JPH05216995A - 距離を方向の関数として用いる画像処理 - Google Patents

距離を方向の関数として用いる画像処理

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JPH05216995A
JPH05216995A JP4197243A JP19724392A JPH05216995A JP H05216995 A JPH05216995 A JP H05216995A JP 4197243 A JP4197243 A JP 4197243A JP 19724392 A JP19724392 A JP 19724392A JP H05216995 A JPH05216995 A JP H05216995A
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】特定の画像に対する複数方向の距離データに基
づき画像を識別する。 【構成】特定の画像に対する距離データは画像内の多数
の開始画素のそれぞれについて生成される。それぞれの
開始画素は辺縁画素又は接続要素内の画素などの特定の
条件によって定義される。それぞれの開始画素の距離デ
ータは開始画素から画像が別の判定条件に合致する別の
画素までの多数の方向のそれぞれでの距離を表す。例え
ば、テキスト行の歪曲を検出するためには、距離データ
は辺縁にある開始画素から白い画素を横断して別の辺縁
までの距離を示すことができる。主要な文字のタイプフ
ェースを検出するためには、距離データは接続要素辺縁
または内部にある開始画素から黒い画素を横断して別の
辺縁までの距離を示すことができる。隣接する方向間の
分割角度は適切な距離にある適切な寸法の特徴、例えば
平均的文字間隔にある文字の寸法の特徴を検出するため
に十分小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は画像分析に関するものである。
【0002】V.カペリーニ、R.マルコーニ(Cappel
lini, V. and Marconi, R.)(編)「画像処理とパター
ン認識の進歩(Advances in Image Processing and Pat
ternRecognition)」(Elsevier Science出版、198
6年)のC.レッテラ、M.メイヤー、L.マゼラ、
C.パオリ(Lettera, C., Maier, M., Masera, L., an
d Paoli, C. )「オフィスオートメーションにおける文
字認識(Character Recognition in Office Automatio
n)」pp. 191-198 では、特徴の抽出と統計的分類に基
づく文字認識について記述している。前掲書192 ページ
に述べられているように、それぞれの文字について利用
可能な特徴を求めるため、水平、垂直、および対角線方
向に沿って、黒い画素のヒストグラムが計数される。
【0003】田中ら(Tanaka et al)の米国特許第4,
847,912号では光学的文字読取装置を用いて単語
間の空白を検出する技術を記述している。図2から図6
との関係で図示しまた記述するように、読取装置が印刷
された行それぞれを高さ方向に始端から終端まで所定の
間隔で順次走査する。黒ビット間で連続する白ビットの
数が計数される。計数のヒストグラムは文字間の間隙と
単語間の間隙に対応する二つのピーク値を有する。
【0004】本発明は画像分析のための技術を提供す
る。画像を定義しているデータを用いて、開始位置から
端部画素などの判定条件に合致するほかの位置まで、複
数の方向のそれぞれについての距離を表す距離データを
取得することが可能である。距離データはのちの画像分
析動作において使用するために保存または転送すること
ができる。
【0005】多くの従来技術で画像特性についての情報
を抽出している。例えば、在来のテキスト画像分析技術
のいくつかは投影ヒストグラムを求め、このヒストグラ
ムをセグメンテーションおよび認識用に用いることがで
きる。その他の各種技術は公知である。
【0006】本発明の態様の一つは画像特性に関する情
報取得についての新技術の発見に基づいている。本技術
は画像内のある位置から判定条件に合致する別の位置ま
での複数の方向それぞれにおける距離を示す距離データ
を求めるものである。得られた距離データは各種画像分
析動作において使用することができる。例えば、テキス
トを含む画像から得られた距離データはテキスト行の歪
曲を検出する新技術または大部分を占める書体を識別す
る新技術でさらに用いることができる。
【0007】本発明の距離データ技術は、共通の開始位
置から始まり複数の方向それぞれに延在する、画像をと
おる次のような線によって実施できる。本技術は、画像
が判定条件に合致するそれぞれの終了位置に到達するま
でそれぞれの線が続く長さを測定する。開始位置から終
了位置までの線の長さはその方向の距離である。例え
ば、距離が白い画素を横断して最も近い黒い画素までの
長さまたは黒い画素を横断して最も近い白い画素までの
長さとなるように終了判定条件を端部にとることができ
る。
【0008】本距離データ技術は、それぞれが画像内の
それぞれの位置についての値を表すデータ項目を保存す
るためのメモリを含む装置で実装することができる。装
置には上述した距離データを得るための手段を有する処
理装置も含む。距離データ手段はある方向に第一の位置
から線に沿った長さを表すデータを得るための長さ手段
を含むことができる。距離データ手段は、第一の位置か
らの方向にある第二の位置のデータ項目にアクセスする
ために長さデータを用いて、第二の位置が判定条件に合
致しているか決定するための判定条件手段を含むことも
