JPH05204405A - 入出力関係推定装置 - Google Patents

入出力関係推定装置

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JPH05204405A
JPH05204405A JP4010354A JP1035492A JPH05204405A JP H05204405 A JPH05204405 A JP H05204405A JP 4010354 A JP4010354 A JP 4010354A JP 1035492 A JP1035492 A JP 1035492A JP H05204405 A JPH05204405 A JP H05204405A
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JP
Japan
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input
model learning
output
division
evaluation
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Application number
JP4010354A
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English (en)
Inventor
Isao Hayashi
勲 林
Jun Ozawa
順 小澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小脳モデルを用いて入力データと出力データと
の関係を同定する際に、等分割自動決定法、二分割自動
決定法、遺伝アルゴリズム自動決定法、設定分割箇所を
考慮した遺伝アルゴリズム自動決定法を用いて顆粒細胞
の分割数を決定し、異なる入出力データが入力されて自
動的に推定精度が良くなるように顆粒細胞の分割数を決
定する入出力関係推定装置を提供することを目的とす
る。 【構成】センサーからの情報やユーザの情報を入力し
て、これらの関係を構成する小脳モデルにおいて、小脳
モデル学習部の構成要素である顆粒細胞値をユーザによ
る顆粒細胞の分割指定箇所を考慮しながら、遺伝アルゴ
リズムを用いることにより、顆粒細胞の分割の位置を自
動的に決定することが可能となる。このような顆粒細胞
の分割の位置を自動的に決定できることにより、入出力
データが入力された場合に、それらの入出力関係を精度
よく同定する関係表を取り出すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力データから制御量等
の推定量を決定する入出力関係推定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】まず、基本的概念である小脳モデルアル
ゴリズム(Cerebellar Model Arithmetic Computer : CM
AC)の内容について説明する。CMACは、アルバス
(J.S.Albus(Brains, Behavior and Robotics, McGraw
Hills (1981), (訳)小杉他:ロボティクス,啓学出版(1
984)))によって提案され、生体の情報処理機能を模倣
するモデルとして構築された。複数個の顆粒細胞モデル
を構成し、これらのモデルが並列的に値を出力し、出力
値の和を求めることにより推論値を計算する。
【0003】CMACの基本構成について述べる。い
ま、n入力1出力の入出力データ(X,y)=(x1,x2,・・・,xn,
y)が与えられたとする。ただし、xj, j=1,2,・・・,n はj
番目の入力データ、y は出力データを示す。CMACは
m 層の階層構造からなり、各層では、1 個のモデル Fk,
k=1,2,・・・,m が対応している。各モデル Fk では、xj,j
=1,2,・・・n 軸での複数の区間を用いて、n 次元空間を複
数の部分空間に分割している。これらの部分空間を顆粒
細胞とよぶ。また、各顆粒細胞に値を割り付け、この値
を顆粒細胞値とよぶ。図5に n=2, m=4 からなるCMA
Cを示す。CMACは4層のモデルから構成され、モデ
ル Fk は5×5の顆粒細胞により入力空間を分割してい
る。4層のモデルを重ね合わせることにより、よりきめ
細かな領域に分割された入力空間を表現することができ
る。
【0004】次に、CMACの逐次学習方法について述
べる。
【0005】いま、モデル Fk において、入力データX
を含む顆粒細胞での顆粒細胞値 Wkは、次のように表さ
れる。
【0006】
【数1】
【0007】ただし、Fk(X)はモデル Fk の入出力関
係を表す。
【0008】CMACの逐次学習では、t 回目の学習に
