JPH05204855A - 非同期的説明支援方式 - Google Patents

非同期的説明支援方式

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JPH05204855A
JPH05204855A JP1109592A JP1109592A JPH05204855A JP H05204855 A JPH05204855 A JP H05204855A JP 1109592 A JP1109592 A JP 1109592A JP 1109592 A JP1109592 A JP 1109592A JP H05204855 A JPH05204855 A JP H05204855A
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JP1109592A
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Yasunori Koizumi
泰則 小泉
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のパスが考えられる動的な資料のレビュ
ーにおいてコメントに関する資料上の流れを付随させ、
参照時に内容を理解しやすくした非同期的説明支援方式
を提供する。 【構成】 メインワークステーション3に記憶されてい
る資料情報をワークステーション1に獲得し、資料参照
装置12において参照している途中資料に対するコメン
トをコメント入力装置13から入力する。資料の参照項
目及び作業内容はヒストリ情報として記憶装置14に時
系列的に記憶し、コメントはコメント入力時の参照項目
と対応付けてコメント記憶装置15に記憶する。この記
憶された情報を送信装置16からメインワークステーシ
ョンに送信して記憶する。情報入手装置17の制御によ
りコメント及びヒストリ情報をメインワークステーショ
ン3より入手しコメント参照回答再現装置18において
参照しながら必要に応じてコメントに対する回答を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の分散したワーク
ステーションを有する分散環境において各種資料に対す
るコメントを前記ワークステーションで作成するととも
に、該コメントを各ワークステーションで参照し、必要
によりコメントに対する回答を行うことにより資料に対
する説明的支援を非同期的に行う非同期的説明支援方式
に関し、更に詳しくは、分散開発環境等における例えば
木構造図の非同期でのレビュー作業、すなわち複数の人
間が資料を参照し、この資料に対するコメントを交換し
合う作業を円滑かつ効率的に行い、資料に対するコメン
トを非同期的に理解する作業を支援する非同期的説明支
援方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ソフトウェア開発環境におい
て、開発要員の不足、地価高騰等により作業者全員が一
箇所に集まって開発作業を行うことが困難になり、作業
者が地域的に分散して開発作業を行う分散開発環境が増
加しつつある。このような開発環境では、空間的に離れ
た複数のグループまたは作業者が集まるには時間がかか
るとともに、スケジュール調整を行うことも煩雑となる
ため、同時に同じ場所に集まることなく、各作業者が非
同期に個人のワークステーションで協調して作業を行う
ことが必要となっている。
【0003】このような分散開発環境においては、開発
作業を推進していくために、例えば分散した各作業者が
作成した資料に対する問題、意見、要望等をコメントと
して作業者間でやり取りするレビュー作業が必要であ
る。このようなレビュー作業では、コメント内容を文書
として記述し、そのコメント文書に指摘箇所を関係づ
け、さらに資料とコメントを一体化して、コメント参照
者に送付するようにしている。
【0004】ところで、上述したようなレビュー作業時
に指摘される問題には、例えば処理ロジックの誤り、処
理の抜けや無駄、インタフェースの矛盾等、様々なもの
がある。このようなレビュー作業において、コメントと
して文書化しやすい資料情報と、レビューの場で説明を
されないとよくわからず、文書化しにくい資料情報とが
ある。このように文書化しにくい原因としては、その内
容が状態の変化や処理の流れといった動的な資料情報で
あることが挙げられる。
【0005】このような動的な資料情報は、資料の項目
間のつながりとしてパスが複数存在し、そのつながりに
従い複数の文書や図を参照していく資料、例えば「週刊
誌のYES−NOによる性格チェック」、「ロールプレ
イングゲーム」、「木構造図のある点(項目)で別木構
造図を呼び出すような木構造の集合」等の資料であっ
