JPH05191064A - 電源パッケージの誤装着防止構造 - Google Patents
電源パッケージの誤装着防止構造Info
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- JPH05191064A JPH05191064A JP610492A JP610492A JPH05191064A JP H05191064 A JPH05191064 A JP H05191064A JP 610492 A JP610492 A JP 610492A JP 610492 A JP610492 A JP 610492A JP H05191064 A JPH05191064 A JP H05191064A
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- Japan
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- power supply
- shelf
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シェルフに回路パッケージと同じにプラグイ
ン実装する電源パッケージの誤装着防止構造に関し、コ
ネクタ端子の電源種別割り付けに依らない、簡単確実な
誤装着防止構造を提供することを目的とする。 【構成】 電子回路を構成し外部接続用に後部にコネク
タを備える回路パッケージ1と、回路パッケージ1を前
面から挿入し、バックボードプリント板に配設したコネ
クタにプラグイン接続して、並設され相互に配線接続さ
れて実装するシェルフ2にあって、前記シェルフ2に実
装した全回路パッケージ1に電源供給を行い、該シェル
フ2にプラグイン接続する電源パッケージ11において、
電源パッケージ11の2箇所以上の所定位置に凸係合部が
突設され、プラグイン接続する以前に、凸係合部と係合
するように凹係合部がシェルフ2の対応位置に設けら
れ、電源パッケージ11の回路種別を、前記係合部の個数
と位置の組合せにて区別するように構成する。
ン実装する電源パッケージの誤装着防止構造に関し、コ
ネクタ端子の電源種別割り付けに依らない、簡単確実な
誤装着防止構造を提供することを目的とする。 【構成】 電子回路を構成し外部接続用に後部にコネク
タを備える回路パッケージ1と、回路パッケージ1を前
面から挿入し、バックボードプリント板に配設したコネ
クタにプラグイン接続して、並設され相互に配線接続さ
れて実装するシェルフ2にあって、前記シェルフ2に実
装した全回路パッケージ1に電源供給を行い、該シェル
フ2にプラグイン接続する電源パッケージ11において、
電源パッケージ11の2箇所以上の所定位置に凸係合部が
突設され、プラグイン接続する以前に、凸係合部と係合
するように凹係合部がシェルフ2の対応位置に設けら
れ、電源パッケージ11の回路種別を、前記係合部の個数
と位置の組合せにて区別するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシェルフに回路パッケー
ジと同じにプラグイン実装する電源パッケージの誤装着
防止構造に関する。
ジと同じにプラグイン実装する電源パッケージの誤装着
防止構造に関する。
【0002】近年、電子装置は殆どがプリント板実装方
式を採用しており、プリント板に構成された小回路の回
路パッケージを、装置筐体に固定したシェルフに並設し
て、コネクタによるプラグイン接続を行って装置に構成
しており、益々の小形化への要望を効果的に適えて来
た。
式を採用しており、プリント板に構成された小回路の回
路パッケージを、装置筐体に固定したシェルフに並設し
て、コネクタによるプラグイン接続を行って装置に構成
しており、益々の小形化への要望を効果的に適えて来
た。
【0003】又、電源供給においては、装置の高密度実
装に伴う、障害の危険分散、発熱の分散、大電流の接続
と配線を無くする等により、電源盤をシェルフ毎に分散
して電源パッケージとして分散実装するようになって来
た。
装に伴う、障害の危険分散、発熱の分散、大電流の接続
と配線を無くする等により、電源盤をシェルフ毎に分散
して電源パッケージとして分散実装するようになって来
