JPH05189269A - オブジェクトプログラム走行シミュレート装置 - Google Patents

オブジェクトプログラム走行シミュレート装置

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Publication number
JPH05189269A
JPH05189269A JP4023329A JP2332992A JPH05189269A JP H05189269 A JPH05189269 A JP H05189269A JP 4023329 A JP4023329 A JP 4023329A JP 2332992 A JP2332992 A JP 2332992A JP H05189269 A JPH05189269 A JP H05189269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
target machine
machine
object program
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP4023329A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Takechi
和也 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Software Shikoku Ltd
Original Assignee
NEC Software Shikoku Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Shikoku Ltd filed Critical NEC Software Shikoku Ltd
Priority to JP4023329A priority Critical patent/JPH05189269A/ja
Publication of JPH05189269A publication Critical patent/JPH05189269A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターゲットマシン以外の開発マシンで試験を
行ってもターゲットマシン上で単体試験を行ったのと同
等の高品質なプログラムを得、また、高価なターゲット
マシンの使用費を抑え、マシンネックによる進渉遅れを
防ぐ。 【構成】 命令解析部1−1によりプログラム開発のタ
ーゲットマシン上でコンパイルされたオブジェクトプロ
グラムを読み込んでターゲットマシンの機械語命令を解
析し、命令実行手続き群1−2により命令解析部1−1
で解析したそれぞれの命令に対応する手続きを登録し、
かつターゲットマシンのレジスタ構成を疑似する疑似レ
ジスタ格納部1−3と、ターゲットマシンのメモリ構成
を疑似する疑似メモリ格納部1−4からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオブジェクトプログラム
走行シミュレート装置に係り、特にプログラム開発のタ
ーゲットマシンと違うコンピュータ上において、製造プ
ログラムの単体試験を行うためのオブジェクトプログラ
ム走行シミュレート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製造プログラムの単体試験を行う
場合、第1の方法として、ターゲットマシン上でコンパ
イルを行い、ターゲットマシン上に試験環境を作成し、
ターゲットマシンで試験JOBを走行させ、走行結果を
得る方法があった。また、第2の方法として、製造プロ
グラムをパソコン,ワークステーション等の開発マシン
上でコンパイルし、開発マシン上に試験環境を作成し、
開発マシン上で試験JOBを走行させる方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の方法で
は、大型汎用コンピュータ等、ターゲットマシンの稼働
費が非常に高くつく場合、単体試験のために、かなりの
マシン使用費が必要であるという課題があった。また、
複数人で一度に単体試験を行う場合、高価なターゲット
マシンが1台しかないと、マシンネックで試験が進まな
いという状況がみられた。特に、基本ソフトのプログラ
ム開発における単体試験では、試験JOBの走行によ
り、システムダウンを起こす可能性があり、一度に複数
人で単体試験を行うことが難しいという課題があった。
【0004】また、第2の方法では、パソコン,ワーク
ステーション等の安価な開発マシンを使用することで、
マシン費を抑えることが可能であり、また複数人が試験
を行う際も、それぞれ各自のパソコン,ワークステーシ
ョンを使うことで、マシンネックとなることはない。し
かし、開発マシン上のコンパイラとターゲットマシン上
のコンパイラは仕様が若干違う場合があり、開発マシン
上でコンパイルが正常となってもターゲットマシン上で
コンパイルするとエラーになることがあるという課題が
あった。また、コンパイラが出力するオブジェクトやO
S上でのインターフェースが違うため、開発マシン上で
のプログラムの動作と、ターゲットマシン上でのプログ
ラムの動作が異なるケースも見られ、開発マシン上で単
体試験を行っても、ターゲットマシン上での高品質なプ
ログラムを得ることは難しいという課題があった。さら
に、基本ソフトの開発においては、処理の高速化のため
に、アセンブラを用いてコーディングしたり、ターゲッ
トマシン上のオブジェクトを効率よく生成するための特
殊なコンパイラを使用してコーディングを行うことがあ
る。このようなケースではパソコン,ワークステーショ
ン等の開発マシンを用いて単体試験を行うことは不可能
であるという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のオブジェクトプ
ログラム走行シミュレート装置は、プログラム開発のタ
ーゲットマシン上でコンパイルされたオブジェクトプロ
グラムを読み込んでターゲットマシンの機械語命令を解
析する命令解析部と、この命令解析部で解析したそれぞ
れの命令に対応する手続きを登録している命令実行手続
き群と、上記ターゲットマシンのレジスタ構成を疑似す
る疑似レジスタ格納部と、上記ターゲットマシンのメモ
リ構成を疑似する疑似メモリ格納部から構成されるもの
である。
【0006】
【作用】本発明においては、単体試験において、ターゲ
ットマシンのオブジェクトプログラムを走行シミュレー
トする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。この図1において、1はオブジェクトプログラム
走行シミュレート装置、1−1はプログラム開発のター
ゲットマシン上でコンパイルされたオブジェクトプログ
ラムを読み込んでターゲットマシンの機械語命令を解析
する命令解析部、1−2はこの命令解析部1−1で解析
したそれぞれの命令に対応する手続きを登録している命
令実行手続き群、1−3はターゲットマシンのレジスタ
構成を疑似する疑似レジスタ格納部、1−4はターゲッ
トマシンのメモリ構成を疑似する疑似メモリ格納部、1
