JPH05216811A - 二バス間のトランザクションを制御する再試行方法 - Google Patents

二バス間のトランザクションを制御する再試行方法

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JPH05216811A
JPH05216811A JP4258905A JP25890592A JPH05216811A JP H05216811 A JPH05216811 A JP H05216811A JP 4258905 A JP4258905 A JP 4258905A JP 25890592 A JP25890592 A JP 25890592A JP H05216811 A JPH05216811 A JP H05216811A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピューターシステムが、第一バスにつなが
るインターフェース回路および第二バスに接続された複
数のバスマスターを含むときの、該第一バスの使用を最
適化する再試行方法を与える。 【構成】このインターフェース回路は第二バスがビジー
状態にあるとビジー信号を発生する論理回路と、第二バ
スがビジー状態にあるときにバスマスターによりインタ
ーフェース回路がアドレス指定されると再試行信号を発
生する論理回路とを含む。各バスマスターは論理回路を
含み、該再試行信号を受信すると共通バスの制御を開放
する。バス調停器も論理回路を含み、該ビジー信号を受
信すると、ビジー信号が否定されるまでは第二バスへの
アクセスを求めているいかなるバスマスターも共通第一
バスの制御を求める調停に参加することを防止する。第
一バスはこのようにしてビジー信号期間中、共有リソー
スへのアクセスをリクエストしていない任意のバスマス
ターにより制御される。ビジー信号の否定が起きるとす
べてのバスマスターがバス所有権を求めて競うことが許
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重バスを含むコンピュ
ーターシステムに関し、特に利用不可能な第二のバスに
指向されたトランザクションを含んだ第一バス上のデッ
ドロックを除去するための再試行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】NCRコーポレーションはスケーラブル
(scalable)コンピューターシステムアーキテクチャを
開発した。これは在来のシステムアーキテクチャよりも
多重プロセッサの能力を一層効果的に縮小拡大できる
(scalable)ものである。このスケーラブルシステムア
ーキテクチャは従来のシステムアーキテクチャのもって
いた多数の限界であるメモリおよびメモリバスを共有す
る多重プロセッサにより引き起こされる能力劣化(degr
adation)ならびにメモリ/キャッシュコヒーレンシー
に関連するオーバーヘッドペナルティー等を認識して克
服する。
【0003】この新規アーキテクチャの重要な特性は、
(イ)メモリバスの利用性および物理的負荷を低減する
ための多重メモリバスの使用、(ロ)多重バスを援助す
ると共に異なるメモリデバイスの同時使用を可能にする
多重ポート付きメモリの使用、(ハ)コヒーレンシーオ
ーバーヘッドを顕著に低減するメモリベースコヒーレン
シー方法の使用、(ニ)すべてのプロセッサに対称的に
見えるシステムリソースの構成 である。
【0004】二重システムバス12、14、前記二つの
システムバス間に接続された二つの二重ポート付きシス
テムメモリモジュール16、18、バス12に接続され
た二つのプロセッサモジュール20、22、およびシス
テムバス14に接続された二つのプロセッサモジュール
24、26を採用するこのアーキテクチャの構成が図1
に示してある。図1にはまた、二つのマイクロチャンネ
ル入出力バス32、42およびそれぞれの入出力バス3
2、42をシステムバスに接続するインターフェースモ
ジュール28、30が含まれる。
【0005】各インターフェースモジュールはシステム
バス上に駐在するバスマスター(bus masters)(すな
わちメモリモジュール16、18およびプロセッサモジ
ュール20、22、24および26)と、一つの入出力
バス上に駐在する番号34、36、38、40、44、
46、48のマイクロチャンネルバスユニットとの間の
通信路を与える。例えばプロセッサ22等のシステムバ
スマスターが入出力バス32上のマイクロチャンネルバ
スユニット36への書き込みアクセスを求めるとき、そ
れは最初にシステムバス12の使用を求める調停を求め
なければならない。インターフェースモジュール28は
システムバス12の制御を取得すると、次に入出力バス
32の使用するための調停を求める。もしも入出力バス
32が利用可能であればプロセッサ22のリクエストは
直ちに実現される。
【0006】しかしながら、通常のオペレーション期間
中は、入出力バス32が利用不可能である、言い換える
と「ビジー(busy)」であるときがある。例えば入出力
