JPH05200096A - 完全充填用アンプル、および製剤、医薬あるいは工業的特性を有する液体製品の保存に適する注射器 - Google Patents

完全充填用アンプル、および製剤、医薬あるいは工業的特性を有する液体製品の保存に適する注射器

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JPH05200096A
JPH05200096A JP4222822A JP22282292A JPH05200096A JP H05200096 A JPH05200096 A JP H05200096A JP 4222822 A JP4222822 A JP 4222822A JP 22282292 A JP22282292 A JP 22282292A JP H05200096 A JPH05200096 A JP H05200096A
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ampoule
occluder
piston
filling
syringe
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Georges Berrebi
ベレビ ジョルジュ
Yves Toporenko
トポレンコ イーヴ
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KURU SARL SOC
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、完全充填用アンプルおよびその使
用方法に関する。前記アンプルは、例えばプラスチック
製またはガラス製で、透明、不透明、または着色させて
おり、円錐台状の縦断する閉鎖器2によって充填後に閉
じられるエンベロープ1から成り、エンベロープ1は使
用する材料の弾性特性が完全充填を行うのに充分ではな
い場合には、膨張相殺装置3を備える内壁を有する。充
填口は、外側に円錐形の突起部4がある。貯蔵部の内側
には中空の球6があり、場合によってはこの球6によっ
て液体の膨張作用を相殺することができ、液体を均一化
するのに役立つ。キャップ5は充填口を保護する。 【効果】 本発明のアンプルによると、既存のアンプル
の品質が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、完全充填用アンプルお
よびその使用方法に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】現行技術では、アン
プルの語は解剖学、病理学または薬学において、液体を
満たす中空器を指すのに用いられる。薬学的なアンプル
は炎で密閉したガラス管であり、その中にあらかじめ医
薬品溶液が入っている。アンプルは、注射用製品に関し
て製品の正確な用量決定、酸素、汚れに対する製品の保
護、製品が安定であれば無限的な保存、基本的滅菌の可
能性など、いくつかの利点をもたらす。
【0003】注射用アンプルは、皮下、静脈内等の注射
によって投与する製品を提供し、保存する最良の手段の
1つである。アンプルの通常の特質に加えて、アンプル
を構成するガラスはいわば中性であり、すなわち内容物
に対して反応する恐れがない。
【0004】非常に使いやすい自動注射用アンプルは、
無菌の全面的保証を提供するものであり、針を備え、す
ぐに注射することができる使い捨ての小さな注射器から
なっている(密閉プラスチック包装されている)。
【0005】経口用アンプルは、特に空気中の酸素によ
って分解される物質について、正確な用量と良好な保存
という利点をもたらし、滅菌(シロップ等のような経口
製品については必要ないが)は、保存性をさらに改善す
る。切り離せない製品の入った2つのアンプルは口と口
を接合することができ、これが対アンプルであって、使
用の際に内容物を混合する。
【0006】
【課題を解決するための手段および実施例】本発明は、
接触する液体に対して化学的に中性なプラスチック製エ
ンベロープ(外被、外側包装)の使用により既存のアン
プルの品質を改善することを目的とする。エンベロープ
の作製のために使用する材料は、エンベロープが接触す
る液体が光、特に紫外線を嫌うかどうかによって不透
明、透明または着色されていてもよい。
【0007】図1に表された本発明は、エンベロープ
(1) が従来の2ポイント型ガラス製アンプルに類似して
いるが、充填口が完全充填に必要とされる円錐台型の貫
通する軸(2) によって自動的に閉鎖される点で異なって
いるアンプルを示す。ガラスは、プラスチック、プレキ
シガラス(plexiglass)、金属、または同等のあらゆる材
料に置き換えることができる。
【0008】充填口は、別個に固定された内側と外側が
円錐形の突起部(4) によって保護される;外側面積は最
小であって、最大級のものにもはめ込むことができ、必
要であれば2つのアンプルを直列式に接合することを容
易にする断面を持つことが確認される。
【0009】各々の突起部は、円錐形嵌入による閉じキ
ャップ(5) をはめるか、または環状クリップにより爪車
装置(9) で閉じることができる。使用前に、アンプルに
充填する液体を均一化するためにすすめられる範囲内
で、圧縮可能な材料によって実現される中空または芯ま
で充実したボールまたは球(6) を、閉鎖器の軸(2) を取
り付ける前にアンプルの空洞に挿入する。それらは、さ
