JPH0522285Y2 - - Google Patents

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JPH0522285Y2
JPH0522285Y2 JP12966087U JP12966087U JPH0522285Y2 JP H0522285 Y2 JPH0522285 Y2 JP H0522285Y2 JP 12966087 U JP12966087 U JP 12966087U JP 12966087 U JP12966087 U JP 12966087U JP H0522285 Y2 JPH0522285 Y2 JP H0522285Y2
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pressure gas
pipe
tank
valve
valve body
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、粉粒体の広域散布、高温粉粒体の冷
却、セメントの製造に使用されるキルンのサスペ
ンシヨンプレヒータに付設されるプレヒータ内の
コーテング除去、配管内の清掃、サイロ等に貯蔵
された粉粒体を排出する際のブリツジングの解消
及び残留付着物の除去等に使用できる高圧気体噴
出装置に関する。
b 従来の技術 粉粒体をサイロ等に長期間貯蔵し、その後この
粉粒体を排出する際、この粉粒体が閉塞したり、
停滞したりして流れにさからい、排出が困難とな
るという問題がある。
この問題は振動機とかその他の機械的装置を使
用することによりある程度は解決されるが、これ
らを使用することは費用がかさむばかりでなく、
サイロ等に構造的損傷を生じたり、人的災害を生
じたりする欠点があつた。
この解決のため、近年高圧気体をサイロ等の貯
蔵粉粒体の中に放出して流出の促進を行なう装置
が考案されており、例えば第6図に示す特公昭56
−37924号公報の装置は、タンク101内に設け
たシリンダ102並びに弁体103を含む弁機構
の作用により、タンク101に高圧気体を一定量
充填した後、噴出管104からその気体を瞬時の
うちにサイロ等の貯蔵容器105内に噴出(噴
射)するようになつており、第7図に示すよう
に、サイロ等の粉粒体の貯蔵容器105に溶接に
より固定して使用するものである。
この装置は図からわかるように、タンク101
の壁を貫通して設けられた高圧気体供給管106
により、外部発生源よりの高圧気体をシリンダ1
02に導入し、弁体103の摺動により、シリン
ダ102の壁に設けられた小孔107から、タン
ク101に高圧気体を供給し、電磁弁113を作
動してシリンダ102内の高圧気体を放出するこ
とにより、タンク101内の高圧気体を、噴出管
104をへてサイロ等の貯蔵容器105内に噴出
するものである。
上記従来の装置は、サイロ等の貯蔵容器に溶接
で固定するので、貯蔵容器が大きい場合には複数
個所に取付けねばならず、そのために多くの費用
がかかる。これを改良するため、第8図に示す特
公昭56−48001号公報の装置は、高圧気体を収納
するタンク108と、タンク108に高圧気体を
充填し且つ充填した気体をサイロ等の容器に供給
するための弁機構、噴出管等を含む噴出装置10
9とを別体にし、噴出装置109のみをサイロ等
の貯蔵容器105に固定し、この噴出装置109
に対してタンク108を着脱自在とし、当該タン
ク108を所要の噴出装置109に選択的に装着
することにより、所要個所において高圧気体の送
給が行なえるようにしたものである。
この装置は、弁体110の軸線方向に穿設され
た小さな孔111を介して高圧気体をタンク10
8内に供給し、電磁弁113を作動して弁体11
0にかかる高圧気体を放出し、それによつて弁体
110を下方に摺動させることにより、噴出管1
12とタンク108とを連通させ、高圧気体をサ
イロ等の貯蔵容器105内に噴出させるものであ
る。
c 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述した特公昭56−48001号公
報に記載されている従来装置においては、高圧気
体は供給源から弁体110の小さい孔111を介
してタンク108内に流入するため、充填に時間
を要し、そのため短時間で繰返し使用する場合に
