JPH05203198A - 空気調和機のリード線接続構造 - Google Patents

空気調和機のリード線接続構造

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JPH05203198A
JPH05203198A JP3581792A JP3581792A JPH05203198A JP H05203198 A JPH05203198 A JP H05203198A JP 3581792 A JP3581792 A JP 3581792A JP 3581792 A JP3581792 A JP 3581792A JP H05203198 A JPH05203198 A JP H05203198A
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lead wire
air conditioner
inverter
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JP3581792A
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Masakichi Watabe
政吉 渡部
Koji Ueda
公司 植田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、インバ−タ式空気調和機の室外ユ
ニットの電気系統のチェック、故障原因の判定を室外ユ
ニットのキャビネットを取り外すことなくできるように
して保守、点検、修理の効率化を図る。 【構成】インバ−タ23とコンプレッサ22とを接続す
るリ−ド線26をその途中部分で長さ方向に二分すると
ともに、その分離端部を互いにコネクタ27で着脱可能
に接続し、このコネクタ27を室外ユニットの対室内ユ
ニット接続ケ−ブル18取出口近傍で、かつ、コネクタ
の着脱可能な位置に配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機のリ−ド線
接続構造に係り、特にスプリット型のインバータ式空気
調和機における室外ユニット内のインバ−タとコンプレ
ッサとを接続するリ−ド線接続構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】インバ−タ式空気調和機では、例えば図
4に示すように、交流電源1からの交流電流をダイオ−
ドブリッジなどの整流回路2で直流電流に交換し、その
後平滑コンデンサ3を介して接続した複数のトランジス
タなどからなるインバ−タ4で所要周波数の交流電流に
変換し、リ−ド線5を介して接続したコンプレッサ6の
モ−タに通電してこれを可変速運転するようになってい
る。
【0003】スプリット型のインバ−タ式空気調和機の
場合、インバ−タ4およびコンプレッサ6は室外ユニッ
トに内蔵されており、従来このインバ−タ4とコンプレ
ッサ6とを接続するリ−ド線5は一体に連続した電線に
よって構成され、その途中部分は非分離になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなリ
−ド線接続構造では、例えばコンプレッサの回転異常、
停止などの故障修理に際し、内部の電気系統をチェック
するためにキャビネットを取外すなどの操作が必要とな
る。ところが室外ユニットの据付け状態などによっては
キャビネット全体の取外しが困難である。また、インバ
−タを収納しているインバ−タボックス内の接続端子を
探したり、コンプレッサケ−ス上にある接続端子をチェ
ックする場合には、パイプその他の冷凍サイクル構成部
品が邪魔になるので、実際上キャビネット全体を分解除
去せざるを得ず、そのための作業手間は極めて煩雑であ
る。
【0005】一方、コンプレッサケ−ス上にある接続端
子からチエックする場合には、パイプその他の冷凍サイ
クル構成部品が邪魔になるので、実際上キャビネット全
体を分解除去せざるを得ず、そのための作業手順は極め
て煩雑であった。
【0006】なお、故障判定が面倒な場合、室外ユニッ
ト全体を交換することになるが、同一機種の選定、取外
しおよび再据付け、冷媒の放出処理など多くの手間や時
間が費やされる。
【0007】以上のように、室外ユニットの電気系統の
チェック、故障原因の判定は、非常に面倒かつ危険な作
業であった。
【0008】そこで、本発明は電気系統のチェック、故
障原因の判定などをキャビネットの取外しの必要なく、
簡単かつ迅速に行なえ、保守、点検、修理などの効率化
が容易に図れる空気調和機のリード線接続構造を提供す
ることを目的としている。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、インバ−タ式
空気調和機の室外ユニットに設けられるインバ−タとコ
