JPH05205817A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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Publication number
JPH05205817A
JPH05205817A JP32634691A JP32634691A JPH05205817A JP H05205817 A JPH05205817 A JP H05205817A JP 32634691 A JP32634691 A JP 32634691A JP 32634691 A JP32634691 A JP 32634691A JP H05205817 A JPH05205817 A JP H05205817A
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JP
Japan
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shell
metal
bayonet
connector
receptacle
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Pending
Application number
JP32634691A
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English (en)
Inventor
William R Mattingly
ウイリアム・アール・マッチングリー
P Abouks Maurice
モーリス・ピー・アボウクス
Michael Blum
マイケル・ブラム
Christopher Nasser
クリストファー・ネイサー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATORITSUKUSU SCI CORP
MATRIX SCIENCE CORP
Original Assignee
MATORITSUKUSU SCI CORP
MATRIX SCIENCE CORP
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気的及び機械的特性を維持し軽量化した多ピ
ン型の電気コネクタを提供すること。 【構成】電気的コネクタ(10,110)は、プラグ
(16,117)、リセプタクル(12,112)と両
端の固定または連結手段(14,114)を有する。プ
ラグ(16,117)及びリセプタクル(12,11
2)の外周にはグラファイトまたはニッケル被覆したグ
ラファイト等の導電性ファイバ(64)と樹脂(62)
の合成材料をモルードした導電性シェルを有する。更
に、プラグ(16,117)の外周に金属補強(12
8,128′,174,176)を有するバイヨネット
ピン(122,122′,172,172′)を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に電磁
干渉(EMI)防止機能を有するシールド型電気コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】高周波機器、航空機等に使用する電気コ
ネクタはEMI特性を改善する為に外側に導電性シェル
を使用してシールドを行っている。斯る電気コネクタに
はセルフロック型及びバイヨネットピン型のものがあ
る。多くの部品で構成されたコネクタシェル及びカップ
リングナットを有するセルフロック型電気コネクタ組立
体は周知である。特に1985年2月19日にウィリア
ム R.マッチングリー ジュニアに発行され「セルフ
ロック型電気コネクタ」の名称の米国特許第4,500,
153号はコネクタシェル及びカップリングナットを具
えるセルフロック型電気コネクタを開示する。この特許
はコネクタに高い振動力が作用すると保持リングを保持
溝内に保持する手段を有する。これによりカップリング
ナットがこれを取付けているシェルに対して軸方向に移
動するのを制限する。
【0003】この米国特許に開示する発明では波状ばね
を使用して圧縮度を維持し、波状ばねの永久変形が弾性
を損わないようにしている。またこの発明では、それに
設けらている凹部及びクラッチ板のみならずカップリン
グナットの回転を同時に必要とすることによりきわめて
高振動環境でもカップリングナットの緩みを防止する係
合メカニズムを提供する。更に、この米国特許に開示す
る電気コネクタ組立体は加工メタルを用いて製造されて
いる。多量のメタル(金属)を使用する電気コネクタは
