JPH0519710Y2 - - Google Patents

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JPH0519710Y2
JPH0519710Y2 JP1985065956U JP6595685U JPH0519710Y2 JP H0519710 Y2 JPH0519710 Y2 JP H0519710Y2 JP 1985065956 U JP1985065956 U JP 1985065956U JP 6595685 U JP6595685 U JP 6595685U JP H0519710 Y2 JPH0519710 Y2 JP H0519710Y2
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accumulator
evaporator
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pipe
refrigerant
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷凍サイクルの高圧側配管と低圧側配
管とをつなぐバイパス管に制御弁を設けた空気調
和機に関する。
(ロ) 従来の技術 蒸発器への通風量を通常運転よりも減らして除
湿運転を行なわせる空気調和機として特願昭59−
205769号がある。
この内容によれば減圧装置並びに蒸発器を側路
するバイパス管の一端を圧縮機の吐出管に、他端
をアキユムレーターの入口管に夫々接続させてい
る。このバイパス管には除湿運転時に開放される
制御弁が設けられている。
そして除湿運転時には、蒸発器への通風量を通
常運転よりも減らし、且つ制御弁を開放して蒸発
器での冷却能力を抑えて除湿効果を生かすように
している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような除湿運転時において、制御弁の開放
によつてバイパス管から流れてきた冷媒が、蒸発
器からの冷媒にミツクスされると、その衝撃によ
つて騒音が発生するとおそれがあり、又冷媒がミ
ツクスされる時に配管が振動するおそれもあつ
た。
本考案は制御弁を開いてバイパス管から流れて
さた冷媒を蒸発器からの冷媒にミツクスさせた
時、このミツクスによつて発生する騒音並びに配
管の振動を低く抑えることを目的としたものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は、冷凍サ
イクルの高圧側配管と低圧側配管とをつなぐバイ
パス管を設け、さのバイパス管の出口側配管と蒸
発器の出口側配管との端部を下向きで略平行な状
態でアキユムレータの上部の絞り部に取り付け、
且つ両出口側配管の端部をこのアキユムレータの
上部内壁面に沿わせるようにしたものである。
(ホ) 作用 本考案の空気調和機は、バイパス管の出口側配
管と蒸発器の出口側配管とがアキユムレータの上
部の絞り部で略平行に保たれる。
また、両出口側配管の端部をアキユムレータの
上部内側面に沿わせたので、端部からの冷媒はア
キユムレータの内壁面に沿つて減速されながら下
向きに流れる。
(ヘ) 実施例 第1図において、1は分離型空気調和機で、室
外ユニツト2と、室内ユニツト3と、両ユニツト
2,3を接続するユニツト間配管4とから構成さ
れている。室内ユニツト3は蒸発器5と、この蒸
発器5へ流れる冷媒と室内空気とを熱交換させる
室内送風機とが内蔵されている。この室内送風機
6は後述する冷房運転時に一定速度(例えば
1485rpmもしくは1250rpm)で回転させて蒸発器
5への通風量を一定に保持させる。一方除湿運転
時には室内送風機6の回転速度を1020rpmで20秒
間回転させ、その後700rpmで10秒間回転させる
ようにして、蒸発器5への通風量を断続的に変え
るようにしている。
室外ユニツト2には圧縮機7、凝縮器8、減圧
素子9、アキユムレータ10が内蔵されており、
これら機器は配管で接続されている。11は圧縮
機7の吐出管12とアキユムレータ10とを結ぶ
バイパス管で、このバイパス管11には冷媒流量
調整用のキヤタピラリチユーブ13と制御弁14
とが配設されている。この制御弁14は冷房運転
時に閉鎖し、除湿運転時に開放される。15は室
外送風機で冷房運転時並び除湿運転時共に同一の
速度で回転させるようになつている。
この圧縮機7並びにアキユムレータ10付近の
冷媒配管の状態は第2図に示すようになつてお
り、圧縮機7の上方に吐出管12が延びておりそ
の後この吐出管12はL字状に曲げられて凝縮器
8の入口側配管16と、制御弁14の入口側配管
17とに分岐されている。そしてキヤピラリチユ
ープ13の出口側配管18は圧縮機12の上方で
ループ状に湾曲されており、出口端19がアキユ
ムレータ10の上部に接続されている。又、この
出口端19と略平行に蒸発器5からの出口側配管
20もアキユムレータ10に接続されている。
すなわち、バイパス管11の出口端19と蒸発
器5の出口側配管20とはいずれも下向きで略平
行な状態でアキユムレータ10の上部の絞り部に
取り付けられ、これら出口端19と出口側配管2
0との端部は、このアキユムレータ10の上部内
壁面に沿うように配置されており、しかもこれら
端部は吸込管22〔アキユムレータ10につなが
れる低圧側配管〕の端部よりも上方に位置させて
いる(第2図参照)。
このアキユムレータ10の内部には冷媒中に不
純物を濾過する網21が配設されている。22は
圧縮機7の吸込管である。
このような空気調和機において、バイパス管1
1の出口側配管18と蒸発器5の出口側配管20
とをアキユムレータ10の上部の絞り部に取り付
ける際に、この両出口側配管18,20が絞り部
で略平行に保たれるので取り付け作業を容易にす
ることができる。そして、両出口側配管18,2
0がアキユムレータ10の絞り部に取り付けられ
ているので、取り付け作業後も配管18,20の
方向をずれにくくすることができる。
また、このような空気調和機において、冷房運