できる。本システムは、第二の位置が判定条件に合致し
ていると判定条件手段が反応した場合長さ手段からの長
さデータを保存するため、長さ手段と判定条件手段に対
応した保存手段も含むことができる。長さデータは方向
性を示す方向データを用いてアクセスでき、また距離デ
ータとして提供できるように保存される。
【0009】図1は画像の部分の模式図で、方向の関数
として開始位置からの距離を測定することにより、図形
の端部を検出しうる方法を示す。
【0010】図2は画像の部分の模式図で、方向の関数
として開始位置からの距離を測定することにより、図形
の端部を検出しうる別の方法を示す。
【0011】図3は方向の関数としての距離を検出する
全般的段階を示すフローチャートである。
【0012】図4は図3の技術によって開始画素から判
定条件に合致する画素までの距離を検出しうる方法を示
す模式図である。
【0013】図5は図4に示した距離を検出する段階を
示すフローチャートである。
【0014】図6は図5に示した段階を用いて、方向の
関数としての距離からデータ構造を生成する段階を示す
フローチャートである。
【0015】図7Aおよび図7Bはそれぞれエイリアス
を付ける形式を示すため、従来技術によって文字をヒス
トグラム化しうる方法を示している。
【0016】図8Aおよび図8Bはそれぞれエイリアス
を回避するため方向の関数としての距離を検出すること
によって文字を検出しうる方法を示す。
【0017】図9Aおよび図9Bはそれぞれ方向の関数
としての距離を、隣接する方向を分離するように異なる
角度で検出することによって検出された文字を示す。
【0018】図10は図6からのデータを統合すること
で画像についてのプロファイルを取得する全般的段階を
示すフローチャートである。
【0019】図11は記録媒体上に図10からのプロフ
ァイルを保存する全般的段階を示すフローチャートであ
る。
【0020】図12は図10からのプロファイルを転送
する全般的段階を示すフローチャートである。
【0021】図13は方向の関数として距離を用いる画
像処理を実装するシステムの構成部材を示す略ブロック
図である。
【0022】図14および図15は方向の関数として距
離を求める段階を示すフローチャートである。
【0023】図16は方向の関数として距離を用い歪曲
を検出する段階を示すフローチャートである。
【0024】図17は方向の関数として距離を用い大部
分を占めるタイプフェースを検出する段階を示すフロー
チャートである。
【0025】図18は歪曲したテキストの画像の例であ
る。
【0026】図19は図18の画像について方向の関数
としての距離プロファイルである。
【0027】図20はタイプフェースの型にブックマン
(Bookman )を用いたテキストの画像の例である。
【0028】図21は図20の画像について方向の関数
としての距離プロファイルである。
【0029】図22はタイプフェースの型にアバンギャ
ルド(Avant Garde)を用いたテキストの画像の例であ
る。
【0030】図23は図22の画像について方向の関数
としての距離プロファイルである。
【0031】図24は画像内で方向の関数としての距離
を検出するための並列処理装置を含むシステムの略ブロ
ック図である。
【0032】図25Aは歪曲方向の異なる領域を有する
テキストの画像である。
【0033】図25Bは図25Aの画像について歪曲方
向を示す短い線を有する画像である。
【0034】図26は方向の関数としての距離を検出す
る画像処理システムを含む複写装置の略ブロック図であ
る。
【0035】図1から図4は本発明の全般的特徴を示し
ている。図1および図2はある位置から判定条件に合致
する別の位置への測定を行なう2種類の方法を示す。図
3のフローチャートは検出方向測定の全般的段階を示
す。図4は開始位置から判定条件に合致する終了位置ま
での画素数を計数する方法を示す。
【0036】図1は接続した要素20と開始位置10を
示す。距離測定は開始位置と辺縁判定条件に合致するさ
まざまな位置の間で行なわれ、開始位置からの方向によ
って変化する。
【0037】位置10から、辺縁判定条件までの第一の
距離d1 は第一の方向の線に沿って線が辺縁と交わる位
置22まで測定する。第二の距離d2 は第一の方向から
角度θ1 だけ隔たった第二の方向の線に沿って線が辺縁
と交わる位置24までを測定する。位置26までの距離
3 は第二の方向から角度θ2 だけ隔たった第三の方向
の線に沿って測定し、位置28までの距離d4 は第三の
方向から角度θ3 だけ隔たった第4の方向で測定する。
【0038】距離d5 は第4の方向から角度θ4 だけ隔
たった方向の線に沿って測定する。しかし、この方向の
線は接続要素と交差しない。効率の面から、この場合の
距離は画像の寸法、画素数で測った文字寸法の倍数、ま
たはその他の適切な値など、任意に設定した限界に達す
るまでの測定でよい。
【0039】各方向の距離は測定後に記録する。測定は
方向が第一の方向に戻るまでまたは距離が平行に測定さ
れるまで開始位置10の周囲を順次行なうことができ
る。それぞれの方向を隔てる角度は等しい値で、θi
(360°)/nとし、ここでnは距離を測定する方向
の数とする。
【0040】図2は内部接続した要素40から測定が行
なわれる方法を示す。開始位置42は接続要素40の内
部にある。判定条件を辺縁とした場合、距離配置42か
ら接続要素40の辺縁位置まで測定される。この実施例
では位置44、46、48、50、52、などである。
【0041】図3は距離データを順次求める全般的段階
を示している。ボックス60内の段階は多数の方向のそ
れぞれを扱う反復ループを開始する。ループを回るそれ