ンプレッサとをリ−ド線で接続する空気調和機のリ−ド
線接続構造において、前記リ−ド線をその途中部分で長
さ方向に二分するとともに、その分離端部を互いにコネ
クタで着脱可能に接続し、このコネクタを室外ユニット
の対室内ユニット接続ケ−ブル取出口近傍で、かつコネ
クタの着脱可能な位置に配置し、取出口を蓋体で被覆し
たことを構成としている。
【0011】また、リード線はコネクタを取出口から室
外ユニット外部へ引出し可能な長さを有する構成にして
もよい。
【0012】
【作用】室外ユニットから室内ユニット接続ケ−ブル取
出口に設けられた蓋体を取外すことによりインバ−タと
コンプレッサ間に設けられたリ−ド線のコネクタが分離
可能な位置にあり、取出口に設けられた蓋体を取外すだ
けでコネクタを介して室外ユニット内部に収納されてい
る電気系統の保守、点検、修理等の効率化が容易に図れ
る。
【0013】また、コネクタを取出口から室外ユニット
外部へ引出し可能な長さを有するリード線を用いる場合
には、コネクタを外部の障害物の少ない所で作業でき
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
【0015】図1は室外ユニットを一部分解して示す斜
視図、図2はその側面図、図3は主要部の回路図であ
る。
【0016】室外ユニット10はキャビネット11内に
熱交換器を収納して構成される。キャビネット11は例
えば天板12、側板13、14および底板15を締付具
16で固定してなる。側板13の一部には対室内ユニッ
ト接続ケ−ブル取出口17を穿設し、図示しない室内ユ
ニットとの接続ケ−ブル18取付け用の端子板19が露
出している。そして、この取出口17に蓋体20を締付
ねじ21を介して着脱可能に取付けている。キャビネッ
ト11内に収納する構造部品としてはコンプレッサ2
2、インバ−タ23および図示しない室外熱交換器、フ
ァンなどがある。コンプレッサ22は底板15に立設固
定し、インバ−タ23はインバ−タ収納ボックス24に
収納した状態でキャビネット11の上部に配置してい
る。
【0017】そして、インバ−タ23とコンプレッサ2
2とを接続するリ−ド線26をその途中部分で長さ方向
に二分し、その分離端部26aを互いにコネクタ27で
着脱可能に接続している。このコネクタ27部分を接続
ケ−ブル18の取出口17に配置させ、前述した蓋体2
0で被覆している。なお、コネクタ27の材質は難燃性
で、絶縁被膜している。また、リ−ド線26には一定長
さの余裕を設け、取出口17からコネクタ27部分を外
方に引出せるようにしている。この引出し長さは、点検
等を行うのに必要な適宜長さに設定してもよい。
【0018】なお、図1および図2中、28は室内外ユ
ニット接続配管で、コンプレッサ22と図示しない室内
熱交換器とを接続している。また、図3中、29は交流
電源、30はダイオ−ドブリッジなどの整流回路、31
は平滑コンデンサである。交流電源29からの交流電流
を整流回路30で直流電流に変換し、インバ−タ23で
所要周波数の交流電流に変換した後、リ−ド線26を介
してコンプレッサ22のモ−タに電流を供給し、可変速
運転を行うものである。
【0019】このような構成において、例えばコンプレ
ッサ22の回転状態を点検したり、或いは回転異常、停
止などの故障時にその原因を調べる場合は、蓋体20を
外して取出口17を開放する。そして、リ−ド線26の
コネクタ27による接続部分を互いに分離する。これに
より、リ−ド線26はコンプレッサ側とインバ−タ側と
に分かれるので、電気系統チェックをコンプレッサ側と
インバ−タ側とに分けて行なえる。したがって、故障等
の判別が容易かつ迅速に行なえる。
【0020】なお、コネクタ27は難燃性であるから高
温化に対しても十分に耐え得るので故障時の火災発生の
おそれはない。また、絶縁被覆が施してあるので、仮に
通電状態でチェックする必要がある場合でも感電のおそ
れがなく、作業の安全性も確保できる。
【0021】しかも、上記構成によれば、蓋体20を取
外すだけでコンプレッサ22およびインバ−タ23の電
気系統チェックが行なえるので、従来のようにキャビネ
ットを分解する必要がない。したがって、余計な付帯作
業が省略できるので時間的、労力的無駄が減少し、作業
能率の向上が図れる。また、据付け状態により、キャビ
ネット分解が困難な場合でも、実施例の構成では側面一
部の蓋体20取外しスペ−スさえあればよく、室外ユニ
ット移動等の必要性も減少する。
【0022】さらに、コネクタ27を室外ユニット10
の外方に引出すための窓孔は、通常キャビネットに穿設
される室内外接続ケ−ブルの取出口17を利用したもの
で、コネクタ引出し口として特別に形成する必要がな
い、したがって、キャビネット成形工程を増加すること
もなく、簡易な構成で実施できるという経済的な利点も
