JPH0521729U - 掃除機利用ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭用の掃除機を利用したヘアーブラシや洋
服ブラシを提供することを目的とする。 【構成】 ブラシ器体の刷毛面に吸込口を設け、この器
体のブラシ用管を掃除機用管に連結する。 【効果】 家庭で使用している掃除機を頭髪や洋服用の
ブラッシングと乾燥に利用することができ、その簡便さ
と相俟って掃除機の使用範囲が拡大するようになった。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、一般家庭で広く使用されている掃除機を利用したブラシに関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から一般家庭で使用されている掃除機は床面や畳面などの掃除に専用され ていた。そして、この掃除機の本体を利用してヘアーブラシや洋服ブラシなどに 使用することは全くなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、本考案は、一般家庭で広く使用されている掃除機の用途を拡大し、掃 除機のもつパワーエネルギーをそのまま活用したブラシを提供することを目的と するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、掃除機本体の吸引ブロワーにより吸引する吸込口を器体の刷毛面に 設け、この器体のブラシ用管を掃除機用管に連結して成るものである。

【０００５】

【作用】

いま掃除機本体のスイッチを入れ吸引ブロワーを作動しヘアーブラシ器体をシ ャンプー後の頭髪に当てれば、器体の吸込口から頭髪の水分やふけなどをほこり とともに吸引して乾燥する。

【０００６】 また、洋服ブラシ器体の場合も同様にごみやほこりなどが器体の吸込口から吸 引される。

【０００７】

【実施例】 １は掃除機用管、２はこの掃除機用管１に延長連結するブラシ用管で、この管 の長さは任意である。

【０００８】 ３は前記ブラシ用管２に連結するブラシ器体で、この器体の刷毛部４には吸込 口５を設ける。このブラシ器体３には、例えばヘアーブラシ（図１乃至図３参照 ）と洋服ブラシ（図４・図５参照）とではその形態が違う。６はこの器体３の一 部に設けた吸気口で、この吸気口には吸気量の調節子７を設けてもよい。

【０００９】

【考案の効果】

一般家庭で使用されている掃除機の本体を利用し、その管にブラシ用管を連結 することによって、掃除機本体の吸引ブロワーで頭髪の水分やふけなどを強力に 吸引し、迅速に乾燥することができる。

【００１０】 また、洋服コート等に対しては雨水で濡れた場合でも、水分を強力に吸引して 直に乾燥することができるようになる。

【００１１】 したがって、掃除機の用途の拡大に大いに貢献することになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ヘアーブラシ使用時の要部の斜視図

【図２】ヘアーブラシ使用時の他例の要部の斜視図

【図３】図２の要部の底面図

【図４】洋服ブラシ使用時の要部の斜視図

【図５】図４の要部の底面図

【符号の説明】

３ ブラシ器体 ５ 吸込口 ６ 吸気口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 掃除機本体の吸引ブロワーにより吸引す
   る吸込口を器体の刷毛面に設け、この器体のブラシ用管
   を掃除機用管に連結して成ることを特徴とする掃除機利
   用ブラシ。