転を行なう場合は制御弁14を閉鎖し、圧縮機
7、室外送風機15並びに室内送風機6を運転さ
せる。この時室内送風機6は一定速度で回転を続
け、蒸発器5への通風量を大きく保つて、室内の
冷房を行なう。
一方、除湿運転を行なう場合は制御弁14を開
放し圧縮機7、室外送風機15、室内送風機6を
運転させる。この時、室内送風機6は1200rpmの
弱運転(20秒間)と700rpmの微風運転(10秒間)
とを繰り返し冷房運転より風量を減らした運転を
行なう。一方、冷媒流は制御弁14の開放によ
り、実線矢印で示すように圧縮機7から吐出され
た冷媒の一部はバイパス管11を介してアキユム
レータ10に導かれる。この時、バイパス管11
の一部がループ状に曲つているため、制御弁1
4、キヤピラリチユープ13からの冷媒の流速は
遅くなり、ゆるやかな速度で冷媒がアキユムレー
タ10に流れ込む。この時、蒸発器5からの冷媒
もこのアキユムレータ10に流れ込む。このバイ
パス管10の出口端19と蒸発器5の出口側配管
20とが略平行な状態でアキユムレータ10に取
り付けられており、且つアキユムレータ10内の
網21の上方の空間23はバイパス管18の内径
や、出口側配管20の内径よりも大きい。従つ
て、バイパス管11の出口側配管19と蒸発器5
の出口側配管20とより吐出された冷媒は略平行
な状態でこのアキユムレータ10内の上部内壁面
に沿つて下向きに流れるので、これら冷媒の流れ
がアキユムレータ10内で衝突するおそれは少な
く、両者の冷媒が混り合う。このため冷媒同志が
衝突するおそれは少なく、しかも両出口側配管1
8,20から吐出された冷媒の流れによつてアキ
ユムレータ10内の液冷媒と潤滑油とが攪拌され
にくくなる。従つて、アキユムレータ10内で生
じる液冷媒や潤滑油の攪拌時の騒音並びに振動を
低く抑えることができる。このようにアキユムレ
ータ10内で混つた冷媒の不純物は網21が濾過
される。そして液溜め部24にこの不純物が入ら
ないようにしている。アキユムレータ10内に溜
つたガス冷媒は吸込管22を介して圧縮機7に吸
込まれる。
(ト) 考案の効果 以上詳述したように、本考案は冷凍サイクルを
構成するための蒸発器を側路するバイパス管に制
御弁を設け、この制御弁の開閉によつて蒸発器へ
流れ込む冷媒量を調整する空気調和機において、
このバイパス管の出口側配管と蒸発器の出口側配
管との端部を下向きで略平行な状態で前記アキユ
ムレータの上部の絞り部に取り付け、且つ前記両
出口側配管の端部をこのアキユムレータの上部内
壁面に沿わせるようにしたので、両出口側配管を
アキユムレータの上部の絞り部に取り付ける際
に、この両出口側配管がアキユムレータの上部の
絞り部で略平行に保たれるので取り付け作業を容
易にすることができる。
また、両出口側配管から吐出された冷媒はアキ
ユムレータの内壁面に沿つて減速されながら下向
きに流れるもので、これら冷媒同志の衝突するお
それは少なく、しかも両出口側配管から吐出され
た冷媒の流れによつてアキユムレータ内の液冷媒
と潤滑油とが攪拌されにくくなる。従つて、アキ
ユムレータ内で生じる液冷媒や潤滑油の攪拌時の
騒音並びに振動を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の空気調和機を示すも
ので、第1図は空気調和機の冷媒回路図、第2図
は圧縮機、アキユムレーターに接続される配管の
状態を示す説明図である。 1……空気調和機、5……蒸発器、7……圧縮
機、8……凝縮器、9……減圧装置10……アキ
ユムレータ、11バイパス管、14……制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器、アキユム
    レータを順次接続して冷凍サイクルを構成し、こ
    のサイクルの高圧側配管と低圧側配管とをつなぐ
    バイパス管に制御弁を設けた空気調和機におい
    て、前記バイパス管の出口側配管と蒸発器の出口
    側配管との端部を下向きで略平行な状態で前記ア
    キユムレータの上部の絞り部に取り付け、且つ前
    記両出口側配管の端部をこのアキユムレータの上
    部内壁面に沿わせたことを特徴とする空気調和
    機。
JP1985065956U 1985-05-02 1985-05-02 Expired - Lifetime JPH0519710Y2 (ja)

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JP1985065956U JPH0519710Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

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JP1985065956U JPH0519710Y2 (ja) 1985-05-02 1985-05-02

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JPS61195259U JPS61195259U (ja) 1986-12-05
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128037A (en) * 1977-04-15 1978-11-08 Hitachi Ltd Refrigeration apparatus
JPS5536769U (ja) * 1978-08-31 1980-03-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128037A (en) * 1977-04-15 1978-11-08 Hitachi Ltd Refrigeration apparatus
JPS5536769U (ja) * 1978-08-31 1980-03-08

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