て、資料の各項目間に流れ及び分岐があり、組み合せに
よる様々な流れが内包されている資料及び資料の集合で
ある。
【0006】このような資料に対して、そのパスの流れ
に関わる説明やパスを移動していくときの、例えば変数
への値の設定等の操作に関する意見等のコメントを分散
したワークステーションの相手に分かり易く、適確かつ
効果的に伝達し、このコメントに対する回答を必要によ
り適確に得ることは、分散開発環境において極めて重要
なことである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、項目
間のつながりとして複数のパスが考えられる動的な資料
において、その資料に対するコメントを作成し、このコ
メントを分散した別のワークステーションの相手に単に
伝達して、コメント内容のやり取りを行う場合に、コメ
ントの指摘箇所とコメント文書を相手に伝達するだけで
は、このコメントを受け取った側は、当該コメントを作
成した者が問題とした資料上の項目間における動的な流
れがわからず、コメント内容を理解することが困難であ
るという問題がある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、項目間のつながりとして複数
のパスが考えられる動的な資料のレビューにおいてコメ
ントに関する資料上の流れを付随させ、当該コメントの
参照時にコメント内容を理解し易くした非同期的説明支
援方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の非同期的説明支援方式は、互いに情報交換
し得るようにネットワークを介して互いに接続された複
数の分散したワークステーション及び前記ネットワーク
に接続され、前記複数のワークステーションからアクセ
スし得るとともに、互いに関連付けられてつながってい
る複数の項目を有する資料情報を記憶しているメインワ
ークステーションを有し、このメインワークステーショ
ンに記憶されている資料情報に対するコメントを各ワー
クステーションで作成し、このコメントを各ワークステ
ーションで参照して資料に対する説明的支援を非同期的
に行う非同期的説明支援方式であって、前記ワークステ
ーションは、メインワークステーションに記憶されてい
る資料情報を前記ネットワークを介して獲得する資料情
報獲得手段と、この獲得した資料情報を表示するととも
に、この資料を資料のつながりに沿って各項目を順次マ
ークしながら参照する資料参照手段と、この参照の途中
において資料に対するコメントを入力するコメント入力
手段と、前記資料参照手段による資料の参照時の参照経
路及び作業内容を時系列的に記憶すべく参照項目及び作
業内容を対応させてヒストリ情報として時系列的に記憶
するヒストリ情報記憶手段と、前記コメント入力手段で
入力した時のコメントを該コメント入力時の参照項目と
対応付けて記憶するコメント記憶手段と、該コメント記
憶手段に参照項目と対応付けて記憶されたコメント及び
前記ヒストリ情報を前記メインワークステーションに記
憶すべく送信する送信手段と、メインワークステーショ
ンに記憶された前記コメント及びヒストリ情報を参照す
べく前記ネットワークを介して入手する情報入手手段
と、この入手したコメント及びヒストリ情報を該ヒスト
リ情報として記憶された参照経路に基づいて参照し、コ
メント作成時における作業系列を再現しながら、必要に
応じてコメントに対する回答を作成する再現手段とを有
することを要旨とする。
【0010】
【作用】本発明の非同期的説明支援方式では、メインワ
ークステーションに記憶されている資料情報をネットワ
ークを介して獲得し、この獲得した資料情報を資料のつ
ながりに沿って各項目を順次マークしながら参照し、参
照の途中において資料に対するコメントを入力し、資料
の参照時の参照経路及び作業内容を時系列的に記憶すべ
く参照項目及び作業内容を対応させてヒストリ情報とし
て時系列的に記憶し、入力した時のコメントを該コメン
ト入力時の参照項目と対応付けて記憶し、この記憶され
たコメント及び前記ヒストリ情報をメインワークステー
ションに記憶すべく送信し、メインワークステーション
に記憶されたコメント及びヒストリ情報をネットワーク
を介して入手し、この入手したコメント及びヒストリ情
報を該ヒストリ情報として記憶された参照経路に基づい
て参照し、コメント作成時における作業系列を再現しな
がら、必要に応じてコメントに対する回答を作成する。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係わる非同期
的説明支援方式の全体構成図である。同図に示す非同期
的説明支援方式は、互いに関連付けられてつながってい
る複数の項目を有し、この複数の項目間のつながりとし
