JPH05190059A - 引出形高圧交流電磁接触器 - Google Patents

引出形高圧交流電磁接触器

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JPH05190059A
JPH05190059A JP474692A JP474692A JPH05190059A JP H05190059 A JPH05190059 A JP H05190059A JP 474692 A JP474692 A JP 474692A JP 474692 A JP474692 A JP 474692A JP H05190059 A JPH05190059 A JP H05190059A
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JP
Japan
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conductor
electromagnetic contactor
voltage
load
power source
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Application number
JP474692A
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English (en)
Inventor
Eizo Kishii
英三 岸井
Akira Konemura
明 古根村
Hisatomi Sawada
久富 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】品質のばらつきを減らし、組立容易な引出形高
圧交流電磁接触器を得ること。 【構成】可動側の側板13に、絶縁台3Aを取り付け、固
定側の側板15にも絶縁台3Aと同一品の絶縁台3Bを取
り付ける。これらの絶縁台3A,3Bには、上端にT形
の取付部27Aと下端に逆T形の取付部27Bを設け、中間
部の角穴12にも取付部27Cを設ける。上端の取付部27A
には電源側導体9A,9Bを下端の取付部には負荷側導
体10A,10Bを、取付部27Cには制御回路用導体11A,
11Bを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧コンビネーション
スタータなどに組み込まれた引出形高圧交流電磁接触器
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、引出形高圧交流電磁接触器が組
み込まれた高圧コンビネーションスタータの主回路結線
図を示す。図4において、高圧コンビネーションスター
タには、限流形電力ヒューズ(以下、電力ヒューズとい
う)とこの電力ヒューズ4の負荷側に接続された高圧交
流電磁接触器5が、電源側の断路部6と負荷側の断路部
7で断路可能に収納されている。さらに、制御回路用の
断路部8を経てヒューズ35a,35b付の制御用変圧器35
が別に収納され、断路部6の電源側は三相高圧電源に接
続され、断路部7の負荷側には、図3に示す例えば交流
電動機34や変圧器及びコンデンサなどの負荷が接続され
る。このような高圧交流コンビネーションスタータに収
納される引出形高圧交流電磁接触器においては、箱体内
に組み込まれ、断路部6,7,8を断路して引き出した
ときに、もし、制御用変圧器35の二次側が別系統の電源
に接続されていても、断路部8が切り離されることで高
圧側に触れることのないように、保守・点検時の安全が
図られている。
【0003】この引出形高圧交流電磁接触器の従来の右
側面図を図5に示す。図5において、図示しない高圧コ
ンビネーションスタータの箱体に収納固定される固定ユ
ニット42の前方には、電力ヒューズ4や高圧交流電磁接
触器5などで構成された後述する可動ユニット41が引出
自在に搭載され、この可動ユニット41は、今、線Aで示
す接続位置にある。
【0004】このうち、固定ユニット42の下端のベース
16の後端には、側板15が図示しない前面図から見て左右
端にそれぞれ立設され、この左右の側板15の中間部に
