JPH05197556A - エキスパート・システム及びエキスパート・システムのエキスプラネーシヨン発生方法 - Google Patents
エキスパート・システム及びエキスパート・システムのエキスプラネーシヨン発生方法Info
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- JPH05197556A JPH05197556A JP4170706A JP17070692A JPH05197556A JP H05197556 A JPH05197556 A JP H05197556A JP 4170706 A JP4170706 A JP 4170706A JP 17070692 A JP17070692 A JP 17070692A JP H05197556 A JPH05197556 A JP H05197556A
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- rule
- rules
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
- G06N5/00—Computing arrangements using knowledge-based models
- G06N5/04—Inference or reasoning models
- G06N5/045—Explanation of inference; Explainable artificial intelligence [XAI]; Interpretable artificial intelligence
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Evolutionary Computation (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Software Systems (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エキスパート・システムにおいて適正なエキ
スプラネーシヨン手段を設けることによつてユーザが理
解しやすいシステムの構築を行う。 【構成】 推論エンジンで用いられるルール・ベース5
0をルール・クラスというグループに分け、それぞれに
戦略エキスプラネーシヨン60、理由エキスプラネーシ
ヨン60、推論エキスプラネーシヨンを関連付ける。ル
ール・クラスは階層構造的に配列し、また、その中に周
囲のルール・クラスとの従属性を示す従属テーブル65
を含む。あるルール・クラス中の最初のルールがフアイ
ヤされると、そのルール・クラスに関するエキスプラネ
ーシヨンをストアするフレームが形成される。推論プロ
セスが修理用した際にはフレームは推論プロセツを説明
するためのエキスプラネーシヨン60を発生する。
スプラネーシヨン手段を設けることによつてユーザが理
解しやすいシステムの構築を行う。 【構成】 推論エンジンで用いられるルール・ベース5
0をルール・クラスというグループに分け、それぞれに
戦略エキスプラネーシヨン60、理由エキスプラネーシ
ヨン60、推論エキスプラネーシヨンを関連付ける。ル
ール・クラスは階層構造的に配列し、また、その中に周
囲のルール・クラスとの従属性を示す従属テーブル65
を含む。あるルール・クラス中の最初のルールがフアイ
ヤされると、そのルール・クラスに関するエキスプラネ
ーシヨンをストアするフレームが形成される。推論プロ
セスが修理用した際にはフレームは推論プロセツを説明
するためのエキスプラネーシヨン60を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推論エンジン(infere
nce engine)を有するエキスパート・コンピユータ・シ
ステム、エキスパート・コンピユータ・システムの動作
に用いるルール(規則)を含むルールの基本及びエキス
パート・コンピユータ・システムの動作のエキスプラネ
ーシヨンを発生するためのエキスプラネーシヨン・シス
テムに関する。
nce engine)を有するエキスパート・コンピユータ・シ
ステム、エキスパート・コンピユータ・システムの動作
に用いるルール(規則)を含むルールの基本及びエキス
パート・コンピユータ・システムの動作のエキスプラネ
ーシヨンを発生するためのエキスプラネーシヨン・シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】エキスパート・コンピユータ・システ
ム、即ち、知識に基づくコンピユータ・システムは、病
気の診断とか、機械の誤動作の検出等種々の分野におい
て補佐する目的で次第に用いられるようになつた。これ
らのエキスパート・システムは、結論を得るためか、ま
たは、一時中止している結果を確かめるためかのいずれ
かに利用可能なすべての事実を使用する。推論を行う時
に、ルールのベース(ルール・ベース)と呼ばれる予め
プログラムされた複数のルールが用いられ、このルール
は、エキスパート・システムが用いられている分野にい
る専門家の知識から開発されたものである。これらのル
ールは、通常、「推論エンジン」と呼ばれている装置に
よつて処理される。
ム、即ち、知識に基づくコンピユータ・システムは、病
気の診断とか、機械の誤動作の検出等種々の分野におい
て補佐する目的で次第に用いられるようになつた。これ
らのエキスパート・システムは、結論を得るためか、ま
たは、一時中止している結果を確かめるためかのいずれ
かに利用可能なすべての事実を使用する。推論を行う時
に、ルールのベース(ルール・ベース)と呼ばれる予め
プログラムされた複数のルールが用いられ、このルール
は、エキスパート・システムが用いられている分野にい
る専門家の知識から開発されたものである。これらのル
ールは、通常、「推論エンジン」と呼ばれている装置に
よつて処理される。
【0003】エキスパート・システムの開発を行なうた
めの幾つかの異なつたツールが知られている。PROL
OG言語及びIBM「Knowledge Tool」
の2つの言語は、これらのツールの中で広く知られたプ
ログラム言語である。米国特許出願第4/803641
号もまた、エキスパート・システムを開発するためのツ
ールを記載している。
めの幾つかの異なつたツールが知られている。PROL
OG言語及びIBM「Knowledge Tool」
の2つの言語は、これらのツールの中で広く知られたプ
ログラム言語である。米国特許出願第4/803641
号もまた、エキスパート・システムを開発するためのツ
ールを記載している。
【0004】推論を行なうためには、通常、2つのタイ
プのメカニズムが推論エンジンに使用されてている。順
方向のチエイニング(思考過程)を持つ推論エンジン
は、初期的な事実の集合を始点として、出来るだけ多く
の事実をこの初期的な事実から発展させる。他方、逆方
向のチエイニングを持つ推論エンジンは、到着点指向で
ある。これは、プロシージヤの始めで与えられねばなら
ない結論(ゴール)で開始し、次に、与えられた事実が
このゴールを確証するか否かを見る。ヨーロツパ特許出
願第91105698.4号において、順方向のチエイ
ニングと逆方向のチエイニングが統合されている推論エ
ンジンが開示されている。
プのメカニズムが推論エンジンに使用されてている。順
方向のチエイニング(思考過程)を持つ推論エンジン
は、初期的な事実の集合を始点として、出来るだけ多く
の事実をこの初期的な事実から発展させる。他方、逆方