らに正または負の温度変化による膨張作用を相殺するこ
とができる。閉鎖器の軸(2) は、a−b軸に沿って保持
装置(8) を備えている(図2参照、a−b軸による断面
図)。
【0010】より明確に図1の種々の要素を既述する: (1) アンプルのエンベロープ。 (2) 中心部が中空である閉鎖器。 (3) アンプルが温度変化による作用に耐えることが要求
される場合、アンプルの設計時に使用することができる
膨張環。 (4) 充填および閉鎖用の注射器を取り付ける円錐形突起
部によるアンプルの充填口の保護。 円錐形突起部は、採取用の針、または閉鎖器が動かなく
なって塞いだ時に閉鎖器を取り除くための加撃器(*)
を取り付けることができる。 (5) 保護キャップ。 (6) アンプルが膨張環なしで設計されているときには、
中空球を用いることができ、中空球はさらにアンプルを
攪拌する際に混合物または液体を均一化することを可能
にする。 (7) 差し込み抽出器用の切り込み。 (10) 図2(a−b軸に従った閉鎖器の断面図)におい
て、表示部分は充填の際に閉鎖器を用いた状態に維持す
ることができる。閉鎖器は円錐形を貫通している。 (11) 中空ねじ。 (12) 保護キャップに組み込まれた移し変えコック。 (*)加撃器は、閉鎖器に圧力を加えた時に閉鎖器を持
ち上げる目打ちねじを備えたキャップ、かかるキャップ
はアンプルの内部にある液体の流動を助ける効果がある
が、もくしはキャップについている移し変えコックの口
の介在物によって置き換えることができる。
【0011】図3は、充填の間閉鎖器を開放状態の位置
に保持する保持装置(dispositifs d'imperdabilite)(8)
を備えた、プラスチック製の円錐台状閉鎖器の軸(2) を
詳細に示す。a−b断面は、それによって充填中または
アンプルを空にする際に液体が流れることのできる溝を
表している。符号(13)は閉鎖器の軸の閉鎖面を表し、符
号(14)はアンプルのエンベロープに組み込まれた突起部
を示す。符号(4) は、閉鎖器の軸に取り付けられている
差し込み抽出装置の位置を示す。突起部は、注射器の針
の取付口または先端を収容するように調節される。
【0012】図4は、注射器の機能を果たすことができ
る完全充填用アンプルを表す。図4は、採取および注射
ならびにアンプルを空にする際の不測の閉鎖のために考
案された。完全充填・自動閉鎖アンプルの1つの態様を
表している。
【0013】符号は次の意味に相当する: (1) 上部が開いた、目盛り付のガラス製またはプラスチ
ック製または同等の円筒。 (4) 突起部がついた充填口。 (5) 保護キャップ。 (8) 閉鎖器の保持装置。 (9) ねじ留め、または爪車装置によって閉鎖器の基部に
取り付けることができる、取り外し可能型のピストン操
作棒。 (14)プラスチック製ピストン。 (15)円錐台形閉鎖器。 (16)ねじ山または爪車装置部分。 (17)ピストンと閉鎖器の間のプラスチック線による柔軟
な自動連結部。 (18)引っ張り応力制限器。 (19)アンプルを空にする際に、ピストンと閉鎖器の間の
連結線を巻き付ける役割をする回転支軸。
【0014】図4では、符号は次のように定義される: (1) 完全充填用注射器またはアンプルの本体。 (4) 円錐形突起部は採取または注射のための針を取り付
けることができる。 (4bis)ピストンが低い位置にあるとき、閉鎖器を開いた
状態に保持する役割を果たす柔軟な仕切壁。 (5) ピストン操作棒の取り外し後の保護キャップ。 (8) 保持装置。 (9) ピストン操作棒(ネジを外すことにより取り外し可
能)。推力の環または固定接点。充填の限界。 (14)プラスチック製またはゴム製のピストン。 (15)円錐形の閉鎖器。 (16)ねじ山が切ってある部分。 (17)ピストンと閉鎖器の間の連結線。 (18)引っ張り補正装置。
【0015】全体に使用される材料:ガラスまたはプラ
スチックまたは同等材料。
【0016】注記:充填の限界になると、ピストンと閉
鎖器の間の連結線が張ってピストンは引っ張られず、ピ
ストンと閉鎖器を隔てる距離は液体の不測の膨張のため
に留保される。
【0017】図5は、液体の採取および注射針の取付の
可能性のために設計され、閉鎖器の抽出器を備えた、図
4に従って定義された完全充填用アンプルの針取付口を
詳細に示す。符号は次の意味に相当する。
【0018】(21)円錐形突起部を備えたアンプルの充填
口。 (22)円錐形閉鎖器。 (23)抽出器の支持キャップ。 (24)側面に穴のあいた中空のねじ、および注射針の先端
の取付を想定した円錐形の針取付口。 (25)気密パッキング。 (26)閉鎖器とピストンの間の連結の線、または紐。 (27)液体を移送する空洞部。
【0019】図6は、完全充填用の取付要素全体(注射
器およびアンプル)の構成を示す。符号は、次の意味に
対応し、従って図6は完全充填用アンプルからの採取お
よび注射を可能にする全体を表している。
【0020】(31)プラスチック製またはガラス製注射器
の本体。 (32)ピストン。 (33)ピストン操作。 (34)閉鎖器の操作棒。 (35)閉鎖器操作棒の通過に対する気密環。 (36)バヨネット(差し込み)式ロック装置。 (37)アンプル本体。 (38)採取針。 (39)針の保護具。
【0021】図6の中で、次の符号は区別して扱う: (31)目盛り付の円筒形本体。 (32)ピストン。 (33)注射器のピストンの移動操作のための中空棒。 (34)アンプルの閉鎖器の開閉操作棒。 (35)中心気密環。 (35 bis )ピストンの気密環。 (36)アンプルの閉鎖器と注射器の操作棒の間のロック装
