JPH05202546A - 便器への洗浄水放流装置 - Google Patents
便器への洗浄水放流装置Info
- Publication number
- JPH05202546A JPH05202546A JP3560192A JP3560192A JPH05202546A JP H05202546 A JPH05202546 A JP H05202546A JP 3560192 A JP3560192 A JP 3560192A JP 3560192 A JP3560192 A JP 3560192A JP H05202546 A JPH05202546 A JP H05202546A
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- JP
- Japan
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- water
- chamber
- chambers
- wash water
- washing
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 便所の設置数が多い場合に洗浄水の放流量の
設定を容易且つ正確に行い得る水洗便所の洗浄水放流装
置の提供を目的とする。 【構成】 移動可能の隔壁により内部空間を第１，第２
の室に区切られる洗浄水保有槽を設け、洗浄水保有槽に
おける第１の室を便器に連通させて、第１の室の容積Ｑ
1に等しい量の洗浄水の放流を行う第１の電磁開閉弁と
洗浄水保有槽における第２の室を便器に連通させて第２
の室の容積Ｑ2に等しい量の洗浄水の放流を行う第２の
電磁開閉弁を設を設けると共に、上記の隔壁を利用して
洗浄水保有槽の容積を微少量だけ増減するねじ送りの調
節装置を設けた。
設定を容易且つ正確に行い得る水洗便所の洗浄水放流装
置の提供を目的とする。 【構成】 移動可能の隔壁により内部空間を第１，第２
の室に区切られる洗浄水保有槽を設け、洗浄水保有槽に
おける第１の室を便器に連通させて、第１の室の容積Ｑ
1に等しい量の洗浄水の放流を行う第１の電磁開閉弁と
洗浄水保有槽における第２の室を便器に連通させて第２
の室の容積Ｑ2に等しい量の洗浄水の放流を行う第２の
電磁開閉弁を設を設けると共に、上記の隔壁を利用して
洗浄水保有槽の容積を微少量だけ増減するねじ送りの調
節装置を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は便器への洗浄水放流流量
を適宜加減し得るようにした洗浄水放流装置に関する。
を適宜加減し得るようにした洗浄水放流装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】 水洗便所の洗浄水放流装置は洗浄水の
放流量を可及的に少なくして便器の洗浄を所期のごとく
行うようにすること（節水構造のものとすること）が要
求される。この要求は水不足の状態が往々にして起こる
近年において次第に強くなり、種々の構造の洗浄水放流
装置が開発されているのであるが、階数が多く床面積の
広いビルの場合には、便所数が極めて多くしかも水道圧
が場所によつてかなり異なることに起因して、従来提案
されている洗浄水放流装置には放流量の正確な調整をお
こなうことが極めて煩わしい作業とならざるを得ない。
これは従来の洗浄水放流装置の場合洗浄水の放流量の調
整が弁体のリフト量の調節、あるいは重ね合わせに配置
されたオリフイス間の相対的回動量の調節のように操作
量に対する流量変化の大きい操作に依存することによ
る。
放流量を可及的に少なくして便器の洗浄を所期のごとく
行うようにすること（節水構造のものとすること）が要
求される。この要求は水不足の状態が往々にして起こる
近年において次第に強くなり、種々の構造の洗浄水放流
装置が開発されているのであるが、階数が多く床面積の
広いビルの場合には、便所数が極めて多くしかも水道圧
が場所によつてかなり異なることに起因して、従来提案
されている洗浄水放流装置には放流量の正確な調整をお
こなうことが極めて煩わしい作業とならざるを得ない。
これは従来の洗浄水放流装置の場合洗浄水の放流量の調
整が弁体のリフト量の調節、あるいは重ね合わせに配置
されたオリフイス間の相対的回動量の調節のように操作
量に対する流量変化の大きい操作に依存することによ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記事情にかんがみ、
本発明は従来の節水型洗浄水放流装置の欠点を回避し、
放流量の微細調節を容易且つ速やかに行い得る洗浄水放
流装置の提供を目的とするものである。
本発明は従来の節水型洗浄水放流装置の欠点を回避し、
放流量の微細調節を容易且つ速やかに行い得る洗浄水放
流装置の提供を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、水道圧が加わ
る状態下において洗浄水を保有し、逆止弁を備えた移動
可能の隔壁により内部空間が二つの室に区切られ、これ
らの室に対する洗浄水の供給が上記逆止弁が洗浄水の流
過を許容する状態において行われる洗浄水保有槽を設
け、上記二つの室のうちの一方の室と便器との間に第１
の洗浄水放流流路を設けて該流路上に第１の電磁作動の
開閉弁を設けると共に、上記二つの室のうちの他方の室
と便器との間に第２の洗浄水放流流路を設けて該流路上