は、上下に3段に詳細省略した絶縁台43がボルトで紙面
直交方向に平行に固定されている。このうち上段の絶縁
台43の下面には、帯板状の電源側導体9Bが前後方向に
水平且つ三相分平行にボルトで固定され、中段の絶縁台
43の下面には制御回路用導体11Bが、また、下段の絶縁
台43の上面にも負荷側導体10Bがそれぞれ水平且つ平行
に固定されている。これらの電源側導体9B,制御回路
用導体11Bと負荷側導体10Bの後端には、高圧コンビネ
ーションスタータの後部に縦に設けられた図示しない縦
母線に接続される図示しない導体が接続され、電源側導
体9B,制御回路用導体11Bと負荷側導体10Bの前端の
上下には、図示しない面取りが施され、詳細後述する断
路部6,7,8の接触片が所定の接触圧力で、今、嵌合
している。ベース16の前端の両側には、支え38が立設さ
れ、この支え38には軸39を軸に揺動自在にハンドル18と
レバー19の下端が、ハンドル18は前方に傾けて、レバー
19は後方に傾けてそれぞれ取り付けられている。ベース
16の中間部には、軸40が左右に貫設され、この軸40に
は、上端にU字状の溝が形成され上部がやや後方に傾い
たカム21の下端が固定され、このカム21の中間部には、
詳細省略した段付ピン37Bが固定され、この段付ピン37
Bとレバー19の上端に固定された詳細省略した段付ピン
37Aは、固定ユニット42の左右に前後方向に設けられた
帯板状のリンク20で連結されている。次に、可動ユニッ
ト41には、前部に高圧交流電磁接触器5が搭載され、こ
の高圧交流電磁接触器5の後方には、側板13が左右端に
立設され、これらの側板13の下部外面側には、段付ピン
37Cが突設され、可動ユニット41が接続状態の図5で
は、この段付ピン37Cはカム21の上端に形成されたU形
の溝に、今、遊嵌している。側板13の中間部には、上下
に3段に絶縁台43が紙面直交方向に水平に固定されてい
る。このうち、上段の絶縁台43の上面には、帯板状の電
源側導体9Aが水平且つ三相分平行に前後方向にボルト
で固定されている。また、中段の絶縁台43の上面には、
制御回路用導体11Aが同じく前後方向に水平且つ平行に
ボルトで固定され、さらに、下段の絶縁台43の上面にも
負荷側導体10Aが同じく前後方向に水平且つ平行にボル
トで固定されている。これらの電源側導体9A,負荷側
導体10Aと制御回路用導体11Aの後端には、上下の接触
片がチューリップコンタクト状をした断路部6,7,8
がそれぞれ組み込まれ、可動ユニット41が接続状態の図
5では、これらの断路部6,7,8の接触片は、その後
方の電源側導体9B,負荷側導体10Bと制御回路用導体
11Bの前端にそれぞれ嵌合している。
【0005】高圧交流電磁接触器5の左右の側板14の上
部前端には、絶縁台43が紙面直交方向に固定され、この
絶縁台43の上面には、帯板状の接続導体44の前端が固定
され、この接続導体44の後端は、側板14の上端後部に横
に固定された絶縁棒22の上面に載置されている。接続導
体12の前端上面と、電源側導体9Aの上面には、図示し
ない前面図では略U字状のヒューズクリップ36がそれぞ
れ取り付けられ、このヒューズクリップ36には、電力ヒ
ューズ4が上から挿着されている。
【0006】絶縁棒22の下面には、真空バルブ50の固定
側接続導体23の後端が当接し、この固定側接続導体23の
後端下面には、略Z字状に形成された接続導体51Aの前
端が重ねられ、これらの固定側接続導体23、接続導体51
Aは、絶縁棒22を上下に貫通した導体スタッドで接続導
体44とともに締め付けられている。接続導体51の後端
は、その後部の制御回路用接続導体11Aの前端に接続さ
れている。負荷側接続導体10Aの前端には、略Z字状に
折曲された接続導体51Bの後端が接続され、この接続導
体51Bの前端は、真空バルブ50の可動側通電軸に接続さ
れた可撓導体24の後端が接続されている。なお、可動ユ
ニット41の下端には、ローラ17が左右の前後に図示しな
い段付ピンを介して取り付けられている。
【0007】さて、このように構成された引出形高圧交
流電磁接触器において、図5の線Aで示す接続位置から
線Bに示す断路位置に引き出すときには、ハンドル18を