置。 (36bis)注射器の本体とアンプルの本体を連結させる円
錐形の接合部。 (37)液体。 (37 bis)完全充填用アンプルの閉鎖器の余裕空間。 (38)アンプルの上に針を接続させる円錐形のはめ込み。 (39 bis)完全充填用アンプル。 (39)針の保護具。
【0022】図6は、このように完全充填用アンプルを
用いた液体の採取または注射のために設計された二重の
効果を持つ注射器を表しており、完全充填用アンプルは
注射器と針の間に入る。この目的を達成するために、従
来の注射器がピストンおよびその操作部の内側で動き、
採取または注射の対象である液体を収容するためのアン
プルの閉鎖器に作用することができる軸を付け加えるこ
とによって変更されていることがわかる。
【0023】注射器および完全充填用アンプルの使用方
全体(注射器、アンプル、針)が滅菌エンベロープに包
装されている。
【0024】1.液体の採取(血液、体液、滑液等) 種々の要素を組み合わせる:本文に添付する略図に従っ
て注射器、アンプルおよび針。片手で取り付けた後、ア
ンプルの閉鎖器の開閉操作棒を介して、もう一方の手で
全体を保持する。これをアンプルの閉鎖器の差し込み装
置の中に連結するまで差し入れる。アンプルの閉鎖器の
ロックを外す、または開放することは、この操作のため
の注射器の操作棒を軽く回転して引っ張ることにより達
成される。
【0025】アンプルの口が開き、注射器のピストンが
ゼロであれば、針を採取領域に刺し、注射器のピストン
を動かすことによりアンプルの充填を行う。閉鎖器の余
裕空間の限界まで、アンプルとの接続を行う注射器の要
素を通して、液体が現われたことが認められれば充填が
確認される。閉鎖器の操作棒を差し入れることにより、
閉鎖器がアンプルの内側に滑り込み、その口の閉鎖を生
じさせる。操作棒を反対側に回転させると閉鎖器がロッ
クされ、操作棒が解放される。使用上の注意に従って全
体を分解する(針の保護部品の取付、注射器から、また
は連結仲介要素からのアンプルの取り外し)。好ましく
は、同様に保護キャップをアンプルの充填口に確実に取
り付ける。
【0026】2.注射を行なうための完全充填用アンプ
ルの使用 無菌と推定されるアンプルから口の保護キャップを取り
除く。操作ミス防止装置の役割を果たす最も重要な口を
注射器が取り付けられている閉鎖器の操作を介して、注
射器の接合部の円錐形はめ込みに差し込む。アンプルの
閉鎖器のロックを外し、注射器が取り付けられた閉鎖器
を操作して引っ張ることにより口を開く。ピストンを動
かして注射器の本体の充填を実施する。空のアンプルを
組立から取り除き、針に取り替える。使用倫理に従っ
て、注射を行なう。
【0027】本装置は、次のような利点を提供する:完
璧な気密性をもってアンプルの完全充填および閉鎖が得
られる。アンプルの充填口は、瞬間重合接着剤により、
はがすことのできるフィルム状の気密カバーを補足的に
備えることができる。
【0028】いかなる熱源もアンプルの閉鎖器に干渉し
ない。完全充填は、保護すべき液体または混合物を変化
または酸化させる危険性のある空気、またはガスの存在
を排除する。
【0029】この方法は、特に細菌学および細胞学にお
ける複雑で難しい移し換えによる細菌の発現しやすい操
作を回避する。
【0030】本装置の適用分野 医学(血液分析、滑液、胸膜液等の採取)。 薬学(血清、ワクチン、感受性のある液体製品の保
存)。 生物学、人工受精等。 化学工業、液体等の採取による研究評価。
【0031】図7は、完全充填用アンプルからの採取お
よび注射を可能にする二重の効果を持った注射器を示
す。
【0032】図7は、採取または注射を行なうための注
射器本体の充填の場合に完全充填用アンプルを使用する
ために設計された注射器である。符号は次の意味に相当
する。
【0033】(41)注射器の本体。 (42)ピストン。 (43)ピストンの操作。 (44)アンプルの閉鎖器の操作棒。 (45)アンプルの閉鎖キーを備えた装置に取り付ける操作
棒の取付口。 (46)閉鎖器の操作棒によるピストンとの交差部の気密
環。 (47)閉鎖操作の余裕空間の制限器。 (48)アンプルへの取付のための円錐形の針取付口。 (49)アンプルの閉鎖器。 (50)アンプルの突起部。
【0034】完全充填用アンプルからの採取と注射を可
能にする二重の効果を持った注射器を表す図7におい
て、より詳細には符号は次のものを表している: (41)目盛り付の円筒形本体。 (42)注射器のピストン。 (42 bis)停止装置。 (43)注射器のピストンの移動操作のための中空の棒。 (44)完全充填用アンプルの閉鎖器の開閉操作棒。 (45)完全充填用アンプルが有している装置に応じて備え
付けられる閉鎖器の操作指片。 (46)ピストンの交差部の気密環。 (47 bis)閉鎖器の開放操作をピストンの操作と連動させ
る閉鎖器操作棒の固定キー。 (47)閉鎖器の操作棒固定キーの滑り溝。 (48)場合によって針を連結することができる、アンプル
の充填口に適合する円錐形中心接合部。 (49)アンプルの閉鎖器。 (50)開放状態の完全充填用アンプル。
【0035】本発明はこのように同じ構想に関連するい
くつかの装置、特に円錐形の閉鎖器(一般的にあらゆる
熱を排除する)を備えた、完全充填型のプラスチック
製、ガラス製、金属製または同等のあらゆる材料製のア
ンプルに、注射または採取のための改良された注射器を