より得られた顆粒細胞値を Wt kとして、この Wt k によ
り推論値 yt c を推論し、推論誤差を用いて (t+1) 回目
のWt+1 k を求める。ここで、推論値 yt c は次のように
得られる。
【0009】
【数2】
【0010】また、Wt+1 k は次のように計算される。
【0011】
【数3】
【0012】ただし、gは学習係数である。
【0013】CMACの逐次学習は、推論誤差と許容誤
差εの関係が次式を満足するとき終了する。
【0014】
【数4】
【0015】一方、複数個の入出力データが存在する場
合には、各入力データに対して1回の逐次学習を行い、
複数個の入出力データを繰り返し用いて、逐次学習の操
作を繰り返す。学習が終了した場合の顆粒細胞値を特
に、Wlast k と記す。
【0016】このようなCMACの学習機能を用いて入
出力関係を同定する装置の従来例の構成図の一例を図1
1に示す。
【0017】図11において、入力部1101はセンサ
ーからの情報やユーザの情報を入力するための手段、小
脳モデル学習部1102は前記入力部から得られる入力
データと出力データとの関係を構成する手段、記憶部1
103は前記小脳モデル学習部1102の構成要素であ
る顆粒細胞値を格納する手段、評価部1104は出力デ
ータに対する小脳モデル学習部1102で決定した推定
値の類似度を評価する手段である。出力部1105は前
記評価部1104での評価値と小脳モデル学習部110
2での結果、および出力データを表示する手段である。
【0018】図11の小脳モデル学習部1102は入力
部1101から得られた入出力データが表す入出力関係
を同定するするため、ユーザが入力部1101から入力
したCMACの顆粒細胞の分割数を用いてCMACアル
ゴリズムにより出力推定値を推定する。推定した結果は
出力部1105によりユーザに表示される。
【0019】CMACの学習則を数値例を用いて説明す
る。2入力1出力のデータ(x1,x2,y)=(6,4,10)に対し
て、t 回目の Wt k, k=1,2,・・・,4 を
【0020】
【数5】
【0021】とする。
【0022】モデル F1 の Wt+1 1 は、(数2),(数3)
から次のように求められる。
【0023】
【数6】
【0024】
【数7】
【0025】ただし、g=1.0としている。同様にして W
t+1 2=3.5、Wt+1 3=3.5、Wt+1 4=1.5 と計算できる。した
がって、(数2) により、
【0026】
【数8】
【0027】となる。この結果から、(t+1) 回目の推論
誤差は t 回目よりも小さくなることがわかる。
【0028】次に、CMACの有用性を示すために、数
値例を用いて説明する。次の非線形方程式(菅野道夫:
ファジィ制御,日刊工業新聞社(1988))を考える。この
方程式を用いて、x1,x2,x3を乱数で与え、100個の入出
力データ(xi,yi), i=1,2,・・・,100 を作成する。
【0029】
【数9】
【0030】作成したデータに対して、CMACの顆粒
細胞の層数を3層として、各層での顆粒細胞の分割数を
3個とした場合のCMACにより得られた結果を図6に
示す。ただし、学習係数を0.1と設定し、推論精度 C は
次式により求める。
【0031】
【数10】
【0032】ここで、eyi はCMACの推定値である。
【0033】このように、CMACアルゴリズムを用い
ると入出力データの入出力関係を短時間で、低メモリ
で、高精度で同定することができる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CMACを用いた入出力関係推定装置は顆粒細胞の分割
数はユーザによって設定されるか、あるいは一定に固定
されており、異なった入出力データが入力された場合に
は、精度が良い推定値を出力するCMACの構造が保証
されないでいた。そのため、ユーザは推定精度が悪い出
力推定値を用いなければならなかった。
【0035】本発明は、従来のこのような課題に鑑み、
異なる入出力データが入力されても自動的に推定精度が
良くなるように顆粒細胞の分割数を決定する入出力関係
推定装置を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明では、
センサーからの情報やユーザの情報を入力するための入
力手段と、入力手段から得られる入力データと出力デー
タとの関係を構成する小脳モデル学習手段と、小脳モデ
ル学習手段の構成要素である顆粒細胞値を格納する記憶
手段と、小脳モデル学習手段のパラメータである顆粒細
胞の分割数を等分割により決定する分割数決定手段と、
出力データに対する小脳モデル学習手段で決定した推定
値の類似度を評価する評価手段と、評価手段での評価値
と小脳モデル学習手段での結果、および出力データを表