製造に時間を要するのみならず非常に重いという欠点を
有する。機械による切削、研磨及びこれに続く一連の製
造工程が、良好なEMI防止機能付きメタル使用の電気
コネクタの製造に必要であり、これは製造原価を高める
という欠点がある。
【0004】電気コネクタに合成材料を使用する概念が
過去に提案されたことがある。しかし、これら従来の合
成材料は隣接する電気機器や電源等からのEMIを十分
に遮蔽することができなかった。また、グラスファイバ
に合成材料又は樹脂を組合せ、更に合成材料に金属層を
被冠してEMI遮蔽効率を増加することも周知である。
グラスファイバと樹脂材料とを組合せ更に完成した合成
コネクタモールドに金属コーティングを行い、この金属
コーティングの導電体によりいくらかのEMI防止機能
を与える。しかし比較的長期にわたりコネクタを使用し
続けたり或いは高振動環境下で使用すると、これら金属
コーティングはグラスファイバと樹脂材料とが金属コー
ティングと良好な固着を行うことができないので容易に
削れたり摩耗したりする恐れがある。金属コーティング
された合成コネクタ材料が摩耗すると、金属コーティン
グに「窓」を生じ、コネクタ本体中にEMIの侵入を許
し、電気コネクタ内のリードを流れる信号に相当量のノ
イズを生じることとなる。
【0005】一方、セルフロック方式とは異なるバイヨ
ネットピン方式の電気コネクタも広く使用されている。
バイヨネットピン方式の電気コネクタにあっても金属シ
ェルを使用すると加工工程が複雑高価となり、しかも大
型コネクタの場合には重くなるという欠点がある。従っ
て、グラスファイバその他の合成材料を使用して製造原
価の低減と軽量化を図ることが考えられる。しかし、航
空機、軍用車両等の厳しい環境下で使用される機器のバ
イヨネットピン方式の電気コネクタにあっては斯る合成
材料のシェルに形成されたバイヨネットピンでは十分な
強度を得ることが困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のEMIシールド
型電気コネクタの加工費及び加工時間の低減並びに軽量
化を図ることを目的とする。更に、本発明にあっては導
電性ファイバを使用して軽量化を図るEMIシールド型
電気コネクタの補強したバイヨネットピンを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を解
決する為に、本発明の電気コネクタは重量比で最大4%
の導電性ファイバを樹脂材料中に混合してモールドした
合成材料の導電性シェルを使用する。その結果、軽量化
及び耐久性を維持しつつEMI漏洩問題を解決する。
【0008】
【作用】即ち、本発明の電気コネクタはリセプタクルを
含み、このリセプタクルは重量比で最大40%の導電性
ファイバと最大60%の樹脂より成る。この電気コネク
タは更にプラグを含み、このプラグについてもリセプタ
クルと同様重量比の導電性ファイバと樹脂とにより構成
される。このリセプタクルにはアライメント(位置決
め)手段又はキーを有し、プラグはキー又はアライメン
ト手段を有し、両者の嵌合時に摺動的に係合する。最後
に、電気コネクタは重量比で最大40%の導電性ファイ
バ及び最大60%の樹脂より成るカップリング(結合)
ナットを含んでいる。このカップリングナットはリセプ
タクル及びプラグが嵌合した際に両者を覆い且つロック
する。重量比最大40%のニッケルめっきしたグラファ
イトファイバを同60%のポリエーテルエーテルケトン
樹脂のマトリクス内に導電的にアライメントされた電気
コネクタも開示している。また、重量比最大40%の導
電性グラファイトファイバを同60%の液晶ポリマ樹脂
内に導電的にアライメントした電気コネクタも開示して
いる。
【0009】更に、本発明の電気コネクタにあっては、
相互に嵌合するリセプタクル及びプラグの一方のシェル
の外表面に機械的に補強した少なくとも1個のバイヨネ
ットピンを設け、他方のシェルにはこれと摺動的に係合
する少なくとも1個のバイヨネット溝が形成されたカッ
プリングが設けられている。このバイヨネットピンは第
1シェルの外面を完全に囲む金属リングに取付けられ
る。更に、カップリングには金属製ランプ(傾斜部)が
バイヨネット溝内に形成され、第1シェルのバイヨネッ
トピンの機械的強度を補強する。よって、第1及び第2
シェルを相互にカップリング内にて結合すると、金属製
バイヨネットピンが標準バイヨネット溝又は金属補強バ
イヨネットランプと摺動的に係合して第1及び第シェル
間に連結した金属対金属の環状シールを行う。
【0010】本発明の他の実施例では、第1シェルの一
端のある限られた外面を完全に囲む金属ワッシャを有
