JPH05193592A - 宇宙船の熱制御装置 - Google Patents

宇宙船の熱制御装置

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JPH05193592A
JPH05193592A JP4218089A JP21808992A JPH05193592A JP H05193592 A JPH05193592 A JP H05193592A JP 4218089 A JP4218089 A JP 4218089A JP 21808992 A JP21808992 A JP 21808992A JP H05193592 A JPH05193592 A JP H05193592A
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JP
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panels
spacecraft
panel
heat
south
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Application number
JP4218089A
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English (en)
Inventor
Harold P Strickberger
ハロルド・ポウル・ストリクバーガー
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/46Arrangements or adaptations of devices for control of environment or living conditions
    • B64G1/50Arrangements or adaptations of devices for control of environment or living conditions for temperature control
    • B64G1/503Radiator panels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S165/00Heat exchange
    • Y10S165/904Radiation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低い傾斜角の地球軌道で動作するようになっ
ている宇宙船の内容積を画定する北、南、東および西パ
ネル52,54,56,58の相互間の温度差を小さく
し、各パネルの温度を低く保つ。 【構成】 北、南、東および西パネルの外面を好ましく
は、そこから熱エネルギを放射するために、実質的にそ
の熱放射率より小さい太陽熱吸収率を有する光学太陽熱
反射器のカバーで構成する。また北、南、東および西パ
ネルの内面を内容積を横切ってパネル間に熱エネルギを
有効に放射するカバーで構成する。さらに、宇宙船の内
容積は一般にパネル間の熱放射を実質的に制限する構造
的要素がないようにし、宇宙船の装置が通常取り付けら
れる北および南パネルの各々には各パネル間の温度差を
低減する伝導性ヒートパイプを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙船、特にほぼ赤道
軌道用の宇宙船の熱制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙船内における熱源からの熱の流れを
制御するように協同して動作する種々の構成の熱制御装
置がないならば、宇宙における宇宙船は広範囲の温度条
件を受けるであろうとともに、種々の熱の獲得および熱
の損失を受けるであろう。熱は宇宙に放射することによ
って宇宙船から失われ、太陽から宇宙船に入力される。
太陽エネルギは2つの方法で温度上昇を発生する。第1
としては、宇宙船に当たる太陽エネルギはある程度吸収
され、直接加熱する。第2としては、太陽電池アレイに
当たる太陽エネルギの結果として太陽電池アレイから発
生する電気エネルギが宇宙船上の種々の装置によって利
用され、これにより一般に熱エネルギに変換される。バ
ッテリ、燃料電池または原子力発電機のような別の電源
によって電気エネルギが発生した場合にも、宇宙船の装
置は同様に消散すべき熱エネルギを発生することに注意
されたい。