向のチエイニングを持つ推論エンジンは、到着点指向で
ある。これは、プロシージヤの始めで与えられねばなら
ない結論(ゴール)で開始し、次に、与えられた事実が
このゴールを確証するか否かを見る。ヨーロツパ特許出
願第91105698.4号において、順方向のチエイ
ニングと逆方向のチエイニングが統合されている推論エ
ンジンが開示されている。
【0005】分析の結果を知ることに加えて、どのよう
にして推論エンジンがその結果に至つたのか、そして推
論エンジンが何故その結果を得たのかについて、ユーザ
は、しばしば興味を持つ。このために存在するのが、行
なわれた推論のエキスプラネーシヨンを実行するエキス
プラネーシヨン・システムである。また、ユーザは、或
る種の他の事実を与えたとすれば、どのようになるかと
いうような仮説的な可能性にも興味を持つことがあり、
あるいは、ユーザは、何故推論エンジンが或る種の結論
に到達しなかつたことにも興味を持つことがある。この
ような問題にも、エキスプラネーシヨン・システムは回
答を与える。エキスプラネーシヨン・システム及びその
可能性ある解決方法の調査は、1989年にエリス・ホ
ーウツド(Ellis Howood)のエリス(C. Ellis)著の刊
行物「Expert Knowledge and Explanation: the Knowle
dge-language interface」により発表されたエリスによ
る「Explanation in intelligent systems」と題する文
献に記載されている。
にして推論エンジンがその結果に至つたのか、そして推
論エンジンが何故その結果を得たのかについて、ユーザ
は、しばしば興味を持つ。このために存在するのが、行
なわれた推論のエキスプラネーシヨンを実行するエキス
プラネーシヨン・システムである。また、ユーザは、或
る種の他の事実を与えたとすれば、どのようになるかと
いうような仮説的な可能性にも興味を持つことがあり、
あるいは、ユーザは、何故推論エンジンが或る種の結論
に到達しなかつたことにも興味を持つことがある。この
ような問題にも、エキスプラネーシヨン・システムは回
答を与える。エキスプラネーシヨン・システム及びその
可能性ある解決方法の調査は、1989年にエリス・ホ
ーウツド(Ellis Howood)のエリス(C. Ellis)著の刊
行物「Expert Knowledge and Explanation: the Knowle
dge-language interface」により発表されたエリスによ
る「Explanation in intelligent systems」と題する文
献に記載されている。
【0006】最も簡単なエキスパート・システムにおい
て、システムは、分析の間で「フアイヤされた(fire
d)」(即ち、使用された)すべてのルールのリストを
単に含むだけのものである。このようなシステムの1つ
の例は、細菌性の伝染病の診断と治療についての抗生物
質の分野では専門家ではない物理学者を補佐するために
開発されたMYCINがある。MYCINシステムはア
デイソン・ウエズリー(Addison-Wesley)社の1984
年のブキヤナン(B.G. Buchanan)外1名著の「Rule-ba
sed expert systems: the MYCIN Experiments of the S
tanford Programming Project」と題する刊行物に記載
されている。
て、システムは、分析の間で「フアイヤされた(fire
d)」(即ち、使用された)すべてのルールのリストを
単に含むだけのものである。このようなシステムの1つ
の例は、細菌性の伝染病の診断と治療についての抗生物
質の分野では専門家ではない物理学者を補佐するために
開発されたMYCINがある。MYCINシステムはア
デイソン・ウエズリー(Addison-Wesley)社の1984
年のブキヤナン(B.G. Buchanan)外1名著の「Rule-ba
sed expert systems: the MYCIN Experiments of the S
tanford Programming Project」と題する刊行物に記載
されている。
【0007】然しながら、エキスパート・システムは次
第に複雑になつて来て、数百ものルールが推論処理の過
程でフアイヤされるので、そのプロシージヤは不充分で
ある。加えて、平均的なユーザは、探しているエキスプ
ラネーシヨンを見つけるために、デイスプレイされる多
数のルールを見なければならず、平均的なユーザにとつ
て、理解がし難いものとなる。最後に、使用されたすべ
てのルールのための完璧なエキスプラネーシヨンがスト
アされるために、結果として重複した幾つかのエキスプ
ラネーシヨンがストアされるので、システムの性能は低
下する。
第に複雑になつて来て、数百ものルールが推論処理の過
程でフアイヤされるので、そのプロシージヤは不充分で
ある。加えて、平均的なユーザは、探しているエキスプ
ラネーシヨンを見つけるために、デイスプレイされる多
数のルールを見なければならず、平均的なユーザにとつ
て、理解がし難いものとなる。最後に、使用されたすべ
てのルールのための完璧なエキスプラネーシヨンがスト
アされるために、結果として重複した幾つかのエキスプ
ラネーシヨンがストアされるので、システムの性能は低
下する。
【0008】エキスパート・システムの中のエキスプラ
ネーシヨン・システムを使用した時に遭遇する次の問題
は、IEEEコンピユータ・ソサエテイ・プレスによつ
て発表され、1989年の3月6日乃至10日のマイア
ミにおいて開催されたAIA(Artificial Intelligenc
e Applications)の第5回会議の議事録中のミレツト
(C.Millet)等の「A Study of the Knowledge Required
for Explanation in Expert Systems」と題する文献に
記載されている。ミレツト等は、エキスパート・システ
ムの当時の装置において、送られねばならない知識の一
部がコミユニケートされないことを認識している。彼等
は、2つのタイプのコミユニケートできない知識、即
ち、「喪失した知識(missing knowledge)」と「黙諾
の知識(implicit knowledge)」とを判別している。
「喪失した知識」とは、エキスパート・システムのため
のルールを指定する時に専門家によつて使用された知識
ではあるが、しかし、解決のためのサーチの時に必要と
しなかつた知識のことである。「黙諾の知識」とは、専
門家がエキスパート・システムのためのルールを指定す
る時に、実際に使用しているにもかかわらず、それを持
つていることを意識していない知識のことである。その
ような黙諾の知識の1例は、ルールが表現される様式に
ある場合である。専門家にはその用語は明白であるが、
エキスパート・システムの平均的なユーザは、その特定
の用語でそのルールを表現したことの意義を認識しない
場合がある。この問題に対するミレツト等の解答は、シ
ステムの推測アプローチを変更しないが、しかし、エキ
スプラネーシヨンの目的にのみ限定された現用のルール
・ベースのトツプに他の知識ベースを作ることであつ
た。この余分の知識ベースを含ませたことは、推論処理
を遂行することに加えて、エキスパート・システムが必
要なエキスプラネーシヨンを余分な知識ベースから取り
出さなければならないので、システムの性能を可成り低
下する。
ネーシヨン・システムを使用した時に遭遇する次の問題