ぞれの反復において、ボックス62内の段階が測定方向
の一つで開始位置から判定条件に合致する位置までの距
離を測定する。例えば、判定条件が黒い画素、白い画
素、または距離限界となりうる。
【0042】図4は距離測定方法を示し、この実施例で
は開始画素80から終了画素82までの距離である。画
素80と画素82の間で線と交差する画素は判定条件に
合致するかを検出するため検証される。画素82が判定
条件に合致すると判明すると、線に沿った距離はこの線
の方向における画素80の距離測定値である。
【0043】図5のフローチャートは終了位置までの距
離測定段階を示す。図6のフローチャートは距離データ
をデータ構造内に保存する段階を示す。
【0044】図5は第一の位置からある方向の線に沿っ
て判定条件に合致する最も近い位置までの距離を示すデ
ータを取得する段階を示している。ボックス100の段
階は第一の位置で開始する。ボックス101の段階は距
離カウントを0に再設定する。ボックス102の段階は
距離カウントを一つ増加させる。ボックス104内の検
定で距離カウントが限界を超過していないか検査する。
超過していない場合、ボックス106内の段階は方向線
に沿って距離カウントの位置を定義するデータにアクセ
スする。ボックス108の段階はその位置が判定条件に
合致しているかを検定する。
【0045】その位置が判定条件に合致しない場合、ま
た距離限界を超過していない場合、ボックス102の段
階でもう一つの反復を開始する。判定条件に合致する位
置が検出されるか、または距離カウントが距離限界を超
過するまで、反復を続行する。例えば、判定条件が黒い
画素の場合、ボックス108の段階は次の画素が黒かを
検査し、黒い画素が検出されるまで、または距離限界を
超過するまで処理を継続する。この点で、ボックス11
0の段階は最も近い黒い画素までの距離または距離限界
を表す距離カウントを返す。
【0046】図6はある画素についての距離データをデ
ータ構造内に保存する全般的段階を示す。ボックス12
0の段階は多数の方向のそれぞれを取り扱う反復ループ
を開始する。それぞれの反復において、ボックス122
の段階は、たとえば図5の段階に続くなど、その画素か
ら次の方向のカウントを取得して距離データを測定す
る。ボックス124の段階はデータを取得した方向でデ
ータをアクセスできるようにメモリ内のデータ構造に距
離データを保存する。全方向の距離を測定し終ると、そ
の画素のデータ構造が完成し、これの使用または保存の
いずれかを行なうことができる。
【0047】図7Aおよび図7Bは従来の投影ヒストグ
ラム式技術を用い、類似した文字のエイリアスによる一
般的問題を示している。
【0048】図7Aは、実施例として「P」の文字13
0と文字を横断して引いた線132および134を示
す。線132は文字上部に画素136から入射し、底部
で画素146から射出する。線134はまず画素138
から文字に入射し、画素140から射出したのち画素1
42から再入射し、画素144でまた射出する。図7B
は、実施例として「b」の文字150と、文字を横断し
て引いた縦線152および154を同様に示す。線15
2は文字上部に画素156から入射し、底部で画素16
6から射出する。線154はまず画素158から文字に
入射し、画素160から一旦射出したのち、画素162
から再入射し、画素164から射出する。情報が線によ
って横断される黒い画素の数を示す場合、2文字につい
て収集した情報は全く同一に表現される。
【0049】図8Aおよび図8Bは図7Aおよび図7B
のエイリアスの問題を距離データが回避する方法を示
す。それぞれの文字に近い同様な画素について得られた
距離データは大幅に異なっている。
【0050】「P」文字170近くの画素172から、
ある方向の距離測定が文字底部に続く。他の方向では、
距離測定は距離限界まで続くか、あるいは別の目標に到
達するまで続く。対照的に「b」文字の環部分内部の画
素182から全方向への距離測定は環内縁に続く。さら
に、画素182の直上であるが環外部にある画素からの
距離測定は画素172からの測定と同様となり、ある別
の方向で距離限界へ続く。
【0051】図8Aおよび図8Bの同様な画素から得ら
れた距離測定のプロファイルは容易に判別することがで
きる。
【0052】図9Aおよび図9Bは多数の方向で距離を
測定する利点を示す。例えば、図9Aは文字190を示
す。画素200からの距離は12方向に測定される。距
離d1 は文字辺縁の画素192まで測定される。距離d
2 は文字辺縁の画素194まで測定される。さらなる測
定を画素200の周囲で行なう。この実施例では、画素
192と194の間でサンプルを採っておらず、距離デ
ータはこれら2つの画素の間で文字内に間隙が存在する
という情報を含まない。
【0053】図9Bは同様な文字210を示す。この実
施例では、画素222から28方向にわたって測定を行
なっている。画素222から、距離d1 は文字210辺
縁の画素212まで測定する。さらなる距離d2 、d3
、d4 、d5 はそれぞれ画素214、216、21
8、220まで測定する。図9Bでは、距離データは、
文字210についての情報を図9Aの文字190につい
ての距離データよりかなり大量に提供している。本情報
は文字の近似幅、図形底部にある間隙の存在、間隙の近
似幅を示している。
【0054】図10は複数の選択位置の画像プロファイ
ルを統合して、これらの位置を含む画像について方向の
関数としての距離プロファイルを取得する段階を示す。
【0055】ボックス230の段階は取り扱うべき位置
があるか検出する反復ループを開始している。ボックス
232の段階でプロファイルデータ構造を生成するため
に図6の段階を追うなどして、次の位置についてのプロ