し、電気コネクタのバイヨネットピンを直接機械的に補
強する。また別の実施例では金属カップを使用しモール
ドされたか圧入された合成バイヨネットピンを完全に囲
む。更に他の実施例では金属シリンダを用い、モールド
又は圧入された合成バイヨネットピンを囲んでいる。
【0011】
【実施例】以下添付図を参照して本発明の好適実施例を
詳細に説明する。本発明はニッケル被覆したグラファイ
トファイバ、無被覆のグラファイトファイバ及びステン
レス鋼等の導電性ファイバを重量比最大40%とポリエ
ーテルエーテルケトン又は液晶ポリマー等の樹脂を同6
0%とにより構成した導電性ファイバ合成混合物で製造
した電気コネクタである。一実施例にあっては、ニッケ
ル被覆したグラファイトファイバはその導電性を維持す
るように混合体中にサスペンドして相互にアライメント
及び完全に相互接続され、リセプタクル及びプラグのイ
ンサート内の嵌合するピンの周囲にEMI漏洩が生じる
のを防止するようにEMIシールドを行っている。
【0012】この実施例ではニッケル被覆したグラファ
イトファイバである導電性粒子はモールド後に円滑なモ
ールド表面を形成する。次にモールドされた合成コネク
タをニッケル及び銅等の金属でめっきしてこの軽量化し
たコネクタのEMI漏洩防止を強化する。このめっきし
たコネクタは摩耗しても伝送される電気信号のEMI漏
洩を生じない。また混合物内のニッケルめっきされたグ
ラファイト導電性ファイバのアライメントによりEMI
漏洩シールドのバックアップとして機能する。この電気
コネクタを製造するには、重量比最大40%の導電性フ
ァイバ合成物をモールド内の中心に射出し、リセプタク
ル,プラグ及びカップリングナットを別個に製造する。
【0013】図1はリセプタクル12、プラグ16及び
セルフロック型カップリングナット14を有する本発明
の導電性ファイバ合成電気コネクタの分解斜視図であ
る。この合成コネクタ10のリセプタクル12はリセプ
タクルトップ13とリセプタクルボトム15を有する。
このリセプタクル12はその内面52に誘電体の第1イ
ンサート18を含んでいる。アライメント手段30がリ
セプタクル12の内面に食刻されている。環状面50が
リセプタクル12のトップ13の周囲に形成されてい
る。この環状面50は、嵌合時にプラグと係合してシー
ルするよう動作する。第1ねじ部32はカップリングナ
ット14と相互に嵌合するよう動作する。リセプタクル
12のフランジ部46は小孔48により壁面に取付けら
れ、コネクタ10のボトム15が壁面の反対側に現わ
れ、ボトム15がリセプタクル12のインサート18内
のピンを含むように動作する。
【0014】更に、図1に示す如く、カップリングナッ
ト14は、内部ねじ部42と外部36を有する。カップ
リングナット14の内面38は係合フランジ40を含
み、このフランジ40はカップリングナット14の内面
38の環状周縁内に食刻された多数のラチェット保持手
数39を有する。各ラチェット保持手段39は1対の傾
斜面を有し、一面は係合フランジ40から略50°の角
度で延び、他方の傾斜面は係合フランジ40から約10
°の角度で延びる。ラチェット保持手段39は係合板
(図示せず)の表面から突出する丸味を帯びたバーと係
合し、一方向にカップリングナット14が回転移動する
のを禁止し、反対方向へのカップリングナットの回転運
動は比較的禁止しないようにする。
【0015】カップリングナット14の内面ねじ部42
はリセプタクル12の第1ねじ手段32とインターロッ
ク(係合)協働するようにする。環状フランジ44はプ
ラグ16の肩35の後方の保持ばね26と協動してリン
グ14をプラグ16に保持するようにする。多数の突起
又は凹部56がロックリング14の外面に均一に形成さ
れて、リセプタクル12とプラグ16とを相互に嵌合操
作可能にする。これら突起56はカップリングナット1
4の外面36に一定間隔で形成してもよい。
【0016】図1に示す如く、波状ばね22はプラグ1
6の面上に配置されてカップリングナット14の後向き
内面フランジ45に対して圧縮して夫々リセプタクル1
2とプラグ16を相互にロックする。図1に示す平ばね
29はプラグ16を囲む波状ばね22上に配置され、圧
縮されて嵌合時のリセプタクル12及びプラグ16間の
間隙を0にするのを助ける。キー治具24は例えばファ
イバーガラス製であって、ばね22及び29間に取付け
られ、波状ばね22のロック機能を一層強化する。ここ
で、キー部材25はプラグ16の肩35内に切込まれた
キーウェイ内に係合する。第2インサート20及び第3
インサート21(図2)はプラグ16内に取付けられ、