得られる。
【0023】また、リード線をコネクタが取出口から室
外ユニット外部へ引出し可能な長さとした場合、コネク
タを取出口から室外ユニット外部へ引出し、広い障害物
の少ない場所で電気系統のチェックを行なうことがで
き、さらに、保守、点検、修理などの作業が効率化され
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る空気調和機
のリ−ド線接続構造によれば、室外ユニットのインバ−
タとコンプレッサとを接続するリ−ド線を途中部分で二
分し、コネクタで着脱可能に接続するとともに、そのコ
ネクタ部分を対室内ユニット接続ケ−ブルの取出口近傍
で、かつコネクタの着脱可能な位置に配置させた構成と
したから、その取出口を介してリ−ド線をコネクタ部分
で分離し、インバ−タ側とコンプレッサ側とに分けて電
気系統チェックを行なうことができる。
【0025】したがって、室外ユニットの電気系統チェ
ック、故障判定などをキャビネット取外しの必要なく、
簡単かつ迅速に行なえ、保守、点検、修理などの効率化
を容易に達成することができる。
【0026】さらに、リード線をコネクタが取出口から
室外ユニット外部へ引出し可能な長さとした場合、コネ
クタを取出口から室外ユニット外部へ引出し、広い障害
物の少ない場所で電気系統のチェックを行なうことがで
き、さらに、保守、点検、修理などの作業が効率化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である空気調和機の室外ユニ
ットを示す斜視図である。
【図2】同室外ユニットの側面図である。
【図3】同室外ユニットの要部の回路図である。
【図4】従来の空気調和機の室外ユニットの要部の回路
図である。
【符号の説明】
10…室外ユニット、17…取出口、18…対室内ユニ
ット接続ケ−ブル、22…コンプレッサ、23…インバ
−タ、26…リ−ド線、27…コネクタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバ−タ式空気調和機の室外ユニットに
    設けられるインバ−タとコンプレッサとをリ−ド線で接
    続する空気調和機のリ−ド線接続構造において、前記リ
    −ド線をその途中部分で長さ方向に二分するとともに、
    その分離端部を互いにコネクタで着脱可能に接続し、こ
    のコネクタを室外ユニットの対室内ユニット接続ケ−ブ
    ル取出口近傍で、かつ前記コネクタの着脱可能な位置に
    配置し、前記取出口を蓋体で被覆したことを特徴とする
    空気調和機のリ−ド線接続構造。
  2. 【請求項2】前記リード線は前記コネクタを前記取出口
    から室外ユニット外部へ引出し可能な長さを有すること
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機のリード線接続
    構造。
JP4035817A 1992-01-28 1992-01-28 空気調和機のリード線接続構造 Expired - Lifetime JPH0772628B2 (ja)

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JP3337960A Division JPH0772627B2 (ja) 1991-11-28 1991-11-28 空気調和機の室外ユニット

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JPH0772628B2 JPH0772628B2 (ja) 1995-08-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203493A1 (ja) * 2013-06-17 2014-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヒートポンプ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257866A (en) * 1975-11-07 1977-05-12 Hitachi Ltd Acceleration level sensor
JPS5827889U (ja) * 1981-08-17 1983-02-23 三洋電機株式会社 誘導加熱調理器
JPS58174636U (ja) * 1982-05-18 1983-11-22 三菱電機株式会社 空気調和機

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JPH0772628B2 (ja) 1995-08-02

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