【0003】宇宙船の熱制御管理システムに対する上述
した必要性を処理するために従来種々の装置が開発され
ている。1つの装置は宇宙船の全ての側面を放熱器とし
て使用し、宇宙船の熱を発生する場所からより冷たい側
に、および本体のより暑い部分からより冷たい部分に熱
を伝達する高熱伝導路の装置を有している。このような
装置は米国特許第4,880,050号に開示されてお
り、この特許は複数のT字形パレットの各々がL字形外
部ヒートパネルによって熱的に連結された取り付けパネ
ルおよび放熱器パネルを有している熱管理システムにつ
いて記載している。各取り付けパネルはL字形内部ヒー
トパイプを介して閉ループヒートパイプに連結されてい
る。内部ヒートパネルは閉ループヒートパイプによって
互いに熱的に連結されている。それから、熱は閉ループ
ヒートパイプ、内部ヒートパイプ、取り付けパネルおよ
び外部ヒートパネルを介して太陽と反対側に面している
放熱器パネルに伝達される。上記米国特許の装置は非常
に複雑で高価であり、かなりの質量を有する手の込んだ
ネットワークのヒートパイプを必要とし、これにより宇
宙船に有効な質量を低減して、有用なペイロードに当て
るものと考えられる。更に、この装置は太陽からの熱エ
ネルギ入力の効果が回転によって宇宙船の表面の全体に
わたって平均化される傾向がある充分に高い速度で回転
する宇宙船に更に適していると考えられる。
【0004】回転しない宇宙船に関連する異なる装置が
従来技術に開示されている。例えば、通常パネルと称さ
れている6つの面を有するほぼ直方体形状の地球軌道宇
宙船について考える。一般に、宇宙船は地球に対して方
向付けられ、1つの面が地球に面していて、地球側パネ
ルまたは天底パネルと一般に称されている。地球側パネ
ルとは反対側の面は、常に地球に対して反対側に面して
いるので、反地球側パネルまたは非天底パネルと一般に
称されている。ほぼ赤道軌道においては、すなわち赤道
面に対して比較的小さい傾斜の軌道においては、地球側
パネルおよび反地球側パネルは軌道面および軌道の半径
に対して直角である。宇宙船の2つの他の面は軌道面に
対して直角に配置され、宇宙船上において互いに対向し
ている。すなわち、一方は宇宙船の進行方向に面してい
て東パネルと称され、他方は反対の方向に面していて西
パネルと称されている。これらのパネルは一般に軌道面
に対して直角に配置されるとともに、軌道に対してほぼ
接線方向である宇宙船の速度ベクトルに対してほぼ直角
に配置されている。宇宙船の残りの2つの面は軌道面に
対して平行に配置され、一般に宇宙船が軌道を描いて回
る天体、ここでは地球の極に対応して北パネルおよび南
パネルと称されている。
【0005】宇宙船が地球の周りに軌道を描く毎に、太
陽はまず東パネルを照明し、それから反地球側パネルを
照明し、それから西パネルを照明し、そして地球側パネ
ルを照明する。各パネルは軌道の約3分の1の間照明さ
れ、2つのパネルが同時に照明されるときがある。そし
て、これらのパネルの各々は宇宙船の太陽熱源となる。
宇宙船が比較的低い軌道、例えば地球の表面上の100
および1000マイルの間にある場合には、宇宙船が太
陽によって照明されない実質的な食期間が各軌道中にあ
ることに注意されたい。この結果、地球側パネルは他の
パネルよりも非常に少ない太陽エネルギ入力を受ける。
一方、地球の熱温度は宇宙に比べて比較的高いので、地
球側パネルは比較的少ない量の熱エネルギを宇宙船から
放射することができる。東、西および反地球側パネルは
太陽に面していない時かなりの量の熱エネルギを宇宙の
熱的に冷たい空間に放射することができる。しかしなが
ら、北および南パネルは全軌道の間宇宙に面し、一般に
比較的小さな太陽エネルギ入力を受けるので、宇宙船の
主な熱放射面として有効に使用される。
【0006】従来、北および南パネルは宇宙への有効な
放熱器として設計されていたのに対して、他のパネルは
太陽からの熱エネルギを吸収しないように絶縁されてお
り、従って、従来エネルギを放射することもできない。
このような装置は米国特許第3,749,156号に示
されており、この特許は北および南に向いた壁が宇宙船
モジュールの内部から宇宙に対する熱の伝達を制御しや
すいように設計されている宇宙船モジュールハウジング
用の熱制御システムを開示している。軌道の飛行中太陽
光線に直接晒される3つの面はこれらを通る熱の伝達を
防止するように超絶縁材を有するように構成されてい
る。すべての重要な熱伝達は北−南壁を通して行われ
る。北および南壁用の好ましいコーティングは光学太陽
