JPH0519041A - 送波装置 - Google Patents

送波装置

Info

Publication number
JPH0519041A
JPH0519041A JP3173882A JP17388291A JPH0519041A JP H0519041 A JPH0519041 A JP H0519041A JP 3173882 A JP3173882 A JP 3173882A JP 17388291 A JP17388291 A JP 17388291A JP H0519041 A JPH0519041 A JP H0519041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
wave
float
wave transmitter
transmission device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3173882A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Tanaka
康造 田中
Koji Ono
浩司 小野
Takashi Fujita
貴司 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3173882A priority Critical patent/JPH0519041A/ja
Publication of JPH0519041A publication Critical patent/JPH0519041A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮力及び流体抵抗を利用して送波器の展長及
び収納を駆動源なしで安全確実に行う。 【構成】 電子機器部32から駆動信号によってソレノ
イド39が駆動され、ストッパー37が解除される。こ
れによってフロート34が浮力によって上昇する。信号
ケーブル35及び36でフロート34に連結された送波
器30はソーナーケーブル33にガイドされてスライド
しつつ上方に展長する。ハウジング31を揚収すると、
流体抵抗によってフロートが押し下げられ、その結果、
送波器はフロートとともにハウジング内に収納される。
この際、駆動信号が停止され、板ばね38及びストッパ
ー37によってフロートが固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送波装置に関し、特に、
航空機用ディッピングソーナーに用いられる送波装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の送波装置では複数の送
波器を備えており、使用態様に応じて送波器を展長する
必要がある。ここで、図2を参照して、従来の送波装置
について説明する。図示の送波装置は複数の送波器11
及びハウジング12を備えている。これら送波器11に
はペアケーブル13及び14が挿通され、ペアケーブル
13及び14の一端(先端)には底板15が取り付けら
れている。一方、ペアケーブル13及び14の他端部は
それぞれペアプーリー16及び17を介してドラム18
に連結されている。図示のようにドラム18は支持部材
19によってハウジング12内に回転軸18a回り回転
可能に支持されている。ハウジング12の一端面(下
面)には開口部が形成され、図2では開口部から送波器
11が吊り下げられて状態となっている。
【0003】ハウジング12内にはモータ20が配設さ
れ、モータ軸20aは動力伝達部21によって回転軸1
8aに連結されている。
【0004】各送波器11は信号ケーブル22及び23
によって順次連結されており、信号ケーブル22及び2
3はハウジング12内に収納された電子機器部24に接
続されている。そして、電子機器部24は外部に延びる
ソーナーケーブル25に接続されている。
【0005】上述の送波装置を展長する際には、モータ
20の駆動によってドラム18が巻き下げ方向に回転駆
動され、これによって、送波器11はペアケーブル13
及び14に沿って下方にスライドし、信号ケーブル22
及び23がいっぱいに引き伸ばされた状態まで送波器1
1は下方に移動することになる。つまり、図2に示す状
態となる。送波器11を収納する際には、モータ20に
よってドラム18が巻取方向に駆動される。これによっ
て、まず、底板15が上方に移動し、底板15が最下に
位置する送波器11に接触する。そして、最下に位置す
る送波器11が底板15によって持ち上げられることに
なる。このようにして順次送波器11が持ち上げられて
開口部からハウジング12内に収納されることになる
(このような送波装置は、例えば、米国特許第4,725,98
8 号(SYSTEM FOR DEPLOYING A
N ARRAY OF SONAR PROJECTO
RS)に開示されている)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
送波装置では送波器の展長及び収納をモータ駆動によっ
て行っているから、モータ又は電源が故障すると、送波
器の展長及び収納ができなくなってしまう。従って、航
空機等の場合ソーナーの収納(回収)ができなくなって
しまい、安全の面で問題点がある。
【0007】さらに、従来の送波装置ではドラム等多数
の構成部品を必要とするため、小型軽量化が難しく、し
かも高価となってしまうという問題点がある。
【0008】本発明の目的はモータ等の駆動源を必要と
せず、小型で安価な送波装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、予め定
められた方向に延びるケーブル体に沿って移動可能に配
置された送波器と、前記予め定められた方向において該
送波器の上側に配置され前記送波器前記ケーブル体に沿
って移動可能なフロート体と、前記送波器及び前記フロ
ート体を相互に連結する信号ケーブルと、前記送波器及
び前記フロート体を収納する収納手段とを有することを
特徴とする送波装置が得られる。
【0010】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0011】図1を参照して、図示の送波装置は複数の
送波器30及びハウジング31を備えており、ハウジン
グ31の一面(上面)には開口部が形成されている。ハ
ウジング31内には電子機器部32が収納されており、
電子機器部32には上方へ延びるソーナーケーブル33
が接続されている。各送波器30はリング状であり、ソ
ーナーケーブル33をガイドとして上下方向にスライド