た。
【0004】これらシェルフにプラグイン実装するパッ
ケージの個数は増え、更にその種類も有り、慎重に間違
い無く装着することが必要である。
ケージの個数は増え、更にその種類も有り、慎重に間違
い無く装着することが必要である。
【0005】
【従来の技術】シェルフにプラグイン実装する回路パッ
ケージは、構成回路とは無関係にプラグイン接続するコ
ネクタが同一であれば、シェルフのどの位置にも挿入出
来、プラグイン接続するように構造上許容されているの
が一般的であり、説明書等を見て正しい位置に実装し、
十分点検してから電源供給を開始すれば問題は起こらな
い。
ケージは、構成回路とは無関係にプラグイン接続するコ
ネクタが同一であれば、シェルフのどの位置にも挿入出
来、プラグイン接続するように構造上許容されているの
が一般的であり、説明書等を見て正しい位置に実装し、
十分点検してから電源供給を開始すれば問題は起こらな
い。
【0006】しかし、増設、変更又は保守等で稼働中に
回路パッケージを装着することが発生することを考慮し
て、その場合の誤装着によっても事故を最小に食い止め
るために、プラグインコネクタでの電源供給の入力端子
を、電源電圧の種類別に統一位置に割り付けしてある。
回路パッケージを装着することが発生することを考慮し
て、その場合の誤装着によっても事故を最小に食い止め
るために、プラグインコネクタでの電源供給の入力端子
を、電源電圧の種類別に統一位置に割り付けしてある。
【0007】これにより、誤装着しても誤った電源が供
給されることは無く、損傷することは無く、又、既に稼
働中の回路パッケージへの影響も殆ど無くできる。
給されることは無く、損傷することは無く、又、既に稼
働中の回路パッケージへの影響も殆ど無くできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 負荷となる回路パッケージは、同一シェルフ内で使
用する供給電圧の種類のみを、コネクタ端子に割り付け
ることで足りる。 しかし電源パッケージは、外部から受電する入力電
源により構成回路を異にしており、この種類が多くDC
24V、DC48V、AC100V、AC200Vがあ
り、更に輸出装置においては国別により交流電圧は様々
となるので、コネクタ端子に割り付けきれなくなる。
用する供給電圧の種類のみを、コネクタ端子に割り付け
ることで足りる。 しかし電源パッケージは、外部から受電する入力電
源により構成回路を異にしており、この種類が多くDC
24V、DC48V、AC100V、AC200Vがあ
り、更に輸出装置においては国別により交流電圧は様々
となるので、コネクタ端子に割り付けきれなくなる。
【0009】本発明は、かかる問題点に鑑みて、コネク
タ端子の電源種別割り付けに依らない、簡単確実な電源
パッケージの誤装着防止構造を提供することを目的とす
る。
タ端子の電源種別割り付けに依らない、簡単確実な電源
パッケージの誤装着防止構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図1及び図
2に示す如く、 [1] 電子回路を構成し外部接続用に後部にコネクタを備
える回路パッケージ1と、回路パッケージ1を前面から
ガイド機構により挿入し、奥面のバックボードプリント
板に配設したコネクタにプラグイン接続して、複数個が
並設且つ相互に配線接続されて実装するシェルフ2にあ
って、前記シェルフ2に実装した全回路パッケージ1に
電源供給を行い、シェルフ2にプラグイン接続する電源
パッケージ11において、電源パッケージ11の外形の2箇
所以上の所定位置に凸又は凹の係合部が突設され、電源
パッケージ11がプラグイン接続する以前に、凸又は凹の
係合部に係合するように凹又は凸の係合部がシェルフ2
の対応位置に設けられ、電源パッケージ11の回路種別
を、前記係合部の個数と位置の組合せにて区別する、本
発明の電源パッケージの誤装着防止構造により達成され
る。 [2] 更に、凹係合部を全所定位置に設け、移動固定自在
の可動盲部材31,32,35を付設して凹係合部の位置選択を
行う、本発明の上記電源パッケージの誤装着防止構造に
よっても適えられる。 [3] 具体的に、凸係合部を、ピン4又はキー5とし所定