示する出力手段とを具備することを特徴とする入出力関
係推定装置である。
【0037】請求項2の本発明では、センサーからの情
報やユーザの情報を入力するための入力手段と、入力手
段から得られる入力データと出力データとの関係を構成
する小脳モデル学習手段と、小脳モデル学習手段の構成
要素である顆粒細胞値を格納する記憶手段と、小脳モデ
ル学習手段のパラメータである顆粒細胞の分割数を格納
する分割数格納手段と、分割数格納手段での分割数を二
分割法により決定する二分割決定手段と、出力データに
対する小脳モデル学習手段で決定した推定値の類似度を
評価する評価手段と、評価手段での評価値と小脳モデル
学習手段での結果、および出力データを表示する出力手
段とを具備することを特徴とする入出力関係推定装置で
ある。
【0038】請求項3の本発明では、センサーからの情
報やユーザの情報を入力するための入力手段と、入力手
段から得られる入力データと出力データとの関係を構成
する小脳モデル学習手段と、小脳モデル学習手段の構成
要素である顆粒細胞値を格納する記憶手段と、小脳モデ
ル学習手段のパラメータである顆粒細胞の分割数を格納
する分割数格納手段と、遺伝アルゴリズムにより分割数
格納手段での分割数を決定する遺伝アルゴリズム実行手
段と、遺伝アルゴリズム実行手段でのパラメータを記憶
するパラメータ記憶手段と、出力データに対する小脳モ
デル学習手段で決定した推定値の類似度を評価する評価
手段と、評価手段での評価値と小脳モデル学習手段での
結果、および出力データを表示する出力手段とを具備す
ることを特徴とする入出力関係推定装置である。
【0039】請求項4の本発明では、センサーからの情
報やユーザの情報を入力するための入力手段と、入力手
段から得られる入力データと出力データとの関係を構成
する小脳モデル学習手段と、小脳モデル学習手段の構成
要素である顆粒細胞値を格納する記憶手段と、小脳モデ
ル学習手段のパラメータである顆粒細胞の分割数を格納
する分割数格納手段と、ユーザにより顆粒細胞の分割箇
所を設定する分割設定入力手段と、分割設定入力手段か
らの分割設定の箇所を考慮しながら遺伝アルゴリズムに
より分割数格納手段での分割数を決定する遺伝アルゴリ
ズム実行手段と、遺伝アルゴリズム実行手段でのパラメ
ータを記憶するパラメータ記憶手段と、出力データに対
する小脳モデル学習手段で決定した推定値の類似度を評
価する評価手段と、評価手段での評価値と小脳モデル学
習手段での結果、および出力データを表示する出力手段
とを具備することを特徴とする入出力関係推定装置であ
る。
【0040】
【作用】本発明では、小脳モデル学習手段のパラメータ
である顆粒細胞の分割数を決定する場合、請求項1の本
発明では、等分割により決定する。請求項2の本発明で
は、二分割法により決定する。請求項3の本発明では、
遺伝アルゴリズムにより分割数を決める。また、請求項
4の本発明では、ユーザにより設定された顆粒細胞の分
割箇所を考慮しながら遺伝アルゴリズムにより分割数を
決定する。これらによって、CMACの学習機能を用い
て、入出力関係を同定し、CMACのパラメータを種々
の探索法で決定し、推論環境が変化しても高速に、低記
憶容量で柔軟に適応できる出力量を提供できる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0042】図1は請求項1記載の本発明(以下第1の
発明という)の入出力関係推定装置の一実施例の構成図
である。図1において、入力部11はセンサーからの情
報やユーザの情報を入力するための手段、小脳モデル学
習部12は前記入力部11から得られる入力データと出
力データとの関係を構成する手段、記憶部13は前記小
脳モデル学習部12の構成要素である顆粒細胞値を格納
する手段、分割数決定部14は前記小脳モデル学習部1
2のパラメータである顆粒細胞の分割数を等分割により
決定する手段、評価部15は出力データに対する小脳モ
デル学習部12で決定した推定値の類似度を評価する手
段、出力部16は前記評価部15での評価値と小脳モデ
ル学習部12での結果、および出力データを表示する手
段である。
【0043】次に、第1の発明の入出力関係推定装置に
ついて、その動作を説明する。 [ステップ 1]観測値 y と入力変数 xj, j=1,2, …
,n を定め、入力部11からセンサー入出力データ、あ
るいはユーザによる入出力データを入力する。この時の
全データ数を N 個とする。ここでは、入出力データを
(xi,yi), i=1,2, … ,N と表す。 [ステップ 2]小脳モデル学習部12において、入出
力データ (xi,yi) の入出力関係を推定する。ただし、
この場合の顆粒細胞の層数 m は、ユーザにより入力部
11から記憶部13に蓄積された層数を用いる。また、