て複数のパスが存在する動的な資料に対するコメントを
分散開発環境にある複数のワークステーションで作成
し、当該コメントを各ワークステーションで参照し、必
要によりコメントに対する回答を行うものであり、互い
に情報交換し得るようにネットワーク5に共通に接続さ
れた複数のレビュー端末のワークステーション1及び各
ワークステーション1からアクセスし得るようにネット
ワーク5に接続されるとともに、前記資料を記憶してい
るメインワークステーション3を有する。
【0013】なお、図1においては、メインワークステ
ーション3には「チャート、コメント/トレース、回
答」という記載があるが、これは資料として後述するよ
うに、例えばHCPチャートを例として説明しているの
で、チャートという資料が記憶されていることを示して
いるとともに、また各ワークステーションで作成された
コメントが記憶され、そのコメント作成時に資料を参照
した場合の経路がトレースという用語として記載され、
該トレースが後述するヒストリ情報として記憶され、更
にコメントに対するワークステーションからの回答も記
憶されることを示している。
【0014】また、図1において右下のワークステーシ
ョン1には「チャートトレース」、「コメント入力」と
いう記載があるが、これはメインワークステーション3
に記憶された資料であるチャートをネットワーク5を介
して獲得し、この獲得したチャート資料を項目順に順次
トレースしながらレビューし、途中で該チャート資料に
対するコメントを入力していることを示している。
【0015】また、左下のワークステーション1には
「コメント参照」、「トレース再現」、「回答入力」と
いう記載があるが、これはメインワークステーション3
に記憶されたコメントを取り出して参照し、このコメン
トをトレース順に再現しながら、該コメントに対する回
答を入力していることを示している。
【0016】更に、左上のワークステーション1には
「チャートトレース」、「コメント入力」、「回答参
照」という記載があるが、これは右下のワークステーシ
ョンと同様にメインワークステーション3に記憶された
チャート資料を取り出し、該資料を項目順に順次トレー
スしながらレビューし、途中で該資料に対するコメント
を入力するとともに、更に前述した左下のワークステー
ションが作成した回答も参照していることを示してい
る。
【0017】図2は、図1に示す非同期的説明支援方式
のワークステーション1の詳細な構成及びメインワーク
ステーション3の部分的構成を示すブロック図である。
同図に示すように、メインワークステーション3は、前
記資料、該資料に対するコメント、該コメントに対する
回答等を記憶する記憶装置31を有する。
【0018】また、各ワークステーション1はメインワ
ークステーション3の記憶装置31に記憶されている資
料をネットワーク5を介して獲得する資料情報獲得装置
11、この獲得した資料情報を図示しないディスプレイ
に表示するとともに、この表示した資料を該資料のつな
がりに沿って各項目を順次マークしながら参照する資料
参照装置12と、この参照の途中において資料に対する
コメントを入力するコメント入力装置13と、前記資料
参照装置12による資料の参照時の参照経路及び作業内
容を時系列的に記憶すべく参照項目及び作業内容を対応
させてヒストリ情報として時系列的に記憶するヒストリ
情報記憶装置14と、前記コメント入力装置13で入力
した時のコメントを該コメント入力時の参照項目と対応
付けて記憶するコメント記憶装置15と、このコメント
記憶装置15に参照項目と対応付けて記憶されたコメン
ト及び前記ヒストリ情報をメインワークステーション3
に記憶すべくネットワーク5を介して送信する送信装置
16、メインワークステーション3に記憶された前記コ
メント及びヒストリ情報を参照すべくネットワーク5を
介して入手する情報入手装置17、該入手したコメント
及びヒストリ情報を該ヒストリ情報として記憶された参
照経路に基づいて参照し、コメント作成時における作業
系列を再現しながら、必要に応じてコメントに対する回
答を作成するコメント参照回答再現装置18を有する。
【0019】各ワークステーション1は、メインワーク
ステーション3からコメント等の情報を獲得及び入手し
たり、各ワークステーション1との間で情報要求及び応
答メッセージのやり取り等の通信を行う場合に例えばU
NIXのソケット(socket)通信を利用している。
【0020】次に、図3に示す作業状況の流れ及び図4
以降の図面を参照して作用を説明する。
【0021】図3において、波線のブロック21で囲ん
だ説明は、通常のコメント作成及び参照作業を示してい
るが、このブロック21に示すように、通常のコメント
作成参照処理は、資料を参照してコメントを作成するコ
