JPH05201721A - ゼオライト型物質 - Google Patents
ゼオライト型物質Info
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- JPH05201721A JPH05201721A JP4205227A JP20522792A JPH05201721A JP H05201721 A JPH05201721 A JP H05201721A JP 4205227 A JP4205227 A JP 4205227A JP 20522792 A JP20522792 A JP 20522792A JP H05201721 A JPH05201721 A JP H05201721A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J29/00—Catalysts comprising molecular sieves
- B01J29/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
- B01J29/06—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
- B01J29/70—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups B01J29/08 - B01J29/65
-
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- B01J29/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B39/00—Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
- C01B39/02—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
- C01B39/46—Other types characterised by their X-ray diffraction pattern and their defined composition
- C01B39/48—Other types characterised by their X-ray diffraction pattern and their defined composition using at least one organic template directing agent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】吸収剤、触媒、または触媒ベースとして使用す
るのに適した新規のゼオライト型物質を提供する。 【構成】新規ゼオライト型物質はSUZ−9と呼称し、
脱水有機遊離型では、実験式:m(M2/aO):Xz
Oxz/2:yYO2(式中、mは0.5−1.5であ
り、Mは原子価aのカチオンであり、xは2−3であ
り、それに対応してzは1−2であり、yは少なくとも
2であり、XはAl,B,ZnまたはFeであり、Yは
SiまたはGeである。)を有し、かつ焼成水素型で
は、有意の規定のピークを含むX線回析図を有すること
を特徴とする。
るのに適した新規のゼオライト型物質を提供する。 【構成】新規ゼオライト型物質はSUZ−9と呼称し、
脱水有機遊離型では、実験式:m(M2/aO):Xz
Oxz/2:yYO2(式中、mは0.5−1.5であ
り、Mは原子価aのカチオンであり、xは2−3であ
り、それに対応してzは1−2であり、yは少なくとも
2であり、XはAl,B,ZnまたはFeであり、Yは
SiまたはGeである。)を有し、かつ焼成水素型で
は、有意の規定のピークを含むX線回析図を有すること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な合成ゼオライト型
物質ならびにその製造方法および使用方法に関するもの
である。
物質ならびにその製造方法および使用方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3,950,496号公報に
は、型板として物質1,3,4,6,7,9−ヘキサヒ
ドロ−2,2,5,5,8,8−ヘキサメチル−2H−
ベンゾ[1,2−C:3,4−C´−5,6−C´´]
トリピロリウムトリヒドロオキシドを含む合成ゲルを使
用してゼオライトZSM−18を製造する方法が記載さ
れている。
は、型板として物質1,3,4,6,7,9−ヘキサヒ
ドロ−2,2,5,5,8,8−ヘキサメチル−2H−
ベンゾ[1,2−C:3,4−C´−5,6−C´´]
トリピロリウムトリヒドロオキシドを含む合成ゲルを使
用してゼオライトZSM−18を製造する方法が記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、この型
板を任意に、他の窒素含有型板との混合状態で使用する
ことによつて、新規のゼオライト型物質を製造すること
が出来ることをこの度突き止めるに至つた。
板を任意に、他の窒素含有型板との混合状態で使用する
ことによつて、新規のゼオライト型物質を製造すること
が出来ることをこの度突き止めるに至つた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、脱水有機遊離
型では、実験式: m(M2/aO):XzOxz/2:yYO2 (I) (式中、mは0.5−1.5であり、Mは原子価aのカ
チオンであり、xは2−3であり、Xはアルミニウム、
ガリウム、ホウ素、亜鉛および鉄から選択された原子価
xの金属であり、zはxが3のとき2であり、zはxが
2のとき1でありyは少なくとも2であり、Yはケイ素
もしくはゲルマニウムである。)を有し、かつ焼成水素
型では、実質的に表1に示すような有意のピークを含む
X線回析パターンを有することを特徴とするゼオライト
型物質を提供する。
型では、実験式: m(M2/aO):XzOxz/2:yYO2 (I) (式中、mは0.5−1.5であり、Mは原子価aのカ
チオンであり、xは2−3であり、Xはアルミニウム、
ガリウム、ホウ素、亜鉛および鉄から選択された原子価
xの金属であり、zはxが3のとき2であり、zはxが
2のとき1でありyは少なくとも2であり、Yはケイ素
もしくはゲルマニウムである。)を有し、かつ焼成水素
型では、実質的に表1に示すような有意のピークを含む
X線回析パターンを有することを特徴とするゼオライト
型物質を提供する。
【0005】本発明による本物質はSUZ−9と呼称す
る。Xは好適にはガリウム、または特別にはアルミニウ
ムである。Yは好適にはケイ素である。本物質は一種を
超える金属Xおよび/またはケイ素とゲルマニウム両方
を含有することができる。Xがアルミニウムであり、Y
がケイ素であるときは、本物質はアルミノケイ酸塩即ち
ゼオライトである。式(I)中では好適には、mは0.
6−1.3であり、yは2−15特別には3−9.5特
に4−7.6である。少なくとも一種のMが少なくとも
19の原子番号を持つアルカリ金属例えばカリウム、ル
ビジウムおよび/またはセシウムであるゼオライト型物
質は特に好適である。Mがカリウムまたはカリウムとナ
トリウムの混合物であり、その混合物が特別には2:9
8−50:50例えば5:95−20:80の原子比を
持つゼオライト型物質は特に好適である。
る。Xは好適にはガリウム、または特別にはアルミニウ
ムである。Yは好適にはケイ素である。本物質は一種を
超える金属Xおよび/またはケイ素とゲルマニウム両方
を含有することができる。Xがアルミニウムであり、Y
がケイ素であるときは、本物質はアルミノケイ酸塩即ち
ゼオライトである。式(I)中では好適には、mは0.