は、IEEEコンピユータ・ソサエテイ・プレスによつ
て発表され、1989年の3月6日乃至10日のマイア
ミにおいて開催されたAIA(Artificial Intelligenc
e Applications)の第5回会議の議事録中のミレツト
(C.Millet)等の「A Study of the Knowledge Required
for Explanation in Expert Systems」と題する文献に
記載されている。ミレツト等は、エキスパート・システ
ムの当時の装置において、送られねばならない知識の一
部がコミユニケートされないことを認識している。彼等
は、2つのタイプのコミユニケートできない知識、即
ち、「喪失した知識(missing knowledge)」と「黙諾
の知識(implicit knowledge)」とを判別している。
「喪失した知識」とは、エキスパート・システムのため
のルールを指定する時に専門家によつて使用された知識
ではあるが、しかし、解決のためのサーチの時に必要と
しなかつた知識のことである。「黙諾の知識」とは、専
門家がエキスパート・システムのためのルールを指定す
る時に、実際に使用しているにもかかわらず、それを持
つていることを意識していない知識のことである。その
ような黙諾の知識の1例は、ルールが表現される様式に
ある場合である。専門家にはその用語は明白であるが、
エキスパート・システムの平均的なユーザは、その特定
の用語でそのルールを表現したことの意義を認識しない
場合がある。この問題に対するミレツト等の解答は、シ
ステムの推測アプローチを変更しないが、しかし、エキ
スプラネーシヨンの目的にのみ限定された現用のルール
・ベースのトツプに他の知識ベースを作ることであつ
た。この余分の知識ベースを含ませたことは、推論処理
を遂行することに加えて、エキスパート・システムが必
要なエキスプラネーシヨンを余分な知識ベースから取り
出さなければならないので、システムの性能を可成り低
下する。
【0009】IEEEのCS新聞/北オランダによつて
発表され、バイスビン(C.R. Weisbin)等によつて編集
された1985年12月11日乃至13日にマイアミで
開催されたIEEEの第2回会議の議事録「Artificial
Intelligence Applications: The Engineering of Kno
wledge-based Systems: Proceedings of the SecondCon
ference」の416頁乃至421頁に発表されたルビノ
フ(R. Rubinoff)の「Explaining Concepts in Expert
Systems: the CLEAR System」と題する文献は、システ
ムが何を求めているかについてユーザが困つている時
に、エキスパート・システムのユーザが必要とする事項
を記載している。ルビノフは、「包括的な」ルールをル
ール・ベースに加えられるべきであることを提案してい
る。これらのルールは、更に包括的にすることによつて
ルールの階層を作ることができる。従つて、ユーザが理
解できない或る概念をエキスプラネーシヨン(解説)す
るために幾つかのルールが選択され、これらのルールが
上述の包括化されたルールを形成しているときは、複数
の個々のルールをデイスプレイする代わりに、包括化さ
れたルールがデイスプレイされる。然しながら、このタ
イプのエキスプラネーシヨンのシステムは、抽象化され
たルールを逐次に作り出すことを必要とするが、この抽
象化されたルールは、推論処理の理解に対して有用でな
かつたりする場合がある。
発表され、バイスビン(C.R. Weisbin)等によつて編集
された1985年12月11日乃至13日にマイアミで
開催されたIEEEの第2回会議の議事録「Artificial
Intelligence Applications: The Engineering of Kno
wledge-based Systems: Proceedings of the SecondCon
ference」の416頁乃至421頁に発表されたルビノ
フ(R. Rubinoff)の「Explaining Concepts in Expert
Systems: the CLEAR System」と題する文献は、システ
ムが何を求めているかについてユーザが困つている時
に、エキスパート・システムのユーザが必要とする事項
を記載している。ルビノフは、「包括的な」ルールをル
ール・ベースに加えられるべきであることを提案してい
る。これらのルールは、更に包括的にすることによつて
ルールの階層を作ることができる。従つて、ユーザが理
解できない或る概念をエキスプラネーシヨン(解説)す
るために幾つかのルールが選択され、これらのルールが
上述の包括化されたルールを形成しているときは、複数
の個々のルールをデイスプレイする代わりに、包括化さ
れたルールがデイスプレイされる。然しながら、このタ
イプのエキスプラネーシヨンのシステムは、抽象化され
たルールを逐次に作り出すことを必要とするが、この抽
象化されたルールは、推論処理の理解に対して有用でな
かつたりする場合がある。
【0010】エキスプラネーシヨン・システムの他のタ
イプも知られている。然しながら、それらのシステムは
エキスプラネーシヨン・システムに適合するためのルー
ル・ベースの特別の付加的な手段をしばしば必要とす
る。この付加的な手段はルール・ベースの構造を変化
し、その結果、現用のルール・ベースに簡単に適合させ
ることができない。
イプも知られている。然しながら、それらのシステムは
エキスプラネーシヨン・システムに適合するためのルー
ル・ベースの特別の付加的な手段をしばしば必要とす
る。この付加的な手段はルール・ベースの構造を変化
し、その結果、現用のルール・ベースに簡単に適合させ
ることができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エキ
スパート・システムに適合するエキスプラネーシヨン・
システムを作ることにより上述の問題を克服することに
ある。本発明の他の目的は、ルール・ベースの構造を変
更することなく、従来のエキスパート・システムに適合
することのできるエキスプラネーシヨン・システムを提
供することにある。
スパート・システムに適合するエキスプラネーシヨン・
システムを作ることにより上述の問題を克服することに
ある。本発明の他の目的は、ルール・ベースの構造を変
更することなく、従来のエキスパート・システムに適合
することのできるエキスプラネーシヨン・システムを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、エキスパ
ート・システムのルール・ベース中のルールをルール・
クラスに一括してグループ化することによつて達成する
ことができる。各ルール・クラスに対して、戦略のエキ
スプラネーシヨン、または理由のエキスプラネーシヨン
のような複数のタイプのエキスプラネーシヨンが付加さ
れる。加えて、フアイヤされる(使用される)ルールと
して、他のエキスプラネーシヨンも付加することができ
る。
ート・システムのルール・ベース中のルールをルール・
クラスに一括してグループ化することによつて達成する
ことができる。各ルール・クラスに対して、戦略のエキ
スプラネーシヨン、または理由のエキスプラネーシヨン
のような複数のタイプのエキスプラネーシヨンが付加さ
れる。加えて、フアイヤされる(使用される)ルールと
して、他のエキスプラネーシヨンも付加することができ
る。
【0013】推論処理が完了された後に、エキスプラネ