金属スリープ内にリセプタクルからの各ピンを保持し、
電気コネクタ10を相互接続するよう作用する。プラグ
16のネック17は保持ばね26を保持し、これは、リ
セプタクル12、プラグ16及びカップリングナット1
4間の相互ロックを行うように作用する。
【0017】図1に示す如く、電気コネクタ10は金属
でなく且つ特定形状に機械加工されたものでもない合成
材料のリセプタクル12、プラグ16及びカップリング
ナット14の如き合成材料の部品を含んでいる。合成材
料は、この実施例ではニッケルめっきしたグラファイト
である。重量比が少なくとも10%乃至40%の導電性
ファイバを含むモールドされた合成部材は極めて軽量で
且つ耐久性のあるコネクタ10を構成する。代替ファイ
バ充填材料にはステンレス鋼又はめっき処理のないグラ
ファイトファイバである。その導電特性により、各イン
サート内のピンを流れる電気信号のEMI防止が行われ
る。例えば図1の波状ばね22、保持リング26及び平
ばね29は金属であり、キー治具24はファイバガラス
材料である。これら及び誘電体インサートのみが電気コ
ネクタ10のうち導電性合成材料でない。リセプタクル
12、プラグ16及びカップリングナット14を製造す
る合成材料はEMI防止特性を補強する導電材料層で保
護されている。
【0018】図2は導電性ファイバ合成電気コネクタプ
ラグ16とカップリングナット14の部分断面図であ
る。尚、カップリングナット14には図3に示す断面3
−3を有する。図2の線3−3に沿う断面は図3に示さ
れ、カップリングナット14の面全体に導電性材料層が
形成され、樹脂内に重量比最大40%の導電性ファイバ
の合成材料を保護する為の導電材料層を示す。図3に示
す如く、カップリングナット14は、重量比で最大60
%の樹脂62であって、この実施例にあってはポリエー
テルエーテルケトンを導電性ファイバ64である合成層
60を有する。他の実施例では、固着樹脂として液晶ポ
リマを含んでいる。
【0019】例えば図3において、導電性ファイバ64
はニッケル被覆したグラファイトであって、個別のグラ
ファイトファイバ64が相互に連結されアライメントさ
れて、合成材料シェル本体全体を通じてその導電性が維
持されるようにする。銅66の第1導電性コーティング
を非金属コネクタ上に標準の金属被着(デポジション)
工程により合成層60の円滑な表面上に被着する。例え
ばニッケルの第2コーティング層68を銅の第一導電層
66上に被着する。その後、銅の第3導電層70及びニ
ッケルの第4導電層70を被着してカップリングナット
14に例示した如く合成コネクタの全体について実行し
て電気コネクタのEMI防止特性を補強する。電気コネ
クタ表面の導電性合成材料と被着した導電体層の性質に
より、例えば外部電源により電気コネクタの周囲から電
気コネクタ内に漏洩し得るEMIに対する障壁となる。
この合成コネクタ10はカップリングナット14により
包囲してリセプタクル12からプラグ16内へ通過する
信号の一貫性を維持する。
【0020】図4は本発明による導電性ファイバ合成電
気コネクタ10の断面図であって、プラグ16の外面か
ら突出するマスターキー28、その他のキー28′及び
アライメント手段を示す。ここに断面で示す如く、プラ
グ16はリセプタクル12と摺動的に係合し、更に図示
するマスターキー28を含む各種キー28,28′の位
置によるアライメント後に嵌合部は係合ロックするカッ
プリングナット14により包囲される。また断面で示さ
れる如く、カップリングナット14のフランジ45の下
にプラグ16の肩35を含むばね22が示されている。
【0021】次に、図5を参照して説明する。同図は多
部品モールドから離型した直後の導電性ファイバ合成コ
ネクタのシェル16の部分断面図である。トップコア、
ボトムコア及び2個のキャビティ半体を有するモールド
は、トップ又はボトムコアを介して中央ローディングさ
れたスプルー(湯口)を有する。このスプルーを介して
モールド内に射出された合成材料は、モールド後にドリ
ル又は単点工具及び旋盤を使用して除去されるウェブを
生じる。第2シェル16のキャビティ内に形成されたウ
ェブ41は、これが第2シェル16に加えられたインサ
ート下にあるのでEMI漏洩を助長することはない。
【0022】図5Aは多部品モールドから離陸した直後
の導電性ファイバ合成コネクタ第2シェル16の上方平
面図である。中央ローディングスプルーで形成されたウ
ェブ41はシェル製造後に加えられたインサートの下方
に配置される。第2シェル16の中央ローディングのモ
ールドは第2シェル16の外面に変形を生じる側面射出
モールドにより起るEMI漏洩を低減する。