各層での顆粒細胞の分割数は分割数決定部14で決定さ
れる。最適な分割数を探索するために、分割数の初期値
をとりあえず1個としておく。
【0044】いま、顆粒細胞の分割数を p で表す。し
たがって、初期値では p=1 となる。第 p 個に分割され
た顆粒細胞を持つCMACにおいて、上記(数3),(数
4)により N 個のデータを用いて学習する。学習の際に
用いる各顆粒細胞値は記憶部13に随時、記憶する。学
習が終了した結果のCMACの推定値を eyip で表す。
すなわち、
【0045】
【数11】
【0046】である。 [ステップ 3]評価部15で、推定値 eyip の出力値
y に対する精度Epを次式を用いて計算する。
【0047】
【数12】
【0048】[ステップ 4]分割数決定部14におい
て、CMACの顆粒細胞の分割位置を変更するため、p=
p+1 として、p 分割から、p+1 分割にする。ここでは、
顆粒細胞を等分割に分割することを考える。いま、各層
での顆粒細胞の入力変数の最大値と最小値をそれぞれ、
ximax k, ximin k として、第 k 層目の顆粒細胞の分割位
置を xih k, h=1,2,・・・,p とすると、分割位置は次の式
によって計算できる。
【0049】
【数13】
【0050】ただし、xi0 k=ximin k, xip k=ximax k であ
る。 [ステップ 5]評価部15において、精度Epがよく
なるまで、分割数決定部14の分割を繰り返し、次式が
満足された場合に一連の操作を停止する。
【0051】
【数14】
【0052】[ステップ 6]一連の操作が停止した場
合に、与えられた入出力データ、CMACの推定出力
値、精度、各層の顆粒細胞値、入出力関係図等の評価結
果を出力部16により出力する。
【0053】上記の装置により得られた2入力の場合の
CMACの第 k 層目の顆粒細胞の分割位置と全ての顆
粒細胞を重ねた結果の顆粒細胞の分割例を図7に示す。
【0054】以上のような構成を用いて、まず、初期値
の分割数で分割された顆粒細胞によるCMACを用いて
入出力関係が得られ、同時に、精度を用いてその評価が
なされる。ここでは、精度が改善されるように顆粒細胞
の分割を等分割に分割していく。最終的には最適な分割
数を持つCMACが構成され、このCMACによる入出
力関係が得られる。CMACの顆粒細胞が自動的に分割
され、その分割数が決定されるので、従来の試行錯誤に
よるCMACの構築時間が短縮されるばかりでなく、出
力と推定値との精度も向上される。
【0055】次に、請求項2記載の本発明(以後第2の
発明という)の入出力関係推定装置の一実施例を説明す
る。図2は、その構成を示すものであって、入力部21
はセンサーからの情報やユーザの情報を入力するための
手段、小脳モデル学習部22は前記入力部21から得ら
れる入力データと出力データとの関係を構成する手段、
記憶部23は前記小脳モデル学習部22の構成要素であ
る顆粒細胞値を格納する手段、分割数格納部24は前記
小脳モデル学習部22のパラメータである顆粒細胞の分
割数を格納する手段、二分割決定部25は前記分割数格
納部24での分割数を二分割法により決定するための手
段、評価部26は出力データに対する小脳モデル学習部
22で決定した推定値の類似度を評価する手段、出力部
27は前記評価部26での評価値と小脳モデル学習部2
2での結果、および出力データを表示する手段である。
【0056】次に、この第2の発明の入出力関係推定装
置について、その動作を説明する。
【0057】第1の発明におけるステップ1、2、3及
び5、6は、そのまま第2の発明のステップと同じなの
で、ここでの説明は省略する。ステップ4のみ異なるの
でそれを説明する。 [ステップ 4]分割数格納部24に蓄積されている顆
粒細胞の分割位置を変更するため、p=p+1 として、p 分
割から、p+1 分割にする。ここでは、二分割決定部25
により顆粒細胞を二分割法により分割することを考え
る。いま、各層での顆粒細胞の入力変数の第 h 分割目
を区間 [xihS k, xihL k], h=1,2,・・・,p と表す。二分割
法とは、(数12) の精度Epの値が小さくなるように、
第h 分割目の区間を二分割する方法をいう。第 ho 分割
目が二分割された場合の顆粒細胞の分割位置をxih'k,
h'=1,2,・・・,ho,・・・,p+1 とすると、分割位置は次の式に
よって得られる。
【0058】
【数15】
【0059】上記の装置により得られた2入力の場合の
CMACの第 k 層目の顆粒細胞の分割位置と全ての顆
粒細胞を重ねた結果の顆粒細胞の分割例を図8に示す。
【0060】以上のような構成を用いて、まず、初期値
の分割数で分割された顆粒細胞によるCMACを用いて
入出力関係が得られ、同時に、精度を用いてその評価が