位置に設け、凹係合部を、ピン4に嵌合する嵌合穴44、
又はキー5に係合する係合溝55として設けた、本発明の
上記電源パッケージの誤装着防止構造によっても達成さ
れる。
2に示す如く、 [1] 電子回路を構成し外部接続用に後部にコネクタを備
える回路パッケージ1と、回路パッケージ1を前面から
ガイド機構により挿入し、奥面のバックボードプリント
板に配設したコネクタにプラグイン接続して、複数個が
並設且つ相互に配線接続されて実装するシェルフ2にあ
って、前記シェルフ2に実装した全回路パッケージ1に
電源供給を行い、シェルフ2にプラグイン接続する電源
パッケージ11において、電源パッケージ11の外形の2箇
所以上の所定位置に凸又は凹の係合部が突設され、電源
パッケージ11がプラグイン接続する以前に、凸又は凹の
係合部に係合するように凹又は凸の係合部がシェルフ2
の対応位置に設けられ、電源パッケージ11の回路種別
を、前記係合部の個数と位置の組合せにて区別する、本
発明の電源パッケージの誤装着防止構造により達成され
る。 [2] 更に、凹係合部を全所定位置に設け、移動固定自在
の可動盲部材31,32,35を付設して凹係合部の位置選択を
行う、本発明の上記電源パッケージの誤装着防止構造に
よっても適えられる。 [3] 具体的に、凸係合部を、ピン4又はキー5とし所定
位置に設け、凹係合部を、ピン4に嵌合する嵌合穴44、
又はキー5に係合する係合溝55として設けた、本発明の
上記電源パッケージの誤装着防止構造によっても達成さ
れる。
【0011】
【作用】即ち、電源パッケージ11はシェルフ2にプラグ
イン接続する際に、凸係合部と凹係合部とが係合される
が、その個数と設ける位置の組合せにより種別を設けて
あるので、合致しない誤挿入時には、プラグイン接続以
前に挿入不可となり、被害を未然に防ぎ何ら損傷を与え
ることはない。
イン接続する際に、凸係合部と凹係合部とが係合される
が、その個数と設ける位置の組合せにより種別を設けて
あるので、合致しない誤挿入時には、プラグイン接続以
前に挿入不可となり、被害を未然に防ぎ何ら損傷を与え
ることはない。
【0012】又、2個以上の所定位置とするので、2箇
所の場合は右、左の2種類に使い分けでき、3箇所では
右、左、中の3種類、4箇所では係合部を必ず2個設け
るならば6種類、5箇所では同じく10種類、6箇所では
同じく15種類の区別が得られることになる。
所の場合は右、左の2種類に使い分けでき、3箇所では
右、左、中の3種類、4箇所では係合部を必ず2個設け
るならば6種類、5箇所では同じく10種類、6箇所では
同じく15種類の区別が得られることになる。
【0013】尚、凹係合部は、所定の全箇所に設け、付
設の可動盲部材31,32,35を移動固定させて係合可又は不
可に位置毎に選択することができる。これにより可動盲
部材31,32,35を変えるのみで、他は共通生産化が図れ
る。
設の可動盲部材31,32,35を移動固定させて係合可又は不
可に位置毎に選択することができる。これにより可動盲
部材31,32,35を変えるのみで、他は共通生産化が図れ
る。
【0014】この凸係合部をピン4やキー5にて設け、
凹係合部はこれに係合する嵌合穴44やキー溝55とするこ
とにより、簡単、確実な構造が得られる。この際、ピン
4やキー5の係合挿入長をコネクタのプラグイン接続長
より長目にしておけば、電源パッケージ11がシェルフ2
にプラグイン接続する以前に係合するようにすることが
できる。
凹係合部はこれに係合する嵌合穴44やキー溝55とするこ
とにより、簡単、確実な構造が得られる。この際、ピン
4やキー5の係合挿入長をコネクタのプラグイン接続長
より長目にしておけば、電源パッケージ11がシェルフ2
にプラグイン接続する以前に係合するようにすることが
できる。
【0015】かくして、本発明により、コネクタ端子の
電源種別割り付けに依らない、簡単確実な電源パッケー
ジの誤装着防止構造を提供することが可能となる。
電源種別割り付けに依らない、簡単確実な電源パッケー
ジの誤装着防止構造を提供することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図1に本発明の一実施例を示し、(a) は構成斜視