6−1.3であり、yは2−15特別には3−9.5特
に4−7.6である。少なくとも一種のMが少なくとも
19の原子番号を持つアルカリ金属例えばカリウム、ル
ビジウムおよび/またはセシウムであるゼオライト型物
質は特に好適である。Mがカリウムまたはカリウムとナ
トリウムの混合物であり、その混合物が特別には2:9
8−50:50例えば5:95−20:80の原子比を
持つゼオライト型物質は特に好適である。
【0006】この技術分野では通常のことであるが、一
般式Iで示された元素の他に、本物質は水によつて加水
されることができ、その水はMが水素であるとき概念上
存在する水とは別のものであるということを理解すべき
である。本物質は吸蔵または吸着収物質例えば合成混合
物中に元来存在していたもの、元来存在した物質が反応
して生成した含窒素物質を包むことができる。さらに本
物質は、金属Xに伴う電荷と釣り合うのに必要である以
上のカチオンMを含有することができる。この現象は、
例えばJ.Chem.Soc.Chem.Commu
n.,1985年、第289−290頁に記載されてい
る。このような物質のすべては、本発明の範囲内にある
と理解すべきである。
般式Iで示された元素の他に、本物質は水によつて加水
されることができ、その水はMが水素であるとき概念上
存在する水とは別のものであるということを理解すべき
である。本物質は吸蔵または吸着収物質例えば合成混合
物中に元来存在していたもの、元来存在した物質が反応
して生成した含窒素物質を包むことができる。さらに本
物質は、金属Xに伴う電荷と釣り合うのに必要である以
上のカチオンMを含有することができる。この現象は、
例えばJ.Chem.Soc.Chem.Commu
n.,1985年、第289−290頁に記載されてい
る。このような物質のすべては、本発明の範囲内にある
と理解すべきである。
【0007】カチオンMは例えば、H+、アンモニウ
ム、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオ
ン、アルミニウムカチオン、ガリウムカチオン、および
それらの混合物から選択することができる。最初に製造
された本物質中に存在するカチオンは勿論、合成ゲル中
に存在する物質に依存し、有機窒素含有カチオンを包む
ことができる。普通、アルカリ金属特別にはナトリウム
および/またはカリウムは、多分有機窒素含有物質のカ
チオンと共に存在する。最初に存在したこれらカチオン
は、所望に応じて他のカチオン例えば水素イオン、金属
イオンによつて通常のイオン交換方法を使用して全部ま
たは部分的に置換することができる。水素型(例えばM
=H+)は、公知の方法例えば酸交換もしくはアンモニ
ウム交換に次いで熱処理する方法、またはこの二つの処
理を組合わせた方法によつて製造することができる。多
くの用途のためには、焼成水素型でSUZ−9を製造す
るのが有益である。
ム、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオ
ン、アルミニウムカチオン、ガリウムカチオン、および
それらの混合物から選択することができる。最初に製造
された本物質中に存在するカチオンは勿論、合成ゲル中
に存在する物質に依存し、有機窒素含有カチオンを包む
ことができる。普通、アルカリ金属特別にはナトリウム
および/またはカリウムは、多分有機窒素含有物質のカ
チオンと共に存在する。最初に存在したこれらカチオン
は、所望に応じて他のカチオン例えば水素イオン、金属
イオンによつて通常のイオン交換方法を使用して全部ま
たは部分的に置換することができる。水素型(例えばM
=H+)は、公知の方法例えば酸交換もしくはアンモニ
ウム交換に次いで熱処理する方法、またはこの二つの処
理を組合わせた方法によつて製造することができる。多
くの用途のためには、焼成水素型でSUZ−9を製造す
るのが有益である。
【0008】吸蔵または吸着物質は、所望に応じて熱処
理および/または化学的方法によつて除去することがで
きる。
理および/または化学的方法によつて除去することがで
きる。
【0009】SUZ−9物質は、水性アリカリ条件下で
次の物質、即ち酸化物YO2源;酸化物XzOxz/2
源;M(OH)a源;水分;1,3,4,6,7,9−
ヘキサヒドロ−2,2,5,5,8,8−ヘキサメチル
−2H−ベンゾ[1,2−C:3,4−C´−5,6−
C´´]トリピロリウムトリヒドロキシドもしくはハリ
ドまたはその先駆物質もしくはその反応生成物(以下、
トリピロリウム化合物と称す);および好適にはテトラ
エチルアンモニウムヒドロキシドもしくはハリドまたは
その先駆物質または反応生成物を共に反応させることに
よつて製造することができる。反応混合物は好適には、
各成分を次のモル比、即ちYO2/XzOxz/2=少
なくとも3、好適には少なくとも5、好適には100未
満、特別には5−60、もつとも好適には5−30;H
2O/YO2=5−500、好適には10−50、特別
には10−30;OH−/YO2=1.5未満、好適に
は1.0未満、好適には少なくとも0.1、特別には
0.1−0.8;テトラエチルアンモニウム化合物と
1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,
5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−
C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウムト
リヒドロオキシド化合物/YO2=0.01−2.0,
特別には0.05−1.0で有する。反応混合物は好適
には、トリピロリウム化合物/YO2のモル比=0.0
1−0.10、特別には0.03−0.10を有する。
次の物質、即ち酸化物YO2源;酸化物XzOxz/2
源;M(OH)a源;水分;1,3,4,6,7,9−
ヘキサヒドロ−2,2,5,5,8,8−ヘキサメチル
−2H−ベンゾ[1,2−C:3,4−C´−5,6−
C´´]トリピロリウムトリヒドロキシドもしくはハリ
ドまたはその先駆物質もしくはその反応生成物(以下、
トリピロリウム化合物と称す);および好適にはテトラ
エチルアンモニウムヒドロキシドもしくはハリドまたは
その先駆物質または反応生成物を共に反応させることに
よつて製造することができる。反応混合物は好適には、
各成分を次のモル比、即ちYO2/XzOxz/2=少
なくとも3、好適には少なくとも5、好適には100未
満、特別には5−60、もつとも好適には5−30;H
2O/YO2=5−500、好適には10−50、特別
には10−30;OH−/YO2=1.5未満、好適に
は1.0未満、好適には少なくとも0.1、特別には
0.1−0.8;テトラエチルアンモニウム化合物と
1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,
5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−
C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウムト
リヒドロオキシド化合物/YO2=0.01−2.0,
特別には0.05−1.0で有する。反応混合物は好適
には、トリピロリウム化合物/YO2のモル比=0.0
1−0.10、特別には0.03−0.10を有する。
【0010】反応混合物はまた好適には、各成分をXz
Oxz/2に関する次のモル比、即ちM2/aOは1−
10、例えば1.5−10、特別には1.5−6.5;
K2Oは0.5−8、特別には0.5−5;Na2Oは
実質的に0または0.5−5、特別には0.5−2;H
2Oは100−700、特別には200−490;トリ
ピロリウム化合物とテトラエチルアンモニウム化合物
(存在したとき)の全量は0.1−5、例えば1−4;
トリピロリウム化合物は0.1−1.0、特別には0.
