JPH0522376Y2 - - Google Patents

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JPH0522376Y2
JPH0522376Y2 JP3655685U JP3655685U JPH0522376Y2 JP H0522376 Y2 JPH0522376 Y2 JP H0522376Y2 JP 3655685 U JP3655685 U JP 3655685U JP 3655685 U JP3655685 U JP 3655685U JP H0522376 Y2 JPH0522376 Y2 JP H0522376Y2
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JP
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welding
tip
fitting body
welding wire
torch
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、消耗電極溶接におけるウイービング
方法の改善を図つた溶接トーチに係る。
〔従来の技術〕
溶接ワイヤ誘導孔を穿設した嵌合体をトーチ内
に回動および軸方向移動自在に嵌め込み、嵌合体
の回動によりワイヤをウイービングさせるタイプ
の溶接トーチがあるが、従来のものを第2図につ
いてみると、01は溶接ワイヤ、02は溶接トー
チ本体、03は送給ローラ、04は溶接トーチ本
体02の一部である溶接チツプ、05は溶接チツ
プ04に開けられた溶接ワイヤ導出孔、06は溶
接トーチ02に嵌合体である。07は嵌合体06
の基部06aから溶接チツプ04寄りまで回転軸
中心から離れた位置で同軸中心に平行に穿設され
た溶接ワイヤ誘導孔であり、この溶接ワイヤ誘導
孔の代りに溝でもよい。08は溶接台車等に固定
された腕、09は腕08に固定された摺動枠、0
10は摺動枠09に沿つて摺動する摺動子、01
1は摺動子010を動かすネジ、012は摺動子
010に固定された腕、013は嵌合体06と回
動自在に保持し腕012と一体化した軸受、01
4は軸受013と一体化した支持腕、015は支
持腕014に固定されたモータ、016はモータ
015の回転軸に取付けられた歯車、017は嵌
合体06に固定され歯車016に噛み合つた歯
車、018は嵌合体06に取付けられた自在継
手、019は自在継手018に取付けられたコン
ジツトケーブル、020は腕08に固定され送給
ローラ03およびワイヤリール021を支持する
支持腕である。
このような装置において、モータ015の回転
により歯車016,017を介して嵌合体06が
180度回動すると、溶接ワイヤ01が01′で
示される位置に変化する。次にネジ011を回転
し摺動子010を移動させると、嵌合体06は0
6′で示される位置まで移動し、嵌合体06の回
転によつて溶接ワイヤは01″,01で示され
る位置を変化する。かくしてこの溶接トーチでは
嵌合体06を回転することにより、溶接ワイヤ0
1先端は円弧又は半円弧を描きウイービングを行
い、また嵌合体06の位置を変えることにより、
時間的遅れなしにウイービング幅を変えることが
可能になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところがかゝる溶接トーチは、幅が狭く深い開
先を対象とした溶接トーチであるため、嵌合体0
6の直径は極力小さくする必要があり、自在継手
018を回転軸中心より離れた位置に取付けるこ
とはコンジツトケーブル019の負荷等により、
嵌合体06の回転を阻害し、ウイービングの応答
性を落すことになる決点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記従来装置の欠点を改善するべ
く、先端部に向つて円錐状に明けられ、溶接ワイ
ヤの先端が挿通され、かつ円形状のワイヤ導出孔
を備えた溶接チツプと、該溶接チツプを先端部に
設けた円筒状の溶接トーチ本体と、該溶接トーチ
本体内部に回動自在及び軸方向に摺動自在に嵌め
込まれた嵌合体と、該嵌合体にはその基部側にお
いては回転軸中心に位置し、前記溶接チツプ側で
は周辺部に位置するとともに、前記基部側と前記
溶接チツプ側に連通する溶接ワイヤ誘導路と、前
記嵌合体基部の回転軸中心位置に取付けられたコ
ンジツトケーブル付自在継手とからなることを特
徴とする消耗電極溶接トーチを提供する。
〔作用〕
上記手段を有する本考案溶接トーチは、幅が狭
く深い開先内で、ウイービングを行うに際し、溶
接ワイヤの曲率半径およびウイービングを応答性
良く変化でき、長時間の連続溶接にも耐え得る。
〔実施例〕
本考案溶接トーチの一実施例を第1図について
説明する。
第1図において、1は溶接ワイヤ、2は溶接ト
ーチ本体、3は送給ローラ、4は溶接トーチ本体
2の一部である溶接チツプ、4′は溶接チツプ4
に耐摩耗性のよい材質を接合した溶接チツプ先端
部、5は溶接チツプ先端部4′に開けられた溶接
ワイヤ導出孔、6は溶接トーチ2に嵌合した嵌合
体である。
7は嵌合体6の基部6aにおいては回転軸中心
位置にあり、溶接チツプ4寄りに至るまでの道程
において回転軸中心から離れた位置で同軸中心に
平行に穿設された溶接ワイヤ誘導孔であり、この
溶接ワイヤ誘導孔の代りに溝でもよい。22はシ