矢印Cで示すように下方に押す。すると、軸39も反時計
方向に揺動し、それに伴いレバー19も揺動し、リンク20
は矢印Dに示すように前方に引張られ、カム21も反時計
方向に揺動する。その結果、可動ユニット41はカム21の
上部の溝の後部の前面で前方に押された段付ピン37Cを
介して前方に移動して、各断路部6は断路される。な
お、真空バルブ50の電極が接触しているときには、カム
21は反時計方向に揺動しないように、図示しない投入軸
に連動する図示しないメカニカルインターロックが設け
てある。また、この引出形高圧交流電磁接触器を更に前
方の保守点検位置に引き出したり、高圧コンビネーショ
ンスイッチの箱体から引き出すときには、ハンドル18を
更に引張る。
【0008】ところで、このような引出形高圧交流電磁
接触器においては、高圧電源に接続されて事故電流を遮
断する他の交流遮断器と同様に、定格遮断容量に対応す
る短時間電流に対して、断路部6の接触片の接触面が溶
着しないことが規格(日本電機工業会標準規格JEM12
25、高圧コンビネーションスタータ)で規定されてい
る。そのため、断路部6,7は、嵌合時に所定の接触圧
力となるように、あらかじめ図示しない加圧用のばねの
圧縮長を所定の長さに設定して組み立てられ、更に、可
動ユニット41に組み込まれた電源側導体9A,負荷側導
体10及び制御回路用導体11Aと、これらの後端の断路部
6が嵌合する電源側導体9B,負荷側導体10B及び制御
回路用導体11Bの取付位置が、図4の側面と前面又は平
面図上でも同一線上に位置するように組み立てられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された引出形高圧交流電磁接触器においては、断路
部6での接触状態を決める絶縁台43が、可動ユニット41
側に3本、固定ユニット42側に同じく3本と合計6本取
り付けられているので、組立時には相互の関係寸法の調
整に時間がかかる。さらに、図示しない平面図上におい
ても、各相の電源側導体9A,9B;負荷側導体10A,
10Bと制御回路用導体11A,11B間のそれぞれの平行と
相間寸法を出さなければならないので時間がかかる。ま
た、もし、互いの平行度や水平度を出さなくて、短時間
電流の通電で接触片が1相でも溶着すると、可動ユニッ
ト41が引き出せなくなるおそれもある。そのため、上記
関係寸法を出すために組立治具を使って組立てている
が、治具の着脱に時間がかかるだけでなく、それでも合
計9箇所の断路部6の相対位置を短時間に出すことはで
きない。
【0010】そこで、本発明の目的は、品質一定、組立
容易で、所期の機能を発揮することのできる引出形高圧
交流電磁接触器を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、高圧交流
電磁接触器に直列に接続された電力ヒューズの電源側に
接続された電源側導体と、高圧交流電磁接触器の負荷側
に接続された負荷側導体と、高圧交流電磁接触器の電源
側に接続された中間導体を第1の絶縁台に一体に固定し
た可動部と、この可動部に接離する電源側端子、負荷側
端子及び中間端子を第2の絶縁台に一体に固定した固定
部からなる引出形高圧交流電磁接触器である。
【0012】また、第2の発明は、高圧交流電磁接触器
とこの高圧交流電磁接触器の電源側に接続された電力ヒ
ューズが搭載された可動部の後部に、電力ヒューズの電
源側に接続された電源側導体及び高圧交流電磁接触器の
負荷側に接続された負荷側導体と高圧交流電磁接触器の
電源側に接続された中間導体を固定する絶縁台が設けら
れ、可動部の後方の固定部に、電源側導体及び負荷側導
体と中間導体と接離する電源側端子及び負荷側端子と中
間端子を固定する絶縁台が設けられた引出形高圧交流電
磁接触器において、各絶縁台の上端に電源側取付部を形
成し、各絶縁台の下端に負荷側取付部を形成し、各絶縁
台の中間部に中間取付部を形成したことを特徴とする。
【0013】
【作用】可動側電源導体及び可動側負荷導体と可動側中
間導体は、共通の絶縁台の各取付部に固定され、固定側
電源導体及び固定側負荷導体と固定側中間導体も共通の
絶縁台の各取付部に固定される。
【0014】