3−0.9;テトラエチルアンモニウム化合物(存在し
たとき)は0.1−10、特別には1−6;の少なくと
もいくつかで有する。反応条件は、SUZ−9の結晶を
生成するように選択し、保持される。OH−は次の様に
限定されると理解すべきである。
Oxz/2に関する次のモル比、即ちM2/aOは1−
10、例えば1.5−10、特別には1.5−6.5;
K2Oは0.5−8、特別には0.5−5;Na2Oは
実質的に0または0.5−5、特別には0.5−2;H
2Oは100−700、特別には200−490;トリ
ピロリウム化合物とテトラエチルアンモニウム化合物
(存在したとき)の全量は0.1−5、例えば1−4;
トリピロリウム化合物は0.1−1.0、特別には0.
3−0.9;テトラエチルアンモニウム化合物(存在し
たとき)は0.1−10、特別には1−6;の少なくと
もいくつかで有する。反応条件は、SUZ−9の結晶を
生成するように選択し、保持される。OH−は次の様に
限定されると理解すべきである。
【0011】a[(M(OH)aのモル数)−(XzO
xz/2に伴うM(OH)aのモル数)]
xz/2に伴うM(OH)aのモル数)]
【0012】合成した後に、y値を通常の化学的方法で
調節することは可能である。例えば、yは酸、ケイ素テ
トラ塩化物、アンモニウムヘキサフルオロケイ酸塩、ま
たは蒸熱とアンモニウムイオン交換との組合わせによる
処理によつて増加させることができる。これらの処理の
すべては、フレーム構造から元素Xを除去する傾向があ
る。yは、例えばナトリウムアルミン酸塩または没食子
酸塩による処理、またはXをフレーム構造に導入する同
様な処理によつて減少させることができる。
調節することは可能である。例えば、yは酸、ケイ素テ
トラ塩化物、アンモニウムヘキサフルオロケイ酸塩、ま
たは蒸熱とアンモニウムイオン交換との組合わせによる
処理によつて増加させることができる。これらの処理の
すべては、フレーム構造から元素Xを除去する傾向があ
る。yは、例えばナトリウムアルミン酸塩または没食子
酸塩による処理、またはXをフレーム構造に導入する同
様な処理によつて減少させることができる。
【0013】酸化物YO2源は例えば、ヒュームドシリ
カ、ナトリウムケイ酸塩、ケイ酸、沈降シリカ、コロイ
ドシリカ、またはゲルマニウム等価物とすることができ
る。それは好適にはヒュームドシリカである。
カ、ナトリウムケイ酸塩、ケイ酸、沈降シリカ、コロイ
ドシリカ、またはゲルマニウム等価物とすることができ
る。それは好適にはヒュームドシリカである。
【0014】酸化物XzOxz/2源は、アルミニウム
塩、アルミニウム水酸化物、アルミニウム酸化物もしく
は金属アルミン酸塩;または他の金属Xについての等価
物とすることができる。金属アルミン酸塩、特別にはナ
トリウムアルミン酸塩を使用することは好適である。
塩、アルミニウム水酸化物、アルミニウム酸化物もしく
は金属アルミン酸塩;または他の金属Xについての等価
物とすることができる。金属アルミン酸塩、特別にはナ
トリウムアルミン酸塩を使用することは好適である。
【0015】M(OH)aは例えば、アルカリもしくは
アルカリ土類金属水酸化物、例えばナトリウム、カリウ
ム、マグネシウムもしくはカルシウム水酸化物とするこ
とができる。種々の物質の混合物、例えばナトリウム水
酸化物とカリウム水酸化物の混合物を使用することがで
きる。反応混合物が、少なくとも19の原子番号を持つ
アルカリ金属、例えば上記のMにつき記載された様に特
にカリウムまたはカリウムとナトリウムの混合物を含有
することは特別に好適である。そのカリウムとナトリウ
ムは特別には、反応混合物中のいずれの給源例えば水酸
化物および/またはアルミン酸塩として添加されたもの
の全原子比が10:90−90:10例えば90:10
−40:60である。
アルカリ土類金属水酸化物、例えばナトリウム、カリウ
ム、マグネシウムもしくはカルシウム水酸化物とするこ
とができる。種々の物質の混合物、例えばナトリウム水
酸化物とカリウム水酸化物の混合物を使用することがで
きる。反応混合物が、少なくとも19の原子番号を持つ
アルカリ金属、例えば上記のMにつき記載された様に特
にカリウムまたはカリウムとナトリウムの混合物を含有
することは特別に好適である。そのカリウムとナトリウ
ムは特別には、反応混合物中のいずれの給源例えば水酸
化物および/またはアルミン酸塩として添加されたもの
の全原子比が10:90−90:10例えば90:10
−40:60である。
【0016】SUZ−9物質の製造方法は、1,3,
4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,5,8,
8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−C:3,4
−C´−5,6−C´´]トリピロリウムトリヒドロオ
キシドもしくはその先駆物質または反応生成物、および
好適にはテトラエチルアンモニウムヒドロキシドもしく
はハリドまたはその先駆物質または反応生成物からなる
型板の存在を包含する。この製造方法は、SUZ−9の
製造中に、型板が活性種をその場で生成する反応を含む
ことができる。それ故型板の反応生成物もまた使用する
ことができる。同様に型板の先駆物質または活性種を使
用することができる。テトラエチルアンモニウム化合物
/1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,
5,5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2
−C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウム
トリヒドロキシドのモル比は、好適には1:1−20:
1、特別には1:1−10:1の範囲内にある。
4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,5,8,
8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−C:3,4
−C´−5,6−C´´]トリピロリウムトリヒドロオ
キシドもしくはその先駆物質または反応生成物、および
好適にはテトラエチルアンモニウムヒドロキシドもしく
はハリドまたはその先駆物質または反応生成物からなる
型板の存在を包含する。この製造方法は、SUZ−9の
製造中に、型板が活性種をその場で生成する反応を含む
ことができる。それ故型板の反応生成物もまた使用する
ことができる。同様に型板の先駆物質または活性種を使
用することができる。テトラエチルアンモニウム化合物
/1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,