ーシヨンは一連のフレームの中に一括して集合され、ユ
ーザは推論処理を理解するためにフレームに対して質問
することができる。
ーシヨンは一連のフレームの中に一括して集合され、ユ
ーザは推論処理を理解するためにフレームに対して質問
することができる。
【0014】推論処理についてのエキスプラネーシヨン
を得るために、ユーザは、フレームに対して質問するた
めの幾つかの方法を使用することができる。例えば、マ
ウスを使用したグラフイツク・スクリーンに表示された
エキスプラネーシヨンを通じて、ユーザが操作可能なウ
インドウ技術を使用することができる。他の方法とし
て、エキスプラネーシヨンが与えられる態様をユーザが
制御することのできるコマンド言語を開発することがで
きる。
を得るために、ユーザは、フレームに対して質問するた
めの幾つかの方法を使用することができる。例えば、マ
ウスを使用したグラフイツク・スクリーンに表示された
エキスプラネーシヨンを通じて、ユーザが操作可能なウ
インドウ技術を使用することができる。他の方法とし
て、エキスプラネーシヨンが与えられる態様をユーザが
制御することのできるコマンド言語を開発することがで
きる。
【0015】本発明のエキスプラネーシヨン・システム
は、エキスパート・システムを使用するすべての分野に
適用することができる。本発明のエキスプラネーシヨン
・システムは、安全に診断し、緊急時に適用するための
医療の分野とか、コンピユータ・システムの故障を分析
するためにコンピユータ・ダンプ(dump)の出力を、修
理担当者が理解することのできるシステムとかの広い分
野に使用することができる。
は、エキスパート・システムを使用するすべての分野に
適用することができる。本発明のエキスプラネーシヨン
・システムは、安全に診断し、緊急時に適用するための
医療の分野とか、コンピユータ・システムの故障を分析
するためにコンピユータ・ダンプ(dump)の出力を、修
理担当者が理解することのできるシステムとかの広い分
野に使用することができる。
【0016】
【実施例】本発明において使用される装置の構造が図1
に示されている。既知の事実が入力される入力10と、
事実を分析し、そして、事実から推論を引き出す推論エ
ンジン20と、事実を分析するために使用されるルール
を含むルール・ベース25と、推論処理についてエキス
プラネーシヨンを与えるエキスプラネーシヨン・システ
ム40とを含んでいる。推論エンジン20は、任意のタ
イプの推論エンジンを使用することができるが、良好な
実施例においては、順方向チエイニング・メカニズムが
使用されている。ルール・ベース25及びエキスプラネ
ーシヨン・システム40は両方とも出力30に接続され
ている。出力30はプリンタ、またはデイスプレイのよ
うな文章を表示する能力のある任意のタイプの出力装置
である。
に示されている。既知の事実が入力される入力10と、
事実を分析し、そして、事実から推論を引き出す推論エ
ンジン20と、事実を分析するために使用されるルール
を含むルール・ベース25と、推論処理についてエキス
プラネーシヨンを与えるエキスプラネーシヨン・システ
ム40とを含んでいる。推論エンジン20は、任意のタ
イプの推論エンジンを使用することができるが、良好な
実施例においては、順方向チエイニング・メカニズムが
使用されている。ルール・ベース25及びエキスプラネ
ーシヨン・システム40は両方とも出力30に接続され
ている。出力30はプリンタ、またはデイスプレイのよ
うな文章を表示する能力のある任意のタイプの出力装置
である。
【0017】ルール・ベース25を形成し、そして推論
エンジン20によつて処理されるルールは、ルール・ク
ラスと呼ばれるグループに纒められる。1つのそのよう
なルール・クラスのデータ・ストラクチヤは図2に示さ
れている。各ルール・クラスは、推論処理中の同じゴー
ルに到達すべく一連のルールを含んでいる。これらのル
ールは、ルール・テーブル中にストアされる。例えば、
病気を診断するためのエキスパート・システムにおい
て、1つのルール・クラスは、その病気が細菌によつて
生じたのか否かのテストをするルールを含んでいるが、
他方、ビールスが含まれているか否かを決めるための他
のルールを含んでもよい。ルールはIF....THE
Nの形式でも良いし、或は、任意の他の形式であつても
よい。ルール・テーブル50は、同一のルール・ベース
25の中のものでなくても良いが、特定のルールのクラ
スに割り当てられることだけが必要である。
エンジン20によつて処理されるルールは、ルール・ク
ラスと呼ばれるグループに纒められる。1つのそのよう
なルール・クラスのデータ・ストラクチヤは図2に示さ
れている。各ルール・クラスは、推論処理中の同じゴー
ルに到達すべく一連のルールを含んでいる。これらのル
ールは、ルール・テーブル中にストアされる。例えば、
病気を診断するためのエキスパート・システムにおい
て、1つのルール・クラスは、その病気が細菌によつて
生じたのか否かのテストをするルールを含んでいるが、
他方、ビールスが含まれているか否かを決めるための他
のルールを含んでもよい。ルールはIF....THE
Nの形式でも良いし、或は、任意の他の形式であつても
よい。ルール・テーブル50は、同一のルール・ベース
25の中のものでなくても良いが、特定のルールのクラ
スに割り当てられることだけが必要である。
【0018】エキスプラネーシヨンを各ルール・クラス
に関連付けることができる。図2に示した例において、
エキスプラネーシヨンの3つのクラスが与えられてい
る。エキスプラネーシヨンの3つのタイプのうちの2つ
のエキスプラネーシヨンは、エキスプラネーシヨン・テ
ーブル60の中で与えられる。
に関連付けることができる。図2に示した例において、
エキスプラネーシヨンの3つのクラスが与えられてい
る。エキスプラネーシヨンの3つのタイプのうちの2つ
のエキスプラネーシヨンは、エキスプラネーシヨン・テ
ーブル60の中で与えられる。
【0019】戦略(strategy)のエキスプラネーシヨン
は、推論ステツプが遂行される原理である。各ルール・
クラスのために、戦略のエキスプラネーシヨンは、ルー
ル・クラスの機能、即ち、何が生じているかを表示す
る。戦略のエキスプラネーシヨンの1つの例は、「病気
の診断」、または、「問題の分析」である。
は、推論ステツプが遂行される原理である。各ルール・
クラスのために、戦略のエキスプラネーシヨンは、ルー
ル・クラスの機能、即ち、何が生じているかを表示す
る。戦略のエキスプラネーシヨンの1つの例は、「病気
の診断」、または、「問題の分析」である。
【0020】理由(reason)のエキスプラネーシヨンは
推論処理のベースを形成する背景の知識を与える。理由
のエキスプラネーシヨンは、何故、或ることが生じたの
かについてエキスプラネーシヨンを与える。理由のエキ
スプラネーシヨンは、「ブロツクAがその問題について
重要な情報を含んでおり、従つて、その情報は背景とな
る情報として取り出して見ることは意味がある。」とい
うメツセージを含む。他方、推論(inference)のエキ
スプラネーシヨンは、エキスプラネーシヨン・テーブル
60から取り出されず、以下に概略を示すルール・ベー
ス自身から取り出される。このタイプのエキスプラネー
シヨンは、入力される事実から推論処理の間で取り出さ
れる具体的なステートメントを、それらの事実が含んで
いる時、各推論処理の間で変化する。推論のエキスプラ
ネーシヨンは、ルール・クラスの機能がどのようにして
満足されたか、そして、どのルールが達成されたかにつ
