JPH05216920A - 線状部材の安定形状解析装置 - Google Patents

線状部材の安定形状解析装置

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JPH05216920A
JPH05216920A JP4047454A JP4745492A JPH05216920A JP H05216920 A JPH05216920 A JP H05216920A JP 4047454 A JP4047454 A JP 4047454A JP 4745492 A JP4745492 A JP 4745492A JP H05216920 A JPH05216920 A JP H05216920A
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JP
Japan
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vector
linear member
equation
stable shape
mass
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Application number
JP4047454A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sugiyama
滋 杉山
Takashi Otaki
尚 大滝
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両端が拘束された線状部材の大変形時の安定
形状を迅速に予測でき、必要メモリの容量も小さくでき
る線状部材の安定形状解析装置を提供する。 【構成】 前記線状部材に関するデータおよび両端の拘
束条件を入力する入力手段と、前記線状部材を任意数の
質点と質量を持たない梁に分割し各質点に対し梁理論に
よる力の釣り合い式を求める解析手段と、前記両端の拘
束条件を用いて前記釣り合い式を数値計算法により解く
ことにより各質点の座標および方位を求める演算手段
と、前記演算手段で求めた各質点の座標および方位を用
いて線状部材の空間安定形状を出力する出力手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキホース
などの可撓性を有する線状部材を両端で保持する場合
に、両端の拘束条件を変化させた時の安定形状を求める
ための解析装置、すなわち線状部材の安定形状解析装置
に関するものである。
【0002】
【従来技術】車両のブレーキホースは、操舵時や車輪の
上下動時に大きく変形する。同様にブルドーザなどの土
木機械の油圧ホースや空気圧ホース、工業用ロボットな
どの油圧・空気圧ホースや電線なども、機械の作動に伴
って大きく変形する。
【0003】このように大きく変形する可撓性の線状部
材では、変形時に他の部品と干渉しないか、強度寿命上
制限される変形の範囲内にあるかなどを注意深く確認す
る必要がある。従来、これら線状部材のレイアウトの検
証には、モックアップや実車を用いた現物による確認方
法が採られてきたが、近年コンピュータシミュレーショ
ンの有効性が示され、適用例も報告されるようになっ
た。これらの手法は、微分幾何学による三次元曲線モデ
ルを用いたものと、有限要素法を使った大変形解析また
は動解析を適用したものに大別される。
【0004】
【従来技術の問題点】前者の三次元曲線モデルを用いる
方法は微分幾何学を主体としているため、材料物性や断
面性能(断面積、断面二次モーメントなど)のような力
学的パラメータを検討しにくい難点がある。また、後者
の有限要素法を用いる方法は、多くの計算時間を要する
という問題がある。
【0005】すなわち有限要素法はもともと物体に発生
する応力を知ることを目的とし、小さく分けた各要素の
変位を独立変数にとって要素力を求めている。このため
ホースのような大変形を起こす物体の場合には、ホース
の一方の端点を固定し、荷重のかかっていない初期状態
(真直な状態)から少しずつ他方の端点を移動させて意
図した拘束条件になるまで繰り返し計算を行わねばなら
ない。節点の新しい座標は変位ともとの座標から計算さ
れ、これが順次繰り返される。変形が大きければそれだ
け計算量も増えることになる。
【0006】また、ブレーキホースなどはゴムでできて