5,5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2
−C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウム
トリヒドロキシドのモル比は、好適には1:1−20:
1、特別には1:1−10:1の範囲内にある。
【0017】反応混合物は、望ましいSUZ−9生産物
の結晶が生成するまで、結晶条化件下に保持される。一
般的に、自発圧力下で80−200℃の反応温度が適切
であり、最適の反応時間は反応経過を監視することによ
つて決定することができる。
の結晶が生成するまで、結晶条化件下に保持される。一
般的に、自発圧力下で80−200℃の反応温度が適切
であり、最適の反応時間は反応経過を監視することによ
つて決定することができる。
【0018】ゼオライト合成において通常のことである
が、反応を実施する方法は細かい点で最終生産物に影響
する。特に、各パラメーターの組合わせを使用して、S
UZ−9の収量を最適化することができる。このような
最適化は、ゼオライト型合成できまつて行れることであ
る。新規SUZ−9生産物は、ある種の条件下では他の
結晶性物質と共に生産することができる。SUZ−9の
生産に至る特別の反応条件は実施例中に示される。
が、反応を実施する方法は細かい点で最終生産物に影響
する。特に、各パラメーターの組合わせを使用して、S
UZ−9の収量を最適化することができる。このような
最適化は、ゼオライト型合成できまつて行れることであ
る。新規SUZ−9生産物は、ある種の条件下では他の
結晶性物質と共に生産することができる。SUZ−9の
生産に至る特別の反応条件は実施例中に示される。
【0019】SUZ−9物質は種々の潜在的な用途、特
に触媒または吸着剤としての用途を有する。ゼオライト
およびゼオライト型物質の技術分野では通常のことであ
るが、本物質はいくつかの精製もしくは分離、およびい
くつかの触媒的変換反応に使用することができる。その
変換反応は、例えば炭化水素および酸素化物の他の生産
物への変換であり、リホーミング、クラッキング、ハイ
ドロクラッキング、アルキレーション例えばノルマルお
よびイソブタンによるアルキレーション、水素異性化、
および脱ろう例えば潤滑油の脱ろうを含む。クラッキン
グの実例には、炭化水素を他の低分子量炭化水素にする
クラッキング、例えば炭素6−30個の直鎖アルカンの
オレフィンとアルカンとの混合物へのクラッキング、お
よびガス油と残油を軽油にするクラッキングがあり、3
00−500℃の温度を使用することができる。例え
ば、炭化水素変換には、炭素4−6個の直鎖オレフィン
例えばブテン−1の様な直鎖オレフィンを側鎖オレフィ
ン例えば大部分が少なくとも炭素5個を持つものからな
る側鎖オレフィン混合物にする変換反応;オレフィンの
二量体化および/または低重合体化;炭素3−20個の
少なくとも一種のオレフィンと反応性化合物(通常は有
機)との反応がある。この様な化合物の実例には、アル
コールを生成するためには一酸化炭素(通常は水素と混
合している)があり、またアルキル化化合物を生成する
には芳香族炭化水素例えば炭素6−10個を持つもの、
好適にはベンゼンまたはトルエンがあり、また高級オレ
フィンを生成するには酸素化物、特別にはメタノール、
ジメチルエーテルおよび/またはフォルムアルデヒドが
ある。メタノールの炭化水素特別には炭素2−4個およ
び/または少なくとも炭素5個を持つ炭化水素への変
換、および前記酸素化物で芳香族炭化水素をアルキル化
してアルキル化芳香族反応生産物を生成する反応は、フ
ォルムアルデヒドと酢酸が反応してアクリル酸を生成す
る反応と同様に、ゼオライト型物質の上で実施すること
ができる。これらの変換反応に適切な条件の実例には、
供給原料を単独で、少なくとも一種の不活性ガス成分例
えば窒素もしくは他の不活性ガスと共に、またはアルカ
ン例えばブテンと共に、200−600℃で触媒の上を
通過させることである。この触媒は任意的に、分子状酸
素を含有するガス例えば空気により活性化もしくは再生
した後、または水素の存在下での熱活性化した後の触媒
である。メタノールの変換、芳香族炭化水素との反応、
アクリル酸の生成、および直鎖もしくは側鎖オレフィン
の変換については、大体大気圧を使用することができ
る。一方、例えばオレフィンのアルコールへの変換反応
については、高圧例えば0.2−10MPa(絶対圧
力)を使用することができる。
に触媒または吸着剤としての用途を有する。ゼオライト
およびゼオライト型物質の技術分野では通常のことであ
るが、本物質はいくつかの精製もしくは分離、およびい
くつかの触媒的変換反応に使用することができる。その
変換反応は、例えば炭化水素および酸素化物の他の生産
物への変換であり、リホーミング、クラッキング、ハイ
ドロクラッキング、アルキレーション例えばノルマルお
よびイソブタンによるアルキレーション、水素異性化、
および脱ろう例えば潤滑油の脱ろうを含む。クラッキン
グの実例には、炭化水素を他の低分子量炭化水素にする
クラッキング、例えば炭素6−30個の直鎖アルカンの
オレフィンとアルカンとの混合物へのクラッキング、お
よびガス油と残油を軽油にするクラッキングがあり、3
00−500℃の温度を使用することができる。例え
ば、炭化水素変換には、炭素4−6個の直鎖オレフィン
例えばブテン−1の様な直鎖オレフィンを側鎖オレフィ
ン例えば大部分が少なくとも炭素5個を持つものからな
る側鎖オレフィン混合物にする変換反応;オレフィンの
二量体化および/または低重合体化;炭素3−20個の
少なくとも一種のオレフィンと反応性化合物(通常は有
機)との反応がある。この様な化合物の実例には、アル
コールを生成するためには一酸化炭素(通常は水素と混
合している)があり、またアルキル化化合物を生成する
には芳香族炭化水素例えば炭素6−10個を持つもの、
好適にはベンゼンまたはトルエンがあり、また高級オレ
フィンを生成するには酸素化物、特別にはメタノール、
ジメチルエーテルおよび/またはフォルムアルデヒドが
ある。メタノールの炭化水素特別には炭素2−4個およ
び/または少なくとも炭素5個を持つ炭化水素への変
換、および前記酸素化物で芳香族炭化水素をアルキル化
してアルキル化芳香族反応生産物を生成する反応は、フ
ォルムアルデヒドと酢酸が反応してアクリル酸を生成す
る反応と同様に、ゼオライト型物質の上で実施すること
ができる。これらの変換反応に適切な条件の実例には、
供給原料を単独で、少なくとも一種の不活性ガス成分例
えば窒素もしくは他の不活性ガスと共に、またはアルカ
ン例えばブテンと共に、200−600℃で触媒の上を
通過させることである。この触媒は任意的に、分子状酸