いてユーザに通知する。推論のエキスプラネーシヨンの
1例は、「患者は熱があり、鼻みずが出て、頭痛がする
ので、その患者はインフルエンザであると結論付けられ
る。」というメツセージである。
推論処理のベースを形成する背景の知識を与える。理由
のエキスプラネーシヨンは、何故、或ることが生じたの
かについてエキスプラネーシヨンを与える。理由のエキ
スプラネーシヨンは、「ブロツクAがその問題について
重要な情報を含んでおり、従つて、その情報は背景とな
る情報として取り出して見ることは意味がある。」とい
うメツセージを含む。他方、推論(inference)のエキ
スプラネーシヨンは、エキスプラネーシヨン・テーブル
60から取り出されず、以下に概略を示すルール・ベー
ス自身から取り出される。このタイプのエキスプラネー
シヨンは、入力される事実から推論処理の間で取り出さ
れる具体的なステートメントを、それらの事実が含んで
いる時、各推論処理の間で変化する。推論のエキスプラ
ネーシヨンは、ルール・クラスの機能がどのようにして
満足されたか、そして、どのルールが達成されたかにつ
いてユーザに通知する。推論のエキスプラネーシヨンの
1例は、「患者は熱があり、鼻みずが出て、頭痛がする
ので、その患者はインフルエンザであると結論付けられ
る。」というメツセージである。
【0021】ルール・クラスは図3に示したようなトリ
ーの構造で一括して関連付けることができる。各ルール
・クラスは参照数字100乃至270で示すノードで構
成されるトリーを形成する。参照数字100乃至270
で示したトリーのノードは、アンド論理演算か、または
オア論理演算かのいずれかを通して接続することができ
る。トリーの中のルール・クラスのポジシヨンと、同じ
レベルのトリーの中の他のルール・クラスに対するその
関係は、図2に示した従属テーブル65の中で示され
る。
ーの構造で一括して関連付けることができる。各ルール
・クラスは参照数字100乃至270で示すノードで構
成されるトリーを形成する。参照数字100乃至270
で示したトリーのノードは、アンド論理演算か、または
オア論理演算かのいずれかを通して接続することができ
る。トリーの中のルール・クラスのポジシヨンと、同じ
レベルのトリーの中の他のルール・クラスに対するその
関係は、図2に示した従属テーブル65の中で示され
る。
【0022】この従属テーブル65は、低いレベルの中
のどのルール・クラスがその次に高いレベル中のルール
・クラスに従属するかということを示し、そしてまた、
低いレベルの中のどのルール・クラスが同じレベル中の
他のルール・クラスに従属するかということを示す。こ
れは、例えば、ノード130及び140のルール・クラ
スのルール・テーブル50の中の任意のルールがフアイ
ヤされたならば、それらの発生されたエキスプラネーシ
ヨンは、ノード110のルール・クラスのルール・テー
ブル50の中のルールをフアイヤすることによつて発生
されたエキスプラネーシヨンと関連付けて読み取られね
ばならないことを意味する。このことを明瞭に理解する
ために、簡単なトリー構造が図3に示されている。然し
ながら、トリーの低いレベルのノードがより高いレベル
のただ1つのノードに従属するのではなく、複数のノー
ドに従属するような、より複雑な構造を作成することが
できるのは自明であろう。例えば、図3のノード130
はノード110にのみ従属していることが示されてい
る。然しながら、それはまた、ノード120に従属する
ように作ることができる。また、この関係は、従属テー
ブル65に表示することができ、従つてエキスプラネー
シヨンのネツトを形成する。
のどのルール・クラスがその次に高いレベル中のルール
・クラスに従属するかということを示し、そしてまた、
低いレベルの中のどのルール・クラスが同じレベル中の
他のルール・クラスに従属するかということを示す。こ
れは、例えば、ノード130及び140のルール・クラ
スのルール・テーブル50の中の任意のルールがフアイ
ヤされたならば、それらの発生されたエキスプラネーシ
ヨンは、ノード110のルール・クラスのルール・テー
ブル50の中のルールをフアイヤすることによつて発生
されたエキスプラネーシヨンと関連付けて読み取られね
ばならないことを意味する。このことを明瞭に理解する
ために、簡単なトリー構造が図3に示されている。然し
ながら、トリーの低いレベルのノードがより高いレベル
のただ1つのノードに従属するのではなく、複数のノー
ドに従属するような、より複雑な構造を作成することが
できるのは自明であろう。例えば、図3のノード130
はノード110にのみ従属していることが示されてい
る。然しながら、それはまた、ノード120に従属する
ように作ることができる。また、この関係は、従属テー
ブル65に表示することができ、従つてエキスプラネー
シヨンのネツトを形成する。
【0023】アンド論理演算(図3のノード120、1
30、150及び160において示されたアンド演算の
ような)は相互に依存する同じトリー・レベル中のノー
ドを接続している。そのような相互依存の1つの例は、
第1のノードが問題をサーチし、第2のノードが問題に
名称を付ける場合の関係である。第2のノードによつて
発生されたエキスプラネーシヨンを明瞭に読み取ること
は、第1のノードのルール・クラスの質問が問題の存在
を示した場合にのみ必要である。また、ルール・クラス
がテストされる順序はノードの従属テーブル65の中で
与えられる。
30、150及び160において示されたアンド演算の
ような)は相互に依存する同じトリー・レベル中のノー
ドを接続している。そのような相互依存の1つの例は、
第1のノードが問題をサーチし、第2のノードが問題に
名称を付ける場合の関係である。第2のノードによつて
発生されたエキスプラネーシヨンを明瞭に読み取ること
は、第1のノードのルール・クラスの質問が問題の存在
を示した場合にのみ必要である。また、ルール・クラス
がテストされる順序はノードの従属テーブル65の中で
与えられる。
【0024】オア論理演算(図3に示したノード10
0、110、130、140及び160)は、相互に従
属しないノードに接続されている。例えば、第1のノー
ドは「パンを買う」であり、第2のノードは「ソーセー
ジを買う」であり、そして、第3のノードは「ミルクを
買う」である。これらの論理演算は各々は相互に独立し
ており、それらは、相互に別々に遂行され、そして、発
生されたエキスプラネーシヨンは相互に別々に読み取ら
れる。1つの演算を行なう動作は他の演算の結果にに影
響しない。
0、110、130、140及び160)は、相互に従
属しないノードに接続されている。例えば、第1のノー
ドは「パンを買う」であり、第2のノードは「ソーセー
ジを買う」であり、そして、第3のノードは「ミルクを
買う」である。これらの論理演算は各々は相互に独立し
ており、それらは、相互に別々に遂行され、そして、発
生されたエキスプラネーシヨンは相互に別々に読み取ら
れる。1つの演算を行なう動作は他の演算の結果にに影
響しない。
【0025】トリーの中のノード130及び160にお
いて、トリー中でこのノードに従属している幾つかのル
ール・クラス(ノード170、180、230、24
0)はアンド演算をするように接続されており、他方、
同じノードに従属する他のノード(ノード190、24
0、250、260、270)は、オア演算をするよう
に接続されていることが判る。
いて、トリー中でこのノードに従属している幾つかのル
ール・クラス(ノード170、180、230、24