なされる。ここでは、精度が改善されるように顆粒細胞
を二分割法により分割している。最終的には最適な分割
数を持つCMACが構成され、このCMACによる入出
力関係が得られる。CMACの顆粒細胞が自動的に分割
され、その分割数が決定されるので、従来の試行錯誤に
よるCMACの構築時間が短縮されるばかりでなく、出
力と推定値との精度も向上される。
【0061】次に、請求項3記載の本発明(以後第3の
発明という)の入出力関係推定装置の実施例を図面を用
いて説明する。
【0062】図3はその構成を示す図であって、入力部
31はセンサーからの情報やユーザの情報を入力するた
めの手段、小脳モデル学習部32は前記入力部31から
得られる入力データと出力データとの関係を構成する手
段、記憶部33は前記小脳モデル学習部32の構成要素
である顆粒細胞値を格納する手段、分割数格納部34は
前記小脳モデル学習部32のパラメータである顆粒細胞
の分割数を格納する手段、遺伝アルゴリズム実行部35
は遺伝アルゴリズムにより前記分割数格納部34での分
割数を決定する手段、パラメータ記憶部36は前記遺伝
アルゴリズム実行部35でのパラメータを記憶する手
段、評価部37は出力データに対する小脳モデル学習部
32で決定した推定値の類似度を評価する手段、出力部
38は前記評価部37での評価値と小脳モデル学習部3
2での結果、および出力データを表示する手段である。
【0063】次に、第3の発明の入出力関係推定装置に
ついて、その動作を説明する。
【0064】第3の発明では遺伝アルゴリズムを用いて
CMACの顆粒細胞の分割位置を決定している。遺伝ア
ルゴリズム(Genetic Algorithm)とは1975年にホランド
(J.H.Holland(Adaptation in Natural and Artificial
Systems, Ann Arbon, The Univ. of Michigan Pres
s))が提案したアルゴリズムである。以下に、その遺伝
アルゴリズムの概略について説明する。この概略は須貝
康雄、平田廣則(組合せ最適化アルゴリズムとその応
用、計測と制御、Vol.29, No.12, pp.1084-1091 (199
0))を参考にした。
【0065】遺伝アルゴリズムとは生体の遺伝子や染色
体の成長過程を数理モデルに置き換えたものである。生
体が成長を遂げる過程をモデルとして構成することによ
り、最適化問題を解くことができる。遺伝アルゴリズム
では、最適化問題における関数E(x)を最小化する問題
を考える代わりに、適応度v(x)(>0)を最大化する問題を
考える。具体的には、E(x)に適当な変換を施してv(x)
を定義する。
【0066】いま、n 個の染色体から構成される遺伝子
を M 個考える。この M 個の遺伝子の個体群を X={x1,x
2,…,xM} と表す。xi, i=1,2,…,M の各遺伝子 xi j, j=
1,2,…,n は基本的には{0,1}の2種とする。アルゴリ
ズムは次のように表される。
【0067】1)第0世代(t=0)の個体群X(0)={x1(0),
…,xM(0)}をランダムに選択し、X(0)の中の各 xi(0) に
対して、v(xi(0)) (適応度) を計算する。
【0068】2)X(t) 中の各 xi(0) に対して、つぎの
選択確率 Pi s(t) を計算する。
【0069】
【数16】
【0070】3)X(t) 中から2個体 xi(t) と xj(t)
をそれぞれ選択確率 Pi s(t), Pj s(t)に従い選択する。
【0071】(1) 2個体に対し、ある確率 Pc で cross
over(交配)を適用し、生じる2つの子孫の中から1つを
ランダムに選び、それを xk(t) とする。
【0072】(2) ある確率 Pi で inversion(逆転) を
xk(t) に適用し、それを新たなxk(t) とする。
【0073】(3) ある確率 Pm で xk(t) の各要素に mu
tation(突然変異) を適用し、それを再び xk(t) とす
る。
【0074】4)X(t) 中からある個体を 1/M の等確率
で選択し、それと xk(t) を入れ換える。
【0075】5)v(xk(t)) を計算する。
【0076】6)終了条件が満たされるまで世代 t を
t=t+1 として、2)から5)までを繰り返す。
【0077】次に、第3の発明の入出力関係推定装置に
ついて、その動作を説明する。 [ステップ 1]観測値 y と入力変数 xj, j=1,2, …
,n を定める。入力部31からセンサー入出力データ、
あるいはユーザによる入出力データを入力する。このと
きの全データ数を N 個とする。ここでは、入出力デー
タを (xi1,…,xin,yi), i=1,2,… ,N と表す。 [ステップ 2]分割数格納部34に蓄積されている顆