可能にソーナーケーブル33に支持されている。最上に
位置する送波器30の上側にはフロート34が配置さ
れ、このフロート34は上下方向にスライド可能にソー
ナーケーブル33に支持されている。さらに、送波器3
0は信号ケーブル35及び36によって順次接続され、
信号ケーブル35及び36の一端はフロート34に連結
されている。信号ケーブル35及び36の他端はハウジ
ング31に連結された後電子機器部32に接続されてい
る。
【0012】ハウジング31の開口端には径方向にスラ
イド可能にストッパー37が配設されている。このスト
ッパー37には板ばね38の一端がが取り付けられてお
り、板ばね38の他端はハウジング31に固定されてい
る。この結果、ストッパー37は板ばね38によって径
方向内側に押圧されることになる。さらに、ハウジング
にはソレノイド39が取り付けられており、ソレノイド
39が駆動されると、その突起体39aが径方向外側に
突出し、これによって、板ばね38は径方向外側に押圧
される。この結果、ストッパー37は径方向外側にスラ
イドすることになる。
【0013】ソレノイド39が駆動されていない状態で
は、ストッパー37は板ばね38によって径方向内側に
押圧されることになるから、ストッパー37によってフ
ロート34が把持されることになって、送波器30及び
フロート34はハウジング31内に収納された状態とな
る。この状態において、ハウジング31をソーナーケー
ブル33で支持しつつ水中に降下させ、所定の深度に達
したとき、駆動信号をソレノイド39に与える(図1に
示していないがこの駆動信号は電子機器部32からソレ
ノイド39に与えられる)。この結果、突起体39aが
径方向外側に突出し、板ばね38は径方向外側に押圧さ
れる。そして、ストッパー37が径方向外側にスライド
して、ストッパー37によるフロート34の把持が解除
される。この結果、フロート34はソーナーケーブル3
3に沿って上昇し、信号ケーブルで連結された送波器3
0もソーナーケーブル33に沿って上昇する(つまり、
送波器30が展長されることになる)。
【0014】送波器30が展長された状態から送波器3
0をハウジング31内に収納する場合には、ソーナーケ
ーブル33を引き上げる。これによって、フロート34
は流体抵抗によって、下方に押し下げられ、フロート3
4の移動にともなって送波器30も順次下方へ押し下げ
られる。そして、送波器30はフロート34とともにハ
ウジング31に収納される。この際、ソレノイド39の
駆動が停止されて(つまり、電子機器部32から駆動信
号の送出が停止される)、突起体39aが引っ込み、板
ばね38によってストッパー37が径方向内側に移動す
る。そして、ストッパー37によってフロート34が把
持される。
【0015】なお、ハウジング31が空中に存在する場
合には、フロート34にはほとんど浮力が作用しないか
ら、フロート34及び送波器30は確実にハウジング3
1内収納されることになる。このように、本発明では、
フロートに作用する浮力によって送波器の展長を行い、
送波器の収納は揚収による流体抵抗を用いているから、
モータ等の駆動源を必要とすることなく送波器の展長及
び収納を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではフロー
トの浮力を用いて送波器を展長するとともに揚収時の流
体抵抗を利用して送波器を収納するようにしたから、モ
ータ等の駆動源が必要なく、その結果、構造が簡素化さ
れる。従って、送波装置の小型軽量化が図れるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送波装置を示す図である。
【図2】従来の送波装置を示す図である。
【符号の説明】
11 送波器 12 ハウジング 13,14 ペアケーブル 15 底板 16,17 ペアプーリー 18 ドラム 19 支持部材 20 モータ 21 動力伝達部 22,23 信号ケーブル 24 電子機器部 25 ソーナーケーブル 30 送波器 31 ハウジング 32 電子機器部 33 ソーナーケーブル 34 フロート 35,36 信号ケーブル 37 ストッパー 38 板ばね 39 ソレノイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた方向に延びるケーブル体
    に沿って移動可能に配置された送波器と、前記予め定め
    られた方向において該送波器の上側に配置され前記送波
    器前記ケーブル体に沿って移動可能なフロート体と、前
    記送波器及び前記フロート体を相互に連結する信号ケー
    ブルと、前記送波器及び前記フロート体を収納する収納
    手段とを有することを特徴とする送波装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された送波装置におい
    て、前記収納手段は、ハウジングと、該ハウジング内に
    前記送波器及び前記フロート体を固定する固定部と、前
    記固定部を解除して前記フロート体を解放して前記フロ
    ート体に生じる浮力によって前記送波器を展長する展長
    部とを有することを特徴とする送波装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された送波装置におい
    て、前記ハウジングは前記ケーブル体に取り付けられて
    おり、前記送波器を前記ハウジングに収納する際には前
    記予め定められた方向に前記ハウジングを上昇させ流体
    抵抗によって前記フロート体を前記浮力に抗して下降さ
    せて送波器を前記ハウジングに収納するようにしたこと
    を特徴とする送波装置。
JP3173882A 1991-07-15 1991-07-15 送波装置 Withdrawn JPH0519041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173882A JPH0519041A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 送波装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173882A JPH0519041A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 送波装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0519041A true JPH0519041A (ja) 1993-01-26