【実施例】以下、第1及び第2の発明の引出形高圧交流
電磁接触器の一実施例を図面を参照して説明する。但
し、図4と重複する部分には同符号を付して説明を省
く。図1は、第1及び第2の発明の一実施例を示す右側
面図で、従来技術の図4に対応する図である。図1にお
いて、可動ユニット1の後部左右に立設された側板13に
は、図2で後述する絶縁台3Aがボルト32で紙面直交方
向に固定され、固定ユニット2の中間にも、絶縁台3A
と同一品の絶縁台3Bが絶縁台3Aと同一高さに同じく
ボルト32で紙面直交方向に固定されている。
【0015】このうち、絶縁台3Aの上面には、後述す
る取付面に従来と同一品の電源側導体9Aが前後方向に
詳細後述するようにボルト32などで固定され、絶縁台3
Aの中間部にも、後述する取付面に従来と同一品の制御
回路用導体11Aがボルトで固定され、絶縁台3Aの下面
にも、後述する取付面に従来と同一品の負荷側導体10A
がボルトで固定されている。同様に、絶縁導体3Bの上
面には、従来と同一品の電源側導体9Bが、絶縁台3B
の中間部には制御回路用導体11Bが、また、絶縁台3B
の下面には負荷側導体10Bがそれぞれ前後方向に水平に
取り付けられている。
【0016】図2は、絶縁台3Aと、この絶縁台3Aに
固定された電源側導体9Aや負荷側導体10Aの取付状態
を示す斜視図である。図2において、絶縁台3Aには、
左右の端部に略正方形のフランジ部26A,26Bが対称形
に形成され、このフランジ部26A,26Bの前面下部と後
面上部には、長方形とU形の溝で前面と後面から見て略
T形に形成された図示しない角ナット挿入用の溝30B,
30Aがそれぞれ形成されている。
【0017】左右のフランジ部26A,26Bの間には、上
部に略T字形の導体取付部27Aが取付面を上にして3箇
所等間隔に突設され、下部にも導体取付部27Aと対称位
置に導体取付部27Bが取付面を下側、且つ、導体取付部
27Aの取付面と平行にして突設されている。これらの導
体取付部27A,27Bの前後の端面には、角ナット挿入用
の略十字架状の溝30Cがそれぞれ形成されている(注;
したがって導体固定用の埋金はない)。また、導体取付
部27Aの上面には、前後面から見てU字状の浅い溝27a
が前後方向に帯状に形成されている。フランジ部26A,
26Bの内側には、導体取付部27A,27Bの基部との間
に、薄肉の図示しないリブを介して薄肉の凸部29A,狭
い溝部31Aと広い凹部31Bが順に形成され、導体27Aの
基部の間にも、凹部31の内側にそれぞれ形成された凸部
29Bとの間に狭い溝部31Aが形成されている。
【0018】導体取付部27Aの前後には、略樋状の薄肉
の遮蔽部28Aが前後方向に突き出してそれぞれ形成さ
れ、左右のフランジ部26A,26Bの内面と左右の遮蔽部
28Aの下部側面との間には、薄肉の遮蔽部28B1が形成
され、各遮蔽部28Aの間にも遮蔽部28Bがそれぞれ形成
されている。同様に、導体取付部27Bの基部の前後に
は、遮蔽部28Aと対称位置に、前後面から見て対称形で
前後への突出長さがやや短い遮蔽部28Cが形成され、こ
れらの遮蔽部28Cの上部側面間にも、遮蔽部28Bと対称
位置に遮蔽部28Bと同形状で前後の突出長さがやや短い
遮蔽部が形成され、左右のフランジ部26A,26Bの内面
と左右の遮蔽部28Cの上部側面との間にも、遮蔽部28B
1と同形状で前後の突出長さがやや短い図示しない遮蔽
部が形成されている。導体取付部27Aの基部と導体取付
部27Bの基部の間には、その縦断面図を示す図3に示す
ように、前面から見て上下の遮蔽部28A,28Cの中間の
位置に、絶縁台3Aを前後に貫通し上壁の取付部27Cが
導体取付部27A,27Bの取付面と平行な角穴12が形成さ
れ、この角穴12の前後の上部に形成された取付部27Cの
前後端には、溝30Cと同形の角ナット挿入用の溝30Cが
形成されている。
【0019】このように構成された絶縁台3Aには、あ
らかじめ後端に接触片6a及び樋状の案内板33とこの案
内板33の中央部の穴33a及び電源側導体9Aの後端の図
示しない穴に貫通された図示しないボルトや、このボル
トに遊嵌された図示しない圧縮コイルばね及び座金,ナ
ットなどが組み込まれた電源側導体9Aから取付部27A