ファイルを取得する。ボックス234の段階はそれぞれ
の方向の距離データを加算するなどして、プロファイル
を直前のプロファイルと統合する。これ以外にも、全て
の位置についてのプロファイルが取得され統合された場
合、各方向の距離の和を位置の数で除算することによ
り、ボックス236の段階でそれぞれの方向の距離の平
均プロファイルを取得することができる。
【0056】図11および図12は図6または図10の
段階によって生成されたプロファイルを用いる段階を示
す。図11はボックス250の段階で得られたプロファ
イルをボックス252の段階で記憶媒体上に保存できる
ことを示している。本記憶媒体は固定ディスク、フロッ
ピーディスク、ROM、CD−ROM、RAM、または
あらゆる適切な記憶媒体でよい。図12では、ボックス
260の段階で得られたプロファイルが、ネットワー
ク、電話線、無線結合、またはその他の適切な媒体など
の転送媒体上へボックス262の段階で転送される。
【0057】図13は本発明を実装したシステム270
を示す。処理装置272は入力装置274からの入力デ
ータを受信し、出力装置276へ出力データを提供する
ように接続してある。処理装置272はワークステーシ
ョンのCPUのことがあり、入力装置274および出力
装置276はI/O装置のことがある。例えば、入力装
置274はスキャナまたはデジタル画像信号源などの画
像入力装置のことがある。また入力装置274は補助記
憶装置またはその他の記憶または転送媒体への接続を提
供でき、ここから方向の関数としての距離を示すモデル
プロファイルを受信することができる。同様に、出力装
置276は処理装置272によって得られたデータ、例
えば方向を示すデータ、タイプフェースを示すデータ、
または画像内で方向の関数としての距離を示すプロファ
イルなどを記憶または転送媒体へ提供するための装置の
ことがある。
【0058】動作中、処理装置272はプログラム・メ
モリ278からの命令を実行し、データの読み書きのた
めデータ・メモリ280にアクセスする。プログラム・
メモリ278は多数の動作のための命令を保存してい
る。データ・メモリ280は図示したデータ構造を保存
し、また動作を実行する処理装置272によって使用さ
れる中間データを一時的に保存することもできる。
【0059】プロファイル保存動作282は一組のプロ
ファイルを入力装置274から受信してデータ・メモリ
280内にプロファイルを保存する。同様にプロファイ
ル提供動作284は新規に生成したプロファイルを出力
装置276へ提供する。
【0060】歪曲動作286は画像内の文字の線の歪曲
を示すデータを取得する。タイプフェース動作288は
画像内の文字の大部分に使われるタイプフェースを示す
データを取得する。これらの動作はそれぞれが距離デー
タ動作290を適切な引数で呼び出して、開始画素と多
数の方向の組についての距離データを取得する。歪曲動
作286からの引数は白い画素を横断して辺縁までの距
離を示す距離データを要求でき、タイプフェース動作2
88からの引数は黒い画素を横断して辺縁までの距離を
示す距離データを要求できる。
【0061】距離データ動作290は長さ動作292、
判定条件動作294、保存動作296を要求された距離
データの生成中に呼び出せる。長さ動作292は所定の
方向における開始画素からの線に沿った長さを示す長さ
データを取得する。判定条件動作294は長さデータを
用いて開始画素から指示された長さにある画素が辺縁の
条件などの判定条件に合致しているかを決定する。判定
条件に合致する画素が検出されると、保存動作296画
素の画素の長さデータを保存し、これがその方向の距離
データとなる。保存動作296は方向を示すデータを用
いてデータをアクセスできるように長さデータを保存す
ることができる。
【0062】統合動作298は歪曲動作286とタイプ
フェース動作288から呼び出され、全ての開始画素に
ついてそれぞれの方向の距離データを統合してそれぞれ
の方向で統合された距離データを取得し、方向の関数と
しての距離のプロファイルを生成する。比較動作300
はタイプフェース動作286から呼び出され、統合動作
298で生成されたプロファイルと、プロファイル保存
動作282によって保存されたモデルプロファイルを比
較する。
【0063】データ・メモリ280内の画像データ30
2は各画素についての値を示すデータを含む。これは画
像保存動作(図示していない)によって保存することが
できる。判定条件動作294はある画素が判定条件に合
致するかを決定する際に画像データ302内のその画素
の値にアクセスする。保存動作296は上述した距離デ
ータ304を保存する。統合動作298は距離データ3
04にアクセスしてプロファイルデータ306を生成す
る。プロファイル保存動作282はモデルプロファイル
308を保存する。プロファイルデータ306とモデル
プロファイル308は比較動作298によってアクセス
され、プロファイル提供動作284もプロファイルデー
タ306をアクセスする。
【0064】図14および図15から図17では本発明
の技術の実装方法のいくつかを示す。図14および図1
5は方向の関数としての距離プロファイルを生成する全
般的技術を示す。図16は平均プロファイルを用いて画
像内のテキストの歪曲を検出する。図17は平均プロフ
ァイルを用いて画像内のテキストの大部分で使用される
タイプフェースを決定する。
【0065】図14および図15はある画像について方
向の関数としての距離の平均プロファイルを決定する方
法を示す。ボックス310の段階がシステムを初期化し
て分析すべき画像を形成する画像アレイをロードする。
実行する段階に適切な形式とは異なる形式、例えばディ