【0023】図6はモールドから離陸した直後の導電性
ファイバ合成コネクタの第1シェル12の部分断面図で
ある。この第1シェル12は第2シェル16と同様の方
法で製造される。この多部品モールドはトップコア、ボ
トムコア及び少なくとも2個のキャビティ半体を含んで
いる。これらは合体されると完全な第1シェル12を形
成する。トップ又はボトムコア内の中央ローディングの
スプルーは第1シェル12の外面に過剰材料を形成する
ことなく合成材料を射出する。ウェブ43は第1シェル
12の本体内に形成される。第1シェル12が旋盤上で
回転している間にドリル又は単点工具を使用するウェブ
43の除去は第1シェル12の外面の特性及びEMI透
過性には影響を与えない。
【0024】図6Aは前述したとおり、多部品モールド
から離型した直後の導電性ファイバ合成コネクタの第1
シェル12の上方平面図であるシェル12のキャビティ
内に形成されたウェブ43はインサートの形成前に除去
される。しかし、このウェブ43状の過剰合成材料の除
去は第1シェル12の外面に影響しない。中央ローディ
ングのスプルーを使用するの多部品モールドは「フラッ
シュ」の可能性を排除する。「フラッシュ」とはコネク
タ10の全体の嵌合内面又は外面に生じるウェブ又は合
成材料の過剰である。リセプタクル12、プラグ16又
はカップリングナット14の外面に合成材料の過剰又は
不足があると、嵌合するコネクタシェル間に空隙を生
じ、電気コネクタ10を流れる信号のEMI漏洩を生じ
させる。電気コネクタ10内へのEMI漏洩は例えばコ
ネクタ外部の電源や電子デバイスにより生じる。中央ロ
ーディングのモールドスプルー製造方法によると、後で
形成したインサートの下のリセプタクルの中央にウェブ
又は「フラッシュ」が生じるリセプタクルを製造する。
このリセプタクルを取出して過剰材料を漏洩が生じそう
にないインサートの本体の下方から除去する。
【0025】図5,5A,6及び6Aに示す如く、合成
材料を多部品モールドに中央ローディング且つ射出し、
モールドを離型した後、過剰材料又は過剰フラッシュが
完成したコネクタ部品から除去される。合成コネクに一
連の導電材料の被覆(コーティング)により、EMI防
止を増加する。
【0026】次に、合成材料による軽量化シェルを使用
する本発明のバイヨネット方式電気コネクタの補強を実
施例に基づき説明する。図7は第1シェル112、第2
シェル117及び、カップリングリング114を有する
バイヨネット型電気コネクタ110の分解図を示す。カ
ップリングリング114はバイヨネットピン122を支
持するシェル補強手段28及びカップリングリング11
4内に組込まれたバイヨネット溝ランプ134を有す
る。電気コネクタ110の第1筒状シェル112は第1
端113及び第2端115を有し、例えばポリエチルエ
チルケトン(PEEK)樹脂内に埋込まれたファイバグ
ラス等の合成材料の本体より成る。内面118、外面1
20及び中央筒状スペース116を有するシェル112
は、図示せずも多ピンのインサートを組込んで多数のリ
ード内に電気コネクタ110を介して電気信号の伝送を
行う。
【0027】図7に示す如く、金属補強手段128は第
1シェル112の外面120を完全に取り囲んでいる。
この金属補強手段128にはその表面に穴が形成され、
この穴には合成材料からバイヨネットピン122が挿入
される。これらバイヨネットピン122は金属補強手段
128をシェル112の合成材料の周囲に固定した後に
例えば頭を叩いて所定位置に固定可能である。次に、シ
ェル112の合成材料と金属補強手段128との組合せ
により形成される環状シール面124が形成される。ま
た、合成材料の壁取付フランジ手段130がその取付穴
132と共に示されている。図7の第2シェル117は
第1端123及び第2端131を有する。シェル117
から突出するキー133は第1シェル112の内面11
8内に切込まれたキーウェイ126と摺動的に係合する
アライメント手段として作用する。第2コネクタシェル
117は内面135、外面137及び中央筒状スペース
139を有する。ここに図示せずも、第2筒状コネクタ
シェル117の中央筒状スペース139は多数のリード
ピンを有するインサートが挿入され、第2コネクタシェ
ル117のインサートが第1シェル112のインサート
と完全に嵌合可能にする。
【0028】図7には示さないが、カップリングリング
114は、共に摺動嵌合する第1シェル112及び第2
シェル117を受ける。カップリングリング114の内
面119にはプラスチック内にモールド保持された金属
ライナが設けられ、このライナに食刻その他によりバイ