は不便であり、この通路を大きくすると充填時間
は早くなるが、弁体110の開放時にタンク10
8内の高圧気体が無駄に放出され、且つ弁体11
0の開閉が遅くなるという欠点を有していた。
また、装置近傍に電磁弁113が取付けられて
いるため、高温にさらされる個所に取付けられる
場合、例えばセメント製造用キルンのサスペンシ
ヨンプレヒータに付設される高温プレヒータ内の
コーテング除去を行うとき等には、その高熱のた
め電磁弁113の焼損が多く発生する欠点があつ
た。
本考案は、上述した問題点を解決すべく創案す
るに至つたものであつて、その主な目的は、無駄
に高圧気体を放出させず、且つ電磁弁の焼損故障
を防止することができる高圧気体噴出装置を提供
することにある。
d 問題を解決するための手段 上述した問題点を解決するため本考案の要旨
は、高圧気体発生手段から管路を通じて供給され
た高圧気体を貯蔵するタンクと、該タンクにその
枝管で着脱自在に接続され、且つその主管の両端
が閉鎖されたT管状本体と、該T管状本体の主管
に、その軸線方向に沿つて嵌入された噴出管と、
当該噴出管の内部開放端に当接し、且つ前記T管
状本体の主管内を軸線方向に摺動する弁体とを備
えた高圧気体噴出装置であつて、上記管路途中に
電磁弁及び急速排気弁を設け、当該急速排気弁下
流側において管路を分岐させ、一方の管路を前記
弁体とT管状本体の主管とによつて形成される空
室に、他方を逆止弁を介して高圧気体を貯蔵する
前記タンクに各々連通させたことを特徴とする高
圧気体噴出装置にある。
なお、上記高圧気体噴出装置の弁体に、噴出管
の内部開放端に当接する方向に付勢する弾性部材
を設けると、サイロ等の貯蔵容器からの粉粒体等
の吹き返しを防止することができる。
e 作用 上述した本考案にかかる高圧気体噴出装置は次
の如く作用する。
まず高圧気体をタンクに供給する場合は、供給
通路中に設けられた電磁弁を開き、急速排気弁を
閉じる。すると高圧気体は通路を通つて弁体とT
管状本体の主管とによつて形成される空室及び貯
蔵タンクに流入する。この際T管状本体の主管内
を軸線方向に摺動する弁体は、空室に供給された
高圧気体の圧力によつて噴出管の内部開放端に当
接する方向、すなわち閉鎖方向(図に向つて右
方)に保たれる。従つて供給された高圧気体は、
噴出管から噴出することなくタンク内に充分貯蔵
される。
つぎにタンク内の高圧気体を噴出させる場合
は、上記電磁弁を閉じると供給通路の高圧気体が
排気され、供給通路に設けられた急速排気弁を開
放する。すると、T管状本体の主管内の空室に閉
じ込められていた高圧気体は、急速排気弁より排
気され、弁体はタンク内の高圧気体の圧力によ
り、図に向つて左方に摺動し、噴出管に通じる通
路を開放する(第3図参照)。これによりタンク
内に貯蔵された高圧気体は噴出管より噴出する。
なおこの際、タンクに貯蔵されている高圧気体
は、供給通路中に設けられた逆止弁の作用によ
り、急速排気弁からは排気されることがない。
なお、弁体に噴出管の内部開放端に当接する方
向に付勢する弾性部材を設けると、高圧気体が噴
出管より噴出し、タンク内の圧力が低下すると、
弁体に設けられた弾性部材の付勢力がタンク内圧
力に打ち勝ち、弁体は通路閉鎖方向(第4図にお
いて右方)に摺動し、サイロ等の貯蔵容器からの
粉粒体の吹き返しを阻止することができる。
f 実施例 以下、本考案の実施例を第1図〜第4図の図面
に従つて説明する。
1は高圧気体を貯蔵するタンク、2は管継手で
あるT管状本体である。該T管状本体2は、その
枝管3でタンク1に着脱自在に取り付けられてい
る。4はT管状本体2の主管6にその軸線方向に
沿つて嵌入された噴出管、6は前記噴出管4の一
部を囲つているT管状本体の主管である。該T管
状本体の主管6内部の空所7は、第2図に示す如
く、T管状本体2の前記枝管3を介してタンク1
に連通されている。8は前記T管状本体の主管6
内の一部を機械加工して作られたシリンダ、9は
該シリンダ8内部を摺動する弁体である。該弁体
9の摺動により噴出管4とタンク1とを連通する
通路を開閉する。
なお、前記弁体9には第4図に示す如く通路閉
鎖方向に付勢するコイルバネ10を設けることが
でき、かかるコイルバネ10は、タンク内の圧力
が高圧気体の噴出により低下した場合、その圧力
に打ち勝ち弁体9を通路閉鎖方向に摺動させるに