スクファイル形式またはスキャナ出力形式などで画像デ
ータを取得した場合、データ形式はアレイまたはその他
の適切な形式に変換されなければならない。ボックス3
12の段階は、「距離限界(distance-limit)」、使用
する方向の数を示す「走査値(scan-values )」、画像
を特徴付けるのに使用される位置の数を示す「位置サン
プル(location-samples)」を含む諸定数を設定する。
【0066】定数「距離限界」は、隣接するテキスト行
の間の距離を検出するために画像の行間間隙より十分大
きい数値に設定してよい。例えば、一組の画像におい
て、距離限界を70に設定して、本技術は良好に機能し
た。
【0067】方向が360°を走査値で除算して得られ
るため、走査値の値を大きくすると大きな解像度で画像
特性を検出する。いくつかの特性について走査値を24
付近の値に設定して十分な解像度が得られた。
【0068】位置サンプルの値を1000から300
0、場合によっては5000に設定して、いくつかの特
性で十分な解像度が得られている。位置サンプルの値を
大きくすると多くの計算が必要となるが、統計的に有意
な適正レベルに到達してしまうとそれ以上大きな正確度
には到達できない。受信した画像の解像度と測定する特
定の特性が十分な測定を得るために必要な値に影響する
ことがある。
【0068】走査値と位置サンプルの適正な値は経験的
にまたは統計的分析により決定することができる。一般
的に所定の画像における所定の測定についての十分な値
は、定数をこれ以上増加させても結果の信頼性が改善し
なくなるまでこれらの定数を増加させることで得ること
ができる。
【0070】ボックス314の段階は走査値の寸法でア
レイを作成する。このアレイは分割円の走査方向を保存
するために使用する。走査方向を得るため、ボックス3
16の段階が円周の値360°を走査値で除算する。そ
れぞれの方向は、垂直下向き(すなわち0°=↓)など
の同一の方向からの角度オフセットとしてアレイ内に保
存できる。
【0071】ボックス318の段階は別のアレイすなわ
ちプロファイルアレイを作成する。このアレイも走査値
の寸法を有し、各方向での距離測定値を保存するために
使用する。
【0072】ボックス320の段階は方向カウンタをリ
セットして0とし、位置カウンタを増加させてサンプリ
ングした位置の数を追跡する。ボックス322の段階は
位置カウンタが位置サンプルの値に到達する時点を検査
する。
【0073】所望した位置の数がまだサンプリングされ
ていない場合、ボックス324の段階で別の位置を選択
する。これはランダムまたは疑似ランダム選択としてよ
い。ボックス326の段階はその位置が開始画素に対し
て適切な選択か確認するために検査し、用途によって変
化する。いくつかの用途では、開始画素は接続要素内に
存在しなければならない。さらなる属性、例えば画素が
ある要素の辺縁にあるか、などを所望することもでき
る。例えば、ある画像の歪曲を検出するため要素辺縁に
位置する画素を開始画素として使用することもありう
る。画像内のテキストのタイプフェースを検出するた
め、開始画素は辺縁画素または黒い画素のいずれかとな
るように選択することができる。
【0074】選択した画素が所望した属性を有しない場
合、その画素からの測定は実行されずにシステムはボッ
クス324へ復帰する。画素が適切な場合、ボックス3
28の段階で走査値の方向が測定済みか調べる。まだで
あれば、ボックス332の段階で新規方向について方向
カウンタを一つ増加させる。ボックス334の段階が選
択した画素の画像アレイの高さおよび幅の限界を設定す
る。このようにして、画像の輪郭より先で測定を行なわ
なくてもよいように画像の外郭を示す。ボックス336
の段階は新しい方向の線に沿ったx軸およびy軸方向の
増分についてそれぞれの軸の増分を計算する。ボックス
338の段階が開始画素からこの線に沿って第一の増分
での変数xバー(x−bar)およびyバー(y−ba
r)を開始し、距離カウンターdistをリセットす
る。
【0075】ボックス340の段階で開始画素からの長
さがが幅、高さ、または距離限界のいずれかより外に位
置しているかを調べる。外に位置していない場合、xバ
ーおよびyバーの現在値は画像アレイ内の画素のデータ
項目にアクセスするため整数に丸められる。ボックス3
44の段階はその位置の画素が停止するための判定条件
に合致しているかを検証する。合致していない場合、ボ
ックス346の段階がxバーおよびyバーおよびdis
tを増加させ、限界を調べるためにボックス340へ復
帰する。ボックス344でアレイ内の画素が停止画素判
定条件に合致しているか、限界を超過している場合、開
始画素からの長さを示す距離データdistはボックス
348の段階でプロファイルアレイ内に保存される。こ
のあとシステムは走査値の方向で距離が測定されていな
い限りボックス328へ復帰する。
【0076】全方向について測定がなされた場合、プロ
ファイルはそれまでの全ての位置についてボックス33
0で直前のプロファイルと統合され、位置カウンターは
ボックス320で一つ増分される。位置サンプルの位置
がボックス322でサンプリングされていれば、ボック
ス350の段階でプロファイルの合計から画像の平均プ
ロファイルを計算する。平均プロファイルはボックス3
52の段階に返される。
【0077】図16は図14および図15で得られた平
均プロファイルを使用して画像歪曲を検出する動作を示
している。ボックス360で図14および図15の技術
を用いて平均プロファイルが計算される。本実施例にお
いて、それぞれの開始画素は黒い辺縁画素で、それぞれ
の停止画素は別の黒い画素でありうる。ボックス362
の段階は疑似ピークスクリーン間隔の値εを設定する。
