JPH05223293A - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
- Publication number
- JPH05223293A JPH05223293A JP2795492A JP2795492A JPH05223293A JP H05223293 A JPH05223293 A JP H05223293A JP 2795492 A JP2795492 A JP 2795492A JP 2795492 A JP2795492 A JP 2795492A JP H05223293 A JPH05223293 A JP H05223293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- tank
- steam
- water
- humidifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒータ式の加湿器において、蒸気や熱湯によ
る火傷を防止するとともに、送風停止時に蒸気が逆流し
ないようにして加湿器本体内の電気部品が水で濡れない
ようにする。 【構成】 水槽1と、この水槽1をパッキン9,10を
介して液密に覆う蓋3と、水槽1内の水を加熱するヒー
タ2と、水槽1の外に設けられた送風機7と、水槽1の
蓋3を貫通して送風機7と水槽1内の上部空間1bとを
連絡する送気管4と、水槽1の蓋3を貫通して水槽1内
の上部空間1bと水槽外部とを連絡する蒸気排出管5と
を備えている。送気管4の高さは蒸気排出管5の高さよ
り低く設定されている。
る火傷を防止するとともに、送風停止時に蒸気が逆流し
ないようにして加湿器本体内の電気部品が水で濡れない
ようにする。 【構成】 水槽1と、この水槽1をパッキン9,10を
介して液密に覆う蓋3と、水槽1内の水を加熱するヒー
タ2と、水槽1の外に設けられた送風機7と、水槽1の
蓋3を貫通して送風機7と水槽1内の上部空間1bとを
連絡する送気管4と、水槽1の蓋3を貫通して水槽1内
の上部空間1bと水槽外部とを連絡する蒸気排出管5と
を備えている。送気管4の高さは蒸気排出管5の高さよ
り低く設定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水槽内の水をヒータで
加熱して蒸発させ、この蒸気を空気とともに室内に放出
して室内を加湿する加湿器に関する。
加熱して蒸発させ、この蒸気を空気とともに室内に放出
して室内を加湿する加湿器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の加湿器としては、例えば
実公昭58−13231号公報に記載されているよう
に、ヒータで水槽内の水を加熱し、これにより発生する
蒸気を室内空気とともに吹出口から放出して室内の加湿
を行っている。
実公昭58−13231号公報に記載されているよう
に、ヒータで水槽内の水を加熱し、これにより発生する
蒸気を室内空気とともに吹出口から放出して室内の加湿
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のこの
種の加湿器は図4に示すように、底部にヒータaを備え
た水槽bの上面に蒸気吹出口cを穿ったカバーdを単に
被せた構成であり、このため、水槽内の水は沸騰状態で
100℃近くの高温となり、吹出口cの蒸気温度も非常
に高かった。又、水槽bと蓋(カバー)dがシールされ
ておらず、吹出口cの形状も湯こぼれを考慮したもので
はなかった。したがって、蒸気に触れたり、器具の転倒
時や持ち運び時に熱湯が流水した場合、火傷等を招く危
険があり、安全面での欠点があった。
種の加湿器は図4に示すように、底部にヒータaを備え
た水槽bの上面に蒸気吹出口cを穿ったカバーdを単に
被せた構成であり、このため、水槽内の水は沸騰状態で
100℃近くの高温となり、吹出口cの蒸気温度も非常
に高かった。又、水槽bと蓋(カバー)dがシールされ
ておらず、吹出口cの形状も湯こぼれを考慮したもので
はなかった。したがって、蒸気に触れたり、器具の転倒
時や持ち運び時に熱湯が流水した場合、火傷等を招く危
険があり、安全面での欠点があった。
【0004】この発明は上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、ヒータ式の加湿器において、水槽外部の部
品に悪影響を及ぼすことなく吹出蒸気温度を低下させる
とともに、転倒しても熱湯が流出しないようにし、安全
性の向上を図ることを目的とする。
ものであり、ヒータ式の加湿器において、水槽外部の部
品に悪影響を及ぼすことなく吹出蒸気温度を低下させる
とともに、転倒しても熱湯が流出しないようにし、安全
性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、水槽と、
この水槽をパッキンを介して液密に覆う蓋と、水槽内の
水を加熱するヒータと、水槽の外に設けられた送風機
と、水槽の蓋を貫通して送風機と水槽内の上部空間とを
連絡する送気管と、水槽の蓋を貫通して水槽内の上部空
間と水槽外部とを連絡する蒸気排出管とを備え、送気管
の高さが蒸気排出管の高さより低く設定されている構成
である。
この水槽をパッキンを介して液密に覆う蓋と、水槽内の
水を加熱するヒータと、水槽の外に設けられた送風機
と、水槽の蓋を貫通して送風機と水槽内の上部空間とを
連絡する送気管と、水槽の蓋を貫通して水槽内の上部空
間と水槽外部とを連絡する蒸気排出管とを備え、送気管
の高さが蒸気排出管の高さより低く設定されている構成
である。
【0006】
