JPH05214602A - 布地接着機 - Google Patents

布地接着機

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Publication number
JPH05214602A
JPH05214602A JP1575492A JP1575492A JPH05214602A JP H05214602 A JPH05214602 A JP H05214602A JP 1575492 A JP1575492 A JP 1575492A JP 1575492 A JP1575492 A JP 1575492A JP H05214602 A JPH05214602 A JP H05214602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
adhesive interlining
resin
belt
interlining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1575492A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shigeta
勝美 重田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashima Co Ltd
Original Assignee
Hashima Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hashima Co Ltd filed Critical Hashima Co Ltd
Priority to JP1575492A priority Critical patent/JPH05214602A/ja
Publication of JPH05214602A publication Critical patent/JPH05214602A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、短時間に、しかもベルトテンショ
ンによる僅かな圧力で接着芯地と布地とを確実に接着で
きるようにした布地接着機を提供することを目的とする
ものである。 【構成】 図1に示す接着機11において、ローラ1
4、16、17、20には上部ベルト18及び下部ベル
ト19が往路にて互いに接触状態となるように掛装され
ており、布地X及び接着芯地Hは、これらヒーター1
2、13によって布地Xと接着芯地Hの平均温度が樹脂
Rの熔融温度となるように加熱されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布地接着機に関する。詳
細には短時間に、しかもベルトテンションによる僅かな
圧力で接着芯地と布地とを確実に接着できるようにした
布地接着機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布地接着機としては、ローラに掛
装した上部ベルト及び下部ベルトを往路にて互いに圧接
状態となるように対向させて配置したものであって、上
部ベルト及び下部ベルトの一端側より該ベルト間に布地
と接着芯地とを上下に重ねた状態で挿入し、両ベルトを
回転させることにより布地及び接着芯地を移送すると共
に、接着芯地側のベルトの内方に配したヒーターで接着
芯地を加熱して該接着芯地の樹脂を熔融状態とし、更
に、両ベルトの他端側に配した一対のプレスローラによ
って、布地と接着芯地とをプレスして、これら布地と接
着芯地とを接着するようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接着芯地と布地との接
着は、接着芯地に付着した樹脂が熔融温度もしくは熔融
温度近傍に加熱されて熔融状態となり、熔融した樹脂の
一部が融け出て布地側に浸透し、この状態で冷却固化す
ることにより行われるようになっている。
【0004】ところが、上記接着方法にあっては、接着
芯地に加えられた熱が接着芯地を通して同接着芯地の被
加熱面に付着する樹脂へと伝わり、これを加熱するよう
になっているものの、樹脂に接している布地側は加熱さ
れない。このため、該樹脂が熔融して融け出て布地側に
浸透するまでには長い加熱時間を要し、接着機内におけ
る加熱部分が長くなり、該接着機が大型化するという不
具合があった。又、上記接着機では、接着時に布地及び
接着芯地に対し大きな圧力を付与して樹脂を布地に浸透
させていたため、新合成繊維、新世代ウール、複合繊維
などの圧力により変化し易い繊維よりなる布地の接着に
は不向きであった。更に、この接着機では、接着時に大
きな圧力を付与することからいわゆるモアレの発生原因
ともなっていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、短時間に、しかもベルトテンションによ
る僅かな圧力で接着芯地と布地とを確実に接着できるよ
うにした布地接着機を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、ローラに掛装した上部ベルト及
び下部ベルトを往路にて互いに圧接状態となるように対
向させて配置した布地接着機において、前記上部ベルト
及び下部ベルトの往路にヒーターが配されて、上部ベル
トと下部ベルトとの間に上下に積層した状態で移送され
る接着芯地及び布地が同布地と接着芯地との平均温度が
樹脂の熔融温度となるように加熱されるようにしたこと
を特徴とする布地接着機をその要旨とした。
【0007】
【作用】本発明の布地接着機にあっては、上部ベルト及
び下部ベルトの往路に配されたヒーターによって、接着
芯地及び布地が同布地と接着芯地との平均温度が樹脂の
熔融温度となるように加熱されるようになっている。接
着芯地と布地とに夫々加えられた熱は、布地或いは接着
芯地を通して夫々布地及び接着芯地の被加熱面側に伝わ
る。接着芯地に付着する樹脂は接着芯地と布地とから伝
わった熱を受けて加熱され熔融状態となっていく。樹脂
が熔融状態となるに従って溶け出し、これに接着芯地及
び布地に上部ベルト及び下部ベルトのベルトテンション
による僅かな圧力が加わって樹脂は布地側へと浸透して
いくことになる。この後、布地及び接着芯地が冷却され
て樹脂は、布地側に浸透した状態に固化し、布地と接着
芯地との接着が行われるようになっている。
【0008】尚、本発明において、布地及び接着芯地
は、布地と接着芯地の平均温度が樹脂の熔融温度となる
ように加熱されるようになっているが、これは樹脂が熔
融して溶け出し布地側へと浸透していくのに必要な熱エ
ネルギーが、布地と接着芯地の平均温度が樹脂の熔融温
度となるように加熱することにより得られることを意味
するものである。このため、例えば布地側あるいは接着
芯地側の加熱温度を高くし、反対に接着芯地側あるいは
布地側の加熱温度を低くするなど、布地側及び接着芯地
側の加熱温度を接着芯地の樹脂の種類や布地の種類に応