メント者は資料を項目関係に従い、次項目を選択しなが
ら参照し、参照途中でコメントを記入する。また、この
ように作成されたコメントは、具体的には例えばコメン
トを付けられた資料の作成者であり、該コメントに対す
る回答を行うコメント回答者によって参照され、該コメ
ントの付いた資料を表示しながら、コメントを参照し、
必要によりこのコメントに対する回答を作成する。
【0022】図1,2に示す本実施例の非同期的説明支
援方式は、図3のブロック21で示すような通常のコメ
ント作成参照処理を参照としながら、このコメント作成
参照処理を複数のワークステーションからなる分散開発
環境においても効率的に実施し得るように該ブロック2
1の右側に示すようにブロック21内の各処理に対応し
て、コメント者側のワークステーション1では、メイン
ワークステーション3からコメント対象資料22を獲得
し、ヒストリ管理テーブル23、コメント文書ファイル
24を作成し、これらの作成した情報をネットワーク5
を介してメインワークステーション3に記憶するととも
に、またメインワークステーション3に記憶されたこれ
らの情報をネットワーク5を介してメインワークステー
ション3からコメント回答者側のワークステーション1
でコメント対象資料25、コメント文書ファイル26、
ヒストリ管理テーブル27として入手し、これらの情報
に基づいてコメント作成過程を再現表示するようにして
いる。
【0023】本実施例では、上述したように、互いに関
連付けられてつながっている複数の項目を有し、この複
数の項目間のつながりとして複数のパスが存在する動的
な資料として、図4に示すようなHCPチャートを一例
として取り上げて説明する。
【0024】このHCPチャートはプログラムのアルゴ
リズムを木構造で記述したものであり、同図に示すよう
に、各項目の順序がシンボルのつながりで示され、繰り
返し箇所や、分岐箇所が記号で示されている。なお、図
4はHCPチャートに表現されたプログラム論理(繰り
返し、分岐等)に従った処理の流れを示している。
【0025】コメント対象資料である図4に示すHCP
チャートは、コメント対象資料としてメインワークステ
ーション3の記憶装置31に記載されるが、このHCP
チャートは各ワークステーション1の各作業者が独立し
てレビューし得るようにワークステーション1は前記資
料情報獲得装置11からネットワーク5を介してメイン
ワークステーション3の記憶装置31にアクセスし、該
記憶装置31からHCPチャートをネットワーク5を介
して獲得し、該ワークステーション1で表示するように
なっている。
【0026】更に詳しくは、ワークステーション1の資
料情報獲得装置11は、HCPチャートを獲得するため
にネットワーク5を介してメインワークステーション3
に対して図5(a)に示すようなHCPチャート情報獲
得要求メッセージを送出し、これに対して図5(b)に
示すような応答メッセージとしてHCPチャートの表示
情報を獲得する。
【0027】そして、この獲得したHCPチャート情報
を資料参照装置12の制御下に図示しないディスプレイ
に表示するとともに、この表示したHCPチャート情報
をその項目移動条件のもとで項目間を移動するように順
次マークしながら参照するために、HCPチャートにお
ける各記号に対して次の記号の番号を示すリンク情報及
び繰り返しや分岐の記号の動作方法を示すリンク情報フ
ァイルを該HCPチャート情報から生成する。そして、
このリンク情報ファイルに従い、図6において矢印で示
すように画面上のチャート記号を自動的に反転表示する
ことにより現在参照している記号を示し、反転位置を順
次移動させることにより参照していく項目を示す。
【0028】なお、このような項目の移動表示を伴う参
照において、分岐等では質問をレビュー者に与えること
により参照していく項目を選択させる。また、辿る1本
のパスとしては、1つのHCPチャート上のみでなく、
複数のHCPチャートに跨ることもある。
【0029】このように参照しながら通過した項目及び
通過の過程で行う操作をコマンドと項目情報の列として
図7に示すようなヒストリ管理テーブルとしてヒストリ
情報記憶装置14に記憶していく。
【0030】また、このようにHCPチャートを辿って
いく間に、気が付いたことをコメントとして記述するた
めに、上述したレビューにおける反転表示を一時停止し
て、コメント入力画面を表示し、コメント入力装置13
によってコメントをテキスト形式で入力し、コメント文
書ファイルとしてコメント記憶装置15に記憶する。
【0031】該コメント記憶装置15に記憶されたコメ
ントはコメント記入時のレビュー箇所情報を関係情報と
して保持するとともに、更に該コメントを入力した時の
作業過程を記録した前記ヒストリ管理テーブルとの関連