−5はターゲットマシンのオブジェクトプログラムであ
る。
【0008】そして、命令解析部1−1はターゲットマ
シン上でコンパイルされたターゲットマシンのオブジェ
クトプログラム1−5を読み込み、命令を解析して、命
令実行手続き群1−2の中から対応する手続きを呼び出
す。この命令実行手続き群1−2はターゲットマシンの
機械語命令を実行する手続きを命令の種類分登録してあ
り、命令解析部1−1から対応する手続きを呼び出して
もらうことで実行する。疑似レジスタ格納部1−3の格
納域は命令実行手続き群1−2の中のある手続きがレジ
スタの値を参照したり、更新したりする場合に使用する
データ領域である。疑似メモリ格納部1−4の格納域は
命令実行手続き群1−2の中のある手続きがメモリ中の
値を参照したり、更新したりする場合に使用するデータ
領域である。
【0009】図2は図1の動作説明に供するターゲット
マシンのオブジェクトプログラムの例を示す説明図で、
機械語命令の構成はつぎのように定義する。すなわち、
「20」は命令コード指定フィールド、「10」はレジ
スタ番号指定フィールド、「0200」はアドレス指定
フィールドである。
【0010】図3は図1の動作説明に供する命令実行手
続き群の例を示すフローチャートで、(a)はLEA命
令手続きフローチャートを示し、(b)はST命令手続
きフローチャート、(c)はSVC命令手続きフローチ
ャートを示す。
【0011】つぎに図1に示す実施例の動作を図2のタ
ーゲットマシンのオブジェクトプログラム例および図3
(a),(b),(c)に示すLEA命令、ST命令、
SVC命令の命令実行手続きのフローチャートを例にし
て説明する。
【0012】まず、命令解析部1−1では、ターゲット
マシンのオブジェクトプログラム1−1の先頭の1命令
を参照し、その命令コードを解析して、対応する命令実
行手続きを呼び出す。図2の例では、命令コードが「2
0」である時、LEA命令なので、命令実行手続き群1
−2の中からLEA命令実行手続きを呼び出す。そし
て、LEA命令実行手続きの中では図3の(a)に示す
ように疑似レジスタ格納域を使ってLEA命令の疑似を
行う。このLEA命令の実行手続きが終了すると、再
び、命令解析部1−1へ実行制御が移る。
【0013】つぎに、この命令解析部1−1では、次に
実行すべき命令を参照し、その命令コードを解析して、
命令実行手続き群1−2の中から対応する命令実行手続
きを呼び出す。このようにして、次々と命令コードにし
たがった手続きを実行していくことでターゲットマシン
のオブジェクトプログラムを疑似走行させることが可能
となる。特に、ターゲットマシンのOSで提供される割
り込みルーチンを呼び出すような機械語命令は、図3
(c)のSVC命令実行手続きに示すように、SVC番
号を判断して、適当な疑似処理を手続きの中で実行させ
ることで、オブジェクトプログラムを疑似走行させるこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、単体試験
において、ターゲットマシンのオブジェクトプログラム
を走行シミュレートするようにしたので、パソコン,ワ
ークステーション等のターゲットマシン以外の開発マシ
ンで試験を行っても、ターゲットマシン上で単体試験を
行ったのと同等の高品質なプログラムを得ることができ
るという効果を有する。また、アセンブラや、特殊なコ
ンパイラを用いてコーディングしたプログラムでも、タ
ーゲットマシンとは別の開発マシン上で単体試験を行う
ことが可能となるため、高価なターゲットマシンの使用
費を抑えたり、マシンネックによる進渉遅れを防いだり
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の動作説明に供するターゲットマシンのオ
ブジェクトプログラムの例を示す説明図である。
【図3】図1の動作説明に供する命令実行手続き群の例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1 命令解析部 1−2 命令実行手続き群 1−3 疑似レジスタ格納部 1−4 疑似メモリ格納部 1−5 ターゲットマシンのオブジェクトプログラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム開発のターゲットマシン上で
    コンパイルされたオブジェクトプログラムを読み込んで
    ターゲットマシンの機械語命令を解析する命令解析部
    と、この命令解析部で解析したそれぞれの命令に対応す
    る手続きを登録している命令実行手続き群と、前記ター
    ゲットマシンのレジスタ構成を疑似する疑似レジスタ格
    納部と、前記ターゲットマシンのメモリ構成を疑似する
    疑似メモリ格納部から構成されることを特徴とするオブ
    ジェクトプログラム走行シミュレート装置。
JP4023329A 1992-01-14 1992-01-14 オブジェクトプログラム走行シミュレート装置 Pending JPH05189269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023329A JPH05189269A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 オブジェクトプログラム走行シミュレート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023329A JPH05189269A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 オブジェクトプログラム走行シミュレート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05189269A true JPH05189269A (ja) 1993-07-30

Family

ID=12107547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023329A Pending JPH05189269A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 オブジェクトプログラム走行シミュレート装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05189269A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002502516A (ja) * 1996-12-31 2002-01-22 ユニシス・コーポレイション 変換後命令を使用する選択的エミュレーションインタープリテーション

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002502516A (ja) * 1996-12-31 2002-01-22 ユニシス・コーポレイション 変換後命令を使用する選択的エミュレーションインタープリテーション

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