の上述した浅い溝27aで左右方向を位置決めされた後,
ボルト32で締め付けられる。同様に、取付部27Bの下端
と中間部の角穴12の取付部27Cにも、同様に断路部7,
8が組み込まれた負荷側導体10Aと制御回路用導体11A
がそれぞれボルトで固定される。
【0020】同じく、絶縁台3Bの上部の取付部27Aの
上面には電源側導体9Bが、絶縁台3Bの下部の取付部
27Bの下面と上述した中間部の図示しない角穴部の上壁
にも、同様に負荷側導体10Bと制御回路用導体11Bがそ
れぞれ固定される。そして、各絶縁台3A,3Bは、こ
れらの導体が組み込まれてそれぞれユニット化された後
に各側板13、15に組み付けられ、従来と同様にヒューズ
クリップ36や電力ヒューズ4が取り付けられる。また絶
縁台3Aの上部に形成された溝31Aには、ヒューズクリ
ップ4と真空バルブ50の相間と対接地間を仕切る図示し
ない相間バーリヤが上方から挿着される。
【0021】このように構成された引出形高圧交流電磁
接触器においては、各側板13,15に設けられた絶縁台3
A,3Bを固定するボルト32が挿入される取付穴は、各
側板13,15の下端を基準にして加工される。したがっ
て、各絶縁台3A,3Bのベース16からの取付高さを同
一とすることができ、前後の電源側導体9A,9B、負
荷側導体10A,10Bと制御回路用導体11A,11Bの取付
高さも同一とすることができるだけでなく、各絶縁台3
A,3Bの取付面は平行に形成されているので、各導体
を治具なしで短時間に上下左右とも平行に組み立てるこ
とができる。したがって、接続時の各断路部6,7,8
の接触圧力や、接触面積のばらつきを防ぐことができる
ので、組立が容易で、定格遮断電流や短時間電流による
接触片6aの接触面の溶着を防ぐことができ、品質が一
定で所期の性能を発揮することのできる引出形高圧交流
電磁接触器を得ることができる。
【0022】さらに、絶縁台3A,3Bは、遮蔽部28
A,28B,28B1,28Cなどを薄肉部で構成したので、
軽量化することができ、上中下の充電部を遮蔽すること
で、高さを減らすことができるので、引出形高圧交流電
磁接触器を小形化することができ、高圧コンビネーショ
ンスタータへの収納段数を増やすことができる。なお、
上記実施例では、高圧コンビネーションスタータの箱体
内に収納される高圧交流電磁接触器のときで説明した
が、可動部と固定部が断路部で接離される引出形遮断器
にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上、第1の発明によれば、高圧交流電
磁接触器に直列に接続された電力ヒューズの電源側に接
続された電源側導体と、高圧交流電磁接触器の負荷側に
接続された負荷側導体と、高圧交流電磁接触器の電源側
に接続された中間導体を第1の絶縁台に一体に固定した
可動部と、この可動部に接離する電源側端子、負荷側端
子及び中間端子を第2の絶縁台に一体に固定した固定部
で引出形高圧交流電磁接触器を構成することで、電源側
導体及び負荷側導体と中間導体は、共通の絶縁台に一体
に固定され、電源側端子及び負荷側端子と中間端子も共
通の絶縁台に一体に固定したので、品質のばらつきが少
なく、組立容易で、所期の性能を発揮することのできる
引出形高圧交流電磁接触器を得ることができる。
【0024】また、第2の発明によれば、高圧交流電磁
接触器とこの高圧交流電磁接触器の電源側に接続された
電力ヒューズが搭載された可動部の後部に、電力ヒュー
ズの電源側に接続された電源側導体及び高圧交流電磁接
触器の負荷側に接続された負荷側導体と高圧交流電磁接
触器の電源側に接続された中間導体を固定する絶縁台が
設けられ、可動部の後方の固定部に、電源側導体及び負
荷側導体と中間導体と接離する電源側端子及び負荷側端
子と中間端子を固定する絶縁台が設けられた引出形高圧
交流電磁接触器において、各絶縁台の上端に電源側取付
部を形成し、各絶縁台の下端に負荷側取付部を形成し、
各絶縁台の中間部に中間取付部を形成することで、電源
側導体,負荷側導体及び中間導体を第1の絶縁台の上
端、下端と中間部の各取付部に固定し、電源側端子,負
荷側端子と中間端子を第2の絶縁台の上端,下端と中間