おり、材料が非線形性をもつことが予想される。有限要
素法では、材料非線形を表現するために高次要素を使う
ことができるが、これは自由度すなわち独立変数を増や
すことになり、計算時間が極端に増大する。実際に計算
機で計算を行う際に最も時間がかかるのは連立方程式を
解く部分である。計算時間は、解法にもよるが一般には
元数の二乗に比例する。また、元数が増えるということ
は同時に必要メモリの増加を意味する。一般に必要メモ
リは元数の二乗に比例する。このため計算が膨大になり
必要メモリも大きくなり、大容量の計算機が必要にな
る。
【0007】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、線状部材の大変形時の安定形状を迅速に予
測でき、必要メモリの容量も小さくできるようにした線
状部材の安定形状解析装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、両端が拘束
された線状部材の安定形状を求めるための装置であっ
て、前記線状部材に関するデータおよび両端の拘束条件
を入力する入力手段と、前記線状部材を任意数の質点と
質量を持たない梁に分割し各質点に対し梁理論による力
の釣り合い式を求める解析手段と、前記両端の拘束条件
を用いて前記釣り合い式を数値計算法により解くことに
より各質点の座標および方位を求める演算手段と、前記
演算手段で求めた各質点の座標および方位を用いて線状
部材の空間安定形状を出力する出力手段とを備えること
を特徴とする線状部材の安定形状解析装置により達成さ
れる。
【0009】
【発明の原理の概要】本発明では要素質点の座標・方位
を独立変数にとって演算している。これは求めるべきも
のがホースなどの形状(質点の座標)であり、これを独
立変数にとることが自然であると考えたからである。質
点は6つの自由度(並進3、回転3)を持ち、三次元空
間内を大変位する。要素力は質点の相対変位から梁理論
より求められ、これらの要素力の静的な釣り合い方程式
を解いて空間安定形状を決定している。この手法では、
両端の座標・方位の拘束条件を境界条件として指定でき
るため、反復計算は必要ない。これが本発明の装置の演
算が高速になる理由である。
【0010】一方、独立変数の数はなるべく小さく抑え
ることが望ましい。しかしながら、たとえゴムのような
非線形材料でも、変形量が微小であれば歪みと応力の関
係は線形として扱えることが知られている。そこで本発
明の装置では、要素分割を充分に細かくすることによ
り、歪と応力の関係を線形として扱えるようにし、要素
を線形梁として扱っている。その結果、独立変数の数を
少なくすることができた。これが演算を高速にできる第
二の理由である。
【0011】
【計算モデル】ブレーキホースの長さ、重量、ホースの
両端の支持位置および方位が与えられた場合におけるホ
ースの安定形状を求める問題を対象とする。ホースをセ
ットする時にはホース自体は大変位をするが、セットさ
れた状態では各部の変形は小さいと想定される。さらに
ホースの荷重・変形特性は、変形量が微小な領域では線
形として扱うことができる。以上を考慮して、以下のモ
デルを設定した。図1はこの計算モデルを示す模式図で
ある。 i) ホース全体はいくつかの連続した梁で構成され、隣
接する梁は質点によって連結されている。 ii) 質点は6自由度(並進3、回転3)を有し、三次元
空間内を大変位する。質点の変位に伴い梁が変形し、そ
れに応じて質点に力が働く。 iii)最小ポテンシャルエネルギの原理、即ち、質点力の
静的な平衡を解けば位置・形状が求まる。
【0012】このモデルでは、比較的自由度が少ないた
め演算速度の点で有利である。また、質点の運動的イメ
ージと梁理論との組み合わせにより、物理的直感が得や
すい特徴もある。
【0013】
【基礎方程式】ホースをn個の質点とn−1個の梁要素
によって図1のようにモデル化し、各質点における力の
静的平衡状態に着目する。各質点の位置ベクトル・方位
ベクトル(ri ,qi )は自由に動き得るが、力がつり
合った状態では静止する。その時のi番目の質点での力
の釣り合い式は、全体座標系表示で次のようになる。こ
の時の質点での力の釣り合いが図2に、また要素力の各
成分が図3に模式的に示されている。 Wi −Qi −Ri =Oi ,i=2,3,…,n−1 (1) ここで、 Wi :質点iに働く等価重量ベクトル Qi :梁要素(i−1)に働く要素力ベクトル Ri :梁要素(i)に働く要素力ベクトル Oi :零ベクトル