図、(b) は個別型凹係合部、(c) は個別可動盲型凹係合
部、(d) は一体可動盲型凹係合部であり、図2は本発明
の他の一実施例の構成斜視図を示す。
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図1に本発明の一実施例を示し、(a) は構成斜視
図、(b) は個別型凹係合部、(c) は個別可動盲型凹係合
部、(d) は一体可動盲型凹係合部であり、図2は本発明
の他の一実施例の構成斜視図を示す。
【0017】本発明の一実施例は、図1の(a) に示す如
く、凸係合部としてピン4 を用いた構造である。主回路
を構成する回路パッケージ1は、プリント基板12に部品
を搭載しプリント配線接続を行い回路を構成させてお
り、その前部には表面板13が固着され、後縁にはプラグ
イン接続用のコネクタ14が実装してある。
く、凸係合部としてピン4 を用いた構造である。主回路
を構成する回路パッケージ1は、プリント基板12に部品
を搭載しプリント配線接続を行い回路を構成させてお
り、その前部には表面板13が固着され、後縁にはプラグ
イン接続用のコネクタ14が実装してある。
【0018】シェルフ2は、前面開放の箱状で上下内面
には、回路パッケージ1を挿入ガイドする溝状のガイド
レール21を対向して所定間隔に並設してあり、奥面はバ
ックボードプリント板22が取付けられ、これにプラグイ
ン用の嵌合コネクタ23が実装対応位置に配設してある。
には、回路パッケージ1を挿入ガイドする溝状のガイド
レール21を対向して所定間隔に並設してあり、奥面はバ
ックボードプリント板22が取付けられ、これにプラグイ
ン用の嵌合コネクタ23が実装対応位置に配設してある。
【0019】電源パッケージ11は、回路パッケージ1と
同様の外形構造であり、プリント基板12に相当する側面
板7があり、前面には表面板6が固着され、内部はフレ
ーム構成され全体を金属カバーにて遮蔽して覆ってお
り、図示省略するが、後面には同様のプラグイン接続の
コネクタが設けてあり、シェルフ2の嵌合コネクタに接
続される。
同様の外形構造であり、プリント基板12に相当する側面
板7があり、前面には表面板6が固着され、内部はフレ
ーム構成され全体を金属カバーにて遮蔽して覆ってお
り、図示省略するが、後面には同様のプラグイン接続の
コネクタが設けてあり、シェルフ2の嵌合コネクタに接
続される。
【0020】更に、表面板6の裏面下縁部の所定位置の
1箇所に、5φ×15mmの鋼鉄のピン4を垂設固着して凸
係合部を形成させている。勿論、入力電源に応じて電源
回路が異なり、電源パッケージ11が種別されるので、そ
の種類毎にピン4の垂設位置を15mmづつずらして設けて
いる。
1箇所に、5φ×15mmの鋼鉄のピン4を垂設固着して凸
係合部を形成させている。勿論、入力電源に応じて電源
回路が異なり、電源パッケージ11が種別されるので、そ
の種類毎にピン4の垂設位置を15mmづつずらして設けて
いる。
【0021】一方、シェルフ2側の凹係合部は、電源パ
ッケージ11が実装された際にその表面板6の裏面が略当
接する下板前縁部に、正面向きに 5.5φmmの長15mm以上
の嵌合穴44がピン4の対応位置に穿設してある。
ッケージ11が実装された際にその表面板6の裏面が略当
接する下板前縁部に、正面向きに 5.5φmmの長15mm以上
の嵌合穴44がピン4の対応位置に穿設してある。
【0022】この凹係合部は、図1の(b) 〜(d) に示す
ような各種の構成がある。図1の(b) は個別型凹係合部
で、所定種類の電源パッケージ11に設けたピン4の対応
位置にのみ嵌合穴44を穿設したものであり、最も簡単な
構造であるが、シェルフ2はその電源パッケージ11の種
類に専用となってしまう。
ような各種の構成がある。図1の(b) は個別型凹係合部
で、所定種類の電源パッケージ11に設けたピン4の対応
位置にのみ嵌合穴44を穿設したものであり、最も簡単な
構造であるが、シェルフ2はその電源パッケージ11の種
類に専用となってしまう。
【0023】図1の(c) は個別可動盲型凹係合部で、シ
ェルフ2の下板前縁に縁に平行な上開放の移動溝24が形
成してあり、正面からピン4対応の全所定位置(図示で