取り付けることからなる装置に関する。前記装置は、単
独で、または様々な装置と組み合わせて、内側で動く閉
鎖器の操作棒と注射器のピストン操作棒または操作装置
を一体化させることを特徴とする(図4〜7参照)。す
なわち:そのロック・キーが注射器のピストンの厚みの
中に収納される閉鎖器の操作を用いることを特徴とする
装置;注射器のピストンの内側に配置され、完全充填用
アンプルの閉鎖器の操作軸との交差を可能にする気密環
(図7の(46))の使用を特徴とする装置;完全な気密性
と完全充填用アンプルの閉鎖器の操作軸の容易な移動を
確保する装置の使用を特徴とする装置;注射器の針を取
り付けること、または注射器と針の間に閉鎖器の開放操
作がその余裕空間において制限される完全充填用アンプ
ルを介在させることを可能にする、注射器の目盛り付本
体を延長させる装置(成形またははめ込みによってでき
る装置)の付加を特徴とする装置;採取のための完全充
填用アンプルの取付、および注射のための針の取付を可
能にする注射器の針取付口を特徴とする装置;その先端
が注射器がそれに合わせて設計されているアンプルを備
えた閉鎖器に取り付けられる爪車装置を持つ完全充填用
アンプルの閉鎖器の操作棒の使用を特徴とする装置;そ
の単一、または二重差し込み式針取付口によって完全充
填用アンプルの閉鎖器を操作する(ロックする、ロック
を外す、引く、押す)ことができる操作棒の使用を特徴
とする装置;プラスチック素材またはガラス、または場
合によって注射器の使用(注射器およびアンプルの充填
に関して)に不可欠ないくつかの部分が肉眼で見えるこ
と、並びに閉鎖器の操作が見えることを条件として金属
の使用を特徴とする装置;および注射器のピストン上
に、注射器を主して吸い上げポンプとして用いることを
可能にする弁を設置しうる可能性を特徴とする装置。
【0036】本発明が特に完全充填用アンプル(図1お
よび2)に関する時、前記アンプルは透明または不透明
で、特定光線からの保護のために適切な色調で着色さ
れ、また場合によって収容する液体が遮光しなければな
らない物である時には、真空下で金属被覆された(従っ
てこの場合には、真空下、金属被覆による不透明化を行
なう)プラスチック製エンベロープ(1) の使用を特徴と
する。前記アンプルは、さらに多くの場合円筒形の鋳型
で作製される、特に円柱、球、平行六面体からなる群か
ら選択される形を保ち、その上に半球形の両端部が接続
しており、かかる両端部はその頂点に各々について異な
る内径の開口を有するという設計を特徴とする。作製ま
たは組立の設計は、半球形の両端部の頂点に位置する前
記内径の開口が、アンプルを構成するエンベロープの対
称軸とは必然的に異なってもよい軸上に配置されるよう
にする。
【0037】好ましくは、前記アンプルは液体の凝固ま
たは温度上昇(完全充填の結果として)の結果、含有し
ている液体が膨張した場合に収容能力を増大させること
ができる円形または円筒状の膨らんだ部分をエンベロー
プ内に一体化していることを特徴とする。
【0038】図1のアンプルは、さらに図4または図5
の装着された注射器によって、または含有している液体
内にアンプルを浸すことによって、または源泉充填によ
って圧低下を実現することにより得られる完全充填を特
徴とする;いずれの場合にも、閉鎖器は開放状態にあ
り、完全な充填が確認されると、閉鎖器はアンプルの開
口内に滑り込む。
【0039】アンプルは単独で、または注射器と組み合
わせて、さらに次の事柄によって特徴づけられる: −装着された注射器または装着された充填器具によって
機械的に滑る、円錐型のくさび型をした自動閉鎖器の使
用。
【0040】−アンプルを縦断する唯一の要素、または
各々の口(各アンプルにつき2つ)ごとに円錐形の要素
の形態で設計された円錐形の閉鎖器(図2)の使用。
【0041】−熱発生作用または冷凍作用時に、アンプ
ルの中に含まれる液体の膨張を相殺するために、中心部
分において圧縮できる縦断型の円錐形閉鎖器の使用。
【0042】−充填口の設計並びに、密に適合する円形
の中に定められた円錐形要素が侵入するときに得られる
圧縮作用によって、完全な閉鎖をもたらす円錐台形の1
つ、または2つの閉鎖器の使用。
【0043】−充填口が、外側に閉鎖器のための差し込
み型ロック装置を備えた円錐台形の環状突部によって保
護されているエンベロープの設計。かかる環状突部また
は突起部(4) の円錐台形は、アンプルに取り付けられる
前記注射器(並びに液体の採取時にはアンプルに取り付
けられる針)の取付を容易にする。アンプルの充填口の
まわりに配置された突起部は、取り外しのできる、また
は剥せるタイプの保護キャップの設置を可能にする。
【0044】−プラスチック製の半硬質エンベロープの
使用。
【0045】−構成する要素の非脆弱性。
【0046】−円錐形のくさびによって閉じられる、円
錐形の2個の充填口を有するエンベロープの設計。
【0047】−場合によって温度作用時の液体の膨張を
相殺することを可能にする柔軟なプラスチック製の中空
のボールまたは球(図1の(6) )の使用。さらに、かか
る中空のボールまたは球は、アンプルを攪拌する際に液
体の均一化を助ける。
【0048】−アンプルの閉鎖に使用しない長さ部分
に、2つの充填口の間にこれらと一定の間隔を置いて、
閉鎖器の軸と垂直な正中面に沿って120°に配置され
た3つの柔軟な栓(図2(10))を有する円錐状のくさび
形閉鎖器の使用。これらの栓は、アンプルの充填を容易
にするために閉鎖器を口から離れた状態に保持する。