本定数は最大ピーク値に極めて近接した方向で発生する
ことがあるピークを許容するエラーマージンである。本
定数は例えば10度に設定することが可能である。ボッ
クス364の段階はそれぞれの局部的最小を見つけ、そ
れぞれの最小について最小値を表すスタックにエントリ
ーを追加する。ボックス366の段階はスタック内の最
小値を発見するため、それぞれの最小の値にしたがって
スタックを並べ替える。アレイ内の最小値に対応する方
向valley1 が画像歪曲と見なされる。
【0078】valley1 が実際に歪曲であるかを調べるた
め、ボックス368の段階がアレイ内で次に最も低い値
をvalley2 方向に見つける。ボックス370の段階はva
lley2 がvalley1 の疑似ピークスクリーン間隔ε内にな
いかを検証する。これがε内にある場合、ボックス36
8がvalley2 に次の最小値を取り出す。valley2 がvall
ey1 周辺の間隔ε内にはないとわかると、ボックス37
2の段階は画像を横断して反対側の方向にある歪曲を表
す第二の最小valley2 が第一の最小valley1 からおよそ
180°の方向にあるかを調べる。これが発見される
と、ボックス374の段階が歪曲方向valley1 を返す。
valley1 とvalley2 の差が(180°−ε)から(18
0°+ε)の範囲内に存在しない場合、エラーが検出さ
れてボックス376の段階に返される。この場合分析さ
れるが図はテキスト画像ではないと思われる。
【0079】図17は平均プロファイルを用いて画像内
で主として用いられるテキストのタイプフェースを検出
するための動作を示す。ボックス380の段階は図16
の技術を用いて画像の歪曲を取得し、これはのちの計算
において考慮でき、また画像歪曲修整に使用できる。ボ
ックス382の段階は画像の新規平均プロファイルを計
算するが、今回は開始画素に黒い画素をしようし、各方
向にある最も近い白い画素までの距離を測定する。代わ
りに辺縁画素を開始画素として使用してもよい。既知の
タイプフェースについてのモデルプロファイルはデータ
・メモリ内に保存されている。ボックス384は現在の
画像のプロファイルに対してチェックするべきモデルプ
ロファイルが存在する間継続する反復ループを開始す
る。ボックス386の段階は次のタイプフェースのモデ
ルプロファイルを取り出す。ボックス388の段階はモ
デルプロファイルと現在の平均プロファイルの間の最小
平方距離を計算する。これは次の式を用いて実行するこ
とができる:
【数1】 上記式から平方和が得られ、これの平方根をモデルプロ
ファイルと現在の平均プロファイルの間の距離測定とし
て求めることが出来る。その他の標準比較技術、例えば
絶対値の差またはその他の在来距離測定のいずれかの値
の差を得るなどを使用すること出来る。
【0080】計算結果はボックス390においてタイプ
フェースにしたがって結果アレイ内に保存される。ボッ
クス384で調べるべきタイプフェースのモデルプロフ
ァイルがこれ以上存在しなければ、ボックス392の段
階が結果アレイを並べ替えて最も小さい差を見つけ出
す。最小差を付けたタイプフェース識別子がボックス3
96の段階に返される。
【0081】図18および図19は図14および図15
および図16の技術を用いた実施例を示す。方向の関数
としての平均距離のプロファイルが図14および図15
の技術を用いると図18に示した歪曲テキストの例から
得られる。図19はテキストにおける方向の関数として
の平均要素間の距離のグラフ図である。数値が360°
にわたって分散した128の異なる方向の組のサンプル
について計算される。点400は330°方向の最小を
示し、このページのテキストサンプルの近似歪曲であ
る。第二の最小402は150°方向にあり、反対方向
での平行線の180°の差を示す。
【0082】図20から図23は図14および図15お
よび図17の技術を用いた実施例を示す。方向の関数と
しての平均距離プロファイルが、ブックマンタイプフェ
ースの例として図20に示したテキストのサンプルで図
14および図15の技術を用いて得られる。図21はブ
ックマンタイプフェースについてのプロファイルのグラ
フ図である。図22はアバンギャルドタイプフェースに
よるテキストのサンプルである。図23は図14および
図15の技術を用いて得られた方向の関数としての平均
距離のアバンギャルドタイプフェースによるサンプルの
プロファイルのグラフ図である。これらのプロファイル
はモデルプロファイルと、または上述したように他のそ
れぞれと、比較することができる。
【0083】本発明の実装は他にも多くの方法で可能で
あり、広範囲にわたるシステムに実装できる。図24は
並列処理装置を含む実装を示している。
【0084】図24は図13のシステムに類似したシス
テム450を示す。システム450は入力装置454か
らのデータを受信し出力装置456へデータを提供する
ように接続したホスト処理装置452を含む。ホスト処
理装置452はまた並列処理装置460との間でデータ
交換するようにも接続されており、並列処理装置460
は例えばシンキング・マシンズ社(Thinking Machines
Corporation )製のコネクション・マシン(Connection
Machine)のことがある。並列処理装置460は処理ユニ
ット462を含み、それぞれのユニットは局部メモリ4
64を有している。画像を形成するデータはそれぞれの
画素の値がそれぞれ処理ユニットの局部メモリ内に保存
されるように局部メモリ464内に保存することができ
る。ホスト処理装置はプログラム・メモリ470からの
命令を実行し、図13との関連で上述したように、画像
処理の実行においてデータ・メモリ472をアクセスす