粒細胞の分割位置を変更するため、遺伝アルゴリズム実
行部35の遺伝アルゴリズムにより顆粒細胞を最適に分
割することを考える。いま、第 k 層での顆粒細胞の入
力変数の第 h 分割目の位置をxih k, h=1,2,・・・,q と表
す。ただし、分割数 q はその入力変数の軸が分割でき
る最大の数と仮定している。
【0078】いま、位置 xih k で顆粒細胞を分割する場
合には値 1 をとり、分割しない場合には値 0 をとる関
数 g を次のように定義する。
【0079】
【数17】
【0080】上記の関数 g を用いて各顆粒細胞は、入
力変数 xi k の軸の最大分割数 q のうち、g(xih k)=1 と
なる分割位置で分割されていることがわかる。本発明で
は、この関数 g の値を各染色体とみなし、関数 g の値
からなる個体群 G={g(xi1 k),…,g(xiq k)} を遺伝子とし
て、各入力変数 xi k での分割位置に対応させている。 [ステップ 3]第0世代(t=0)の個体群 G(0)={g(xi1 k
(0)),…,g(xiq k(0))} をランダムに選択し、G(0)の中の
各 g(xih k(0)) に対して、v(g(xih k(0))) (適応度) を
計算する。
【0081】ここでは、適応度 v(g(xih k(t))) を次の
ように定義する。
【0082】
【数18】
【0083】ただし、eyi(t) は入力データに対するC
MACの推定値である。この推定値eyi(t) は小脳モデ
ル学習部32において次式から得られる。
【0084】
【数19】
【0085】ただし、この場合の顆粒細胞の層数 m
は、ユーザにより入力部31から記憶部33に蓄積され
た層数を用いる。 [ステップ 4]遺伝アルゴリズムの世代を t+1=t と
して、パラメータ記憶部36に蓄積されている染色体、
遺伝子、選択確率等の遺伝アルゴリズムのパラメータを
用いて、遺伝アルゴリズム実行部35により (数17)
の位置 xih k が (数18) が最大となるように求める。 [ステップ 5]遺伝アルゴリズムにより (数17) の
位置 xih k が確定されると、与えられた入出力データ、
CMACの推定出力値、適応度、各層の顆粒細胞値、入
出力関係図等の評価結果を出力部36により出力する。
【0086】上記の装置により得られた2入力の場合の
CMACの第 k 層目の顆粒細胞の分割位置と全ての顆
粒細胞を重ねた結果の顆粒細胞の分割例を図9に示す。
【0087】以上のような構成を用いて、遺伝アルゴリ
ズムの適応度が改善されるように顆粒細胞を分割してい
る。最終的には最適な分割数を持つCMACが構成さ
れ、このCMACによる入出力関係が得られる。CMA
Cの顆粒細胞が自動的に分割され、その分割数が決定さ
れるので、従来の試行錯誤によるCMACの構築時間が
短縮されるばかりでなく、出力と推定値との精度も向上
される。
【0088】次に、請求項4記載の本発明(以後第4の
発明という)の入出力関係推定装置の実施例を図面を用
いて説明する。図4はその構成図であって、入力部41
はセンサーからの情報やユーザの情報を入力するための
手段、小脳モデル学習部42は前記入力部41から得ら
れる入力データと出力データとの関係を構成する手段、
記憶部43は前記小脳モデル学習部42の構成要素であ
る顆粒細胞値を格納する手段、分割数格納部44は前記
小脳モデル学習部42のパラメータである顆粒細胞の分
割数を格納する手段、分割設定入力部45はユーザによ
り顆粒細胞の分割箇所を設定する手段、遺伝アルゴリズ
ム実行部46は前記分割設定入力部からの分割設定の箇
所を考慮しながら遺伝アルゴリズムにより前記分割数格
納部での分割数を決定する手段、パラメータ記憶部47
は前記遺伝アルゴリズム実行部46でのパラメータを記
憶する手段、評価部48は出力データに対する小脳モデ
ル学習部46で決定した推定値の類似度を評価する手
段、手段49は前記評価部48での評価値と小脳モデル
学習部46での結果、および出力データを表示する手段
である。
【0089】次に、第4の発明の入出力関係推定装置に
ついて、その動作を説明する。
【0090】第4の発明のステップ1、及び3、4、5
は第3の発明のそれらと動作が同じなので、ここでの説
明は省略する。ステップ2のみ異なるのでそれを説明す
る。 [ステップ 2]分割数格納部44に蓄積されている顆
粒細胞の分割位置を変更するため、遺伝アルゴリズム実
行部46の遺伝アルゴリズムとユーザからの指定分割位
置により顆粒細胞を最適に分割することを考える。い
ま、第 k 層での顆粒細胞の入力変数の第 h 分割目の位
置を xih k, h=1,2,・・・,q と表す。ただし、分割数 q は
その入力変数の軸が分割できる最大の数と仮定してい
る。
【0091】いま、位置 xih k で顆粒細胞を分割する場