熱反射器である。多層被覆薄膜たとえばマイラー(My
lar:登録商標)またはカプトン(Kapton:登
録商標)フィルムが他の壁用の好ましい超絶縁材であ
る。モジュール内のヒートパイプシステムは北−南壁に
熱を伝達するとともに、これらの壁を横切って均一に熱
を伝達する迅速で有効な手段を提供している。
【0007】同様な設計の装置がフランス特許第2 4
63 058号に記載されており、この特許は各パネル
上の部品からの熱PV1 (ここでPVn は明らかに熱を
指示するものとして使用されている)が1つまたはいく
つかのヒートパイプによって北放熱器または南放熱器ま
たは両者に伝達される熱除去および温度安定化装置につ
いて記載している。北および南放熱器はいくつかのヒー
トパイプを有し、太陽の可変作用を受ける。宇宙船の北
および南放熱器の面がPV1 ...PV3 の除去に対し
て充分でない場合には、この除去のために1つまたはい
くつかの追加放熱器を使用しなければならない。これ
は、地球側パネル自身かまたは西または東側に放熱器を
設けることによって達成する。
【0008】これらの従来の装置の両方は、熱を1つの
パネルから他のパネルに伝達するのに複雑で高価で重い
ネットワークの内部熱伝導ヒートパイプが必要であると
いう上述した米国特許第4,880,050号のシステ
ムと同じ欠点を有している。
【0009】
【発明の概要】太陽によって照明される天体の周りを軌
道を描いて回るようになっている宇宙船であって、この
宇宙船は複数の外部パネルを有し、この外部パネルの少
なくとも第1および第2のパネルは太陽によって実質的
に照明されない場所の宇宙船上に対向して配設され、前
記パネルの少なくとも第3および第4のパネルは宇宙船
上に対向して配設され、前記天体の周りの宇宙船の軌道
の異なる部分において太陽からの照明を受けるようにな
っている。熱制御装置は各々が熱放射率よりも実質的に
低い太陽熱吸収率を有する外面を有している第1および
第2のパネルと、各々が熱放射率よりも実質的に低い太
陽熱吸収率を有する外面を有する第3および第4のパネ
ルとを有している。前記第1、第2、第3および第4の
パネルは各々宇宙船に対する内面を有し、パネル間で熱
エネルギを放射するようになっている。
【0010】
【詳しい説明】図1に示す従来の宇宙船10は地球と反
対側から見たものであり、地球と反対側のパネルが取り
除かれている。この宇宙船は上述した他の従来の宇宙船
における問題を除去し、静止地球軌道で動作する低電力
および中電力通信衛星用の良好な宇宙船熱制御および処
理機能を備えている。宇宙船10は北パネル12、南パ
ネル14、東パネル16および西パネル18を有してい
る。宇宙船の内部には円筒形中央支持柱20および半径
方向に取り付けられた支持パネル22、24、26、2
8、30および32があり、これらの支持パネル上に装
置が取り付けられる。北パネル12および南パネル14
は宇宙に面し、従って熱放射面として効果的に利用する
ことができるので、相当なエネルギを消費する(従って
かなりの熱を発生する)装置をそこに直接取り付けるの
に有益であり、これらのパネルからエネルギは都合よく
事実上宇宙に熱放射される。北パネル12および南パネ
ル14はそれぞれヒートパイプ34および36、および
38および40を有し、これらのヒートパイプはこれら
のパネル上に取り付けられた装置によって発生する熱を
それぞれのかなりの領域部分上に発散する機能を有して
いる。ヒートパイプ34、36、38および40は説明
のためにパネル12および14から間隔をあけて図示さ
れているが、これらは実際にはパネル内に埋め込まれ、
装置およびその上の放熱器と密接な熱的接触状態にある
ことに注意されたい。北パネル12および南パネル14
はそれらの外面上が光学表面放熱器または第2表面鏡と
して知られている光学太陽熱反射器(OSR)で覆われ
ている。これらの光学太陽熱反射器は効率的な放熱器と
して作用する熱制御コーティング(以下に詳細に説明す
る)である。東パネル16および西パネル18はそれぞ
れ多層絶縁(MLI)ブランケット42および44で覆
われている。このブランケット42および44はこれら
のパネルによって吸収される太陽からの熱エネルギを小
さな値に低減するが、また同様に東パネルおよび西パネ
ルから放射される熱エネルギの量も低減する。
【0011】図1の構成は単に北パネルおよび南パネル
のみの有効な表面の一部を利用して、余分な熱を宇宙に
放射するのみであり、また中央支持円筒体および半径方