Family

ID=15968864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3173882A Withdrawn JPH0519041A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 送波装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0519041A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8991939B2 (en) 2009-10-28 2015-03-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brake control device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8991939B2 (en) 2009-10-28 2015-03-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brake control device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4686927A (en) Tether cable management apparatus and method for a remotely-operated underwater vehicle
EP3196397A1 (en) Window covering system and window covering control apparatus thereof
JP7491955B2 (ja) ケーブルに吊り下げられた物体をロックするための装置
DE3175326D1 (en) Method and arrangement on extracting, reeling up, pulling in, ect., of a heavy cable or similar
GB1335737A (en) Winch mechanisms
US4590590A (en) Sonobuoy multiple depth deployment apparatus
JPH0519041A (ja) 送波装置
US3442339A (en) Sea bottom coring apparatus
US4654832A (en) Sonobuoy retaining and release apparatus
US3667553A (en) Telescoping sea floor soil sampler
US4725988A (en) System for deploying an array of sonar projectors
US4637490A (en) Jellyfish array
CN114313262B (zh) 基于无人机与无人潜水器的海洋调查与观测装置及方法及使用方法
US2896368A (en) Toy rocket
JP2022538788A (ja) ケーブルに沿って物体をロックするための装置
SU1013338A1 (ru) Буй дл сбора данных
JPS62255298A (ja) 海底資源の探査装置
US2937610A (en) Anchor hoist
CN217598807U (zh) 一种水下分离装置
CN107719674A (zh) 一种具备垂直起降功能的学生用智能无人机
CN110361216A (zh) 一种传送装置、自动底质采样系统和方法
US3085962A (en) Reactor absorber rod and retracting mechanism therefrom
SU981511A1 (ru) Копер дл погружени строительных элементов
SU1425523A1 (ru) Центробежна установка дл ударных испытаний образцов
SU1698368A1 (ru) Устройство дл исследовани глубоководных грунтов

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008