は4箇所)に嵌合穴44が穿設してあり、更に移動溝24の
下縁の中心線に沿って、嵌合穴44の位置に固定孔が上下
方向に貫設してある。
ェルフ2の下板前縁に縁に平行な上開放の移動溝24が形
成してあり、正面からピン4対応の全所定位置(図示で
は4箇所)に嵌合穴44が穿設してあり、更に移動溝24の
下縁の中心線に沿って、嵌合穴44の位置に固定孔が上下
方向に貫設してある。
【0024】又、移動溝24に略一杯に填まり移動自在と
した長10mmのプラスチック角材の可動盲部材31が、上記
固定孔にねじ止め固定される。この可動盲部材31を固定
した位置の嵌合穴44は塞がれ、ピン4は挿入係合不可能
となり、実装する電源パッケージ11の種類のピン4の位
置に合わせて選択決定することができる、ユニバーサル
型であり全てが共通生産化され、実装位置には可動盲部
材31の個数=ピン4の設置全箇所数−ピン4の実個数の
一定数の可動盲部材31を固定すればよい。
した長10mmのプラスチック角材の可動盲部材31が、上記
固定孔にねじ止め固定される。この可動盲部材31を固定
した位置の嵌合穴44は塞がれ、ピン4は挿入係合不可能
となり、実装する電源パッケージ11の種類のピン4の位
置に合わせて選択決定することができる、ユニバーサル
型であり全てが共通生産化され、実装位置には可動盲部
材31の個数=ピン4の設置全箇所数−ピン4の実個数の
一定数の可動盲部材31を固定すればよい。
【0025】かくして、4箇所に常に1個のピン4を設
ける場合には4種類であるが、2個を設けて6種類が得
られるようにしている。図1の(d) は一体可動盲型凹係
合部で、上記図1の(c) の場合と同じにシェルフ2の前
縁に移動溝24が形成され、その正面に嵌合穴44が全所定
位置(図示では3箇所)に穿設され、更に移動溝24の下
縁に固定孔が1個あけてある。
ける場合には4種類であるが、2個を設けて6種類が得
られるようにしている。図1の(d) は一体可動盲型凹係
合部で、上記図1の(c) の場合と同じにシェルフ2の前
縁に移動溝24が形成され、その正面に嵌合穴44が全所定
位置(図示では3箇所)に穿設され、更に移動溝24の下
縁に固定孔が1個あけてある。
【0026】移動溝24に填まる可動盲部材32は、嵌合穴
44に合わせて 5.5φmmの貫通孔33を10mmピッチに3個穿
設し、下側からねじ止め固定される3個のねじ穴34が5
mmピッチに設けてある。
44に合わせて 5.5φmmの貫通孔33を10mmピッチに3個穿
設し、下側からねじ止め固定される3個のねじ穴34が5
mmピッチに設けてある。
【0027】従って、移動溝24に可動盲部材32を填めて
下縁の固定孔に固定ねじを通し端部のねじ穴34に固定す
れば、他端の嵌合穴44のみがあき他の嵌合穴44は塞がれ
る。又、可動盲部材32を移動させ真中のねじ穴34を固定
させれば、嵌合穴44の中央位置のみがあき両側は塞がれ
る。更に他端のねじ穴34にて固定すれば、反対の端の嵌
合穴44のみがあき他は塞がれる。
下縁の固定孔に固定ねじを通し端部のねじ穴34に固定す
れば、他端の嵌合穴44のみがあき他の嵌合穴44は塞がれ
る。又、可動盲部材32を移動させ真中のねじ穴34を固定
させれば、嵌合穴44の中央位置のみがあき両側は塞がれ
る。更に他端のねじ穴34にて固定すれば、反対の端の嵌
合穴44のみがあき他は塞がれる。
【0028】かように、3種類の係合条件が得られ、そ
の数だけ電源パッケージ11の回路種類が選べて実装する
ことができる。本発明の他の実施例は、図2に示す如
く、凸係合部としてキー5を用いた構造であり、上記一
実施例と相違する部分のみを以下に説明する。
の数だけ電源パッケージ11の回路種類が選べて実装する
ことができる。本発明の他の実施例は、図2に示す如
く、凸係合部としてキー5を用いた構造であり、上記一
実施例と相違する部分のみを以下に説明する。
【0029】電源パッケージ11は、表面板6の裏側で底
外面前部の所定位置の1箇所に、5×5×長15mmの薄鋼
板成形のキー5を固着して凸係合部を形成させている。
勿論、入力電源に応じて電源回路が異なり、電源パッケ
ージ11が種別されるので、その種類毎にピン4の垂設位
置を15mmづつずらして設けている。
