JPH05201374A - 運動量計付自転車 - Google Patents
運動量計付自転車Info
- Publication number
- JPH05201374A JPH05201374A JP4035857A JP3585792A JPH05201374A JP H05201374 A JPH05201374 A JP H05201374A JP 4035857 A JP4035857 A JP 4035857A JP 3585792 A JP3585792 A JP 3585792A JP H05201374 A JPH05201374 A JP H05201374A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- chain
- tension
- momentum
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自転車走行中の運動量を測定する。
【構成】 走行中の自転車の動力伝達用チェーンの張力
を測定することにより、自転車を走行させている時の運
動量を測定し、消費カロリーを算出する。
を測定することにより、自転車を走行させている時の運
動量を測定し、消費カロリーを算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】自転車を走行させるために必要な
運動量を測定する方法に関する。
運動量を測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来日常生活の運動量を測定する方法と
しては、歩数計,消費カロリー計を用いたものであっ
た。
しては、歩数計,消費カロリー計を用いたものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の歩数計,消費カ
ロリー計は歩行中の身体の上下運動を、腰部につけた歩
数計のセンサーで検出していたために、自転車で強い運
動をしても歩数として検出されず、従って消費カロリー
としても静止状態に相当する基礎代謝量しか消費されて
いないようになっていた。歩数計を脚部につけて自転車
を漕ぐと脚を上下させた衝撃が歩数計に伝達されれば回
数だけ検出はされるが、坂道を登るときでも、下るとき
でも同じ歩数として記録されるために、カロリーも同じ
ように消費されているようになっていた。
ロリー計は歩行中の身体の上下運動を、腰部につけた歩
数計のセンサーで検出していたために、自転車で強い運
動をしても歩数として検出されず、従って消費カロリー
としても静止状態に相当する基礎代謝量しか消費されて
いないようになっていた。歩数計を脚部につけて自転車
を漕ぐと脚を上下させた衝撃が歩数計に伝達されれば回
数だけ検出はされるが、坂道を登るときでも、下るとき
でも同じ歩数として記録されるために、カロリーも同じ
ように消費されているようになっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】走行用の自転車の動力伝
達用チェーンの張力を測定する。
達用チェーンの張力を測定する。
【0005】
【作用及び効果】走行中の自転車のチェーンの張力を測
定することにより、従来の歩数計,消費カロリー計では
検出できなかった自転車走行中の人間の運動量を測定す
ることが可能になり、一日の消費カロリーをより正確に
測定できる。また、エルゴメーターを利用した室内での
単調な運動に比べ、室外の変化に富んだ環境の中で自転
車を走行させながら自然な状態で運動量,消費カロリー
を測定することができる。
定することにより、従来の歩数計,消費カロリー計では
検出できなかった自転車走行中の人間の運動量を測定す
ることが可能になり、一日の消費カロリーをより正確に
測定できる。また、エルゴメーターを利用した室内での
単調な運動に比べ、室外の変化に富んだ環境の中で自転
車を走行させながら自然な状態で運動量,消費カロリー
を測定することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は従来の自転車の基本構造を示す図、
図2は本発明の一実施例を示す図、図3は本発明の他の
実施例を示す図、図4は歩数計を装着した人物の図、で
ある。
て説明する。図1は従来の自転車の基本構造を示す図、
図2は本発明の一実施例を示す図、図3は本発明の他の
実施例を示す図、図4は歩数計を装着した人物の図、で
ある。
【0007】従来の歩数計(5),消費カロリー計は図
4に示すように使用者の腰部に装着して歩行中の使用者
の左の脚,右の脚が地面に着地したときの衝撃を検出し
て、歩数,消費カロリーを算出するもの、図には無いが
片脚に装着して1回の衝撃で2カウントするようにした
ものがあるが、いずれの場合も衝撃の強弱は検出できる
が、力の強弱は検出できないために、ものを押す力の強
弱の検出はできなかった。
4に示すように使用者の腰部に装着して歩行中の使用者
の左の脚,右の脚が地面に着地したときの衝撃を検出し
て、歩数,消費カロリーを算出するもの、図には無いが
片脚に装着して1回の衝撃で2カウントするようにした
ものがあるが、いずれの場合も衝撃の強弱は検出できる
が、力の強弱は検出できないために、ものを押す力の強
弱の検出はできなかった。
【0008】このため日常生活の消費カロリーを測定す
る従来の消費カロリー計では、自転車に乗って運動して
いるときは腰部に装着した消費カロリー計には衝撃が伝
わらず、従って消費カロリーは基礎代謝分しか検出され
ず実際との差が大きくなって測定データが不正確なもの
になっていた。
る従来の消費カロリー計では、自転車に乗って運動して
いるときは腰部に装着した消費カロリー計には衝撃が伝
わらず、従って消費カロリーは基礎代謝分しか検出され
ず実際との差が大きくなって測定データが不正確なもの
になっていた。
【0009】本発明はこの欠点を解消するもので、図2
に示す本発明の一実施例、図3に示す本発明の他の実施
例のように、自転車の動力伝達用チェーンの張力を測定