必要な付勢力をもつ。
11はT管状本体の主管6(シリンダ8)端部
に着脱自在に取り付けられた蓋体である。
12は外部発生源(図示せず)よりの高圧気体
を供給する管路、13は前記管路12途中に設置
された電磁弁、14は同じく前記管路12に設置
された急速排気弁である。なお管路12は前記急
速排気弁14の下流側において2つの管路15,
16に分岐している。17は弁体9とT管状本体
の主管6(シリンダ8)とによつて形成された空
室であつて、該空室17には分岐した管路の一方
15が連通されている。これにより弁体9は、供
給された高圧気体の圧力によつて噴出管4に設け
られた弁座18に強く圧接され、タンク1と噴出
管4とを連通する通路を閉鎖する。19は分岐し
た他方の管路16途中に設置された逆止弁であつ
て、管路16は当該逆止弁19を介してT管状本
体の主管6内部の空所7に連通されている。な
お、タンク1内に貯蔵された高圧気体は、前記逆
止弁19の作用により、噴出管4以外の箇所から
排出されることがない。
急速排気弁14はタンク1内に貯蔵された高圧
気体を噴出管4より噴出させたい場合に使用する
ものであつて、電磁弁13と連動して開閉するよ
う構成することができる。急速排気弁14を開く
と、弁体9とT管状本体の主管6(シリンダ8)
とによつて形成された空室17に貯蔵されていた
高圧気体が排気され、第3図に示す如く、弁体9
はタンク1に貯蔵されている高圧気体の圧力によ
り噴出管4に通じる通路を開放する方向に摺動す
る。
また、電磁弁13が開くとともに急速排気弁1
4が閉じると、管路12が空室17に連通する。
つぎに、本考案にかかる高圧気体噴出装置の一
実施例の使用例を、第5図a,bに従つて説明す
る。
本考案にかかる高圧気体噴出装置20は、粉粒
体等を輸送する管路21の曲り部や、サイロ22
における粉粒体が蓄積又はブリツジングを生じる
位置の外壁面に取付けられて使用され、該管路2
1やサイロ22の内部へ高圧気体を噴出すること
により、管路21内の清掃又はサイロ22内のブ
リツジング解消等に活用される。
先ず、高圧気体をタンク1に供給する場合は、
電磁弁13を開き、急速排気弁14を閉じ、空室
17及びタンク1へ高圧気体を流入させる。この
際、弁体9は、空室17に供給された高圧気体の
圧力によつて弁座18に当接する方向、即ち閉鎖
方向に保たれる。従つて、供給された高圧気体
は、噴出管4から噴出することなく管路16及び
逆止弁19を経てタンク1内に供給され貯蔵され
る。
次に、タンク1内の高圧気体を管路21又はサ
イロ22内へ噴出させる場合には、電磁弁13を
閉じ、急速排気弁14を開放する。これにより、
空室17内に閉じ込められていた高圧気体は、急
速排気弁14を通じて排気され、弁体19はタン
ク1内の高圧気体の圧力によつて、弁座18から
離れる方向へ摺動し、噴出管4に通じる通路を開
放して該噴出管4を通じて高圧気体が噴出する。
なお、この際、タンク1に貯蔵されている高圧気
体は、逆止弁19の作用により、急速排気弁14
から排気されるのが阻止される。
また、図4に示す弾性部材としてのコイルバネ
10を設け、弁体9を弁座18に当接する方向へ
付勢している場合、高圧気体が噴出管4より噴出
してタンク1内の圧力が低下した時に、コイルバ
ネ10の付勢力がタンク1内の圧力よりも大きい
ので、弁体9は弁座18に当接したまま保持さ
れ、管路21又はサイロ22からの粉粒体の吹き
返しを確実に阻止する。
g 考案の効果 本考案にかかる高圧気体噴出装置は、タンクに
高圧気体を供給する管路途中に逆止弁が設けられ
ているため、多量の高圧気体が無駄に放出される
ことを防止できる。
また、供給通路中に急速排気弁を使用するた
め、電磁弁を高圧気体噴出装置から離して設ける
ことができ、電磁弁の焼損を顧慮する必要がなく
なり、キルンのサスペンシヨンプレヒータに付設
される高温プレヒータ内のコーテング除去等にも
使用できる。
さらに、弁体に噴出管の内部開放端に当接する
方向に付勢する弾性部材を設けた場合は、サイロ
等の貯蔵容器からの吹き返しが防止でき、弁体、
シリンダ、噴出管、タンク内等に粉粒体が付着又
は堆積する虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図のA−A線に沿う断面図、第3図は