素を含有するガス例えば空気により活性化もしくは再生
した後、または水素の存在下での熱活性化した後の触媒
である。メタノールの変換、芳香族炭化水素との反応、
アクリル酸の生成、および直鎖もしくは側鎖オレフィン
の変換については、大体大気圧を使用することができ
る。一方、例えばオレフィンのアルコールへの変換反応
については、高圧例えば0.2−10MPa(絶対圧
力)を使用することができる。
【0020】ゼオライト型物質は、その多孔質結晶構造
による本来の活性の他に、特殊な触媒活性を付与するの
に適した元素によるイオン交換または含浸処理をするこ
とができる。イオン交換および/または含浸に使用され
る金属または非金属化合物は、例えば次の元素即ちメン
デレーエフ周期表によるIB,IIA,IIB,III
A,IIIB,IVA,IVB,VB,VIA,VII
A,およびVIII族に属するいずれかの元素の化合物
とすることができる。特別には、銅、銀、亜鉛、アルミ
ニウム、ガリウム、インヂウム、タリウム、鉛、リン、
アンチモン、ビスマス、クロム、モリブデン、タングス
テン、マンガン、レニウム、鉄、コバルト、ニッケル、
ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリ
ジウム、白金の化合物が好適である。
による本来の活性の他に、特殊な触媒活性を付与するの
に適した元素によるイオン交換または含浸処理をするこ
とができる。イオン交換および/または含浸に使用され
る金属または非金属化合物は、例えば次の元素即ちメン
デレーエフ周期表によるIB,IIA,IIB,III
A,IIIB,IVA,IVB,VB,VIA,VII
A,およびVIII族に属するいずれかの元素の化合物
とすることができる。特別には、銅、銀、亜鉛、アルミ
ニウム、ガリウム、インヂウム、タリウム、鉛、リン、
アンチモン、ビスマス、クロム、モリブデン、タングス
テン、マンガン、レニウム、鉄、コバルト、ニッケル、
ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリ
ジウム、白金の化合物が好適である。
【0021】ゼオライト型物質は触媒としての利用のた
めに、所望に応じて、適切な結合剤と結合させることが
できる。結合剤は適切には、普通のアリミナ、シリカ、
粘土もしくはアルミノリン酸塩結合剤の一種またはこれ
ら結合剤の組合わせとすることができる。結合剤とゼオ
ライト型物質の全量に対する結合剤量は、90重量%ま
で例えば10−90重量%とすることができる。所望に
応じて、他の公知のゼオライトが、結合剤と共にまたは
無しで存在することができる。
めに、所望に応じて、適切な結合剤と結合させることが
できる。結合剤は適切には、普通のアリミナ、シリカ、
粘土もしくはアルミノリン酸塩結合剤の一種またはこれ
ら結合剤の組合わせとすることができる。結合剤とゼオ
ライト型物質の全量に対する結合剤量は、90重量%ま
で例えば10−90重量%とすることができる。所望に
応じて、他の公知のゼオライトが、結合剤と共にまたは
無しで存在することができる。
【0022】この明細書を通じて、X線回析パターンを
参照するときは、通常の固定スリットX線回析計で銅−
アルファ放射を使用して得た粉末回析パターンが示され
ていると理解すべきである。表1からは、充分に焼成さ
れた水素型のSUZ−9のXRDに存在する有意のピー
クの位置が分かる。完全なXRDは、表に記載されたピ
ークの他に弱いピークも含むことができることを理解す
べきである。さらに、ピークが接近している場合には、
分解能の不足から二または三つのピークが単一のピーク
として現れることもある。各ピークの強度は、いくつか
の要因、著しくは非フレーム構造物質の存在に依存して
大幅に変化することも理解すべきである。元の合成ゲル
中に存在するかまたは合成ゲルから生成する水分または
窒素物質の存在によつて、各種d−スペーシングでの各
ピークの相対強度が変化することがある。XRDの細目
に影響する他の要因には、試料のXのYに対するモル比
および粒度および形態が含まれる。以下の実施例で示さ
れるXRDパターンは、焼成または非焼成SUZ−9の
種々の試料から実際に得たものであることは評価されよ
う。データはフィリップスPW1820回析計で、1/
4゜0.2mm、1/4゜固定スッリトを使用して、4
゜−32゜2−シーターまたは4゜−36゜2−シータ
ーのいずれかの範囲を0.025゜段階で走査して収集
したものである。シーターはブラッグ角であり、Iはピ
ークの強度であり、Ioは最強ピークの強度である。d
−スペイシング(オングストローム単位)および相対強
度を銅放射、銅K−アルファの1.54056オングス
トロームの波長で測定するためには、フィリップス−A
PD1700プロセッシングソフトウエアを使用した。
参照するときは、通常の固定スリットX線回析計で銅−
アルファ放射を使用して得た粉末回析パターンが示され
ていると理解すべきである。表1からは、充分に焼成さ
れた水素型のSUZ−9のXRDに存在する有意のピー
クの位置が分かる。完全なXRDは、表に記載されたピ
ークの他に弱いピークも含むことができることを理解す
べきである。さらに、ピークが接近している場合には、
分解能の不足から二または三つのピークが単一のピーク
として現れることもある。各ピークの強度は、いくつか
の要因、著しくは非フレーム構造物質の存在に依存して
大幅に変化することも理解すべきである。元の合成ゲル
中に存在するかまたは合成ゲルから生成する水分または
窒素物質の存在によつて、各種d−スペーシングでの各
ピークの相対強度が変化することがある。XRDの細目
に影響する他の要因には、試料のXのYに対するモル比
および粒度および形態が含まれる。以下の実施例で示さ
れるXRDパターンは、焼成または非焼成SUZ−9の
種々の試料から実際に得たものであることは評価されよ
う。データはフィリップスPW1820回析計で、1/
4゜0.2mm、1/4゜固定スッリトを使用して、4
゜−32゜2−シーターまたは4゜−36゜2−シータ
ーのいずれかの範囲を0.025゜段階で走査して収集
したものである。シーターはブラッグ角であり、Iはピ
ークの強度であり、Ioは最強ピークの強度である。d
−スペイシング(オングストローム単位)および相対強
度を銅放射、銅K−アルファの1.54056オングス
トロームの波長で測定するためには、フィリップス−A
PD1700プロセッシングソフトウエアを使用した。
【0023】
【実施例】以下、実施例によつて本発明を説明する。S
UZ−9の調製には、次の試薬を使用した。 ナトリウムアルミン酸塩、例えばBHD 40重量%A
l2O3,30重量%Na2O,30重量%H2O(実
施例2−4)。 ナトリウムアルミン酸塩、61.3重量%Al2O3,