る。ホスト処理装置452は各画素のそれぞれの処理装
置を動作させて一つの方向の画素から判定条件に合致す
る別の画素への距離を示す距離データを取得する動作を
含む距離データサブルーチンを実行する。
【0085】図25Aおよび図25Bは一つの画像を画
像特性の主要な値を有する複数領域に分割する上で有用
な並列実装のさらなる特徴を示している。図25Aは5
つの領域を含み、それぞれの領域が他の領域のテキスト
とは異なる主要な歪曲を含む画像を示す。図25Bは図
25Aの画像から取り出した画像を示し、ここで短線は
画像全体に平均して分散した代表的画素での局部的歪曲
と平行な方向に向いている。
【0086】並列実装では各画素について方向の関数と
しての距離のプロファイルを得たあとで図25Bに示し
たように局部的歪曲を発見できる。所定画素に対する処
理ユニットは多数の近隣画素のプロファイルに関するデ
ータをそれぞれの処理ユニットから取得することができ
る。例えば、近隣の画素は所定の画素を中心として周辺
M×M画素にある全ての画素を含めてよい。処理ユニッ
トは周辺にある画素のプロファイルを統合して、たとえ
ばそれぞれの方向の距離を別々に平均化するなどによっ
て、周辺についての方向の関数としての距離の分散を示
すプロファイルを取得できる。このプロファイルが分析
され、図25Bに示した局部的歪曲を得ることができ
る。
【0087】図25Aおよび図25Bに示した技術は上
述技術の適切な変更によって逐次型実装に含めることも
ありうる。たとえば方向の関数としての距離のプロファ
イルが選択した画素について得られた場合、プロファイ
ルを分散しまた画素の周辺M×M画素内にある他の画素
のそれぞれについての加算装置プロファイルと統合する
ことが可能である。これは定時(M2)動作で、元の画
像のそれぞれの画素を中心とした周辺M×M画素につい
てそれぞれ局部プロファイルのアレイを生成することに
なる。または同一の画素の組に関して測定が行なわれた
場合、それぞれの測定はサンプリングした画素の周辺M
×M画素の各画素についてのプロファイルを取得するこ
とを含むことが可能で、プロファイルを統合してサンプ
リングした画素についての局部的測定を得ることができ
る。サンプルの画素の組は画像全体で平均した分散を得
るように選択することができる。
【0088】図25Aおよび図25Bで示した技術は主
として用いられるタイプフェースの測定および画像の別
の領域で別の代表値を有することがあるその他の画像特
性の測定に応用することが可能である。さらに周辺画素
についての画像特性を示すデータを分析して領域間で辺
縁を発見することができるため、測定する特性について
代表値をそれぞれが有するセグメントに画像を分割でき
る。
【0089】本発明は多方面に適用可能で、これには上
述のような歪曲検出および主力タイプフェース識別も含
まれる。図26は複写装置における本発明の応用例を示
す。
【0090】複写装置500はスキャナ502、画像処
理システム504、および印刷装置506を含む。スキ
ャナ502は入力文書の画像を形成するデータを生成で
きる。画像処理システム504は図13および図24で
示したように実装可能で、歪曲の検出および使用タイプ
フェース識別に加えて光学的文字認識技術を用いて文書
内の文字を識別可能である。画像処理システム504も
文字寸法および位置の検出を行なって、入力文書画像内
の文字が適切な寸法、位置、および歪曲の識別したタイ
プフェースから同一文字の正しい版へ置き換えられてい
る補正画像を形成するデータを生成する技術を適用でき
る。補正画像を形成するデータは出力文書を印刷する印
刷装置506へ提供できる。
【0091】本発明は歪曲検出および主力タイプフェー
ス識別などの特定用途に関して記述した。本発明はまた
文字または単語の識別に対しても応用可能である。
【0092】本発明は画像を形成するデータに対して動
作が実行されて方向の関数としての距離を示すデータを
取得するための実装に関して記述した。本発明は画像内
で方向の関数としての距離を直接的に測定するため感光
素子に接続した専用回路に実装することもある。
【0093】本発明はソフトウェアとしての実装に関し
て記述したが、本発明は専用ハードウェアを用いて実装
されることもある。
【0094】本発明はまたランダムに選択したい値から
距離を測定する実装方法に関して記述した。距離測定用
開始位置はこれ以外に他の何らかの判定条件、例えば接
続要素内部の全画素、辺縁の全画素、またはN番目の内
部または辺縁画素全てなどから選択することができる。
さらに、所定位置からそれぞれの方向への距離測定を必
要としないことがあり、かわりに各方向について開始位
置の別の組から距離が測定されることがある。
【0095】本発明は360°の範囲を等間隔で分割す
る方向に距離が測定される実装方法との関連で記述し
た。180°の方向範囲を使用することも可能となりう
る。また等間隔で分割されていないが測定する特性を示
すのに必要な情報を提供する方向の組を識別することも
可能となりうる。
【0096】本発明は測定距離の平均化によって各方向
の分散データが得られる実装方法との関連で記述した。
分散データを取得するために他の技術を用いることもあ
りうる。例えば、中央値のその他の尺度、例えばモード
やラジアンなどを得ることも可能である。変移の度合、
例えば標準偏差を得ることもできる。中央値および変移
の混合度、例えば頻度がモードの下で多数のデシベルか
らなる距離などを得ることもできる。一般的にいって、
分散データは全ての距離測定値を得たあとで得ることが
でき、またはデータ保存要件を減少させるため、距離測