外面前部の所定位置の1箇所に、5×5×長15mmの薄鋼
板成形のキー5を固着して凸係合部を形成させている。
勿論、入力電源に応じて電源回路が異なり、電源パッケ
ージ11が種別されるので、その種類毎にピン4の垂設位
置を15mmづつずらして設けている。
【0030】一方、シェルフ2側の凹係合部は、電源パ
ッケージ11が実装された際にその底外面が載置摺動する
下板載置面、キー5の対応位置には、断面 5.5×5.5 mm
のキー溝55が表面板6の裏面が略当接する下板前縁部か
ら15mm以上の長さに刻設してある。
ッケージ11が実装された際にその底外面が載置摺動する
下板載置面、キー5の対応位置には、断面 5.5×5.5 mm
のキー溝55が表面板6の裏面が略当接する下板前縁部か
ら15mm以上の長さに刻設してある。
【0031】この凹係合部にも、上記一実施例のような
可動盲部材31,32 を同様に前部に設けることもできる
が、簡単な個別可動盲型凹係合部として、図2に示す如
く、5×5×長10mmの角材の可動盲部材35を、不要のキ
ー溝55に端面を前面に揃えてねじ止め固定している。
可動盲部材31,32 を同様に前部に設けることもできる
が、簡単な個別可動盲型凹係合部として、図2に示す如
く、5×5×長10mmの角材の可動盲部材35を、不要のキ
ー溝55に端面を前面に揃えてねじ止め固定している。
【0032】上記各実施例は一例を示したもので、各部
の形状、寸法、個数、材料は上記のものに限定するもの
ではない。尚、上記実施例は電源パッケージ11側に凸係
合部材、シェルフ2側に凹係合部材を取付けたが、勿
論、反対に取付けても容易に取付けられ、且つ差し障り
ないことは明らかである。
の形状、寸法、個数、材料は上記のものに限定するもの
ではない。尚、上記実施例は電源パッケージ11側に凸係
合部材、シェルフ2側に凹係合部材を取付けたが、勿
論、反対に取付けても容易に取付けられ、且つ差し障り
ないことは明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明の誤装着防止構造に
より、コネクタ端子の電源種別割り付けに依らない、簡
単確実な電源パッケージの誤装着防止構造が得られ、そ
の実用的効果は大である。
より、コネクタ端子の電源種別割り付けに依らない、簡
単確実な電源パッケージの誤装着防止構造が得られ、そ
の実用的効果は大である。
【図1】 本発明の一実施例 (a) 構成斜視図 (b) 個別型凹係合部 (c) 個別可
動盲型凹係合部 (d) 一体可動盲型凹係合部
動盲型凹係合部 (d) 一体可動盲型凹係合部
【図2】 本発明の他の一実施例の構成斜視図
1 回路パッケージ 2 シェルフ
4 ピン 5 キー 6,13 表面板
7 側面板 11 電源パッケージ 12 プリント基板
14,15 コネクタ 21 ガイドレール 22 バックボードプリント板
23 嵌合コネクタ 24 移動溝 31,32,35 可動盲部材
33 貫通孔 34 ねじ穴 44 嵌合穴
55 キー溝
4 ピン 5 キー 6,13 表面板
7 側面板 11 電源パッケージ 12 プリント基板
14,15 コネクタ 21 ガイドレール 22 バックボードプリント板
23 嵌合コネクタ 24 移動溝 31,32,35 可動盲部材
33 貫通孔 34 ねじ穴 44 嵌合穴
55 キー溝
Claims (3)
- 【請求項1】 電子回路を構成し外部接続用に後部にコ
ネクタを備える回路パッケージ(1) と、該回路パッケー
ジ(1) を前面からガイド機構により挿入し、奥面のバッ
クボードプリント板に配設したコネクタにプラグイン接
続して、並設且つ相互に配線接続して実装するシェルフ
(2) にあって、前記シェルフ(2) に実装した全回路パッ
ケージ(1) に電源供給を行い、該シェルフ(2) にプラグ
イン接続する電源パッケージ(11)において、 電源パッケージ(11)の外形の2箇所以上の所定位置に凸
係合部又は凹係合部が突設され、 該電源パッケージ(11)がプラグイン接続する以前に、該
凸係合部又は凹係合部と係合するように凹係合部又は凸
係合部がシェルフ(2) の対応位置に設けられ、 電源パッケージ(11)の回路種別を、前記係合部の個数と