じて適宜変更することが出来るようになっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の布地接着機を図面に示した一
実施例に従って詳細に説明する。図1に示す接着機11
において、ローラ14、16、17、20には上部ベル
ト18及び下部ベルト19が往路にて互いに接触状態と
なるように掛装されており、布地X及び接着芯地Hは樹
脂Rが内側となるように上下に積層された状態で、前記
上部ベルト18及び下部ベルト19の間に一端側より挿
入されるようになっている。上部ベルト18及び下部ベ
ルト19の復路側内方には複数の予熱ヒーター15が配
されて各ベルト18、19は樹脂Rの熔融温度に加熱さ
れるようになっている。このため、ベルト18、19は
挿入口及び排出口での温度が一定に保たれ、往路側での
加熱時間の短縮が図られるようになっている。
【0010】一方、上部ベルト18及び下部ベルト19
の往路側内方には、上部ベルト18が1に対して下部ベ
ルト19側が2の割合でヒーター12、13が上部ベル
ト18及び下部ベルト19を介して対向状に配されてい
る。そして、ベルト18、19の回転により移送される
布地X及び接着芯地Hがこれらヒーター12、13によ
って夫々加熱されるようになっている。また、これらヒ
ーター12、13の後方には上部ベルト18、下部ベル
ト19が通過する複数のテンションローラ14が配され
ており、接着芯地H及び布地Xにはこれら上部ベルト及
び下部ベルトのベルトテンションによる僅かな圧力が加
えられるようになっている。この結果、接着芯地Hの樹
脂Rは前記ヒーター12、13による加熱と、テンショ
ンローラ14による僅かな圧力とにより接着芯地Hから
布地X側へと浸透していくことになる。
【0011】尚、本実施例においては上記ヒーター1
2、13とテンションローラ14とからなる組み合せが
上部ベルト18及び下部ベルト19の往路に3つ連続し
て設けられているがこれに限定されず、その数は接着す
る接着芯地H及び布地Xの種類や使用状態を考慮して適
宜決定すれば良い。また、本実施例では、ヒーター12
の数をヒーター13の数よりも多くしたが、これは布地
X側の温度を早く高めることにより、接着芯地Hの樹脂
Rが布地X側に浸透し易くするためであり、これらヒー
ター12、13の数、割合は任意である。また、ヒータ
ー12、13の設定温度は接着芯地Hの樹脂Rの熔融温
度が好ましいが、ヒーター12、13の温度を樹脂Rの
熔融温度よりも高くすると共に、上部ベルト18及び下
部ベルト19の回転速度を高くして接着速度を早めるこ
ともできる。
【0012】また、本発明の布地接着機11の上部ベル
ト18及び下部ベルト19の排出口側近傍には、一対の
太径の加圧ローラ17が同ベルト18、19を介して対
向状に配されている。この加圧ローラ17は圧力調整装
置21によってベルト18、19を加圧する加圧力の調
整が行われるようになっている。そして、必要に応じて
圧力を調整し、接着芯地H及び布地Xに対し圧力を付与
できるようになっている。
【0013】加圧ローラ17を通過した接着芯地H及び
布地Xはベルト18、19の排出口より排出され、樹脂
Rは自然冷却され、接着芯地Hと布地Xとの接着が完了
するようになっている。尚、この実施例においては、樹
脂Rを自然冷却によって冷却するようにしたが、テンシ
ョンローラー14後方に冷却ローラを配して接着芯地H
及び布地Xを冷却するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】上記構成を備えたことにより、本発明の
布地接着機にあっては、上部ベルト及び下部ベルトの往
路に配されたヒーターによって布地及び接着芯地が同布
地と接着芯地の平均温度が樹脂の熔融温度となるように
加熱されるようになっているため、従来の接着機に比べ
てより短時間に、しかもベルトテンションによる僅かな
圧力で接着芯地と布地とを確実に接着することができ
る。この結果、新合成繊維、新世代ウール、複合繊維な
どの圧力により変化し易い繊維よりなる布地の高効率な
接着が可能となり、合わせて接着時の圧力により発生し
ていたモアレの発生を防止することができる。
【0015】又、この接着機にあっては、布地と接着芯
地の平均温度が樹脂の熔融温度となるように布地及び接
着芯地が加熱されるようになっていることから、例えば
布地側あるいは接着芯地側の加熱温度を高くし、反対に
接着芯地側あるいは布地側の加熱温度を低くするなど、
布地側及び接着芯地側の加熱温度を接着芯地の樹脂の種
類や布地の種類に応じて適宜変更することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布地接着機を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
12、13 ヒーター 14 テンションローラ X 布地 H 接着芯地 R 樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラに掛装した上部ベルト及び下部ベ
    ルトを往路にて互いに圧接状態となるように対向させて
    配置した布地接着機において、 前記上部ベルト及び下部ベルトの往路にヒーターが配さ
    れて、上部ベルトと下部ベルトとの間に上下に積層した
    状態で移送される接着芯地及び布地が同布地と接着芯地
    との平均温度が樹脂の熔融温度となるように加熱される
    ようにしたことを特徴とする布地接着機。
JP1575492A 1992-01-31 1992-01-31 布地接着機 Pending JPH05214602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1575492A JPH05214602A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 布地接着機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1575492A JPH05214602A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 布地接着機

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Publication Number Publication Date
JPH05214602A true JPH05214602A (ja) 1993-08-24

Family

ID=11897568

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1575492A Pending JPH05214602A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 布地接着機

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