に第２の電磁作動の開閉弁を設け、且つ、上記第１，第
２の電磁作動開閉弁の開閉制御を設定された条件下にお
いて行う制御装置を設けると共に洗浄水保有槽の内部空
間の容積を加減する手動の装置を設けたたことを特徴と
する。
る状態下において洗浄水を保有し、逆止弁を備えた移動
可能の隔壁により内部空間が二つの室に区切られ、これ
らの室に対する洗浄水の供給が上記逆止弁が洗浄水の流
過を許容する状態において行われる洗浄水保有槽を設
け、上記二つの室のうちの一方の室と便器との間に第１
の洗浄水放流流路を設けて該流路上に第１の電磁作動の
開閉弁を設けると共に、上記二つの室のうちの他方の室
と便器との間に第２の洗浄水放流流路を設けて該流路上
に第２の電磁作動の開閉弁を設け、且つ、上記第１，第
２の電磁作動開閉弁の開閉制御を設定された条件下にお
いて行う制御装置を設けると共に洗浄水保有槽の内部空
間の容積を加減する手動の装置を設けたたことを特徴と
する。
【０００５】図１は上記本発明による洗浄水放流装置の
説明用縦断面図、図２は図１の洗浄水放流装置の洗浄水
保有槽に設けられた隔壁に設けられた逆止弁を示す部分
断面図で、以下においてはこれらの図に関連して本発明
の説明を行うこととする。
説明用縦断面図、図２は図１の洗浄水放流装置の洗浄水
保有槽に設けられた隔壁に設けられた逆止弁を示す部分
断面図で、以下においてはこれらの図に関連して本発明
の説明を行うこととする。
【０００６】図１において、１は水道に連なる流路、２
は洗浄水保有槽である。洗浄水保有槽２は水道圧が加わ
る状態下において洗浄水を保有している。３は洗浄水保
有槽の内部空間でこの内部空間３は隔壁４により水道に
つらなる流路１に近い側の室５（以下、第１の室とい
う。）と流路１とは反対の側の室６（以下、第２の室と
いう。）とに区切られている。第１の室５と第２の室６
との間を区切る上記の隔壁４には、図２の部分断面図に
示す逆止弁７が設けられている。逆止弁７は第１の室５
より第２の室６に向かう方向の流れを許容し、第２の室
６より第１の室５に向かう方向の流れを阻止する。
は洗浄水保有槽である。洗浄水保有槽２は水道圧が加わ
る状態下において洗浄水を保有している。３は洗浄水保
有槽の内部空間でこの内部空間３は隔壁４により水道に
つらなる流路１に近い側の室５（以下、第１の室とい
う。）と流路１とは反対の側の室６（以下、第２の室と
いう。）とに区切られている。第１の室５と第２の室６
との間を区切る上記の隔壁４には、図２の部分断面図に
示す逆止弁７が設けられている。逆止弁７は第１の室５
より第２の室６に向かう方向の流れを許容し、第２の室
６より第１の室５に向かう方向の流れを阻止する。
【０００７】８は第１の室５に保有されている洗浄水の
放流用流路（以下、第１の放流用流路という。）９は第
２の室６に保有されている洗浄水の放流用流路（以下、
第２の放流用流路という。）である。第１の放流用流路
８上には第１の電磁開閉弁１０が設けられ、第２の放流
用流路９上には第２の電磁開閉弁１１が設けられてい
る。１２はこれらの電磁開閉弁の制御装置、１３は制御
装置１２に投入される信号である。
放流用流路（以下、第１の放流用流路という。）９は第
２の室６に保有されている洗浄水の放流用流路（以下、
第２の放流用流路という。）である。第１の放流用流路
８上には第１の電磁開閉弁１０が設けられ、第２の放流
用流路９上には第２の電磁開閉弁１１が設けられてい
る。１２はこれらの電磁開閉弁の制御装置、１３は制御
装置１２に投入される信号である。
【０００８】第１の室と第２の室とが共に洗浄水で充満
され、且つ、電磁開閉弁１０，１１が共に閉じられてい
る状態はこの洗浄水放流装置の「初期状態」で、この
「初期状態」において電磁開閉弁１０のみが開かれると
第１の室５の容積Ｑ1に等しい量の洗浄水の放流が行わ
れ、また、この「初期状態」において電磁開閉弁１１の
みが開かれると第２の室の容積Ｑ2に等しい量の洗浄水
の放流が行われる。なお、１４は流路１と第１の室５と
の間の連通孔である。
され、且つ、電磁開閉弁１０，１１が共に閉じられてい
る状態はこの洗浄水放流装置の「初期状態」で、この
「初期状態」において電磁開閉弁１０のみが開かれると
第１の室５の容積Ｑ1に等しい量の洗浄水の放流が行わ
れ、また、この「初期状態」において電磁開閉弁１１の
みが開かれると第２の室の容積Ｑ2に等しい量の洗浄水
の放流が行われる。なお、１４は流路１と第１の室５と
の間の連通孔である。
【０００９】洗浄水保有槽２の内部空間３を第１の室
５，第２の室６に仕切る隔壁４の位置は該隔壁に嵌合す
る送りねじ１５の回動により調節される。第１の室５の
容積Ｑ1，および第２の室６の容積Ｑ2の微調節は送りね
じ１５の上記回動によって容易且つ速やかに行われる。
５，第２の室６に仕切る隔壁４の位置は該隔壁に嵌合す
る送りねじ１５の回動により調節される。第１の室５の
容積Ｑ1，および第２の室６の容積Ｑ2の微調節は送りね
じ１５の上記回動によって容易且つ速やかに行われる。
【０００１０】１６は弁座１７に対し弁体１８を傾ける
ことにより第１の室内の洗浄水の放流を行う放流操作装
置で、この装置は停電等の事故の発生時に使用される。
ことにより第１の室内の洗浄水の放流を行う放流操作装
置で、この装置は停電等の事故の発生時に使用される。
【００１１】
【発明の効果】本発明による便器への洗浄水放流装置
は、便器の設置数が多く床面積が広いことに起因して節