も有するように制御される。
【0032】以上のようにコメント記憶装置15に記憶
されたコメント情報及びヒストリ情報記憶装置14に記
憶されたヒストリ管理テーブル情報は、送信装置16か
らネットワーク5を介してメインワークステーション3
に送信され、メインワークステーション3の記憶装置3
1に記憶される。
【0033】メインワークステーション3の記憶装置3
1に記憶されたHCPチャートに対するコメント情報及
びヒストリ管理テーブル情報は、他のレビュー者、例え
ば該HCPチャートの該コメントを付けられた部分を担
当したレビュー者が参照して、コメントを参照とすると
ともに、該コメントに対しての回答を必要により作成す
るために、該他のレビュー者のワークステーション1の
情報入手装置17からネットワーク5を介してメインワ
ークステーション3にアクセスし、メインワークステー
ション3の記憶装置31から該コメント情報及びヒスト
リ管理テーブル情報を入手する。なお、このようにメイ
ンワークステーション3からコメント情報等を入手する
ために、図8に示すようなコメントリスト獲得のための
メッセージ及び応答メッセージが使用される。
【0034】コメントをレビューする他のレビュー者の
ワークステーション1においては、コメント参照回答再
現装置18の制御の下に、上述したように入手したコメ
ント情報及びヒストリ管理テーブルからコメント一覧情
報を表示し、このコメント一覧情報でコメント指摘箇所
情報(HCPチャートの記号とその処理説明)からコメ
ントを選択して、ディスプレイの画面上に表示する。
【0035】この時、コメント記入までの過程を示すた
めに、コメントに関連するヒストリ情報から図9に示す
ように画面上でコメントを記入するまでの経路であるト
レースを自動的にHCPチャートを反転表示し、コメン
ト過程を再現する。このようにコメント過程を再現しな
がら表示されるコメント情報をレビュー者は見ながら、
必要に応じて該コメントに対する回答を作成し、この作
成した回答を送信装置16を介してメインワークステー
ション3に送信し、メインワークステーション3の記憶
装置31に記憶するようになっている。そして、このよ
うにメインワークステーション3の記憶装置31に記憶
されたコメントに対する回答も図1の左上のワークステ
ーション1のように獲得し、レビューすることもでき
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メインワークステーションに記憶されている資料情報を
ネットワークを介して獲得し、この獲得した資料情報を
資料のつながりに沿って各項目を順次マークしながら参
照し、参照の途中において資料に対するコメントを入力
し、資料の参照時の参照経路及び作業内容を時系列的に
記憶すべく参照項目及び作業内容を対応させてヒストリ
情報として時系列的に記憶し、入力した時のコメントを
該コメント入力時の参照項目と対応付けて記憶し、この
記憶されたコメント及び前記ヒストリ情報をメインワー
クステーションに記憶すべく送信し、メインワークステ
ーションに記憶されたコメント及びヒストリ情報をネッ
トワークを介して入手し、この入手したコメント及びヒ
ストリ情報を該ヒストリ情報として記憶された参照経路
に基づいて参照し、コメント作成時における作業系列を
再現しながら、必要に応じてコメントに対する回答を作
成するので、資料上の項目のつながりのうち1つの流れ
に関するコメントを文書のみでなく、資料上の項目の流
れを再現することで表現するようになるため、このよう
な項目のつながりや項目間のながれに関するコメントを
適確かつ効率的に表現でき、また分散開発環境等のよう
な物理的に離れた人同士での意見のやり取りである資料
に関するコメントのような動的情報の意思疎通を円滑化
することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる非同期的説明支援方
式の全体構成図である。
【図2】図1に示す非同期的説明支援方式のワークステ
ーションの詳細な構成及びメインワークステーションの
部分的構成を示すブロック図である。
【図3】コメント作成参照時の作業状況の流れを示す説
明図である。
【図4】図1に示す実施例で使用される動的な資料の一
例であるHCPチャートの記法に基づく処理の流れを示
す図である。
【図5】図1に示す非同期的説明支援方式において参照
するHCPチャート情報を獲得するためのメッセージの
構造を示す図である。
【図6】反転表示によるレビューのトレース状況の表示
方法を示す図である。
【図7】ヒストリ管理テーブルの構造を示す図である。
【図8】コメント回路のために必要な情報をメインワー
クステーションから獲得するためのメッセージの構造を
示す図である。