【0014】これらの成分表示は次の通りである。ただ
し{…}は列ベクトルを示し、行ベクトルの転置を表
す。 ベクトルWi ={0 Wi 0 0 0 0} ベクトルQi ={QXi QYi QZi QLi
i QNi } ベクトルRi ={RXi RYi RZi RLi
i RNi } ベクトルOi ={0 0 0 0 0 0}
【0015】次に、位置・方位ベクトルを以下のように
定義する。ここにTは転置を意味する。 ベクトルP={P2 T3 T4 T…Pi T…Pn-1 T} (2) ここで、Pi :質点の位置・方位ベクトル ={ri Ti T} ri : i質点の位置ベクトル ={xiii } qi : i質点の方位ベクトル ={q0i q1i q2i q3i } またqi はオイラーパラメータで表示したものであり、
この点は次節で解説する。
【0016】(1)式を構造全体系(i=2,3,…,
n−1)に拡張すると、次のようになる。 W−Q(P)−R(P)=0 (3) ここで、 ベクトルW={W2 T3 T4 T…Wn-1 T} ベクトルQ={Q2 T3 T4 T…Qn-1 T} ベクトルR={R2 T3 T4 T…Rn-1 T} ベクトルO={O2 T3 T4 T…On-1 T
【0017】(3)式はベクトルPを独立変数とする6
(n−2)個の非線形連立方程式であり、これが基礎方
程式となる。但し、オイラーパラメータの性質により、
以下の式を満たす必要がある。 qi Ti −1=0, i=2,3,…,n−1 (4)
【0018】なお、ホース両端は境界条件として、次の
ようになる。 ベクトルP1 =ベクトルP1c ベクトルPn =ベクトルPnc (5) 但し、ベクトルP1c、ベクトルPncは既知である。
【0019】
【オイラーパラメータ】次に、座標系の方位の表記法と
して用いるオイラーパラメータを説明する。オイラーパ
ラメータはオイラー角のような各座標軸を三回回転して
セットする方法と違い、回転方位軸と呼ばれるある唯一
の回転軸を一回回転することでセットできる方法であ
る。図4はこの表記法の説明図であり、この図に示すよ
うに、この回転方位軸方向の単位ベクトルをa、回転角
をθとすると、オイラーパラメータは次のように定義さ
れる。ここに上線を付した符号はベクトルを示す。以下
同様である。
【数1】
【0020】(6)式により、ベクトルqT とベクトル
qとの間の条件式として次式を得る。 qT q−1=0 (7) また、X−Y−Z系よりξ−η−ζ系への座標変換(方
向余弦)マトリックス[A] として次式を導くことがで
きる。
【数2】
【0021】以上のようにオイラーパラメータは三角関
数を用いていないため、計算速度の点で有利である。ま
たオイラー角のように特定の軸まわりの回転を表現でき
ないという欠点もなく、信頼性が高いと考える。
【0022】
【要素力の求出】
【0023】(1)式の要素力ベクトルQi 、Ri は次
のようにして求める。ここでは簡便化のため、二次元の
モデルで概説する。質点iにおける質点座標系ξi −η
i 、および質点iとi+1で形成される要素座標系x′
i −y′i を図5のように定義する。図6は要素座標系
表示での要素力を示す図であり、この図に示すように、
要素座標系表示での要素力ベクトルを次のように置く。 ベクトルR′i ={RX′i RY′i RN′i } ベクトルQ′i+1 ={QX′i+1 QY′i+1 QN′
i+1 } ベクトルSi ={R′i T Q′i+1 T
【0024】また、微小変形ベクトルを ベクトルδi ={uii φi } ベクトルεi ={δi T δi+1 T} とすれば、梁理論より次の剛性方程式が得られる。 ベクトルSi = [Kii , i=1,2,…,n−1 (9) 但し、 [Ki]は、梁要素iの剛性マトリックスであり、
以下のように表される。
【数3】
【0025】ここで、E: 縦弾性係数 A0 :断面積 IZ :断面二次モーメント l: 要素長 =‖ri+1 −ri ‖ (但し、要素iに関して) また、εi 即ち、ベクトルδi 、δi+1 は次式より求ま
る。 ベクトルδi ={0 0 θi −γi } ベクトルδi+1 ={l1 −l0i 0 θi+1 −γi } ここで、li :梁要素iの長さ l0i :梁要素iの自由長