水が行われるごとく洗浄水放流装置の調整することが困
難な高層ビルの場合に特に有力なものである。さきに指
摘したように、水洗便所の洗浄水の放流量の調節を行い
得るようにする装置としては重ね合わせに配置されたオ
リフイスを設け、オリフイスの有効面積をオリフイス間
の相対的回動により変える方法や放流流路上に配置され
た弁のリフトを調節するもの等が知られているが、それ
らは流量の調節に必要とする時間がながいばかりでな
く、調節操作に熟練を必要とし、設置数が大きい便所に
つき正確な流量調整を行うことは極度に困難であったの
であるが本発明はこの困難を解消させるものである。こ
れは本発明による装置においては、流量の調整装置（実
施例について言えば送りねじ15）が別に設けられていて
この調整装置の操作により洗浄水の流量の調節が容易に
行われ得るようになつていることによる。
は、便器の設置数が多く床面積が広いことに起因して節
水が行われるごとく洗浄水放流装置の調整することが困
難な高層ビルの場合に特に有力なものである。さきに指
摘したように、水洗便所の洗浄水の放流量の調節を行い
得るようにする装置としては重ね合わせに配置されたオ
リフイスを設け、オリフイスの有効面積をオリフイス間
の相対的回動により変える方法や放流流路上に配置され
た弁のリフトを調節するもの等が知られているが、それ
らは流量の調節に必要とする時間がながいばかりでな
く、調節操作に熟練を必要とし、設置数が大きい便所に
つき正確な流量調整を行うことは極度に困難であったの
であるが本発明はこの困難を解消させるものである。こ
れは本発明による装置においては、流量の調整装置（実
施例について言えば送りねじ15）が別に設けられていて
この調整装置の操作により洗浄水の流量の調節が容易に
行われ得るようになつていることによる。
【図１】本発明による便器への洗浄水放流装置の１例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図２】図１に示すものの隔壁の一部の断面図である。
１ 水道に連なる流路 ２ 洗浄水保有槽 ３ 洗浄水保有槽の内部空間 ４ 隔壁 ５ 第１の室 ６ 第２の室 ７ 逆止弁 ８ 第１の放流用流路 ９ 第２の放流用流路 １０ 第１の電磁開閉弁 １１ 第２の電磁開閉弁 １２ 電磁開閉弁の制御装置 １３ 信号 １４ 連通孔 １５ 送りねじ １６ 停電時等に操作される放流操作装置 １７ 弁座 １８ 弁体
Claims (2)
- 【請求項１】 水道圧が加わる状態下において洗浄水を
保有し、逆止弁を備えた移動可能の隔壁により内部空間
が二つの室に区切られ、これらの室に対する洗浄水の供
給が上記逆止弁が洗浄水の流過を許容する状態において
行われる洗浄水保有槽を設け、上記二つの室のうちの一
方の室と便器との間に第１の洗浄水放流流路を設けて該
流路上に第１の電磁作動の開閉弁を設けると共に、上記
二つの室のうちの他方の室と便器との間に第２の洗浄水
放流流路を設けて該流路上に第２の電磁作動の開閉弁を
設け、且つ上記第１，第２の電磁作動開閉弁の開閉制御
を設定された条件下において行う制御装置を設けるとと
もに洗浄水保有槽の内部空間の容積を加減する手動の装
置を設けたことを特徴とする便器への洗浄水放流装置。 - 【請求項２】 洗浄水保有槽の内部空間を二つの室に区
切る隔壁の洗浄水保有槽内における位置を徴調整するね
じ送り装置を設けたことを特徴とする請求項１の便器へ
の洗浄水放流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3560192A JP2770253B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 便器への洗浄水放流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3560192A JP2770253B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 便器への洗浄水放流装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202546A true JPH05202546A (ja) | 1993-08-10 |
| JP2770253B2 JP2770253B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=12446346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3560192A Expired - Lifetime JP2770253B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 便器への洗浄水放流装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2770253B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP3560192A patent/JP2770253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2770253B2 (ja) | 1998-06-25 |
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