向の装置パネルから構成される内部構造要素は一般に伝
導によってパネル12、14、16および18の間の熱
伝達を行うのに非効率的であり、他の放射面が有効であ
るとしても放射結合によってこのようなパネル間の熱伝
達を行うには非効率的であるので、この構成はより大き
な電力消費装置を使用した宇宙船にはあまり適していな
い。
【0012】従って、従来の特許に開示されている装置
における好ましくない複雑さ、過度の重量および高い価
格を避けながら、より大きなペイロードによって要求さ
れるより大きな熱放射面領域を有する宇宙船用の熱制御
装置に対する要望がある。図2には、本発明による宇宙
船50が示され、図1と同様に北および南ペイロードパ
ネル52および54を有し、これらのパネルの各々はそ
れぞれ埋め込まれたヒートパイプ62および64のネッ
トワークを有している。これらのヒートパイプ62およ
び64はこのようなパネル上に設けられる装置(図示せ
ず)から発生する熱負荷をほぼ全パネル領域にわたって
分散させる。静止地球軌道で動作するのに適している種
類の通信衛星においては、最も大きな電力消費装置は通
信ペイロード、特に送信装置である。この装置は好まし
くは北および南パネル上に実装される。北および南パネ
ル52および54は光学太陽熱反射器からなる外部熱制
御面を有する。また、東および西パネル56および58
も光学太陽熱反射器からなる外部熱制御面を有する。こ
れらのパネルは宇宙船50の内部容積60を取り囲んで
おり、この内部容積60は北、南、東および西パネル5
2、54、56および58の間における熱エネルギの放
射を阻止する構造的な要素または他の要素の影響を実質
的に受けない。この発明構成は、太陽から吸収した熱エ
ネルギよりも多くの熱エネルギが、光学太陽熱反射器を
有する東および西パネルの各々から放射によって各々の
完全な軌道の間に失われるということを利用している。
従って、等価な物理的大きさおよび内部電力消費(熱の
発生)の宇宙船の場合、図1に示す従来の構成のものよ
りも本発明構成のものの方が宇宙船の平均温度は低くな
る。
【0013】図3は、図1の従来の宇宙船の熱性能と本
発明を具体化した図2の宇宙船の熱性能とを比較したグ
ラフである。このように全体にわたって熱を低減し得る
のは、東および西パネル56および58の一方が常に各
軌道の実質的に半分以上にわたって宇宙の冷気に熱エネ
ルギを放出することができ、また光学太陽熱反射器(以
下に説明する)の有益な特性およびパネルに太陽エネル
ギのあたる期間が各軌道の実質的に半分未満であること
により他方のパネルに吸収される太陽エネルギが最小に
なるためである。ヒートパイプ62および64は北およ
び南パネル52および54上の東−西熱勾配を減らすこ
とによってこの熱を低減するということに貢献してい
る。これらの比較パラメータ曲線を発生するのに使用し
た分析では、各パネル上の同じ電力消費および光学太陽
熱反射器の等価な特性を有する図1および図2に示す2
つの宇宙船を想定した。図3のグラフは本発明が非常に
有利であることを示している。この有利な点は、宇宙船
においては、所定の面積の北および南パネルに対してパ
ネル温度の低減として、または必要なペイロード放熱器
パネルの高さ(従って面積)の低減として実現され得る
とともに、本発明の熱制御装置を使用した場合、面積お
よび温度の両方とも、程度は小さくなるが減少すること
が可能である。各構成において北パネル上の温度に比較
して南パネル上のわずかに高い温度は太陽光強度の季節
的変動を反映している。この分析は地球が太陽に最も近
づいて、最も熱い宇宙船状態となる冬の季節に対するも
のである。太陽面に対する静止軌道の赤道軌道面の傾斜
によって、太陽は高い入射角度で南パネルを照明する。
この高い入射角度によって南パネル上に実装されたペイ
ロード装置はこれらの2つのパネルの各々の等しいペイ
ロード装置電力消費にも関わらず北パネルに比較してわ
ずかに高い温度で動作する。
【0014】宇宙船50の内部は熱放射を妨げる構造物
および他の構成要素がないことが好ましいが、本発明は
内部的に放射する利点を低減されたとしてもこのような
構成要素が使用される場合に適している。本発明は、高
電力ペイロードを有する宇宙船において従来の構成のも
のよりもより好ましい熱制御特性を備えていることがわ
かる。更に、本発明を具体化した宇宙船は従来のもので
必要であった複雑で重い内部ヒートパイプ伝達ネットワ
ークの除去、従来の低パワー宇宙船の内部構造要素の除
去による宇宙船の重量の劇的な減少および図3に示すよ