【0049】−アンプルの充填口を保護する環状突部ま
たは突起部(4) の上に置かれる、その一部は充填後の不
可侵性を保証するために止め具または封印装置を備えた
保護キャップ(5) の使用。
【0050】−閉鎖器が持ち上がることにより、アンプ
ルのより狭い口の上に位置するキャップの使用。これ
は、内側に入っている液体の流れを促進し、同じねじに
よって操作される移し変えコックの口との連絡を助け
る。
【0051】−アンプルが膨張相殺装置を備えていない
とき、液体と接触する中心部がその役割を確保すること
ができ、0℃以上または0℃以下の温度作用による液体
膨張の際に、アンプルの破壊を避けることができる、中
空閉鎖器の使用。
【0052】前述したように、本発明はさらに完全充填
用アンプルに組み合わせる注射器の装置に関する。かか
る装置は、完全充填用アンプルと注射器を同時に使用し
うる設計を特徴とする。
【0053】前記装置は、注射器に関する図4を特に参
照されたいが、ガラス製、金属製、またはより一般的に
は、半透明または透明で全体または部分的に着色された
プラスチック製であって、かかる材料の適合性は収容す
る液体に応じて選択されるが、mml またはcm3 の目盛り
のついた円筒形の本体(1) の使用、ならびに2枚のディ
スクまたは硬質の側板の間に固定されており、その接合
の中心部にはねじ山があって、ねじをはずすか爪車装置
によって取り外しのできる操作棒(9) が、そのねじ山の
上に固定されることになる、ゴム製、ガラス製、または
プラスチック製のピストン(14)の使用を特徴とする。さ
らに、前記装置は、ノズル内においてピストンの基部
と、シリンダーの基部に位置する閉鎖器(15)との間の連
結または接続を確立する柔軟な線(17)(ナイロン、鋼鉄
等)の使用によって特徴づけられる。かかるノズルは、
そのために特別に設けられたものであって、特にピスト
ンが閉鎖器の近くにある時、線の余剰分を巻き付けるこ
とができる。ピストンの使用は、その移動によってシリ
ンダーの充填に必要な圧低下を生じさせ、行程の最後に
はピストンと閉鎖器を接続する連結部の張りを生じさ
せ、閉鎖器をその閉鎖点まで引っ張っていき、それによ
ってシリンダー毎に一定容量の内側の吸い込まれた液体
を閉じこめる。かかる容量はピストンと閉鎖器によって
制限される。
【0054】ピストンと閉鎖器の接続線(17)上に配置さ
れた引っ張り調整器(18)、または弾性限度がピストンの
正常な余裕空間の上に位置するピストンの止めに相当す
る線も使用することができる:かかる線の移動は充填の
上限に等しく、またこれには爪車装置を働かせる安全キ
ャップ、またはピストンの操作棒の取り外し後、裂く、
または剥すことのできるはめ込みカプセルの形態ではめ
込まれた安全キャップの設置を伴う。
【0055】前記装置はさらに、装置を延長させ、その
ために用意されているノズルに装置を保持する保持装置
(8) の使用によって、さらにはその大きな基部が120
°に配置された3つの柔軟な仕切壁(4 bis) を受け入れ
ることができる円錐形の閉鎖器(15)の使用によって特徴
づけられる。これらの仕切壁の先端は、充填口を保護す
る突起部の中につくられた円形の溝に支えられ、アンプ
ルまたは注射器の充填周期の間、閉鎖器を開放状態に保
持する。
【0056】好ましくは、前記装置はさらに、ピストン
の底部と閉鎖器との間に設けられた空間内でとぐろ巻き
になる、ピストンと閉鎖器(22)との間の連結線または連
結機構(26)の使用、シリンダーの底面に軸に沿って配置
され、充填および排出口の役割を果たし、外側が円錐台
形で環状突部によって保護されているノズルの使用を特
徴(図5)とする:環状突部または突起部は、アンプル
の装着、または採取または注射用の針の装着のために設
計されている;かかる環状突部または突起部は、同時に
充填後の不可侵性を保証するために封印を行うことので
きる止め具を備えたキャップを受け入れることができ
る。様々な応用例に応じて、前記装置はまた、中心の役
割をするノズルに比べての超過の長さが始動を可能にす
るプラスチック製、またはゴム製の閉鎖器の使用を特徴
とする;ねじ山を切ったくぼみによって、抽出器または
場合によって閉鎖器を始動させるためのピストンの操作
棒を、ねじで止めることができる;針で突き破ることの
できる部分を設けることができ、破損防止の仕組みに関
してピストンと閉鎖器との間の連結がもたらす。
【0057】最後に、前記装置は上部が閉じられておら
ず、ピストンおよび注射器の種々の要素の取付が可能な
シリンダーの使用、ならびに場合によってピストンと閉
鎖器間の連結線が固定されているピストンの基部と連動
し、ピストンが回転する時に線の張りによって閉鎖器を
上げるのに役立つ軸、または心棒の使用によって特徴づ
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による完全充填用アンプルを示す図であ
る。
【図2】図1中のa−b線に沿う断面図である。
【図3】本発明による完全充填用アンプルの部分詳細図
である。
【図4】本発明による完全充填用アンプルを示す図であ
る。
【図5】本発明による完全充填用アンプルの部分詳細図
である。
【図6】本発明による完全充填用アンプルを示す図であ
る。
【図7】本発明による完全充填用アンプルを示す図であ
る。
【符号の説明】
(1) …エンベロープ (2) …閉鎖器 (3) …膨張環 (4) …突起部 (5) …保護キャップ (6) …中空球 (7) …切り込み (10)…栓 (11)…ねじ (12)…移し変えコック