第1図の高圧気体噴出時の要部縦断面図である。
第4図は本考案の他の実施例を示す縦断面図、第
5図a,bは本考案に係る高圧気体噴出装置の使
用例を示す図である。第6図及び8図は従来装置
の縦断面図、第7図は従来装置の使用例を示す図
である。 1……タンク、4……噴出管、6……T管状本
体の主管、8……シリンダ、9……弁体、10…
…コイルバネ、12……高圧気体供給管路、13
……電磁弁、14……急速排気弁、17……空
室、19……逆止弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高圧気体発生手段から管路を通じて供給され
    た高圧気体を貯蔵するタンクと、該タンクにそ
    の枝管で着脱自在に接続され、且つその主管の
    両端が閉鎖されたT管状本体と、該T管状本体
    の主管に、その軸線方向に沿つて嵌入された噴
    出管と、当該噴出管の内部開放端に当接し、且
    つ前記T管状本体の主管内を軸線方向に摺動す
    る弁体とを備えた高圧気体噴出装置であつて、
    上記管路途中に電磁弁及び急速排気弁を設け、
    当該急速排気弁下流側において管路を分岐さ
    せ、一方の管路を前記弁体とT管状本体の主管
    とによつて形成される空室に、他方を逆止弁を
    介して高圧気体を貯蔵する前記タンクに各々連
    通させたことを特徴とする高圧気体噴出装置。 (2) 上記弁体に噴出管の内部開放端に当接する方
    向に付勢する弾性部材を設けたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の高圧気
    体噴出装置。
JP12966087U 1987-06-05 1987-08-26 Expired - Lifetime JPH0522285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12966087U JPH0522285Y2 (ja) 1987-06-05 1987-08-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8716887 1987-06-05
JP12966087U JPH0522285Y2 (ja) 1987-06-05 1987-08-26

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Publication Number Publication Date
JPH0161950U JPH0161950U (ja) 1989-04-20
JPH0522285Y2 true JPH0522285Y2 (ja) 1993-06-08

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JP12966087U Expired - Lifetime JPH0522285Y2 (ja) 1987-06-05 1987-08-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9564963B2 (en) 1995-06-30 2017-02-07 Interdigital Technology Corporation Automatic power control system for a code division multiple access (CDMA) communications system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9564963B2 (en) 1995-06-30 2017-02-07 Interdigital Technology Corporation Automatic power control system for a code division multiple access (CDMA) communications system

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JPH0161950U (ja) 1989-04-20

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