37.8重量%Na2O(実施例5)。 ナトリウム水酸化物、例えばFSA 蒸留水 テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、例えばFlu
ka(水中で40重量%)(実施例1−4)。 ヒュームドシリカ(Cab−O−Sil,M5)、例え
ばBDH 1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,
5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−
C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウムト
リヒドロキシド(TRISQUATと称する)(水中で
50重量%、実施例2−4)(水中で25.7重量%、
実施例5) カリウム水酸化物、例えばFSA
UZ−9の調製には、次の試薬を使用した。 ナトリウムアルミン酸塩、例えばBHD 40重量%A
l2O3,30重量%Na2O,30重量%H2O(実
施例2−4)。 ナトリウムアルミン酸塩、61.3重量%Al2O3,
37.8重量%Na2O(実施例5)。 ナトリウム水酸化物、例えばFSA 蒸留水 テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、例えばFlu
ka(水中で40重量%)(実施例1−4)。 ヒュームドシリカ(Cab−O−Sil,M5)、例え
ばBDH 1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,
5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−
C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウムト
リヒドロキシド(TRISQUATと称する)(水中で
50重量%、実施例2−4)(水中で25.7重量%、
実施例5) カリウム水酸化物、例えばFSA
【0024】実施例 1 TRISQUATの調製 1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−2,2,5,
5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−
C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウムト
リヒドロキシドは、米国特許第3,950,496号公
報に記載の方法によつて調製した。次の化学構造式を持
つ。
5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ[1,2−
C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピロリウムト
リヒドロキシドは、米国特許第3,950,496号公
報に記載の方法によつて調製した。次の化学構造式を持
つ。
【0025】
【化1】
【0026】ヘキサブロモエチルベンゼン先駆物質は、
エイ.ディ.ユ.ハーディ(A.D.U.Hardy)
等、J.Chem.Soc.Perkin II,19
79年,1013に記載の方法によつて調製した。
エイ.ディ.ユ.ハーディ(A.D.U.Hardy)
等、J.Chem.Soc.Perkin II,19
79年,1013に記載の方法によつて調製した。
【0027】実施例 2 (a)5.71gのカリウム水酸化物を65.00gの
蒸留水中に溶解し、次いで攪拌しながら14.24のヒ
ュ−ムドシリカに添加した。21.81gのテトラエチ
ルアンモニウムヒドロキシドと6.70gのTRISQ
UAT溶液を激しく攪拌しながらそのシリカゲルに添加
した。その結果得られたゲルを次いで、20.0gの水
中に3.00gのナトリウムアルミン酸塩を溶かした溶
液に添加し、激しく攪拌した。反応混合物をさらに1.
5時間攪拌した。反応混合物は次の組成を持つものであ
つた。
蒸留水中に溶解し、次いで攪拌しながら14.24のヒ
ュ−ムドシリカに添加した。21.81gのテトラエチ
ルアンモニウムヒドロキシドと6.70gのTRISQ
UAT溶液を激しく攪拌しながらそのシリカゲルに添加
した。その結果得られたゲルを次いで、20.0gの水
中に3.00gのナトリウムアルミン酸塩を溶かした溶
液に添加し、激しく攪拌した。反応混合物をさらに1.
5時間攪拌した。反応混合物は次の組成を持つものであ
つた。
【0028】20.1SiO2−Al2O3−1.2N
a2O−4.3K2O−5.0TEAOH−O.8TR
ISQUAT−483.9H2O TEAOH=テトラエチルアンモニウムヒドロキシド
a2O−4.3K2O−5.0TEAOH−O.8TR
ISQUAT−483.9H2O TEAOH=テトラエチルアンモニウムヒドロキシド
【0029】反応混合物を150cm3容量の圧力容器
に入れ、135℃で116時間加熱した。圧力容器は反
応の間回転させた。この期間の終期に圧力容器を室温ま
で冷却し、その内容物を濾過した。固体生産物を蒸留水
で洗浄し、100℃で乾燥した。この生産物は、分析の
結果次のモル組成を示した。
に入れ、135℃で116時間加熱した。圧力容器は反
応の間回転させた。この期間の終期に圧力容器を室温ま
で冷却し、その内容物を濾過した。固体生産物を蒸留水
で洗浄し、100℃で乾燥した。この生産物は、分析の
結果次のモル組成を示した。
【0030】7.4SiO2・Al2O3・K2O・
0.1Na2O
0.1Na2O
【0031】X線回析による分析の結果、この生産物を
SUZ−9と同定した。X線回析パターンを表2に示
す。
SUZ−9と同定した。X線回析パターンを表2に示
す。
【0032】(b)実施例2(a)で作製した物質を空
気中で550℃で16時間焼成した。この焼成物質のX
線回析パターンを表3に示す。焼成SUZ−9の収着力
は、n−ヘキサンに対して6.8重量%、トルエンに対
して5.3重量%、シクロヘサンに対して3.1重量%
であつた(P/Po=0.6、T=25℃)。
気中で550℃で16時間焼成した。この焼成物質のX
線回析パターンを表3に示す。焼成SUZ−9の収着力
は、n−ヘキサンに対して6.8重量%、トルエンに対
して5.3重量%、シクロヘサンに対して3.1重量%
であつた(P/Po=0.6、T=25℃)。
【0033】実施例 3 2.86gのカリウム水酸化物を65.00gの蒸留水
中に溶解し、次いで攪拌しながら14.24のヒュ−ム
ドシリカに添加した。21.81gのテトラエチルアン
モニウムヒドロキシドと9.3gのTRISQUAT溶
液を激しく攪拌しながらそのシリカゲルに添加した。そ
の結果得られたゲルを次いで、20.0gの水中に6.