うなペイロードパネルの高さ(従って面積)の低減によ
り達成される宇宙船重量の劇的な減少を達成することが
できる。
【0015】図4は、静止地球軌道からC帯域およびK
u帯域の通信宇宙船サービス用の完全な宇宙船400の
図である。宇宙船400は地球側パネル420が全ての
軌道を通じて地球に面するように宇宙に方向付けられて
いる本体410を有している。この本体410は必要な
ペイロードおよびハウスキーピング装置を有している。
太陽電池アレイ402および404が本体410の北パ
ネル422および南パネル424(図示せず)から外側
に延出している。この太陽電池アレイの各々は太陽電池
が一方の側に取り付けられている4個の矩形パネルを有
している。本体410の地球側パネル420の方向が地
球に向かって留まっている間にこれらのアレイ402お
よび404の太陽電池側の方向が太陽に面するようにア
レイ402および404は1回の軌道で1回転する速度
で宇宙船本体410に対してブーム406で定められる
軸の周りを回転する。遠隔追尾制御システム、電源シス
テム、姿勢制御システム等用のようなハウスキーピング
装置はほぼ矩形のハウスキーピングモジュール412内
に設けられている。このハウスキーピングモジュール4
12の内部には図1の従来の宇宙船で示したものに類似
した構成の中央円筒体および6個の半径方向構造パネル
が設けられている。中央支持円筒体および半径方向パネ
ルを使用した構造について記載している「宇宙船構造(S
pace Craft Structure) 」という名称の米国特許第4,
009,851号および第4,682,744号をここ
に参考として引用する。通信受信機、通信送信機および
通信アンテナなどのようなペイロード装置はほぼ矩形の
ペイロードモジュール414内に設けられている。北パ
ネル422は光学太陽熱反射器で覆われており、西パネ
ル428の実質的な部分440、442および444お
よび東パネル426(図示せず)の対応する部分も同じ
である。北および南ペイロードパネル422および42
4の両方はその上に取り付けられた装置によって発生す
る熱を宇宙へ放射するためにその実質的な部分にわたっ
て発散するための以下に説明するヒートパイプ構成を有
している。東ペイロードパネル426のみならず西ペイ
ロードパネル428はほぼ平面状であるが、Ku帯域ビ
ーム形成ネットワーク462は信号送受信用のKu帯域
アンテナ反射器460をはっきり見えて遮られないよう
に傾斜部分を有することが便利であることに注意された
い。傾斜部分においては、中央サブパネル444はOS
Rで覆われているが、左および右サブパネル440およ
び442も同様であり、中央サブパネル446および三
角パネル448はMLIで覆われている。同様に、C帯
域給電ホーン組立体472はC帯域アンテナ反射器47
0を遮られずにはっきり見えるように同様な構成が東パ
ネルにも使用される。代わりとして、全東および北ペイ
ロードパネル426および428を傾斜させ、図4にお
いてその中央部分444および446も同様にすること
ができる。展開可能全方向式アンテナ408は指令、照
準、追尾および遠隔測定機能用の信号の送受信を行う。
【0016】上述した構成は熱制御に関する宇宙船40
0の他の熱制御機能と協力する。地球側パネル420お
よび反地球側パネル430の両方は多層絶縁体で覆われ
ており、ハウスキーピングモジュール412の表面の大
部分も同様である。Ku帯域アンテナ反射器460およ
びC帯域アンテナ反射器470の両方は前面を反射膜で
覆われ、背面を多層絶縁体で覆われている。Ku帯域ビ
ーム形成ネットワーク462は北および南面上に光学太
陽熱反射器を有し、そうでない部分は多層絶縁体で覆わ
れている。C帯域給電ホーン組立体472は多層絶縁材
からなるテントで覆われている。
【0017】図5は、熱制御面を更に詳細に示すように
各面がサブセクションに分割されている宇宙船本体41
0の図である。地球側パネル420および反地球側パネ
ル430(図示せず)は多層絶縁材で覆われ、ハウスキ
ーピングモジュール412の東パネル436および西パ
ネル438(図示せず)も同様である。ペイロードモジ
ュール414の北ペイロードパネル422および南ペイ
ロードパネル424(図示せず)は埋め込まれたヒート
パイプ(以下に説明する)を有するパネルであり、その
外面上を光学太陽熱反射器で覆われている。
【0018】光学太陽熱反射器(OSR)は高反射材を
塗布された薄い透明カバーである。カリフォルニア州サ