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填口を備えるガラス製、プラスチック
    製あるいは同等材料製のエンベロープ(1) からなり、特
    に円筒形、球、平行六面体からなる群より選ばれる形を
    有する、いわゆる完全充填用アンプル(図1参照)であ
    って、 一般には、ほぼ半球形の両端部が接続している、ほぼ円
    筒形の鋳型で作製され、その頂部に各々について異なる
    内径の開口を有し、半球形の頂部に位置する前記内径の
    開口は、アンプルを構成するエンベロープの対称軸と異
    なっていてもよい軸上に形成されるアンプルであり、 さらに、 −中央部が中空である閉鎖器(2) と、 −膨張環(3) と、 −充填およびアンプルの閉鎖のために用意される注射器
    あるいは針が取り付けられる、アンプルの充填口保護の
    ための円錐形突起部(4) と、 −保護キャップ(5) と、 −場合によって、アンプルを攪拌する際に混合物あるい
    は液体を均一化するため、および液体の膨張作用を相殺
    するために使用し得る中空の球(6) と、 −差し込み式抽出器のための切り込み(7) と、 −充填の際に閉鎖器(2) を開いた状態に保持することが
    できる栓(10)(図2参照)と、 −中空のねじ(11)と、 −保護キャップ(5) に組み込まれた移し変えコック(12)
    とを含むアンプル。
  2. 【請求項2】 (完全充填の結果として)液体の凝固あ
    るいは温度上昇の結果、含有されている液体が膨張した
    場合に収容能力を増大させ得る円形あるいは環状の膨張
    部(3) をエンベロープ(1) 内に一体化することによっ
    て、 完全充填は、装着された注射器によって、あるいは含有
    される液体内にアンプルを浸すことによって、あるいは
    原料充填によって圧低下(depression)を実現することか
    ら得られ、全体の充填が確認されると、次に、開口位置
    の閉鎖器がアンプルの開口内に滑り込むことができるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のアンプル。
  3. 【請求項3】 装着された注射器、あるいは充填器具の
    補助によって、機械的に滑る円錐状くさび形の機械的閉
    鎖器(2) の使用を特徴とする、請求項1および2のうち
    の1つに記載のアンプル。
  4. 【請求項4】 円錐形の閉鎖器(2) が、アンプルを貫通
    する唯一の要素から成るか、あるいは開口ごとに2つの
    円錐形要素で構成され、前記貫通型円錐形閉鎖器は、熱
    発生あるいは冷凍作用時に、アンプル中に含まれる液体
    の膨張を相殺するために、中央部において圧縮できるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3のうちの1つに記載のア
    ンプル。
  5. 【請求項5】 好ましくはプラスチック製の、円錐台状
    の閉鎖器(2) の軸上に(図3参照)、充填の間、閉鎖器
    を開口位置に保持する保持装置(dispositifsd'imperdab
    ilite)(8)を備えており、 a−b断面は、アンプルの充填中あるいは空にする際
    に、アンプルが含有する液体が流れることのできる溝を
    表し、符号(13)は閉鎖器(2) の軸の閉鎖面を表し、符号
    (4) はアンプルのエンベロープ(1) に組み込まれた突起
    部を表し、符号(7) は、閉鎖器(2) の軸に取り付けられ
    ている差し込み式抽出器の位置を表し、突起部(4) は注
    射器の針の取付口または針の先端を受け入れる、請求項
    1に記載のアンプル。
  6. 【請求項6】 温度作用時に、アンプルが含有する液体
    の膨張を相殺することができ、かつ、アンプルを攪拌す
    る際に液体の均一化をより容易にする、柔軟なプラスチ
    ック製の中空のボールまたは球(図1の(6) )の使用を
    特徴とする、請求項1〜5のうちの1つに記載のアンプ
    ル。
  7. 【請求項7】 アンプルの閉鎖に使用しない長さ部分
    で、かつ2つの充填口(4) の間に、これらと一定の間隔
    を置いて、一般に閉鎖器(2) の軸に垂直な正中面にそっ
    て120°に配置され、アンプルの充填を容易にするた
    めに閉鎖器を充填口から離れた状態に保持する、少なく
    とも3つの柔軟な栓(図2の(10))を有する円錐状くさ
    び形の閉鎖器(2) の使用を特徴とする(図1参照)、請
    求項1〜6のうちの1つに記載のアンプル。
  8. 【請求項8】 アンプルの充填口を保護する煙突部(che
    minees) または突起部上に置かれ、かつそのうちのある
    ものは、充填後の不可侵性を保証するために止め具(equ
    ipes de pattes) または封印装置(dispositif de plomb
    age)を備えているキャップの使用を特徴とする、請求項
    1〜7のうちの1つに記載のアンプル。
  9. 【請求項9】 アンプルのより狭い充填口に配置される
    キャップであって、ジャッキの作用により、閉鎖器を持
    ち上げてアンプルの開口を生じさせ、このことにより、