0)はアンド演算をするように接続されており、他方、
同じノードに従属する他のノード(ノード190、24
0、250、260、270)は、オア演算をするよう
に接続されていることが判る。
【0026】エキスプラネーシヨン・トリーのノード1
00は最も抽象的なエキスプラネーシヨンを与え、他
方、トリーの下部の組織、110乃至270は、ノード
100よりも細部のエキスプラネーシヨンを与える。つ
まり、トリーの中を1段進むと、エキスプラネーシヨン
がより細かくなるということである。システムのユーザ
は、これらの詳細なエキスプラネーシヨンによつて、シ
ステムのユーザが必要とするシステムのあらゆる細かな
エキスプラネーシヨンについての情報でも得ることがで
きる。
00は最も抽象的なエキスプラネーシヨンを与え、他
方、トリーの下部の組織、110乃至270は、ノード
100よりも細部のエキスプラネーシヨンを与える。つ
まり、トリーの中を1段進むと、エキスプラネーシヨン
がより細かくなるということである。システムのユーザ
は、これらの詳細なエキスプラネーシヨンによつて、シ
ステムのユーザが必要とするシステムのあらゆる細かな
エキスプラネーシヨンについての情報でも得ることがで
きる。
【0027】トリーを使用することにより、入力された
事実から結論に至る場合、エキスパート・システムによ
つて用いられる推測の戦略を完全に理解することができ
る。これは、ルール・クラスの1つのクラスの中でルー
ルがフアイヤされる毎に、どのようなルール・クラスが
テストされているかについての戦略のエキスプラネーシ
ヨンが発生するためである。従つて、すべての戦略のエ
キスプラネーシヨンを分析することによつて、ユーザ
は、結論を出す場合にエキスパート・システムが使用す
るプロシージヤを決定することができる。
事実から結論に至る場合、エキスパート・システムによ
つて用いられる推測の戦略を完全に理解することができ
る。これは、ルール・クラスの1つのクラスの中でルー
ルがフアイヤされる毎に、どのようなルール・クラスが
テストされているかについての戦略のエキスプラネーシ
ヨンが発生するためである。従つて、すべての戦略のエ
キスプラネーシヨンを分析することによつて、ユーザ
は、結論を出す場合にエキスパート・システムが使用す
るプロシージヤを決定することができる。
【0028】エキスパート・システムの動作を以下に説
明する。エキスプラネーシヨン・システムを有するエキ
スパート・システムを動作する前に、専門家は使用され
るべきルール・ベースを作成しなければならない。ルー
ルを定義することに加えて、専門家は、ルールをルール
・クラスに分類しなければならない。既に述べたよう
に、これらのルール・クラスは、推論処理において同じ
タスクを満足するルールを一括してグループ化する。
明する。エキスプラネーシヨン・システムを有するエキ
スパート・システムを動作する前に、専門家は使用され
るべきルール・ベースを作成しなければならない。ルー
ルを定義することに加えて、専門家は、ルールをルール
・クラスに分類しなければならない。既に述べたよう
に、これらのルール・クラスは、推論処理において同じ
タスクを満足するルールを一括してグループ化する。
【0029】各ルール・クラスに対して、専門家はルー
ル・クラスと関連したエキスプラネーシヨンを供給しな
ければならない。良好な実施例において、これらのエキ
スプラネーシヨンは、戦略のエキスプラネーシヨン、ま
たは、理由のエキスプラネーシヨンを含んでいる。然し
ながら、他のタイプのエキスプラネーシヨンも与えるこ
とができる。これらのエキスプラネーシヨンは、ユーザ
がシステムの推論を理解することができるように十分な
長さと明白さを持つものでなければならない。勿論、エ
キスパート・システムを使用するユーザの背景知識が異
なつているのは当然である。従つて、エキスプラネーシ
ヨンの範囲に等級を付けることも可能である。例えば、
経験の浅いユーザには、十分な経験を持つユーザより
も、より細部にわたるエキスプラネーシヨン(解説)を
必要とする。異なつたエキスプラネーシヨンの等級は図
2に示したテーブル60の中にストアすることにより、
エキスパート・システムのユーザは、ユーザが必要とす
るエキスプラネーシヨンの等級を選択することができ
る。加えて、知らない用語を更にエキスプラネーシヨン
するために、上級のテキスト・システムを設置すること
ができる。
ル・クラスと関連したエキスプラネーシヨンを供給しな
ければならない。良好な実施例において、これらのエキ
スプラネーシヨンは、戦略のエキスプラネーシヨン、ま
たは、理由のエキスプラネーシヨンを含んでいる。然し
ながら、他のタイプのエキスプラネーシヨンも与えるこ
とができる。これらのエキスプラネーシヨンは、ユーザ
がシステムの推論を理解することができるように十分な
長さと明白さを持つものでなければならない。勿論、エ
キスパート・システムを使用するユーザの背景知識が異
なつているのは当然である。従つて、エキスプラネーシ
ヨンの範囲に等級を付けることも可能である。例えば、
経験の浅いユーザには、十分な経験を持つユーザより
も、より細部にわたるエキスプラネーシヨン(解説)を
必要とする。異なつたエキスプラネーシヨンの等級は図
2に示したテーブル60の中にストアすることにより、
エキスパート・システムのユーザは、ユーザが必要とす
るエキスプラネーシヨンの等級を選択することができ
る。加えて、知らない用語を更にエキスプラネーシヨン
するために、上級のテキスト・システムを設置すること
ができる。
【0030】エキスパート・システムが使用された時、
問題について、より多くの知識が獲得されるので、エキ
スパート・システムのルール・ベースの等級を上げるこ
とが可能である。これは、新しいルールが採用されるル
ール・クラスを選択し、次に、このクラスに新しいルー
ルを付加してシステムの等級を上げる専門家によつて簡
単に行なうことができる。例えば、図2に示した例にお
いて、専門家はルール・ベース25にn+1個の新しい
ルールを加えることができる。専門家は、各ルール・ク
ラスに関連した戦略のエキスプラネーシヨンや、理由の
エキスプラネーシヨン、または、他のエキスプラネーシ
ヨンを変更する必要はない。
問題について、より多くの知識が獲得されるので、エキ
スパート・システムのルール・ベースの等級を上げるこ
とが可能である。これは、新しいルールが採用されるル
ール・クラスを選択し、次に、このクラスに新しいルー
ルを付加してシステムの等級を上げる専門家によつて簡
単に行なうことができる。例えば、図2に示した例にお
いて、専門家はルール・ベース25にn+1個の新しい
ルールを加えることができる。専門家は、各ルール・ク
ラスに関連した戦略のエキスプラネーシヨンや、理由の
エキスプラネーシヨン、または、他のエキスプラネーシ
ヨンを変更する必要はない。
【0031】更に、問題なく、ルール・クラスを付加的
に作成することができる。この処理は、必要とされる新
しいルールを定義し、あるいは、現用のルールを再分類
し、これらのルールを新しいルール・テーブル50に入
れ、ルール・クラスの機能についてのエキスプラネーシ
ヨンを書き込み、エキスプラネーシヨン・テーブル60
にこれらのルールを加え、最後に、ルール・クラスの従
属性を定義し、そして、従属テーブル65の中にこれを
ストアする専門家によつて行なわれる。
に作成することができる。この処理は、必要とされる新
しいルールを定義し、あるいは、現用のルールを再分類
し、これらのルールを新しいルール・テーブル50に入
れ、ルール・クラスの機能についてのエキスプラネーシ