ヨネット溝134を形成して第1シェル112のバイヨ
ネットピン122を摺動的に固定するようにする。この
カップリングリング114は内面119、外面140及
び内部スペース136を有する。この内部スペース13
6は摺動的に挿入され、夫々嵌合する第1及び第2シェ
ル12,17をバイヨネットピン122によりロッキン
グ固定する。嵌合操作中に、カップリングリング114
の第1端141は第1シェル112の第1端113を受
け、またカップリングリング114の第2端142は第
2コネクタシェル117の第1端123を摺動的に受け
る。
【0029】図8Aはスリーブ(筒状体)128状の完
全な金属補強手段を有するバイヨネットピン補強手段の
一実施例の斜視図である。この金属スリーブ128は第
1シェル112の外面120の合成材料を完全に包囲す
る。バイヨネットピン122に垂直な力F1 とピン12
2に平行な力F2 は金属バイヨネットピン補強手段12
8の増大した構造支持により吸収される。また、シェル
112は取付穴132を有する壁フランジ手段130を
含んでいる。
【0030】図8Bはバイヨネット補強手段の他の実施
例の斜視図である。この補強手段は合成材料の表面12
0にワッシャスリーブ128′と協働する。この実施例
で、ワッシャスリーブ128′はバイヨネットピン12
2を直接支持する。この他の実施例も取付穴132を介
して壁面にボルト締めされる壁面取付フランジ130を
有する。第1シェル112′は夫々バイヨネットピンに
垂直及び平行な力F1及びF2 を加え、バイヨネットピ
ン122′にストレスを加えてスリーブ128′に吸収
される。壁面取付フランジ130′と取付穴132′は
図示しない壁面にシェル112′を取付ける。
【0031】図9は、補強バイヨネットランプ付きカッ
プリングリング114の上面図である。このカップリン
グリング114は明瞭に識別可能な2層を含んでいる。
内面加工された金属インサート127はバイヨネット溝
134を形成する。金属インサート127はバイヨネッ
トピン122の付加構造支持を行い、他方電気コネクタ
全体に改良されたEMI防止を行う。
【0032】図10はシェル112の部分断面図であっ
て、頭部が叩かれたバイヨネットピン122の周囲に機
械的な金属補強手段128を有する。この断面では、第
1シェル112はその外面全体に巻回された金属バンド
128を有する。金属補強手段128がシェル112に
取付けられた後、穴150を補強バンド128及びシェ
ル112の両方にあける。予め穴が形成されたシェル1
12は所定位置に叩き込まれたバイヨネットピン122
を有する。
【0033】図10Aは図10の領域Aの構造補強用バ
イヨネットピン122の断面図である。ピン122は第
1シェル112の金属面128内にあけられたピンホー
ル150内に固定される。ピン122は頭部152、シ
ャンク154及び基部156を有する。ホール150内
にピン122を固定する間に力Fが印加されると、シャ
ンク154が予め穴あけされるがモールドされた穴15
0内で膨張する。この反力F′をバイヨネットピン12
2の固定作業中に例えばプライヤによりピン122の基
部156に印加する。
【0034】図11はバイヨネットピン補強手段12
8′の他の実施例の部分断面図であって、合成材料の第
1シェル112を包囲する金属リング128′を有す
る。穴150を介して金属リング128′内に取付けら
れたピン122′を有し、このピン122′はラチェッ
トを有し、合成ピンのモールドインを可能にする。
【0035】図11Aはバイヨネットピン122′を包
囲する図11のバイヨネット補強手段128′の領域A
の断面図を示す。特に、バイヨネットピン122′は金
属リング128′の下の合成材料120′に予め穴あけ
されるかモールドされた穴150内に固定して示されて
いる。金属又は合成材料であるバイヨネットピン12
2′は2個の節部148,148′により固定され、こ
れによりピン122′が金属リング128′に固定され
たとき合成シェル112′内に維持される性能を強化す
る。
【0036】図12はカップリングリング114と第1
シェル112の部分断面図である。この実施例における
カップリングリング114は合成材料製であって、それ
に形成された溝134内に金属ライナを有し、その内面
に前述した如きバイヨネットピンを設け摺動的に係合す
る。
【0037】図12Aは図12の溝134の領域Aの拡
大図であって、金属ライナ内に加工形成されバイヨネッ
トピンの支持を行う。ここで、ピンは摺動的に溝134
内に入り、この溝134はカップリングリング114の
内面119を切削して形成されている。別の電気コネク