    内側に入っている液体の流れを促進し、同じねじによっ
    て操作される移し変えコックと連絡させる、中空の目打
    ちねじを備えるキャップの使用を特徴とする、請求項1
    〜8のうちの1つに記載のアンプル。
  10. 【請求項10】 アンプルが膨張相殺装置を備えていな
    いとき、液体と接触する中心部が膨張相殺装置の役割を
    確保することができ、また0℃以上または0℃以下の温
    度作用による液体膨張の際にアンプルの破壊を避けるこ
    とができる、中空の閉鎖器の使用を特徴とする、請求項
    1〜9のうちの1つに記載のアンプル。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のうちの1つによって
    定義されるアンプルに取り付けることができ、次の装置
    (dispositifs) (図4参照): (1) 注射器本体と、 (4) 採取または注射のための針を取り付けることができ
    る円錐形の突起部を備えたアンプルの充填口と、 (4 bis)ピストンが低い位置にある時、閉鎖器(15)を開
    いた状態に保持するのに役立つ柔軟な仕切壁と、 (5) ピストン操作棒の取り外し後の保護キャップと、 (8) 閉鎖器の保持装置と、 (9) ねじ止めまたは爪車装置によって閉鎖器の基部に取
    り付けられるピストンの操作棒(ねじを外すことにより
    取り外し可能)と、 (14)プラスチック製またはゴム製のピストンと、 (15)円錐形の閉鎖器と、 (16)ねじ山が切ってある部分と、 (17)ピストンと閉鎖器の間の連結線と、および場合によ
    っては: (18)引っ張り補正装置(または引っ張り応力制御器)
    と、 (19)アンプルを空にする際に、ピストン(14)と閉鎖器(1
    5)の間の連結線を巻き付けるのに役立つ心棒とを含む注
    射器。
  12. 【請求項12】 液体の採取のため、および場合によっ
    て注射針の取付のために設計され、その末端部が閉鎖器
    の抽出器を備えており、前記の末端部は、次の装置(dis
    positifs) (図5参照): (21)円錐形の突起部を備えたアンプルの充填口と、 (22)円錐形の閉鎖器と、 (23)抽出器の支持キャップと、 (24)側面に穴のあいた中空のねじ、およびアンプルまた
    は注射針の先端の取付を想定した円錐形のアダプター
    と、 (25)気密パッキングと、 (26)閉鎖器とピストンの間の連結線または紐と、 (27)液体を移送する空洞とを含む、請求項1〜10のう
    ちの1つに記載のアンプルを取り付けることができる、
    請求項11に記載の注射器。
  13. 【請求項13】 請求項11および12のうちの1つに
    記載の注射器と、請求項1〜10のうちの1つに記載の
    アンプルとを結合させた装置であって、 次の装置(dispositifs) (図6参照): (31)注射器本体と、 (32)ピストンと、 (33)注射器のピストンの移動操作のための中空の棒と、 (34)アンプルの閉鎖器の開閉操作棒と、 (35)中心部の気密環と、 (35 bis)ピストンの気密環と、 (36)アンプルの閉鎖器と注射器の操作棒との間のロック
    装置と、 (36 bis)注射器本体とアンプル本体を連結させる接合部
    と、 (37)液体と、 (37 bis)完全充填用アンプルの閉鎖器の余裕空間と、 (38)アンプル上に針を接続させる円錐形のはめ込みと、 (39 bis)完全充填用アンプルと、 (39)針の保護具とを含む、装置。
  14. 【請求項14】 次の装置(dispositifs) (図7): (41)注射器の本体と、 (42)ピストンと、 (43)ピストンの操作棒と、 (44)アンプルの閉鎖器の操作棒と、 (45)アンプルの閉鎖くさび栓を備える、装置に取り付け
    られる操作棒の取付口と、 (46)閉鎖器の操作棒によるピストンとの交差部の気密環
    と、 (47)閉鎖操作の余裕空間の制限器と、 (48)アンプルへの取付のための円錐形針取付口と、 (49)アンプルの閉鎖器と、 (50)アンプルの突起部とを含む、請求項13に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 あらゆる熱源を排除する円錐形閉鎖器
    を備える完全充填型のプラスチック製、ガラス製または
    同等材料製のアンプル(39 bis )の使用を可能にする、
    注射用(31)または採取用注射器についての請求項13お
    よび14のうちの1つに記載の装置(図6参照)であっ
    て、注射器(31)のピストン(32)の操作棒、または操作装
    置(33)の内側で動く、閉鎖器の操作棒(34)の一体化を特
    徴とする装置。
  16. 【請求項16】 ロック・キーが注射器のピストンの厚
    みの中に収納されている閉鎖器の操作の使用を特徴とす
    る、請求項13および14のうちの1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】 注射器(31)のピストンの内部に配置さ
    れ、完全充填用アンプル(39 bis)の閉鎖器の操作軸(34)
    との交差を可能にする気密環(35 bis)の使用を特徴とす
    る、請求項15および16のうちの1つに記載の装置。
  18. 【請求項18】 注射針を取り付けること、または閉鎖