バス32は、(1)バスがバスユニット34、36、3
8、40の一つにより所有されているとき、(2)入出
力バス32上に駐在するあるバスユニットにシステムバ
ス14上のプロセッサによるアクセスが行われていると
き、(3)システムバス14上のあるプロセッサが入出
力バス32のバスユニットへのロックされたサイクルシ
ーケンス(セマフォア オペレーション、semaphore op
eration))を実行しているとき、または(4)インタ
ーフェースモジュール28が、システムバス12または
14上のプロセッサにより以前にポスト(post)された
(バッファされた)入出力バス32のバスユニットへの
書き込みサービスをしているとき、が例に挙げられる。
【0007】伝統的なシステムではビジー入出力バスへ
のアクセスが一旦開始されると、目標リソースはそのリ
ソースが利用可能となるまでそのアクセスを無期限に待
機状態に保持する。従って上記の例ではプロセッサ2
2、システムバス12およびインターフェースモジュー
ル28は、入出力バス32が利用可能となるまで待機状
態に置かれ、他のトランザクションを行うことができな
いことになろう。プロセッサ20もまたメモリモジュー
ル16、18およびインターフェースモジュール30へ
のアドレス指定をすることが禁止されるであろう。さら
にプロセッサモジュール20または22の一つがマイク
ロチャンネルバスマスターによるシステムバス12への
リクエストと同時に入出力バス32へのアクセスをリク
エストする場合にはシステムデッドロックが起きるであ
ろう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明は多
重バスを含むコンピューターシステム内の性能を増大す
る新規かつ有用な方法を与えることを課題とする。
【0009】本発明の別の課題は利用不可能な第二バス
に指向されたトランザクションを含んだ第一バス上のデ
ッドロックを除去する方法を与えることである。
【0010】さらに本発明の別の課題はコンピューター
システム内のバス間の新規有用なインターフェースを与
えることである。
【0011】本発明のさらに別の課題は、バス上のデッ
ドロック状態を除去すべくコンピューターシステム内の
バス間のトランザクションを組織化する「ビジー」信号
および「再試行」信号を発生する論理回路を与えること
である。
【0012】本発明のさらに別の課題はコンピューター
システム間のトランザクションを組織化するための新規
有用な再試行方法を与えることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば共通のバ
スを介して共有のリソースに接続された複数バスマスタ
ーを含むのみならず共通バスへのバスターのアクセスを
制御するためのバス調停器を含むコンピューターシステ
ムにおいて、共通バスの使用を最適化する方法が与えら
れる。この方法は共有リソースが利用不可能な状態にあ
るときはいつでもビジー信号を発生するステップと、そ
のビジー信号をバス調停器に与えるステップと、その共
有リソースへのアクセスを求めているバスマスターが該
調停器によるビジー信号を受信している間は共通バスの
制御を求める調停に該バスマスターが参加することを防
止するステップとを含む。ビジー信号が否定されたとき
はすべてのバスマスターがバス所有権を求めて競うこと
が許される。
【0014】開示した実施例の共有リソースは第二バス
に共通のバスを接続するインターフェース回路を含む。
このインターフェース回路は、この第二バスがビジー状
態にあるときはビジー信号を発生する論理回路と、第二
バスがビジー状態にあるときにバスマスターがインター
フェース回路をアドレス指定したときは再試行信号を発
生する論理回路とを含む。各バスマスターはその再試行
信号を受信するための、かつインターフェース回路から
再試行信号を受信したときに共通バスの制御を解除する
ための、論理回路を含む。バスマスターはビジー信号を
受信するための、かつそのビジー信号が否定されるまで
は第二バスへのアクセスを求めるいかなるバスマスター
も共通第一バスの制御を求める調停に参加できなくする
ための論理回路を含む。
【0015】本発明の上記その他の課題、特徴、および
利点は以下の説明および添付の図面から明らかになろ
う。
【0016】
【実施例】コンピューターシステムに供するスケーラブ
ルシステムアーキテクチャの一実施例が図1に簡単なブ
ロック線図で示されている。図示したようにこのアーキ
テクチャは二重システムバス12、14、二つのシステ
ムバス間に接続された二つの二重ポート付きシステムメ
モリモジュール16、18、システムバス12に接続さ
れた二つのプロセッサモジュール20、22、およびシ
ステムバス14に接続された二つのプロセッサモジュー
ル24、26を含む。これらシステムバス間にはさらに
マイクロチャンネルインターフェースモジュール28、
30が接続されている。
【0017】インターフェースモジュール28はシステ
ムバス12、14と一次マイクロチャンネル入出力バス