合に、ユーザによる分割指定入力部45からの分割位置
の指定情報によって、ユーザの指定がある場合には値 1
をとり、指定がない場合には値 0 をとる関数 g を次
のように定義する。
【0092】
【数20】
【0093】ただし、値 u は遺伝アルゴリズムによ
り、位置 xih k で顆粒細胞を分割する場合には値 1 を
とり、分割しない場合には値 0 をとる。この値 u は次
のように定義する。
【0094】
【数21】
【0095】上記の関数 g を用いて各顆粒細胞は、入
力変数 xi k の軸の最大分割数 q のうち、g(xih k)=1 と
なる分割位置で分割されていることがわかる。
【0096】上記の装置により得られた2入力の場合の
CMACの第 k 層目の顆粒細胞の分割位置と全ての顆
粒細胞を重ねた結果の顆粒細胞の分割例を図10に示
す。
【0097】以上のような構成を用いて、ユーザからの
分割位置の指定箇所を考慮しながら、遺伝アルゴリズム
の適応度が改善されるように顆粒細胞を分割している。
最終的には最適な分割数を持つCMACが構成され、こ
のCMACによる入出力関係が得られる。CMACの顆
粒細胞が自動的に分割され、その分割数が決定されるの
で、従来の試行錯誤によるCMACの構築時間が短縮さ
れるばかりでなく、出力と推定値との精度も向上され
る。
【0098】なお、第1から第4の発明では顆粒細胞の
分割位置を決定するために、等分割法、二分割法、遺伝
アルゴリズムを用いたが、他の探索手法を用いてもよい
(請求項6の本発明)。
【0099】また、第4の発明ではユーザの顆粒細胞の
分割位置に対する設定のみを考慮したが、センサー入力
等の外部からの入力により、分割位置をあらかじめ設定
してもよい。
【0100】また、本発明の各手段は、コンピュータを
利用してソフトウェア的に実現しても、それら機能を有
するハード回路を利用してハードウェア的に実現しても
かまわない。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればC
MACの学習機能を用いて、入出力関係を同定し、CM
ACのパラメータを種々の探索法で決定し、推論環境が
変化しても高速に、低記憶容量で柔軟に適応できる出力
量を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例の入出力関係推定装置を
示す図である。
【図2】第2の発明の一実施例の入出力関係推定装置を
示す図である。
【図3】第3の発明の一実施例の入出力関係推定装置を
示す図である。
【図4】第4の発明の一実施例の入出力関係推定装置を
示す図である。
【図5】第1から第4までの本発明のCMACの構成図
を示す図である。
【図6】本発明の一実施例のCMACの数値例の結果を
示す図である。
【図7】第1の発明の一実施例の等分割法を用いた顆粒
細胞の分割例を示す図である。
【図8】第2の発明の一実施例の二分割法を用いた顆粒
細胞の分割例を示す図である。
【図9】第3の発明の一実施例の遺伝アルゴリズムを用
いた顆粒細胞の分割例を示す図である。
【図10】第4の発明の一実施例のユーザの指定分割位
置を考慮できる遺伝アルゴリズムを用いた顆粒細胞の分
割例を示す図である。
【図11】従来例の入出力関係推定装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
11、21、31、41 入力部(手段) 12、23、33、43 記憶部(手段) 13、22、32、42 小脳モデル学習部(手段) 14 分割数決定部(手段) 15、26、37、48 評価部(手段) 16、27、38、49 出力部(手段) 24、34、44 分割数格納部(手段) 25 二分割決定部(手段) 35 遺伝アルゴリズム実行部(手
段) 36 パラメータ記憶部(手段) 45 分割設定入力部(手段) 46 遺伝アルゴリズム実行部(手
段) 47 パラメータ記憶部(手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサーからの情報やユーザの情報を入力
    するための入力手段と、前記入力手段から得られる入力
    データと出力データとの関係を構成する小脳モデル学習
    手段と、前記小脳モデル学習手段の構成要素である顆粒
    細胞値を格納する記憶手段と、前記小脳モデル学習手段
    のパラメータである顆粒細胞の分割数を等分割により決
    定する分割数決定手段と、前記出力データに対する小脳
    モデル学習手段で決定した推定値の類似度を評価する評
    価手段と、前記評価手段での評価値と小脳モデル学習手
    段での結果、および出力データを表示する出力手段とを
    具備することを特徴とする入出力関係推定装置。
  2. 【請求項2】センサーからの情報やユーザの情報を入力