【0026】(9)式よりベクトルR′i 、ベクトル
Q′i+1 が得られるので、全体座標系での要素力ベクト
ルは次式より求出できる。
【数4】 ここで、
【数5】
【0027】
【基礎方程式の解法】(3)式の解法には、基本的には
Newton-Raphson法による数値計算法を用いた。(3)式
を関数f(r,q)とすると、一次のTaylor展開より次
のようになる
【数6】
【0028】また、オイラーパラメータの関係式より以
下の式を導出できる。
【数7】 ここで、ω′i はi質点座標系表示による全体座標系に
対する回転角速度ベクトルである。
【数8】
【0029】(12)式は、オイラーパラメータの条件
式(4)を陰的に満たしている。したがって(12)式
を利用することで(4)式を直接解く必要がなくなる利
点が生じる。(12)式は、以下のように置くことがで
きる。
【数9】 ここで、 Δt :微小時間 Δπi :i質点座標系軸回りの微小回転変位ベクトル したがって、(13)式は、
【数10】
【0030】また、
【数11】 と表すと、(但し、block diagは小行列が対角線上に並
ぶことを示す。)(11)式は次のようになる。
【数12】 この式より、ベクトルΔr、ベクトルΔπが求まり、収
束解が得られるまで、次式により更新・反復される。
【数13】
【0031】収束判定には目的関数値の最大ノルムを監
視しているが、ホースの材料物性や断面性能により目的
関数値の並進成分と回転成分のオーダーが大きく食い違
う場合があり得る。従って、収束判定の基準値は並進成
分と回転成分でそれぞれ設定した。
【0032】Newton-Raphson法のような反復解法では、
初期値の与え方が収束までの反復回数に大きく影響す
る。したがって、良好なレスポンスを実現するためには
程度の良い初期近似解を与える必要がある。ここでは、
与えられたホース長と終端の拘束条件として与えられる
端点の座標と接線ベクトルから三次元スプライン曲線を
作成した。さらに同じく終端条件として与えられる主法
線ベクトルから捩れ量を算出し、これを各質点に等分配
して方位を設定し、これを初期近似解とした。図7はこ
の初期値の設定の仕方を示す図である。
【0033】
【モデルの検証】図8は、計算によって求めたホース形
状と、実際に取り回しを行ったホース形状の測定結果を
比較したものである。比較に用いたホースは長さ600
mm、外径10.5mm、内径3.4mmのもので、計算での
要素分割数は20とした。また測定には接触式の三次元
測定器を使用した。図中の曲線はホースの中心線を表し
ている。計算と実測の最大差異は15.5mmと実用上充
分な精度であり、本モデルの妥当性を示していると考え
られる。なお図8の比較に用いた計算のレスポンス時間
は、計算機はIBM3090/200Eを使用した場合
27秒であり、対話処理に充分使用できると考えられ
る。
【0034】
【実施例】図9は以上説明した方法を用いた解析装置の
構成例を示す。また図10はその動作の流れを示す。
【0035】図9において符号10は計算機、12はキ
ーボードなどの入力手段、14はプリンタやCRTディ
スプレイやプロッタなどの出力手段である。これら入力
手段12および出力手段14は、それぞれインターフェ
ース16、18を介して計算機10に接続されている。
20はメモリであり、前記した手法の動作プログラムや
入力されたデータや計算途中あるいは計算結果などのデ
ータがメモリされている。この動作プログラムにより計
算機10は種々の動作を行う。例えば前記した釣り合い
式(3)を求める解析手段22や、この釣り合い式
(3)を数値計算法により解くための演算手段24など
の機能を持つ。
【0036】以上の動作を図10を用いてまとめて説明
する。まず入力手段12によってホースのデータや両端
の拘束条件などが初期条件として入力される(ステップ
100)。計算機10では入力手段12による設定によ
り、まず解析手段22において適宜数の質点と梁とに分
割し、各要素に作用する要素力の演算を行う(ステップ
102)。この演算は式(10)のベクトルR、Qを求
めることに相当する。
【0037】次にこれら要素力を用いて式(3)の釣り
合い式を演算手段24によって解く。ここにNewton法に
よる数値計算法を行う場合には、式(3)の左辺の結果
を残差力ベクトルfとして、 W−Q−R=f を求める(ステップ104)。