部に固定したので、品質のばらつきが少なく、組立容易
で所期の性能を発揮することのできる引出形高圧交流電
磁接触器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の発明の引出形高圧交流電磁接触
器の一実施例を示す右側面図。
【図2】第1及び第2の発明の引出形高圧交流電磁接触
器の要部を示す斜視図。
【図3】第1及び第2の発明の引出形高圧交流電磁接触
器の要部を示す部分縦断面図。
【図4】従来と第1及び第2の発明の引出形高圧交流電
磁接触器が収納される高圧コンビネーションスタータの
主回路結線図。
【図5】従来の引出形高圧交流電磁接触器を示す右側面
図。
【符号の説明】
1…可動ユニット、2…固定ユニット、3A,3B…絶
縁台、4…限流形電力ヒューズ、5…高圧交流電磁接触
器、6,7,8…断路部、9A,9B…電源側導体、10
A,10B…負荷側導体、11A,11B…制御回路用導体、
12…角穴、27A,27B,27C…取付部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古根村 明 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 沢田 久富 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧交流電磁接触器に直列に接続された
    電力ヒューズの電源側に接続された電源側導体と、前記
    高圧交流電磁接触器の負荷側に接続された負荷側導体
    と、前記高圧交流電磁接触器の電源側に接続された中間
    導体を第1の絶縁台に一体に固定した可動部と、この可
    動部に接離する電源側端子、負荷側端子及び中間端子を
    第2の絶縁台に一体に固定した固定部からなる引出形高
    圧交流電磁接触器。
  2. 【請求項2】 高圧交流電磁接触器とこの高圧交流電磁
    接触器の電源側に接続された電力ヒューズが搭載された
    可動部の後部に、前記電力ヒューズの電源側に接続され
    た電源側導体及び前記高圧交流電磁接触器の負荷側に接
    続された負荷側導体と前記高圧交流電磁接触器の電源側
    に接続された中間導体を固定する絶縁台が設けられ、前
    記可動部の後方の固定部に、前記電源側導体及び前記負
    荷側導体と前記中間導体と接離する電源側端子及び負荷
    側端子と中間端子を固定する絶縁台が設けられた引出形
    高圧交流電磁接触器において、前記各絶縁台の上端に電
    源側取付部を形成し、前記各絶縁台の下端に負荷側取付
    部を形成し、前記各絶縁台の中間部に中間取付部を形成
    したことを特徴とする引出形高圧交流電磁接触器。
JP474692A 1992-01-14 1992-01-14 引出形高圧交流電磁接触器 Pending JPH05190059A (ja)

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JP474692A JPH05190059A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 引出形高圧交流電磁接触器

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JP474692A JPH05190059A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 引出形高圧交流電磁接触器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037285A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Fuji Electric Systems Co Ltd 高圧真空電磁接触器
JP5619322B2 (ja) * 2012-05-10 2014-11-05 三菱電機株式会社 盤内移動機器の外部操作機構

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