【作用】上記のように構成された加湿器では、蓋をした
水槽の水面上方に突き出た2本のノズル(送気管、蒸気
排出管)の一方に、ファン(送風機)によって本体内か
ら風を送り、その風を水面に当てそれによって沸騰した
水槽内の湯の温度を下げることができる。又、ファンの
風はもう一方のノズルよりヒータによって発生した蒸気
とともに出ていくため、吹出温度を低下させることにな
る。
水槽の水面上方に突き出た2本のノズル(送気管、蒸気
排出管)の一方に、ファン(送風機)によって本体内か
ら風を送り、その風を水面に当てそれによって沸騰した
水槽内の湯の温度を下げることができる。又、ファンの
風はもう一方のノズルよりヒータによって発生した蒸気
とともに出ていくため、吹出温度を低下させることにな
る。
【0007】又、水槽はパッキンを介して蓋で液密に覆
われ、この蓋を貫通して2本のノズルが設けられている
ため、水槽を持ち運んだり、転倒した際、水槽内部には
2本のノズルのまわりに湯が溜まる余裕があり、熱湯が
流出しないようにできる。
われ、この蓋を貫通して2本のノズルが設けられている
ため、水槽を持ち運んだり、転倒した際、水槽内部には
2本のノズルのまわりに湯が溜まる余裕があり、熱湯が
流出しないようにできる。
【0008】又、送気管の高さを蒸気排出管の高さより
も低く設定したので、ファンの停止後は蒸気排出管の方
が送気管よりもドラフト力が大きくなる。このため、蒸
気が送気管を通って加湿器本体内に逆流しないようにで
き、蒸気が加湿器本体内の送風機等の電気部品に悪影響
を与える心配もない。
も低く設定したので、ファンの停止後は蒸気排出管の方
が送気管よりもドラフト力が大きくなる。このため、蒸
気が送気管を通って加湿器本体内に逆流しないようにで
き、蒸気が加湿器本体内の送風機等の電気部品に悪影響
を与える心配もない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明すれば、次の通りである。
明すれば、次の通りである。
【0010】図1において、1は開口11を有する機体
(加湿器本体)8内に設けられた水槽で、この水槽1の
底壁裏側1aにPTCヒータ等のヒータ2を取り付け、
水槽1内の上部空間1bに蓋3を貫通したノズル構成の
送気管4を差し込み垂下させるとともに、さらに上部空
間1bには、蓋3を貫通したノズル構成の蒸気排出管5
が差し込み垂下されている。
(加湿器本体)8内に設けられた水槽で、この水槽1の
底壁裏側1aにPTCヒータ等のヒータ2を取り付け、
水槽1内の上部空間1bに蓋3を貫通したノズル構成の
送気管4を差し込み垂下させるとともに、さらに上部空
間1bには、蓋3を貫通したノズル構成の蒸気排出管5
が差し込み垂下されている。
【0011】送気管4の高さH1は蒸気排出管5の高さ
H2より低く設定されている。又、送気管4にはジョイ
ントダクト6が接続され、このジョイントダクト6には
機体8内に設けられた送風機7を臨ませてある。又、水
槽1の口縁フランジ1cが機体8の開口周縁部8aの下
面にパッキン9を介して取り付けられ、蓋3の周縁部3
aがパッキン10を介して機体8の開口周縁部8aの上
面に取り付けられており、水槽1は蓋3によって液密に
シールされている。
H2より低く設定されている。又、送気管4にはジョイ
ントダクト6が接続され、このジョイントダクト6には
機体8内に設けられた送風機7を臨ませてある。又、水
槽1の口縁フランジ1cが機体8の開口周縁部8aの下
面にパッキン9を介して取り付けられ、蓋3の周縁部3
aがパッキン10を介して機体8の開口周縁部8aの上
面に取り付けられており、水槽1は蓋3によって液密に
シールされている。
【0012】次にこの作用を説明すると、先ず水槽1内
に定量に張った水は底部に位置するヒータ2にて加熱さ
れ、沸騰し蒸気を発生するものである。
に定量に張った水は底部に位置するヒータ2にて加熱さ
れ、沸騰し蒸気を発生するものである。
【0013】この場合、熱湯となった水面Aには上方か
ら垂下した送気管4が臨み、この送気管4からは送風機
7から送られる風が吹き付けられるため、沸騰した湯の
温度を下げることができる。そして、この送気管4から
の風は内部に立ち上がった蒸気と共に蒸気排出管5から
出ていくため、吹出蒸気温度も約45〜50℃に下げる
ことができる。又、送風機7が停止した時、送気管4よ
りも蒸気排出管5の方のドラフト力が大きくなるため、
水槽1内に発生した蒸気が優先的に蒸気排出管5から出
ていく。このため、図5に示すように、蒸気排出管5の
高さH3が送気管4の高さと同等以下である場合のよう
に、送風停止時に蒸気が送気管4を逆流するのを防止で
きる。
ら垂下した送気管4が臨み、この送気管4からは送風機
7から送られる風が吹き付けられるため、沸騰した湯の
温度を下げることができる。そして、この送気管4から
の風は内部に立ち上がった蒸気と共に蒸気排出管5から
出ていくため、吹出蒸気温度も約45〜50℃に下げる
ことができる。又、送風機7が停止した時、送気管4よ
りも蒸気排出管5の方のドラフト力が大きくなるため、
水槽1内に発生した蒸気が優先的に蒸気排出管5から出
ていく。このため、図5に示すように、蒸気排出管5の
高さH3が送気管4の高さと同等以下である場合のよう
に、送風停止時に蒸気が送気管4を逆流するのを防止で
きる。
【0014】又、水槽1には、水槽1に張る水位(水面
A)が、図3に示すように転倒(横倒)した状態下で、
横向きとなった送気管4と蒸気排出管5の口縁より下側
となるような余裕(湯溜まり)が確保されているので、
水槽1が転倒しても熱湯が流れ出すこともない。