0gのナトリウムアルミン酸塩を溶かした溶液に添加し
た。反応混合物を1時間攪拌した。反応混合物は次の組
成を持つものであつた。
中に溶解し、次いで攪拌しながら14.24のヒュ−ム
ドシリカに添加した。21.81gのテトラエチルアン
モニウムヒドロキシドと9.3gのTRISQUAT溶
液を激しく攪拌しながらそのシリカゲルに添加した。そ
の結果得られたゲルを次いで、20.0gの水中に6.
0gのナトリウムアルミン酸塩を溶かした溶液に添加し
た。反応混合物を1時間攪拌した。反応混合物は次の組
成を持つものであつた。
【0034】10.0SiO2−Al2O3−1.2N
a2O−1.1K2O−2.5TEAOH−O.6TR
ISQUAT−247H2O
a2O−1.1K2O−2.5TEAOH−O.6TR
ISQUAT−247H2O
【0035】反応混合物を150cm3容量の圧力容器
に入れ、135℃で184時間加熱した。圧力容器は反
応の間回転させた。この期間の終期に圧力容器を室温ま
で冷却し、その内容物を濾過した。固体生産物を蒸留水
で洗浄し、100℃で乾燥した。この生産物の分析の結
果は、次の組成を示した。
に入れ、135℃で184時間加熱した。圧力容器は反
応の間回転させた。この期間の終期に圧力容器を室温ま
で冷却し、その内容物を濾過した。固体生産物を蒸留水
で洗浄し、100℃で乾燥した。この生産物の分析の結
果は、次の組成を示した。
【0036】5.6SiO2−Al2O3−0.7K2
O
O
【0037】この固型物を空気中で550℃で16時間
焼成した。6.2gの焼成物質を、120mlの1.5
M硝酸アンモニウム溶液と共に80℃で3時間環流し
た。この操作を、蒸留水で途中洗浄しながら2回超える
回数反復した。アンモニウム型ゼオライトを次いで、空
気中で400℃で5時間焼成して、水素型とした。この
焼成水素型SUZ−9のX線回析パターンを表5に示
す。
焼成した。6.2gの焼成物質を、120mlの1.5
M硝酸アンモニウム溶液と共に80℃で3時間環流し
た。この操作を、蒸留水で途中洗浄しながら2回超える
回数反復した。アンモニウム型ゼオライトを次いで、空
気中で400℃で5時間焼成して、水素型とした。この
焼成水素型SUZ−9のX線回析パターンを表5に示
す。
【0038】実施例 4 反応混合物を、実施例2と全く同じ方法で調製し、3.
5時間攪拌した。反応混合物を150cm3容量の圧力
容器に入れ、135℃で188時間加熱した。この期間
の終期に圧力容器を室温まで冷却し、その内容物を濾過
した。固体生産物を蒸留水で洗浄し、100℃で乾燥し
た。次いでそれを焼成し、その一部を実施例3に記載し
た方法で焼成水素型に変換した。焼成水素型SUZ−9
のX線回析パターンを表4に示す。
5時間攪拌した。反応混合物を150cm3容量の圧力
容器に入れ、135℃で188時間加熱した。この期間
の終期に圧力容器を室温まで冷却し、その内容物を濾過
した。固体生産物を蒸留水で洗浄し、100℃で乾燥し
た。次いでそれを焼成し、その一部を実施例3に記載し
た方法で焼成水素型に変換した。焼成水素型SUZ−9
のX線回析パターンを表4に示す。
【0039】実施例 5 12.68gのTRISQWAT溶液を40.00gの
蒸留水と混合し、次いで激しく攪拌しながら9.50の
ヒュ−ムドシリカに添加した。その結果得られた混合物
を、20.2gの蒸留水中に2.6gのナトリウムアル
ミン酸塩と4.11gのカリウム水酸化物を溶かした溶
液に添加した。反応混合物を1.5時間攪拌した。反応
混合物は次の組成を持つものであつた。
蒸留水と混合し、次いで激しく攪拌しながら9.50の
ヒュ−ムドシリカに添加した。その結果得られた混合物
を、20.2gの蒸留水中に2.6gのナトリウムアル
ミン酸塩と4.11gのカリウム水酸化物を溶かした溶
液に添加した。反応混合物を1.5時間攪拌した。反応
混合物は次の組成を持つものであつた。
【0040】10.1SiO2−Al2O3−Na2O
−2.3K2O−O.6TRISQUAT−247.9
H2O
−2.3K2O−O.6TRISQUAT−247.9
H2O
【0041】反応混合物を150cm3容量の圧力容器
に入れ、135℃で93時間加熱した。圧力容器は反応
の間攪拌しなかつた。この期間の終期に圧力容器を室温
まで冷却し、その内容物を濾過した。固体生産物を蒸留
水で洗浄し、100℃で乾燥した。この生産物は、分析
の結果次の組成を示した。
に入れ、135℃で93時間加熱した。圧力容器は反応
の間攪拌しなかつた。この期間の終期に圧力容器を室温
まで冷却し、その内容物を濾過した。固体生産物を蒸留
水で洗浄し、100℃で乾燥した。この生産物は、分析
の結果次の組成を示した。
【0042】6.6SiO2−Al2O3−0.9K2
O
O
【0043】生産物を実施例3の場合と同様に焼成し、
その一部を実施例3に記載した方法で焼成水素型に変換
した。ただし、0.3gの固形物を50mlの硝酸アン
モニウムで処理し、そのアンモニウム型ゼオライトを空
気中で550℃で2時間焼成した。焼成水素型SUZ−
9のX線回析パターンを表6に示す。
その一部を実施例3に記載した方法で焼成水素型に変換
した。ただし、0.3gの固形物を50mlの硝酸アン
モニウムで処理し、そのアンモニウム型ゼオライトを空
気中で550℃で2時間焼成した。焼成水素型SUZ−
9のX線回析パターンを表6に示す。
【0044】表6のX線回析結果は、この生産物が表1
のXRDに示したのと同じようなSUZ−9の構造を有
することを示している。なぜなら反射のすべたが表1と
同一の位置にあり、大部分の反射が表1と同一の相対強
度を有するからである。表6の相対強度の差異は、実施
例5の焼成水素型生産物の結晶が円筒状であり、実施例
2−4の結晶よりもかなり長いという事実によるかも知
れない。それ故、これらの結晶の方がXRD試料ホルダ
ー中で好適な配向をとり易く、そのことによつてある反
射がより強くなる。
のXRDに示したのと同じようなSUZ−9の構造を有
することを示している。なぜなら反射のすべたが表1と
同一の位置にあり、大部分の反射が表1と同一の相対強
度を有するからである。表6の相対強度の差異は、実施