ンタローサ(Santa Rosa, California)のオプティカル・
コーティング・ラバラトリ社(Optical Coating Laborat
ory, Inc.)(OCLI)から入手し得る融解石英OSR
は約6ミルの厚さであり、宇宙船に接合される側が被着
した銀コーティングで覆われ、露出面が酸化インジウム
錫の導電コーティングで覆われている。英国ボデルワイ
ダン、ライル、クリウィド(Bodelwyddan, Rhyl, Clwyd,
Untited Kingdom) のピルキングトン・スペース・テク
ノロジ(Pilkington Space Technology) から入手し得る
CMXガラスOSRは約3ミルの厚さであり、宇宙船に
接合される側に被着した銀コーティングを有し、宇宙に
露出した面に酸化インジウム錫導電コーティングを有す
る。両者とも1.65インチ×1.65インチ平方であ
り、約0.08ないし0.10の太陽熱吸収率αおよび
約0.80ないし0.81の熱放射率εを有する。放射
率に対する吸収率の比α/εが低いことは、熱エネルギ
が主に放射される赤外線帯域においてOSRが熱エネル
ギの非常に効率的な放熱器であり、太陽光線に含まれる
エネルギが検出される帯域においてOSRが低い熱吸収
率を有していることを示している。宇宙船上のプラズマ
誘導静電荷の放電に対する保護はOSRの一方の面上の
導電性酸化インジウムまたは酸化インジウム錫コーティ
ング、他方の面上の銀コーティングおよび両者間の接着
剤による接着および結合と組み合わせられたOSRの約
200kΩの前面から後面の抵抗によって行われてい
る。前記接着剤は電気的絶縁物でなく、イリノイ州シカ
ゴのモルトン−ティオコル社(Morton-Thiokol, Inc.)、
モルトン化学部門(Morton Chemical Division)から入手
し得るソリゼイン(Solithane:登録商標) 113接着剤
(カーボンブラックフィラー含有)、またはニューヨー
ク州ウォータフォードのゼネラルエレクトリック社から
入手し得るRTV566接着剤、またはRTV566お
よびRTV567接着剤の混合物(グラファイト繊維充
填材含有)のような接着剤である外部コーティング材料
はαができる限りゼロに近く、εができる限り1に近い
ことが望ましいが、本発明は、紫外線(UV)およびイ
オン化放射線に晒されることによって劣化した熱制御塗
料から得られるような例えば約0.4のαおよび約0.
6のεのような実質的に異なる値でも有利に使用するこ
とができる。
【0019】東ペイロードパネル426および西ペイロ
ードパネル428(図5には示されていないが図4に示
されている)は同様な熱制御面を使用している。左およ
び右東ペリロードサブパネル450および452(時々
南東および北東サブパネルとも称する)(およびこれら
の西の対となるパネル440および442)は上述した
種類の光学太陽熱反射器で覆われている。また、中央の
傾斜面のサブパネル454もこのようなOSRで覆われ
ているが、そのサブパネル456はC帯域給電ホーン組
立体472への熱エネルギの反射を最小にするようにM
LIで覆われている。東および西ペイロードパネル42
6および428上の三角形状部分458およびその3つ
の対となる部分(図示せず)もまたMLIで覆われてい
る。
【0020】パネル420、422、424、426お
よび428の内面は、装置が取り付けられる場所を除い
て、ペンシルバニア州エリーのロード社(Lord Corpor
ation)またはイリノイ州シカゴのイリノイ技術研究所(I
llinois Institute of Technology Reseach)からそれぞ
れ入手し得るケムグレイズ(Chemglaze) Z306黒塗料
またはMH21S/LO黒塗料のような熱制御塗料で覆
われている。パネルおよびパネルの内面シートに取り付
けられる種々の装置間の熱伝導率を高める化合物を使用
し、それらの間の熱伝導率を改良する。ニューヨーク州
ウォ−ターフォードのゼネラルエレクトリック社から入
手し得るRTV566はこのような目的のために使用す
ることができる。
【0021】ハウスキーピングモジュール412は、図
1に示した従来の宇宙船で説明したと同様に、その北パ
ネル432および南パネル434(図示せず)上に光学
太陽熱反射器を有し、その東パネル436および西パネ
ル438(図示せず)上にMLIを有する。バッテリの
ような電力サブシステムの構成要素のように最も大きな
電力を消費するハウスキーピングモジュール内の装置は