    器の開放操作が余裕空間において制御される完全充填用
    アンプルを注射器と針の間に設置することを可能にす
    る、注射器の目盛り付き本体を延長させる装置(鋳造ま
    たははめ込みによってできる装置)の付加を特徴とす
    る、請求項15〜17のうちの1つに記載の装置。
  19. 【請求項19】 採取のための完全充填用アンプル、ま
    たは注射用の針の取付を可能にする注射器の針取付口を
    特徴とする、請求項15〜18のうちの1つに記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 先端が、それに合わせて注射器が設計
    されているアンプルを備えた閉鎖器に取り付けられる爪
    車装置を有している、完全充填用アンプルの閉鎖器の操
    作棒の使用を特徴とするか、または単一または二重差し
    込み式針取付口によって完全充填用アンプルの閉鎖器を
    操作する(ロックする、ロックを外す、引く、押す)こ
    とができる操作棒の使用を特徴とする、請求項15〜1
    9のうちの1つに記載の装置。
  21. 【請求項21】 注射器を主として吸い上げポンプとし
    て用いることを可能にする弁のピストン上への設置が可
    能であることを特徴とする、請求項15〜20のうちの
    1つに記載の装置。
  22. 【請求項22】 注射器について、そのために特別に設
    置されたノズル内において、ピストン(14)の基部と注射
    器本体(1) の基部に位置する閉鎖器(15)の基部との連結
    または、接続を確立する柔軟な線(17)の使用を特徴とす
    る(図4参照)、請求項15〜21のうちの1つに記載
    の装置であって、前記のノズルは特にピストンが閉鎖器
    の近くにある時、線の余剰分をまき巻き付けることがで
    きるが、また同様に移動によって注射器本体の完全充填
    に必要な圧低下を起こし、行程の最後にピストンと閉鎖
    器を接続する連結部の張りを生じさせて、閉鎖器をその
    閉鎖点まで引っ張っていき、それによって容量がピスト
    ンと閉鎖器によって制限されるシリンダー毎に一定容積
    の、内部に吸い込まれた液体を閉じこめる構造のピスト
    ン(14)の使用を特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 ピストンと閉鎖器の接続線(17)の上に
    設置された引っ張り調整器(18)、またはその弾性限度が
    ピストンの正常な余裕空間より上に配置されたピストン
    の止めに対応し、その移動は充填の上限に等しい線の使
    用を特徴とする(図4)、請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 爪車装置を働かせる安全キャップ(5)
    、またはピストン操作棒(9) の取り外し後、破る、ま
    たは剥すことのできるはめ込みカプセルの形態ではめ込
    まれた完全キャップの設置、およびピストンを延長させ
    て、そのために用意されているノズルにピストンを保持
    する保持装置(8) の使用を特徴とする、請求項22およ
    び23のうちの1つに記載の装置。
  25. 【請求項25】 その大きな底面が、120°に配置さ
    れた少なくとも3つの柔軟な仕切壁(4 bis) を受け入
    れ、かかる仕切壁の先端が、充填口を保護する突起部
    (4) の中につくられた円形の溝において支えられてお
    り、アンプルまたは注射器の充填周期の間、閉鎖器を開
    いた状態に保持する構造を持った円錐形の閉鎖器の使用
    を特徴とする、請求項22〜24のうちの1つに記載の
    装置。
  26. 【請求項26】 ピストンの底部と閉鎖器との間に設け
    られた空間内でとぐろ巻きになる、ピストンと閉鎖器(2
    2)の間の連結線または連結機構(26)の使用を特徴とする
    (図5)、請求項22〜25のうちの1つに記載の装
    置。
  27. 【請求項27】 充填口および排出口の役割を果たし、
    外側が円錐台形で環状突部(cheminees) によって保護さ
    れている、シリンダーの底面の軸上に設置されたノズル
    であって、前記の環状突部または突起部が、採取または
    注射用の針の装着のために設計されており、同時に充填
    後の不可侵性を保証するために封印を行うことのでき
    る、少なくとも1つの止め具を備えたキャップを受け入
    れることができる構造である、ノズルの使用を特徴とす
    る、請求項22〜26のうちの1つに記載の装置。
  28. 【請求項28】 その上にピストン(14)と閉鎖器(15)間
    の連結線(17)が固定されているピストンの基部と連動
    し、ピストン(14)が回転する時にその連結線の張りによ
    って閉鎖器を上げるのに役立つ軸または心棒(19)の使用
    を特徴とする(図4)、請求項22〜27のうちの1つ
    に記載の装置。
JP4222822A 1991-08-22 1992-08-21 完全充填用アンプル、および製剤、医薬あるいは工業的特性を有する液体製品の保存に適する注射器 Withdrawn JPH05200096A (ja)

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