32との間の接続を与える。バス32にはいろいろのマ
イクロチャンネルバスマスターバスユニット34、3
6、38、40が接続されている。インターフェースモ
ジュール30はシステムバス12、14と二次マイクロ
チャンネル入出力バス42上に駐在するバスユニット4
4、46、48との間の接続を与える。
【0018】以下の議論はマクロチャンネルインターフ
ェースモジュール28およびマイクロチャンネル入出力
バス32の構造およびオペレーションに関する。マイク
ロチャンネルモジュール30およびマクロチャンネル入
出力バス42の構造およびオペレーションはモジュール
28およびバス32にそれぞれ同じである。
【0019】マイクロチャンネルインターフェースモジ
ュール28内にあるアドレス指定および調停論理回路は
図2に示す。このインターフェースモジュールは図2に
示すものに加えて追加の論理回路を含むが、それはここ
の議論を簡単にするため、省略する。省略した論理回路
は本発明の理解に必要ではない。
【0020】図2に示す論理回路ブロックは調停器52
(マイクロチャンネルインターフェース調停器)を含
む。これはマイクロチャンネル入出力バス32調停信号
ARB(3:0)を感知し、駆動すると共に、調停/賦
与インジケーター信号ARBGNT Lを感知する。こ
のマイクロチャンネルインターフェース調停器は、入出
力バスへのアクセスを求めるシステムバスマスターのた
めに、そのリクエスト期間中、入出力バス32の制御を
求める調停を行わなければならない。マイクロチャンネ
ル調停器52もまたシステムリソースへのアクセスを要
求するマイクロチャンネルバスマスターのためにシステ
ムバス調停およびサイクル発生を行う。
【0021】システムバスが開始したサイクルがマイク
ロテャンネル入出力バスへ伝播する間に利用される論理
回路素子にはラッチ54が含まれるが、このラッチ回路
54はアドレス、アドレスパリティおよびシステムバス
12から受信されるバスオペレーション信号すなわちS
B A(32:0)、またはシステム14から受信する
信号SB B(31:0)をラッチ留めするのに使用さ
れる。ラッチ54の出力は、現在のサイクルがマイクロ
チャンネルバスに指向されているか否かを検出する復号
器56に与えられ、またシステムバススレーブ(system
bus slave module)モジュール58のための開始信号
および復号されたアドレス信号を発生する。
【0022】システムバススレーブモジュール58は入
出力バス32に与えられるシステムバスアドレス情報の
多重化を制御し、システムバスデータ転送アクティビテ
ィーを組織化し、マイクロチャンネルバスマスターモジ
ュール60の開始を制御する。モジュール58からから
開始信号を受信すると、マイクロチャンネルバスマスタ
ーモジュール60は、マイクロチャンネルアーキテクチ
ャの仕様に基づいてマイクロチャンネル入出力バス32
上にサイクルを発生し、マイクロチャンネル入出力バス
データ転送アクティビティーを組織化する。
【0023】マイクロチャンネル入出力バスにより開始
されたサイクルがシステムバスへ伝播する期間に利用さ
れる論理回路素子には、ラッチ64、復号器66、マイ
クロチャンネルスレーブモジュール69、SBマスター
モジュール70、およびアドレスFIFO74が含まれ
る。マイクロチャンネルインターフェースモジュール2
8がマイクロチャンネル入出力バス32上のスレーブで
あるときは、マイクロチャンネルアドレスMC A(3
1:0)はラッチ64内に保持されて復号器66への伝
播を阻止される。復号器66はシステムバスに指向され
たマイクロチャンネルサイクルを復号することと、シス
テムバスが指向したサイクルが分離されて書き込みポス
ティングならびにFIFO74中へのアドレス情報の先
取り読み取りを許可するか否かを決定することとに責任
がある。
【0024】マイクロチャンネルスレーブモジュール6
8は現アドレスをラッチするため、復号器66からマイ
クロチャンネルバス信号を受信し、選択されたシステム
バスへのマイクロチャンネルサイクルの伝播を開始し、
マイクロチャンネル入出力バスデータ転送アクティビテ
ィーを組織化する。
【0025】システムバスマスターモジュールはマイク
ロチャンネルバスマスターのためにシステムバスをリク
エストし、マイクロチャンネルインターフェースモジュ
ール28がシステムバス12または14のいずれか一方
の上のシステムバスマスターであるときはシステム信号
を制御する。システムバスマスターモジュール70はア
ドレスFIFO74と通信し、システムバス転送アクテ
ィビティーを組織化する。
【0026】インターフェースモジュール28は、シス
テムバスおよび入出力バス32の間のバッファリングお
よび復号を与える。インターフェースモジュールにおけ
るバッファは、システムバスおよび入出力バス32の両
方の上のバスマスターがそれらのピーク速度で動作する
ことができるようにすることにより、全システム帯域を
稼働化する。
【0027】システムバスをマイクロチャンネル入出力
バスから分離することによって、すべてのバス上での性