ヨンを書き込み、エキスプラネーシヨン・テーブル60
にこれらのルールを加え、最後に、ルール・クラスの従
属性を定義し、そして、従属テーブル65の中にこれを
ストアする専門家によつて行なわれる。
【0032】専門家がルールを定義し、エキスプラネー
シヨンを加えた後には、ユーザがエキスパート・システ
ムを使用する準備は完了する。遂行される種々の動作を
示す流れ図が図4に示されている。この流れ図のステツ
プ310において、ユーザは、事実と、どのような結論
を要求するかについて入力する。次に、エキスパート・
システムは、これらの事実のうちのどの事実がルール・
ベース25中のどのルールをフアイヤするかを見るため
にルール・ベース25をサーチする(ステツプ32
0)。トリーはルールのフアイヤの程度を決定しないか
ら、このルールは、トリーのルートを形成するルール・
クラス中にある必要はない。トリーはエキスプラネーシ
ヨンを発生するのに使用される。
シヨンを加えた後には、ユーザがエキスパート・システ
ムを使用する準備は完了する。遂行される種々の動作を
示す流れ図が図4に示されている。この流れ図のステツ
プ310において、ユーザは、事実と、どのような結論
を要求するかについて入力する。次に、エキスパート・
システムは、これらの事実のうちのどの事実がルール・
ベース25中のどのルールをフアイヤするかを見るため
にルール・ベース25をサーチする(ステツプ32
0)。トリーはルールのフアイヤの程度を決定しないか
ら、このルールは、トリーのルートを形成するルール・
クラス中にある必要はない。トリーはエキスプラネーシ
ヨンを発生するのに使用される。
【0033】いずれかのルール・クラス中の最初のルー
ルがフアイヤされたならば、ステツプ340において、
フレームが作成され、フアイヤされたルールが存在する
ルール・クラスのための戦略のエキスプラネーシヨンと
理由のエキスプラネーシヨンとを、いま作成されたフレ
ーム中に付加する(ステツプ345)。従属テーブル6
5の中にストアされた情報を用いて、作成されたフレー
ムは、エキスプラネーシヨン・トリー中の正しいノード
の位置に自動的に配置することができる(ステツプ35
0)。ステツプ360において、推論のエキスプラネー
シヨンがこのフレームに付加されるが、このタイプのエ
キスプラネーシヨン、つまり推論のエキスプラネーシヨ
ンは、いまフアイヤされたルールから直接に取り出され
る。
ルがフアイヤされたならば、ステツプ340において、
フレームが作成され、フアイヤされたルールが存在する
ルール・クラスのための戦略のエキスプラネーシヨンと
理由のエキスプラネーシヨンとを、いま作成されたフレ
ーム中に付加する(ステツプ345)。従属テーブル6
5の中にストアされた情報を用いて、作成されたフレー
ムは、エキスプラネーシヨン・トリー中の正しいノード
の位置に自動的に配置することができる(ステツプ35
0)。ステツプ360において、推論のエキスプラネー
シヨンがこのフレームに付加されるが、このタイプのエ
キスプラネーシヨン、つまり推論のエキスプラネーシヨ
ンは、いまフアイヤされたルールから直接に取り出され
る。
【0034】然しながら、ステツプ335において、若
し、フアイヤされたルールが、フアイヤされるべきルー
ル・クラス中の最初のルールでなければ、新しいフレー
ムを作成する必要はない。従つて、推論処理はステツプ
360に自動的に飛び越えて、新しい推論のエキスプラ
ネーシヨンがフレームに付加される。ルール・クラスの
戦略のエキスプラネーシヨン及び理由のエキスプラネー
シヨンは、既にフレーム中に含まれているので、それら
を付加する必要はない。
し、フアイヤされたルールが、フアイヤされるべきルー
ル・クラス中の最初のルールでなければ、新しいフレー
ムを作成する必要はない。従つて、推論処理はステツプ
360に自動的に飛び越えて、新しい推論のエキスプラ
ネーシヨンがフレームに付加される。ルール・クラスの
戦略のエキスプラネーシヨン及び理由のエキスプラネー
シヨンは、既にフレーム中に含まれているので、それら
を付加する必要はない。
【0035】推論のエキスプラネーシヨンが付加された
後(ステツプ360)、推論処理は、それ以上のルール
がフアイヤされるべきルール・ベース中に残つているか
否かを見るために、ステツプ320に戻る。若し、それ
以上のルールがフアイヤされるべきならば、推論処理は
ループを通して繰返えされる。然しながら、若し、ルー
ル・ベース25にフアイヤされるべきルールが残つてい
なければ、ステツプ430において、出力が準備され
る。
後(ステツプ360)、推論処理は、それ以上のルール
がフアイヤされるべきルール・ベース中に残つているか
否かを見るために、ステツプ320に戻る。若し、それ
以上のルールがフアイヤされるべきならば、推論処理は
ループを通して繰返えされる。然しながら、若し、ルー
ル・ベース25にフアイヤされるべきルールが残つてい
なければ、ステツプ430において、出力が準備され
る。
【0036】ステツプ430における出力は、推論処理
の間で作成されたフレーム及びフレームが配置されてい
るエキスプラネーシヨン・トリーから作成される。各フ
レームは、戦略のエキスプラネーシヨンと、理由のエキ
スプラネーシヨンと、各ルール・クラス中でフアイヤさ
れたルールに従属した複数個のエキスプラネーシヨンと
を含んでいる。
の間で作成されたフレーム及びフレームが配置されてい
るエキスプラネーシヨン・トリーから作成される。各フ
レームは、戦略のエキスプラネーシヨンと、理由のエキ
スプラネーシヨンと、各ルール・クラス中でフアイヤさ
れたルールに従属した複数個のエキスプラネーシヨンと
を含んでいる。
【0037】出力のレベル及び品質は、推論処理の間で
作成され、エキスプラネーシヨン・トリー中に置かれた
フレームに依存する。例えば、エキスプラネーシヨン・
トリーの枝葉の部分にあるルールがフアイヤされるなら
ば、十分に細かいエキスプラネーシヨンが供給される。
他方、トリー中の上位のノード中のルール・クラスだけ
がフアイヤされるならば、エキスプラネーシヨンは、上
述よりも遥かに総括的なエキスプラネーシヨンである。
作成され、エキスプラネーシヨン・トリー中に置かれた
フレームに依存する。例えば、エキスプラネーシヨン・
トリーの枝葉の部分にあるルールがフアイヤされるなら
ば、十分に細かいエキスプラネーシヨンが供給される。
他方、トリー中の上位のノード中のルール・クラスだけ
がフアイヤされるならば、エキスプラネーシヨンは、上
述よりも遥かに総括的なエキスプラネーシヨンである。
【0038】フレームを使用して、ユーザは、使用され
た推測の戦略と、何故或る種の結論に達したかを理解す
ることとに従うために、従属テーブル65のヘルプを持
つ供給されたエキスプラネーシヨンを通して見ることが
できる。ユーザがフレームを見るために、多くのサポー
ト・プログラムを作ることができる。例えば、ウインド
ウ技術を使用したグラフイツク・インターフエースは、
エキスプラネーシヨン・トリーを再度作成することがで
きる。代案として、コマンド言語を使用することによつ
て、ユーザは、エキスプラネーシヨンの中の或る点まで
直接に進めることができる。細部のエキスプラネーシヨ
ンには興味のない経験の少ないユーザのために、与えら
れるエキスプラネーシヨンは、「病気を直すために、直
ちにペニシリンを与えよ」という命令とか、または「カ
ードが機能しないので、カード番号2378を取り替え
よ」という命令であるようなインターフエースを作るこ
とができる。
た推測の戦略と、何故或る種の結論に達したかを理解す