して自転車走行時の運動量,消費カロリーを検出しよう
とするものである。
に示す本発明の一実施例、図3に示す本発明の他の実施
例のように、自転車の動力伝達用チェーンの張力を測定
して自転車走行時の運動量,消費カロリーを検出しよう
とするものである。
【0010】図2,図3において、ペダルギヤー(6)
と後輪ギヤー(7)にリンク状に架設された動力伝達用
チェーン(1)の上方部には、チェーンの上方部の張力
を検出するために張力検出機構(2)が併設されてい
る。チェーンの下方部に併設されているギヤーは、チェ
ーンの緩みを防止するための遊びギヤー(8)である。
と後輪ギヤー(7)にリンク状に架設された動力伝達用
チェーン(1)の上方部には、チェーンの上方部の張力
を検出するために張力検出機構(2)が併設されてい
る。チェーンの下方部に併設されているギヤーは、チェ
ーンの緩みを防止するための遊びギヤー(8)である。
【0011】自転車で平地,下り坂,登り坂を同じ速さ
で走行しようとするとき、車輪を回転させるためのペダ
ルを押す力はそれぞれ異なってくる。更にこの力は動力
伝達用チェーンの張力の差となって表れるので、このチ
ェーンの張力を検出すれば自転車を走行させるための人
間の運動量を知ることができる。
で走行しようとするとき、車輪を回転させるためのペダ
ルを押す力はそれぞれ異なってくる。更にこの力は動力
伝達用チェーンの張力の差となって表れるので、このチ
ェーンの張力を検出すれば自転車を走行させるための人
間の運動量を知ることができる。
【0012】図2に示す張力検出機構(2)は、チェー
ンの上方部の外側に検出用ギヤー(9)を当設して、検
出用ギヤーの取付部(10)に掛かる力をストレンゲー
ジ(11)等で検出するものである。下り坂のときは軽
い力で自転車を走行することができるのでチェーンの張
力は小さくなり、検出用ギヤーを押す力も小さくなる
が、登り坂のときには後転しようとする力に抗して自転
車のペダルを強く踏みつけることが必要になり、従って
チェーンの張力は大きくなって、検出用ギヤーを押す力
も大きくなる。尚、検出用ギヤーはチェーンの内側に当
設してもよい。
ンの上方部の外側に検出用ギヤー(9)を当設して、検
出用ギヤーの取付部(10)に掛かる力をストレンゲー
ジ(11)等で検出するものである。下り坂のときは軽
い力で自転車を走行することができるのでチェーンの張
力は小さくなり、検出用ギヤーを押す力も小さくなる
が、登り坂のときには後転しようとする力に抗して自転
車のペダルを強く踏みつけることが必要になり、従って
チェーンの張力は大きくなって、検出用ギヤーを押す力
も大きくなる。尚、検出用ギヤーはチェーンの内側に当
設してもよい。
【0013】図3に示す張力検出機構(2)は、3個の
ギヤーの間に上方部のチェーンを通すことにより、中間
部のギヤーの取付部(10)に掛かる力をストレンゲー
ジ(11)等で検出するものである。
ギヤーの間に上方部のチェーンを通すことにより、中間
部のギヤーの取付部(10)に掛かる力をストレンゲー
ジ(11)等で検出するものである。
【0014】張力検出機構(2)で検出されたデータは
処理部(図示せず)で電気的に処理されて表示部(3)
に表示される。又、コネクタ(4)等を介して歩数計,
消費カロリー計をセットすれば検出されたデータを直接
読み込むことも可能である。更に、データは記憶部(図
示せず)に記憶されたあと他の歩数計,消費カロリー計
等に読み込むことによって、歩行のデータに継続して使
用することもできる。
処理部(図示せず)で電気的に処理されて表示部(3)
に表示される。又、コネクタ(4)等を介して歩数計,
消費カロリー計をセットすれば検出されたデータを直接
読み込むことも可能である。更に、データは記憶部(図
示せず)に記憶されたあと他の歩数計,消費カロリー計
等に読み込むことによって、歩行のデータに継続して使
用することもできる。
【0015】以上のように本発明によれば、従来の歩数
計,消費カロリー計では計測できなかった自転車を走行
中の運動量が計測可能になり、日常生活の消費カロリー
を従来の消費カロリー計より更に正確に把握することが
可能になる、又、従来の室内でのエルゴメータによる単
調な運動に代わることもできるという優れた効果があ
る。
計,消費カロリー計では計測できなかった自転車を走行
中の運動量が計測可能になり、日常生活の消費カロリー
を従来の消費カロリー計より更に正確に把握することが
可能になる、又、従来の室内でのエルゴメータによる単
調な運動に代わることもできるという優れた効果があ
る。
【図1】従来の自転車の基本構造を示す図
【図2】本発明の一実施例を示す図
【図3】本発明の他の実施例を示す図
【図4】歩数計を装着した人物を示す図
1 動力伝達用チェーン 2 張力検出機構 3 表示部 4 コネクタ 5 歩数計 6 ペダルギヤー 7 後輪ギヤー 8 遊びギヤー 9 検出用ギヤー 10 取付部 11 ストレンゲージ
Claims (2)
- 【請求項1】 走行に要している運動量を計測可能にし
た運動量計付自転車。 - 【請求項2】 運動量の検出方法として自転車の動力伝
達用チェーンの張力を測定することを特徴とした特許請
求の範囲第1項記載の運動量計付自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4035857A JPH05201374A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 運動量計付自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4035857A JPH05201374A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 運動量計付自転車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201374A true JPH05201374A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12453660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4035857A Pending JPH05201374A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 運動量計付自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05201374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2407216A2 (de) | 2007-08-30 | 2012-01-18 | Wilson, Ian John | Ergometrisches Trainingsgerät |