A)が、図3に示すように転倒(横倒)した状態下で、
横向きとなった送気管4と蒸気排出管5の口縁より下側
となるような余裕(湯溜まり)が確保されているので、
水槽1が転倒しても熱湯が流れ出すこともない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の加湿器
は水槽内に送風管と蒸気排出管を貫通して臨ませ、ヒー
タで沸騰した熱湯に風を当て湯の温度を下げるようにし
てあるため、湯と蒸気の温度を下げ、吹出蒸気の温度が
下がるので、吹出口からの蒸気による火傷を防止するこ
とができる。又、送風停止後の蒸気は蒸気排出管から出
るようにし、送気管への逆流がないようにしてあるた
め、送風機等の電気部品が水で濡れ、損傷しないように
できる。又、水槽に被せた蓋によって水槽が液密にシー
ルされ、かつ、水槽には送風管及び蒸気排出管のまわり
に湯溜まり用の余裕がとれるため、加湿器の転倒時や持
ち運び時に熱湯の流出を防止することができる。この点
からも火傷を招くこともなく、安全な加湿器となる。
は水槽内に送風管と蒸気排出管を貫通して臨ませ、ヒー
タで沸騰した熱湯に風を当て湯の温度を下げるようにし
てあるため、湯と蒸気の温度を下げ、吹出蒸気の温度が
下がるので、吹出口からの蒸気による火傷を防止するこ
とができる。又、送風停止後の蒸気は蒸気排出管から出
るようにし、送気管への逆流がないようにしてあるた
め、送風機等の電気部品が水で濡れ、損傷しないように
できる。又、水槽に被せた蓋によって水槽が液密にシー
ルされ、かつ、水槽には送風管及び蒸気排出管のまわり
に湯溜まり用の余裕がとれるため、加湿器の転倒時や持
ち運び時に熱湯の流出を防止することができる。この点
からも火傷を招くこともなく、安全な加湿器となる。
【図1】この発明の実施例の加湿器の要部を示す断面図
である。
である。
【図2】同じく一部破断の平面図である。
【図3】同じく転倒時の断面図である。
【図4】従来の加湿器の要部断面図である。
【図5】この発明の比較例を示す加湿器の要部断面図で
ある。
ある。
1 水槽 2 ヒータ 3 蓋 4 送気管 5 蒸気排出管 7 送風機 9,10 パッキン
Claims (1)
- 【請求項1】 水槽と、この水槽をパッキンを介して液
密に覆う蓋と、水槽内の水を加熱するヒータと、水槽の
外に設けられた送風機と、水槽の蓋を貫通して送風機と
水槽内の上部空間とを連絡する送気管と、水槽の蓋を貫
通して水槽内の上部空間と水槽外部とを連絡する蒸気排
出管とを備え、送気管の高さが蒸気排出管の高さより低
く設定されていることを特徴とする加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2795492A JPH05223293A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2795492A JPH05223293A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223293A true JPH05223293A (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=12235288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2795492A Pending JPH05223293A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05223293A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000337670A (ja) * | 1999-05-10 | 2000-12-08 | Fisher & Paykel Ltd | 水用チャンバ |
JP2021516328A (ja) * | 2018-03-16 | 2021-07-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | スチームジェネレータ |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP2795492A patent/JPH05223293A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000337670A (ja) * | 1999-05-10 | 2000-12-08 | Fisher & Paykel Ltd | 水用チャンバ |
JP4510994B2 (ja) * | 1999-05-10 | 2010-07-28 | フィッシャー アンド ペイケル ヘルスケア リミテッド | 水用チャンバ |
JP2021516328A (ja) * | 2018-03-16 | 2021-07-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | スチームジェネレータ |
JP2023011851A (ja) * | 2018-03-16 | 2023-01-24 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | スチームジェネレータ |
US12038201B2 (en) | 2018-03-16 | 2024-07-16 | Lg Electronics Inc. | Steam generator |
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