ールドノズルで、シールドガスにてアーク雰囲気
および溶接金属を大気から保護する。
8は溶接台車等に固定された腕、9は腕8に固
定された摺動枠、10は摺動枠9に沿つて摺動す
る摺動子、11は摺動子10を動かすネジ、12
は摺動子10に固定され、嵌合体6を回動自在
で、かつ、軸方向にのみ拘束するように保持する
腕、13は嵌合体6を回動自在に保持し腕12と
一体化した軸受、14は軸受13と一体化した支
持腕、15は支持腕14に固定されたモータ、1
6はモータ15の回転軸に取付けられた歯車、1
7は嵌合体6に固定され歯車16に噛み合つた歯
車、18は嵌合体6に固設された歯車17を回動
自在に保持する自在継手、19は自在継手18に
取付けられたコンジツトケーブル、20は腕8に
固定され送給ローラ3およびワイヤリール21を
支持する支持腕である。
このような装置において、モータ15の回転に
より歯車16,17を介して嵌合体6が180度回
動すると、溶接ワイヤ1が1′で示される位置に
変化する。次にネジ11を回転し摺動子10を移
動させると、嵌合体6は6′で示される位置まで
移動し、嵌合体6の回動によつて溶接ワイヤは
1″,1で示される位置を変化する。
かくしてこの本考案溶接トーチでは、溶接ワイ
ヤ1は嵌合体6の基部6aにおける回転軸中心位
置から溶接チツプ4寄りにおける回転軸中心から
離れた位置まで、誘導孔7内を誘導され、嵌合体
6を回動することにより、溶接ワイヤ1先端は円
弧又は半円弧を描きウイービングを行い、また嵌
合体6の位置を変えることにより、時間的遅れな
しにウイービング幅を変えることが可能になる。
また自在継手18を嵌合体6の回転軸中心の位置
に取付けているので、コンジツトケーブル19に
加わる負荷がきわめて少なくなり、嵌合体6の回
転を阻害することなく、しかもウイービングの応
答性も良くなつて来る。
さらに従来の溶接トーチでは、溶接チツプの摩
耗が激しく、長時間の溶接に際し溶接ワイヤ導出
孔の孔径が大きくなることにより、ウイービング
幅が縮小するため開先壁面に対する適正アーク位
置が保持できず、摺動子を頻繁に調整しないと開
先壁面の溶解が不十分となつて溶込不良が生じや
すい不都合があつたが、上記の本考案実施例にお
いては、耐摩耗性のよい材質を接合した溶接チツ
プを採用しているので、このような不都合が改善
される。
〔考案の効果〕
本考案溶接トーチにおいては、嵌合体における
溶接ワイヤ誘導孔または溝を基部では回転軸中心
に設け、その後側方へ偏心して穿設し、かつ溶接
ワイヤ挿入用自在継手を回転軸中心の位置に取付
けているので、コンジツトケーブルに加わる負荷
がきわめて少なくなり、嵌合体の回転は円滑適確
に行われ、したがつてウイービングの応答性も良
くなり、それにより開先壁面に対する適正アーク
位置を容易に保持でき、溶込み不良の発生を防止
できるとともに、長時間の連続溶接にも耐えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案溶接トーチの一実施例の縦断面
図、第2図は従来の溶接トーチの縦断面である。 1……溶接ワイヤ、2……溶接トーチ本体、4
……溶接チツプ、5……溶接ワイヤ導出孔、6…
…嵌合体、7……溶接ワイヤ誘導孔、18……自
在継手、19……コンジツトケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に向つて円錐状に明けられ、溶接ワイヤ
    の先端が挿通され、かつ円形状のワイヤ導出孔を
    備えた溶接チツプと、該溶接チツプを先端部に設
    けた円筒状の溶接トーチ本体と、該溶接トーチ本
    体内部に回動自在及び軸方向に摺動自在に嵌め込
    まれた嵌合体と、該嵌合体にはその基部側におい
    ては回転軸中心に位置し、前記溶接チツプ側では
    周辺部に位置するとともに、前記基部側と前記溶
    接チツプ側に連通する溶接ワイヤ誘導路と、前記
    嵌合体基部の回転軸中心位置に取付けられたコン
    ジツトケーブル付自在継手とからなることを特徴
    とする消耗電極溶接トーチ。
JP3655685U 1985-03-14 1985-03-14 Expired - Lifetime JPH0522376Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3655685U JPH0522376Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3655685U JPH0522376Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152387U JPS61152387U (ja) 1986-09-20
JPH0522376Y2 true JPH0522376Y2 (ja) 1993-06-08

Family

ID=30541850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3655685U Expired - Lifetime JPH0522376Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61152387U (ja) 1986-09-20

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