北および南ハウスキーピングパネル432および434
上に優先的に取り付けられる。
【0022】図6は、南ペイロードトランポンダパネル
424の詳細を示す図であり、この南ペイロードトラン
スポンダパネル424はヒートパイプのネットワークが
内部に埋め込まれており、その上に取り付けられた装置
によって消散される熱がパネル424のほぼ全領域にわ
たって比較的均一に分散される。パネル424はハニカ
ムパネルで構成され、アルミニウムのハニカムが設けら
れていない領域において2つの面シートの間に種々の異
なる形状のヒートパイプが埋め込まれている。パネル4
24上には、最も大きな電力を消費し、従って最も大き
な熱を発生するペイロード装置はパネルの上半分(すな
わち、地球側パネル420に接する縁部502に最も近
い半分)内に通常設けられる。右側の縁部504は西ペ
イロードパネル428に接し、左側の縁部506は東ペ
イロードパネル426に接している。底縁部508はハ
ウスキーピングモジュール412の南パネル434の上
側縁部に接している。
【0023】図6には、パネル424を構成する2つの
アルミニウムの面シートの一方が取り除かれて、ヒート
パイプの間の間隔が誇張されて示され、各特定のヒート
パイプの特殊形状およびヒートパイプのレイアウトが示
されている。パネル424および422は約0.95イ
ンチの厚さであり、宇宙船の内面および宇宙船の外面の
両方に対して8ミルの厚さのアルミニウム合金の面シー
トを使用している。カリフォルニア州ダブリンにあるヘ
クセル社(Hexcel Corporation)から入手し得るアルミニ
ウム合金のハニカム箔をパネルの芯として使用して、そ
れに面シートが接合される。宇宙船本体410の他のパ
ネルはそれに取り付けられる装置の質量あるいは消費電
力に応じて、厚さをより厚く又はより薄くし、或いは面
シートをより重く又はより軽くする。パネル450およ
び452は約1/2インチの厚さであり、ハニカムの芯
の上に5ミルの厚さの面シートを使用し、パネル454
および456は約1インチの厚さであり、ハニカムの芯
の上に7ミルの面シートを使用している。
【0024】複数の異なる形状のヒートパイプは地球側
パネルとハウスキーピングモジュールとの間のパネル4
24に沿って熱を伝導して(すなわち、図6において垂
直に)、以下に説明する横方向に伸びたヒートパイプ5
12、514、516および518に到達させる。これ
らの垂直方向のヒートパイプはS字形を有する10本の
ヒートパイプ522を有し、そのうちの1つ522’は
太陽電池アレイ402および404用のブーム406が
通過する穴540を塞がないように先端を切られてい
る。S字形ヒートパイプ522はパネル424の上右側
区分上に取り付けられる複数のKu帯域進行波管増幅器
(TWTA)の下側に設けられている。パネル424の
東縁部506に近接して設けられているC字形を有する
7本のヒートパイプ524、J字形を有する7本のヒー
トパイプ526は熱を縁部502および508の間で伝
導して、横方向に伸びたヒートパイプ512、514、
516および518に到達させている。C字形ヒートパ
イプ524およびJ字形ヒートパイプ526の長い部分
の上端部はパネル424の上左側区分に取り付けられて
いる複数のC帯域固体電力増幅器(SSPA)の下側に
設けられている。これらの24本の垂直ヒートパイプは
OSRによって覆われる外面シートよりも装置が取り付
けられるパネル424の内面シートに近接して取り付け
られる。
【0025】複数の横方向に伸びたヒートパイプが東お
よび西縁部506および504の間を横方向におよび上
述したC、JおよびS字形ヒートパイプ524、52
6、522に直角に設けられている。これらの横方向の
ヒートパイプは比較的浅いZ形状を有する2本のヘッダ
ーヒートパイプ512のグループと、比較的深いZ形状
を有する2本のヘッダーヒートパイプ514のグループ
と、底縁部508の比較的近くに設けられている2本ず
つのグループに構成される4本のまっすぐなヘッダヒー
トパイプ516および518とを有する。これらの8本
のヒートパイプは熱を東から西に横切って伝導し、ペイ
ロードパネル424上に発生する熱を分散するのみなら
ず、東および西パネルのいずれか一方が最も冷たくなる
ところに最も近い部分にその熱を伝導するように作用す
る。これらの8本のヒートパイプは装置が取り付けられ
る内面シートよりもOSRによって覆われるパネル42
4の外面シートに近接して取り付けられる。