位置の組合せにて区別することを特徴とする電源パッケ
ージの誤装着防止構造。 - 【請求項2】 凹係合部を全所定位置に設け、移動固定
自在の可動盲部材(31,32,35)を付設して該凹係合部の位
置選択を行うことを特徴とする、請求項1記載の電源パ
ッケージの誤装着防止構造。 - 【請求項3】 凸係合部をピン(4) 又はキー(5) とし、
所定位置に設け、 凹係合部を、該ピン(4) に嵌合する嵌合穴(44)、又は該
キー(5) に係合する係合溝(55)として設けることを特徴
とする、請求項1記載の電源パッケージの誤装着防止構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP610492A JPH05191064A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 電源パッケージの誤装着防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP610492A JPH05191064A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 電源パッケージの誤装着防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191064A true JPH05191064A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11629199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP610492A Withdrawn JPH05191064A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 電源パッケージの誤装着防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05191064A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2733659A1 (fr) * | 1995-03-07 | 1996-10-31 | Schroff Gmbh | Dispositif pour coder l'emplacement d'insertion d'un bloc enfichable dans un porte-blocs |
JP4902034B1 (ja) * | 2011-07-29 | 2012-03-21 | 三菱電機株式会社 | ユニット取付装置、電子機器システム、およびユニット取付装置の製造方法 |
JP2018032387A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | モジュラー化サーバ |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP610492A patent/JPH05191064A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2733659A1 (fr) * | 1995-03-07 | 1996-10-31 | Schroff Gmbh | Dispositif pour coder l'emplacement d'insertion d'un bloc enfichable dans un porte-blocs |
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WO2013018170A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | 三菱電機株式会社 | ユニット取付装置、電子機器システム、およびユニット取付装置の製造方法 |
JP2018032387A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | モジュラー化サーバ |
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