定値を得たように、例えば積算することによって統合す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像部分の模式図で、方向の関数として開始
位置からの距離を測定することにより、図形の端部を検
出しうる方法を示す。
【図2】 画像部分の模式図で、方向の関数として開始
位置からの距離を測定することにより、図形の端部を検
出しうる別の方法を示す。
【図3】 方向の関数としての距離を検出する全般的段
階を示すフローチャートである。
【図4】 図3の技術によって開始画素から判定条件に
合致する画素までの距離を検出しうる方法を示す模式図
である。
【図5】 図4に示した距離を検出する段階を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 図5に示した段階を用いて、方向の関数とし
ての距離からデータ構造を生成する段階を示すフローチ
ャートである。
【図7】 それぞれエイリアスを付ける形式を示すた
め、従来技術によって文字をヒストグラム化しうる方法
を示している。
【図8】 それぞれエイリアスを回避するため方向の関
数としての距離を検出することによって文字を検出しう
る方法を示す。
【図9】 それぞれ方向の関数としての距離を、隣接す
る方向を分離するように異なる角度で検出することによ
って検出された文字を示す。
【図10】 図6からのデータを統合することで画像に
ついてのプロファイルを取得する全般的段階を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 記録媒体上に図10からのプロファイルを
保存する全般的段階を示すフローチャートである。
【図12】 図10からのプロファイルを転送する全般
的段階を示すフローチャートである。
【図13】 方向の関数として距離を用いる画像処理を
実装するシステムの構成部材を示す略ブロック図であ
る。
【図14】 方向の関数として距離を求める段階を示す
フローチャートのである。
【図15】 方向の関数として距離を求める段階を示す
フローチャートのである。
【図16】 方向の関数として距離を用い歪曲を検出す
る段階を示すフローチャートである。
【図17】 方向の関数として距離を用い大部分を占め
るタイプフェースを検出する段階を示すフローチャート
である。
【図18】 歪曲したテキストの画像の例である。
【図19】 図18の画像について方向の関数としての
距離プロファイルである。
【図20】 タイプフェースにブックマン(Bookman )
を用いたテキストの画像の例である。
【図21】 図20の画像について方向の関数としての
距離プロファイルである。
【図22】 タイプフェースにアバンギャルド(Avant
Garde )を用いたテキストの画像の例である。
【図23】 図22の画像について方向の関数としての
距離プロファイルである。
【図24】 画像内で方向の関数としての距離を検出す
るための並列処理装置を含むシステムの略ブロック図で
ある。
【図25】 歪曲方向の異なる領域を有するテキストの
画像と図25Aの画像について歪曲方向を示す短い線を
有する画像である。
【図26】 方向の関数としての距離を検出する画像処
理システムを含む複写装置の略ブロック図である。
【符号の説明】
270 システム、272 処理装置、274 入力装
置、276 出力装置、278 プログラム・メモリ、
280 データ・メモリ、282 プロファイル保存動
作、284 プロファイル提供動作、286 歪曲動
作、288 タイプフェース動作、290 距離データ
動作、292 長さ動作、294 判定条件動作、29
6 保存動作、298 統合動作、300 比較動作、
302 画像データ、304 距離データ、306 プ
ロファイル・データ、308 モデルプロファイル、4
50 システム、452 ホスト処理装置、454 入
力装置、456 出力装置、460 並列処理装置、4
62 並列処理ユニット、464 局部メモリ、470
プログラム・メモリ、472 データ・メモリ、50
0 複写装置、502 スキャナ、504 画像処理シ
ステム、506 印刷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・ピー・フッテンロッハー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14850 イサカ コムストックロード 314 (72)発明者 ピーター・シー・ウェイナー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14850 イサカ オークアベニュー 116

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のものを有する画像処理装置:画像が
    判定条件に合致するような位置の組を有する複数位置を
    含む前記画像を形成する画像データを保存するためのメ
    モリ;およびそれぞれの方向の距離データが開始位置か
    ら前記画像が前記判定条件に合致する前記位置の組のそ
    れぞれの一つへの方向にある距離を示すようにするため
    に、前記メモリにアクセスするために接続され、前記画
    像データを用いて複数方向のそれぞれに対し前記画像内
    の開始位置についてそれぞれ距離データを得るための距
    離データ手段を有する処理装置。
JP19724392A 1991-07-30 1992-07-23 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3302724B2 (ja)

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