【0038】この残差力ベクトルfが微少量ベクトルα
より大なら(ステップ106)、式(11)を用いてベ
クトルr、ベクトルqの修正量ベクトルΔr、ベクトル
Δqを求める(ステップ108)。そしてベクトルrを
ベクトル(r+Δr)で置き換え、またベクトルqをベ
クトル(q+Δq)で置き換えてステップ102以下の
動作を繰り返す(ステップ110)。そして残差力ベク
トルfが微少量ベクトルα以下になるとその時のベクト
ルr、ベクトルqが質点の位置と方向を示すことにな
る。従ってこの求めたベクトルr、ベクトルqを用いて
ホースの安定形状を決定することができる(ステップ1
12)。この結果は出力手段14から出力され、ホース
と他の部品との干渉の有無などを予測するために用いら
れる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上のように、線状部材を任意
数の質点と梁に分割し、各質点に対し梁理論による力の
釣り合い式を求め、この式を数値計算法により解いて各
質点の座標および方位を求めることにより、両端の拘束
条件により決まる空間安定形状を予測するものである。
従って特に変形量が大きい場合には、有限要素法のよう
に微少変形の度に応力変化を求めながら計算を繰り返す
ものに比べて、計算量が著しく少なくなる。
【0040】また本発明によれば要素分割を十分に細か
くすることにより変形量を十分に微少として歪みと応力
の関係を線形とみなすことができる。このため計算から
高次成分を除くことができ、演算の高速化とメモリ容量
の減少とが可能である。
【0041】このように本発明によれば、演算の高速化
が図れ、対話処理による設計作業による作業の能率向上
も可能になり、またメモリが小さい計算機による解析も
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる計算モデルの説明図
【図2】質点での力の釣り合いの説明図
【図3】要素力の説明図
【図4】オイラーパラメータの意味の説明図
【図5】各座標系と回転変位の説明図
【図6】要素座標系表示での要素力の説明図
【図7】初期値の設定を示す説明図
【図8】計算結果と実測結果の比較図
【図9】本発明の一実施例の構成図
【図10】その動作の流れ図
【符号の説明】
10 計算機 12 入力手段 14 出力手段 22 解析手段 24 演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が拘束された線状部材の安定形状を
    求めるための装置であって、前記線状部材に関するデー
    タおよび両端の拘束条件を入力する入力手段と、前記線
    状部材を任意数の質点と質量を持たない梁に分割し各質
    点に対し梁理論による力の釣り合い式を求める解析手段
    と、前記両端の拘束条件を用いて前記釣り合い式を数値
    計算法により解くことにより各質点の座標および方位を
    求める演算手段と、前記演算手段で求めた各質点の座標
    および方位を用いて線状部材の空間安定形状を出力する
    出力手段とを備えることを特徴とする線状部材の安定形
    状解析装置。
JP4047454A 1992-02-03 1992-02-03 線状部材の安定形状解析装置 Pending JPH05216920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1403146A2 (en) * 2002-09-25 2004-03-31 Yazaki Corporation Method of assisting design of a wiring structure, its apparatus and its program
JP2005293331A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Nissan Motor Co Ltd ロボット付加非剛体物のシミュレーション方法およびロボット付加非剛体物の状態診断方法
JP2013035083A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Fanuc Ltd 線条体の振る舞いをシミュレートするロボットシミュレーション装置

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