    するための入力手段と、前記入力手段から得られる入力
    データと出力データとの関係を構成する小脳モデル学習
    手段と、前記小脳モデル学習手段の構成要素である顆粒
    細胞値を格納する記憶手段と、前記小脳モデル学習手段
    のパラメータである顆粒細胞の分割数を格納する分割数
    格納手段と、前記分割数格納手段での分割数を二分割法
    により決定する二分割決定手段と、前記出力データに対
    する小脳モデル学習手段で決定した推定値の類似度を評
    価する評価手段と、前記評価手段での評価値と小脳モデ
    ル学習手段での結果、および出力データを表示する出力
    手段とを具備することを特徴とする入出力関係推定装
    置。
  3. 【請求項3】センサーからの情報やユーザの情報を入力
    するための入力手段と、前記入力手段から得られる入力
    データと出力データとの関係を構成する小脳モデル学習
    手段と、前記小脳モデル学習手段の構成要素である顆粒
    細胞値を格納する記憶手段と、前記小脳モデル学習手段
    のパラメータである顆粒細胞の分割数を格納する分割数
    格納手段と、遺伝アルゴリズムにより前記分割数格納手
    段での分割数を決定する遺伝アルゴリズム実行手段と、
    前記遺伝アルゴリズム実行手段でのパラメータを記憶す
    るパラメータ記憶手段と、前記出力データに対する小脳
    モデル学習手段で決定した推定値の類似度を評価する評
    価手段と、前記評価手段での評価値と小脳モデル学習手
    段での結果、および出力データを表示する出力手段とを
    具備することを特徴とする入出力関係推定装置。
  4. 【請求項4】センサーからの情報やユーザの情報を入力
    するための入力手段と、前記入力手段から得られる入力
    データと出力データとの関係を構成する小脳モデル学習
    手段と、前記小脳モデル学習手段の構成要素である顆粒
    細胞値を格納する記憶手段と、前記小脳モデル学習手段
    のパラメータである顆粒細胞の分割数を格納する分割数
    格納手段と、ユーザにより顆粒細胞の分割箇所を設定す
    る分割設定入力手段と、前記分割設定入力手段からの分
    割設定の箇所を考慮しながら遺伝アルゴリズムにより前
    記分割数格納手段での分割数を決定する遺伝アルゴリズ
    ム実行手段と、前記遺伝アルゴリズム実行手段でのパラ
    メータを記憶するパラメータ記憶手段と、前記出力デー
    タに対する小脳モデル学習手段で決定した推定値の類似
    度を評価する評価手段と、前記評価手段での評価値と小
    脳モデル学習手段での結果、および出力データを表示す
    る出力手段とを具備することを特徴とする入出力関係推
    定装置。
  5. 【請求項5】前記分割数を決定する手段は、前記評価手
    段の評価結果を利用して決定するものであることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかの入出力関係推定装置。
  6. 【請求項6】センサーからの情報やユーザの情報を入力
    するための入力手段と、前記入力手段から得られる入力
    データと出力データとの関係を構成する小脳モデル学習
    手段と、前記小脳モデル学習手段の構成要素である顆粒
    細胞値を格納する記憶手段と、前記出力データに対する
    小脳モデル学習手段で決定した推定値の類似度を評価す
    る評価手段と、前記小脳モデル学習手段のパラメータで
    ある顆粒細胞の分割数を、前記評価手段の評価結果を利
    用して得る分割数指示手段と、前記評価手段での評価値
    と前記小脳モデル学習手段での結果、および出力データ
    を表示する出力手段とを具備することを特徴とする入出
    力関係推定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996020438A1 (fr) * 1994-12-28 1996-07-04 Omron Corporation Procede et systeme d'inference mettant en ÷uvre un modele hierarchique et procede et systeme de gestion associes
US7133855B2 (en) 2002-04-08 2006-11-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Behavior control apparatus and method

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