ることとに従うために、従属テーブル65のヘルプを持
つ供給されたエキスプラネーシヨンを通して見ることが
できる。ユーザがフレームを見るために、多くのサポー
ト・プログラムを作ることができる。例えば、ウインド
ウ技術を使用したグラフイツク・インターフエースは、
エキスプラネーシヨン・トリーを再度作成することがで
きる。代案として、コマンド言語を使用することによつ
て、ユーザは、エキスプラネーシヨンの中の或る点まで
直接に進めることができる。細部のエキスプラネーシヨ
ンには興味のない経験の少ないユーザのために、与えら
れるエキスプラネーシヨンは、「病気を直すために、直
ちにペニシリンを与えよ」という命令とか、または「カ
ードが機能しないので、カード番号2378を取り替え
よ」という命令であるようなインターフエースを作るこ
とができる。
【0039】以上、説明したエキスプラネーシヨン・シ
ステムは、エキスプラネーシヨンを必要とする任意のタ
イプのエキスパート・システムに適用することができ
る。本発明のエキスプラネーシヨン・システムは、TI
RS、PROLOG、またはIBM Knowledg
e Toolシステムのような言語を使用して開発され
た既存のシステムに、範囲外の最小限のプログラミング
及び経費で付加することができる。本発明のエキスプラ
ネーシヨン・システムは、ルール・ベースの構造を変更
する必要がないので上述のことが可能になる。要求され
ることは、ルール・ベース25の中の各ルールをルール
・クラスに関連させることだけである。
ステムは、エキスプラネーシヨンを必要とする任意のタ
イプのエキスパート・システムに適用することができ
る。本発明のエキスプラネーシヨン・システムは、TI
RS、PROLOG、またはIBM Knowledg
e Toolシステムのような言語を使用して開発され
た既存のシステムに、範囲外の最小限のプログラミング
及び経費で付加することができる。本発明のエキスプラ
ネーシヨン・システムは、ルール・ベースの構造を変更
する必要がないので上述のことが可能になる。要求され
ることは、ルール・ベース25の中の各ルールをルール
・クラスに関連させることだけである。
【0040】本発明のエキスプラネーシヨン・システム
は、何故プログラムが誤動作したのかを決めるために、
コンピユータ・システムからのメモリ・ダンプ(dump)
を分析するような分野とか、または、予防医学(para-m
edic)について診断を正確に行ない、かつ迅速なヘルプ
をするような医療システムの分野とかの広い分野に適用
することができる。
は、何故プログラムが誤動作したのかを決めるために、
コンピユータ・システムからのメモリ・ダンプ(dump)
を分析するような分野とか、または、予防医学(para-m
edic)について診断を正確に行ない、かつ迅速なヘルプ
をするような医療システムの分野とかの広い分野に適用
することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、ルールのベースの構造を変更
することなく、従来のエキスパート・システムに適合す
ることのできるエキスプラネーシヨン・システムを与え
る。
することなく、従来のエキスパート・システムに適合す
ることのできるエキスプラネーシヨン・システムを与え
る。
【図1】本発明の装置の構成を示す図である。
【図2】ルール・クラスの構造を示す図である。
【図3】エキスプラネーシヨン・トリーの構造を示す図
である。
である。
【図4】エキスパート・システムの処理の間でエキスプ
ラネーシヨン・フレームの発生を説明するための流れ図
である。
ラネーシヨン・フレームの発生を説明するための流れ図
である。
10 入力 20 推論エンジン 25 ルール・ベース 30 出力 40 エキスプラネーシヨン・システム 50 ルール・テーブル 60 エキスプラネーシヨン・テーブル 65 従属テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウデア・ミュエラー ドイツ連邦共和国オーベルウォルファ、ゾ ンネンマッテ 9番地 (72)発明者 セエルゲ・サエレンス ドイツ連邦共和国エヒニンゲン、ステイ ン・シュトラッェ、32番地
Claims (8)
- 【請求項1】 エキスパート・システムを動作するため
の推論エンジン及びルール・ベースと、エキスパート・
システムの動作のエキスプラネーシヨンを発生するため
にエキスプラネーシヨン・システムとを有するエキスパ
ート・システムにおいて、 各ルール・クラスのエキスプラネーシヨンが関連される
ように、ルール・ベース中のルールがルール・クラスに
グループ化されており、各ルールクラスにエキスプラネ
ーシヨンが結合されていることを特徴とするエキスパー
ト・システム。 - 【請求項2】 上記エキスプラネーシヨンは戦略のエキ
スプラネーシヨン、推論のエキスプラネーシヨン、また
は、理由のエキスプラネーシヨンを含むことを特徴とす
る請求項1に記載のエキスパート・システム。 - 【請求項3】 ルール・クラスの中のルールをフアイヤ
する時に、エキスプラネーシヨンがエキスプラネーシヨ
ン・フレームにストアされ、該フレームは上記エキスプ
ラネーシヨン・システムによつてアクセスできることを
特徴とする請求項1または2に記載のエキスパート・シ
ステム。 - 【請求項4】 従属テーブルは、相互にルール・クラス
の従属性を表示するために各ルール・クラスと関連され
ていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の
エキスパート・システム。 - 【請求項5】 エキスパート・システムについての知識
を表わす一組のルールを作成し、そして、それらのルー
ルをルール・ベース中にストアするステツプと、 推論エンジンに事実を与えるステツプと、 ルール・ベース中のルールを用いて推論エンジン中の事
実を処理するステツプと、 エキスプラネーシヨン・システム中にエキスプラネーシ
ヨンを発生するステツプと、 推論エンジンからは結論を、エキスプラネーシヨン・シ
ステムからはエキスプラネーシヨンをそれぞれ導出する
ステツプとからなるエキスパート・システムにおいてエ
キスプラネーシヨンを発生する方法において、 上記一組のルールを発生するステツプが、ルールをグル
ープ化してルール・クラスとするステツプを含むこと
と、 各ルール・クラスにエキスプラネーシヨンを関連付ける
こととを特徴とするエキスパート・システムのエキスプ
ラネーシヨン発生方法。 - 【請求項6】 上記ルールをグループ化してルール・ク
ラスを作成するステツプは、ルール・クラスに関連さ
れ、かつ、一つのルール・クラスと他のルール・クラス
の従属性を示す従属テーブルを定義することを含むこと
を特徴とする請求項5に記載のエキスパート・システム
のエキスプラネーシヨン発生方法。 - 【請求項7】 上記エキスプラネーシヨン・システム中
のエキスプラネーシヨンを発生するステツプは、フレー
ムを作成し、かつ、上記フレームにエキスプラネーシヨ
ンを付加することを含むことを特徴とする請求項6に記
載のエキスパート・システムのエキスプラネーシヨン発
生方法。 - 【請求項8】 エキスプラネーシヨン・システムからエ
キスプラネーシヨンを与えるステツプは、フレームに質
問し、かつ、デイスプレイ装置に表示を発生することを
特徴とする請求項7に記載のエキスパート・システムの
エキスプラネーシヨン発生方法。
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