能をより高くし、複数バスの同時作動を可能にする。各
バスはバス上に駐在するバスユニット間のトランザクシ
ョンを行うのに独立に動作する。バス間の接続は、たと
えばプロセッサ22がマイクロチャンネルバスユニット
36へのアクセスを要求するとき、あるいはあるバスユ
ニット入出力バス32上に駐在するあるバスユニットが
システムメモリへのアクセスを要求するとき等、一つの
バス上のあるバスマスターが別のバス上に駐在するリソ
ースへのアクセスを要求するときのみ、構築される。
【0028】システムバス上のあるバスマスターがビジ
ー入出力バス32上のバスユニットへのアクセスを要求
するときにいずれかのシステムバス上でのデッドロック
を防止するため、インターフェースモジュール28は再
試行信号を発生する論理回路を含む。この再試行信号は
リクエスト中のバスマスターにシステムバスを開放さ
せ、入出力バス32が利用可能となったときに再びシス
テムバスおよび入出力バスの制御のための調停を行う。
【0029】システムバスについての調停はシステムバ
ス調停器(図示して無し)により制御される。以下に掲
げるのは、システムバスの仕様を組織化するためシステ
ムバス調停器、マイクロチャンネルインターフェース、
およびシステムバス上に駐在する他のバスユニットによ
り駆動される信号の例である。 信号 説明 ADS L アドレスストローブ:バスサイクルの開始を示す。 BRDY L バーストレディー:読み取りサイクルで、現システ ムバススレーブが有効な読み取りデータをシステム バス上に駆動したことを示すため、そのスレーブに より駆動される。書き込みサイクルでは現行サイクル を終了するため当該スレーブにより駆動される。 BLAST L バーストラスト:バーストバスシーケンスの終了をス レーブに示すため、マスターによりアクティブ化され る。 BUSBUSY L バスビジー:システムバスが使用中であることを示す ため、システムバス調停器により駆動される。 PRQ L システムバスの所有権をリクエストするため、バスマ スターまたはマイクロチャンネルインターフェースに より低に駆動される。 PACK L システムバスを求めるそのリクエストが賦与されたこ とを当該バスマスターに示すため、システムバス調停 器により低に駆動される。
【0030】図2は上述のアクティブ-低信号が各々頭
にSA またはSB を付けて二重になっていることを
示す。SA が付く信号はシステムバス12に関連し、
SBが付く信号はシステムバス14に関連する。システ
ムバス上のデッドロックを防止するため、インターフェ
ースモジュール28は、以下に説明する再試行信号SA
MCRETRY LとSB MCRETRY L、お
よびマイクロチャンネルバスビジー信号MC BUSY
Lを発生する。 信号 説明 SA MCRETRY L マイクロチャンネルインターフェース再試行: ビジーマイクロチャンネル入出力バスへ試みら れたサイクルを終了するため、マイクロチャン ネルインターフェースにより駆動される。 SB MCRETRY L マイクロチャンネルインターフェース再試行: ビジーマイクロチャンネル入出力バスへ試みら れたサイクルを終了するため、マイクロチャン ネルインターフェースにより駆動される。 MC BUSY L マイクロチャンネルバスビジー:マイクロチャ ンネルバスは新たなバスマスターにとって所有 可能でないことを示すため、マイクロチャンネ ルインターフェースにより駆動される。
【0031】適用可能なMCRETRY L信号がマイ
クロチャンネルインターフェースにより低に駆動される
のは、ビジー状態時にシステムバスマスターがマイクロ
チャンネル入出力バスへのアクセスをリクエストする場
合である。この信号に応答して、リクエストをしている
システムバスマスターはそのシステムバスを開放し、シ
ステムバス調停器によりアクセスが賦与されるまで、シ
ステムバスを求める再調停を求める。アクティブMCR
ETRY L信号を感知すると、システムバス調停器
は、マイクロチャンネル入出力バスの所有をリクエスト
しているシステムバスマスターにシステムバスの制御を
与えることを許さないが、これはMCRETRY L信
号を高に駆動することによりマイクロチャンネル入出力
バスが利用可能となったとの信号をマイクロチャンネル
インターフェースがシステムバス調停器に送るまで続
く。MC BUSY Lは、マイクロチャンネル入出力
バスが新たなバスマスターにとって所有できないとき、
マイクロチャンネルインターフェースにより低に駆動さ
れる。
【0032】図3はプロセッサ22が利用不可能な入出
力バス32へのアクセスを求めているときに起きる事象
のシーケンスを例示するタイミング図である。MC B
USY Lの開始状態は低で、マイクロチャンネル入出
力バス32が新たなバスマスターにとっては利用可能で
ないことを示す。図3に示す再試行シーケンスに対する