【0026】上述したネットワークのヒートパイプは、
ペイロードパネル424の東および西縁部506および
504の間および地球側縁部502およびハウスキーピ
ング縁部508の間のパネルのほぼ全体の範囲にわたっ
て広がり、これによりペイロード装置、主にKu帯域T
WTAおよびC帯域SSPAによって発生する熱をそれ
らの上にほぼ均一に、すなわち熱勾配を最小にするよう
に分散している。
【0027】上述したヒートパイプの各々は予め認定さ
れたATS−IIのような多くの宇宙船で使用されてい
るタイプの、アンモニアの作動流体を使用する、軸方向
の溝を持つ、一定コンダクタンスのアルミニウムのヒー
トパイプである。これらのヒートパイプはメリーランド
州グリーンベルトにあるOAO社(OAO Corporation)お
よびメリーランド州コッキズビルにあるダイナサーム社
(Dynatherm Corporation) から市販されている。アルミ
ニウムヒートパイプの内部の溝付き中孔は断面がほぼ円
形であるが、その外壁はパネル422および424の面
シートおよび交差する他のヒートパイプとの熱接触を良
好にするために少なくとも1つの平坦な部分を有してい
る。
【0028】上述した説明は本発明の好適実施例につい
て記載しているが、このような記載および教示に基づい
て本発明の変更および変形を行え得ることは本技術分野
に専門知識を有する者に明らかであろう。本発明はこの
ような変更および変形を含んでいるものであり、特許請
求の範囲によって限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の宇宙船の簡略平面図である。
【図2】本発明による宇宙船の簡略平面図である。
【図3】2つのタイプの熱制御システムの比較性能を示
すグラフである。
【図4】本発明による宇宙船の斜視図である。
【図5】図4の宇宙船の一部分を示す斜視図である。
【図6】図4の宇宙船の一部を示す平面図である。
【符号の説明】
50 宇宙船 52 北パネル 54 南パネル 56 東パネル 58 西パネル 62、64 ヒートパイプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽によって照明される天体の周囲を軌
    道を描いて回るようになっている宇宙船の熱制御装置で
    あって、前記宇宙船は複数の外部パネルを有し、該パネ
    ルの少なくとも第1および第2のパネルは太陽によって
    実質的に照明されない位置の前記宇宙船上に対向して配
    設され、前記パネルの少なくとも第3および第4のパネ
    ルは前記宇宙船上に対向して配設されるとともに前記宇
    宙船が前記天体の周りを回る軌道の異なる部分において
    太陽からの照明を受け、前記第1および第2のパネルの
    各々は熱放射率よりも実質的に小さい太陽熱吸収率を有
    する外面を有し、前記第3および第4のパネルの各々は
    熱放射率よりも実質的に低い太陽熱吸収率を有する外面
    を有し、前記第1、第2、第3および第4のパネルは前
    記宇宙船に対する内面を有し、それらの間で熱エネルギ
    を放射するようになっている熱制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の外部パネルの少な
    くとも一方はそのパネル上の温度差を低減するように熱
    を伝導する手段を有している請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 熱を伝導する前記手段は、前記一方のパ
    ネル内に設けられ、前記一方のパネル上の温度差を低減
    するように前記一方のパネルのほぼ全領域にわたって熱
    を伝導するように構成された複数の熱伝導装置を有して
    いる請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記熱伝導装置の第1のグループは第1
    の方向に熱を伝導するように構成され、前記熱伝導装置
    の第2のグループは前記第1の方向を横切る第2の方向
    に熱を伝導するように構成されている請求項3記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2、第3および第4のパネ
    ルの前記外面は光学太陽熱反射器を有している請求項1
    記載の装置。
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