タ110は金属補強バイヨネットピンと補強のないカッ
プリングリング114を有する。このカップリングリン
グ114は金属ライナ内に加工された溝134を有しな
い。すべての実施例においてバイヨネットピンの補強支
持手段として好ましい金属部分は組立式でも所定位置に
モールドしてもよい。バイヨネットピンの周囲の金属サ
ポートはカップリングリングで嵌合すると、バイヨネッ
トカップラのバイヨネットピンに関し業界で長年懸案事
項であった剪断及び破損等の問題を解消する。第1コネ
クタシェルの薄い部分を包囲する完全な金属バンドは合
成材料のプラスチック成型後に組立て可能である。この
金属バンドに穴をあけてバイヨネットピンを取付ける工
程はその後に行うことができる。その場所に薄い金属ワ
ッシャをモールドしピンをモールド前に溶接する付加的
な概念も開示されている。
【0038】図13は完全に合成材料で製造されたバイ
ヨネット方式コネクタの2個の要素の部分断面図であ
る。特にカップリングリング166は合成材料製であ
る。この実施例で、カップリングリング166のランプ
又は溝172は合成材料製であり、金属製ランプを形成
する為に金属でライニングされていない。図示する第1
シェル162はカップリングリング166で固定されて
いる。バイヨネット溝172はカップリングリング16
6の内面に加工形成されている。
【0039】図13Aはカップリングリング166内の
非金属合成ランプの図13の領域Aの拡大図である。合
成コネクタのカップリングリング166内に金属製ラン
プが好ましい場合には、モールド中にカップリングリン
グ166の内面にランプ又は溝をモールドして製造可能
である。これら同じ金属製ランプは既に形成された合成
ランプ168内に圧入することにより、製造後に挿入す
ることも可能である。
【0040】図14は合成材料製のモールドされたバイ
ヨネットピンの断面図である。この例では第1シェル1
62の外面内にモールドされているバイヨネットピン1
72′はピン172′の周囲に付加的な機械的サポート
を有しない。このピン172′はカップリングリングの
内面内の金属製補強溝内に使用してもよい。
【0041】図15は合成材料の第1シェル162を介
してあけられた穴171内に取付けられた金属製圧入バ
イヨネットピン172″のは断面図を示す。本実施例は
図14に示すモールド埋込み型合成バイヨネットピン1
71′の他の例である。そして、金属製圧入バイヨネッ
トピン172″は金属製又は非金属補強カップリングリ
ングに使用される。
【0042】図16はモールド埋込みされた合成バイヨ
ネットピンを包囲する金属カップの断面図である。これ
は第1シェルを包囲することなくバイヨネットピンを補
強する別の方法である。金属製カップ174はモールド
ピン172′の機械的サポートを行う。この金属カップ
174はピン172′を完全に包囲して補強を行い、カ
ップリングリングの金属ランプ又は非金属合成ランプ内
で使用してもよい。
【0043】図17はモールドされた合成バイヨネット
ピンを包囲する金属筒状体の断面図であり、これはバヨ
ネットピン補強手段の他の実施例である。この合成モー
ルドバイヨネットピン172′は第1シェルの外面に突
出形成されている。金属製筒状体176がピン172′
のシャンク171を包囲し、ピン172′の頭部173
を露出したままとする。機械的サポート(補強)は合
成、バイヨネットピン172′に対してなされる。金属
筒状体176はピン自体の製造中にモールドしてもよ
く、後でバイヨネットピン172′の周囲に取付けても
よい。以上、導電性ファイバを使用した軽量化電気コネ
クタ及び斯る軽量化コネクタのバイヨネットピンの補強
装置を種々の実施例と共に説明した。しかし、本発明は
斯る実施例のみに限定するべきではなく、必要に応じて
種々の変形変更が可能であることが理解できよう。
【0044】
【発明の効果】本発明の電気コネクタによる第1及び第
2シェル及び両者のカップリングリングを重量比で最大
10乃至40%のグラファイト、又はニッケル被覆グラ
ファイト等の導電性フィイバと最大60乃至90%の樹
脂との合成材料のモールドで構成するので、極めて軽量
化が実現可能であると共に良好なEMI防止特性が得ら
れる。また、バイヨネット方式であっても、バイヨネッ
トピンを合成材料自体で製造し金属筒状体で補強する
か、合成材料のシェルの周囲に金属製ベルトを被着し
て、それに金属又は合成材料のバイヨネットピンを取付
けているので十分な強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リセプタクル、プラグ及びセルフロック型カッ