例5の焼成水素型生産物の結晶が円筒状であり、実施例
2−4の結晶よりもかなり長いという事実によるかも知
れない。それ故、これらの結晶の方がXRD試料ホルダ
ー中で好適な配向をとり易く、そのことによつてある反
射がより強くなる。
【0045】実施例 6 実施例3の焼成水素型SUZ−9の触媒活性を、炭化水
素のクラッキングの場合について試験した。焼成水素型
SUZ−9をペレット化し、粉砕して600ミクロン篩
を通過するが250ミクロン篩を通過しないものとし
た。この物質の2.0g(5.0ml)を石英反応器に
入れ、流れ空気中で触媒の温度を毎分4℃で550℃ま
で上昇させ、その温度を16時間保持することによつて
熱活性化した。次いで触媒を400℃まで放冷した後、
400℃でn−ドデカンの触媒的変換について試験し
た。n−ドデカンの変換を、窒素キャリヤーガスの存在
下で4.5のWHSVで行つた(毎分79mlの流速、
25℃で測定)。WHSVは触媒の重量当たり毎時供給
されるドデカンの重量を表す。反応30分の後、n−ド
デカンの変換率は13.3%であつた。生産物炭素モル
選択性(全炭素モル変換量に対する各成分の炭素モル収
量%として定義される)はC1−4アルカン(21.5
%)、C2−4アルケン(38.3%)、およびC
5−11アルカン/アルケン(40.2%)であつた。
素のクラッキングの場合について試験した。焼成水素型
SUZ−9をペレット化し、粉砕して600ミクロン篩
を通過するが250ミクロン篩を通過しないものとし
た。この物質の2.0g(5.0ml)を石英反応器に
入れ、流れ空気中で触媒の温度を毎分4℃で550℃ま
で上昇させ、その温度を16時間保持することによつて
熱活性化した。次いで触媒を400℃まで放冷した後、
400℃でn−ドデカンの触媒的変換について試験し
た。n−ドデカンの変換を、窒素キャリヤーガスの存在
下で4.5のWHSVで行つた(毎分79mlの流速、
25℃で測定)。WHSVは触媒の重量当たり毎時供給
されるドデカンの重量を表す。反応30分の後、n−ド
デカンの変換率は13.3%であつた。生産物炭素モル
選択性(全炭素モル変換量に対する各成分の炭素モル収
量%として定義される)はC1−4アルカン(21.5
%)、C2−4アルケン(38.3%)、およびC
5−11アルカン/アルケン(40.2%)であつた。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】
Claims (13)
- 【請求項1】 脱水有機遊離型では、経験式: m(M2/aO):XzOxz/2:yYO2 (I) (式中、mは0.5−1.5であり、Mは原子価aのカ
チオンであり、xは2−3であり、Xはアルミニウム、
ガリウム、ホウ素、亜鉛および鉄から選択された原子価
xの金属であり、zはxが3のとき2であり、zはxが
2のとき1でありyは少なくとも2であり、Yはケイ素
もしくはゲルマニウムである。)を有し、かつ焼成水素
型では、実質的に表1に示すような有意のピークを含む
X線回析パターンを有することを特徴とするゼオライト
型物質。 - 【請求項2】 Xはアルミニウムである請求項1記載の
物質。 - 【請求項3】 Yはケイ素である請求項1または請求項
2のいずれかに記載の物質。 - 【請求項4】 焼成水素型である請求項1−3のいずれ
か一項に記載の物質。 - 【請求項5】 Mはカリウムまたはカリウムとナトリウ
ムの混合物である請求項1−4のいずれか一項に記載の
物質。 - 【請求項6】 請求項1−5のいずれか一項に記載の物
質の製造方法において、水性アリカリ条件で酸化物YO
2源;水分;酸化物XzOxz/2源;およびM(O
H)a源;1,3,4,6,7,9−ヘキサヒドロ−
2,2,5,5,8,8−ヘキサメチル−2H−ベンゾ
[1,2−C:3,4−C´−5,6−C´´]トリピ
ロリウムトリヒドロキシドまたはその先駆物質または反
応生成物;を共に反応させること、反応条件が請求項1
記載の物質を生成するように選択され保持されることか
らなることを特徴とする製造方法。 - 【請求項7】 反応混合物が少なくとも19の原子番号
の少なくとも一種のアルカリ金属からなる請求項6記載
の製造方法。 - 【請求項8】 反応混合物がカリウムまたはカリウムと
ナトリウムの混合物からなる請求項5または請求項6の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 反応混合物がテトラエチルアンモニウム
ヒドロオキシドもしくはハリドまたはその先駆物質また
は反応生成物からなる請求項5−8のいずれか一項に記
載の製造方法。 - 【請求項10】 反応混合物が各成分を次のモル比、即
ちYO2/XzOxz/2=少なくとも3;H2O/Y
O2=5−500;OH−/YO2=1.5未満;テト
ラエチルアンモニウム化合物と1,3,4,6,7,9
−ヘキサヒドロ−2,2,5,5,8,8−ヘキサメチ
ル−2H−ベンゾ[1,2−C:3,4−C´−5,6
−C´´]トリピロリウムトリヒドロキシド化合物/Y
O2=0.01−2.0;で有する請求項9記載の製造
方法。 - 【請求項11】 反応混合物が各成分を次のモル比、即
ちYO2/XzOxz/2=5−30;H2O/YO2
=10−50;OH−/YO2=0.1−0.8;テト
ラエチルアンモニウム化合物と1,3,4,6,7,9
−ヘキサヒドロ−2,2,5,5,8,8−ヘキサメチ
ル−2H−ベンゾ[1,2−C:3,4−C´−5,6
−C´´]トリピロリウムトリヒドロキシド化合物/Y
O2=0.05−1.0;で有する請求項10記載の製
造方法。 - 【請求項12】 反応混合物中で、M2O/XzOxz
/2モル比が1.5−10である請求項6−11のいず
れか一項に記載の製造方法。 - 【請求項13】 炭化水素または酸素化物を他の生産物
に変換する方法において、供給原料を、請求項1−5の
いずれか一項に記載の合成物質または請求項6−12の
いずれか一項に記載の製造方法によつて製造された合成
物質の上を通過させることからなることを特徴とする変
換方法。
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