タイミングは以下のように定めた。 クロック2-3 プロセッサ22がシステムバス12を得るための調停を求 める。PRQ Lはシステムバスをリクエストするためプロ セッサ22により低に駆動される。PACK Lはプロセッ サ22にバス所有権を賦与するバス調停器により低に駆動さ れる。 クロック4 プロセッサ22がマイクロチャンネルインターフェース28 をアドレス指定する。 クロック6 マイクロチャンネル28がBRDY Lの代わりにSA MCRETRY Lを主張する。 クロック7 プロセッサ22がSA MCRETRY Lを検出し、バス 12を開放する。 クロック8 プロセッサ22が再びバス12の制御をリクエストする。 クロック9-13 システムバス調停器はプロセッサ22によるバス12のリ クエストを無視する。調停器は信号SA MCRETRY Lを受信することにより、もしもバス12の制御を与えると プロセッサ22がインターフェース28をアドレス指定する ことを知る。プロセッサ20およびインターフェースモジュ ール28、30はメモリモジュール16、18またはバス上 に駐在する他のデバイスへのアクセスのため、バス12の制 御を許可される。 クロック14 入出力バス32がもはやビジーでなくなる。インターフェー ス28は(高に駆動された)信号MC BUSY Lを否定 する。 クロック15 システムバス調停器はMC BUSY Lを検出し、PAC K Lを主張する。 クロック16-20 プロセッサ22が成功裡にインターフェース28にアクセ スする。
【0033】
【効果】以上の説明から、第二の利用不可能なバスに指
向されたトランザクションを含む第一バス上のデッドロ
ックを除去するための簡単な解決法が本発明により与え
られることが理解されよう。そのための新規有用な多重
バス間インターフェースが本発明により与えられた。そ
れらのインターフェースはビジーバスが別のバス上でデ
ッドロックを招来することを防止する。
【0034】また論理回路がコンピューター内多重バス
間のトランザクションを組織化するビジー信号および再
試行信号を発生するため、バス上でデッドロックが防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピューターシステムに供するスケーラブル
システムアーキテクチャのブロック線図である。
【図2】図1のマイクロチャンネルインターフェースモ
ジュール28内に含まれるアドレス指定および調停論理
回路のブロック線図である。
【図3】本発明に基づく再試行方法のタイミング図であ
る。
【符号の説明】
12、14 システムバス 20、22、24、26 プロセッサモジュール 28、30 マイクロチャンネルインターフェースモジ
ュール 32 一次マイクロチャンネル 34-40 マイクロバスユニット 42 二次マイクロチャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード エイ.マクドナルド アメリカ合衆国 29072 サウス カロラ イナ、レキシントン、メドウ ウッド ド ライブ 164 (72)発明者 ジーン エフ.ヤング アメリカ合衆国 29073 サウス カロラ イナ、レキシントン、スウィート スプリ ングス ロード 3412 (72)発明者 クレイグ エイ.ウォールラス アメリカ合衆国 29642 サウス カロラ イナ、イーズリ、フェアファックス ロー ド 205 (72)発明者 ジェイムズ エム.オティンガー アメリカ合衆国 29210 サウス カロラ イナ、コロンビア、ズィマールクレスト 716、アパートメント 3803 (72)発明者 マーティー ディー.ミラー アメリカ合衆国 54016 ウイチタ、ハド ウォン、1020 ハイウェイ 35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共有リソースをもつ複数バスマスターを接
    続する共通バス上のデッドロックを防止する方法であっ
    て、 該共有リソースの利用可能性を感知するステップと該共
    有リソースへのアクセスを求めているバスマスターを同
    定するステップと、 該共有リソースが利用不可能であるときは該同定された
    バスマスターが該バスの制御を求める調停に参加するこ
    とを禁止するステップとを含むことを特徴とするデッド
    ロック防止方法。
  2. 【請求項2】第一バスに接続された複数バスマスター、
    該第一バスへのバスマスターのアクセスを制御するバス
    調停器、および該第一バスおよび第二バス間の結合を与
    えるインターフェース回路を含むコンピューターシステ
    ムにおける装置であって、 該第二バスがビジー状態であるときはいつでも該バス調
    停器に与えるビジー信号を発生する、該インターフェー
    ス回路内に設けた論理回路と、 該共有リソースへのアクセスを求めるバスマスターが該
    ビジー信号を受信している間は該共通バスの制御を求め
    る調停に該バスマスターが参加することを防止する、該
    調停器内に設けた論理回路とを含むことを特徴とする装
    置。
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