プリングナットを有する本発明の電気コネクタの一実施
例の分解斜視図。
【図2】組立てられた図1の電気コネクタの部分断面
図。
【図3】図2の線3−3に沿う断面図。
【図4】リセプタクル、プラグ及びカップリングナット
を相互にロックするアライメント手段及び平ばねの断面
図。
【図5】導電性ファイバ合成コネクタの第2シェルの部
分断面図。
【図5A】図5の上平面図(左から見た図)。
【図6】導電性ファイバ合成コネクタの第1シェルの部
分断面図。
【図6A】図6の第1シェルの図5Aと同様の図。
【図7】本発明のバイヨネット方式電気コネクタの分解
斜視図。
【図8A】補強バイヨネットピンを有する図7のコネク
タシェルの斜視図。
【図8B】補強バイヨネットピンを有する図7のコネク
タシェルの斜視図。
【図9】補強バイオネットランプを有する図7のコネク
タシェルの上面図。
【図10】バイヨネットピンの周囲に金属補強を行った
バイヨネット方式電気コネクタの部分断面図。
【図10A】図10の一部拡大断面図。
【図11】補強バイヨネットピンの他の実施例の部分断
面図。
【図11A】図11の一部拡大断面図。
【図12】カップリングリング内に補強ランプを有する
バイヨネット方式コネクタの部分断面図。
【図12A】図12の領域Aの拡大図。
【図13】完全に合成材料製バイヨネット方式コネクタ
の部分断面図。
【図13A】図13の領域の拡大図。
【図14】合成材料製モールド型バイヨネットピンの断
面図。
【図15】金属製圧入型バイヨネットピンの断面図。
【図16】モールド型合成バイヨネットピン及びこれを
包囲する金属カップの断面図。
【図17】モールド型合成バイヨネットピン及びこれを
包囲する金属筒状体の断面図。
【符号の説明】
10,110 電気コネクタ 12,112 リセプタクル 16,117 プラグ 14,114 固定手段 64 導電性ファイバ 62 樹脂 122,122′,172,172′ バイヨネット
ピン 128,128′,174,176 金属補強手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モーリス・ピー・アボウクス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91360 サウザンド オークス ベルデ ビスタ ドライブ 149 (72)発明者 マイケル・ブラム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92345 ヘスペリア カーン アベニュー 10785 (72)発明者 クリストファー・ネイサー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92335 フォンタナ グリーン ビスタ ドライブ 14125

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々内部に絶縁された複数のコンタクト
    を有するプラグ及びリセプタクル並びに該プラグ及びリ
    セプタクルを相互に固定する固定手段を有する電気コネ
    クタにおいて、 前記プラグ及びリセプタクルは重量比10乃至40%の
    導電性ファイバ及び重量比60乃至90%の樹脂の合成
    材料をモールドした導電性シェルを具えることを特徴と
    する電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 夫々内部に絶縁された複数のコンタクト
    を有するプラグ及びリセプタクル並びに該プラグ及びリ
    セプタクルを相互に固定する固定手段を有する電気コネ
    クタにおいて、 前記プラグ及びリセプタクルは導電性ファイバ及び樹脂
    の合成材料をモールドした導電性シェルを有し、 前記プラグの外周には金属製又は金属で補強した前記合
    成材料製のバイヨネットピンを有することを特徴とする
    電気コネクタ。
JP32634691A 1990-11-14 1991-11-14 電気コネクタ Pending JPH05205817A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US61479790A 1990-11-14 1990-11-14
US61478990A 1990-11-14 1990-11-14
US07/614,797 1990-11-14
US07/614,789 1990-11-14

Publications (1)

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