EP2728329A1 (en) * | 2012-11-05 | 2014-05-07 | Evolo Evolving Mobility, S.L. | Measuring device and method for measuring stress in a transmission system |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP4035857A patent/JPH05201374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2407216A2 (de) | 2007-08-30 | 2012-01-18 | Wilson, Ian John | Ergometrisches Trainingsgerät |
EP2728329A1 (en) * | 2012-11-05 | 2014-05-07 | Evolo Evolving Mobility, S.L. | Measuring device and method for measuring stress in a transmission system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11885702B2 (en) | Apparatus, system and method for power measurement | |
Palmer et al. | Assessment of the reproducibility of performance testing on an air-braked cycle ergometer | |
US7874957B2 (en) | Apparatus for measuring exercise performance | |
US10571349B2 (en) | Apparatus, system and method for power measurement at a crank axle and crank arm | |
US7806006B2 (en) | Bicycle torque measuring system | |
US4770411A (en) | Exercise apparatus ergometer | |
US6836711B2 (en) | Bicycle data acquisition | |
US4423630A (en) | Cyclic power monitor | |
US8762077B2 (en) | Device and method for measurement of cycling power output | |
Swain et al. | Influence of body size on oxygen consumption during bicycling | |
US5644511A (en) | Cyclometer computer | |
JPH0515457B2 (ja) | ||
Duc et al. | Validity and reproducibility of the ergomo® pro power meter compared with the srm and powertap power meters | |
JPS6338474A (ja) | トレ−ニング自転車装置 | |
Millet et al. | Validity and reliability of the Polar® S710 mobile cycling powermeter | |
JP4641639B2 (ja) | 総合運動システム | |
JPH05201374A (ja) | 運動量計付自転車 | |
Kenny et al. | A comparative analysis of physiological responses at submaximal workloads during different laboratory simulations of field cycling | |
US5893817A (en) | Lawn mower with exercise computer and display | |
TWI681178B (zh) | 左右腳踩踏分析系統 | |
US11280689B2 (en) | Apparatus, system and method for power measurement at a crank axle and crank arm | |
KR102226708B1 (ko) | 음악연동 운동 및 학습용 자전거 | |
JP3073900B2 (ja) | 走行パラメータを考慮した性能メータ及び測定管理方法 | |
WO1999049942A1 (es) | Dispositivo simulador de precision aplicado al ciclismo | |
TWM578799U (zh) | Left and right foot stepping analysis system |