【図9】レビュー回路時のレビュートレースパスの流れ
の再現状況を示す図である。
【符号の説明】
1 ワークステーション 3 メインワークステーション 5 ネットワーク 11 資料情報獲得装置 12 資料参照装置 13 コメント入力装置 14 ヒストリ情報記憶装置 15 コメント記憶装置 16 送信装置 17 情報入手装置 18 コメント参照回答再現装置 31 記憶装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに情報交換し得るようにネットワー
    クを介して互いに接続された複数の分散したワークステ
    ーション及び前記ネットワークに接続され、前記複数の
    ワークステーションからアクセスし得るとともに、互い
    に関連付けられてつながっている複数の項目を有する資
    料情報を記憶しているメインワークステーションを有
    し、このメインワークステーションに記憶されている資
    料情報に対するコメントを各ワークステーションで作成
    し、該コメントを各ワークステーションで参照して資料
    に対する説明的支援を非同期的に行う非同期的説明支援
    方式であって、 前記ワークステーションは、メインワークステーション
    に記憶されている資料情報を前記ネットワークを介して
    獲得する資料情報獲得手段と、 この獲得した資料情報を表示するとともに、この資料を
    資料のつながりに沿って各項目を順次マークしながら参
    照する資料参照手段と、 この参照の途中において資料に対するコメントを入力す
    るコメント入力手段と、 前記資料参照手段による資料の参照時の参照経路及び作
    業内容を時系列的に記憶すべく参照項目及び作業内容を
    対応させてヒストリ情報として時系列的に記憶するヒス
    トリ情報記憶手段と、 前記コメント入力手段で入力した時のコメントを該コメ
    ント入力時の参照項目と対応付けて記憶するコメント記
    憶手段と、 このコメント記憶手段に参照項目と対応付けて記憶され
    たコメント及び前記ヒストリ情報を前記メインワークス
    テーションに記憶すべく送信する送信手段と、 メインワークステーションに記憶された前記コメント及
    びヒストリ情報を参照すべく前記ネットワークを介して
    入手する情報入手手段と、 この入手したコメント及びヒストリ情報を該ヒストリ情
    報として記憶された参照経路に基づいて参照し、コメン
    ト作成時における作業系列を再現しながら、必要に応じ
    てコメントに対する回答を作成する再現手段とを有する
    ことを特徴とする非同期的説明支援方式。
JP1109592A 1992-01-24 1992-01-24 非同期的説明支援方式 Pending JPH05204855A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1109592A JPH05204855A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 非同期的説明支援方式

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JP1109592A JPH05204855A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 非同期的説明支援方式

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JP (1) JPH05204855A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10320186A (ja) * 1997-03-18 1998-12-04 Fujitsu Ltd ソフトウェア仕様確認サーバ、ソフトウェア開発方法、ソフトウェア開発システム、ソフトウェア仕様確認プログラムを記録した記録媒体、ソフトウェア開発プログラムを記録した記録媒体及びソフトウェア開発注文プログラムを記録した記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10320186A (ja) * 1997-03-18 1998-12-04 Fujitsu Ltd ソフトウェア仕様確認サーバ、ソフトウェア開発方法、ソフトウェア開発システム、ソフトウェア仕様確認プログラムを記録した記録媒体、ソフトウェア開発プログラムを記録した記録媒体及びソフトウェア開発注文プログラムを記録した記録媒体

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