ぐに流すと、ノズルから管へ流入す
る際のブラスト材を含む気流の流れが安定する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の管内面ブラス
ト装置の一実施例を詳しく説明する。なお前記従来例と
同一構成部分には、同一符号を付して説明を簡略化す
る。
ト装置の一実施例を詳しく説明する。なお前記従来例と
同一構成部分には、同一符号を付して説明を簡略化す
る。
【0008】この実施例の管内面ブラスト装置では、図
1に示すように、サイクロンタンク7と加圧タンク8が
処理対象となる管3の一端が配される箇所の前方側に配
置されている。サイクロンタンク7と本体6とは、返送
チューブ11によって接続されている。加圧タンク8の
下部にはエジェクタ9が連設されており、このエジェク
タ9は、バルブ12を介してノズル4に接続されてい
る。そしてエジェクタ9およびノズル4は、管3の軸線
方向に沿う直線上に配置されている。そしてこれらエジ
ェクタ9からノズル4に至るブラスト材を含む気流の流
路は、その中心線が管3の中心軸線の延長線と重なるよ
うに形成されている。
1に示すように、サイクロンタンク7と加圧タンク8が
処理対象となる管3の一端が配される箇所の前方側に配
置されている。サイクロンタンク7と本体6とは、返送
チューブ11によって接続されている。加圧タンク8の
下部にはエジェクタ9が連設されており、このエジェク
タ9は、バルブ12を介してノズル4に接続されてい
る。そしてエジェクタ9およびノズル4は、管3の軸線
方向に沿う直線上に配置されている。そしてこれらエジ
ェクタ9からノズル4に至るブラスト材を含む気流の流
路は、その中心線が管3の中心軸線の延長線と重なるよ
うに形成されている。
【0009】この実施例の管内面ブラスト装置では、エ
ジェクタ9に加圧空気を流すと、加圧タンク8に貯えら
れているブラスト材が加圧気体の気流中に吸い込まれ
る。このブラスト材を含む気流は、ノズル4から吹き込
み側チューブ13を介して管3に吹き込まれる。このブ
ラスト材を含む気流は管3を通過した後管3の他端から
吹き出して本体6に入る。そして本体6に入ったブラス
ト材は、返送チューブ11を介してサイクロンタンク7
へ返送されて回収され、加圧タンク8に再び送られ再使
用に供される。
ジェクタ9に加圧空気を流すと、加圧タンク8に貯えら
れているブラスト材が加圧気体の気流中に吸い込まれ
る。このブラスト材を含む気流は、ノズル4から吹き込
み側チューブ13を介して管3に吹き込まれる。このブ
ラスト材を含む気流は管3を通過した後管3の他端から
吹き出して本体6に入る。そして本体6に入ったブラス
ト材は、返送チューブ11を介してサイクロンタンク7
へ返送されて回収され、加圧タンク8に再び送られ再使
用に供される。
【0010】本実施例の管内面ブラスト装置では、加圧
タンク8が処理対象となる管3の一端が配される箇所の
前方側に配置されているので、加圧タンク8からノズル
4に至るブラスト材を含む気流の流路を屈曲させずに真
っすぐに形成できた。すなわちエジェクタ9からノズル
4までのブラスト材を含む気流の流路を屈曲させずに真
っすぐに設けることができた。この結果、ブラスト材を
含む気流はエジェクタ9からノズル4まで真っすぐに流
れ、ノズル4から管3へ流入する際のブラスト材を含む
気流の流れが安定した。従って本実施例の管内面ブラス
ト装置によれば、管3の一端部を中央部と同程度にブラ
スト処理でき、管3の一端部が過度に削られるのを防止
できる。
タンク8が処理対象となる管3の一端が配される箇所の
前方側に配置されているので、加圧タンク8からノズル
4に至るブラスト材を含む気流の流路を屈曲させずに真
っすぐに形成できた。すなわちエジェクタ9からノズル
4までのブラスト材を含む気流の流路を屈曲させずに真
っすぐに設けることができた。この結果、ブラスト材を
含む気流はエジェクタ9からノズル4まで真っすぐに流
れ、ノズル4から管3へ流入する際のブラスト材を含む
気流の流れが安定した。従って本実施例の管内面ブラス
ト装置によれば、管3の一端部を中央部と同程度にブラ
スト処理でき、管3の一端部が過度に削られるのを防止
できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の管内面ブラ
スト装置は、処理対象となる管の一端が配される箇所の
前方側に加圧タンクが配置されたものなので、加圧タン
クからノズルに至るブラスト材を含む気流の流路を真っ
すぐに設けることができる。ブラスト材を含む気流をノ
ズルまで屈曲させずに真っすぐに流すと、ノズルから管
へ流入する際のブラスト材を含む気流の流れが安定す
る。従って本発明の管内面ブラスト装置によれば、管の
一端部を中央部と同程度にブラスト処理でき、一端部が
過度に削られるのを防止できる。
スト装置は、処理対象となる管の一端が配される箇所の
前方側に加圧タンクが配置されたものなので、加圧タン
クからノズルに至るブラスト材を含む気流の流路を真っ
すぐに設けることができる。ブラスト材を含む気流をノ
ズルまで屈曲させずに真っすぐに流すと、ノズルから管
へ流入する際のブラスト材を含む気流の流れが安定す
る。従って本発明の管内面ブラスト装置によれば、管の
一端部を中央部と同程度にブラスト処理でき、一端部が
過度に削られるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の管内面ブラスト装置を示す概略図。
【図2】従来の管内面ブラスト装置を示す概略図。
1……V受け、2……チャック、3……管、4……ノズ
ル、5……ゴム板、6……本体、7……サイクロンタン
ク、8……加圧タンク、9……エジェクタ、11…返送
チューブ、12…バルブ、13…吹き込み側チューブ。
ル、5……ゴム板、6……本体、7……サイクロンタン
ク、8……加圧タンク、9……エジェクタ、11…返送
チューブ、12…バルブ、13…吹き込み側チューブ。
Claims (1)
- 【請求項1】 タンクに蓄えられたブラスト材を気流中
に挿入し、このブラスト材を含む気流をノズルから処理
対象となる管の一端に吹き込み他端から吹き出させるこ
とによって管内面をブラスト処理する管内面ブラスト装
置において、 前記加圧タンクを処理対象となる管の一端が配される箇
所の前方側に配置したことを特徴とする管内面ブラスト
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2694192A JPH05228841A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 管内面ブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2694192A JPH05228841A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 管内面ブラスト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228841A true JPH05228841A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12207180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2694192A Withdrawn JPH05228841A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 管内面ブラスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05228841A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009119540A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | 住友金属工業株式会社 | スケール除去方法およびスケール除去装置 |
KR20210003334A (ko) * | 2019-07-01 | 2021-01-12 | 이능우 | 금형 냉각수 라인 내면 코팅방법 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP2694192A patent/JPH05228841A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009119540A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | 住友金属工業株式会社 | スケール除去方法およびスケール除去装置 |
EP2283971A1 (en) * | 2008-03-26 | 2011-02-16 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Scale removing method and scale removing device |
EP2283971A4 (en) * | 2008-03-26 | 2014-03-19 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | DESCALING METHOD AND DESCALING DEVICE |
KR20210003334A (ko) * | 2019-07-01 | 2021-01-12 | 이능우 | 금형 냉각수 라인 내면 코팅방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |